JPH08205223A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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Publication number
JPH08205223A
JPH08205223A JP7028790A JP2879095A JPH08205223A JP H08205223 A JPH08205223 A JP H08205223A JP 7028790 A JP7028790 A JP 7028790A JP 2879095 A JP2879095 A JP 2879095A JP H08205223 A JPH08205223 A JP H08205223A
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JP7028790A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Hirata
泰弘 平田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08205223A publication Critical patent/JPH08205223A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一コードを受信し受信メッセージと内容の
異なるメッセージを表示可能な受信装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 着信があると、受信処理を行い(ステップP
1)、メッセージデータがないときには(ステップP
2)、受信報知のみを行う(ステップP3)。メッセー
ジデータがあるときには、定型文コードがあるかチェッ
クする(ステップP4)。定型文コードがないときや、
定型文があってもシークレットメッセージがあることを
示すフラグが立っていないときには、通常のメッセージ
表示や定型文表示を行い(ステップP4〜P7)、タイ
マーを作動させて、一定時間経過すると、表示を消去す
る(ステップP11、P12)。フラグが立っていると
きには、定型文を表示し(ステップP8)、一定時間内
に表示切換キーが押圧されると(ステップP9)、シー
クレットメッセージをRAMから読み出して、表示部に
表示する。その後、一定時間が経過すると、表示内容を
消去する(ステップP11、P12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信装置に関し、詳細
には、無線信号によるデータを受信して、該受信したデ
ータに基づいた内容を表示出力する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信装置、例えば、ページャー等におい
ては、基地局等から送られてくる無線電波によるデータ
を、その受信回路で受信し、受信したデータに基づいた
表示内容を表示部に表示出力する。
【0003】このようなページャーは、自動車電話や携
帯電話に比べて使用料金が安いため、近時、企業が営業
マンの外出先からの電話連絡用として持たせるだけでな
く、個人が外出中の友人等との手軽なコミュニケーショ
ンツールとして利用するようになってきている。
【0004】そして、このページャーへのアクセス手段
としては、個人の場合には、電話が利用され、企業や個
別情報提供者の場合には、オペレーションサービス会
社、パソコン入力あるいは情報加工会社等がが利用され
ている。
【0005】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号列に送信情報が作成され
て送信される。
【0006】この送信情報を受信するページャーとして
は、数字情報の受信が可能なNP(ニューメリック・ペ
ージャー)型、文字情報の受信が可能なIP(インフォ
メーション・ページャー)型等があり、発呼者への連絡
先や定型文によるメッセージ等を指定するデータコード
を受信することにより、ページャーの所有者に対し、発
呼者からの簡単なメッセージを表示することが可能とな
っている。
【0007】すなわち、従来のページャーは、受信した
データに対応する表示内容を一義的に表示するものであ
り、受信データに対応させてメモリに記憶されている表
示内容をメモリから読み出し、例えば定型文メッセージ
の形で表示出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の受信装置にあっては、受信データをそのまま
表示したり、受信データに基づいてメモリから読み出し
た定型文を表示するが、その表示は、受信データにより
一義的に決定し表示されるようになっていたため、以下
のような問題があった。
【0009】すなわち、従来のページャー等の受信装置
は、一方向通信であり、受信データにより表示内容が一
義的に決定されるので友人とのコミュニケーションとし
ては、このような一方的なメッセージの表示処理機能に
対して、所有者は強制的な印象を抱きがちで、味気ない
ものであった。
【0010】また、受信装置の個人利用者にとっては、
このような従来の受信装置は、実用性が優先し、受信し
たコードデータに沿って定型的な文字や数字のみを表示
するため、友人等との手軽なコミュニケーションツール
としては、味気なく、やや使い勝手が悪いという問題が
あった。
【0011】そこで、本発明は、受信データに基づい
て、通常の定型文を表示するだけでなく、何等かの入力
操作を行うことにより、別のメッセージを表示できるよ
うにして、送信者との間の疑似的なメッセージの交換を
