JPH08294155A - 受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ページャーの表示機能において、
簡易なイラストデータと比べて情報量の多い画像データ
を扱うことを可能にすることで、表示するメッセージに
関連した画像を、少ないデータ量でメッセージとともに
表示するようにすることである。 【構成】 制御部１５は、着信処理において、受信した
メッセージデータ中の特定のキーワードを検出すること
により、このキーワードに対応する画像データをＣＤ−
ＲＯＭドライバ２２によりＣＤ−ＲＯＭ８から検索して
読み出し、受信したメッセージとともに読み出した画像
データに基づく画像を表示部１９に表示して着信を報知
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、呼出しとともに着信し
たデータに基づいて情報を表示するページング受信機等
の受信装置における表示機能に関する。

【０００２】

【従来の技術】近時、ページャーは、自動車電話や携帯
電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外
出先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人
が外出中の友人との手軽なコミュニケーションツールと
して利用するケースが急増している。従来のページャー
へのアクセス手段としては、個人の場合には電話があ
り、企業、個別情報提供者の場合にはオペレーションサ
ービス会社、パソコン入力、情報加工会社等がある。

【０００３】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号別に送信情報が作成され
て送信される。ページャーとしては数字情報の受信が可
能なＮＰ（ニューメリック・ページャー）型、文字情報
の受信が可能なＩＰ（インフォメーション・ページャ
ー）型等がある。

【０００４】これらのページャーでは、着信待ち状態に
おいて、通常のメッセージデータの受信を検出すると、
その着信を鳴音報知するとともに、受信したメッセージ
データに基づいて表示内容を表示部に表示して報知して
いる。また、最近では、予め登録されている簡単なイラ
ストデータを、送られてきたメッセージデータに合わせ
て表示して報知する機能を備えたページャーも出現して
きている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のページャーにあっては、予め登録されている
簡単なイラストデータを、送られてきたメッセージデー
タに合わせて表示して報知するため、送信側では送るべ
きメッセージデータにマッチしたイラストデータが登録
されていない場合があり、メッセージの伝達が的確に行
われないといった欠点があった。

【０００６】また、従来のページャーでは、データのメ
モリ容量が限られていたため、比較的メモリを占有しな
いドットパターンのイラストデータしか記憶させること
ができず、多くのメモリを必要とする精細な画像データ
を扱うことができなかった。また、従来のページャーの
表示機能は、その表示色が単一色であり、的確にメッセ
ージを伝達するには不都合な場合があった。

【０００７】本発明の課題は、ページャーの表示機能に
おいて、簡易なイラストデータと比べて情報量の多い画
像データを扱うことを可能にすることで、表示するメッ
セージに関連した画像を、少ないデータ量でメッセージ
とともに表示するようにすることである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
メッセージデータを受信する受信手段を備えた受信装置
に、この受信手段により受信されたメッセージデータを
表示する表示手段と、特定のキーワードに対応する画像
データを記憶する画像記憶手段と、前記受信手段によっ
て受信されたメッセージデータから特定のキーワードを
検出し、この特定のキーワードに対応する画像データを
前記画像記憶手段から検索して読み出し、前記受信手段
によって受信されたメッセージデータとともに前記表示
手段に表示する制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。

【０００９】また、請求項２に記載する受信装置のよう
に、外部からの画像データを入力する画像入力部を備
え、前記画像記憶手段は、この画像入力部より入力され
た画像データを記憶することが有効である。

【００１０】また、請求項３に記載の発明は、メッセー
ジデータを受信する受信手段を備えた受信装置に、この
受信手段により受信されたメッセージデータを表示する
表示手段と、時刻を指定するキーワードに対応する表示
色を記憶する表示色記憶手段と、前記受信手段によって
受信されたメッセージデータから時刻を指定するキーワ
ードを検出し、このキーワードに対応した表示色を前記
表示色記憶手段から読み出して前記表示手段を着色し、
この着色された前記表示手段に前記受信したメッセージ
を表示する制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。

