JPH08293999A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08293999A
JPH08293999A JP7094003A JP9400395A JPH08293999A JP H08293999 A JPH08293999 A JP H08293999A JP 7094003 A JP7094003 A JP 7094003A JP 9400395 A JP9400395 A JP 9400395A JP H08293999 A JPH08293999 A JP H08293999A
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JP
Japan
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data
image
scanning direction
image data
resolution conversion
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Pending
Application number
JP7094003A
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English (en)
Inventor
Katsumi Minamino
勝巳 南野
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP7094003A priority Critical patent/JPH08293999A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画データの縮小処理時に細線等が抜け落ちた
りせず、縮小画像の画質が劣化されることのない画像処
理装置を提供すること。 【構成】 CPU1はROM2内のプログラムに従い、
主走査方向に延びるラインデータ及び副走査方向に延び
る縦画素データの画データを高解像度変換する。そし
て、CPU1は、間引きクロック生成回路10からのク
ロック信号S1,S2の出力に基づき、ラインデータ及
び縦画素データの画素データのうち連続する同一のデー
タの一方を間引く。次に、低解像度変換を行う。この時
の変換の割合は前に行った高解像度変換と逆である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、例えばファクシミリ
装置に適用され、読取画データを縮小して送信したり、
受信画データを縮小して記録したり、また原稿の縮小コ
ピーをしたりするなどの縮小処理が可能な画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】 例えばファクシミリ装置において、画
データを縮小して出力する場合には、縮小率に応じて主
走査方向及び副走査方向の少なくとも一方向の画データ
を所定数間引く方法が知られている。
【0003】例えば、図4(a)においては、読取画デ
ータの一部である「画」を示し、同画データ「画」は主
走査方向に34画素及び副走査方向に19画素の画デー
タにより表されている。そして、この画データ「画」を
構成する主走査による横方向のデータ(以下、ラインデ
ータという)が所定間隔で3つのライン、また、副走査
による縦方向のデータ(以下、縦画素データという)が
所定間隔で5ラインがそれぞれ間引かれることにより、
図4(b)に示す、横方向の縮小率が16/19、縦方
向の縮小率が29/34の「画」が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、例えば、
図4(a)において二点鎖線矢印で示すように、間引か
れるラインデータが同じ主走査方向に延びる黒画素デー
タの細線に合致されると、図5に示すように、縮小画は
そのまま細線が抜け落ちた状態となる。その結果、
「画」と認識できない程度にまで縮小画像の画質が劣化
されることになっていた。
【0005】また、図示しないが、副走査方向に延びる
細線が、間引く位置に合致されても前記と同様なことが
起こり得る。本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的は、入力画
データの縮小処理時に細線等が抜け落ちたりせず、縮小
画像の画質が劣化されることのない画像処理装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに請求項1の発明では、画像を縮小処理可能な画像処
理装置であって、主走査方向及び副走査方向の少なくと
も一方向に高解像度変換処理した後に画像を縮小し、再
び低解像度変換処理を行う画像処理装置である。
【0007】請求項2の発明では、上記高解像度変換処
理は、主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方向に
複数倍に画データを増加する。請求項3の発明では、上
記低解像度変換処理は、上記高解像度変換処理時の複数
倍のデータを参照して一つの画データを決定する。
【0008】
【作用】 上記構成の本発明においては、画データの送
信或いは記録に際して、主走査方向及び副走査方向の少