行うことができるようにして、コミュニケーション機能
を向上させた受信装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、無
線信号によるデータを受信して、該受信したデータに基
づいた内容を表示手段に表示出力する受信装置におい
て、特定コードに対応させて第1の表示内容を記憶する
第1の記憶手段と、前記特定コードに対応させて前記第
1の表示内容と異なる第2の表示内容を少なくとも1種
類記憶する第2の記憶手段と、前記受信したデータから
前記特定コードを検出する検出手段と、前記検出手段の
検出した前記特定コードに基づいて、前記第1の記憶手
段から前記第1の表示内容あるいは前記第2の記憶手段
から前記第2の表示内容を読み出す読出手段と、表示制
御信号を入力する入力手段と、前記読出手段の読み出し
た前記第1の表示内容を前記表示手段に表示させるとと
もに、前記入力手段から表示制御信号が入力されると、
前記読出手段の読み出した前記第2の表示内容を前記表
示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記表示制御手段は、前記表示制御信号が入力さ
れると、前記第1の表示内容から前記第2の表示内容に
切り換えて、前記表示手段に表示させるものであっても
よい。
【0014】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出さ
れた特定コードと、前記表示制御信号として入力された
特定コードとが一致していると、前記読出手段によって
読み出された前記第2の表示内容を前記表示手段に表示
させるものであってもよい。
【0015】
【作用】本発明の受信装置によれば、無線信号によるデ
ータを受信して、該受信したデータに基づいた内容を表
示手段に表示出力するが、特定コードに対応させて第1
の表示内容を第1の記憶手段に記憶し、又、この特定コ
ードに対応させて前記第1の表示内容と異なる第2の表
示内容を少なくとも1種類第2の記憶手段に記憶する。
そして、受信したデータから検出手段が前記特定コード
を検出すると、この特定コードに基づいて、読出手段に
より、第1の記憶手段から第1の表示内容あるいは第2
の記憶手段から第2の表示内容を読み出し、表示制御手
段により、第1の表示内容を表示手段に表示させるとと
もに、入力手段から表示制御信号が入力されると、第2
の表示内容を表示手段に表示させる。
【0016】したがって、受信データに対応して通常の
定型文とは別のメッセージを記憶させ、データ受信時
に、この受信データに基づいて、通常の定型文等の受信
メッセージを表示するだけでなく、何等かの入力操作を
行うことにより、別のメッセージを表示させることがで
き、送信者との間の疑似的なメッセージの交換を行うこ
とができる。
【0017】その結果、受信装置にコミュニケーション
機能をもたせることができ、受信装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、表示制御信号が入力されると、表示制御手段が、
第1の表示内容から第2の表示内容に切り換えて、表示
手段に表示させるようにすると、受信時に他人に第2の
表示内容を知られることなく、個人的にコミュニケーシ
ョンを楽しむことができる。
【0019】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記検出手段によって検出された特定コードと、前
記表示制御信号として入力した特定コードとが一致して
いると、読出手段が、この特定コードに基づいて第2の
記憶手段から第2の表示内容を読み出すようにすると、
受信時に他人に第2の表示内容を知られることなく、
又、入力する特定コードが受信されたものと一致しない
限り、第2の表示内容は表示されないので、より確実に
個人的なコミュニケーションを楽しむことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の受信装置の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜図8は、本発明の受信装置の一
実施例を示す図であり、本実施例は、ページャーに適用
したものである。まず、構成を説明する。図1は、本発
明の受信装置の一実施例を適用したページャーの外観斜
視図である。図1において、ページャー1は、基部2
と、基部2に図1中矢印方向に回動可能に取り付けられ
た蓋部3とでその外観が構成されている。
【0021】蓋部3には、その内面に、LCD(Liquid
Crystal Display)を利用した表示部4が設けられてお
り、その側部には、電源スイッチ5とリセットスイッチ
6が設けられている。電源スイッチ5は、ページャー1
の電源のオン/オフを行うスイッチであり、リセットス
イッチ6は、後述する受信時における報知処理を停止さ
せるためのキーである。
【0022】基部2には、その上面に、テン(数字)キ
ー7、セットキー8、セレクトキー9及びモードキー1
0等が設けられており、その側面に、表示切換キー11
が設けられている。上記テンキー7、セットキー8、セ
レクトキー9、モードキー10及び表示切換キー11
は、全体としてキー入力部12を構成している。
【0023】テンキー7は、後述するメッセージ等を作
成する際に用いられ、モードキー10は、ページャー1
の備えている着信待ちモード、時刻設定モード、報知音
設定モード、伝言作成モード等の各種モードの選択指示
を行う為のキーである。
【0024】セレクトキー9は、上記各種モードにおい
て、各種選択操作を行うためのキーであり、セットキー
