JP3043342B2 - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JP3043342B2 JP14302389A JP14302389A JP3043342B2 JP 3043342 B2 JP3043342 B2 JP 3043342B2 JP 14302389 A JP14302389 A JP 14302389A JP 14302389 A JP14302389 A JP 14302389A JP 3043342 B2 JP3043342 B2 JP 3043342B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像伝送装置に関し、特に静止画テレビジヨ
ン信号や原稿画像信号等をデジタル化し、回線を通して
伝送する画像伝送装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、ビデオデータを記憶しているフロツピイデイス
ク等より再生された1画面分の静止画ビデオ信号を一旦
メモリに格納し、この画像信号を伝送速度に合せてメモ
リより順次読出して回線を通して伝送する静止画の伝送
装置が提案され、開発されてきている。このような伝送
装置は、近年のパソコン通信の普及やモデム装置の高速
化、低価格化等に伴ない、デジタル伝送を行うものが主
流になつてきている。これら伝送装置のうちカラー画像
の伝送が行える装置では、RGBもしくはY及び色差信号
(R−Y)、(B−Y)のカラー情報で伝送するのが一
般的であるが、通信プロトコルを合わせれば現在広く普
及している2値のフアクシミリ装置にも画像信号を伝送
することが提案されている。
この場合、1画素が通常256階調で表現されているカ
ラーテレビジヨン信号を白黒の2値信号に変換する必要
がある。この2値変換の方法のうち最も単純な方法とし
て、輝度信号Yを256階調の中央レベル(127)と比較
し、例えば中央レベル以上のときは“1"とし、それ以下
のときは“0"にするなどして、黒か白かを決定する2値
化法がある。また一般的な2値化法として、テレビジヨ
ン信号をサンプリングした各画素レベルに、例えば4×
4のデイザマトリクスを対応させて2値化するデイザ処
理法がある。
[発明が解決しようとする課題] 一般的なフアクシミリ装置における主走査方向の画素
数は、CCITT勧告により紙サイズに対応して定められて
おり、例えば、A4サイズは1728ドツトである。これに対
して、テレビジヨン規格での画素データの数は、前述の
紙サイズとは無関係である。また例えば、1画面分のテ
レビジヨン画像信号を記憶しているビデオメモリの構成
を768(画素)×480(ライン)とし、例えば多値画像デ
ータの各画素を5×5のマトリクスで表現する場合、2
値化した画像データの主走査方向のドツト数は768×5
=3840(ドツト)、副走査方向のドツト数は480×5=2
400ドツトとなる。A4判の用紙の画素サイズは前述した
ように1728ドツトであるから、このテレビジヨン画像信
号をA4判の用紙に印刷するには、余分な3840−1728=21
12(ドツト)を切捨てる必要がある。又、多値画像デー
タの1画素分を2×2のマトリクスで表現する場合にお
いても、複数画面の画像データを1画面として送信する
場合には、上述したような画像データの一部切り捨てが
行われるとい問題がある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、複数画
面の画像データを1つの画面データとして送信すると
き、その画像データの画素数を所定数画素数になるよう
に減少させるとともに、その減少により残存する画素値
を、多値画像データの状態で複数画素のデータを組合わ
せて補間処理して決定し、それら多値の画素データを2
値化して送信する画像伝送装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像伝送装置は以
下のような構成を備える。即ち、 それぞれ1画素当り複数ビットの多値データを有する
複数画面の画像データを蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積された複数画面の画像データから
なる画像データを1画面データとして送信するに際し、
前記複数画面の画像データからなる画像データの画素数
が所定画素数になるように減少させるとともに、その減
少により残存する画素値を前記多値データの状態で複数
