JPH08293896A - Ｉｓｄｎ端末のデータ通信終了通知方法とその装置 - Google Patents
Ｉｓｄｎ端末のデータ通信終了通知方法とその装置Info
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- JPH08293896A JPH08293896A JP7094695A JP9469595A JPH08293896A JP H08293896 A JPH08293896 A JP H08293896A JP 7094695 A JP7094695 A JP 7094695A JP 9469595 A JP9469595 A JP 9469595A JP H08293896 A JPH08293896 A JP H08293896A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 データ通信終了時に人手を介せずに指定した
相手端末に切断情報を自動通知して、端末装置を監視す
ることなく、自席の電話端末などでデータ通信終了を確
認し得るデータ通信終了通知機能付きＩＳＤＮ端末装置
を提供する。 【構成】 本発明のＩＳＤＮ端末装置は、ＩＳＤＮ呼制
御部とアナログ電話制御部とデータ通信制御部の他に、
データ通信の終了をＩＳＤＮ回線からの切断と解放また
は解放完了のメッセージから切断が正常終了か否かを判
定する切断判定部と、その結果情報を予め発信するアド
レスを入力する自動発信用アドレス入力部と、それを記
億する自動発信用アドレス記億部と、正常終了と異常終
了のＰＢ信号を発信するＰＢ信号送信部と、登録された
アドレスを送出する音声呼自動発信部と、ＰＣ側制御部
とＣＰＵと、外部に接続された既存のデータ通信用アプ
リケーションを実行するためのパ一ソナルコンピュータ
により構成されている。
相手端末に切断情報を自動通知して、端末装置を監視す
ることなく、自席の電話端末などでデータ通信終了を確
認し得るデータ通信終了通知機能付きＩＳＤＮ端末装置
を提供する。 【構成】 本発明のＩＳＤＮ端末装置は、ＩＳＤＮ呼制
御部とアナログ電話制御部とデータ通信制御部の他に、
データ通信の終了をＩＳＤＮ回線からの切断と解放また
は解放完了のメッセージから切断が正常終了か否かを判
定する切断判定部と、その結果情報を予め発信するアド
レスを入力する自動発信用アドレス入力部と、それを記
億する自動発信用アドレス記億部と、正常終了と異常終
了のＰＢ信号を発信するＰＢ信号送信部と、登録された
アドレスを送出する音声呼自動発信部と、ＰＣ側制御部
とＣＰＵと、外部に接続された既存のデータ通信用アプ
リケーションを実行するためのパ一ソナルコンピュータ
により構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＩＳＤＮ端末装置に関
し、特に、データ通信終了時に相手端末に切断情報を自
動通知するＩＳＤＮ端末装置に関する。
し、特に、データ通信終了時に相手端末に切断情報を自
動通知するＩＳＤＮ端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＩＳＤＮ端末装置は、各種の新し
いデータ通信技術、アナログ通信技術により開発されて
おり、多くの分野で広く確立された技術が存在する。し
かし、ＩＳＤＮ端末装置の自動発信技術に関しては、次
に説明する例のように人間によるオペレーションが必要
なものが多い。
いデータ通信技術、アナログ通信技術により開発されて
おり、多くの分野で広く確立された技術が存在する。し
かし、ＩＳＤＮ端末装置の自動発信技術に関しては、次
に説明する例のように人間によるオペレーションが必要
なものが多い。
【０００３】従来の技術例として、ＩＳＤＮ端末の自動
発信機能について特開平３−１１９８５３「ＩＳＤＮ端
末」の公開特許公報に示された内容によって自動発信部
分を明らかにする。はじめに機能の概要として図４から
図７の自動発信する際の動きを示す。図４と図５は通信
中宛先アドレス記億部に登録する処理の流れを図示して
おり、図６では同一宛先クイック・ボタンを押下した場
合の処理の流れを記し、図７は通信中宛先アドレス記憶
部のクリア処理を示している。
発信機能について特開平３−１１９８５３「ＩＳＤＮ端
末」の公開特許公報に示された内容によって自動発信部
分を明らかにする。はじめに機能の概要として図４から
図７の自動発信する際の動きを示す。図４と図５は通信