8は、各種モードにおける設定操作を行う際に、設定操
作の決定を指示するキーである。
【0025】表示切換キー11は、メッセージデータを
受信した際に、表示部4に表示されているメッセージデ
ータを後に説明するシークレットメッセージの表示に切
り換えを指示するためのキーである。
【0026】ページャー1は、図2に示すように回路構
成されており、アンテナ21、受信部22、デコーダ部
23、ID−ROM24、制御部25、ROM(Read O
nlyMemory)26、RAM(Random Access Memory)2
7、スピーカ28及びLED(Light Emitting Diode)
29等を備えるとともに、上記表示部4及びキー入力部
12等を備えている。
【0027】アンテナ21は、図外のページャーサービ
ス会社の基地局等から送信されてくる無線電波信号を受
信して、受信部22に出力する。受信部22は、デコー
ダ部23から入力される間欠信号により制御され、アン
テナ21から入力される無線信号を間欠受信して、この
受信信号を増幅、復調した後、デコーダ部23に出力す
る。
【0028】デコーダ部23は、受信部22から入力さ
れる受信信号より呼出信号の呼出番号が自己の認識番号
と一致するか否かを、予めID−ROM24に登録され
ている自己の認識番号を参照して判断する。
【0029】デコーダ部23は、受信した呼出番号が自
己の認識番号と一致していると、受信部22の信号受信
を継続し、制御部25に呼出検出信号を出力するととも
に、この呼出信号の後にメッセージデータ等が続く場合
には、このメッセージデータ等も制御部25に出力す
る。
【0030】ID−ROM24には、通常、ページャー
サービス会社等により割り当てられた自己の認識番号が
予め格納されており、上述のように、デコーダ部23
が、このID−ROM24に格納された認識番号と受信
した個別呼出番号を比較して、自己への呼出しか否かを
判別する。
【0031】制御部25は、CPU(Central Processi
ng Unit )やタイマー、各種レジスタ等から構成され、
各種制御プログラムやシステムデータ等の格納されたR
OM26、受信したメッセージデータやキー入力データ
等を記憶するRAM27、キー入力部12、表示部4及
び報知部としてのスピーカ28やLED29等が接続さ
れている。
【0032】ROM26は、制御部25が実行する各種
制御プログラムや各種システムデータを格納しており、
特に、シークレットメッセージ表示処理プログラム及び
図3に示す定型文テーブルと図4に示す伝言作成言語テ
ーブルを格納している。
【0033】図3に示す定型文テーブルは、「01」、
「02」、・・・等の定型文コード(特定コード)に、
「キンキュウ」、「TELセヨ」、・・・等の定型文の
内容が対応されており、ページャー1は、受信されメッ
セージデータからこの定型文コードを取り出して、制御
部25がROM26の定型文テーブルから定型文を読み
出して、表示部4に定型文の内容を表示出力させる。
【0034】図4に示す伝言作成言語テーブルは、
「1」から「0」までの数値にマトリックス状に文字や
記号が割り振られており、シークレットメッセージや自
作定型文を作成する際に、縦及び横の数値をキー入力部
12のテンキー7で入力することにより、文字や記号を
指定して、文字や記号に変換するのに使用される。
【0035】RAM27は、制御部25のワークメモリ
として使用され、例えば、ページャー1が受信したメッ
セージデータ等を格納するとともに、図5に示すよう
に、シークレットメッセージテーブルを記憶する。
【0036】図5に示すシークレットメッセージテーブ
ルは、コード(所定コード)、フラグ及びシークレット
メッセージ表示内容の記憶領域で構成され、各シークレ
ットメッセージ表示内容は、上記図3に示した定型文テ
ーブルの定型文コードと同じコード、すなわち定型文コ
ードに対応づけられて記憶される。また、フラグ領域に
は、シークレットメッセージ表示領域にシークレットメ
ッセージ表示内容が記憶されているか否かを示すフラグ
が格納され、シークレットメッセージ表示領域にシーク
レットメッセージ表示内容が記憶されていると、制御部
25が「1」のフラグを立て、シークレットメッセージ
表示領域にシークレットメッセージ表示内容が記憶され
ていないか、記憶されていたシークレットメッセージ表
示内容が削除されると、「0」のフラグを立てる。
【0037】このシークレットメッセージテーブルのシ
ークレットメッセージ表示内容は、上記キー入力部12
のテンキー7により、上記図4に示した伝言作成言語テ
ーブルの文字や記号を指定することにより、文字や記号
により作成可能である。例えば、コード「01」に対応
させて、「イソゲ」なるシークレットメッセージを作成
する場合には、ページャー1の利用者は、まず、登録す
るコード「01」をテンキー7により指定し、その後、
テンキー7により、図4に示した伝言作成言語テーブル
に従って、「12352404」を入力して、図4に示
した「イソゲ」の文字を指定する。
【0038】また、RAM27は、図示しないが、コー
ド領域と自作文定型表示内容領域からなる自作定型文テ
ーブルを有しており、コード領域には、定型文コードと
は別に指定されたコードが、又、自作定型文表示内容領
域には、シークレットメッセージと同様にして作成され
た自作定型文の表示内容が格納される。
【0039】制御部25は、ROM26に記憶された各
種制御プログラムに基づいて、デコーダ部23から入力
されるメッセージデータ、キー入力部12から入力され
る入力指示信号に応じて、RAM27をワークメモリと
して使用して、ページャー1内の各部を制御する。