画素の多値データを組合わせて補間処理して決定する補
間処理手段と、 前記補間処理手段により決定された、前記残存する画
素値を2値化する2値化手段と、 前記2値化手段により2値化された2値データに基づ
いて画像データを送信する送信手段と、 を有することを特徴とする。
[作用] 以上の構成において、それぞれ1画素当り複数ビット
の多値データを有する複数画面の画像データを蓄積し、
その蓄積された複数画面の画像データからなる画像デー
タを1画面データとして送信するに際し、それら複数画
面の画像データからなる画像データの画素数が所定画素
数になるように減少させるとともに、その減少により残
存する画素値を、多値データの状態で複数画素の多値デ
ータを組合わせて補間処理して決定し、それら決定され
た、残存する画素値を2値化し、それら2値化された2
値データに基づいて画像データを送信するように動作す
る。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[画像伝送装置の説明 (第1図)] 第1A図は実施例の画像伝送装置の概略構成を示すブロ
ツクである。
100はスチルビデオ信号等の映像信号を記憶している
ビデオフロツピイ・デイスク、101はこのビデオフロツ
ピイ100を回転駆動するモータである。103は再生磁気ヘ
ツドで、ビデオフロツピイ100に記録されている映像信
号を読出す。こうして読出された映像信号は再生アンプ
104により増幅されて再生プロセス回路105に入力され
る。再生プロセス回路105では、ベースバンドレベルの
映像信号が復元され、輝度信号Y及び線順次色差信号
(R−Y)/(B−Y)がNTSCエンコーダ106に出力さ
れる。
一方、再生プロセス回路105は映像信号を入力する
と、その映像信号の輝度信号Y110と色差信号111とを多
値デジタル信号に変換してメモリ回路109に出力する。
また、これと同時に、メモリコントロール回路112に映
像信号に同期して水平同期信号H、垂直同期信号V及び
画素クロツク信号CLKを出力している。これによりメモ
リコントロール回路112は、制御回路115よりフリーズス
タート信号116を入力すると、メモリ回路109のアドレス
信号113と書込み信号114をメモリ回路109に出力して、
1画面分の多値画像データをメモリ回路109に記憶する
ことができる。
NTSCエンコーダ106では、入力した輝度信号Yと色差
信号(R−Y)/(B−Y)を基にNTSCのカラーテレビ
ジヨン信号を作成し、カラーテレビジヨン受像機の受信
回路と同様のモニタ回路107を通してCRT108に表示す
る。これにより、再生磁気ヘツド103で再生された再生
画像信号がCRT108で確認できる。
112はメモリコントロール回路で、前述したように、
再生プロセス回路105よりの水平同期信号H、垂直同期
信号V及び画素クロツク信号CLKとを入力し、制御回路1
15よりの指示によりメモリ回路109にアドレスデータ113
と書込み信号114とを出力して、メモリ回路109へのデー
タ書込み制御を行つている。115は装置全体の制御を行
う制御回路で、各種制御信号を出力して装置全体の制御
を行うCPUや、第3図のフローチヤートで示されたCPUの
制御プログラムや各種データを格納しているROM、CPUの
ワークエリアとして使用されるRAM等を含んでいる。
制御回路115は、キーボード125のキー125aにより、現
在CRT108に表示されている画像データの伝送が指示され
ると、フリーズスタート信号116をメモリコントロール
回路112に出力する。これにより前述したように、メモ
リコントロール回路112が起動され、現在CRT108に表示
されている1画面分の輝度信号Y110と色差信号111の多
値デジタル画像データがメモリ回路109に書込まれる。
こうして1画面分の多値画像データがメモリ回路109
に書込まれると、制御回路115は読出し信号118とアドレ
ス信号113とをメモリ回路109に出力して、メモリ回路10
9より1画面分の画像データ117を読出して、制御回路11
5のRAMに記憶する。
この読出されてRAMに記憶された画像データ117に対
し、制御回路115において後述する補間処理や正規化の
ための演算が実行され、正規化された多値画像データ11
9が後段の符号化回路120に出力される。符号化回路120
では、デイザ・マトリクス等を用いて入力した多値画像
データ119を2値化するとともに、例えばランレングス
などで符号化し、シリアルデータに変換して変調回路12
