JPH05298373A - 携帯型情報端末装置 - Google Patents

携帯型情報端末装置

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Publication number
JPH05298373A
JPH05298373A JP4106729A JP10672992A JPH05298373A JP H05298373 A JPH05298373 A JP H05298373A JP 4106729 A JP4106729 A JP 4106729A JP 10672992 A JP10672992 A JP 10672992A JP H05298373 A JPH05298373 A JP H05298373A
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JP
Japan
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unit
video
character
rom
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Pending
Application number
JP4106729A
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English (en)
Inventor
Giichi Akamine
義一 赤嶺
Seiichi Wakamatsu
誠一 若松
Hiroyuki Fukuda
弘之 福田
Takashi Kojima
小島  隆
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に所望の最新の情報を得ることが可能な携
帯型情報端末装置を提供する。 【構成】 画像情報や音声情報、文字情報等が記録され
た情報記録媒体1と、情報記録媒体1に記録された所望
の情報を検索する検索手段2と、検索手段2によって検
索された内容を表示する表示手段3と、検索手段2によ
って所望の情報が検索できなかった場合、検索の為の情
報を登録しておく登録手段4と、登録手段4に登録され
ている登録情報を送信し、該登録情報に対応する所望の
情報を受信する通信手段5と、通信手段5によって受信
された情報を格納する格納手段6とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型情報端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】DVI(digital video interactive )
とCD−I(compact disc interactive )は、CDに
音楽だけでなく、静止画や動画などのディジタルデータ
を格納し、扱うための規格である。DVIはコンピュー
タで動画像を扱うための基本技術であり、現在、最大7
2分間の圧縮した動画像を1枚のCDに格納できる。一
方のCD−Iは、ディジタル・データ(静止画や動画を
含む)をCDへ記録する為の方式である。
【0003】どちらも携帯用のプレーヤが既に試作され
ており、これらに共通しているのは、CD等の大容量メ
モリに、画像情報や音声情報・文字情報等が入ってお
り、さらにそれらを複号的に検索・操作する事が可能な
点である。
【0004】特に、1990年のエレクトロニクスショ
ーにおいて発表されたCD−Iプレーヤは本体に小型の
カラー液晶モニタとスピーカを備え単体で機能するもの
である。又、前記画像情報や音声情報・文字情報が複号
的にパッケージされたCD等の媒体を差し換える事によ
り、百科辞典やグラビア誌やゲーム等、種々のソフトウ
ェアを同様に検索、操作する事が可能である。図12に
従来の携帯型プレーヤの基本ブロック図を示す。
【0005】これは、映像情報や音声情報、文字情報等
の記録されている大容量な情報記録媒体7と、該情報記
録媒体7より所望の情報を検索する為の検索手段8と、
該検索手段8によって検索された情報を表示する表示手
段9より成る。ここで、大容量情報記録媒体7は、CD
の様に交換可能なタイトルソフトであってもよく、追記
/書換え可能な光磁気ディスクを用いたものもある。
【0006】このような携帯型プレーヤは、大容量の記
録媒体を備え、その中に種々のデータを用意し、何時で
も何処でもその媒体内部についての検索・表示ができる
という利点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の携帯型プレーヤは情報記録媒体の中に所
望の情報が存在しない場合があり、検索手段にて検索で
きなかった場合には、所望の情報を得ることができない
という問題があった。
【0008】また、前記媒体内部で情報が完結されてい
るが故に、前記媒体外部との関係が遮断され、該媒体内
部の情報が刻々と変化する情報である場合は、検索した
時点の情報が最新のものであるか否かが判断できなかっ
た。
【0009】本発明の携帯型情報端末装置はこのような
課題に着目してなされたものであり、その目的とすると
ころは、通信手段を介して検索することによって所望の
情報を得ることが可能な携帯型情報端末装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の携帯型情報端末装置は画像情報や音声情
報、文字情報等が記録された情報記録媒体と、該情報記
録媒体に記録された所望の情報を検索する検索手段と、
該検索手段によって検索された内容を表示する表示手段
とを有する携帯型情報端末装置において、上記検索手段
によって所望の情報が検索できなかった場合、検索の為
の情報を登録しておく登録手段と、該登録手段に登録さ
れている情報を送信し、該登録情報に対応する所望の情
報を受信する通信手段と、該通信手段によって受信され
た情報を格納する格納手段とを具備する。
【0011】
【作用】すなわち、本発明の携帯型情報端末装置におい
ては、検索できなかった情報を登録しておき、この登録
された情報を通信手段によって受信して格納する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の基本ブロック図を
