JP2001219480A - シガレット用のバンドル包装体を製造する装置 - Google Patents
シガレット用のバンドル包装体を製造する装置Info
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Abstract
製のバンドル包装体を製造する間は、鋭い、すなわち、
断面が直角をなす包装体エッジ部を形成することが必要
である。このことは、折り曲げ補助部材、すなわち、エ
ッジ部支持部材(40,41)を配置することによって可
能となり、その周囲で端部フラップ(27,28)が折り
曲げられて包装体のエッジ部(44,45)を形成する。
エッジ部支持部材(40,41)は、折り曲げが完了し、
包装体が完成した後退去される。
Description
物、特に、パックのグループの周囲に折り曲げられるこ
とができる外側包装材を備える直方体の(シガレット)包
装体を、容器‐折り曲げアセンブリー‐折り曲げタレッ
ト‐のポケット内で製造し、こうして、不可欠の要件と
して直角をなすパックエッジ部を形成する装置に関す
る。
包装体の外側包装材は、何よりも断面が直角の正確に折
り曲げられた包装体のエッジ部を備えなければならな
い。内容物が正確には直方体を形成しないか、直角なエ
ッジ部によって区画されない包装体、特に、丸いパック
エッジ部‐丸いコーナーパック‐を備えるシガレットパ
ックのグループを有するバンドル包装体を製造する間
は、断面が直角の包装体エッジ部を形成することに問題
が多い。
内容物とは独立に包装体のエッジ部を正確に形成するこ
とを可能にする手法を見出すという課題に立脚する。
に、この発明の装置は、折り曲げアセンブリーの各ポケ
ットがエッジ部支持部材を有し、外側包装材が前記の支
持部材の周囲で折り曲げられ、前記支持部材はその後で
支持位置から取り出される点に特徴を有する。
クが、通常の場合のように、包装体のエッジ部の区域に
おいても、包装体の内容物の周囲において直接には折り
曲げられないということになる。この発明は、その代わ
りに、支持部材が包装体のエッジ部に、これらの支持部
材が、この区域におけるブランクの折り曲げを可能とす
るように造形されて設けられ、その結果、正確に規定さ
れた包装体のエッジ部が形成される。
間、この発明は、エッジ部支持部材を、バンドル包装体
の端部壁の上方と下方の側部エッジ部の区域に配置す
る。(完成した)包装体は、折り曲げタレットのそれぞれ
のポケットから放出され、折り曲げタレットまたはその
ポケットに接続されたエッジ部の支持部は、包装体内部
のそれらの支持位置から引き出される。
リーすなわち製造作業中の折り曲げタレットの個々の細
部、すなわち、バンドル包装体の外側包装材用のブラン
クの折り曲げに関する。
しつつ以下により詳細に説明する。
ット用のバンドル包装体10‐いわゆるシガレットカー
トンの製造に関する。シガレットパック11のグループ
すなわちパックグループ12は、その周囲全体が紙、薄
いカードボード等から製造されるブランク内に包まれる
筈であり、前記ブランク13は最終的にバンドルパック
10の外側包装材14を形成する。
が採用される。この装置はEP第0174591号に対
応することが必須要件である。したがって、2つの折り
曲げアセンブリー、すなわち第一の折り曲げタレット1
5と第二の折り曲げタレット16が設けられる。これら
のそれぞれは、パックの内容物、ブランクまたはバンド
ル包装体10を収容するためのポケット17、18を具
備する。現具体例では、劃折り曲げタレット15、16
が、互いに等角度ずつ離間して外周に沿って設けられた
径方向を向く3つのポケット17、18を備えている。
する上部の折り曲げタレット15の区域で開始される。
いずれも水平方向を向くポケット17が一つの挿入ステ
ーション19内に配置される。水平面のプラットフォー
ムには包装体の内容物すなわち、互いに上下に重なって
2列をなして配列されたシガレットパック11のグルー
プが待機保持される。このように形成されたパックグル
ープ12は、スライド21によって、プラットフォーム
から待機ポケット17内に押し出される。外側包装材1
4を形成するのに使用されるブランク13は、挿入方向
を横断して待機する。ブランク13は、通常の態様でパ
ックグループ12によって連行され、この間にU字状に
折り曲げられてパックグループと一緒にポケット17内
に押し込まれる。この挿入プロセスは、上型の部品と下
型の部品とで形成されたマウスピース46によって好都
合に行われる(図2)。
ケット17内に挿入する間に、挿入方向前側に位置し
て、パックの内容物を越えて横方向に突出するコーナー
フラップ22が折り曲げられる。これらの横方向コーナ
ーフラップ22のための折り曲げ部材として機能する部
材が、挿入ステーション19の区域に固定位置に設けら
れた側部折り曲げ部材24である。これらは、折り曲げ
タレット15の両側における直角な部材、特定すれば、
