JPH0829763B2

JPH0829763B2 - 包装，特にシガレットパックの包装装置

Info

Publication number: JPH0829763B2
Application number: JP63214765A
Authority: JP
Inventors: ハインツ・フォッケ
Original assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Current assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Priority date: 1987-08-28
Filing date: 1988-08-29
Publication date: 1996-03-27
Anticipated expiration: 2011-03-27
Also published as: CA1330754C; DE3728716C2; JPS6470322A; CN1033033A; EP0304736B1; DE3850004D1; DE3728716A1; US4909020A; CN1015973B; EP0304736A3; BR8804400A; EP0304736A2

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、平らなブランクによる物品、特に方形の
パック（例えばシガレットパック）の包装方法に関する
ものであり、特に移送部材（例えば折曲げターレット）
のポケット中に物品を押込むときにブランクがＵ字状に
物品の周囲に配置され、その突出するタブがそれから折
曲げられるような包装方法に関するものである。この発
明は、さらにそのような方法を行うための装置に関する
ものである。

［従来の技術］シガレットパックはほとんどのものが薄いフィルムか
らなる外側包装を備えている。この発明は主としてシガ
レットパック用の外部包装を行うことに関するものであ
る。

［発明の解決すべき課題］シガレットパックの外部包装用の包装機械はシガレッ
トパックの製造用の先行するパッケージ機械の高い出力
を維持するために非常に高い特性でなければならない。

それ故、この発明の目的は、包装機械、特にシガレッ
トパックの外部包装用の機械の生産容量を最初に述べた
方法を使用することによって改善することである。さら
により効率的な包装機械はこの発明の方法および包装機
械の結果としてより簡単な構成で、包装および折曲げ中
の信頼性がさらに高い。

［課題解決のための手段］この目的を達成するために、この発明による方法は、
複数の、特に２個の物品（シガレットパック）が同時に
折曲げターレットのポケット中に入れられ、同時にブラ
ンクがＵ字形で取込まれ、ブランクは共通のウエブ材料
から分離され、物品の移送路中へ正確な位置に移送され
ることを特徴とする。

上記方法において、装置の能率は一時に２個のシガレ
ットパックが同時に包装される結果によるものである。
包装材料は共通のリールまたはウエブ材料から供給され
る。その結果材料の供給は特に正確に機械の短い動作サ
イクルと調和させることができる。さらに包装材料を機
械に供給することが容易になる。構造設計もまた簡単に
なる。

ウエブ材料は間欠的に包装ステーションに供給され、
特にウエブ部分はそれぞれ２個のブランクの寸法に対応
している。ブランクはシガレットパックの運動路中にそ
れを横断する方向に準備され維持される。ブランクまた
はウエブ部分の湾曲した波形の配置の結果として、ブラ
ンクが互いに他方を覆うことなく、比較的短い距離で２
つの同時に包装されたパックを近接して移動させること
ができる。

ウエブ材料の供給のための移送部材は移送ローラとし
て設計され、これらの移送ローラの少なくとも一つはナ
イフローラであり、それは正確な切断の結果としてウエ
ブ部分およびブランクを生成する。移送ローラは各シガ
レットパックまたはその移動路に割当てられている。こ
れらの移送ローラは中央に溝状の通路を設けられ、それ
を通ってパックが押され、移送ローラの外面上に保持さ
れたブランクは同時に取込まれる。

この発明の別の提案によれば、包装されるべき物品、
とくにシガレットパックは上昇運動によつてシガレット
パックの密接して並んだ列から折曲げターレットのポケ
ット中に導入され、ブランクはその時同時に取込まれ
る。

この発明のさらに別の特徴は、ウエブ材料およびブラ
ンク用の移送および保持部材の設計、シガレットパック
を折曲げターレットに押込む部材および折曲げターレッ
トの設計に関するものである。

［実施例］以下図面を参照にして詳細に説明する。

図示した実施例の装置は箱形のシガレットパック10の
製造または包装に特に適したものであり、特に高分子フ
イルム等の透明フィルムの外部包装11の形成に関するも
のである。

