JP3211601B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP3211601B2
JP3211601B2 JP33882394A JP33882394A JP3211601B2 JP 3211601 B2 JP3211601 B2 JP 3211601B2 JP 33882394 A JP33882394 A JP 33882394A JP 33882394 A JP33882394 A JP 33882394A JP 3211601 B2 JP3211601 B2 JP 3211601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページング受信機に代
表される受信装置において、送信されるサービス情報の
項目変換を生じやすい情報を特定して受信する受信機能
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ページャーは、自動車電話や携帯
電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外
出先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人
が外出中の友人との手軽なコミュニケーションツールと
して利用するケースが急増している。従来のページャー
へのアクセス手段としては、個人の場合には電話があ
り、企業、個別情報提供者の場合にはオペレーションサ
ービス会社、パソコン入力、情報加工会社等がある。
【0003】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号別に送信情報が作成され
て送信される。ページャーとしては数字情報の受信が可
能なNP(ニューメリック・ページャー)型、文字情報
の受信が可能なIP(インフォメーション・ページャ
ー)型等がある。
【0004】これらのページャーでは、データ提供者か
らページャーサービス会社に記憶されたメッセージデー
タを付加して送信される呼出信号によって、電話連絡が
必要である旨を、報知音、表示灯の点灯あるいは振動に
よって報知したり、呼出信号にメッセージを付加して送
信することにより電話連絡先の電話番号や連絡先名、連
絡時間等を表示するようになっている。
【0005】また、ページャーには、情報サービス会社
から提供される株価情報等の各種サービス情報を受信し
て表示する受信サービス機能があるが、その受信サービ
ス機能を受けるページャーには、個々に受信サービス情
報を受けるためのサブアドレスデータが、通常のアドレ
スデータ(ID−No.)とともに設定されている。こ
のような受信サービス機能を有するページャーでは、受
信したサービス情報において、それぞれサブアドレスデ
ータにより区分される複数の情報項目を定型のメニュー
画面として表示部に表示している。
【0006】その定型のメニュー画面には、サブアドレ
スデータと情報項目の対応関係が表示されるため、ペー
ジャーの使用者が、送信されるサービス情報の中から必
要な情報項目を選択する場合は、そのメニュー画面に表
示されるサブアドレスデータを指定すると、その指定さ
れたサブアドレスデータに対応する情報項目に対して受
信処理が行われて、表示部に表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の受信サービス機能を備えたページャーにあっ
ては、サービスデータにより区分される情報項目が定型
のメニュー画面に表示され、ページャーの使用者が、送
信されるサービス情報の中から必要な情報項目を選択す
る場合は、そのメニュー画面に表示される情報項目に対
応するサブアドレスデータを指定するようになっていた
ため、以下に述べるような問題点があった。
【0008】すなわち、そのメニュー画面に表示される
サブアドレスデータと情報項目の対応関係が時間や場所
によって変化しやすい情報(売買情報、タウン情報等)
を選択して受信処理をさせる場合は、指定したサービス
データに対応する情報項目がサービス情報として送信さ
れていなかったり、対応関係が異なってい受信できな
いという事態が発生し、受信サービス機能を有効に利用
できないという問題点があった。本発明の課題は、サブ
アドレスデータと情報項目の対応関係が変化しやすいサ