なくとも一方向に高解像度変換を行う。画データの解像
度を高くすることにより、縦画素データ又はラインデー
タは、複数倍に増加される。その後、画データの間引き
等の縮小処理の際に、複数の縦画素データ又はラインデ
ータのうち一つが間引かれる。従って、全てが間引かれ
ることが生じない。
【0009】
【実施例】 以下、本発明をファクシミリ装置に具体化
した実施例について説明する。なお、本実施例において
高解像度変換には単純にデータを増やす方法、低解像度
変換には2ラインにより1ラインを論理和をとることに
より合成する方法を採る。さらに、縮小処理には間引き
による方法を採る。
【0010】さて、図1は本実施例のファクシミリ装置
の電気回路構成を示し、1はCPU(中央演算処理装
置)、2は装置全体の動作を制御するためのプログラム
等を記憶したROM(読み出し専用のメモリ)、3は各
種情報を一時的に記憶するRAM(読み書き可能なメモ
リ)をそれぞれ示している。CPU1、ROM2等は縮
小手段を構成している。CPU1は基準クロック信号を
出力する。
【0011】NCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)4は、電話回線との接続を制御するとともに、相手
先のファックス番号に対応したダイヤルパルスの送出・
着信を検出する機能を備えている。モデム5は、送受信
データの変調・復調を行う。
【0012】読取部6は、原稿上の画像を所定のモー
ド、例えばノーマルモード(副走査線方向の読取線密度
が3.85ライン/mm)で読み取る。画像メモリB8
は、読取部6或いはモデム5から転送されてくる画デー
タを一時的に記憶する。画像メモリA7は画像メモリB
8から転送されて来るデータを一時的に記憶する。
【0013】記録部9は、画像メモリA7から転送され
てきた画データを記録紙上に記録する。間引きクロック
生成回路10は、2種類の間引きクロック信号S1,S
2を作成し、同クロック信号S1,S2を画像メモリA
7に対して出力する。
【0014】次に、上記のように構成されたファクシミ
リ装置の作用について説明する。さて、画データの送信
に際しては、読取部6において原稿の画像が読み取ら
れ、その画データが画像メモリB8に蓄えられる。そし
て、画像メモリB8内の画データが画像メモリA7に落
とされ、さらに、そこからモデム5により符号化され
て、外部回線に送信される。
【0015】また、画データの記録に際しては、受信さ
れた画データがモデム5を介して復号化され、画像メモ
リB8に蓄えられる。そして、その画データが画像メモ
リA7に落とされ、そこから記録部9に送られて、記録
紙上に記録が行われる。
【0016】画像メモリB8内の画データを送信あるい
は記録に際して主走査方向及び副走査方向に縮小するに
は、図2に示すフローチャートが実行される。このフロ
ーチャートで示すルーチンはROM2内のプログラムに
基づき、CPU1の制御のもとに進行する。
【0017】ステップ100において、図示しない操作
キーに基づく縮小モードの設定が判別されると、ステッ
プ101において、入力された画データが高解像度変換
処理されて、画像メモリB8に書き込まれる。例えば、
モデム5或いは読取部6から入力された1ラインデータ
を画像メモリB8に書き込むにあたり、同画像メモリB
8内の2ライン分の記憶エリアについて、入力ラインデ
ータの同じ先頭アドレスから読み込んで、書き込むこと
により、同じラインデータが2回連続して書き込まれる
ことになる。また、1バイトずつ入力された画素データ
を、2バイトに変換して画像メモリB8に書き込むこと
により、入力画データにおける各ラインデータの画素デ
ータの数が2倍となる。従って、例えば図4(a)に示
す「画」の画データは図3(a)に示す細密な「画」と
なる。
【0018】次に縮小処理としての間引き処理が行われ
る。この時、間引きクロック生成回路10は基準クロッ
クを基にして、第1のクロック信号S1と、第2のクロ
ック信号S2とを画像メモリA7に対して出力してい
る。
【0019】まず、第2のクロック信号S2が画像メモ
リA7に入力されている場合は、ステップ102を経て
ステップ103において、画像メモリB8から読み出さ
れたラインデータを間引き、そのラインデータを画像メ
モリA7には書き込まない。また、第2のクロック信号
S2が入力されないことがステップ102において判別
されると、画像メモリB8から読み出されたラインデー
タの間引き処理は行われず(ステップ104)、同ライ
ンデータにおける、画素データの間引き処理に移行され
る。
【0020】すなわち、第1のクロック信号S1が入力
されている場合は、ステップ105を経てステップ10
6において、画像メモリB8から読み出された1ライン
データ中の、同信号S1に対応する画素データが間引か
れて、画像メモリA7には書き込まない。また、第1の
クロック信号S1が入力されていない場合には、ステッ
プ107においてそのまま同画素データが画像メモリA
7に書き込まれる。
【0021】そして、ステップ108において1ライン
データ中の画素データの間引き処理が終了されたことが
判別されると、ステップ109を経てステップ102に
ジャンプされて、1ページ分の全てのラインデータにつ
いて、ステップ102〜109が順次繰り返される。従