外部包装11は長方形のブランク12,13よりなり、最初
の折曲げ工程でＵ字形にシガレットパック10を巻くよう
に置かれ、運動方向前方に位置する側壁14が形成され
る。反対側の別の側壁15は適当な大きさの側壁タブ16お
よび17を側壁の縦方向に沿って重ねで形成される。これ
らはその重ねられた部分で互いに、特に密封して連結さ
れる。

外部包装11の同じように形成された底部壁18および上
端壁19は折曲げられた容器として形成されている。この
ため最初に側壁タブ16および17の延長部の横方向端部タ
ブ20および21が底部壁18およびシガレットパック10の端
壁に対して折曲げられる。結果的に台形の縦方向タブ2
2,23が底部壁18および上端壁19を完成させるように重ね
て折曲げられる。

このようにして包装されるべきシガレットパック10は
包装機械（図示せず）から取出される。互いに隣接して
包装されて横わるシガレットパック10はパックトラック
24上に放出される。これは底部壁25、上部壁26および側
部案内27を具備している。このようにして形成されたパ
ックトラック24内でシガレットパック10は一つのシガレ
ットパック10から次のものへ前進して伝送される結果と
して間欠的に搬送される。

押込みステーション28の領域において、パックトラッ
ク24から持上げられたシガレットパック10は上昇運動の
結果として垂直平面においてステップ的に（間欠的に）
回転する折曲げターレット29に転送される。

折曲げターレット29はそれぞれ１対として配置された
ポケット30,31を備えている。シガレットパック10は下
から半径方向外側に開いている各ポケット30,31中に、
押込まれ、同時に特に適当に準備されたブランク12,13
も取込まれる。それによつて運動方向前方に位置する側
壁14からスタートしてＵ字状にシガレットパック10の周
囲に配置される。

互いに対で平行に配置されたポケット30,31中におい
て、シガレットパック10は3/4サイクルにわたつて間欠
的に搬送され、同時に前述のような折曲げ動作が実行さ
れる。押出しステーション32において、完成した外部包
装11を有するシガレットパック10は再び対でポケット3
0,31から放出コンベアトラック33中に押出される。

２個の各シガレットパック10を折曲げターレット29に
転送するために、互いにある距離を隔てて位置する２個
の連携して動くタペット35,36を備えた２重スライド34
が押込みステーション28の領域に配置されている。タペ
ット35,36の共通支持体37は適当な方法で上下に駆動さ
れ、図示の実施例ではリンク39を有する揺動レバー38に
よつて駆動されている。

タペット35,36はパックトラック24の底部壁25中の溝
状の開口40,41を通過する。タベット35,36は、２個のシ
ガレットパック10の寸法に対応する距離がシガレットパ
ック10の密接した列42から持上げられる２個のシガレッ
トパック10間に得られるような距離で互いに間隔を置い
て配置されている。その結果、包装される二つのシガレ
ットパック10の間に二つのブランク12および13を取上げ
るため、および折曲げターレット29の領域において折曲
げステップを実行するための充分な距離が存在する。

シガレットパック10はブランク12,13と共にタペット3
5,36によつてポケット30,31内のそれらの最終位置まで
移動される。最初の位置に復帰した後（底部壁25と一致
する）、シガレットパック10の密接した列42は２個のシ
ガレットパック10の大きさに対応する量だけさらに移動
し、パックトラック24の端壁43まで達する連続した密接
した列42を形成する。包装される２個のシガレットパッ
ク10の押出し中、密接した列42の次の部分が特にパック
トラック24の上部壁26上の前のシガレットパック10のク
ランプの結果としてさらに移動することを阻止しなけれ
ばならない。このため底部壁25の一部領域はは上昇板44
として設計されている。若干の上昇運動の結果として２
個の前部のシガレットパック10はクランプされ、その結
果密接した列42は固定されてさらに左へ移動することは
阻止される。

ブランク12,13はシガレットパック10の運動路に対し
て横断する平面で２個の上方に移動するシガレットパッ
ク10の上方に正確に位置するようにそれぞれ準備して保
持される。シガレットパック10は上部壁26の押出し口4
5,46から押出される。ブランク12,13はこの押出し口45,
46の上方に準備され保持される。