ービス情報の受信を、効率的に選択可能とする通信装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サブアドレスデータにより区分された複数の情報を受信
して取りこむ受信装置において、取りこむことができる
情報のサブアドレスデータを記憶する記憶手段と、前記
取りこむことができる情報のサブアドレスデータを含む
メニューデータを受信する受信手段と、この受信手段で
受信したメニューデータに含まれるサブアドレスデータ
を前記記憶手段に登録する登録手段と、を有することを
特徴とする。
【0010】
【0011】請求項2記載の発明のように、請求項1記
載の受信装置において、前記受信手段で受信するメニュ
ーデータに含まれるサブアドレスデータは、提供されて
いる複数の情報に対応する複数のサブアドレスデータで
あってもよい。
【0012】請求項3記載の発明のように、請求項1ま
たは2記載の受信装置において、前記記憶手段に記憶さ
れているサブアドレスデータと受信したメニューデータ
に含まれるサブアドレスデータが一致しないときは、当
該受信したサブアドレスデータが前記記憶手段に記憶さ
れていない旨を報知する報知手段をさらに有するように
構成してもよい。
【0013】請求項4記載の発明のように、請求項1ま
たは2記載の受信装置において、前記記憶手段に記憶さ
れているサブアドレスデータと受信したメニューデータ
に含まれるサブアドレスデータが一致しないときは、該
記憶手段に記憶されているサブアドレスデータの中から
一致しないサブアドレスデータを削除する削除手段をさ
らに有するように構成してもよい。
【0014】請求項5記載の発明のように、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の受信装置において、前記
メニューデータは、サブアドレスデータと項目名とで構
成されるものであってもよい。
【0015】請求項6記載の発明のように、請求項5記
載の受信装置において、前記記憶手段に記憶されている
項目名と前記受信した項目名とを比較する比較手段と、
この比較手段により項目名が一致すると判定されると、
前記記憶手段に記憶されている該項目名に対応するサブ
アドレスデータを前記受信したメニューデータに含まれ
サブアドレスデータに書き替える書替手段と、をさら
に有するように構成してもよい。
【0016】請求項7記載の発明のように、請求項5記
載の受信装置において、前記記憶手段に記憶されている
項目名と前記受信した項目名とを比較する比較手段と、
この比較手段により項目名が一致しないと判定される
と、前記記憶手段に記憶されている該一致しない項目名
及び対応するサブアドレスデータを削除する削除手段
と、をさらに有するように構成してもよい。
【0017】請求項記載の発明のように、請求項
載の受信装置において、前記サブアドレスデータの自動
書替をセットする書替フラグを有し、この書替フラグが
セットされていると前記登録手段が自動的に起動するよ
うにしてもよい。
【0018】請求項記載の発明のように、請求項1、
4、6、7又は8記載の受信装置において、前記記憶手
段の記憶内容が変化した旨を報知する変化報知手段をさ
らに有するように構成してもよい。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明によれば、記憶手段には、
受信できる情報のサブアドレスデータが記憶されてお
り、受信手段は、受信できるサブアドレスデータを含む
メニューデータを受信し、登録手段は、この受信手段で
受信したメニューデータに含まれるサブアドレスデータ
を記憶手段に登録する。したがって、記憶手段に記憶さ
れているサブアドレスデータを、受信したサブアドレス
データに設定/変更することが可能となる。
【0020】
【0021】請求項2記載の発明によれば、受信手段で
受信するメニューデータに含まれるサブアドレスデータ
は、提供されている複数の情報に対応する複数のサブア
ドレスデータであるので、受信手段により複数のサブア
ドレスデータの受信が可能であるため、実用性の向上が
図られる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、記憶手段に
記憶されているサブアドレスデータと受信したメニュー
データに含まれるサブアドレスデータが一致しない場合
に、当該受信したメニューデータに含まれるサブアドレ
スデータが前記記憶手段に記憶されていない旨が、報知
手段により報知されるので、受信されたメニューデータ