中宛先アドレス記億部に登録する処理の流れを図示して
おり、図６では同一宛先クイック・ボタンを押下した場
合の処理の流れを記し、図７は通信中宛先アドレス記憶
部のクリア処理を示している。
【０００４】次に動作について説明する。この自動発信
方式はＩＳＤＮの基本インタフェースのうち一方のＢチ
ャネル（以後Ｂｃｈ−Ａと呼ぶ）が通信中の場合を想定
しており、”Ｂｃｈ−Ａ通信”が自端末からの発信の場
合は図４のフローチヤートのように”Ｂｃｈ−Ａ通信”
の相手アドレスとチャネルを通信中宛先アドレス記億部
に登録をする。また、”Ｂｃｈ−Ａ通信”が自端末への
着信であった場合は図５のフローチャートのように発信
元アドレスとチャネルを通信中宛先アドレス記憶部に登
録する。その後同一宛先クィック・ボタンが押下される
と図６のように、他方のＢチャネル（以後Ｂｃｈ−Ｂと
呼ぶ）が未使用でなおかつ”Ｂｃｈ−Ａ通信”が依然通
信中であって、さらに通信中宛先アドレス記憶部にデー
タがセットされていた場合に限り自動発信を許可し”Ｂ
ｃｈ−Ｂ通信”（音声通信）となる。通信中宛先アドレ
ス記憶部のデータのクリアは図７で示した通り”Ｂｃｈ
−Ａ通信”または”Ｂｃｈ−Ｂ通信”が通信終了となっ
た場合に、対応するＢチャネル（Ｂｃｈ−ＡまたはＢｃ
ｈ−Ｂ）の宛先アドレスをクリアするという処理の流れ
になっている。
方式はＩＳＤＮの基本インタフェースのうち一方のＢチ
ャネル（以後Ｂｃｈ−Ａと呼ぶ）が通信中の場合を想定
しており、”Ｂｃｈ−Ａ通信”が自端末からの発信の場
合は図４のフローチヤートのように”Ｂｃｈ−Ａ通信”
の相手アドレスとチャネルを通信中宛先アドレス記億部
に登録をする。また、”Ｂｃｈ−Ａ通信”が自端末への
着信であった場合は図５のフローチャートのように発信
元アドレスとチャネルを通信中宛先アドレス記憶部に登
録する。その後同一宛先クィック・ボタンが押下される
と図６のように、他方のＢチャネル（以後Ｂｃｈ−Ｂと
呼ぶ）が未使用でなおかつ”Ｂｃｈ−Ａ通信”が依然通
信中であって、さらに通信中宛先アドレス記憶部にデー
タがセットされていた場合に限り自動発信を許可し”Ｂ
ｃｈ−Ｂ通信”（音声通信）となる。通信中宛先アドレ
ス記憶部のデータのクリアは図７で示した通り”Ｂｃｈ
−Ａ通信”または”Ｂｃｈ−Ｂ通信”が通信終了となっ
た場合に、対応するＢチャネル（Ｂｃｈ−ＡまたはＢｃ
ｈ−Ｂ）の宛先アドレスをクリアするという処理の流れ
になっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のＩＳＤ
Ｎ端末装置では、自動発信と言っても最終的に自端末に
設けられたボタンを押下するという人手の介在を必要と
する問題点があった。
Ｎ端末装置では、自動発信と言っても最終的に自端末に
設けられたボタンを押下するという人手の介在を必要と
する問題点があった。
【０００６】また、自動発信をする為にはＩＳＤＮの基
本インタフェースのうち、Ｂチャネルは必ず２チャネル
使用することになり、Ｂチャネルの利用の仕方によって
は実現できない可能性がある。更に、自動発信で可能に
なるのは「相手端末（電話機）と通話できる」というこ
とのみである。
本インタフェースのうち、Ｂチャネルは必ず２チャネル
使用することになり、Ｂチャネルの利用の仕方によって
は実現できない可能性がある。更に、自動発信で可能に
なるのは「相手端末（電話機）と通話できる」というこ
とのみである。
【０００７】更に、通信中のＩＳＤＮ端末装置から離れ
た場所で通信終了を待機している場合には、通信終了予
定時間に合わせて端末の通信状況をチェックする必要が
あり、このような状態で通信が途中で異常終了した時に
は、タイムロスが発生してしまうなど、作業効率を悪化
させるなどの問題点がある。
た場所で通信終了を待機している場合には、通信終了予
定時間に合わせて端末の通信状況をチェックする必要が
あり、このような状態で通信が途中で異常終了した時に
は、タイムロスが発生してしまうなど、作業効率を悪化
させるなどの問題点がある。
【０００８】本発明の目的は、データ通信終了時に人手
を介せずに指定した相手端末に切断情報を自動通知し
て、常に隔離したＩＳＤＮ端末装置を監視する必要がな
く、自席の電話端末などでデータ通信終了を確認し得る
ようにするデータ通信終了通知機能付きＩＳＤＮ端末装
置を提供することである。
を介せずに指定した相手端末に切断情報を自動通知し
て、常に隔離したＩＳＤＮ端末装置を監視する必要がな