1に出力する。変調回路121は入力したシリアルデータ
を、例えば公衆電話回線を介して伝送可能な信号形態に
変調して回線122に出力する。123は網制御部(NCU)
で、回線122との通信制御を行うとともに、受信側機器
との通信制御手順により受信側機器で使用される用紙サ
イズを判別し、信号線124により制御回路115に知らせて
いる。125は制御パネルであるキーボードで、CRT108に
表示されている画像を送信したいときは、このキーボー
ド125のキー125aを押下することにより、その映像信号
のデジタル信号をメモリ回路109に記憶し、必要な演算
等を行つて送信するように指示することができる。
第1B図は第1A図の再生プロセス回路105の概略構成を
示すブロツク図である。
図において、再生アンプ104より増幅された再生映像
信号は、高域フイルタ(HPF)105aによつてY信号成分
が分離され、低域フイルタ(LPF)105eによつて色差信
号成分に分離される。これら各信号成分は、FM復調回路
105b,105f、デイエンファシス回路105c,105g及びドロツ
プアウト補償回路105d,105hにより、輝度信号Y、色差
信号(R−Y)/(B−Y)として形成され、NTSCエン
コーダ106に出力される。
また、輝度信号Yは同期分離回路105iにより水平同期
信号Hと垂直同期信号Vとに分離され、これら同期信号
のそれぞれは、クロツク発生回路105jや後段のメモリコ
ントロール回路112に出力される。クロツク発生回路105
jは、これら同期信号により画像信号のサンプリングク
ロツク(CLK)を作成して、A/Dコンバータ105n,105p及
びメモリコントロール回路112に出力している。
ドロツプアウト補償回路105dと105hより出力されたY
信号と色差信号のそれぞれはまた低域フイルタ(LPF)1
05k,105mを通過した後、A/Dコンバータ105n,105pにより
デジタル信号に変換され、メモリ回路109に出力され
る。
[伝送データ作成処理の説明(第1図、第3図)] 第3図は実施例の制御回路115における伝送データの
作成処理を示すフローチヤートで、ここでは画像データ
のサイズが受信用紙のサイズよりも小さい場合を示して
いる。この処理は制御回路115のCPUにより実行され、こ
の処理の実行を指示する制御プログラムは制御回路115
のROMに格納されている。
ステツプS1で前述したようにキーボード125のキー125
aにより画像データの読み込み及び伝送が指示されると
ステツプS2に進み、フリーズスタート信号116をメモリ
コントロール回路112に出力する。これによりメモリ回
路109に、現在CRT108に表示されている1画面分の再生
画像データの輝度信号Y110と色差信号111が書込まれ
る。ステツプS3でアドレス信号113と読込み信号118とを
メモリ回路109に出力して、メモリ回路109より1画面分
の画像データを読み出す。なお、伝送する相手先が2値
のフアクシミリ装置であると予め解つていれば、メモリ
回路109には再生プロセス回路105より輝度信号Y110だけ
を書込むか、あるいはメモリ回路109より読出すときに
輝度信号Y110のみを読出すようにすれば良い。こうして
1画面分の画像データがメモリ回路109より読出されて
制御回路115のRAMに格納され、制御回路115により輝度
信号の輝度レベルの分布状態が解析される。
第2A〜第2C図は画像データの輝度レベルの分布状態例
を示した図で、図において横軸は撮像輝度レベルを表
し、縦軸は各撮像輝度レベルの頻度分布を示している。
第2A図は適正な露光条件での輝度レベル(8ビツト)の
頻度分布を示しており、この場合は頻度分布は一様にな
つている。第2B図はアンダー露光の場合を示し、撮像輝
度レベルは低い部分に片寄つている。第2C図はオーバー
露光の場合を示し、撮像輝度レベルは輝度レベルの高い
部分に片寄つている。そして、いずれの場合において
も、その画像データ(輝度信号)の全画素データの最大
輝度レベルによりLmax、最小輝度レベルによりLminを決
定する。
なお、このように全画面の全画素の輝度レベルを調べ
てLmax、Lminを決定する方法もあるが、その画面の代表
画素をいくつか選んで、その選ばれた画素の中から最
大、最小の輝度レベルを決定するようにしても良い。ま
た、その画面の全画素データの中から、輝度レベルが最
小の画素から輝度レベルが小さい順に全画素数の5%に
相当する数の画素データを除き、更に全画素データの中