示す。
【0013】一実施例の携帯型情報端末装置は画像情報
や音声情報・文字情報等が記録された大容量情報記録媒
体1と、該大容量情報記録媒体に記録された所望の情報
を検索する検索手段2と、該検索手段2によって検出さ
れた内容を表示する表示手段3と、前記検索手段2によ
って所望の情報が検出できなかった場合、検索に用いら
れるキーワード等の要求内容を登録しておく要求内容登
録手段4と、該登録手段4に登録された要求内容を例え
ば情報センター等に要求し、該要求内容を受信する為の
通信手段5と、該通信手段5によって受信された内容を
格納しておく受信内容格納バッファ6とを具備する。
【0014】ここで、大容量情報記録媒体1が書換え可
能な場合、受信内容格納バッファ6に格納された内容の
1部あるいは全部をもって大容量情報記録媒体1の内容
を書き換え、あるいは追加する事により、検索手段2に
よる検索が可能である。
【0015】また、大容量情報記録媒体1が書換え不可
能の場合、検索手段2は該大容量情報記録媒体1とこれ
を補なう受信内容格納バッファ6の内容とを参照して表
示手段3により表示を行なう。
【0016】また、表示手段3は液晶ディスプレイ等の
映像表示装置やスピーカ等の音声表示装置、あるいは外
部出力端子により外部ディスプレイやスピーカ、プリン
タ等への出力も可能とする。
【0017】また、通信手段5は公衆電話回線や専用電
話回線等の有線系に限らず、電気通信事業用や自営通信
用等の無線系、あるいその混合、あるいは放送電波への
信号の重畳、赤外光等その他光通信も含む。
【0018】また、例えば、大容量情報記録媒体1の内
容が刻々と変化する情報である場合は、大容量情報記録
媒体1と要求内容登録手段4と通信手段5と受信内容格
納バッファ6は常時作動しており、大容量情報記録媒体
1より要求内容登録手段4に登録された項目について、
通信手段5を用いて常にあるいは所定時間ごとに要求を
行ない、受信された内容について受信内容格納バッファ
6の該当する項目を更新し、あるいは前記受信内容格納
バッファ6に格納された最新の情報で大容量情報記録媒
体1の該当する項目を書き換え、更新を行ない、更新が
行なわれている事を表示手段3を用いて音声や映像で表
示し、あるいは、更新が行なわれた回数や時刻を大容量
情報記録媒体1に記録しておき、任意の時に表示手段3
に表示を行なう。
【0019】あるいは、大容量情報記録媒体1の中で然
るべき、あるいはマーキングされた項目について、要求
内容登録手段4への登録を行なう事により、前記要求内
容登録手段4の内容を通信手段5にて要求し、受信され
た最新情報で受信内容格納バッファ6あるいは大容量情
報記録媒体1の該当する項目を更新し、更新が終了する
と大容量情報記録媒体1の中で然るべき、あるいはマー
キングされた次の項目を順次、要求内容登録手段4に登
録し、順次、要求、受信、更新を繰り返す。
【0020】あるいは、通信手段5と受信内容格納バッ
ファ6、あるいは大容量情報媒体1のみを常時作動さ
せ、最新情報の要求先、あるいは受信先のほうに要求内
容をいったん登録しておき、常時、通信手段5を通じて
最新情報を取り込み、受信内容格納バッファ6や大容量
情報記録媒体の該当する項目を更新する。また、大容量
情報媒体1内の情報は階層的に格納され、検索手段2に
よって階層的に検索する事も可能である。図2は本発明
の第1の実施例が適用される携帯用プレーヤの外観図を
示す。
【0021】図2(a)に示すように、携帯用プレーヤ
本体10の正面には、開閉式のCD−ROM格納部11
があり、映像情報や音声情報・文字情報等の書き込まれ
た大容量のCD−ROMを格納する。
【0022】操作部12は、カラー液晶ディスプレイ等
の文字・映像表示部13に検索画面等を表示しながらカ
ーソル等の移動、文字・コマンド等の入力を行なう事に
よってCD−ROM格納部11に格納されている図示し
ないCD−ROMに記録されている前記情報の検索を行
なう。
【0023】検索の結果、所望の情報が検出されれば、
前記CD−ROMより該当する情報が読み出され、映像
・文字情報は文字・映像表示部13のディスプレイ上に
表示され、音声情報は音声表示部14より表示される。
検索の結果、所望の情報が検出されなければ、受信・送
信アンテナ15より所望の情報が要求され、要求内容に
該当する情報を前記受信・送信アンテナ15により受信
して、前記CD−ROM上の情報を補ない、文字・映像
情報を文字・映像表示部13により表示し、音声情報を
音声出力部14にて表示する。
【0024】図2(b)に示すように、携帯用プレーヤ
本体10の背面パネルには外部出力端子16が用いられ
ており、前記映像・文字出力をビデオ出力端子17よ
り、前記音声出力をオーディオ出力端子(L)(R)、
18、18´、あるいはヘッドホン端子19により行な
う事ができる。図示しない電源が内蔵されている為、携
帯が可能となっている。
【0025】その他、地上波・衛星波等の受信/通信装
置をオプション付加可能としても良く、専用回線、公衆
回線用のモデム/通信回路をオプションで付加可能とし
ても良い。又、映像・文字情報を、図示しないメガネ型
のディスプレイにて出力する端子を設けても良い。
【0026】又、図4は外観図変形例を示す。図4はコ
ンパクト型携帯情報端末の例であり、図2との違いはC
D−ROM格納部11が操作部12と一体になっている
点である。図3に上記した携帯用プレーヤの内部ブロッ
ク図を示す。
【0027】本構成は、映像情報あるいは音声情報・文
字情報等の重畳された1送出単位の無線電波を情報セン
タ21などの間で送受するアンテナ22と、送受信回路
23と、送受信回路23より受信された前記無線電波を
A/D変換し、1パケット分のディジタル信号に変換す
るデータ取込部24と、前記変換された1パケット分以
上のディジタル信号をバイト単位で格納する受信バッフ
ァ・メモリ25と、該受信バッファ・メモリ25よりメ
イン・バス27を介して前記1パケット分のディジタル
信号のビット誤りを訂正する誤り訂正部26と、該誤り
訂正部26によって訂正後の全てのディジタル信号をバ