って、主・副走査方向の縮小処理が行われた画データに
よって表される「画」は、図3(b)に示すようにな
る。
【0022】以上のように、縮小処理が行われて画デー
タの間引きが行われたのにもかかわらず、間引きに先行
して同画データの増加処理が行われるため、画像の欠落
は生じない。その後、ステップ110において低解像度
変換処理が行われる。例えば、2ラインの論理和をとる
ことにより2ラインを1ラインに変換することにより、
画データによって表される「画」は、図3(c)に示す
ようになる。
【0023】そして、ステップ111において縮小処理
終了の有無、つまり、次ページが存在するか否かが判断
される。なお、本実施例では、間引き処理を行う際、主
・副走査方向ともデータ数を2倍としている。従って、
データ数をそのままに間引き処理を行う従来と同じ縮小
率を得るためには、当然、間引くデータ数は従来の2倍
となる。
【0024】以上のように、本実施例では、画データを
縮小処理する際、先ず、同画データのラインデータ密度
及び縦画素データ密度を高くする。その後に、縮小のた
めの間引きが行われる。このため、図3(b),(c)
に示すように、1つのラインデータ及び縦画素データが
間引かれたとしても、必ず1つのラインデータ及び縦画
素データが残り、前記縮小処理を行うことによる主走査
方向及び副走査方向に延びる細線の抜け落ちはない。従
って、画質が劣化しない縮小画データを得ることができ
る。
【0025】次に、この発明の範囲内の別の実施例を列
挙する。 (1)画データを画像メモリB8にノーマルに対してフ
ァインモード(7.7ライン/mm)あるいは、ファイ
ンに対してスーパーファインモード(15.4ライン/
mm)により蓄えること。このように構成すれば、高解
像度変換を行わずして、入力画データが高解像度とな
り、変換処理が不要である。 (2)画データを低解像度処理を行わずして、記録部9
に出力すること。 (3)縮小処理をラインデータ及び縦画素データの一方
のみに対して行うこと。この場合、解像度変換処理は縮
小処理を行う側に対してのみ行う。 (4)縮小率を変更できるように構成すること。この場
合、その縮小率の変更に応じて間引きクロック生成回路
10から出力されるクロック信号S1,S2の出力間隔
を調節する。 (5)この発明をコピー装置やスキャナ装置等に具体化
すること。
【0026】
【発明の効果】 上記構成の本発明においては、画デー
タの送信あるいは記録に際して、主走査方向及び副走査
方向の少なくとも一方向に連続している同一の画データ
の一部、例えば隣接する同一の画データよりなる2ライ
ンデータの内の一方が間引かれる。従って、少なくとも
1ラインは間引かれずに残ることになる。このため、縮
小処理を行っても、画質劣化が生じることがなく、良好
な印字品質を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ファクシミリ装置の電気的構成を示すブロッ
ク図。
【図2】 縮小手順を示すフローチャート。
【図3】 縮小処理を示す説明図。
【図4】 従来の縮小処理を示す説明図。
【図5】 縮小された画像を示す説明図。
【符号の説明】
1…縮小手段を構成するCPU、2…縮小手段を構成す
るROM。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を縮小処理可能な画像処理装置であ
    って、主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方向に
    高解像度変換処理した後に画像を縮小し、再び低解像度
    変換処理を行う画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記高解像度変換処理は、主走査及び副
    走査方向の少なくとも一方向に複数倍に画データを増加
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記低解像度変換処理は、上記高解像度
    変換処理時の複数倍のデータを参照して一つの画データ
    を決定する請求項2に記載の画像処理装置。
JP7094003A 1995-04-19 1995-04-19 画像処理装置 Pending JPH08293999A (ja)

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JP7094003A JPH08293999A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 画像処理装置

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JP7094003A JPH08293999A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 画像処理装置

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JPH08293999A true JPH08293999A (ja) 1996-11-05

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