JPH08297705A - 在庫管理システム - Google Patents

在庫管理システム

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JPH08297705A
JPH08297705A JP9931195A JP9931195A JPH08297705A JP H08297705 A JPH08297705 A JP H08297705A JP 9931195 A JP9931195 A JP 9931195A JP 9931195 A JP9931195 A JP 9931195A JP H08297705 A JPH08297705 A JP H08297705A
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JP
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JP9931195A
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Shoji Yamazaki
昭司 山▲崎▼
Kenichi Ishikawa
健一 石川
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】入荷した材料の在庫管理を自動化し、在庫管理
の省力化及び正確さを向上し、生産性の向上を達成する
在庫管理システムを提供する。 【構成】在庫管理システム1において、先行確認ロット
入力処理部7は、先行確認ロットが組立工程に投入され
た時に先行確認ロット番号とそれに関係する材料在庫母
集団との関係を登録するものである。この処理が実行さ
れると先行確認ロットと材料在庫母集団との関係データ
が先行確認ロット管理ファイル20に登録される。ま
た、この時材料在庫ファイル19においては先行確認ロ
ットに関する材料部番の受入検査前在庫から材料在庫母
集団の材料分が受入検査中在庫に移行する。更に、受入
検査中在庫から先行確認に使われた材料分が先行確認中
に移行する。先行確認に使われた材料の個数は組立工程
に投入したので材料在庫の合計から差し引かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある製品の構成部材と
なる電子部品等の材料を入荷し、その入荷された部材を
そのままの状態で受入検査し、その部材の一部をサンプ
ル品等として実際の組立工程に投入した後、製品組立に
おける途中の工程や製品の完成後に再度検品、検査する
ことにより母集団となる入荷した部材全体の良品率を管
理するような生産現場等における在庫管理システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下の説明では、材料のサンプルを実際
の加工、組立工程に投入して、その途中工程または完成
後の検査により母集団となる材料の良品率を判断するこ
とを先行確認と呼ぶ。また、この先行確認のためにサン
プリングされた材料を先行確認ロットと呼ぶ。
【0003】さて、従来の在庫管理は、現場の材料在庫
管理担当者が所定の用紙に材料の部品番号、入荷の日
付、入荷枚数等を記入し、受入検査前の在庫集計、受入
検査中の在庫集計、先行確認中の在庫の集計、先行確認
完了後の在庫の集計、受入検査完了後の在庫の集計、保
留在庫の処理、返品処理、損品処理等を全て手計算によ
り行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように手計算で在庫管理していたのでは、受入検査前の
在庫集計、受入検査中の在庫集計、先行確認中の在庫の
移動と集計、受入検査完了後の在庫の移動と集計、保留
在庫の処理、返品処理、損失処理等に多大の労力と時間
を費やしている割りには能率が上がらず、近年では在庫
管理と集計の自動化が必要不可欠となっている。
【0005】また、従来のように手作業により集計・管
理を行っていると、計算間違いや記入間違いが発生し、
在庫状況を正確に把握できないという問題が発生してい
た。特に、先行確認ロットとその母集団との対応を正確
に管理し、検査結果に応じて受入検査完了後の処理をす
る際に、保留や返品処理を間違ってしてしまうという問
題が発生していた。
【0006】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ために提案されたもので、その目的とするところは、入
荷した材料の在庫管理を自動化し、在庫管理の省力化及
び正確さを向上し、先行確認で不良となった材料が組立
工程に誤って投入されてしまうことを防止し、生産性の