に含まれるサブアドレスデータが記憶手段に記憶されて
いるサブアドレスデータに含まれていない旨を、ユーザ
は容易に把握することが可能となる。
【0023】請求項4記載の発明によれば、サブアドレ
スデータ削除手段は、記憶手段に記憶されているサブア
ドレスデータと受信したメニューデータに含まれるサブ
アドレスデータが一致しない場合に、該記憶手段に記憶
されているサブアドレスデータの中から一致しないサブ
アドレスデータを削除するようにしたので、容易かつ自
動的に、記憶手段に記憶されているサブアドレスデータ
を、提供されているサブアドレスデータのみとすること
が可能となる。
【0024】請求項5記載の発明によれば、メニュー
ータには、サブアドレスデータと項目名とが含まれてい
るので、このサブアドレスデータと項目名に基づいて、
受信データが所望のデータか否かの判定を行うことが可
能となる。
【0025】請求項6記載の発明によれば、比較手段に
より、記憶手段に記憶されている項目名と受信した項目
名とが一致すると判定された場合に、書替手段は、前記
記憶手段に記憶されている該項目名に対応するサブアド
レスを受信したメニューデータに含まれるサブアドレス
に書き替えるようにしたので、例えば場所や時間によっ
てサブアドレスデータと項目名の対応関係が変化する場
合でも該変化後のサブアドレスデータと項目名を対応さ
せて記憶手段に格納することが可能となり、サブアドレ
データと項目名を対応関係が変化しやすい情報(売買
情報、タウン情報等)を、確実に受信することができ、
実用性の向上が図られる。
【0026】請求項7記載の発明によれば、比較手段に
より、記憶手段に記憶されている項目名と受信した項目
名とが一致しないと判定された場合に、削除手段は、前
記記憶手段に記憶されている該一致しない項目名及び対
応するサブアドレスデータを、当該記憶手段から削除す
るようにしたので、容易かつ自動的に、記憶手段に記憶
されている項目名及び当該項目名に対応するサブアドレ
データを、情報提供されている項目名及び当該項目名
に対応するサブアドレスデータのみとすることが可能と
なる。
【0027】請求項8記載の発明によれば、登録手段
は、サブアドレスデータの自動書替用の書替フラグがセ
ットされている場合には自動的に起動し、受信手段で受
信したサブアドレスデータを記憶手段に登録するように
したので、書替フラグをセットすることにより、サブア
ドレスデータの更新を自動的に実行することが可能とな
り、操作性の向上が図られる。
【0028】請求項9記載の発明によれば、変化報知手
段は、記憶手段の記憶内容が変化した場合に、記憶手段
の記憶内容が変化した旨を報知するようにしたので、
憶手段の記憶内容が変化した旨を、ユーザは容易に把握
することが可能となる。
【0029】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して実施例を説明す
る。図1〜図8は、本発明を適用したページャーの一実
施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1は、
ページャー内部の要部ブロック構成図である。この図に
おいて、ページャー1は、アンテナ2、受信部3、デコ
ーダA4、デコーダB5、ID−ROM6、サブアドレ
スメモリ7、キー入力部8、制御部9、メモリ10、表
示部11及び報知部12により構成されている。
【0030】アンテナ2は、図外の情報サービス会社等
から無線で送信される呼出信号を受信して受信部3に出
力する。受信部3は、デコーダA4から入力される間欠
信号により制御され、アンテナ2から入力される呼出信
号を間欠受信し、受信信号を復調した後、デジタルデー
タに変換してデコーダA4に出力する。
【0031】デコーダA4は、受信部3で復調された受
信信号の個別呼び出し信号とID−ROM6に記憶され
ているデータとを照合し、一致した場合には受信を継続
する様制御し、個別呼び出し信号の後に続くメッセージ
データをデコーダB5に出力する。
【0032】デコーダB5は、デコーダA4から順次入
力されるメッセージデータに含まれるサブアドレスデー
タとサブアドレスデータメモリ7に記憶されているサブ
アドレスデータとを照合し、一致した場合に、このサブ
アドレスデータの後に続くメッセージデータを制御部9
に出力する。ID−ROM6は、当該ページャー1に個
別的に割り当てられるフレームやアドレス等のデータを
記憶し、デコーダA4の制御部の下に記憶しているフレ
