JPH07322327A - 受信装置及び受信装置の報知制御方法 - Google Patents

受信装置及び受信装置の報知制御方法

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JPH07322327A
JPH07322327A JP6141298A JP14129894A JPH07322327A JP H07322327 A JPH07322327 A JP H07322327A JP 6141298 A JP6141298 A JP 6141298A JP 14129894 A JP14129894 A JP 14129894A JP H07322327 A JPH07322327 A JP H07322327A
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JP6141298A
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Yoichi Aoki
陽一 青木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、共有アドレスによって利用される
複数のページャー毎に使用目的に応じた受信機能の設定
を可能にすることである。 【構成】 制御部7は、報知制御手段としての機能を有
し、共有アドレスデータを受信した場合の定時連絡処理
において、当該ページャー1と親機、子機の関係にある
当該他のページャー(図示せず)に対して、共有アドレ
スデータとともにスケジュールデータ、定時連絡要求デ
ータ、定時連絡データを受信することにより、表示部9
にスケジュール画面を表示するとともに、そのスケジュ
ール画面に定時連絡要求マーク、定時連絡マークを表示
し、また、親機となるページャーでは鳴音報知を作動さ
せず、子機となるページャーでは、定時連絡用の鳴音報
知を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共有のアドレスにより
同一データを受信する複数の受信装置において、受信装
置毎に使用目的に対応した受信処理を行わせる受信制御
機能に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ページャーは、自動車電話や携帯
電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外
出先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人
が外出中の友人との手軽なコミュニケーションツールと
して利用するケースが急増している。従来のページャー
へのアクセス手段としては、個人の場合には電話があ
り、企業、個別情報提供者の場合にはオペレーションサ
ービス会社、パソコン入力、情報加工会社等がある。
【0003】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号別に送信情報が作成され
て送信される。ページャーとしては数字情報の受信が可
能なNP(ニューメリック・ページャー)型、文字情報
の受信が可能なIP(インフォメーション・ページャ
ー)型等がある。
【0004】また、複数のページャーで同一アドレスを
共有する場合は、各ページャーは、その同一アドレスデ
ータが着信した後、そのアドレスデータの後に続く同一
のメッセージデータを受信して表示するため、メッセー
ジデータの送信者は、1回のデータ送信により、アドレ
スを共有する複数のページャーに対してメッセージデー
タを送信して表示させることができ、送信の手間を省略
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の同一アドレスを共有するページャーにあって
は、複数のページャーが、共通アドレスデータの後に続
くメッセージデータを受信して同時に表示するだけであ
ったため、例えば、親機と子機のように各ページャーの
使用目的が異なっている場合、以下のような問題点があ
った。
【0006】すなわち、例えば、親機となるページャー
が、子機となるページャーから定時連絡をするように、
共有アドレスで子機ページャーを呼び出して定期的に鳴
音させて定時連絡を促すようにすると、親機ページャー
も共有アドレスを受信して定期的に鳴音されるため、親
機ページャーの使用者は、鳴音報知が行われる毎にキャ
ンセルする操作を行うことになり、このため、親機ペー