向上を達成する在庫管理システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる在庫管理システ
ムは、以下の構成を備える。即ち、製品の加工及び組立
に供される複数種の部材に関する各種の在庫データを管
理する在庫管理システムであって、夫々の部材に関する
前記在庫データを入力する入力手段と、前記夫々の部材
の種類毎の前記在庫データを格納された第1のファイル
と、前記夫々の部材の中で製品の加工及び組立に供され
る前に品質確認を必要とする部材のロットとその在庫デ
ータとが関連づけられて格納された第2のファイルとに
基づいて、品質確認を必要としない部材の在庫量を演算
する第1の在庫演算処理手段と、前記第1及び第2のフ
ァイルに基づいて前記品質確認を必要とする部材の在庫
量を演算する第2の在庫演算処理手段と、前記第1及び
第2のファイルに格納された在庫データ及び関連づけた
データとを表示する表示制御手段とを具備する。
【0008】また、好ましくは、前記在庫データは、前
記夫々の部材の入荷在庫量、品質確認を必要とする部材
のロット番号、前記夫々の部材の入荷日を識別するため
に付された連番からなり、前記第1のファイルには、前
記部材の種類を表す番号毎に、受け入れ検査前の在庫情
報、受け入れ検査中の在庫情報、品質確認中の在庫情
報、受け入れ検査完了後の在庫情報、該受け入れ検査結
果に基づいて保留すべき在庫情報とが夫々格納され、前
記第2のファイルには、前記品質確認を必要とする部材
のロットとその部材の母集団の在庫量とが関連づけられ
て格納されていることを特徴とする。
【0009】また、好ましくは、前記第1の在庫演算処
理手段は、前記品質確認を必要としない部材の入荷情
報、受け入れ検査完了後の在庫情報、途中に出庫された
在庫情報、前記受け入れ検査結果に基づく保留すべき在
庫情報、保留を解除すべき在庫情報、返品在庫情報、損
品在庫情報に基づいて、受け入れ検査前の在庫量、受け
入れ検査完了後の在庫量、保留すべき在庫量とを夫々演
算することを特徴とする。
【0010】また、好ましくは、前記第2の在庫演算処
理手段は、前記品質確認を必要とする部材のロット情
報、該部材の検査結果情報、途中に出庫された在庫情
報、保留すべき在庫情報、保留を解除すべき在庫情報、
返品在庫情報、損品在庫情報に基づいて、受け入れ検査
前の在庫量、受け入れ検査中の在庫量、受け入れ検査完
了後の在庫量、保留すべき在庫量とを演算することを特
徴とする。
【0011】また、好ましくは、前記表示出力手段は、
前記第1及び第2のファイルに格納されたデータを前記
部材の種類を表す番号毎に、受け入れ検査前の在庫量、
受け入れ検査中の在庫量、品質確認中の在庫量、受け入
れ検査完了後の在庫量、保留すべき在庫量とを夫々識別
できるように所定の形式にて表示することを特徴とす
る。
【0012】また、好ましくは、前記入力手段はバーコ
ードリーダであることを特徴とする。
【0013】
【作用】以上のように、本発明に基づく第1の発明によ
れば、先行して品質確認を必要とする部材のロットとそ
の部材の在庫の関係が正確に管理され、在庫管理の省力
化、正確さが向上されるので、生産性の向上が達成され
る。また、本発明に基づく第2の発明によれば、品質確
認を必要とする部材のロットとその母集団となる部材の
在庫の関係を正確に管理され、在庫管理の省力化、正確
さが向上されるので、生産性の向上が達成される。
【0014】また、本発明に基づく第3、第4の発明に
よれば、品質確認を必要とする部材及び必要としない部
材の夫々について、受入検査前の在庫、受入検査中の在
庫、受入検査完了後の在庫、保留在庫というあらゆる在
庫状態に応じた部材の在庫量が正確に管理でき、部材の
在庫管理の省力化と正確さを向上できる。また、本発明
に基づく第5の発明によれば、部材の部番別の在庫量が
分かり易く表示され、在庫状況を正確に把握することが
できる。
【0015】また、本発明に基づく第6の発明によれ
ば、先行確認ロット番号をバーコードリーダに入力する
ので、より間違いのない部材の管理が実現され更に高精
度な部材の在庫管理が実現される。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例につき添付の図面を
参照して詳細に説明する。 <第1実施例>図1は、本発明に基づく第1実施例の在
庫管理システムの全体構成を示すブロック図である。図
1において、製品の組立部品の一部となる電子部品等の
材料を入荷して管理する在庫管理システム1は、在庫デ
ータの入出力を行なう端末2及びディスプレイ、キーボ
ード、バーコードリーダとを有する。入出力制御部3は