それぞれ１個のシガレットパック10に割当てられた２
個のブランク12,13は包装材料（フィルム）からなる連
続したウエブ材料47から分離される。リール（図示せ
ず）から間欠的に引出されるウエブ材料47はほぼ水平
に、シガレットパック10の上方への運動路に対して横断
するように押込みステーション28に供給される。２個の
駆動され、適当に制御された引出しローラ48,49が正確
な前進を確保する。ウエブ材料47はそれから回転するよ
うに駆動されることのできる数個の搬送ローラ上を走行
する。これらの中で引出しローラ48,49に続く一つはナ
イフローラ50であり、回転する切断ナイフ51と静止した
対向ナイフ52が設けられている。ナイフローラ50の寸法
は、切断ナイフ51と静止したナイフ52の適切な相対位置
と関係して、２個のブランク12,13の相互分離のための
切断およびブランク13（第２のもの）とウエブ材料47と
を分離する別の切断部54が適当な地点に形成されるよう
に選定される。ナイフローラ50は切断ナイフ51に隣接し
て吸引孔55を備え、それは空気の吸引によつてウエブ材
料47の後続する自由端をナイフローラ50上に固定する。

各動作サイクル中、ウエブ材料47は２個のブランク1
2,13の寸法に対応するウエブ部分の量だけ移動される。
移動中、ブランク12,13は切断され、またウエブ材料47
から分離される。ナイフローラ50を通過した後、ウエブ
材料47、すなわちブランク12,13はさらに別のローラ状
の移動部材の周辺に直接移送される。このローラ状の移
動部材はウエブ材料47をループを有する（第４図）折曲
げ位置に搬送する。

押込みステーション28の領域におけるローラコンベア
56および57はシガレットパック10の上方への運動路に関
して正確な相対位置で２個のブランク12,13を保持する
ための保持部材としても同時に作用する。ブランク12,1
3はシガレットパック10の上方への運動中にこれらのロ
ーラコンベア56および57からスリップ作用を伴つて引離
される。

図示の実施例において、ローラコンベア56および57は
回転するように駆動されることができる吸引円板58,59
を横に備えている。これらはそれぞれ駆動軸の軸受60を
外側に備えている。吸引円板58,59はウエブ材料47また
はブランク12,13のストリップの縁部だけが吸引円板58,
59の周辺と接触して吸引空気によつてこれらにより保持
されるような大きさで軸方向に互いにある距離を隔てて
配置されている。このストリップ縁部はこの時点ではシ
ガレットパック10より突出し次に底部壁18と端部壁19の
形成のために作用するブランク12,13の部分に対応して
いる。

両側の吸引円板58,59の間に垂直支持壁61,62および6
3,64が形成さている。これらはローラコンベア56,57に
対する静止した付加体として対で吸引円板58,59に割当
てられている。垂直支持壁61,62および63,64はシガレッ
トパック10を通って押込むために押出し口45,46の連続
部として内側にギャップ状通路口65,66が形成されるよ
うに設計されている。図示の実施例において、支持壁6
1,62および63,64はパックトラック24の上部壁26に連結
され、またこの一部を形成している。

支持壁61,62および63,64の外側は丸い、または湾曲し
た外面を形成されており、その上にブランク12,13が置
かれている。実際に、支持壁61,62および63,64はローラ
コンベア56,57の一部として円筒状に設計されている。
ローラコンベア56,57の間の領域において、隣接する支
持壁62および63は円弧の形で上部壁26の対応して成型さ
れた頂部に位置する案内樋67中に連続的に変化してい
る。ウエブ材料47すなわちブランク12,13は対応する案
内面に接触し、この案内樋67を通って送られる。端部位
置において、ブランク12,13は関係するシガレットパッ
ク10に関して多少偏心するようにローラコンベア56,57
上、すなわちローラコンベア56,57の吸引円板58,59上に
固定される。第４図から明らかなようにシガレットパッ
ク10はそれによつて長さの等しくない下方を向いた側壁
タブ16,17を有してポケット30,31中に運ばれる。