ジャーのみ鳴音報知を行わないように受信機能を設定す
ることいったことができなかった。
【0007】すなわち、共有アドレスによって利用され
るページャー毎に使用目的に応じた受信機能を設定する
ことができないという問題があった。
【0008】本発明の課題は、共有アドレスによって利
用される複数のページャー毎に使用目的に応じた受信機
能の設定を可能にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基地局より送信された呼出信号と、この呼出信号の後に
続くメッセージデータを受信する受信手段と、呼出信号
の着信を報知する報知手段と、を備えた受信装置におい
て、前記受信手段によって受信された特定のメッセージ
データに基づいて前記報知手段の報知動作を制御する報
知制御手段を備えたとを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、呼出信号の着信を
報知する報知手段を備えた受信装置が、特定の無線信号
を受信することによって当該報知手段の報知動作を制御
する受信装置の報知制御方法であって、少なくとも2つ
の受信装置が、前記無線信号に含まれる呼出信号を共有
し、この共有する呼出信号を受信すると、この受信した
呼出信号の後に続く特定のメッセージデータに基づいて
前記報知手段の報知動作を制御するとともに、この特定
のメッセージデータに基づいて前記報知手段の報知動作
を制御したことを表示手段に表示することを特徴として
いる。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、基地局より送信
された呼出信号と、この呼出信号の後に続くメッセージ
データを受信する受信手段と、呼出信号の着信を報知す
る報知手段と、を備えた受信装置において、報知制御手
段により、前記受信手段によって受信された特定のメッ
セージデータに基づいて前記報知手段の報知動作が制御
される。
【0012】したがって、受信装置の報知動作を、送信
するメッセージデータの設定によって制御することがで
きる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、呼出信号の
着信を報知する報知手段を備えた受信装置が、特定の無
線信号を受信することによって当該報知手段の報知動作
を制御する受信装置の報知制御方法であって、少なくと
も2つの受信装置において、前記無線信号に含まれる呼
出信号が共有され、この共有する呼出信号が受信される
と、この受信した呼出信号の後に続く特定のメッセージ
データに基づいて前記報知手段の報知動作が制御される
とともに、この特定のメッセージデータに基づいて前記
報知手段の報知動作を制御したことが表示手段に表示さ
れる。
【0014】したがって、少なくとも2つの受信装置に
おいて、共有する呼出信号によって同一データを受信す
る場合に、使用目的に応じて受信装置毎に報知動作を制
御することができる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して実施例を説明す
る。
【0016】図1〜図7は、本発明を適用したページャ
ーの一実施例を示す図である。
【0017】まず、構成を説明する。
【0018】図1は、ページャー内部の要部ブロック構
成図である。
【0019】この図において、ページャー1は、アンテ
ナ2、受信部3、デコーダ4、ID−ROM5、キー入
力部6、制御部7、ROM8a、RAM8b、表示部
9、スピーカー10及びLED11により構成されてい
る。
【0020】アンテナ2は、図外の情報サービス会社等
から無線で送信される呼出信号を受信して受信部3に出
力する。受信部3は、受信手段としての機能を有し、デ
コーダ4から入力される間欠信号により制御され、アン
テナ2から入力される呼出信号を間欠受信し、受信信号
を復調した後、デジタルデータに変換してデコーダ4に
出力する。
【0021】デコーダ4は、受信部3で復調された受信
信号のうち個別呼び出し信号とID−ROM5に記憶さ
れているデータとを照合し、一致した場合に、個別呼び
出し信号の後に続くメッセージデータを制御部7に出力
する。
【0022】ID−ROM5は、当該ページャー1に個
別的に割り当てられるフレームやアドレス等のデータを
記憶し、呼出信号受信に際しデコーダ4の制御の下に記
憶しているフレームやアドレス等のデータをデコーダ4
に出力する。また、ID−ROM5に記憶されるアドレ
スデータは、当該ページャー1を個別に呼び出すアドレ