【0040】表示部4は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)と表示バッファを有した表示ドライバと、を備え
ており、表示ドライバは、制御部25の制御下で動作し
て、制御部25から入力されるメッセージデータやキー
入力部12から入力されたキー入力データ等の各種情報
をLCDに表示出力させる。
【0041】特に、表示部4には、図6(a)〜(c)
に示すように、着信がある旨を報知するスピーカマーク
SM、時刻TM及び定型文等による情報DMが表示され
るとともに、図6(b)に示すように、シークレットメ
ッセージ有りマークUAMと、図6(c)に示すよう
に、シークレットメッセージ表示中マークUHMと、が
シークレットメッセージの有無やシークレットメッセー
ジを表示中か否かにより表示される。また、情報DMと
しては、図6(a)及び図6(b)に示すように、定型
文メッセージが表示されるときと、図6(c)に示すよ
うに、シークレットメッセージが表示されるときとがあ
る。
【0042】制御部25は、スピーカドライバ及びLE
Dドライバを内蔵しており、スピーカ28及びLED2
9を駆動する。
【0043】すなわち、制御部25は、その音声出力回
路と音量レベル制御回路等からなるスピーカドライバを
備え、鳴動音をスピーカ28から拡声出力させて、呼出
があった旨をページャー1の利用者に報知する。
【0044】また、制御部25は、LEDドライバによ
りLED29を駆動して、LED29を点灯、あるい
は、点滅させることにより、呼出があった旨をページャ
ー1の利用者に報知する。そして、このページャー1
は、図示しないが、電池電源から各部に電源が供給され
る。
【0045】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例のページャー1は、メッセージデータとして受信され
た特定コード(定型文コード)に応じた通常の定型文を
表示部4に表示するだけでなく、当該特定コードに対応
させて予め登録したシークレットメッセージを表示する
ことができる。
【0046】まず、このシークレットメッセージを登録
する処理について、図7のフローチャートに基づいて、
以下説明する。登録処理においては、電源がオンされ
(ステップS1)、モードキー10により伝言作成モー
ドに切り換えられると(ステップS2)、セレクトキー
9により選択された作成伝言は、シークレットメッセー
ジであるか、自作定型文であるか、を判断し(ステップ
S3)、自作定型文のときには、当該自作定型文をRA
M27の自作定型文テーブルに登録するためのコードを
テンキー7により指定して、セットキー8により決定す
る(ステップS4)。
【0047】上記コードが指定され、決定されると、メ
ッセージ(自作定型文の内容)が、図4に示したROM
26の伝言作成言語テーブルに基づいてテンキー7によ
り、入力され(ステップS7)、セットキー8により入
力内容が決定されたかどうかチェックし(ステップS
8)、決定されないときには、ステップS3に戻って、
同様の処理を行う。
【0048】ステップS8で、入力されたメッセージ内
容で、セットキー8が投入されて決定されると、決定さ
れたメッセージ内容をRAM27の自作定型文テーブル
に、当該コードに対応させて登録し(ステップS9)、
その後、モード切換処理が行われて、登録処理を終了す
る(ステップS10)。
【0049】上記ステップS3で、シークレットメッセ
ージの作成が選択されたときには、テンキー7によりR
OM26の定型文テーブルに格納された定型文コードと
同様のコードが指定されるのを待って、いずれかの定型
文コードが指定されると(ステップS5)、指定された
定型文コードに対応するフラグ領域に「1」のフラグが
立っているかどうかをRAM27のシークレットメッセ
ージ記憶領域を参照してチェックする(ステップS
6)。
【0050】ステップS6で、指定された定型文コード
に対応するフラグ領域に、「1」のフラグが立っている
ときには、既に、当該定型文コードに対応してシークレ
ットメッセージが格納されているので、ステップS3に
戻って、シークレットメッセージ作成か自作定型文の作
成かの選択から、上記同様に処理を行う。
【0051】ステップS6で、指定された定型文コード
に対応するフラグ領域に、「1」のフラグが立っていな
いときには、当該定型文コードに対応してシークレット
メッセージが格納されていないので、上述のように、テ
ンキー7が操作され、図4に示した伝言作成言語テーブ
ルの文字や記号が指定されて、メッセージが入力される
と(ステップS7)、その後、セットキー8が操作され
て、メッセージ内容が決定されたかどうかチェックする
(ステップS8)。
【0052】ステップS8で、メッセージ内容が決定さ
れないと、ステップS3に戻って、上記同様の処理を行
う。ステップS8で、セットキー8が操作されて、メッ
セージ内容が決定されると、RAM9のシークレットメ
ッセージテーブルのシークレットメッセージ表示内容領
域に当該確定されたメッセージ内容を登録し(ステップ
S9)、その後、モードキー10によりモードが切り換
えられると、登録処理を終了する(ステップS10)。
【0053】上述のようにして、シークレットメッセー
ジや自作定型文がRAM27に登録されると、受信時に
当該登録されたシークレットメッセージや自作定型文の
登録されているコードを受信した際、定型文を表示する
とともに、この登録されているシークレットメッセージ
や自作定型文を切り換えて表示させることができる。以
下、この受信時の表示処理について、図7に示すフロー
チャートに基づいて、説明する。ページャー1は、無線