から輝度レベルが最大の画素から輝度レベルが大きい順
に全画素数の5%に相当する数の画素を除き、その後、
残った全画素データのうちの最大及び最小輝度レベルを
もとに最大輝度レベルLmaxと最小輝度レベルLminを決定
するようにすれば、ノイズ等による極端に高い、あるい
は極端に小さい輝度レベルを有する画素データによる影
響が少なくなる。
こうしてLmax,Lminが決定されるとステツプS4に進
み、送信側の画素数と受信側の画素数との整合を行う。
これは、NRを受信側フアクシミリの記録紙のサイズに基
づく1ライン当りの印刷ドツト数(画素数)とし、NT
送信側において再生プロセス回路105で画像信号をデジ
タル化したときのサンプリング画素数、kを拡大率とし
たとき、 4×k×NT≦NR の関係を満足する拡大率kの値を決定するものである。
なお、“4"はこの実施例では、送信画像データは4×4
のデイザパターンにより2値化処理されるように構成さ
れているため、符号化後の1ラインの画素数が主走査方
向に4倍されることを表しており、例えば3×3のデイ
ザパターンを用いたときは“3"となる。また、例えば送
信側の画像サイズを、第4図に示すような480画素(水
平方向)×640ライン(垂直方向)とすると、NTは“48
0"となる。
これら各係数の具体的な数値例を以下の表に示す。
こうして送信先と受信先の用紙サイズを基に拡大率k
が決定されると、ステツプS5で伝送画素の垂直アドレス
VADRを“0"に、ステツプS6で伝送画素の水平アドレスHA
DRを“0"にする。なお、制御回路115のRAMには、前述し
たように既にメモリ回路109より画像データが読み込ま
れているため、このRAMに記憶されている画像データを
参照して以下の演算などを行う。また、相手先の用紙サ
イズの決定は、前述したようにNCU123よりの制御情報に
より判断しても良く、あるいは相手先のフアクシミリ番
号に対応させて制御回路115のROMにデータテーブルとし
て用紙サイズを記憶しておき、そのテーブルを参照して
決定するようにしても良い。
こうして、次にステツプS7に進み、ステツプS4で求め
た拡大率kに応じて、画素データl(i)及びr(j)
をもとに送信画素データLTを演算して求める。ここで、
l(i)はメモリ回路109に記憶されていた主走査方向
の画素データを示し、r(j)は副走査方向の画素デー
タを示している。但し、i,jはそれぞれ水平、垂直方向
の画素位置を示す数値である。
以下、この送信画素データLTの求め方について説明す
る。
[画素補間の説明 (第5図、第6図)] 第5図は、例えば上表で、k=5/4の場合の主走査方
向の補間(Interpolation)の様子を示した図である。
l(0),l(1)…は主走査方向の画素データを示
し、L(0),L(1),L(2)…は、5/4倍(送信側の
主走査方向の画素数が480画素で、受信側の用紙サイズ
がA3サイズの場合)に画素数を拡大した水平方向の画素
レベルを示している。ここでは、1次元の直線補間で各
画素を補間するものとし、 L(0)= l(0) L(1)={ l(0)+4×l(1)}/5 L(2)={2×l(1)+3×l(2)}/5 L(3)={3×l(2)+2×l(3)}/5 L(4)={4×l(3)+ l(4)}/5 となり、L(5)以降は、拡大画素の5画素毎に同様の
サイクルを繰返す。即ち、L(5)=l(4),L(6)
={l(4)+4×l(5)}/5,L(7)={2×l
(5)+3×l(6)}/5,…となる。
なお、このような補間としては、上述した1次元の直
線補間に限定されるものでなく、高次元補間、理想的な
LPFを実現するコンボリユーシヨン等を用いた補間によ
つても良い。
第6図は第5図に示した主走査方向の補間データを更
に副走査方向にも補間する様子を示した図である。
r(0)〜r(3)は副走査方向の画素データを示
し、R(0)〜R(3)は5/4倍に画素数が拡大された
画素データを示している。この垂直方向の画素補間は前
述した主走査方向の場合と同様に下式の様に変換され、
主走査方向の場合と同様に、R(5)以降は5画素毎
に、このサイクルを繰返す。
R(0)=r(0) R(1)={ r(0)+4×r(1)}/5 R(2)={2×r(1)+3×r(2)}/5 R(3)={3×r(2)+2×r(3)}/5 R(4)={4×r(3)+ r(4)}/5 こうして求められたL(i),R(j)をもとに伝送画
素データが決定される。なお、L(i)及びR(j)の
それぞれは、伝送する画素データの主走査方向のアドレ