ームやアドレス等のデータをデコーダA4に出力する。
【0033】サブアドレスメモリ7は、図2に示すよう
に、キー入力部8による入力操作による設定が可能なサ
ブアドレスデータ(例えば、“03”,“07”)と、
このサブアドレスデータと対応したサービス情報におけ
る各種情報の項目示す項目データ(例えば、“ゴル
フ”,“NFL”)とを格納し、受信時には制御部9を
経由してデコーダB5にサブアドレスデータを出力す
る。
【0034】キー入力部8は、表示部11の表示内容を
入力する操作キー等からなる部分と、各種スイッチ部分
により構成されており、操作キー部分については、ある
入力操作が行われると制御部9で処理された表示制御信
号により表示部11にメッセージが表示され、各種スイ
ッチ部分は、呼び出し信号を受信したときに呼び出し音
を発生する鳴音モードと呼び出し音を発生しない無音モ
ードとの間でモード切り替えを行うモード切り替えスイ
ッチ、呼び出し音の発生等を停止させる時に操作するリ
セットスイッチ等で構成される。また、キー入力部8
は、サブアドレスメモリ7に記憶されるサブアドレスデ
ータを入力する。
【0035】制御部9は、CPU(Central Processing
Unit )等により構成され、メモリ10に格納されてい
る各種制御プログラムに基づいてデコーダA4から入力
される受信信号をメモリ10に格納するとともに、キー
入力部8から入力される制御信号に応じてページャー1
内の各回路部を制御する。
【0036】また、制御部9は、後述するサブアドレス
データ受信に伴う受信処理に際して、受信部3で受信し
たサブアドレスデータに、情報サービスのメニューテー
ブルの書き替え処理を指示する“00”がセットされて
いる場合、そのサブアドレスデータの後に続くメニュー
データの設定内容に従って、メモリ10内に格納される
メニューテーブルの設定内容(サブアドレスデータと、
このサブアドレスデータに対応する項目データ)を書き
替える書替処理を実行する。
【0037】さらに、制御部9は、書替フラグをセット
している場合は、サブアドレスデータ“00”を受信し
なくてもメニューテーブルを書き替える受信モードと
し、サブアドレスデータの照合をせずに、図6の(c)
に示される様なサービス情報のメッセージデータの全て
を取り込み、その取り込んだメッセージデータ内サブア
ドレスデータと対応する項目データに従ってメニューテ
ーブルの設定内容を書き替え処理を実行する。
【0038】メモリ10は、制御部9で実行される各種
制御プログラムを格納するとともに、図3に示すよう
に、メニューテーブル及び受信メッセージ等を記憶する
メモリエリアを形成する。表示部11は、制御部9から
入力される制御信号によって駆動される回路部と、液晶
表示パネル等により構成されており、メッセージ等を表
示する。
【0039】報知部12は、鳴音モードがセットされて
いる時、呼び出し信号の受信時に制御部9から入力され
る制御信号によって駆動され、呼び出し音を報知する。
【0040】次に、動作を説明する。本実施例のページ
ャー1によって実行される受信処理について図4、5に
示すフローチャートに従って説明する。当該ページャー
1に送信された無線信号は、アンテナ2で受信し、受信
部3で復調、デジタル符号化され、制御部9に出力され
る。制御部9は、この受信した呼出信号とID−ROM
6から出力されるフレームデータ、アドレスデータとを
デコーダA4で照合し、一致した場合は、この呼出信号
に続くメッセージデータをデコーダB5に出力するとと
もに、受信部3が後続するメッセージデータを受信する
ように制御し、このメッセージデータをデコーダB5に
出力する。
【0041】デコーダB5では、制御部9から入力され
たメッセージデータの先頭にセットされているサブアド
レスデータを検出し、そのサブアドレスデータが“0
0”か否かを判別する(ステップS1)。サブアドレス
データ“00”を検出した場合は、このサブアドレスデ
ータ“00”に続くメニューデータに従って、図に示
したメモリ10に記憶されるメニューテーブルの内容を
書き替える(ステップS2)。
【0042】すなわち、ページャー1では、サブアドレ
スデータ“00”の受信によりメニューテーブルの書き
替えであることを認識し、このサブアドレスデータの後
に続くメニューデータは、図6()に示すように構成
され、ページャー1の表示部11にメニュー画面を表示
するためのメニュー内容が設定されている。