信号の着信があると、受信処理を行う(ステップP
1)。すなわち、ページャー1は、受信部22によりア
ンテナ21を介して無線電波を間欠受信し、受信した無
線信号をデコーダ部23に出力して、デコーダ部23
で、ID−ROM24に格納されている自己の識別番号
と受信した無線信号により個別呼出信号が一致するかど
うかをチェックすることにより、自己宛の受信かどうか
チェックする。
【0054】そして、自己宛の受信であると、受信部2
2の電源を続けてオンにして、その後に、メッセージデ
ータがあるかどうかチェックし(ステップP2)、メッ
セージデータがないときには、スピーカ28及びLED
29を駆動して、受信があった旨の受信報知のみを行っ
て、処理を終了する(ステップP3)。
【0055】ステップP2で、メッセージデータがある
ときには、定型文コードがあるかどうかチェックし(ス
テップP4)、定型文コードがないときには、表示部4
を駆動し、受信したメッセージデータに従った内容を表
示部4に表示出力するとともに、表示時間(例えば、2
0秒)を決定するタイマーを作動する(ステップP
5)。
【0056】タイマーにより一定時間が経過するのをチ
ェックし、一定時間が経過すると(ステップP11)、
表示内容を消去して、表示処理を終了する(ステップP
12)。
【0057】上記ステップP4で、定型文コードがある
ときには、RAM27のシークレットメッセージテーブ
ル(図5参照)を参照して、当該定型文コードに対応し
て「1」のフラグが立っているかどうかチェックし(ス
テップP6)、例えば、定型文コード「03」のよう
に、フラグが「0」のときには、当該定型文コードに対
応したシークレットメッセージがRAM27のシークレ
ットメッセージテーブルに格納されていないと判断し
て、当該定型文コードに基づいてROM26の定型文テ
ーブル(図3参照)から定型文を読み出して、図6
(a)に示すように、例えば、定型文コード「03」に
対応する定型文を、表示部4に表示出力させるととも
に、表示時間を決定するタイマーを作動させる(ステッ
プP7)。なお、このとき、表示部4には、シークレッ
トメッセージ有りマークUAM(図6(b)参照)は表
示されない。
【0058】その後、何の操作もされないで、タイマー
により設定された一定時間が経過すると(ステップP1
1)、表示部4の表示内容を消去して(ステップP1
2)、表示処理を終了する。
【0059】上記ステップP4で、例えば、図5に示す
ように、定型文コード「08」のように、受信した定型
文コードに対応して「1」のフラグが立っているときに
は、まず、当該定型文コードに基づいてROM26の定
型文テーブルから定型文を読み出して、図6(b)に示
すように、表示部4に定型文を表示出力させるととも
に、表示時間を決定するタイマーを作動させ(ステップ
P8)、キー入力部12の表示切換キー11が操作され
たかどうかチェックする(ステップP9)。なお、この
とき、表示部4には、図6(b)に示すように、シーク
レットメッセージ有りマークUAMを点滅表示する。こ
のシークレットメッセージ有りマークUAMは、本実施
例では、表示部4として白黒LCDを使用しており、黒
点「●」を点滅させるものであるが、これに限るもので
はなく、例えば、表示部4としてカラーLCDを使用す
る場合には、定型文表示内容DMをシークレットメッセ
ージがないときの表示色と異なる表示色で表示するよう
にしてもよいし、あるいは、「●」印をシークレットメ
ッセージ有りのときと、シークレットメッセージ表示中
のときと、で表示色を異ならせるようにしてもよい。
【0060】ステップP9で、表示切換キー11が操作
されないときには、一定時間経過すると(ステップP1
1)、表示中の定型文を消去して、表示処理を終了する
(ステップP12)。
【0061】上記一定時間が経過する間に、ステップP
9で、表示切換キー11が操作されると、定型文コー
ド、例えば、「08」に基づいて、RAM27のシーク
レットメッセージテーブルからシークレットメッセージ
表示内容、例えば、「ゴメン」を読み出し、図6(c)
に示すように、表示部4にシークレットメッセージ表示
内容を表示出力するとともに、表示時間を決定するタイ
マーを再度作動させる(ステップP10)。なお、この
とき、シークレットメッセージを表示中であることを示
すシークレットメッセージ表示中マークUHMを表示す
る。このシークレットメッセージ表示中マークUHM
は、本実施例では、表示部4が白黒LCDであり、黒点
「●」を点灯させるものであるが、これに限るものでは
なく、例えば、表示部4がカラーLCDの場合には、定
型文表示内容DMを定型文表示のときの表示色及びシー
クレットメッセージ表示中のときと異なる表示色で表示
するようにしてもよいし、あるいは、「●」印を定型文
表示中のときと、シークレットメッセージ表示中のとき
とで表示色を異ならせるようにしてもよい。その後、一
定時間が経過すると(ステップP11)、表示内容を消
去して、表示処理を終了する(ステップP12)。
【0062】このように、本実施例においては、定型文
コードに対応させて、RAM27のシークレットメッセ
ージテーブルにシークレットメッセージを格納し、定型
文コードを受信すると、まず、定型文をROM26から
読み出して、表示出力するとともに、この定型文コード
に対応してシークレットメッセージが有る旨を報知す
る。
【0063】そして、シークレットメッセージが有る場
合に、表示切換キー11が投入されると、RAM27か
ら定型文に対応するシークレットメッセージを読み出し
て、定型文からシークレットメッセージに表示を切り換
える。
【0064】このように本実施例のページャー1によれ