く、自席の電話端末などでデータ通信終了を確認し得る
ようにするデータ通信終了通知機能付きＩＳＤＮ端末装
置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のＩＳＤＮ端末の
データ通信終了通知方法は、２つのＢチャネルと１つの
Ｄチャネルを含むＩＳＤＮ基本インタフェースへの接続
を制御するＩＳＤＮ呼制御部と、データ通信制御部と、
アナログ電話制御部を有するＩＳＤＮ端末装置におい
て、データ通信中の前記ＩＳＤＮ端末装置が、ＩＳＤＮ
網からの切断メッセージと、解放メッセージと、解放完
了メッセージを受信してプロセスを終了した場合に、そ
の通信が正常に終了したかまたは異常終了したかを受信
メッセージより検出し判定するステップと、予め発信用
アドレスを入力するステップと、前記発信用アドレスを
記億するステップと、データ通信終了時に、予め入力
し、登録しておいたアドレスに対し、自動的に音声呼を
発信するステップと、前記発信呼により接続した相手端
末に切断判定結果を切断原因に対応した複数のＰＢ信号
パターンにより通知するステップと、プログラムとＣＰ
Ｕによって制御するステップを有する。
データ通信終了通知方法は、２つのＢチャネルと１つの
Ｄチャネルを含むＩＳＤＮ基本インタフェースへの接続
を制御するＩＳＤＮ呼制御部と、データ通信制御部と、
アナログ電話制御部を有するＩＳＤＮ端末装置におい
て、データ通信中の前記ＩＳＤＮ端末装置が、ＩＳＤＮ
網からの切断メッセージと、解放メッセージと、解放完
了メッセージを受信してプロセスを終了した場合に、そ
の通信が正常に終了したかまたは異常終了したかを受信
メッセージより検出し判定するステップと、予め発信用
アドレスを入力するステップと、前記発信用アドレスを
記億するステップと、データ通信終了時に、予め入力
し、登録しておいたアドレスに対し、自動的に音声呼を
発信するステップと、前記発信呼により接続した相手端
末に切断判定結果を切断原因に対応した複数のＰＢ信号
パターンにより通知するステップと、プログラムとＣＰ
Ｕによって制御するステップを有する。
【００１０】また、本発明のＩＳＤＮ端末のデータ通信
終了通知装置は、２つのＢチャネルと１つのＤチャネル
を含むＩＳＤＮ基本インタフェースへの接続を制御する
ＩＳＤＮ呼制御部と、データ通信制御部と、アナログ電
話制御部を有するＩＳＤＮ端末装置において、データ通
信中の前記ＩＳＤＮ端末装置が、ＩＳＤＮ網からの切断
メッセージと、解放メッセージと、解放完了メッセージ
を受信してプロセスを終了した場合に、その通信が正常
に終了したかまたは異常終了したかを受信メッセージよ
り検出し判定する切断判定部と、予め発信用アドレスを
入力する自動発信用アドレス入力部と、前記自動発信用
アドレス入力部からのアドレスを記億する自動発信用ア
ドレス記億部と、データ通信終了時に、予め自動発信用
アドレス入力部より入力し自動発信用アドレス記億部に
登録しておいたアドレスに対し、自動的に音声呼を発信
する音声呼自動発信部と、前記音声呼自動発信部の発信
呼により接続した相手端末に前記切断判定部の判定結果
を切断原因に対応した複数のＰＢ信号パターンにより通
知するＰＢ信号送信部と、プログラムとＣＰＵによって
制御する端末制御部を有する。
終了通知装置は、２つのＢチャネルと１つのＤチャネル
を含むＩＳＤＮ基本インタフェースへの接続を制御する
ＩＳＤＮ呼制御部と、データ通信制御部と、アナログ電
話制御部を有するＩＳＤＮ端末装置において、データ通
信中の前記ＩＳＤＮ端末装置が、ＩＳＤＮ網からの切断
メッセージと、解放メッセージと、解放完了メッセージ
を受信してプロセスを終了した場合に、その通信が正常
に終了したかまたは異常終了したかを受信メッセージよ
り検出し判定する切断判定部と、予め発信用アドレスを
入力する自動発信用アドレス入力部と、前記自動発信用
アドレス入力部からのアドレスを記億する自動発信用ア
ドレス記億部と、データ通信終了時に、予め自動発信用
アドレス入力部より入力し自動発信用アドレス記億部に
登録しておいたアドレスに対し、自動的に音声呼を発信
する音声呼自動発信部と、前記音声呼自動発信部の発信
呼により接続した相手端末に前記切断判定部の判定結果
を切断原因に対応した複数のＰＢ信号パターンにより通
知するＰＢ信号送信部と、プログラムとＣＰＵによって
制御する端末制御部を有する。
【００１１】また、前記ＰＢ信号送信部は、前記切断判