【００１１】さらに、請求項４に記載する受信装置のよ
うに、前記表示される受信メッセージデータは、着色さ
れた前記表示手段の表示色の補色で表示されることが有
効である。

【００１２】

【作用】請求項１記載の発明によれば受信装置におい
て、特定のキーワードに対応する画像データを画像記憶
手段に記憶し、受信手段によってメッセージデータが受
信された際、制御手段により当該メッセージデータから
特定のキーワードが検出され、この特定のキーワードに
対応する画像データが前記画像記憶手段から検索して読
み出され、前記受信手段によって受信されたメッセージ
データとともに表示手段に表示される。

【００１３】したがって、簡易なイラストデータと比べ
て情報量が多い画像データを容易に読み出し表示するメ
ッセージに最適な画像（静止画や動画）として表示させ
ることができ、受信したメッセージの内容を少ないデー
タ量で的確に伝達し表示を行うことができる。

【００１４】請求項２記載の発明によれば、外部からの
画像データを入力する画像入力部を備え、前記画像記憶
手段は、この画像入力部より入力された画像データを記
憶させることにより、ユーザーが好みの画像データを取
り込んで簡易に画像データベースを容易に作成して利用
することができる。

【００１５】請求項３記載の発明によれば受信装置にお
いて、時刻を指定するキーワードに対応する表示色を表
示色記憶手段に記憶し、受信手段によってメッセージデ
ータが受信された際、制御手段により当該メッセージデ
ータから時刻を指定するキーワードを検出し、このキー
ワードに対応した表示色を前記表示色記憶手段から読み
出して前記表示手段に着色し、この表示手段に前記受信
したメッセージを表示させることにより、受信メッセー
ジ表示に、受信メッセージに含まれる時間帯を表示する
データに応じた表示色変更機能を付加して表示機能を向
上させることができ、例えば、前記画像が単一色のデー
タによるものであっても、時間帯に応じた表示色で表示
することができ、メッセージ伝達機能の多様化を図るこ
とができる。

【００１６】請求項４記載の発明によれば、前記表示手
段に表示される受信メッセージは、当該表示手段の表示
色の補色で表示させることにより、表示する受信メッセ
ージデータをより見易くすることができる。

【００１７】

【実施例】以下、図１〜図８を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。図１〜図８は、本発明を適用したペ
ージャーの一実施例を示す図である。まず、構成を説明
する。図１は、本実施例のページャー１の外観斜視図で
ある。この図１において、ページャー１は、表示部２、
キー入力部３、ＬＥＤ４、電源スイッチ５、ＣＤ−ＲＯ
Ｍドライバ６及び画像入力端子７等を備えている。

【００１８】表示部２は、カラー液晶表示パネル等によ
り構成され、受信したメッセージデータと、その受信メ
ッセージデータ中のキーワードに基づいてＣＤ−ＲＯＭ
８から読み出される画像データに基づく静止画像及び動
画像等を表示する。

【００１９】キー入力部３は、テンキー３ａ、当該ペー
ジャー１の機能設定等に用いられる各種ファンクション
キー３ｂ及びカーソルキー３ｃにより構成され、相手先
番号や送信メッセージの入力操作、また、受信して記憶
したメッセージデータの呼び出し操作等を行う。

【００２０】ＬＥＤ４は、個別呼出信号の着信を報知す
る際に点滅する表示灯である。電源スイッチ５は、ペー
ジャー１の電源ＯＮ／ＯＦＦ用スイッチである。ＣＤ−
ＲＯＭドライバ６は、図中に示すように、予め画像デー
タが記憶されたＣＤ−ＲＯＭ８がセットされ、そのＣＤ
−ＲＯＭ（Compact Disc−ＲＯＭ）８に記憶された画像
データを読み出すための画像データ読み出し装置であ
る。