端末2からのデータ入力処理とデータのディスプレイへ
の表示処理とを行う。処理制御部4は、入出力制御部3
からの入力データに基づいて必要な処理部を処理部5〜
16の中から選択し、起動させる。材料在庫マスターデ
ータ管理部5は材料在庫のマスターデータである材料に
付された部番ファイル17、材料の部番毎の製品対応フ
ァイル18、材料在庫ファイル19をメンテナンスす
る。入荷処理部6は材料の入荷処理を行う。先行確認ロ
ット入力処理部7は、先行確認ロットとして材料をある
組立工程に投入したときのロット番号とそれに対応する
母集団の材料との関係を入力処理する。先行確認完了処
理部8は先行確認ロットの検査結果を入力し、その結果
に応じて母集団ロットを受け入れ完了又は保留に移行さ
せる。受検完了処理部9は先行確認を必要とせず受入検
査のみを行う材料に対して受入検査結果により材料在庫
を受入検査完了または保留に移行させる。材料在庫途中
出荷処理部10は指定された在庫としてある材料を途中
出荷する。材料在庫保留処理部11は指定された在庫を
保留に移行させる。材料在庫保留解除処理部12は保留
にされた在庫を解除して指定された在庫状態に移行させ
る。返品処理部13は先行確認での検査結果又は受入検
査での検査結果により不合格とされた材料を返品する。
損品処理部14は指定した部番の在庫を損品処理する。
材料在庫集計結果表示・印刷処理部15は材料在庫の部
番別在庫情報を表示、印刷する。履歴データ表示・印刷
処理部16は材料の入荷履歴、途中出荷履歴、返品履
歴、損品履歴を表示・印刷する。17は材料部番データ
のファイル、18は材料部番と製品との対応情報を格納
する材料部番製品対応ファイル、19は各部品番号別に
各種在庫情報を格納する材料在庫ファイル、20は先行
確認ロットと材料在庫との対応情報を格納する先行確認
ロット管理ファイル、21は入荷材料の履歴を格納する
入荷履歴ファイル、22は途中出荷された材料の履歴を
格納する途中出荷履歴ファイル、23は返品された材料
の履歴を格納する返品履歴ファイル、24は損品となっ
た材料の履歴を格納する損品履歴ファイルである。25
は材料在庫集計結果、履歴データを印刷するためのプリ
ンタである。
【0017】更に、材料在庫マスターデータ管理部5は
材料部番を追加・削除するための処理部であり、材料部
番データ管理機能、材料部番製品対応管理機能、材料在
庫ファイル更新機能を備える。材料部番データ管理機能
とは、材料部番とその材料が先行確認をするものである
か否かを材料部番データファイル17に登録したり、削
除する機能である。材料部番製品対応管理機能とは材料
部番と製品を表す識別子との対応関係を追加変更し、材
料部番製品対応ファイル18に格納することであり、例
えば、1つの材料部番に対して複数の製品が対応する場
合に有効な機能である。製品の識別子は組立工程に投入
される材料のロット番号の最初の文字として使用され、
製品の識別に使われる。材料在庫ファイル更新機能と
は、材料部番が追加又は削除された場合に材料在庫ファ
イル19の材料在庫管理レコードを追加したり、削除し
たりする機能である。
【0018】図2は、図1に示す材料部番データファイ
ル17に格納されるデータの1例であり、材料部番と先
行確認の有無に関するデータが格納される。図3は、材
料部番製品対応ファイル18に格納されるデータの1例
であり、材料部番と製品識別子との関係を表すデータが
格納される。入荷処理部6は、材料が入荷された時、端
末2のバーコードリーダとキーボードから入荷された材
料の部番と入荷数、材料連番とを入力することで材料在
庫ファイル19から同じ部番の材料在庫数を求め、入荷
数を加算してその値を材料在庫ファイル19に格納す
る。また、この時、入荷履歴ファイル21には入荷年月
日と部番、数量、材料連番が格納される。入荷された材
料には納品伝票が添付されており、この伝票には材料部
番と材料連番がバーコードで記載されている。
【0019】図4は、図1に示す材料在庫ファイル19
に格納されるデータの1例であり、材料在庫部番と各材
料の在庫量に関するデータが格納される。図4の受入検
査中と先行確認中に数値が記入されていない材料部番
は、その部番が先行確認を必要としない材料であること
を表している。図5は、入荷履歴ファイル21に格納さ
れるデータの1例であり、入荷年月日、材料部番、数
量、同じ部番でもいつ入荷されたかを識別するための材
料に付された連番に関するデータが格納される。
【0020】先行確認ロット入力処理部7は、先行確認
ロットが組立工程に投入された時に先行確認ロット番号
とそれに関係する材料在庫母集団との関係を登録するも