ポケット17の連続部分として、配置される。ブランク
13が、パックの内容物とともにポケット内に挿入され
るとき、コーナーフラップ22が、ポケットの連続部分
として延出する側部折り曲げ体の側部折り曲げ部材24
の脚部25によって、パックグループ12の端面に向か
って折り曲げられる。
ケット17内に挿入された後、折り曲げタレット15
は、関係するポケット17が折り曲げステーション26
の区域に移動するように1ストロークで回転される。前
記ステーションの区域において、横方向を向く折り曲げ
フラップ、すなわち、端部フラップ27と28が折り曲
げられる。端部フラップ27、28は、‐コーナーフラ
ップ22に沿って‐バンドル包装体10の横方向に向く
両端部壁を形成する。このプロセスにおいて、重なった
とき内側になる短い方の端部フラップ27が、固定的に
マウントされた回動可能な折り曲げ部材すなわち折り曲
げプレート29によって、折り曲げ位置に移動される。
この折り曲げプレートは枢動レバー30に配置され、こ
れによって付勢される(図1参照)。折り曲げ移動の方向
は、矢印31によって指示される。この折り曲げ位置
は、特に、図5に示される。
するので、重なったとき外側になる第二の端部フラップ
28が、特定すれば、折り曲げタレット15の片側にあ
る固定された扇形状の外側案内部材32によって折り曲
げられる。この円盤状の折り曲げ部材は、折り曲げタレ
ット15の相対的移動によって端部フラップ28を折り
曲げ位置に移動し(図6参照)、この折り曲げ位置におい
て両端部フラップ27、28を固定する。端部フラップ
27、28は、適当なポイントに接着剤を有するので、
端部フラップ27、28は、図6の位置において互いに
接着される。
の開放側においてポケット17から突出する長手方向フ
ラップ33、34は、折り曲げタレット15第三のステ
ーションすなわち転送ステーション35において折り曲
げられる。ここには、その接線方向面の区域に、移動可
能な折り曲げ部材36、37が設けられており、これら
が、2つの折り曲げタレット15、16の接線方向に移
動することによって、最初に径方向フラップ33、34
をこれらが閉じる位置に折り曲げる。その後、この限り
において完成したバンドル包装体10はタレット15か
ら押し出され、折り曲げタレット16の向き合うポケッ
ト18によって収容される。折り曲げタレット16は、
バンドル包装体10を放出ステーション38に移送す
る。
られたエッジ部の正確な、特に、直角な断面を創り出す
ために特別な支持部材が提供される。現模範具体例にお
いては、これらの部材は端部面の折り曲げフラップすな
わち端部フラップ27、28を折り曲げる過程において
機能する。この点は、包装対象であるシガレットパック
11が、直立した丸いエッジ部39を備える丸いコーナ
ーのパックに作られることを考慮に入れている。このよ
うに、外側のシガレットパック11または端部壁に隣接
するシガレットパック11は、端部フラップ27、28
が折り曲げられるとき、これらに適切な形状を付与する
ための内側支持部材として機能することができない。各
ポケット17は、折り曲げ補助部材として、エッジ部支
持部材40、41を備える。前記エッジ部支持部材4
0、41は、鋭い(上下の)折り曲げエッジ部42、43
を備える薄く仕切られた細長い部材である。エッジ部支
持部材40、41の隣り合うこれらの外側面は、削ぎ落
とされ、すなわち、テーパが付されて鋭いエッジ部とな
っている。2つのエッジ部支持部材40、41は、横方
向の両端部壁の設計に一致して、上下の包装体エッジ部
44、45の形を付与するために設けられる。エッジ部
支持部材40、41は、そうするために、折り曲げフラ
ップ、すなわち、端部フラップ27、28が折り曲げエ
ッジ部42、43の周囲に折り曲げられるように配置さ
れる。この折り曲げプロセスの後、端部フラップ27、
28は、エッジ部支持部材40、41の外側に配置され
る(図6参照)。
すエッジ部支持部材40、41はポケット17の横方向
の境界を形成する。入り口側から或る距離を置いた区域
において、ウエブ状のエッジ部支持部40、41は、横
断方向のウエブ46によって互いに接続される。したが
って、これらのエッジ部支持部材40、41は、この横
断方向ウエブ46と一緒に、ポケット17のフォーク状
の横方向境界を形成する。
材40、41が、挿入ステーションにおいて、開口され
た漏斗状の状態に移行する点である(図3参照)。このこ
とは、パックグループ12をブランク13と一緒にポケ
ットに挿入するのに好都合である。このプロセスにおい
て、側部折り曲げ部材24すなわちポケット17に向く
その脚部25が、エッジ部支持部材40、41の自由端
部区域がこのステーションにおいて対向して接する支持
部材として機能する(図3参照)。
状態または側部折り曲げ部材24と対向して接触するよ
うに移動させるために、定形部片47が、折り曲げタレ