ば、無線信号によるデータを受信して、該受信したデー
タに基づいた内容を表示部4に表示出力するが、特定コ
ードである定型文コードに対応させて第1の表示内容で
ある定型文を第1の記憶手段であるROM26に記憶
し、又、定型文コードに対応させて定型文と異なる第2
の表示内容であるシークレットメッセージを少なくとも
1種類第2の記憶手段であるRAM27に記憶する。そ
して、受信したデータから定型文コードを検出すると、
このコードに基づいて、ROM26から定型文を読み出
して、表示部4に表示出力し、入力手段である表示切換
キー11を操作することにより表示制御信号が入力され
ると、RAM27からシークレットメッセージを読み出
して、表示部4に表示出力させることができる。
【0065】したがって、受信データに基づいて、通常
の定型文を表示するだけでなく、表示切換キー11の操
作を行うことにより、別のメッセージデータであるシー
クレットメッセージを表示させることができ、送信者と
の間の疑似的なメッセージの交換を行うことができる。
【0066】その結果、ページャー1に疑似的なコミュ
ニケーション機能をもたせることができ、ページャー1
の利用性を向上させることができる。
【0067】また、本実施例によれば、表示切換キー1
1が操作されると、定型文からシークレットメッセージ
に切り換えて、表示部4に表示させることができ、他人
にシークレットメッセージの内容を知られることなく、
ページャー1の利用者だけが、シークレットメッセージ
の内容を表示させて見ることができ、個人的にコミュニ
ケーションを楽しむことができる。
【0068】図9〜図11は、本発明の受信装置の他の
実施例を示す図であり、本実施例は、上記実施例と同様
のページャーに適用したものである。
【0069】本実施例の説明において、図1及び図2に
用いた符号をそのまま用いて、以下説明する。本実施例
のページャー1は、上記実施例のページャー1と同様
に、ROM26に、各種プログラムやシステムデータと
ともに、伝言作成用言語テーブルを格納しており、制御
部25は、ROM26内のプログラムに従って、ページ
ャー1の各部を制御して、ページャー1としての処理を
行うとともに、シークレットメッセージ表示処理を行
う。
【0070】ページャー1は、RAM27に、図9に示
すシークレットメッセージテーブル記憶領域を有してお
り、このシークレットメッセージテーブル記憶領域に
は、定型文コードとは異なるシークレットメッセージ専
用のシークレットメッセージ指定コード(特定コード)
に対応させて、シークレットメッセージ表示内容が記憶
されている。
【0071】このシークレットメッセージテーブル記憶
領域には、図7に示した上記実施例の登録処理と同様の
方法によりシークレットメッセージを登録することがで
き、更に登録されるコードは定型文コードと同様のもの
である必要はなく、任意に指定できる。
【0072】すなわち、モードキー10により伝言作成
モードに切り換えられ、セレクトキー9によりシークレ
ットメッセージ作成が選択されると、テンキー7により
シークレットメッセージ指定コードが指定されるのを待
つ。シークレットメッセージ指定コードが指定される
と、指定されたシークレットメッセージ指定コードに既
に作成、登録されたシークレットメッセージが格納され
ているかどうかを、RAM27のシークレットメッセー
ジ記憶領域を参照して、チェックする。
【0073】指定されたシークレットメッセージ指定コ
ードに対応してシークレットメッセージが既に格納され
ているときには、その旨を表示部4に表示する。このと
き、セットキー8が投入されてコードが決定されると、
当該シークレットメッセージ指定コードに対応するシー
クレットメッセージ表示内容の書換処理を行い、セット
キー8が投入されないときには、コード指定画面に戻っ
て、シークレットメッセージ指定コードの指定から、再
度やり直しを行う。
【0074】シークレットメッセージ表示内容を設定す
るシークレットメッセージ指定コードが決定されると、
テンキー7により図4に示したROM26の伝言作成言
語テーブルの文字や記号が指定されて、メッセージが入
力されると、その後、セットキー8が操作されて、メッ
セージ内容が決定されるかどうかチェックする。
【0075】セットキー8が操作されて、メッセージ内
容が決定されると、RAM9のシークレットメッセージ
テーブルのシークレットメッセージ表示内容領域に、当
該確定されたメッセージ内容を登録し、その後、モード
キー10によりモードが切り換えられると、シークレッ
トメッセージの登録処理を終了する。このように、本実
施例のRAM27のシークレットメッセージテーブル記
憶領域には、定型文コードとは異なる専用のシークレッ
トメッセージ指定コードに対応させてシークレットメッ
セージ表示内容が記憶されている。
【0076】このようにしてRAM27のシークレット
メッセージテーブル記憶領域にシークレットメッセージ
表示内容が登録されている状態で、このシークレットメ
ッセージ指定コードを受信すると、シークレットメッセ
ージを表示することができる。
【0077】このシークレットメッセージ表示処理につ
いて、図10及び図11に基づいて、以下説明する。ペ
ージャー1は、無線信号の着信があると、受信処理を行
う(ステップQ1)。すなわち、ページャー1は、受信
部22によりアンテナ21を介して無線電波信号を間欠
受信し、受信した無線信号をデコーダ部23に出力す
る。デコーダ部23は、呼出信号を検出すると、ID−
ROM24に格納されている自己の識別番号と受信した
無線信号より個別呼出信号が一致するかどうかをチェッ
クすることにより、自己宛の受信かどうかチェックす