【0043】次いで、予めメニューデータの内容にそっ
てサブアドレスデータが入力設定され、サブアドレスメ
モリ7に、この入力設定されたサブアドレスデータと、
このサブアドレスデータに対応する項目データが格納さ
れているか否かを判別する(ステップS3)。格納され
ている場合は、メモリ10に格納したメニューテーブル
より項目データをリストアップし、サブアドレスメモリ
7に格納されたサブアドレスデータに対応する項目デー
タが該リストアップした項目データと一致しているか、
あるいは含まれているか否かを判別する(ステップS
4)。
【0044】一致する項目データがある場合は、ステッ
プS5においてサブアドレスメモリ7に格納された当該
項目データに対応するサブアドレスデータを、メニュー
テーブルの当該項目データに対応するサブアドレスデー
タにより書き替え、本処理を終了する。また、ステップ
S3において、サブアドレスメモリ7に入力設定された
サブアドレスデータと、このサブアドレスデータに対応
する項目データが格納されていなかった場合は、本処理
を終了する。
【0045】また、ステップS4で受信したメニューデ
ータに一致する項目データが含まれていなかった場合
は、制御部9は受信したメニューデータに対し、該当す
るサブアドレスデータが無いものと判断し、ステップS
6で受信報知とともに、一定時間、この受信したメニュ
ーデータに基づいた図7(a)に示すようなメニュー画
面を表示し、当該ページャー1の所有者に対してサブア
ドレスデータの入力設定を行うように指示し、本処理を
終了する。
【0046】また、ステップSにおいて、検出したサ
ブアドレスデータが“00”で無かったとき、このサブ
アドレスデータに続くメッセージデータは、図6(c)
に示すように、サービス情報の情報データと項目データ
がサブアドレスデータによって区分されたものなので、
ステップS7で制御部9は、予め図6(b)に示すよう
なメニューデータ内容にそってサブアドレスデータが入
力設定され、サブアドレスメモリ7に、この入力設定さ
れたサブアドレスデータと、このサブアドレスデータに
対応する項目データが格納されているか否かを判別す
る。
【0047】予めメニューデータ内容にそった項目デー
タが格納されていた場合は、デコーダB5は、サブアド
レスメモリ7より出力されたサブアドレスデータと、受
信したメッセージデータの先頭に設定されているサブア
ドレスデータを照合し、一致した場合、このサブアドレ
スデータの後に続く情報データと項目データを受信部3
で継続して受信し、制御部9に出力する。そして、ステ
ップS8で入力された情報データと項目データを制御部
9がメモリ10に一時記憶し、この項目データと予めサ
ブアドレスメモリ7に格納されている受信したサブアド
レスデータと一致するサブアドレスデータに対応する
目データとを照合する。
【0048】次いで、ステップS9で、受信した項目デ
ータと予めサブアドレスメモリ7に格納されている項目
データとを照合した結果一致するか否かを判別し、一致
した場合は、ステップS10で図7(b)に示すような
受信したサブアドレスデータに基づく情報データ内容
を、一定時間表示部11に表示した後、本処理を終了す
る。
【0049】また、ステップS9で、受信した項目デー
タと予めサブアドレスメモリ7に格納されている項目デ
ータとが一致するか否かを判別した結果、一致しなかっ
た場合は、ステップS11で、受信した情報データは、
サブアドレスメモリ7に格納されている項目データに関
する情報データでないと判断し、サブアドレスメモリ7
格納されている受信したサブアドレスデータと一致す
るサブアドレスデータと当該サブアドレスデータに対応
する項目データをサブアドレスメモリ7から消去し、受
信報知とともに、当該受信した情報データはサブアドレ
スメモリ7に格納されている項目データに関する情報デ
ータでない、及びサブアドレスメモリ7からサブアド
レスデータと項目データを消去した旨、を表示部11に
表示した後(ステップS12)、本処理を終了する。
【0050】また、ステップS7において、予め図6
(b)に示すようなメニューデータ内容に従ってサブア
ドレスデータが入力設定されず、サブアドレスメモリ7
に、このサブアドレスデータと、このサブアドレスデー
タに対応する項目データが格納されていなかった場合
は、ステップS13で書替フラグがセットされているか
否かを判別し、書替フラグがセットされている場合は、
サブアドレスデータ“00”を受信しなくてもメニュー