押込みステーション28の領域においてウエブ材料47す
なわちブランク12,13を正確に案内するために、ローラ
コンベア56,57の間、特に案内樋67の領域に別の案内お
よび移送部材が配置されている。これは一方では残りの
移送部材と同時に回転駆動され、案内樋67の湾曲の中心
と中心が一致して配置された案内ローラ68である。案内
ローラ68はその全周にわたつて延在する複数の平行な凹
部69を備えている（第３図参照）。軸方向に互いにある
距離を隔てて配置された数個のローラ部分70はウエブ材
料47の支持を行つている。これらのローラ部分70はそれ
ぞれ吸引孔71を設けられ、それは周辺面に開口してブラ
ンク12,13のウエブ材料47をローラ部分70上に固定す
る。吸引孔71は中央の吸引ライン72に連結され、それは
案内ローラ68の軸受の領域で吸引リング73を介して吸引
ライン連結部74に連結されている。

案内ローラ68に対向して静止対向体75が設けられてい
る。これはローラコンベア56,57の間の中央に配置され
ている。その下部は弧状に形成され、案内ローラ68の外
面と整合している。対向体75は櫛状に形成され、指76,7
7は両側を向いている。これらは案内ローラ68のローラ
部分70の間の凹部69に入り（第３図参照）、ウエブ材料
47が前進運動中、特に第１のローラコンベア56の周辺か
ら案内ローラ68に転送され、そこから第２のローラコン
ベア57に移送されるとき正確に案内されることを保証す
る。対向体75は同時にまた剥取り機能を行う。

ウエブ材料47、すなわちブランク12,13はローラコン
ベア56,57および案内ローラ68の周囲を半分以上をルー
プ状に巡つている。２つのブランク12,13を互いに分離
する切断部53は案内ローラ68の領域に多少偏心して形成
され、そのためブランク12,13が関連するシガレットパ
ックによつて取去られるとき、ローラコンベア56,57か
らスリップ作用で引離されると共に案内ローラ68から反
対方向に引離される。

ウエブ材料47、すなわちブランク12,13のはつきりと
した波状のコースは特に第６図に明示されている。ウエ
ブ材料47のこの形状の結果として、移送方向のブランク
12,13の寸法が可成のものであるにもかかわらず互いに
短い間隔で押出されるシガレットパック10を配置するこ
とが可能である。移送ローラ50,56,57,68の相互の配置
はウエブ材料47が一つの移送ローラの周辺から他へ直接
転送されるような関係にある。これらの各移送ローラは
半径方向に開口した吸引孔55,71および78,79を備え、そ
れらはそれぞれウエブ材料47、すなわちブランク12,13
の移送方向前方に位置する端部を掴み、したがつて移送
が確実に行われる。これらの移送ローラの一つから次の
ものへのブランク12,13の移送中、吸引孔は一時的に隣
接した関係位置になる（第６図でローラコンベア57およ
び案内ローラ68上で）。移送中にそれまでブランク13を
保持していた吸引孔79は短時間漏れた状態となり、その
ためブランクは確実に次のローラへ転送される。ローラ
コンベア56,57は吸引円板58,59の部分に個々の吸引孔7
8,79だけを備えている。ナイフローラ50は軸方向に連続
して延在している一連の吸引孔55を備えている（第５
図）。