イト単位で格納しておく情報記録部28と、メイン・バ
ス7及び本体システム全体を管理する16/32ビット
・ホストCPU29と、該ホストCPU29を動作させ
るシステム・プログラム等の格納されたプログラムRO
M30と、そのワーク領域を確保するワークRAM31
と、検索や制御を行なう為の操作部であるキー入力部3
2と、該キー入力部32におけるキー入力をメインバス
27を介してホストCPU29に伝える為のキーインタ
フェース33と、該キーインタフェース33よりホスト
CPU29に検索や制御の指示が伝わった結果、前記ホ
ストCPU29より図示しないCD−ROMの制御や検
索を指示したり、図示しないCD−ROMよりCD−R
OMドライバ34とCD−DA用コントローラ/デコー
ダ35を経てディジタル信号を読み込むCD制御ユニッ
ト36と、前記映像情報あるいは音声信号・文字信号の
記録された図示しないCD−ROMの読み込み制御を行
なうCD−ROMドライバ34と、該CD−ROMドラ
イバ34より読み込まれたディジタル信号をそのまま前
記CD制御ユニット36に転送したり、あるいはCD制
御ユニット36の指示に従って前記ディジタル信号をア
ナログ音声信号に変換し、オーディオ信号処理ユニット
37に転送して、その切替制御やデコードを行なうCD
−DA用コントローラ/デコーダ35と、前記CD制御
ユニット36より転送されるディジタル信号が圧縮され
た(ADPCMされた)音声情報であるならば、ホスト
CPU29の指示により前記ディジタル信号を転送し、
ADPCM復号処理を行ないアナログ音声信号に変換す
るADPCMデコーダ38と、該ADPCMデコーダ3
8あるいは前記CD−DA用コントローラ/デコーダ3
5よりアナログ音声信号を受け取って、オーディオ出力
を行なうオーディオ信号処理ユニット37と、CD制御
ユニット36あるいは情報記録部28より読込まれるデ
ィジタル信号が文字情報であるならば、ホストCPU2
9の指示に従い文字を発生させるキャラクタ・ジェネレ
ータ39と、該キャラクタ・ジェネレータ39によって
発生させた文字画像のビットマップを記憶するDRAM
40と、該DRAM40に記憶された前記ビットマップ
を文字画像として展開するビデオ・コントローラ41
と、CD制御ユニット36あるいは情報記録部28より
読込まれるディジタル信号が圧縮された静止画及びグラ
フィック等の映像情報であるならば、前記ホストCPU
29の指示に従い前記映像情報のデコード処理を行なう
静止画・動画・グラフィック用デコーダ部42と、前記
ビデオコントローラ41の出力する文字画像と、前記デ
コーダ部42の静止画・動画及びグラフィック画像を同
時に表示させるビデオ・デコーダ・ミキサ48と、ホス
トCPU29の指示によって動作するDMAやクロック
・タイマなどの周辺回路コントローラ49と、情報セン
タ21などに送受信回路23やアンテナ22を介して要
求される情報の内容を格納する送信バッファ・メモリ5
0と、CD制御ユニット36や情報記録部28を介して
得られる文字信号が付加音キャラクタを有する場合や、
ホストCPU29の指示によって付加音キャラクタが与
えられた場合、これを処理する付加音処理部51より成
る。ここでCD−DA用コントローラ/デコーダ35は
誤り訂正も行なう。
【0028】なお、上記デコーダ部42はメインバス2
7を介して、デコーダ部42のシステム・バス44との
インタフェースを行なうシステムバス・インタフェース
43と、CD制御ユニット36や情報記録部28より転
送される前記映像情報を伸長する画素処理プロセッサ4
5と、該画素処理プロセッサ45により伸長されたデー
タを格納するデュアルポート・メモリ46と、デュアル
ポート・メモリ46より表示データ、表示パラメータを
受け取り、アナログ出力またはディジタル出力をディス
プレイ上に行なう表示プロセッサ47とを具備する。以
下に、その作用を順を追って説明する。
【0029】図示されない、映像情報や音声情報・文字
情報の記録されたCD−ROMを、前記CD−ROM格
納部11へ格納し、操作部12の電源キーを押下する。
すると、プログラムROM30の中に書き込まれている
システム・ソフトが起動して、ホストCPU29はCD
制御ユニット36を制御し、CD−ROMドライバ34
を起動させる。
【0030】CD−ROMドライバ34は前記CD−R
OMより例えば初期メニュー画面が文字情報で与えられ
ているアドレスをサーチし、読み込まれたディジタル信
号はCD−DA用コントローラ/デコーダ35を経て、
CD制御ユニット36よりワークRAM31に転送され
る。ホストCPU29は、前記ディジタル信号のデータ
ヘッダ部より、あるいは文字情報をサーチした故に当然
の結果として、前記のCD制御ユニット36より転送さ
れるディジタル信号が文字情報であると判断し、あらか
じめ決められたプロトコルに従って文字信号の復号を行
ない、必要があればキャラクタ・ジェネレータ39より
文字を発生させ、DRAM40上に前記信号の復号結果
をメモリする。
【0031】ホストCPUは文字情報中の制御信号等に
従い、ビデオコントローラ41を制御して、前記DRA
M40にメモリされた文字画像を、ビデオ・デコーダ・
ミキサ48を経て出力する。
【0032】例えば、CD−ROM格納部11に現在格
納されているCD−ROMが百科辞典のパッケージ・ソ
フトであったとすれば、この時点では文字・映像表示部
13では例えば百科辞典である事を示すデモ画像が表示
され、見出し語の入力待ちのプロンプトが点滅する。
【0033】ここで、検索したい見出し語等(あるいは
キーワード)をキー入力部32より入力する。入力され
た見出し語は、キーインタフェース33を介してワーク
RAM31上に格納され、ホストCPU29はCD制御
ユニット36を制御する事により、図示しないCD−R
OMの内容をCD−ROMドライバ34をドライブして
前記見出し語のサーチを行なう。
【0034】該見出し語が検出された場合には、CD−
ROMドライバ34を介してディジタル信号が読み出さ
れ、CD−DA用コントローラ/デコーダ35がCD制
御ユニット36へ該ディジタルデータをスルーで送出す
る。