スHADRと副走査方向のアドレスVADR、即ち、伝送画素の
ライン及び水平方のドツト位置により一義的に定められ
る。従つて、伝送される画素データのアドレスHADRとVA
DRに対応して、上述した演算アルゴリズムのいずれかを
適宜選択することにより、その伝送する画素データの値
を求めることができる。
こうしてステツプS7で補間画素データ(L(i)ある
いはR(j))が決定されるとステツプS8に進み、ステ
ツプS3で求めた最大輝度レベルLmax,Lminを用いてこれ
ら補間画素の正規化演算を行つて送信画素データLTを求
める。これは前述した補間画素データ(L(i),R
(j))をP、送信画素データをLTすると、 LT{(P−Lmin)/(Lmax−Lmin)}×255 …
(1)により、正規化された送信画素データLTが得られ
る。これにより、例えば第2B図や第2C図に示すようにL
minとLmax間に分布する画素データであつても、第2A図
に示すように濃度レベル“0"と“255"間の値に正規化さ
れた画素データとなる。
この正規化処理を行うのは、ビデオフロツピイ100に
記録されている階調画素データをそのまま2値化する
と、その階調画像データが第2A図に示すように、適正な
露光条件で撮像されているときには問題ないが、例えば
第2B図や第2C図を参照して前述したように、撮像時、ア
ンダー露光あるいはオーバー露光となつていた場合に
は、撮像信号の輝度分布がレベル軸上で片寄つてしま
う。このようなテレビジヨン信号をそのまま2値化する
と、これら画像の撮像時の露光条件等のバラツキによ
り、2値化された画像データが黒ずんだりあるいは白と
びの画像になつたりして、最適な2値化画像が得られな
くなる。これを防止するために、この実施例では、画像
データの各画素を2値化する前に正規化している。
こうして正規化された送信画素データLTが求められる
とステツプS9に進み、符号化回路120に画素データ119と
してLTを出力する。この符号化回路120で2値化された
画像データは変調回路121により変調され、回線122に出
力される。
前述したようにして主走査方向の画素データの処理が
終了するとステツプS10で送信画素の水平アドレスHADR
を+1し、ステツプS11で1ライン分(この実施例では6
00画素(480×5/4))の画素データを求める処理が終了
したかをみる。1ライン分の処理が終了していなければ
ステツプS7に戻り前述の処理を実行する。1ラインの画
素データを求める処理が終了するとステツプS12に進
み、垂直アドレスVADRを+1してステツプS13に進む。
ステツプS13で全ライン(第4図の画像データの場合は6
70×5/4=837ライン)の画素データに対する処理が終了
していなければステツプS6に戻り、伝送画素データの水
平アドレスHADRを“0"にして次のラインの伝送画素の先
頭画素を指示する。こうして前述した処理を、伝送画像
データの全ラインデータを求めるまで繰返し実行する。
上述した説明では、画像データを補間により拡大する
場合で説明したが、画素数の多い画像データをそれより
も小さい用紙を使用して印刷する装置に、画像データを
間引き(縮小)して伝送する場合について説明する。
第7図は、メモリ回路109に25画面分のテレビジヨン
画像が記憶されている状態を示し、図において、各数字
はテレビジヨンの1画面分の画像を表している。ここ
で、各画面のそれぞれは水平方向に768画素、垂直方向
に480画素で構成されている。従つて、25画面全体では
水平方向に3840画素、垂直方向に2400画素で構成される
画像データとなつている。
いま、この画像データをA4判の記録紙に印刷するフア
クシミリ装置に伝送する場合を考えると、G3フアクシミ
リ送信においてA4判の用紙の1ライン当たりの画素数は
1728画素であるから、第7図のマルチ画像データを送信
して記録するには、3840画素を間引いて1728画素にする
必要がある。この実施例では、画素の間引は、内挿によ
る一次補間により行うものとする。
第12図は他の実施例の、第7図に示すマルチ画像デー
タを伝送する画像伝送装置の制御回路115aの構成を示す
ブロツク図である。
201はシステムを制御するCPUで、ROM203に記憶されて
いる制御プログラムにしたがつて制御を行なう。202はC
PU201のワーキングエリアとして使用されるRAMである。
画像メモリ204はマルチ画面のインデツクス画像データ
を記憶するもので、メモリ回路109と同じ容量を有して