【００２１】画像入力端子７は、当該ページャー１と外
部のビデオカメラ又はスチルカメラ等の撮像装置とを所
定のケーブルを介して接続するための接続端子であり、
この撮像装置で撮影された画像をデジタル化して取り込
むためのものである。

【００２２】このページャー１の内部構成を図２に示す
ブロック構成図に基づいて説明する。図２において、ペ
ージャー１は、アンテナ１１、受信部１２、ＩＤ−ＲＯ
Ｍ１３、デコーダ部１４、制御部１５、ＲＯＭ１６、Ｒ
ＡＭ１７、キー入力部１８、表示部１９、スピーカ２
０、ＬＥＤ２１、ＣＤ−ＲＯＭドライバ２２及び画像入
力端子２３により構成されている。

【００２３】アンテナ１１は、図外の情報サービス会社
等から無線で送信される個別呼出信号を受信して受信部
１２に出力する。受信部１２は、デコーダ部１４から入
力される間欠信号により制御され、アンテナ１１から入
力される個別呼出信号を間欠受信し、受信信号を復調し
た後、デコーダ部１４に出力する。

【００２４】ＩＤ−ＲＯＭ１３は、通常メッセージデー
タやサービス情報を受信するための当該ページャー１に
割り当てられるフレームやアドレス等のデータを記憶
し、デコーダ部１４の制御部の下に記憶しているフレー
ムやアドレス等のデータをデコーダ部１４に出力する。

【００２５】デコーダ部１４は、受信部１２で復調され
た個別呼出信号とＩＤ−ＲＯＭ１３に記憶されているア
ドレスデータとを照合し、一致した場合に、個別呼出信
号の後に続いて受信されるメッセージデータを制御部１
５に出力するとともに、報音部１２に報音信号を出力
し、報知音を出力させて、呼出しのあったことを報知さ
せる。

【００２６】制御部１５は、ＣＰＵ（Central Processi
ng Unit ）、タイマーやキー入力部１８におけるキー入
力操作を保持する入力レジスタ等から構成され、ＲＯＭ
１６に格納されている各種制御プログラムに基づいてデ
コーダ部１４から入力されるメッセージデータをＲＡＭ
１７の図示しない受信メッセージエリアに格納するとと
もに、キー入力部１８から入力される制御信号に応じて
ページャー１内の各回路部を制御する。

【００２７】また、制御部１５は、後述する着信処理に
おいて、受信したメッセージデータ中の特定のキーワー
ドを検出することにより、このキーワードに対応する画
像データをＣＤ−ＲＯＭドライバ２２によりＣＤ−ＲＯ
Ｍ８から検索して読み出し、受信したメッセージととも
に読み出した画像データに基づく静止画像及び動画像を
表示部１９に表示して着信を報知する。

【００２８】ＲＯＭ（Read Only Memory）１６は、制御
部１５により実行される着信処理プログラムや各種制御
プログラムを格納するとともに、図３に示すフリー伝言
マトリクス表データを格納する。また、ＲＯＭ１６は、
図４に示す画像データアクセステーブルと、図５に示す
表示色テーブルを格納する。

【００２９】図４に示す画像アクセステーブルには、受
信メッセージデータから検出する「シンジュク」、「シ
ブヤ」等の特定のキーワードデータと、そのキーワード
に対応してＣＤ−ＲＯＭ８から検索する画像データが記
憶されているアクセス・アドレスデータが対応付けて記
憶されている。また、図５に示す表示色テーブルには、
受信メッセージデータから検出する２ケタの数字データ
と「ジ」のキーワードによる時刻データと、「アサ」、
「ヒル」等の特定キーワードデータと、その特定キーワ
ードに対応して画像データの背景色、又は、単一色の画
像データであれば表示部２全体の表示色を設定する表示
色データとが対応付けて記憶されている。