【0035】ここで、前記見出し語が検出されず、前記
CD−ROM内に存在しない事が判明すれば、ホストC
PU29はワークRAM31に格納されている検索中の
見出し語を送信バッファメモリ50に転送する。送信バ
ッファメモリ50の内容は送受信回路23とアンテナ2
2を経て、情報センタ21との間での通信フォーマット
に従った無線電波の1送出単位で情報センタ21に送信
される。
【0036】情報センタ21では送信バッファメモリ5
0の内容を受信して、図示されない検索を行なって、前
記送信バッファ・メモリに該当する内容を見つけると、
同様に、前記通信フォーマットに従い該当するデータを
送信する。
【0037】アンテナ22と送受信回路23により受信
された1送出単位の無線電波は、データ取込部24にて
A/D変換され、1パケット毎のディジタル信号に変換
され、該ディジタル信号はバイト単位で受信バッファ・
メモリ25に格納される。該受信バッファ・メモリ25
にて格納された前記データは誤り訂正部26にてビット
誤りが訂正され、該訂正後のディジタル信号が情報記録
部28に格納される。該情報記録部28への、前記デー
タの格納が終了した時には送信バッファ・メモリ50と
ワークRAM31上の該当する見出し語が消去、あるい
は次の見出し語(あるいはキーワード等)によって上書
きされる。
【0038】もし、情報記録部28に格納されたディジ
タル信号が文字情報である事をホストCPU29が判別
すれば、プログラムROM30内の文字信号復号プログ
ラムがキャラクタ・ジェネレータ39とビデオコントロ
ーラ41とDRAM40を制御する事によって、前記の
様に文字信号の復号を行ない、ビデオ・デコード・ミキ
サ48を介してビデオ出力を行なう。また、もし情報記
録部28に格納されたディジタル信号が圧縮された静止
画・動画・グラフィックデータであるならば、静止画・
動画・グラフィック用デコーダ部42にて伸長処理され
て、ビデオ・デコーダ・ミキサ48を経てビデオ出力さ
れる。
【0039】あるいは、情報記録部28に格納されたデ
ィジタル信号に、文字情報とその他の映像情報が在在す
る場合には、各々別々に処理されて、ビデオコントロー
ラ41の文字画像出力と、静止画・動画・グラフィック
用デコーダ部42の映像出力はビデオ・デコーダ・ミキ
サ48にて合成され、その結果を出力する。
【0040】また、情報記録部28に格納されたディジ
タル信号が圧縮された(ADPCMされた)音声信号で
あるならば、該ディジタル信号はADPCMデコーダ3
8に転送後、音声アナログ信号に変換され、オーディオ
信号処理ユニット37にてオーディオ信号を出力する。
【0041】ここで、CD−ROMドライバ34を駆動
して、図示しないCD−ROMよりCD−DA用コント
ローラ/デコーダ35に転送されたディジタル信号が圧
縮された音声信号であった場合、該CD−DA用コント
ローラ/デコーダ35はディジタル信号をCD制御ユニ
ット36に転送後、ADPCMデコーダ38にて前記デ
ィジタル信号は音声アナログ信号に変換され、オーディ
オ信号処理ユニット37にてオーディオ信号を出力す
る。
【0042】あるいは、CD−ROMドライバ34を駆
動して、図示しないCD−ROMよりCD−DA用コン
トローラ/デコーダ35に転送されたディジタル信号が
圧縮されていない音声信号であった場合、該CD−DA
用コントローラ/デコーダ35に転送された前記ディジ
タル信号は音声アナログ信号にD/A変換され、該音声
アナログ信号はオーディオ信号処理ユニット37にてオ
ーディオ信号を出力する。これによって、CD−ROM
格納部11に一般の音楽ソフト用CDを本発明の携帯用
プレーヤでも再生する事ができる。
【0043】また、音声情報に限らず、文字情報として
付加音処理部51の内部に電子音をキャラクタ登録して
おく事により、キー入力部32のキー入力や、受信バッ
ファメモリ25に前記受信データが格納された時、ある
いはCD制御ユニット36を制御する事により、図示し
ないCD−ROMの内容を検索した結果、情報が見つか
らない事が判別した時などに同期して、それぞれ異なる
音色の電子音あるいはメロディをオーディオ出力する事
ができる。
【0044】また、キー入力部32より検索を行なう
際、図示しないCD−ROMの情報を前記手段により検
索した後、合わせて情報記録部28の情報も検索し、前
記CD−ROMの情報と情報記録部28の情報のうち最
新の情報を表示、あるいは前記2つの情報が相互に補な
って表示を行なう事を可能とする。
【0045】ここで、第1実施例では再生専用のCD−
ROMドライバ34のみを考えていたので情報記録部2
8を用意したが、大容量記憶媒体としては追記型のCD
−ROMや、書き換え可能なCD、光磁気ディスク、M
D等が公知であり、これら書き換え可能な大容量記憶媒
体を用いれば、この媒体の内容を書き換える事になるの
で、前記の情報記録部28と余分な検索動作が不要とな
る。
【0046】また、第1実施例では文字信号復号用プロ
グラムをプログラムROM30の中に用意したが、ワー
ク領域を含めて文字信号復号専用回路(LSIとして公
知である)を用いてもよく、その中に付加音処理部51
を内蔵させても良い。
【0047】その場合、文字信号のみで2値画像を表示
する事も可能なので、地図やグラフ等を表示する程度で
あれば、静止画・動画・グラフィック用デコーダ部42
を第1実施例より削除しても差し支えなく、回路の簡略
化・小型化が実現できる。
【0048】ここで、静止画・動画・グラフィック用デ
コーダ部42がプログラムの切換えによって処理機能が
変化する単一または複数のディジタル・シグナル・プロ
セッサを有しても良く、前記プログラム(以下にマイク
ロコードと呼ぶ)を書き換える事によって、様々な処理
が可能となる。
【0049】例えば、音声・映像情報の圧縮、伸長処理
と解析処理及び加工・編集処理あるいは暗号化・復号化
処理を行ない、該処理結果および過程を前記手段の一つ
あるいは複数で表示する事が可能である。
【0050】例えば、表示プロセッサ47を音声信号処
理専用の回路と切り換えれば、画素処理プロセッサ45
のマイクロコードを入れ換える事により、CD−ROM