定部の判定結果を切断原因に対応した複数の文字情報ま
たは音声情報により通知する手段を有する。
定部の判定結果を切断原因に対応した複数の文字情報ま
たは音声情報により通知する手段を有する。
【００１２】
【作用】本発明のＩＳＤＮ端末のデータ通信終了通知方
法とその装置によれば、データ通信の終了をＩＳＤＮ回
線からの切断と解放または解放完了のメッセージから切
断が正常終了か否かを判定し、判定結果の通知先アドレ
スを予め入力し、記憶登録しておき、データ通信終了時
に、登録されたアドレスに自動発呼により接続して、デ
ータ通信の正常終了または異常終了のＰＢ信号により発
信し、相手端末に通知する。
法とその装置によれば、データ通信の終了をＩＳＤＮ回
線からの切断と解放または解放完了のメッセージから切
断が正常終了か否かを判定し、判定結果の通知先アドレ
スを予め入力し、記憶登録しておき、データ通信終了時
に、登録されたアドレスに自動発呼により接続して、デ
ータ通信の正常終了または異常終了のＰＢ信号により発
信し、相手端末に通知する。
【００１３】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１４】図１は、本発明の一実施例を示すＩＳＤＮ
端末装置のブロック図、図２は、本発明の切断判定機能
を示すフローチャート、図３は、本発明のＩＳＤＮ端末
装置におけるＩＳＤＮ呼制御シーケンス図である。
端末装置のブロック図、図２は、本発明の切断判定機能
を示すフローチャート、図３は、本発明のＩＳＤＮ端末
装置におけるＩＳＤＮ呼制御シーケンス図である。
【００１５】本発明のＩＳＤＮ端末装置１は、図１に示
すように、ＩＳＤＮ回線２に接続され、ＩＳＤＮのシー
ケンス制御を行うＩＳＤＮ呼制御部３と、リンガー制御
やトーン制御といったアナログ電話全般の制御を行うア
ナログ電話制御部４と、データ通信を行う際にデータフ
ロー等を監視するデータ通信制御部５と、データ通信の
終了をＩＳＤＮ回線からの”切断メッセージ受信”また
は”解放メッセージ受信”または”解放完了メッセージ
受信”で検出し、切断理由表示値によって正常終了か否
かを判定する切断判定部６と、データ通信終了後の自動
発信時に使用するアドレス入力を行う自動発信用アドレ
ス入力部７とそれを記億する自動発信用アドレス記億部
９と、２パターン（正常終了用と異常終了用）のＰＢを
発信させることができるＰＢ信号送信部８と、自動発信
用アドレス記億部９にアドレスが登録されていた場合
に、そのアドレスに対し自動的に音声の”呼設定メッセ
ージ”を作成し回線に対して送出する機能を有する音声
呼自動発信部１０と、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）
側のアプリケーションを制御するＰＣ側制御部１１とＣ
ＰＵと、外部に接続された既存のデータ通信用アプリケ
ーションを実行する為のパ一ソナルコンピュータ１２に
より構成されている。
すように、ＩＳＤＮ回線２に接続され、ＩＳＤＮのシー
ケンス制御を行うＩＳＤＮ呼制御部３と、リンガー制御
やトーン制御といったアナログ電話全般の制御を行うア
ナログ電話制御部４と、データ通信を行う際にデータフ
ロー等を監視するデータ通信制御部５と、データ通信の
終了をＩＳＤＮ回線からの”切断メッセージ受信”また
は”解放メッセージ受信”または”解放完了メッセージ
受信”で検出し、切断理由表示値によって正常終了か否
かを判定する切断判定部６と、データ通信終了後の自動
発信時に使用するアドレス入力を行う自動発信用アドレ
ス入力部７とそれを記億する自動発信用アドレス記億部
９と、２パターン（正常終了用と異常終了用）のＰＢを
発信させることができるＰＢ信号送信部８と、自動発信
用アドレス記億部９にアドレスが登録されていた場合
に、そのアドレスに対し自動的に音声の”呼設定メッセ
ージ”を作成し回線に対して送出する機能を有する音声
呼自動発信部１０と、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）
側のアプリケーションを制御するＰＣ側制御部１１とＣ
ＰＵと、外部に接続された既存のデータ通信用アプリケ
ーションを実行する為のパ一ソナルコンピュータ１２に
より構成されている。
【００１６】図２は、本発明のＩＳＤＮ端末装置の切断
判定機能のフローチャートであり、まずはじめにＩＳＤ
Ｎ網から受信した切断メッセージと、解放メッセージ