テーブルを書き替える受信モードとし、サブアドレスデ
ータの照合をせずに、全ての受信したメニューデータを
取り込み(ステップS14)、その取り込んだメニュー
データの設定内容に従って図3のメニューテーブルの内
容を書き替え(ステップS15)、書替フラグをリセッ
トし(ステップS16)、受信報知とともに、メニュー
テーブルの内容を書き替えた旨を表示部11に表示した
後(ステップS17)、本処理を終了する。
【0051】また、ステップS13で書替フラグがセッ
トされていない場合は、受信を打ち切り(ステップS1
8)、本処理を終了する。以上の受信処理により、サブ
アドレスデータと情報項目の対応関係が時間や場所によ
って変化しやすい情報を、確実に選択して受信し、更に
サービス情報メニュー画面に表示させることができ、
受信装置の受信サービス機能を有効に利用することがで
きる。
【0052】また、予め設定されてメモリ10に記憶さ
れたメニューテーブルの設定内容と一致しないメニュー
データを受信した場合は、そのメニューデータに従って
メニューテーブルの設定内容を書き替え、その書き替え
内容を表示部11にメニュー画面として表示することに
より、ページャー1の使用者に確実にメニューデータを
書き替えたことを通知することができる。なお、本実施
例では、サブアドレスデータは、メッセージデータの先
頭に設定されているが、アドレスデータの末尾にサブア
ドレスデータを設定するようにしても良い。
【0053】また、本実施例の受信処理では、サブアド
レスデータ“00”で送信されるメニューデータを随時
受信し、メモリ10内のメニューテーブルに記憶した
後、受信したいサブアドレスデータを設定するようにし
たが、上記ステップS11において設定されたサブアド
レスデータを消去した時点で、図6(c)に示したよう
な送信データを受信し、この送信データよりそれぞれサ
ブアドレスデータと、サブアドレスデータに対応する項
目データのみを抽出し、メモリ10内のメニューテーブ
ルに格納し、メニューデータを作成することも可能であ
る。
【0054】また、上記受信処理において、ステップS
13〜S17の処理、すなわち、サブアドレスデータ
“00”を受信しなくてもメニューテーブルを書き替え
る受信モードの処理を省略しても良い。また、書替フラ
グのセットをページャー1の使用者が任意に行えるよう
にしても良い。
【0055】図8は、本発明を利用したページャー1を
用いたページングシステムの概略図を示しており、電話
機21、公衆回線網22、センター23、情報サービス
会社24、送信基地局25、ページャー26により構成
される。
【0056】なお、ページャー26は、上記実施例で用
いられるページャー1である。まず、発呼者がページャ
ー26の所有者に、発呼者の氏名と連絡先と、あるサー
ビス情報を送信したい場合、発呼者が電話機21を用い
ることによって、ページャー26を呼び出し、公衆回線
網22及びセンター23を介して情報サービス会社24
にサービス情報の送信を依頼し、情報サービス会社24
から図6(a)、(b)に示したような送信メッセージ
をセンター23に送信する。
【0057】この送信メッセージ内容を受けたセンター
23は、ページャー26を呼び出す呼出信号データと、
この送信メッセージに基づいたメッセージデータとを送
信基地局25に送信し、この送信基地局25から無線信
号によって呼出信号と、この送信メッセージデータをペ
ージャー26に送信する。すると、ページャー26で
は、図6(a)に示すデータ構成で送信されたメッセー
ジデータの受信に伴い、サブアドレスデータ“00”に
よって示されるメニューテーブルの書き替え処理を識別
し、そのサブアドレスデータ“00”の後に続いて受信
したサブアドレスデータと項目データに従って、メモリ
10に格納されているメニューテーブルの設定内容を書
き替え、その書き替え内容を表示部11に、図7に示し
たようなメニュー画面で表示する。
【0058】したがって、サービス情報受信機能を有す
るページャー1に受信したメニューデータのサブアドレ
スデータと項目データの設定変更された内容に従って自
動的にメニューテーブルを書き替えるメニューテーブル
書替機能が付加されたことによって、情報サービス会社
から送信されるサービス情報を、ページャー1では確実
に受信することができ、時間や場所によって変化するサ
ービス情報を有効に利用することができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記憶手段