より読み込まれ圧縮された音声信号をシステムバス・イ
ンタフェース43を介して画素処理プロセッサ45にて
伸長してその結果をデュアル・ポート・メモリ46に格
納し、前記音声信号処理専用回路にて読み出せず、オー
ディオ出力を得るのでADPCMデコーダ38が不要と
なる。また、前記画素処理プロセッサ45内のマイクロ
コードを書き換える事により、音声認識や音声合成、音
声の分析の周波数帯域別のグライコ表示等、様々な音声
処理が可能となり、その結果を文字や図形等でディスプ
レイ表示する事も可能である。
【0051】前記の様に画像処理や音声の処理で様々な
処理を可能とする画素処理プロセッサ45に与えられる
マイクロコードは、図示しないCD−ROMの中にそれ
ぞれの機能別に用意されており、それを前記CD−RO
Mドライバ34により読み出して、画素処理プロセッサ
45に必要に応じて与えても良いし、必要になり次第、
情報センタ21などより無線電波にて取り込んでも良
い。
【0052】また、第1実施例では通信手段としてアン
テナ22と送受信回路23を用いる事により、情報セン
タ21より無線電波を受信しているが、モデムを介して
公衆回線や専用回線を利用しても良い。また、通信手段
として赤外光を用いても良く、現在9600bpsのデ
ィジタル通信が可能である。
【0053】また、前記の追記可能なCD−ROMや、
前記情報記録部28にキー入力部32にてパーソナルな
情報を書き込む事を可能とし、該情報に対してパスワー
ドを設定し、パスワードが一致しなければ前記情報を読
み出せないという機能を追加しても良い。
【0054】さらにまた、前記マイクロコードの切換え
によって、前記の映像情報や音声情報・文字情報、ある
いは他のマイクロコード・プログラム、あるいはその他
のソフトウェア・プログラムの暗号化処理を画素処理プ
ロセッサ47にて行なって前記情報記録部28に書き込
んだり、送受信回路23より送出したりする事も可能で
あり、また、既に暗号化処理された前記情報を送受信回
路23より受信して画像処理プロセッサ45にて復号化
処理を行なって情報記録部28に格納したり、オーディ
オ信号処理ユニット37から出力されるオーディオ出力
あるいはビデオ・デコーダ・ミキサ48より出力される
ビデオ出力に接続される表示手段3により表示したり、
あるいは情報記録部28より既に暗号化処理された前記
情報を画素処理プロセッサ47にて復号化処理を行なっ
て表示手段4にて表示を行なったり、送受信回路23よ
り送信したり、再度情報記録部28に格納しても良い。
【0055】ここで、前記暗号化された情報を画素処理
プロセッサにて復号する時、キー入力部32よりパスワ
ードを入力し、それがあらかじめ設定されたパスワード
と合致しない限り、前記復号用のマイクロコード・プロ
グラムが起動しない、あるいは起動しても正しく完全に
処理しない様にしても良い。また、このパスワードによ
るマイクロコードの起動及び正しく完全な処理の実行
は、様々な機能において各々設定されて良い。
【0056】また、このような様々な機能を実行するマ
イクロコード・プログラムは、情報記録部28にパーシ
ャルROMを用いた場合、書き換え不可能の領域に確保
されても良く、該マイクロコード・プログラムの各々に
パスワード等を設定し、該パスワードの入力をキー入力
部32によって行なっても良く、情報センタ21よりパ
スワード信号を受信する事によって行なっても良い。
【0057】通信手段にオプションとして地上波のTV
/ラジオのチューナ/IFパッケージ、衛星放送のアン
テナ/コンバータ/チューナ/IFパック、さらに有料
衛星放送のアンテナ/コンバータ/チューナ/IF/デ
コーダパック等を追加する事により、地上波及び衛星波
のTV/ラジオ放送を受信してもよい。(衛星波の場
合、音声のみのBモード放送もある)。図5、6に有料
衛星放送の受信パックの例を示す。
【0058】図5に示すように、外観はコンバータ10
1を台とし衛星放送を受信する平面アンテナ100と、
携帯情報端末本体108に接続されたチューナ/IF/
デコーダ部107とから成り、コンバータ部101とチ
ューナ/IF/デコーダ部107がケーブルで接続され
ている。
【0059】図6の内部ブロック図は、衛星受信アンテ
ナ100より受信されたRF信号をコンバータ部101
でGHz帯よりMHz帯に変換し、該変換後のRF信号
が制御マイコン106の指示に従いチューナ/IF回路
102によって選局され、デコーダ部103を通してビ
デオ出力を得、該ビデオ出力をA/D部104にてA/
D変換してデータ取込部24へ映像/音声情報を送出す
る。あるいは、ここで、デコーダ部103より直接、携
帯情報端末本体108のビデオ出力部、オーディオ出力
部等のAV出力部に出力しても良い。
【0060】選局においては、送信バッファメモリ50
に番組番号を書き込んでおき、制御マイコン106はこ
れを参照してチューナ/IF102とデコーダ部103
を制御する。
【0061】データ取込部24へ取り込まれた映像/音
声データは受信バッファメモリ25を介して情報記録部
28に取り込まれ、あるいは表示手段3を用いて表示さ
れ、あるいは画素表示プロセッサ45にて前記マイクロ
コードを書き換える事によって、データ圧縮及び画像/
画声解析及び加工/編集などの様々な処理が実行され
る。
【0062】または、通信手段にGPS衛星受信アンテ
ナ/装置をオプションとして付加し、該オプションにて
受けたアンテナの位置情報を読み取り、前記情報記録部
28あるいは前記情報センタ21より受信した地図情報
を用いる事によって、現在位置を前記地図上で表示して
もよい。次に、基本的な使用例を図7を参照して以下に
説明する。
【0063】例えば、利用者の知りたい内容のジャンル
が優先度の高い順に、1.株式、2.飛行機の予約状
況、3.天気予報であったとして、各ジャンルの中でも
株式の場合は、A社、B社、C社の最新の株価と飛行機
の予約状況は○月×日△便の空席情報と天気予報の場合
は東京と大阪の最新の予報について知りたいとする。
【0064】ユーザーはキー入力部32のキーを押下し
て、多くのメニューの中からの選択、あるいは文字の入
力によって、図7のAに示すジャンル登録画面を作成す