のである。この処理が実行されると先行確認ロットと材
料在庫母集団との関係データが先行確認ロット管理ファ
イル20に登録される。また、この時材料在庫ファイル
19においては先行確認ロットに関する材料部番の受入
検査前在庫から材料在庫母集団の材料分が受入検査中在
庫に移行する。更に、受入検査中在庫から先行確認に使
われた材料分が先行確認中に移行する。先行確認に使わ
れた材料の個数は組立工程に投入したので材料在庫の合
計から差し引かれる。
【0021】図6は、先行確認ロットの入力画面の1例
を示す。先行確認ロット番号と関連する材料母集団の材
料連番を端末2からキーボード又はバーコードリーダに
より入力する。図7は、先行確認ロット管理ファイル2
0に格納されたデータを表し、先行確認ロット作成日
付、先行確認ロット番号、材料母集団を示す連番に関す
るデータが格納される。
【0022】先行確認完了処理部8は、先行確認として
投入された先行確認ロットの検査結果を入力し、検査結
果が合格であればそのロット番号に関する材料連番の在
庫を端末2に表示してユーザが確認後その該当する材料
連番を受入検査中から受入検査完了に移行する。検査結
果が不合格の時は先行確認ロット番号に関する材料連番
を端末2に表示してユーザが確認後その材料連番を受入
検査中から保留在庫に移行する。また、この時材料在庫
ファイル19の該当部番のあらゆる在庫状態での在庫量
が書き換えられる。また、ユーザは材料連番で指定され
た材料を倉庫において検査結果に応じて受入検査完了棚
又は保留棚に移行する。
【0023】図8は、先行確認完了処理の入力画面の1
例を示す。この入力画面において、先行確認ロット番号
と検査結果を入力すると関連する材料連番が表示され登
録を選択すれば先行確認ロットに関連する受入検査中の
在庫を移行できる。受検完了処理部9は、先行確認を必
要としない材料に対して受入検査を行いその結果を材料
連番別に入力処理すると結果が合格の材料を受入検査完
了に移行し、不合格の材料を保留に移行する。
【0024】材料在庫途中出荷処理部10は、材料在庫
の段階で試作のため材料が使われた時に使用される機能
である。在庫状態としては受入検査前在庫、受入検査中
在庫、受入検査完了在庫が指定可能であり、途中出荷し
た材料連番と数量を入力する。当然のことながら、途中
出荷することにより材料在庫ファイル19の該当材料在
庫が減少する。また、途中出荷した材料連番と日付・時
刻が途中出荷履歴ファイル21に登録される。
【0025】材料在庫保留処理部11は、受入検査前在
庫、受入検査中在庫、受入検査完了在庫を強制的に保留
在庫に移行するものである。これは受入検査あるいは先
行確認が合格になっても品質問題が発生したことにより
保留にしたい場合に使われる。これにより、保留にする
材料連番を入力すると、材料在庫ファイル19の指定さ
れた材料の在庫量が減少し、保留在庫に移行される。
【0026】材料在庫保留解除処理部12は、保留在庫
を受入検査前在庫、受入検査中在庫、受入検査完了在庫
に移行するものである。上記の品質問題が解決し材料と
して使える事が確認された時に使われる機能である。返
品処理部13は、受入検査又は先行確認の検査により不
合格となり保留在庫に移動した材料を返品処理するもの
である。これは、保留在庫にある材料連番を入力するこ
とで返品処理する。この処理により材料在庫ファイル1
9に該当する材料部番の保留在庫は減少し、在庫合計も
減少する。また、返品された材料連番と年月日・時刻が
返品履歴ファイル23に記録される。
【0027】損品処理部14は、テストに使われる材料
を損品処理して材料在庫から出庫するものである。この
処理では、損品処理する材料連番と個数とを入力する。
この処理により材料在庫ファイル19の該当材料部番の
在庫量が減少する。材料在庫集計結果表示・印刷処理部
15は、材料在庫ファイル19を参照して材料部番別の
受入検査前在庫量、受入検査中在庫量、先行確認中在庫
量、受入検査完了在庫量、保留在庫量を端末2の画面に
表示したり、プリンタ25に印刷するものである。
【0028】図9は、材料在庫集計結果の画面表示の1
例を示し、材料部番別にあらゆる在庫状態での在庫量が
表示される。また、図9において、受入検査中と先行確
認中に数値が記入されていないのはその部番が先行確認
を必要としない材料であるためである。履歴データ表示
印刷処理部16は、選択された履歴データ名に従って入
荷履歴ファイル21、途中出荷履歴ファイル22、返品
履歴ファイル、損品履歴ファイル24を参照して材料連
番と日付・時刻をプリンタ25に印刷するものである。
【0029】以上のように、第1実施例の在庫管理シス