スデータとして設定される通常アドレスと、当該ページ
ャー1と当該他のページャー(図示せず)を同時に呼び
出すアドレスデータとして設定される共有アドレスがあ
る。
【0023】なお、本実施例では、当該ページャー1と
共有アドレスが設定される当該他のページャーとの関係
は、親機と子機の関係にあるものとする。
【0024】キー入力部6は、操作キー部分と、各種ス
イッチ部分により構成されており、操作キー部分につい
ては、ある入力操作が行われると制御部7で処理された
表示制御信号により表示部9にメッセージが表示される
だけでなく、その処理データがRAM8bに記憶され
る。また、各種スイッチ部分は、呼び出し信号を受信し
たときに呼び出し音を発生する鳴音モードと呼び出し音
を発生しない無音モードとの間でモード切り替えを行う
モード切り替えスイッチ、呼び出し音の発生等を停止さ
せる時に操作するリセットスイッチ等で構成される。
【0025】制御部7は、CPU(Central Processing
Unit )等により構成され、ROM8aに格納されてい
る各種制御プログラムに基づいてデコーダ4から入力さ
れる受信信号をRAM8bに格納するとともに、キー入
力部6から入力される制御信号に応じてページャー1内
の各回路部を制御する。
【0026】また、制御部7は、報知制御手段としての
機能を有し、後述する受信処理において、共有アドレス
データを受信した場合の定時連絡処理において、当該ペ
ージャー1と親機、子機の関係にある当該他のページャ
ー(図示せず)に対して、共有アドレスデータとともに
スケジュールデータ、定時連絡要求データ、定時連絡デ
ータを受信することにより、表示部9にスケジュール画
面を表示するとともに、そのスケジュール画面に定時連
絡要求マーク、定時連絡マークを表示し、また、親機と
なるページャーでは鳴音報知を停止させ、子機となるペ
ージャーでは、定時連絡用の鳴音報知を行わせる。
【0027】ROM8aは、各種制御プログラムを格納
するとともに、スケジュール画面に表示される場所予定
マーク、定時連絡要求マーク、定時連絡マークを格納す
るメモリエリアを有する記憶部である。
【0028】RAM8bは、過去に受信されたメッセー
ジデータ等を記憶するメモリエリアと、着信データにお
けるスケジュールデータ、定時連絡要求データ、定時連
絡データ等を記憶するスケジュールデータ記憶部で構成
されている。
【0029】表示部9は、制御部7から入力される制御
信号によって駆動される回路部と、液晶表示パネル等に
より構成されており、メッセージ等を表示するだけでな
く、スケジュールデータを着信した場合、図5、6に示
される様なスケジュール画面を表示し、定時連絡データ
着信の際には、子機となるページャーの鳴音報知の停止
を表示する表示手段としての機能を有する。
【0030】スピーカー10は、報知手段としての機能
を有し、鳴音モードがセットされている時、呼び出し信
号の受信時に制御部7から入力される制御信号によって
駆動され、呼び出し音を発生し報知する。LED11
は、呼び出し信号の受信時に制御部7から入力される制
御信号によって駆動され、点滅あるいは点灯して受信を
報知する。
【0031】次に、動作を説明する。
【0032】本実施例のページャー1によって実行され
る受信処理について図2、3に示すフローチャートに従
って説明する。
【0033】当該ページャー1に対して、基地局(図示
せず)より無線信号が送信された場合、アンテナ2によ
り、この無線信号を間欠受信し、受信部3で復調、デジ
タル符号化されてデコーダ4に出力される。デコーダ4
では、この受信した無線信号に含まれる呼出信号のフレ
ームデータとアドレスデータと、当該ページャー1のと
ID−ROM5から入力されるフレームデータ、アドレ
スデータとをデコーダ4で照合し、その照合して一致し
た場合、更にこのアドレスデータが、通常アドレスデー
タか、共有アドレスデータかを判別する(ステップS
1)。
【0034】共有アドレスデータの場合は、呼出信号検
出信号とともに呼出信号の後に続く着信データを制御部
7に出力し、着信データが、スケジュールデータか、定
時連絡要求データか、あるいは定時連絡データを、図4
(a)〜(c)に示す着信データ構成のの部分(着信
データ内容識別コード)で判別する(ステップS2)。
その着信データ内容識別コードが“1”の場合は、スケ
ジュールデータであると判別してステップS3に移行
し、その着信データ内容識別コードが“2”の場合は、