る。
【0078】そして、自己宛の受信であると、受信部2
2の電源を続けてオンにして、その後に、メッセージデ
ータがあるかどうかチェックし(ステップQ2)、メッ
セージデータがないときには、スピーカ28及びLED
29を駆動して、受信があった旨の受信報知のみを行っ
て、処理を終了する(ステップQ3)。
【0079】ステップQ2で、メッセージデータがある
ときには、シークレットメッセージ指定コードがあるか
どうかチェックし(ステップQ4)、シークレットメッ
セージ指定コードがないときには、表示部4を駆動し
て、図10(a)に示すように、受信したメッセージデ
ータに基づくメッセージ内容DM、例えば、「491
9」を表示するとともに、表示時間(例えば、20秒)
を決定するタイマーを作動する(ステップQ5)。な
お、表示部4には、図6に示すように、上記実施例と同
様に、スピーカマークSM、時刻TMも表示出力され
る。
【0080】タイマーにより一定時間が経過するのをチ
ェックし、一定時間が経過すると(ステップQ9)、表
示内容を消去して、表示処理を終了する(ステップQ1
0)。
【0081】上記ステップQ4で、シークレットメッセ
ージ指定コードがあるときには、図11(b)に示すよ
うに、受信したメッセージ内容とともに、受信メッセー
ジDMに、シークレットメッセージ指定コードを示すシ
ークレットメッセージ指定コードフォーマットCMであ
る「[」マークを挟んで、受信したシークレットメッセ
ージ指定コードUC、例えば、「01」を表示し、表示
時間を決定するタイマーを作動させる(ステップP
6)。
【0082】その後、一定時間(例えば、20秒)の間
に表示されたシークレットメッセージ指定コードUCが
テンキー7から入力され、表示切換キー11が投入され
たかどうかチェックする(ステップP7)。
【0083】一定時間の間にシークレットメッセージ指
定コードUCが入力されないときには、表示内容を消去
して、表示処理を終了する(ステップQ9、Q10)。
【0084】ステップQ7で、一定時間の間にシークレ
ットメッセージ指定コードUCが入力され、表示切換キ
ー11が投入されると、RAM27のシークレットメッ
セージテーブル(図9参照)を参照して、当該シークレ
ットメッセージ指定コードUC、例えば、「01」に基
づいて、RAM27のシークレットメッセージテーブル
からシークレットメッセージ表示内容を読み出し、図1
1(c)に示すように、表示部4に、受信メッセージD
Mとともに、シークレットメッセージUDを表示出力
し、表示時間を決定するタイマーを再度作動させる(ス
テップQ8)。
【0085】その後、一定時間が経過すると(ステップ
Q9)、表示内容を消去して、表示処理を終了する(ス
テップQ10)。
【0086】このように、本実施例においては、定型文
コードとは別に設定されたシークレットメッセージ指定
コードUCに対応させて、RAM27のシークレットメ
ッセージテーブルにシークレットメッセージを格納し、
メッセージDMとともに、シークレットメッセージ指定
コードUCを受信すると、まず、メッセージDMと、シ
ークレットメッセージ指定コードUCを指定コードフォ
ーマットCMを付して表示出力する。
【0087】そして、シークレットメッセージが有る場
合に、シークレットメッセージ指定コードUCと表示切
換キー11が投入されると、受信メッセージDMととも
に、シークレットメッセージUDを表示部4に表示出力
する。
【0088】したがって、受信メッセージの内容とは、
関係なくシークレットメッセージUDを指定して、表示
させることができ、表示内容をより一層バラエティに富
んだものとすることができる。
【0089】なお、上記実施例においては、指定コード
フォーマットCMを「[」のマークで表示しているが、
これに限るものでないことは、いうまでもない。
【0090】なお、上記各実施例においては、ページャ
ーに適用した場合について説明したが、受信装置として
は、ページャーに限るものではなく、受信データに基づ
いて所定の表示内容を表示出力する受信装置一般に適用
することができる。
【0091】つまり、公衆回線を利用しない構内ページ
ャーや赤外線等で通信する通信機能付の玩具、又、通信
機能を有するパーソナルコンピューター、電子手帳その
他の電子計算処理装置にも本発明は適用できる。
【0092】
【発明の効果】本発明の受信装置によれば、無線信号に
よるデータを受信して、該受信したデータに基づいた内
容を表示手段に表示出力するが、特定コードに対応させ
て第1の表示内容を第1の記憶手段に記憶し、又、特定
コードに対応させて前記第1の表示内容と異なる第2の
表示内容を少なくとも1種類第2の記憶手段に記憶す
る。そして、受信したデータから検出手段が前記特定コ
ードを検出すると、この特定コードに基づいて、読出手
段により、第1の記憶手段から第1の表示内容あるいは
第2の記憶手段から第2の表示内容を読み出し、表示制
御手段により、第1の表示内容を表示手段に表示させる
とともに、入力手段から表示制御信号が入力されると、
第2の表示内容を表示手段に表示させる。
【0093】したがって、受信データに対応して通常の
定型文とは別のメッセージを記憶させ、データ受信時
に、この受信データに基づいて、通常の定型文等の受信
メッセージを表示するだけでなく、何等かの入力操作を
行うことにより、別のメッセージを表示させることがで
き、送信者との間の疑似的なメッセージの交換を行うこ
とができる。
【0094】その結果、受信装置にコミュニケーション