には、受信できる情報のサブアドレスデータが記憶され
ており、受信手段は、受信できるサブアドレスデータを
含むメニューデータを受信し、登録手段は、この受信手
段で受信したメニューデータに含まれるサブアドレスデ
ータを記憶手段に登録するため、記憶手段に記憶されて
いるサブアドレスデータを、受信したサブアドレスデー
タに自動的に設定/変更することが可能となる。
【0060】
【0061】請求項2記載の発明によれば、受信手段で
受信するメニューデータに含まれているサブアドレスデ
ータは、提供されている複数の情報に対応する複数のサ
ブアドレスデータであるので、受信手段により複数のサ
ブアドレスデータの受信が可能であるため、実用性の向
上が図られる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、記憶手段に
記憶されているサブアドレスデータと受信したメニュー
データに含まれているサブアドレスデータが一致しない
場合に、当該受信したサブアドレスデータが前記記憶手
段に記憶されていない旨が、報知手段により報知される
ので、受信されたメニューデータに含まれているサブア
ドレスデータが記憶手段に記憶されているサブアドレス
データに含まれていない旨を、ユーザは容易に把握する
ことが可能となる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、記憶手段に
記憶されているサブアドレスデータと受信したメニュー
データに含まれているサブアドレスデータが一致しない
場合に、該記憶手段に記憶されているサブアドレスデー
タの中から一致しないサブアドレスデータを削除するよ
うにしたので、容易かつ自動的に、記憶手段に記憶され
ているサブアドレスデータを、提供されているサブアド
レスデータのみとすることが可能となる。
【0064】請求項5記載の発明によれば、メニュー
ータには、少なくともサブアドレスデータと項目名とが
含まれているので、このサブアドレスデータと項目名に
基づいて、受信データが所望のデータか否かの判定を行
うことが可能となる。
【0065】請求項6記載の発明によれば、比較手段に
より、記憶手段に記憶されている項目名と受信した項目
名とが一致すると判定された場合に、書替手段は、前記
記憶手段に記憶されている該項目名に対応するサブアド
レスデータを受信したサブアドレスデータに書き替える
ようにしたので、例えば場所や時間によってサブアドレ
データと項目名の対応関係が変化する場合でも該変化
後のサブアドレスデータと項目名を対応させて記憶手段
に格納することが可能となり、サブアドレスデータと項
目名を対応関係が変化しやすい情報(売買情報、タウン
情報等)を、確実に受信することができ、実用性の向上
が図られる。
【0066】請求項7記載の発明によれば、比較手段に
より、記憶手段に記憶されている項目名と受信した項目
名とが一致しないと判定された場合に、削除手段は、前
記記憶手段に記憶されている該一致しない項目名及び対
応するサブアドレスデータを、当該記憶手段から削除す
るようにしたので、容易かつ自動的に、記憶手段に記憶
されている項目名及び当該項目名に対応するサブアドレ
データを、情報提供されている項目名及び当該項目名
に対応するサブアドレスデータのみとすることが可能と
なる。
【0067】請求項記載の発明によれば、登録手段
は、サブアドレスデータの自動書替用の書替フラグがセ
ットされている場合には自動的に起動し、受信手段で受
信したサブアドレスデータを記憶手段に登録するように
したので、書替フラグをセットすることにより、サブア
ドレスデータの更新を自動的に実行することが可能とな
り、操作性の向上が図られる。
【0068】請求項記載の発明によれば、変化報知手
段は、記憶手段の記憶内容が変化した場合に、記憶手段
の記憶内容が変化した旨を報知するようにしたので、
憶手段の記憶内容が変化した旨を、ユーザは容易に把握
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したページャーの要部ブロック
図。
【図2】図1のサブアドレスメモリに格納されるサブア
ドレスデータと対応した項目データの一例を示す図。
【図3】図1のメモリに格納されるメニューテーブルの
一例を示す図。
【図4】本実施例のページャーにより実行される受信処
理のフローチャート。
【図5】図4に続く受信処理のフローチャート。