定時連絡要求データであると判別してステップS4に移
行し、その着信データ内容識別コードが“3”の場合
は、定時連絡データであると判別してステップS5に移
行する。
【0035】着信データがスケジュールデータの場合
は、ステップS3において、着信データ内容識別コー
ド、すなわち、“1”の後に続くメッセージデータを読
み込み、このデータに従って表示部9を駆動し、図5に
示すようなスケジュール画面を表示するとともに、この
メッセージデータに基づき、スケジュール画面上の指定
された時間(図4(a)の着信データ構成図のの部
分)に場所予定マーク(図4(a)の着信データ構成図
のの部分)を表示し、その着信データをRAM8bに
格納する。
【0036】また、着信データが定時連絡要求データの
場合は、ステップS4において、着信データ内容識別コ
ード、すなわち、“2”の後に続くメッセージデータに
従って表示部9を駆動し、図5に示すようなスケジュー
ル画面を表示するとともに、メッセージデータに基づ
き、スケジュール画面上の指定された時刻(図4(b)
の着信データ構成図のの部分)に定時連絡要求マーク
と、この定時連絡要求マークの上に照合番号(図4
(b)の着信データ構成図のの部分)を表示し、その
着信データをRAM8bに格納する。
【0037】また、着信データが定時連絡データの場合
は、ステップS5において、着信データ内容識別コー
ド、すなわち、“3”の後に続く照合番号(図4(b)
の着信データ構成図のの部分)を読み、更にRAM8
bに格納されているスケジュールデータに、既にこの照
合番号での定時連絡要求データの着信があったか否かを
検索する。
【0038】次いで、ステップS6でその着信データの
照合番号と同じ照合番号の定時連絡要求データが格納さ
れていない場合は、ステップS10で、この着信データ
を無効と見なし、受信待機に戻る。また、その着信デー
タの照合番号と同じ照合番号の定時連絡要求データが格
納されていた場合は、ステップS7へ移行し、この着信
データにおける定時連絡データの着信時間を見て、この
着信時間が定時連絡要求データで指定された時刻(図4
(b)のの部分)より後だった場合は、既に当該ペー
ジャー1が子機の場合は、先に着信した定時連絡要求デ
ータに基づいて、指定時刻になると強制的にスピーカー
10、LED8等が駆動される状態になっており、一旦
リセットスイッチを押して鳴音動作を停止させても、一
定時間経過すると再鳴動する状態になっている。よっ
て、ステップS8において、この定時連絡データによ
り、この鳴音動作が完全に停止し、着信に際し表示部9
のスケジュール画面に表示された定時連絡要求マークが
消され、送信時刻に定時連絡を送信した旨を表示、RA
M8bに、この着信データを格納した後、受信待機に戻
る。
【0039】また、同様にステップS7で着信時間が定
時連絡要求データで指定された時刻より後だった場合
は、当該ページャー1が親機の場合は、ステップS9に
おいて、この定時連絡データに基づき、着信に際し表示
部9のスケジュール画面に表示された定時連絡要求マー
クが消され、送信時刻に定時連絡を送信した旨と、この
送信者が現在、どこにいるのかを示す場所予定マーク
(図4(c)の着信データ構成図のの部分)を表示、
RAM8bに、この着信データを格納した後、受信待機
に戻る。
【0040】また、ステップS7において、この定時連
絡データの着信時間が定時連絡要求データで指定した時
刻より5分以上前だった場合、この定時連絡データは、
指定した時刻における定時連絡の用件を満たさないと判
断し、ステップS10で、この着信データを無効と見な
し、受信待機に戻る。
【0041】また、ステップS1において、受信したア
ドレスデータが通常のアドレスデータの場合は、親機、
子機を問わず個別データが着信することになり、ステッ
プS11において、着信データがスケジュールデータ
か、通常メッセージデータかを判別する。
【0042】スケジュールデータの場合は、その着信デ
ータのデータ構成は、図4(a)に示したものと同様で
あり、その着信データに従って表示部9を駆動し、図5
に示すようなスケジュール画面を表示するとともに、そ
の着信データに基づいてスケジュール画面上の指定され
た時間(図4(c)の着信データ構成図のの部分)に
場所予定マーク(図4(c)の着信データ構成図のの
部分)を表示し、更に、その着信データをRAM8bに
格納し(ステップS12)、受信待機に戻る。また、通
常のメッセージデータの場合は、その着信データに基づ
いて表示部9を駆動してメッセージを表示(ステップS