【００３０】ＲＡＭ（Random Accesss Memory ）１７
は、制御部１５によりＣＤ−ＲＯＭ８より読み出された
画像データを一時的に格納する図示しないメモリエリア
と、受信したメッセージを格納する図示しない受信メッ
セージメモリエリアとを形成し、例えば、受信したメッ
セージを読み出した画像とともに表示部１９に表示させ
る際に一時的に、この画像データを格納する。

【００３１】キー入力部１８は、上記図１に示したよう
に、テンキー３ａ、各種ファンクションキー３ｂ及びカ
ーソルキー３ｃにより構成され、そのキー入力操作に応
じたキー入力信号を制御部１５に出力する。表示部１９
は図１の２と対応しており、制御部１５の制御により、
受信したメッセージ、又、このメッセージデータ中のキ
ーワードに基づいてＣＤ−ＲＯＭ８から読み出される画
像データに基づく静止画像及び動画像等を表示する。

【００３２】スピーカ２０は、制御部１５の制御によ
り、個別呼出信号の着信時に着信を報知する報知音を出
力する。ＬＥＤ２１は図１の４と対応しており、制御部
１５の制御により、個別呼出信号の着信時に着信を報知
するため明滅する。ＣＤ−ＲＯＭドライバ２２は、制御
部１５により駆動制御され、上記ＲＯＭ１６に格納され
た画像データアクセステーブルに記憶された特定キーワ
ードとアクセス・アドレスの関係により、予めセットさ
れるＣＤ−ＲＯＭ８から画像データを検索して読み出し
ＲＡＭ１７に出力する。

【００３３】図１の７と対応している画像入力端子２３
には、図中に示すように、撮像装置としてビデオカメラ
３０が接続され、カメラ部３１で撮影され画像信号が、
Ａ／Ｄコンバータ３２でデジタル信号による画像データ
に変換されて入力画像データ用ＲＡＭ３３に逐次格納さ
れる画像データがキーワード検出の際に入力され、この
外部入力された画像データに基づく画像は、制御部１５
により着信処理に際して受信メッセージデータとともに
表示部１９に表示される。

【００３４】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
本実施例のページャー１によって実行される着信処理に
ついて図６に示すフローチャートに従って説明する。ペ
ージャー１の電源スイッチ５がＯＮされると（ステップ
Ｓ１）、着信待ち状態となり（ステップＳ２）、当該ペ
ージャー１に対して、基地局（図示せず）より無線信号
が送信された場合、アンテナ１１により、この無線信号
を間欠受信し、受信部１２で復調、デジタル符号化され
てデコーダ部１４に出力される。デコーダ部１４では、
この受信した個別呼出信号のフレームデータとアドレス
データと、当該ページャー１のＩＤ−ＲＯＭ１３から入
力されるフレームデータ、アドレスデータとをデコーダ
部１４で照合し、一致した場合、後続するメッセージデ
ータがあれば、それを取り込んでＲＡＭ１７の受信メッ
セージメモリエリアに格納する着信処理を行う（ステッ
プＳ３）。

【００３５】そして、個別呼出信号受信時でのメッセー
ジデータの有無を確認し（ステップＳ４）、メッセージ
データが有る場合は、ＲＯＭ１６内の画像データアクセ
ステーブルに記憶されたキーワードデータに基づいて、
該当するキーワードが受信メッセージ中に有るか否かを
チェックする（ステップＳ５）。該当するキーワードが
有った場合は、画像データアクセステーブルから対応す
るアクセス・アドレスデータの画像データをＣＤ−ＲＯ
Ｍドライバ２２によりＣＤ−ＲＯＭ８から検索させ（ス
テップＳ６）、該当する画像データの有無をチェックす
る（ステップＳ７）。該当する画像データが検索されて
読み出された場合は、その読み出された画像データを一
時ＲＡＭ１７に転送して受信メッセージデータとともに
図７に示すように表示部１９に表示させ、着信報知音を
スピーカ２０から報知して（ステップＳ８）、本処理を
終了する。