【図6】送信データの構成例を示す図。
【図7】受信したメニューデータに基づいたメニュー画
面の表示例を示す図。
【図8】本実施例のページャーを適用したページングシ
ステムの概略図。
【符号の説明】
1 ページャー 2 アンテナ 3 受信部 4 デコーダA 5 デコーダB 6 ID−ROM 7 サブアドレスメモリ 8 キー入力部 9 制御部 10 メモリ 11 表示部 12 報知部 21 電話機 22 公衆回線網 23 センター 24 情報サービス会社 25 無線基地局 26 ページャー

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サブアドレスデータにより区分された複数
    の情報を受信して取りこむ受信装置において、 取りこむことができる情報のサブアドレスデータを記憶
    する記憶手段と、 前記取りこむことができる情報のサブアドレスデータを
    含むメニューデータを受信する受信手段と、 この受信手段で受信したメニューデータに含まれるサブ
    アドレスデータを前記記憶手段に登録する登録手段と、 を有することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記受信手段で受信するメニューデータに
    含まれるサブアドレスデータは、提供されている複数の
    情報に対応する複数のサブアドレスデータであることを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段に記憶されているサブアドレ
    スデータと受信したメニューデータに含まれるサブアド
    レスデータが一致しないときは、当該受信したサブアド
    レスデータが前記記憶手段に記憶されていない旨を報知
    する報知手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    または2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段に記憶されているサブアドレ
    スデータと受信したメニューデータに含まれるサブアド
    レスデータが一致しないときは、該記憶手段に記憶され
    ているサブアドレスデータの中から一致しないサブアド
    レスデータを削除する削除手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1または2記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記メニューデータは、サブアドレスデー
    と項目名とで構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載の受信装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段に記憶されている項目名と前
    記受信した項目名とを比較する比較手段と、 この比較手段により項目名が一致すると判定されると、
    前記記憶手段に記憶されている該項目名に対応するサブ
    アドレスデータを前記受信したメニューデータに含まれ
    サブアドレスデータに書き替える書替手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項5記載の受信装
    置。
  7. 【請求項7】前記記憶手段に記憶されている項目名と前
    記受信した項目名とを比較する比較手段と、この比較手
    段により項目名が一致しないと判定されると、前記記憶
    手段に記憶されている該一致しない項目名及び対応する
    サブアドレスデータを削除する削除手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項5記載の受信装
    置。
  8. 【請求項8】前記サブアドレスデータの自動書替をセッ
    トする書替フラグを有し、 この書替フラグがセットされていると前記登録手段が自
    動的に起動することを特徴とする請求項1記載の受信装
    置。
  9. 【請求項9】前記記憶手段の記憶内容が変化した旨を報
    知する変化報知手段をさらに有することを特徴とする請
    求項1、4、6、7、又は8記載の通信装置。
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