る。割り付けられた番号はそれぞれ通信手段5が動作時
の優先順位である。次に、図7のBに示すジャンル別の
要求情報を登録する画面を表示し、各々のジャンルにつ
いて、株式は知りたい銘柄、空席情報は例えばANAの
○月×日△便、○月○日○便という様に希望する便名の
順に、天気予報は知りたい場所の順にメニュー画面等を
使って登録したとする。
【0065】前記要求情報の登録後は登録画面終了後も
通信手段5が随時通信を続け、例えば株価の場合は20
分おきに証券会社のデータベースから、飛行機の空席情
報はエア・ターミナルのコンピュータから1時間おき
に、天気予報の場合はキャプテン・サービス・センター
から3時間毎に情報センタ21を介して本情報端末の通
信手段5によって欲しい情報の数値データが得られる。
【0066】前記数値データが受信されるたびに、受信
機はその内容について記録媒体1内の情報を更新した
り、音声で知らせたり、映像・文字表示部13に表示し
て該当部分を点滅させたりする。図8のCに株式のジャ
ンルのA社の株価情報が到着した例を示す。
【0067】図7のDは、本携帯情報端末のそれぞれの
ジャンル毎の処理・表示例を示す。例えば株価の場合、
受信されるデータは20分毎の数値データであったが、
情報記録媒体1にはその日の終値が毎日記録され、株式
のジャンルの表示時には前記マイクロコード・プログラ
ムの入れ換えによる画素処理プロセッサ45の処理によ
り、全社の株価チャートを作成してもよく、予測・判断
までを行なってもよい。あるいは、同様に、前記画素処
理プロセッサ45の処理により、現在の飛行機の空席情
報を受信して最善のコースを判断・表示しても良いし、
天気予報のデータも地図等のグラフィックを重ねて判り
やすく表示しても良い。あるいは、天気図を端末内部で
作成する事も可能である。
【0068】ここで、Bのジャンル別要求情報登録画面
上で最新データを受信するタイミングと間隔を登録する
事を可能とし、情報センタ21に送受信回路23を介し
て要求情報送信を定期間毎に行ない、データ取込部24
を介して誤り訂正部26にて受信情報が訂正され情報記
録部28に該情報が格納される迄、通信手段5が動作す
るものとする。
【0069】あるいは、前記Bのジャンル別要求情報登
録画面上で最新データを受信する時刻を登録し、情報セ
ンタ21にいったん要求内容を登録後は、周辺回路コン
トロラ49内のタイマを参照し、情報センタ21が情報
を送信する設定時刻に通信手段5を起動し、データ取込
部24を介して誤り訂正部26にて受信情報が訂正さ
れ、情報記録部28に該情報が格納される迄、通信手段
5が要求情報を送信するようにしてもよい。
【0070】図8は本発明の第2の実施例としてのノー
ト型情報端末の外観/構成図を示す。このノート型情報
端末は、ノート型情報端末本体135の側面よりCD−
ROM136を格納する為に本体内部に設けられたCD
−ROM格納部137と、該CD−ROM格納部137
より読み出された映像情報及び文字情報を表示する為に
本体135の前面に設けられたカラーの液晶ディスプレ
イよりなる映像表示部138と、前記CD−ROM格納
部137より読み出された音声情報を表示する為に本体
135の裏面に設けられた平面スピーカよりなる音声出
力部140と、前記映像表示部138に表示された映像
情報及び文字情報を参照し、該情報に対応した位置情報
を入力する事によって、所望する映像情報、文字情報及
び音声情報の検索、あるいは情報端末本体135の制御
を行う為に前記映像表示部138の表面に設けられた透
明なタッチパネルよりなる操作部139と、該操作部1
39にて所望する情報が検索されなかった場合に無線等
の通信手段にて前記情報を要求し受信する為に、本体1
35を囲む本体フレームと共用される外側金属枠からな
る送受信アンテナ141とを具備する。
【0071】すなわち、上記ノート型情報端末は、タッ
チパネル層より成る操作部139と、該タッチパネル層
の下段に液晶ディスプレイ層より成る映像表示部138
と、該液晶ディスプレイ層の下段に本体層より成るCD
−ROM格納部137及び情報端末本体135と、該本
体層の下段に平面スピーカ層より成る音声出力部140
と、前記タッチパネル層と液晶ディスプレイ層と本体層
と平面ディスプレイ層とを四方より取り囲み、固定する
外側金属枠より成る送受信アンテナ141より構成され
る。図9にノート型情報端末の内部ブロック図を示す。
【0072】このブロックは、ノート型情報端末全体の
システムを制御する16ビット以上の性能を有するホス
トCPU150と、該ホストCPU150をメインとす
るシステムバス151と、前記ホストCPU150の制
御や文字情報の復号処理を行うプログラムの格納される
プログラムROM152と、該プログラムを実行する為
のワーク領域を確保しておく為のRAM153と、図示
せぬ映像情報と文字情報及び音声情報を有するCD−R
OMより、前記情報の読み書きを行うCD−ROMドラ
イバ154と、該CD−ROMドライバ154と前記シ
ステムバス151との間で前記情報の入出力を行う入出
力インタフェース155と、該入出力インタフェース1
55から読み出される情報が圧縮された前記音声情報で
あるならば、該音声情報を伸長処理するADPCMデコ
ーダ156と、該ADPCMデコーダ156にて伸長処
理された音声情報を出力する音声出力部157と、該音
声出力部157の音声出力を制御する音声出力コントロ
ーラ158と、前記入出力インタフェース155から読
み出される情報が圧縮された前記映像情報であるなら
ば、該映像情報を伸長処理する映像デコーダ部159
と、伸長処理された該映像情報を表示する映像表示部1
60と、前記入出力インタフェース155から読み出さ
れる情報が文字情報であるならば、該文字情報を復号処
理する前記プログラムROM152に格納された文字信
号復号プログラムにより制御される前記ホストCPU1
50の指示に従い文字を発生させるCGROM161
と、該CGROM161によって発生した文字や、前記
ホストCPU150によって復号処理された文字画面等
を展開するVRAM162と、該VRAM162上の文
字、画像情報を映像表示部160に表示するビデオコン