いる。205−1〜205−nのそれぞれは、CRTモニタ108に
表示される1画面分の画像データを記憶するフレームメ
モリで、各フレームメモリの容量はメモリ回路109の容
量と同じである。これらフレームメモリの数は、マルチ
画像として合成される画面数に対応しており、例えば第
7図の場合では、25個のフレームメモリ(205−1〜205
−25)が備えられている。
マルチ画像データの伝送が指示されると、メモリ回路
109に記憶されている画像データが順次フレームメモリ2
05に転送されると同時に、水平方向及び垂直方向に1/5
に間引かれた画像データが画像メモリ204に書込まれ
る。このようにして、画像伝送に先立つて画像メモリ20
4のマルチ画像データを作成し、モニタ108により伝送さ
れるマルチ画像データを確認することができる。そして
マルチ画像データを伝送するときは、フレームメモリ20
5の画像データを順次読出して伝送することにより、第
7図に示すようなマルチ画像データを作成することがで
きる。
以下、こうして作成されたマルチ画像データの間引に
ついて説明する。
第8A図と第8B図はこのような画素の間引を説明するた
めの図で、71〜76は原画像データの画素を示しており、
それぞれ水平方向の(m−2)番目、(m−1)番目、
m番目…の画素を示している。81〜84は現画像データの
画素71〜76を間引いて形成された縮小画素を示し、それ
ぞれ水平方向の(n−1)番目、n番目、(n+1)番
目の画素を示している。ここでは、n番目の画素82の信
号レベルを、n番目の画素82を挟む原画素73と74の一次
補間により算出する。即ち、画素82と原画素73との距離
をx1,画素82と原画素74との距離をx2とし、原画素73と7
4の信号レベルをそれぞれam,am+1として、求めるn番目
の画素82の信号レベルをanとすると、 an=am+(am+1−am)・x1/(x1+x2)…(2)よ
り、画素82の信号レベルを求めることができる。
このようにして、“1"から“1728"までのnに対応す
る位置の画素の信号レベルを順次求めることにより、38
40画素を1728画素に縮小してA4判の用紙の水平方向の長
さに対応した伝送画素の信号をレベルを求めることがで
きる。
第9図は実施例の制御回路115による伝送データの作
成処理を示すフローチヤートで、ここでは送信画像サイ
ズが受信画像サイズよりも大きい場合を示している。こ
の処理を実行する制御プログラムは制御回路115のROMに
記憶されている。
この処理は第3図に示したフローチヤートとほぼ同様
であるため、重複する部分については詳しく説明しな
い。ステツプS21〜ステツプS25は、第3図のステツプS1
〜ステツプS4とほぼ同じである。但し、ステツプS24で
決定されるkの値はステツプS4の場合と異なり、“1"以
下の値である。
ステツプS27ではkの値に応じて間引かれる画素デー
タのレベルを求める。この画素データの間引きは、前述
した第8A図、第8B図及び第(2)式に基づいて成された
説明を基に行われる。ステツプS28ではこうして間引か
れた画素データを、前述した第(1)式により正規化す
る。こうして正規化された送信画素データLTが求められ
るとステツプS29に進み、符号化回路120に画素データ11
9としてLTを出力する。この符号化回路120で2値化され
た画像データは変調回路121により変調され、回線122に
出力される。
前述したようにして主走査方向の画素データの処理が
終了するとステツプS30で送信画素の水平アドレスHADR
を+1し、ステツプS31で1ライン分の(第7図のマル
チ画像データをA4判で伝送する場合は、原画像の3840画
素から1728画素を求める)処理が終了したかをみる。1
ライン分の処理が終了していなければステツプS27に戻
り前述の処理を実行する。1ラインの画素データを求め
る処理が終了するとステツプS322に進み、垂直アドレス
VADRを+1してステツプS33に進む。ステツプS33で全ラ
イン(第7図の画像データの場合は2400ライン)の画素
データに対する処理が終了していなければステツプS26
に戻り、伝送画素データの水平アドレスHADRを“0"にし
て次のラインの伝送画素の先頭画素を指示する。こうし
て前述した処理を、伝送画像データの全ラインデータを
求めるまで繰返し実行する。
第13図は他の実施例におけるマルチ画像データを作成
し、それを間引いてA4判サイズにして伝送する処理を示
すフローチヤートで、この処理を実行する制御プログラ