テムによれば、材料在庫の在庫状態別の各在庫量が正確
に管理され、特に先行確認ロットとその母集団となる材
料在庫の関係が正確に管理され、材料在庫管理の省力
化、正確さを向上できる。 <第2の実施例>次に、本発明に基づく第2実施例の構
成を説明する。この第2実施例は、第1実施例で説明し
た在庫管理システムを自動化された倉庫に適用した例で
ある。この第2実施例では、入荷した材料の保管を自動
化された倉庫により行い、先行確認中在庫の材料連番と
自動倉庫の棚位置との関係を管理し、先行確認の結果に
応じて関連する先行確認中の材料を保留在庫位置又は受
入検査完了在庫位置に自動的に移行する。
【0030】以上説明した第2実施例によれば材料在庫
移動時の間違いを更に低減し、更に高精度な在庫管理が
実現出来る。尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0031】また、例えば、複数の倉庫間をオンライン
で接続すれば、距離の離れた各倉庫の材料の在庫量を一
箇所で集中的に管理したり、各倉庫間での在庫データを
リアルタイムで把握できるシステムを構築できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づく第
1の発明によれば、先行して品質確認を必要とする部材
のロットとその部材の在庫の関係が正確に管理され、在
庫管理の省力化、正確さが向上されるので、生産性の向
上が達成される。また、本発明に基づく第2の発明によ
れば、品質確認を必要とする部材のロットとその母集団
となる部材の在庫の関係を正確に管理され、在庫管理の
省力化、正確さが向上されるので、生産性の向上が達成
される。
【0033】また、本発明に基づく第3、第4の発明に
よれば、品質確認を必要とする部材及び必要としない部
材の夫々について、受入検査前の在庫、受入検査中の在
庫、受入検査完了後の在庫、保留在庫というあらゆる在
庫状態に応じた部材の在庫量が正確に管理でき、部材の
在庫管理の省力化と正確さを向上できる。また、本発明
に基づく第5の発明によれば、部材の部番別の在庫量が
分かり易く表示され、在庫状況を正確に把握することが
できる。
【0034】また、本発明に基づく第6の発明によれ
ば、先行確認ロット番号をバーコードリーダに入力する
ので、より間違いのない部材の管理が実現され更に高精
度な部材の在庫管理が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく第1実施例の在庫管理システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す材料部番データファイルに格納され
るデータの1例を示す図である。
【図3】材料部番製品対応ファイルに格納されるデータ
の1例を示す図である。
【図4】図1に示す材料在庫ファイルに格納されるデー
タの1例を示す図である。
【図5】入荷履歴ファイルに格納されるデータの1例を
示す図である。
【図6】先行確認ロットの入力画面の1例を示す図であ
る。
【図7】先行確認ロット管理ファイル20に格納された
データを表す図である。
【図8】先行確認完了処理の入力画面の1例を示す図で
ある。
【図9】材料在庫集計結果の画面表示の1例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 在庫管理システム 2 端末 3 入出力制御部 4 処理制御部 5 材料在庫マスターデータ管理部 6 入荷処理部 7 先行確認ロット入力処理部 8 先行確認完了処理部 9 受入完了処理部 10 材料在庫途中出荷処理部 11 材料在庫保留処理部 12 材料在庫保留解除処理部 13 返品処理部 14 損品処理部 15 材料在庫集計結果表示・印刷処理部 16 履歴データ表示印刷処理部 17 材料部番データファイル 18 材料部番製品対応ファイル 19 材料在庫ファイル 20 先行確認ロット管理ファイル 21 入荷履歴ファイル 22 途中出荷履歴ファイル 23 返品履歴ファイル 24 損品履歴ファイル 25 プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の加工及び組立に供される複数種の
    部材に関する各種の在庫データを管理する在庫管理シス
    テムであって、 夫々の部材に関する前記在庫データを入力する入力手段
    と、 前記夫々の部材の種類毎の前記在庫データを格納された
    第1のファイルと、前記夫々の部材の中で製品の加工及
    び組立に供される前に品質確認を必要とする部材のロッ
    トとその在庫データとが関連づけられて格納された第2