機能をもたせることができ、受信装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0095】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、表示制御信号が入力されると、表示制御手段が、
第1の表示内容から第2の表示内容に切り換えて、表示
手段に表示させるようにすると、受信時に他人に第2の
表示内容を知られることなく、個人的にコミュニケーシ
ョンを楽しむことができる。
【0096】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記検出手段によって検出された特定コードと、前
記表示制御信号として入力した特定コードとが一致して
いると、読出手段が、この特定コードに基づいて第2の
記憶手段から第2の表示内容を読み出すようにすると、
受信時に他人に第2の表示内容を知られることなく、
又、入力する特定コードが受信されたものと一致しない
限り、第2の表示内容は表示されないので、より確実に
個人的なコミュニケーションを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信装置の一実施例を適用したページ
ャーの外観斜視図。
【図2】図1のページャーの回路ブロック図。
【図3】図2のROM内の定型文テーブルのデータフォ
ーマットを示す図。
【図4】図2のROM内の伝言作成言語テーブルのデー
タフォーマットを示す図。
【図5】図2のRAM内のシークレットメッセージテー
ブルのデータフォーマットを示す図。
【図6】図1の表示部の定型文のみの表示(a)、定型
文の表示とシークレットメッセージが有る旨を示す表示
(b)及びシークレットメッセージの表示(c)の各表
示状態を示す図。
【図7】図1のページャーによる伝言登録処理を示すフ
ローチャート。
【図8】図1のページャーによる受信時表示処理を示す
フローチャート。
【図9】本発明の受信装置の他の実施例のページャーの
RAMのシークレットメッセージテーブルのデータフォ
ーマットを示す図。
【図10】本発明の受信装置の他の実施例のページャー
の受信時表示処理を示すフローチャート。
【図11】図10の表示処理により表示部の受信メッセ
ージのみの表示(a)、受信メッセージの表示とシーク
レットメッセージが有る旨を示す表示(b)及び受信メ
ッセージの表示とシークレットメッセージの表示(c)
の各表示状態を示す図。
【符号の説明】
1 ページャー 2 基部 3 蓋部 4 表示部 5 電源スイッチ 6 リセットスイッチ 7 テンキー 8 セットキー 9 セレクトキー 10 モードキー 11 表示切換キー 12 キー入力部 21 アンテナ 22 受信部 23 デコーダ部 24 ID−ROM 25 制御部 26 ROM 27 RAM 28 スピーカ 29 LED

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号によるデータを受信して、該受信
    したデータに基づいた内容を表示手段に表示出力する受
    信装置において、 特定コードに対応させて第1の表示内容を記憶する第1
    の記憶手段と、 前記特定コードに対応させて前記第1の表示内容と異な
    る第2の表示内容を少なくとも1種類記憶する第2の記
    憶手段と、 前記受信したデータから前記特定コードを検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出した前記特定コードに基づいて、前
    記第1の記憶手段から前記第1の表示内容あるいは前記
    第2の記憶手段から前記第2の表示内容を読み出す読出
    手段と、 表示制御信号を入力する入力手段と、 前記読出手段の読み出した前記第1の表示内容を前記表
    示手段に表示させるとともに、前記入力手段から表示制
    御信号が入力されると、前記読出手段の読み出した前記
    第2の表示内容を前記表示手段に表示させる表示制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、 前記表示制御信号が入力されると、前記第1の表示内容
    から前記第2の表示内容に切り換えて、前記表示手段に
    表示させることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、 前記検出手段によって検出された特定コードと、前記表
    示制御信号として入力された特定コードとが一致してい
    ると、前記読出手段によって読み出された前記第2の表
    示内容を前記表示手段に表示させることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の受信装置。
JP7028790A 1995-01-24 1995-01-24 受信装置 Pending JPH08205223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546635B1 (ko) * 1997-12-12 2006-04-21 엘지전자 주식회사 전화기에서의유저정보보호방법
US7620385B2 (en) 2005-06-27 2009-11-17 Motorola, Inc. System and method for enhanced secret mode

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546635B1 (ko) * 1997-12-12 2006-04-21 엘지전자 주식회사 전화기에서의유저정보보호방법
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