吸引孔システムは本質的に通常の方法で設計されてい
る。吸引孔は移送ローラの内側に軸と平行に延在する吸
引ライン80に連結されている。これらの吸引ライン80は
第５図に断面でローラコンベア56で示されたように回転
しないように設置された吸引円板81に対向した移送ロー
ラの端面上に開放している。吸引円板81はそれぞれ移送
ローラの向い合つた端面に対して滑動可能で、かつ密閉
するように圧縮スプリング82によつて押付けられてい
る。吸引円板81はさらに第７図に示すように円形の吸引
溝83を備え、それは移送ローラの端面に向かって開放さ
れ、それにより吸引ライン80の端部は移送ローラの回転
運動中に一時的に一致する。この一致の期間中吸引空気
の伝送が行われる。吸引溝83の長さはしたがつて吸引期
間に対応する。吸引溝83に隣接してその外側において特
に吸引溝83と同じ円弧上に漏れ孔84が設けられ、そのた
め回転運動の短い期間中吸引ライン80はこの漏れ孔84と
一致し、それによつてすでに説明した吸引孔の漏れが行
われる。第７図は移送ローラ50,56,57,68に対する吸引
溝83と漏れ孔84の関係位置を示している（すなわち、ロ
ーラコンベア57の吸引孔79は漏れ孔84と一致して漏れが
行われ、一方案内ローラ68の吸引孔71は吸引溝83と一致
して吸引がおこなわれるためブランク13はローラコンベ
ア57から離れて案内ローラ68に固定される）。

シガレットパック10が折曲げターレット29のポケット
30,31に押込まれる前に、シガレットパック10はブラン
ク12,13と共に静止した外壁85,86と対応した対向体75と
によつて形成されるマウスピースを通過する。

シガレットパック10は２個のポケット壁87,88によつ
てそれぞれ形成されたポケット30,31中にその側壁タプ1
6,17がポケット30,31から突出するように保持される。
第１の折曲げ部材、特に折曲げターレット29に関して回
転の中心が一致して配置され前後に揺動可能な側部折曲
げ部材89,90が押込みステーション28において直接作用
に入る。側部折曲げ部材89によつて折曲げターレット29
の回転方向後方に位置するポケット30の短い方の内側に
なる側壁タブ17がまず最初に折曲げられる。側部折曲げ
部材90の適当なスイング運動の結果隣接するポケット31
の短い方の内側側壁タブ17が同時に折曲げられる。今や
開始された折曲げターレット29の回転運動中にポケット
31の長い方の外側になる側壁タブ16が折曲げターレット
29の固定外側案内壁91の端部によつて折曲げられる。隣
接したポケット30中のシガレットパック10の対応するタ
ブ16は側部折曲げ部材90によつて同様に折曲げられる。
前記側部折曲げ部材89,90は第３図に示すように折曲げ
ターレット29のターレット軸92上に取付けられ、連結ロ
ッド93によつてスイング作用をするように付勢される。

ブランク12,13と共にシガレットパック10をポケット3
0,31に押込む運動中に第１の折曲げ動作が行われるとで
きるだけ早い時期に、特に押し込み方向前方の横端部タ
ブ20の折曲げがポケット30,31の横方向限定体として作
用する折曲げ指94によつて行われる。折曲げはそれによ
つてこれらの折曲げ指94に対するシガレットパック10の
相対運動の結果として行われる。その後横に突出する縦
た端部タブ22,23を固定するために、折曲げ指94は折曲
げターレット29の回転方向を向いている側面に吸引孔95
を備えている。同時に折曲げ指94はポケット30,31の横
方向限定体を形成している。さらに吸引孔96が折曲げ指
94の端面領域に開口している。吸引孔96によつて反対の
横端部タブ21を形成するためにブランク部分がその横断
方向位置に保持される。吸引孔96によつて内側の側壁タ
ブ17は同時にその位置を保持され、二つの側壁タブ16,1
7の重ねられた位置はしたがつて安定される。吸引孔95,
96は折曲げターレット内の吸引管98に連結されている。
中央のセグメントリング99を介して吸引管98、したがつ
て吸引孔95,96は説明したように空気を吸引される。

第１のシールステーション100において、相互に重ね
られた側壁タブ16,17はフォーク状のシール部材101によ
つて、熱および圧力が供給されてシールされる。さらに
折曲げターレットが移動した後、この動作は第２のシー
ルステーション102において別のシール部材103によつて
繰返される。

さらに折曲げターレットが移動した後到達した押出し
ステーション32において、シガレットパック10はポケッ
ト30,31から共通の角度の押出し装置104によつて放出コ
ンベアトラック33に押出される。ポケット30,31からの
シガレットパック10が出るとき、半径方向外側の横端タ
ブ21は放出コンベアトラック33の入口側の静止折曲げ指
105によつて折曲げられる。