と、解放完了メッセージの何れかに切断理由エレメント
が存在していたか否かをチェッ１クし、切断理由エレメ
ントが存在する場合はその理由表示値により正常終了か
否かを決める。切断理由エレメントが存在しない場合は
自切断とみなし自分の通知した切断理由表示値が正常切
断であるか否かにより区別され、それらの結果によりＰ
Ｂパタ一ンを正常終了パターンか異常終了パターンかに
決定する。
判定機能のフローチャートであり、まずはじめにＩＳＤ
Ｎ網から受信した切断メッセージと、解放メッセージ
と、解放完了メッセージの何れかに切断理由エレメント
が存在していたか否かをチェッ１クし、切断理由エレメ
ントが存在する場合はその理由表示値により正常終了か
否かを決める。切断理由エレメントが存在しない場合は
自切断とみなし自分の通知した切断理由表示値が正常切
断であるか否かにより区別され、それらの結果によりＰ
Ｂパタ一ンを正常終了パターンか異常終了パターンかに
決定する。
【００１７】図３は、本発明のＩＳＤＮ端末装置におけ
るＩＳＤＮ呼制御シーケンスであり、まずＩＳＤＮ端末
装置１はデータ呼着信待ち状態にしておき、そこに他Ｉ
ＳＤＮ端末１３からのデータ呼着信（呼設定メッセージ
１５）を認識すると着信に対し自動応答（応答メッセー
ジ送出１７）を行い、通信中（データ転送）状態へ移行
する既存のアプリケーションを起動させる。
るＩＳＤＮ呼制御シーケンスであり、まずＩＳＤＮ端末
装置１はデータ呼着信待ち状態にしておき、そこに他Ｉ
ＳＤＮ端末１３からのデータ呼着信（呼設定メッセージ
１５）を認識すると着信に対し自動応答（応答メッセー
ジ送出１７）を行い、通信中（データ転送）状態へ移行
する既存のアプリケーションを起動させる。
【００１８】その後、相手ＩＳＤＮ端末１３より（切断
メッセージ１９）を受信し、呼が切断されると、予め自
動発信用アドレス記憶部にアドレスが設定されていた場
合、そのアドレスに対し音声呼発信（呼設定メッセージ
２２）を自動的に行う。アナログ電話機１４がこれに応
答（応答メッセージ２４）すると、”切断メッセージ１
９”として”理由表示エレメント”の理由表示値によつ
て正常終了と異常終了とに区別され、データ呼通信終了
の通知を２パターンのＰＢ信号の送信で、ＩＳＤＮ端末
装置１から離れた場所にあるアナログ電話機１４に対し
て人手を介さずに通知が可能であることが示されてい
る。また、２パターンのＰＢ信号は、正常終了時に発す
る正常終了パターンと異常終了時に発する異常終了パタ
ーンのことを指し、図２のように決定される。このＰＢ
信号は、人間の判断が可能な音域で特色のある発音パタ
ーンあるいは文字情報に変換されたパターンであっても
よく、区別が可能なように設定されている。
メッセージ１９）を受信し、呼が切断されると、予め自
動発信用アドレス記憶部にアドレスが設定されていた場
合、そのアドレスに対し音声呼発信（呼設定メッセージ
２２）を自動的に行う。アナログ電話機１４がこれに応
答（応答メッセージ２４）すると、”切断メッセージ１
９”として”理由表示エレメント”の理由表示値によつ
て正常終了と異常終了とに区別され、データ呼通信終了
の通知を２パターンのＰＢ信号の送信で、ＩＳＤＮ端末
装置１から離れた場所にあるアナログ電話機１４に対し
て人手を介さずに通知が可能であることが示されてい
る。また、２パターンのＰＢ信号は、正常終了時に発す
る正常終了パターンと異常終了時に発する異常終了パタ
ーンのことを指し、図２のように決定される。このＰＢ
信号は、人間の判断が可能な音域で特色のある発音パタ
ーンあるいは文字情報に変換されたパターンであっても
よく、区別が可能なように設定されている。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明のＩＳＤＮ端
末装置では、予めデータ通信終了を通知したいアドレス
を登録し既存の通信アプリケーションを起動しておくだ
けで、人手を介せずに指定した場所（アドレス）に対し
データ通信終了の通知が可能であり、常にＩＳＤＮ端末
装置を監視している必要がなくなる。また、リアルタイ
ムでデータ通信の終了を認識することができ作業の効率
化に効果がある。
末装置では、予めデータ通信終了を通知したいアドレス
を登録し既存の通信アプリケーションを起動しておくだ
けで、人手を介せずに指定した場所（アドレス）に対し
データ通信終了の通知が可能であり、常にＩＳＤＮ端末
装置を監視している必要がなくなる。また、リアルタイ