    のファイルとに基づいて、品質確認を必要としない部材
    の在庫量を演算する第1の在庫演算処理手段と、 前記第1及び第2のファイルに基づいて前記品質確認を
    必要とする部材の在庫量を演算する第2の在庫演算処理
    手段と、 前記第1及び第2のファイルに格納されたデータを表示
    する表示制御手段とを具備することを特徴とする在庫管
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記在庫データは、前記夫々の部材の入
    荷在庫量、品質確認を必要とする部材のロット番号、前
    記夫々の部材の入荷日を識別するために付された連番か
    らなり、前記第1のファイルには、前記部材の種類を表
    す番号毎に、受け入れ検査前の在庫情報、受け入れ検査
    中の在庫情報、品質確認中の在庫情報、受け入れ検査完
    了後の在庫情報、該受け入れ検査結果に基づいて保留す
    べき在庫情報とが夫々格納され、前記第2のファイルに
    は、前記品質確認を必要とする部材のロットとその部材
    の母集団の在庫量とが関連づけられて格納されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の在庫管理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の在庫演算処理手段は、前記品
    質確認を必要としない部材の入荷情報、受け入れ検査完
    了後の在庫情報、途中に出庫された在庫情報、前記受け
    入れ検査結果に基づく保留すべき在庫情報、保留を解除
    すべき在庫情報、返品在庫情報、損品在庫情報に基づい
    て、受け入れ検査前の在庫量、受け入れ検査完了後の在
    庫量、保留すべき在庫量とを夫々演算することを特徴と
    する請求項1に記載の在庫管理システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の在庫演算処理手段は、前記品
    質確認を必要とする部材のロット情報、該部材の検査結
    果情報、途中に出庫された在庫情報、保留すべき在庫情
    報、保留を解除すべき在庫情報、返品在庫情報、損品在
    庫情報に基づいて、受け入れ検査前の在庫量、受け入れ
    検査中の在庫量、受け入れ検査完了後の在庫量、保留す
    べき在庫量とを演算することを特徴とする請求項1に記
    載の在庫管理システム。
  5. 【請求項5】 前記表示出力手段は、前記第1及び第2
    のファイルに格納されたデータを前記部材の種類を表す
    番号毎に、受け入れ検査前の在庫量、受け入れ検査中の
    在庫量、品質確認中の在庫量、受け入れ検査完了後の在
    庫量、保留すべき在庫量とを夫々識別できるように所定
    の形式にて表示することを特徴とする請求項2に記載の
    在庫管理システム。
  6. 【請求項6】 前記入力手段はバーコードリーダである
    ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理システム。
JP9931195A 1995-04-25 1995-04-25 在庫管理システム Withdrawn JPH08297705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9931195A JPH08297705A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 在庫管理システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279022A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Toppan Printing Co Ltd 材料発注システム及びサーバ並びに方法
JP2007213410A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Fujitsu Ltd 検査方法および検査プログラム
JP2022540040A (ja) * 2019-07-17 2022-09-14 ベイジン・ジンドン・ゼンシ・インフォメーション・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 倉庫在庫数の特定方法及び装置

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