【００３６】図７の表示例では、受信メッセージデータ
中に、“シンジュク”というキーワードデータが有った
ため、その“シンジュク”に対応する画像データをＣＤ
−ＲＯＭ８より読み出し、この画像が表示された場合を
示しており、受信メッセージ中の“シンジュク”という
キーワードに対応したイメージを的確に伝達する表示と
している。

【００３７】また、受信メッセージ中に、“シンジュ
ク”と“１０ジ”という特定キーワードが有った場合
は、図７に示した画像データに、さらに、図５に示した
時刻データに対応する表示色データとして“みず色”に
より画像データの背景を着色して図８に示すように、表
示部１９に表示させることにより、受信メッセージ中の
時間帯に対応した画像のイメージ表示を実現している。

【００３８】また、ステップＳ５において、受信メッセ
ージデータから該当するキーワードが検出できなかった
場合は、その受信メッセージデータのみを表示部１９に
表示させ、着信報知音をスピーカ２０から報知して（ス
テップＳ９）、本処理を終了する。また、ステップＳ４
において、呼出信号の後に続くメッセージデータが無か
った場合は、着信報知音をスピーカ２０から報知して
（ステップＳ１０）、本処理を終了する。

【００３９】なお、図７及び図８に示した表示例では、
内蔵のＣＤ−ＲＯＭドライバ２２により読み出された画
像データを受信メッセージとともに表示させたが、画像
入力端子２３に接続されたビデオカメラ３０により撮影
されデジタル信号として入力画像データ用ＲＡＭに格納
した画像データを表示させることも可能である。

【００４０】以上のように、本実施例のページャー１で
は、ＣＤ−ＲＯＭドライバ２２を内蔵して、受信メッセ
ージの特定キーワードに応じてＣＤ−ＲＯＭから対応す
る画像データを検索させて読み出して、受信メッセージ
とともに表示させるようにしたため、簡易なイラストデ
ータと比べて情報量の多い画像データを容易に読み出し
表示するメッセージに最適な画像（静止画や動画）とし
て表示させることができ、受信したメッセージの内容を
少ないデータ量で的確に伝達表示を行うことができる。

【００４１】また、図４に示す画像データアクセステー
ブル及び図５に示す表示色テーブルをＲＯＭ１６ではな
くＲＡＭ１７にメモリエリアを設けて格納し、ユーザー
が独自に画像データを読み出すキーワードを登録、又は
設定変更することができようにすれば、ページャーの利
便性及びサービス性を更に拡大することができる。

【００４２】また、ページャー１では、画像入力端子２
３を持たせたことにより、ユーザーが好みの画像データ
を取り込んで簡易画像データベースを容易に作成して利
用することができる。

【００４３】また、上記画像データの背景部分に着色さ
れる表示色データに対して受信メッセージデータの表示
色の設定を画像データの色設定の補色として設定するよ
うにすれば、受信メッセージをより見易くすることがで
きる。

【００４４】また、受信メッセージのキーワードに応じ
て、ＣＤ−ＲＯＭ８より読み出された画像データがカラ
ーによるものではなく、例えばモノトーンの多階調デー
タによるものである場合は、ＲＡＭ１７にこの画像デー
タを転送して一時格納する時点で、制御部１５におい
て、この画像データがカラーかモノトーンかを判断さ
せ、カラーである場合は着色する部分を背景部のみに
し、モノトーンである場合には画像全体を着色するよう
にすると、更に利便性を向上させることができる。

【００４５】更に、本実施例においては、画像入力端子
２３を介してビデオカメラ３０で撮像した画像をデジタ
ル信号化したものを、受信したメッセージに含まれるキ
ーワードに応じて読み出すようにしたが、これに限ら
ず、例えば図９に示される外観斜視図の変形例のように
ページャー１本体（同一番号にたいては図１と同じ）
に、メモリカード等の画像記録媒体を挿入するスロット
部３５を設け、更にページャー１本体内部に入力画像デ
ータ用ＲＡＭ３３を内蔵させることにより、画像データ
が圧縮されて格納されたメモリカード３４を挿入して、
撮像した画像データを格納、管理するようにすれば、こ
れらの画像データの管理を容易にすることができる。