13)、このメッセージデータをRAM8bのメッセー
ジデータのメモリエリアに格納し、受信待機に戻る。
【0043】次に、着信データに基づいて本実施例のペ
ージャー1の表示部9に表示する具体例を図5、図6を
用いて説明する。また、図7は、本実施例のページャー
1を親機、子機に適用したページングシステムの全体構
成図であり、電話機21、親機ページャー22、電話機
23、子機ページャー24、公衆回線網25、センター
26及び基地局27により構成されている。
【0044】まず、通常アドレス、共有アドレスを問わ
ず、スケジュールデータを着信した場合、例えば、着信
データ“[1083000”を着信したとすると、当該
ページャー1では、“[1”により着信データがスケジ
ュールデータであると認識し、次の“0830”により
指定時刻を8時30分と読み込む。更に“00”によ
り、場所予定データを格納したROM8a内のメモリエ
リアより“00”で予め登録されている『学校』のマー
クを読み出し、図5(a)に示すように表示部9に表示
するスケジュール画面に表示し、RAM8bに着信した
スケジュールデータを格納する。
【0045】次いで、図7に示すページャー親機22の
所有者が電話機21を用いて、公衆回線網25、センタ
ー26を通して基地局27より親機22、子機24の共
有アドレスで定時連絡データを送信し、この定時連絡要
求データを更に着信した場合は、例えば、着信データ
“[2113003”の場合は、親機ページャー22と
子機ページャー24では、共有アドレスによりともに
“[2113003”を着信する。
【0046】ここで、親機ページャー22と子機ページ
ャー24は、“[2”により着信データが定時連絡要求
データであると認識し、次のデータ“1130”で指定
時刻を11時30分と読み込み、ROM8a内のメモリ
エリアより予め登録されている定時連絡要求マークを読
み出し、次の照合データ“03”とともに表示部9に、
図5(b)に示すように、スケジュール画面に表示し、
RAM8bに、この着信した定時連絡要求データを格納
する。
【0047】その後、定時連絡要求データにより指定さ
れた時刻になると強制的に子機ページャー24のみがス
ピーカー10により鳴音報知する。子機ページャー24
の所有者は、本体キー入力部6のリセットスイッチの操
作により一時的に鳴音報知を停止させることができる
が、定時連絡データを送信しないかぎり、一定時間経過
すると鳴音報知機能は、再駆動する。
【0048】定時連絡データを送信する場合は、子機ペ
ージャー24の所有者は、電話機23を用い、公衆回線
網25、センター26を通して基地局27より親機ペー
ジャー22、子機ページャー24の共有アドレスで、例
えば、“[30301”を送信する。すると、親機ペー
ジャー22、子機ページャー24には、ともにデータ
“[30301”を着信する。
【0049】ここで、親機ページャー22と子機ページ
ャー24は、“[2”により着信データが定時連絡デー
タであると認識し、次の“03”で照合データを読み込
み、RAM8b内に格納されたスケジュールデータによ
り定時連絡要求マークで記したデータを読み出し、照合
データ“03”で記憶した定時連絡要求時刻と照合す
る。この時、子機ページャー24は、データを照合して
一致した場合は、鳴音報知を完全に止め、表示部9に表
示するスケジュール画面の定時連絡要求マークを消すと
同時に、図6(a)に示すように、着信時刻に定時連絡
マークを点灯する。
【0050】親機ページャー22の場合は、更に、照合
データ“03”の後に続く場所予定データ“01”を読
み込み、場所予定データを格納したROM8a内のメモ
リエリアより“01”で予め登録されている『遊び』の
マークを読み出して、表示部9に、図6(b)に示すよ
うに、表示するスケジュール画面に表示し、RAM8b
に、この定時連絡データを格納する。
【0051】以上のように、本実施例のページャー1で
は、共有アドレスデータが設定されて、当該ページャー
1と親機、子機の関係にある当該他のページャーととも
に、共有アドレスデータの着信を検出すると、その共有
アドレスデータの後に続くメッセージデータに設定され
るスケジュールデータ、定時連絡要求データ、定時連絡
データ、表示部9にスケジュール画面を表示するととも
に、そのスケジュール画面に定時連絡要求マーク、定時
連絡マークを表示し、また、親機となるページャーでは
鳴音報知を作動させず、子機となるページャーでは、定
時連絡用の鳴音報知を行わせるため、親機ページャー2