ムはROM203に記憶されている。
ステツプS41でマルチ画像データの伝送指示が入力さ
れると、ステツプS42でマルチ画像データを作成してRAM
202に記憶する。ステツプS43でポインタPNOを“1"に
し、ステツプS44で垂直アドレスVADRを“1"にする。次
にステツプS45で、第7図のPNOの示す画像データより
[PNO+4]で示される5画面分の画像データの、VADR
で示されるラインの画像データを読出す。これにより、
最初は画像データ1〜5の第1ラインデータが読出され
てラインバツフア211に記憶される。ステツプS46ではラ
インバツフア211に記憶されているラインデータの間引
を実行して、3840画素よりA4サイズの用紙サイズに適合
した1728画素に変換される。この変換された画素データ
は、符号化回路120により符号化されて回線122に伝送さ
れる。なお、この間引処理は、前述した間引処理と同様
にして行なわれる。
ステツプS48,S49でVADRを+1して、テレビジヨン画
像の垂直方向のライン数480本に対する処理が行なわれ
る。480ラインに対する処理が終了するとステツプS50、
S51に進み、ポインタPNOを+5して、第7図の画像デー
タ6〜10に対する処理にすすむ。こうして25画面の全て
に対する処理を終了するまで、前述した処理を実行す
る。
第14図は第13図のステツプS42で示されたマルチ画像
の作成処理を示すフローチヤートである。
マルチ画像データの作成が指示されるとステツプS61
でポインタ210を“1"にセツトし、ステツプS62でデイス
ク100の読出しヘツド103を制御して、読出す画像データ
を選択する。ステツプS63で読出した画像データのフリ
ーズ指示が入力されると、メモリ回路109の画像データ
をフリーズする。次にステツプS64に進み、メモリ回路1
09より画像データを読出してRAM202に転送して記憶す
る。ステツプS65、S66では画像データのポインタ210を
+1し、合計25画面分からなるマルチ画像データがRAM2
02に作成されるまで、マルチ画像の作成処理を行なう。
こうしてRAM202に記憶されたマルチ画像データは、第7
図に示すようなマルチ画像データとなる。
[2値化処理の説明 (第10図、第11図)] 第10図は符号化回路120で2値化のために使用される
4×4のデイザマトリクスパターンの一例を示す図で、
このマトリクスの各数字は、各伝送画素データが、その
数字の16倍の輝度レベル以上のときに、その位置に対応
する画素部分を黒(“1")にするように2値化される。
これを示したのが第11図で、符号化回路120における
デイザ法による2値化アルゴリズムを模式的に示した図
で、画素データの各輝度レベル範囲に対応して、第10図
のデイザパターンに対する黒画素発生パターンが示され
ている。
このようにして、符号化回路120では、例えばG III規
格のランレングスを行う場合、伝送画素データ119の最
初の1ライン分の画素データのデイザ符号化を行い、伝
送時はそれを最上行のドツトから水平方向に順次ランレ
ングス符号化を行つて次段の変調回路121に出力する。
これを4行分行つてから次ラインの画素データ処理に移
行するので、4行分のランレングス符号化を行つている
間に次のラインのデイザ符号化を行うようにすれば良
い。
なお、上記実施例では、符号化回路における2値化を
デイザ符号化によつて行うようにしたがこれに限定され
るものではなく、最も単純な中央値を閾値として2値化
を行うようにしても良い。また、デイザパターンを4×
4としたが3×3、或いはその他の数でも実現可能であ
る。
また、この実施例では画像データが送信先の用紙サイ
ズよりも小さいときに拡大する場合で説明したが、これ
に限定されるものでなく、送信先の用紙サイズよりも画
像データの方が大きいときは画素の間引きや適当な演算
等により画像データの縮小が行われることはいうまでも
ない。
さらに、この実施例では、テレビジヨン画像信号を入
力し、多値画像信号にデジタル化した後2値化して伝送
するようにしたが、これに限定されるものでなく、例え
ば2値画像データを入力したときは、そのまま用紙サイ
ズに適合させて拡大あるいは縮小して伝送するようにし
てもよい。
以上説明したようにこの実施例によれば、所定の用紙
サイズに適合した画素数で送信されるため、送信先の画
像出力装置がいかなるドツト数の装置であつて画像デー
タを損なうことなく、また記録紙を無駄にすることなく
画像データを伝送できる効果がある。