ムでデータ通信の終了を認識することができ作業の効率
化に効果がある。
【００２０】具体例で説明すると、データ通信終了時の
通知先を自席にした場合、データ通信の予定時間以内に
異常系の通信切断が起こった場合でも、自席にいたまま
その対応が即座に行え、作業の効率化が図れる。
通知先を自席にした場合、データ通信の予定時間以内に
異常系の通信切断が起こった場合でも、自席にいたまま
その対応が即座に行え、作業の効率化が図れる。
【００２１】また本発明では、ＩＳＤＮの基本インタフ
ェース（２Ｂチャネル十Ｄチャネル）のうち呼制御に使
用するＤチャネルと、Ｂチャネル１本だけ使用するため
従来の技術で記した例より有効な運用が可能であり、大
きな効果がある。
ェース（２Ｂチャネル十Ｄチャネル）のうち呼制御に使
用するＤチャネルと、Ｂチャネル１本だけ使用するため
従来の技術で記した例より有効な運用が可能であり、大
きな効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示すＩＳＤＮ端末装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の切断判定機能を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図３】この発明のＩＳＤＮ端末装置におけるＩＳＤＮ
呼制御シーケンス図である。
呼制御シーケンス図である。
【図４】従来技術のＩＳＤＮ端末装置の発呼動作を示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図５】従来技術のＩＳＤＮ端末装置の着呼動作を示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図６】従来技術のＩＳＤＮ端末装置の同一宛先クイッ
クボタン押下後の動作を示すフローチャート図である。
クボタン押下後の動作を示すフローチャート図である。
【図７】従来技術のＩＳＤＮ端末装置の通信終了動作を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
１ ＩＳＤＮ端末装置 ２ ＩＳＤＮ回線 ３ ＩＳＤＮ呼制御部 ４ アナログ電話制御部 ５ データ通信制御部 ６ 切断判定部 ７ 自動発信用アドレス入力部 ８ ＰＢ信号送信部 ９ 自動発信用アドレス記憶部 １０ 音声呼自動発信部 １１ ＰＣ側制御部 １２ パーソナルコンピュータ １３ ＩＳＤＮ端末 １４ アナログ電話 １５、２２ 呼設定メッセージ １６、２３ 呼出し １７、２４ 応答メッセージ １８、２５ 応答確認メッセージ １９ 切断メッセージ ２０ 解放メッセージ ２１ 解放完了メッセージ
Claims (4)
- 【請求項１】 ２つのＢチャネルと１つのＤチャネルを
含むＩＳＤＮ基本インタフェースへの接続を制御するＩ
ＳＤＮ呼制御部と、データ通信制御部と、アナログ電話
制御部を有するＩＳＤＮ端末装置において、 データ通信中の前記ＩＳＤＮ端末装置が、ＩＳＤＮ網か
らの切断メッセージと、解放メッセージと、解放完了メ
ッセージを受信してプロセスを終了した場合に、その通
信が正常に終了したかまたは異常終了したかを受信メッ
セージより検出し判定するステップと、 予め発信用アドレスを入力するステップと、 前記発信用アドレスを記億するステップと、 データ通信終了時に、予め入力し、登録しておいたアド
レスに対し、自動的に音声呼を発信するステップと、 前記発信呼により接続した相手端末に切断判定結果を切
断原因に対応した複数のＰＢ信号パターンにより通知す
るステップと、 プログラムとＣＰＵによって制御するステップを有する
ことを特徴とするＩＳＤＮ端末のデータ通信終了通知方
法。 - 【請求項２】 ２つのＢチャネルと１つのＤチャネルを
含むＩＳＤＮ基本インタフェースへの接続を制御するＩ
ＳＤＮ呼制御部と、データ通信制御部と、アナログ電話
制御部を有するＩＳＤＮ端末装置において、 データ通信中の前記ＩＳＤＮ端末装置が、ＩＳＤＮ網か
らの切断メッセージと、解放メッセージと、解放完了メ
ッセージを受信してプロセスを終了した場合に、その通
信が正常に終了したかまたは異常終了したかを受信メッ
セージより検出し判定する切断判定部と、 予め発信用アドレスを入力する自動発信用アドレス入力
部と、 前記自動発信用アドレス入力部からのアドレスを記億す
る自動発信用アドレス記億部と、 データ通信終了時に、予め自動発信用アドレス入力部よ