トローラ163と、前記映像表示部160を参照した結
果、位置情報を入力する事により所望の情報を検索した
り前記ホストCPU150の制御を行うタッチパネル入
力部164と、該タッチパネル入力部164による位置
情報の入力をシステムバス151に転送するタッチパネ
ル入力インタフェース165と、前記タッチパネル入力
部164による検索の結果、所望の情報が検出されなか
った場合等に該情報を図示しない情報センタ等に要求す
る内容を登録しておく為の送信バッファメモリ166
と、該登録内容を送受信回路167より前記情報センタ
等に送信し、該情報を受信する送受信アンテナ168
と、前記送信バッファメモリ166の内容をD/A変換
して然るべき送受信フォーマットと送受信プロトコルに
従ってRF信号に変調、送受信アンテナ168より送信
したり、該送受信アンテナ168より前記送受信フォー
マットと送受信プロトコルに従ったRF信号を受信する
送受信回路167と、該送受信回路167より受信した
RF信号からデータを取り込み、誤り訂正を行うデータ
取り込み/誤り訂正部169と、該データ取り込み/誤
り訂正部169で取り込まれた正しいデータを格納する
受信バッファメモリ170と、DMA、タイマ、クロッ
ク等の周辺回路171より成る。以下に、このノート型
情報端末の作用を順を追って説明する。
【0073】図示されない映像情報や音声情報、文字情
報の記録されたCD−ROM136を、前記CD−RO
M格納部137へ格納する事により、ノート型情報端末
本体135に電源が入る。この時点で、プログラムRO
M152に格納されている制御プログラムが起動して、
ホストCPU150はCD−ROMドライバ154を制
御し、該CD−ROMドライバ154はCD−ROM1
36より例えば初期メニュー画面等を含む情報をサーチ
する。該情報はCD−ROM入出力インタフェース15
5によりシステムバス151上に読み出され、ホストC
PU150はプログラムROM152に格納されている
前記文字信号復号プログラムの制御により文字信号を復
号処理し、前記VRAM162上に該文字情報を展開
し、ビデオコントローラ163にて映像表示部160に
表示を行う。あるいは、前記初期メニュー画面を含む情
報が音声情報を含むならば、該音声情報は前記ADPC
Mデコーダ156によって復号処理され、音声出力部1
57にて出力される。
【0074】また、前記初期メニュー画面を含む情報が
映像情報を含むならば、該映像情報は映像デコーダ部1
59で復号処理されて、前記ビデオコントローラ163
より出力される文字画面とともに映像表示部160にて
表示される。
【0075】ここで、前記CD−ROM136の内容が
地図情報であった場合を例に説明を進める。前記初期動
作の結果、液晶ディスプレイ等の映像表示部138、1
60に、図10に示す様なメニュー画面が表示されたと
する。
【0076】ここで、検索したい場所が東京都であるの
で、TOKYOと入力する事とする。映像表示部138
のアルファベットより、Tを選択し、タッチパネル入力
部164、139の前記映像表示部138に表示されて
いるTの位置に対応する部分に触れる。
【0077】ここで、タッチパネル入力インタフェース
165より、タッチパネル入力部164上の位置情報が
システムバス上に転送され、ホストCPU150は該位
置情報より入力された情報が文字情報のTであると判断
する。
【0078】ここで、ホストCPU150は入力された
文字のおのおのをその都度、CGROM161より読み
出して、映像表示部160に表示してもよく、同様にし
て、挿入、削除等の制御コマンドもタッチパネル入力部
164で使用可能としてもよく、その結果、該タッチパ
ネル入力部164上でダイレクトに位置を指定して挿入
や削除等の制御を行う事も出来る。
【0079】ここで、前記タッチパネル入力部164上
でTOKYOと入力し、前記映像表示部138、160
上に検索と表示されている部分の前記タッチパネル入力
部164上の位置に触れる事により、前記と同様に検索
コマンドである事がホストCPU150によって判断さ
れ、該ホストCPU150はCD−ROMドライバ15
4を制御して該当する内容の検索を開始する。
【0080】検索の結果、該当する映像情報、文字情報
あるいは音声情報が検索されれば、各々前述の復号処理
がなされ、その結果を前記映像表示部160にて表示、
あるいは音声出力部157にて音声出力される。
【0081】検索の結果、該当する情報が見つからなか
ったり、不足していたり、あるいは周辺回路171のタ
イマなどから前記ホストCPU150によって古いと判
断されたものについては、前記送信バッファメモリ16
6に登録が行われ、送受信回路167と送受信アンテナ
168を経て、前記送受信プロトコルと送受信フォーマ
ットに従って、図示されない情報センタあるいは他情報
端末等に情報の要求を行う。
【0082】その結果、情報センタにて所望の情報が検
索されれば、送受信アンテナ168、及び送受信回路1
67を経て、該情報が前記データ取り込み/誤り訂正部
169において正しく取り込まれ、受信バッファメモリ
170に取り込まれる。
【0083】ここで、場合によっては、現在CD−RO
M格納部137に格納されているCD−ROM136の
内容が古ければ、前記CD−ROM入出力インタフェー
ス155より受信バッファメモリ166の内容を、CD
−ROMドライバ154を介して、前記CD−ROM1
36の該当する領域に書き込み、あるいは、書き換え
る。
【0084】ここで、本実施例では、送受信回路16
7、送受信アンテナ168、データ取り込み/誤り訂正
部169、受信バッファメモリ170、送信バッファメ
モリ166を用いて外部より所望の情報を入手したが、
これらの機能を削除した場合でも、前記ノート型情報端
末においては、小型化、ディスプレイの比率を大きく取
ること及び操作性の面で従来の情報端末よりも優れてい
る。以下に、ノート型情報端末の変形例として第3の実
施例を説明する。図11に第3の実施例に係るノート型
情報受信端末の内部ブロック図を示す。
【0085】このブロックは、外部より無線電波を媒体
としてRF信号を受信するアンテナ部182と、該アン