ット15の回転方向から眺めて挿入ステーション19の
前側に設けられる(図2)。挿入ステーション19に進入
する前に、エッジ部支持部材40、41の対応する端部
区域は楔形状を呈する定形部片47に導かれる。前記定
形部片47は、このために挿入ステーション19の下に
配置される(図2参照)。この案内移動のために、エッジ
部支持部材40、41は、外側を向くように形成されて
おり、脚部25と付随的に接触することによって、この
状態を維持する(図3)。ポケット17が挿入ステーショ
ン19を去るとき、エッジ部支持部材40、41は、脚
部25から引き戻された後、それらの正規の状態に復帰
する(図5、図6参照)。この状態において前記支持部材
40、41は、後続する折り曲げステーション26の区
域において、それらの機能を遂行する。
41は、挿入ステーション19における状態に導かれ、
転送ステーション35に至るまでこの状態を維持する。
バンドル包装体10がポケットから押し出されるので、
エッジ部支持部材40、41もまた、それらの支持位置
すなわちバンドル包装体10から退去するので、バンド
ル包装体10はエッジ部支持部材40、41から自由に
なり、正確に折り曲げられた包装体エッジ部44、45
を備えて折り曲げタレット16に転送される。
装体の設計構造を備える折り曲げ指示部材を援用して折
り曲げられることができる。
的側面図。
側面図。
断面図。
過する横断方向断面図。
化した図4の細部。
トから放出される前の図4、図5の細部。
ト,17…ポケット,19…挿入ステーション,27,
28…端部フラップ,40,41…エッジ部支持部材,
44,45…包装体のエッジ部,46…横断方向ウエ
ブ,47…定形部片。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも、包装体のエッジ部(44,
45)を形成する折り曲げフラップ‐端部フラップ(2
7,28)‐を折り曲げる間、製造対象である包装体の
エッジ部(44,45)の区域に、折り曲げ補助部材、特
に、エッジ部支持部材(40,41)が設けられ、端部フ
ラップ(27,28)が前記エッジ部支持部材(40,4
1)の周囲に折り曲げられることができる点に特徴を有
する、包装体の内容物、特に、パックのグループの周囲
に折り曲げられることができる外側包装材を備え、直方
体の(シガレット)包装体を、容器‐折り曲げアセンブリ
ー‐折り曲げタレット‐のポケット内で製造し、こうし
て、不可欠の要件として直角をなすパックエッジ部を形
成する、直方体状の(シガレット)包装体の製造装置。 - 【請求項2】 下記の(a)(b)(c)に特徴を有する請求
項1記載の装置。 (a)折り曲げタレット(15)の各ポケット(17)が、エ
ッジ部支持部材(40,41)に割り当てられる、(b)エ
ッジ部支持部材(40,41)は、ポケットの側方境界と
して、それぞれのポケット(17)の一部である、(c)折
り曲げ手順、すなわち、端部フラップ(27,28)の折
り曲げが完了した後、前記エッジ部支持部材(40,4
1)が、特に、包装体(10)をポケット(17)から放出
または押し出すことによって、支持位置から退去される
ことができる、 - 【請求項3】 ポケット(17)の両側に2つのウエブ状
のエッジ部支持部材(40,41)が互いに離間して設け
られ、これらは横断方向ウエブ(46)によって互いに接
続されて一つのフォーク状ユニットを形成し、エッジ部
支持部材(40,41)の外方または上方および下方を指
向する折り曲げエッジ部(42,43)は、それぞれ、包
装体エッジ部(44,45)を形成するために機能する点
に特徴を有する請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 エッジ部支持部材(40,41)は、ポケ
ット(17)に移動可能におよび/または弾性変形可能に
設けられる点、および、包装体の内容物のための挿入ス
テーション(19)の区域において、横方向に配置された
エッジ部支持部材(40,41)が、ポケット(17)の挿
入側に向かって拡大する漏斗状の開口状態に移行する点
に特徴を有する請求項1記載の装置。 - 【請求項5】 下記の(a)(b)に特徴を有する請求項4
記載の装置。 (a)エッジ部支持部材(40,41)は、ポケット(17)
が挿入ステーション(19)に向かって移動する間、エッ
ジ部支持部材(40,41)をストッパーに向かって案内
することによって、移動または変形されることができ
る、(b)ストッパーの上流側、特に、ストッパーとして
機能する側部折り曲げ部材(24)の上流側に、変形部材
すなわち楔状をなす定形部片(47)が設けられ、その結
果として、エッジ部支持部材(40,41)は、ポケット
(17)の移動方向に弾性変形を発生する、
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