2では、鳴音報知を停止する操作を行う手間を省略する
ことができ、親機ページャー22と子機ページャー24
で同一データを受信したとしても、使用目的に応じた受
信処理を行わせることができる。その結果、共有アドレ
スで利用される複数のページャーに対して親機と子機と
いった使用目的に応じた受信機能を設定することがで
き、ページャーの利用範囲を拡大することができる。
【0052】なお、定時連絡要求データは、指定時間を
省略して送信することが可能であり、この場合は、着信
と同時に子機ページャー24が鳴音報知する。また、定
時連絡データは、場所予定データの後に定型文データを
つなげ、表示画面を切り替えることによって簡単なメッ
セージを表示することも可能である。
【0053】また、本実施例では、親機ページャー2
2、子機ページャー24ともに一台であったが、上記ア
ドレスデータの末尾に子機指定番号を付加することで、
親機一台に対して複数の子機にデータを送信することも
可能であり、複数の子機のスケジュールを管理すること
も可能である。また、鳴音報知は、音声による報知も可
能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信装置
の報知動作を、送信するメッセージデータの設定によっ
て制御することができる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、少なくとも
2つの受信装置において、共有する呼出信号によって同
一データを受信する場合に、使用目的に応じて受信装置
毎に報知動作を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したページャーの要部ブロック構
成図。
【図2】本実施例のページャーによって実行される受信
処理のフローチャート。
【図3】図2に続く受信処理のフローチャート。
【図4】本実施例のページャーに着信する着信データの
構成を示す図。
【図5】本実施例のページャーの表示部に表示されるス
ケジュール画面の表示例を示す図。
【図6】本実施例のページャーの表示部に表示されるス
ケジュール画面の表示例を示す図。
【図7】本実施例のページャーを適用したページングシ
ステムの概略図。
【符号の説明】
1 ページャー 2 アンテナ 3 受信部 4 デコーダ 5 ID−ROM 6 キー入力部 7 制御部 8a ROM 8b RAM 9 表示部 10 スピーカー 11 LED 21 電話機 22 親機ページャー 23 電話機 24 子機ページャー 25 公衆回線網 26 センター 27 基地局

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局より送信された呼出信号と、この呼
    出信号の後に続くメッセージデータを受信する受信手段
    と、 呼出信号の着信を報知する報知手段と、 を備えた受信装置において、 前記受信手段によって受信された特定のメッセージデー
    タに基づいて前記報知手段の報知動作を制御する報知制
    御手段を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】呼出信号の着信を報知する報知手段を備え
    た受信装置が、特定の無線信号を受信することによって
    当該報知手段の報知動作を制御する受信装置の報知制御
    方法であって、 少なくとも2つの受信装置が、前記無線信号に含まれる
    呼出信号を共有し、 この共有する呼出信号を受信すると、この受信した呼出
    信号の後に続く特定のメッセージデータに基づいて前記
    報知手段の報知動作を制御するとともに、 この特定のメッセージデータに基づいて前記報知手段の
    報知動作を制御したことを表示手段に表示することを特
    徴とする受信装置の報知制御方法。
JP6141298A 1994-05-30 1994-05-30 受信装置及び受信装置の報知制御方法 Pending JPH07322327A (ja)

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JP6141298A Pending JPH07322327A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 受信装置及び受信装置の報知制御方法

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