なお、当業者には本発明の趣旨を逸脱することなく、
この実施例に対して多くの変更や修正が可能であるた
め、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく、
添付した特許請求の範囲によつて規定されるものであ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、複数画面の画像
データを1つの画面データとして送信するとき、その画
像データの画素数を所定の画素数になるように減少さ
せ、その減少により残存する画素値を、元の多値画像デ
ータの状態で複数画素のデータを組合わせて補間処理し
て決定し、その決定された多値画素データを2値化して
送信するので、縮小して送信される画像の質を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本実施例の画像伝送装置の概略構成を示すブロ
ツク図、 第1B図は再生プロセス回路の概略構成を示すブロツク
図、 第2A図から第2C図は1画面分のビデオデータにおける輝
度レベルの分布例を示す図で、第2A図は輝度分布の正規
分布状態を示す図、第2B図はアンダー露光時における輝
度分布を示す図、第2C図はオーバー露光時における輝度
分布を示す図、 第3図は制御回路による画像データを拡大して伝送デー
タを作成する処理を示すフローチヤート、 第4図はこの実施例で使用される画像データの構成例を
示す図、 第5図は主走査方向(水平方向)の画素補間例を示す
図、 第6図は副走査方向(列方向)の画素補間例を示す図、 第7図は25画面のテレビジヨン画像からなるマルチ画像
を示す図、 第8A図は原画像データの水平方向の画素の信号レベルを
示す図、 第8B図は一次補間により原画像データを間引いた画素デ
ータ例を示す図、 第9図は制御回路による画像データを縮小して伝送デー
タを作成する処理を示すフローチヤート、 第10図はデイザマトリクスターンの一例を示す図、 第11図は輝度レベルとデイザパターンとの関係を示す
図、 第12図はマルチ画像データを伝送する画像伝送装置の制
御回路の構成を示すブロツク図、 第13図はマルチ画像データを作成し、それを間引いてA4
判サイズにして伝送する処理を示すフローチヤート、そ
して 第14図はマルチ画像を作成する処理を示すフローチヤー
トである。 である。 図中、100……フロツピイデイスク、105……再生プロセ
ス回路、106……NTSCエンコーダ、107……モニタ回路、
108……CRT、109……メモリ回路、110……輝度信号、11
1……色差信号、112……メモリコントロール回路、113
……アドレス信号、115……制御回路、116……フリーズ
・スタート信号、120……符号化回路、121……変調回
路、122……回線、201……CPU回路、203……ROM、204…
…画像メモリ、205……フレームメモリである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−59062(JP,A) 特開 昭62−57366(JP,A) 特開 平1−205662(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 - 1/393

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ1画素当り複数ビットの多値デー
    タを有する複数画面の画像データを蓄積する蓄積手段
    と、 前記蓄積手段に蓄積された複数画面の画像データからな
    る画像データを1画面データとして送信するに際し、前
    記複数画面の画像データからなる画像データの画素数が
    所定画素数になるように減少させるとともに、その減少
    により残存する画素値を前記多値データの状態で複数画
    素の多値データを組合わせて補間処理して決定する補間
    処理手段と、 前記補間処理手段により決定された、前記残存する画素
    値を2値化する2値化手段と、 前記2値化手段により2値化された2値データに基づい
    て画像データを送信する送信手段と、 を有することを特徴とする画像伝送装置。
  2. 【請求項2】前記複数画面の画像データのそれぞれはテ
    レビジョン規格に適合した画像データであることを特徴
    とする請求項1に記載の画像伝送装置。
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