テナ部182より受信したRF信号より、CPU180
の指示に従って選局を行い、所望のビデオ出力194
と、オーディオ出力195を出力するチューナ/IF部
181と、該チューナ/IF部181より出力されたビ
デオ出力194を得て、前記液晶ディスプレイに表示す
る映像出力部187と、前記該チューナ/IF部181
より出力されたオーディオ出力195を前記平面スピー
カに表示する音声出力部184と、該音声出力部184
を制御する音声出力コントローラ183と、前記映像出
力部187に選局や音量、コントラスト及び他の制御を
行わせる為のメニュー等の文字情報を表示、オーバレイ
させる為のビデオコントローラ188と、前記制御文字
等を発生させるCGROM192と、該CGROM19
2より発生した文字を文字画面として前記映像出力部1
87に展開させる為のVRAM189と、前記映像出力
部187上の制御文字を参照して、直接画面上にて位置
情報を入力可能なタッチパネル入力部185と、タッチ
パネル入力部185より入力される位置情報を前記CP
U180に伝えるタッチパネル入力インタフェース18
6と、クロックやタイマ等の周辺回路193より成る。
本実施例の構成は、図8の本体層よりCD−ROM格納
部137を削除したものと考えて良い。これに、本体電
源スイッチを1個別に設ける。以下に、ノート型情報受
信端末の作用例を説明する。受信アンテナ182より、
例えば、RF信号に多数のチャンネルで映像と音声情報
を送出する放送電波を受信するとする。
【0086】電源ON時、周辺回路193等が動作し
て、システムプログラムROM190に格納されたシス
テム制御プログラムが起動し、ワークRAM180とと
もに、CPU180が該制御プログラムの指示に従っ
て、CGROM192より文字を発生させ、VRAM1
89に文字画面を展開させ、ビデオコントローラ188
にて、映像表示部187にチャンネル等の選択画面を表
示させる。ユーザは、該映像表示部187の選択画面を
参照し、前記タッチパネル入力部185より位置情報を
入力することにより、該位置情報はタッチパネル入力イ
ンタフェース186を経て前記CPU180に伝え、該
CPU180は前記位置情報より所望のチャンネル等を
判断し、前記チューナ/IF部181を制御する。
【0087】該チューナ/IF部181は、受信アンテ
ナ部182より得られるRF信号より、前記CPU18
0よりの制御信号に従って、所望のチャンネル等の選局
を行って、前記ビデオ出力194とオーディオ出力19
5を出力して、それぞれ、得られた映像情報を映像出力
部187より表示し、得られた音声情報を音声出力部1
84より出力する。その際、該音声出力の音量は、前記
タッチパネル入力部185より位置情報を入力すること
により同様に、音声出力コントローラ183を経て制御
される。
【0088】各種制御内容は、その都度、前記タッチパ
ネル入力部185より位置情報を入力することにより同
様に行われ、前記CGROM192より発生する文字は
ビデオコントローラ188にて映像出力部187にオー
バレイされる。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の携帯型情
報端末装置においては、検索を行った結果、情報記録媒
体内部に欲しい情報が見つからなかった場合でも、情報
センタ等との通信手段によって欲しい情報を入手する事
ができる。また、前記媒体内部の情報が刻々と変化する
ものである場合、より新しい情報を情報センタ等からリ
アルタイムで得る事が出来る。
【0090】特に、ノート型の携帯用情報端末を考えた
時には、液晶ディスプレイを大きく取る事が出来、前記
通信手段を備えても、携帯性、操作性に優れており、情
報端末本体が薄くなればなるほど、直接ディスプレイか
ら音が聞こえると言う様な効果も発生する。さらに、情
報を暗号化して送れることによりプライバシーや機密事
項の保護あるいは情報の有料化を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本的ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例が適用される携帯用プレ
ーヤの外観図である。
【図3】図2の携帯用プレーヤの内部ブロック図であ
る。
【図4】図2の携帯用プレーヤの外観の変形例を示す図
である。
【図5】有料衛星放送の受信パックの外観図である。
【図6】図5の受信パックの内部ブロック図である。
【図7】本発明の具体的な使用例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例が適用されるノート型情
報端末の外観/構成図である。
【図9】図8のノート型情報端末の外観図である。
【図10】メニュー画面の一例を示す図である。
【図11】ノート型情報端末の内部ブロック図である。
【図12】従来の携帯型情報端末装置の構成図である。
【符号の説明】
1…大容量情報記録媒体、2…検索手段、3…表示手
段、4…要求内容登録手段、5…通信手段、6…受信内
容格納バッファ。
フロントページの続き (72)発明者 小島 隆 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報や音声情報、文字情報等が記録
    された情報記録媒体と、 該情報記録媒体に記録された所望の情報を検索する検索
    手段と、 該検索手段によって検索された内容を表示する表示手段
    とを有する携帯型情報端末装置において、 上記検索手段によって所望の情報が検索できなかった場
    合、検索の為の情報を登録しておく登録手段と、 該登録手段に登録されている登録情報を送信し、該登録
    情報に対応する所望の情報を受信する通信手段と、 該通信手段によって受信された情報を格納する格納手段
    とを具備することを特徴とする携帯型情報端末装置。
JP4106729A 1992-04-24 1992-04-24 携帯型情報端末装置 Pending JPH05298373A (ja)

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