【００４６】更に又、実施例では本発明ページャーに適
用した場合について詳述したが、これに限らず無線通信
機能を有する各種タイプの受信装置に適用できる。例え
ば、公衆回線を利用しない構内ページャーや、搬送波に
よって送信される文字放送を受信する受信機にも本発明
は適用できる。

【００４７】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、簡易なイ
ラストデータと比べて情報量が多い画像データを容易に
読み出し、表示するメッセージに最適な画像（静止画や
動画）として表示させることができ、受信メッセージの
内容を少ないデータ量で的確に伝達する表示を行うこと
ができる。請求項２記載の発明によれば、ユーザーが好
みの画像データを取り込んで簡易画像データベースを容
易に作成して利用することができる。

【００４８】請求項３記載の発明によれば、受信メッセ
ージの表示に、さらに、時間帯に応じた表示色変更機能
を付加して表示機能を向上させることができ、メッセー
ジ伝達機能の多様化を図ることができる。

【００４９】請求項４記載の発明によれば、表示する受
信メッセージデータをより見易くすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用したページャーの外観斜視図。

【図２】図１のページャー内部のブロック構成図。

【図３】図２のＲＯＭに格納されたフリー伝言マトリク
ス表の構成を示す図。

【図４】図２のＲＯＭに格納された画像データアクセス
テーブルの構成を示す図。

【図５】図２のＲＯＭに格納された表示色テーブルの構
成を示す図。

【図６】図２の制御部により実行される受信処理のフロ
ーチャート。

【図７】図６の受信処理により表示部に表示された受信
メッセージと画像データの合成表示例を示す図。

【図８】図６の受信処理により表示部に表示された受信
メッセージと画像データのその他の合成表示例を示す
図。

【図９】本発明を適用したページャーの外観斜視図の変
形例を示す図。

【符号の説明】 １ ページャー ２、１９ 表示部 ３、１８ キー入力部 ４、２１ ＬＥＤ ５ 電源スイッチ ６、２２ ＣＤ−ＲＯＭドライバ ７、２３ 画像入力端子 ８ ＣＤ−ＲＯＭ １１ アンテナ １２ 受信部 １３ ＩＤ−ＲＯＭ １４ デコーダ部 １５ 制御部 １６ ＲＯＭ １７ ＲＡＭ ２０ スピーカ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】メッセージデータを受信する受信手段と、 この受信手段により受信されたメッセージデータを表示
   する表示手段と、 特定のキーワードに対応する画像データを記憶する画像
   記憶手段と、 前記受信手段によって受信されたメッセージデータから
   特定のキーワードを検出し、この特定のキーワードに対
   応する画像データを前記画像記憶手段から読み出し、前
   記受信手段によって受信されたメッセージデータととも
   に前記表示手段に表示する制御手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
2. 【請求項２】外部からの画像データを入力する画像入力
   部を備え、前記画像記憶手段は、この画像入力部より入
   力された画像データを記憶することを特徴とする請求項
   １記載の受信装置。
3. 【請求項３】メッセージデータを受信する受信手段と、 この受信手段により受信されたメッセージデータを表示
   する表示手段と、 時刻を指定するキーワードに対応する表示色を記憶する
   表示色記憶手段と、 前記受信手段によって受信されたメッセージデータから
   時刻を指定するキーワードを検出し、このキーワードに
   対応した表示色を前記表示色記憶手段から読み出して前
   記表示手段を着色し、この着色された前記表示手段に前
   記受信したメッセージを表示する制御手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
4. 【請求項４】前記表示される受信メッセージデータは、
   着色された前記表示手段の表示色の補色で表示されるこ
   とを特徴とする請求項３記載の受信装置。