放出コンベアトラック33中のシガレットパック10の移
送中にまだ横に突出している縦タブ22,23がよく知られ
た折曲げスイッチまたは他の折曲げ部材によつて折曲げ
られる。

第８図に示した装置は以上説明した装置と大部分が対
応している。第２図および第４図に示したものの細部と
対照的に第８図では静止折曲げ指110は移動路の両側で
折曲げターレット29のポケット30,31へのシガレットパ
ック10の移動路中に、シガレットパック10がそれらを通
過するとき運動方向前方に位置する横タブ20が予め折曲
げられるように配置されている。対向体75および横に配
置された外壁85,86は対応して長くされている。

移送部材、特に引出しローラ48,49、ナイフローラ5
0、ローラコンベア56,57および案内ローラ68は支持部材
106,107中に横に設置されている。駆動は適当な方法で
噛合つている複数の歯車109を介して駆動軸108により行
われる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置により製造されるシガレットパ
ックの斜視図である。第２図は一部垂直断面で示したこの発明の１実施例の装
置の側面図である。第３図は、第２図の線III−IIIに沿った部分的断面図を
含む第２図と90度異なる角度から見た図である。第４図は、第２図に対応する装置の部分的な図である。第５図は、第１図の装置の一部のウエブ材料の移送装置
の部分的平面図である。第６図は、第５図の線VII−VIIに沿った断面図である。第７図は、第５図の線VII−VIIに沿った断面における第
６図のさらに詳細な図である。第８図は、細部を変形した第１図の装置に対応する図で
ある。 10……シガレットパック、12,13……ブランク、24……
パックトラック、28……押込みステーション、29……折
曲げターレット、30,31……ポケット、32……押出しス
テーション、33……コンベアトラック、35,36……タペ
ット、47……ウエブ材料、48,49……引出しローラ、50
……ナイフローラ、56,57……ローラコンベア、68……
案内ローラ、100,102……シールステーション、101,103
……シール部材。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】包装されるパック（10）を支持ターレット
（20）のポケット（30、31）の中に押し込んでいる間
に、パック（10）を、パック（10）の回りにＵ字状に折
り込むことのできるブランク（12、13）の中に入れ、折
り曲げターレットの領域において迅速に折り込むことの
できる装置であって、前記装置は移送部材、特に回転可
能なローラコンベヤ（48、49、50）を有しており、同時
に２個のパック（10）を包装し、ウエブ材料（47）の対
応する部分をパックに送り込むことが可能であり、さら
に前記装置はウエブ材料（47）からブランクを切断する
ための切断部材を有し、ａ）ポケット（30、31）は折り曲げターレット（29）の
周辺向きに互いに隣り合って配列され、２つの各ポケッ
ト（30、31）は互いに平行にポケットの間に位置する半
径方向の面から等しい距離で配置され、ｂ）２つのパック（10）は、互いに平行に配置された２
つのポケット（30、31）に、同時に互いに平行に２つの
ポケットの距離に対応する距離で送られ、ｃ）ウエブ材料（47）またはブランク（12、13）の移送
路は、包装されるパック（10）の区域において，ポケッ
ト（30、31）間の距離に対応してパック（10）を包装す
るために必要とされる距離を低減するために、複数のロ
ーラコンベヤの回りに波形に延在する、ことを特徴とする構造を有する包装装置。
【請求項２】１のローラコンベヤ（56、57）が各パック
（10）の移動する各通路の区域に配置され、それぞれは
的確な位置においてブランク（12、13）を固定するのに
使用されることを特徴とする請求項１記載の包装装置。
【請求項３】ローラコンベヤ（56、57）が横方向に並ん
だ包装されるパック（10）の区域に配置され、包装され
るパック（10）の外側に延在するブランク（12、13）の
縁部を、特に空気吸引によりその周囲部において保持す