り入力し自動発信用アドレス記億部に登録しておいたア
ドレスに対し、自動的に音声呼を発信する音声呼自動発
信部と、 前記音声呼自動発信部の発信呼により接続した相手端末
に前記切断判定部の判定結果を切断原因に対応した複数
のＰＢ信号パターンにより通知するＰＢ信号送信部と、 プログラムとＣＰＵによって制御する端末制御部を有す
ることを特徴とするＩＳＤＮ端末のデータ通信終了通知
装置。 - 【請求項３】 前記ＰＢ信号送信部が、 前記切断判定部の判定結果を切断原因に対応した複数の
文字情報により通知する手段を有する請求項２記載のＩ
ＳＤＮ端末のデータ通信終了通知装置。 - 【請求項４】 前記ＰＢ信号送信部が、 前記切断判定部の判定結果を切断原因に対応した複数の
音声情報により通知する手段を有する請求項２記載のＩ
ＳＤＮ端末のデータ通信終了通知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7094695A JPH08293896A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | Ｉｓｄｎ端末のデータ通信終了通知方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7094695A JPH08293896A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | Ｉｓｄｎ端末のデータ通信終了通知方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08293896A true JPH08293896A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14117330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7094695A Pending JPH08293896A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | Ｉｓｄｎ端末のデータ通信終了通知方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08293896A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030055895A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 삼성전자주식회사 | 아이에스디엔 호 종료 처리방법 |
| WO2017168550A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 通信アダプタ装置およびデータ通信システム、並びにデータ通信方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02292930A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-04 | Canon Inc | データ通信装置及び方法 |
| JPH0458667A (ja) * | 1990-06-28 | 1992-02-25 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7094695A patent/JPH08293896A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02292930A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-04 | Canon Inc | データ通信装置及び方法 |
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| JP6227161B1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-11-08 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 通信アダプタ装置およびデータ通信システム、並びにデータ通信方法 |
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