る回転駆動吸引円板（58、59）が配置されていることを
特徴とする請求項２記載の包装装置。
【請求項４】吸引円板（58、59）は軸受け（60）の端部
に配置されており、固定して配置された同じローラコン
ベヤ（56、57）が吸引円板（58、59）の間に存在し、ブ
ランク（12、13）を吸引円板（58、59）の間の領域に支
持するように非回転の支持壁（61、62および63、64）が
配置されていることを特徴とする請求項４記載の包装装
置。
【請求項５】直立した支持壁（61乃至64）はパック（1
0）に対応する溝状の通路口（65、66）のそれぞれの範
囲を定め、支持壁（61乃至64）の上にブランク（12、1
3）がパック（10）の移動方向に対して横断する方向に
延在することを特徴とする請求項４記載の包装装置。
【請求項６】支持壁（61乃至64）はウエブ材料（47）又
はブランク（12、13）を載置しそして案内する湾曲した
又は弓形の外面を具備し、支持壁（61乃至64）はパック
トラック（24）の上部壁（26）に連結し、そして支持壁
（61乃至64）の外面はウエブ材料（47）又はブランク
（12、13）に対する上部壁（26）の頂部と連続する互い
に整合された案内面を形成することを特徴とする請求項
４記載の包装装置。
【請求項７】ウエブ材料（47）又はブランク（12、13）
のための追加の移送部材、すなわち回転する駆動案内ロ
ーラ（68）が、包装されるパック（10）に割り当てられ
た各ローラコンベヤ（56、57）間の中央部に配置され、
これによってウエブ材料（47）が一方のローラコンベヤ
（56）から次のローラコンベヤ（57）に移送可能となる
ことを特徴とする請求項１記載の包装装置。
【請求項８】固定の案内部材、すなわち対向胴部（75）
がローラコンベヤ（56、57）の間に案内ローラ（68）に
対向して配置され、このため案内部材は緩衝部材すなわ
ち案内ローラの２つの側部に向き案内ローラ（68）のす
きまの部分（69）に突出する指状部（76、77）を具備
し、かくしてウエブ材料（47）の案内がローラコンベヤ
（56、57）とこの領域の案内ローラ（68）の領域の中に
維持されることを特徴とする請求項７記載の包装装置。
【請求項９】２つのパック（10）を同時に包装するため
に、同じウエブ材料（47）に属する２つのブランク（1
2、13）についてその長さに相当するウエブ部分を移送
部材により、特に回転可能なローラコンベヤにより、パ
ック（10）に送り込み、そして、ウエブ材料（47）のウ
エブの部分は移送部材により運搬される間に、個々のブ
ランク（12、13）にウエブ材料（47）から分離され、こ
の目的のために１つ以上の移送部材が回転切断ナイフ
（51）と静止対向ナイフ（52）とを有するよう準備され
ることを特徴とする請求項１記載の包装装置。
【請求項１０】シガレットパック等の同時に包装される
２つのパック（10）が、水平のパックトラック（24）か
ら密接した横列（42）を出てタペット（35、36）により
折り曲げターレット（29）の２つの平行に向いたポケッ
ト（30、31）の中に上方に押込まれ、ここで、同時に包
装される２つのパック（10）は２つのパック（10）の幅
に対応した互いの距離で密接した横列（42）のなかにあ
ることを特徴とする請求項１記載の包装装置。
【請求項１１】折り曲げターレット（29）は半径方向の
平面において互いに一定の間隔にある４対の平行に配列
されたポケット（30、31）を有し、それぞれ1/4サイク
ル毎に間欠的に移動可能であることを特徴とする請求項
１記載の装置。
【請求項１２】ブランク（12、13）とパック（10）がそ
れぞれ折り曲げターレット（29）のポケット（30、31）
に入った後、折り曲げターレット（29）に対して同心的
に回転可能な側部折り曲げ部材（89、90）が、折り曲げ
ターレット（29）に対して、パック（10）を越えて半径
方向に突き出た内側側壁タブ（17）が折り曲げられるよ
うに移動し、そして、折り曲げターレット（29）がさら
に移動する間に、側部折り曲げ部材の１つ（90）がパッ
ク（10）の側壁タブ（16）を回転して折り曲げるために
移送の方向において後部に配置されることを特徴とする
請求項１記載の包装装置。