JPH08291644A - 災害に対する保全装置 - Google Patents

災害に対する保全装置

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JPH08291644A
JPH08291644A JP7193991A JP19399195A JPH08291644A JP H08291644 A JPH08291644 A JP H08291644A JP 7193991 A JP7193991 A JP 7193991A JP 19399195 A JP19399195 A JP 19399195A JP H08291644 A JPH08291644 A JP H08291644A
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JP
Japan
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house
earthquake
disaster
resistant structure
liquid container
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JP7193991A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Fujiwara
充弘 藤原
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風水害にも有効に対抗し得る災害に対する保
全装置を提供し、特に、プレハブ住宅において地震にも
風水害にも強い家屋にすること。 【構成】 台風等の災害から家屋の浮揚や倒壊等の被害
を保全するための装置であって、家屋には、液入れ部が
重量体として機能するように構成されている。また、こ
の装置ににおいて、液入れ部が液体タンクであって家屋
の支柱外周に装備されるようになっている。さらに、同
装置において、液入れ部が家屋の屋根覆い体自体の内部
空間に形成されている。また、これらにおいて、液入れ
部には、浄水手段および/あるいは殺菌手段が内蔵され
るとともに、同液入れ部には、飲料水を導入および導出
可能に構成されている。さらに、前記装置において、液
入れ部が家屋の中央にタンク式に配置され、同液入れ部
は地震避難室としても機能するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレハブ住宅で代表
される家屋類の台風等の災害から有効に保全するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】阪神大震災の発生で激甚なる被害を受け
たのであるが、プレハブ住宅での被害は僅少で、それ
故、地震にはプレハブ住宅が有利であるという結果も判
明してきている。このことからプレハブ住宅に関して
は、地震対策を強化するため、軽量化とともに増強化も
図られるであろうが、その一方で軽量化すると、今度は
台風や強風に対する風水害時の抵抗力が弱まってくるお
それがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記問題を解決するた
め、この発明は、風水害にも有効に対抗し得る災害に対
する保全装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、台風等の災害から家屋の浮
揚や倒壊等の被害を保全するための装置であって、家屋
には、液入れ部が重量体として機能するように構成され
ている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、液入れ部が液体タンクであって家屋の支柱外周に装
備されるようになっている。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、液入れ部が家屋の屋根覆い体自体の内部空間に形成
されている。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1から3に
おいて、液入れ部には、浄水手段および/あるいは殺菌
手段が内蔵されるとともに、同液入れ部には、飲料水を
導入および導出可能に構成されている。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1におい
て、液入れ部が家屋の中央にタンク式に配置され、同液
入れ部は地震避難室としても機能するように構成されて
いる。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1におい
て、液入れ部が家屋の屋根等の飛び易い個所に面して張
設されるホース等の水入れ管である。
【0010】請求項7記載の発明は、地震等の災害から
家屋の倒壊等の被害を保全するための装置であって、家
屋の基盤に緩衝材が構成され、同緩衝材は、廃タイヤお
よび/または弾性ピースであることを特徴とする。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項7におい
て、緩衝材は、廃タイヤの中に他の弾性ピースを入れて
構成されている。
【0012】請求項9記載の発明は、請求項7または8
において、弾性ピースは、鉄骨柱の回りに配されてい
る。
【0013】請求項10記載の発明は、地震からの危険
を防護する災害に対する保全装置であって、タンスや冷
蔵庫、ロッカー等を含む室内設備体を対抗部材の1つと
して室内に構造体を形成してその内部空間を避難空間と
した。
【0014】請求項11記載の発明は、請求項10にお
いて、室内に相対向して配された室内設備体のそれぞれ
の側面に沿って4柱式の構造体を形成した。
【0015】請求項12記載の発明は、請求項10にお
いて、室内に設置された室内設備体に先端が支持される
ようにして片持型で構造体を形成した。
【0016】請求項13記載の発明は、地震からの危険
に際して人を安全に防護する災害に対する保全装置であ
って、ベビーベッドを取り囲むようにして耐震構造体を
設置した。
【0017】請求項14記載の発明は、地震からの危険
に際して人を安全に防護する災害に対する保全装置であ
って、ベビーベッドそのものが耐震構造体で構成されて
いる。
【0018】請求項15記載の発明は、請求項13また
は14において、耐震構造体の天井部分が、乳児を扱う
人の頭部の通過を許す形状になっている。
【0019】請求項16記載の発明は、請求項13から
15までのいずれかにおいて、ベビーベッドの底部など
に、緊急対策用ボックスが設けられ、同ボックスは耐震
構造体の一部として機能するものになっている。
【0020】請求項17記載の発明は、請求項13から
16までのいずれかにおいて、耐震構造体が、ベビーベ
ッドを設置する室内空間に延びて構成されている。
【0021】請求項18記載の発明は、地震からの危険
に際してペットを安全に防護する災害に対する保全装置
であって、犬や猫などのペットハウスを取り囲むように
して耐震構造体を設置した。
【0022】請求項19記載の発明は、地震からの危険
に際して人を安全に防護する災害に対する保全装置であ
って、ペットハウスそのものが耐震構造体で構成されて
いる。
【0023】請求項20記載の発明は、請求項13から
19までのいずれかにおいて、耐震構造体の底部には、
凹凸状の緩衝部材が介装されている。
【0024】
【実施例】以下、図示した実施例を参照してこの発明を
詳細に説明する。図1およびそのII−II線断面であ
る図2は、この発明の一実施例を示し、1は家屋の支柱
で、同支柱1は、ベース2をアンカー3に固定すること
で立設されている。この支柱1は、家屋のいずれの支柱
でもよい。
【0025】この支柱1の回りには、上からみてコの字
形をした液体タンク4が複数段積み重ねられている。液
体タンク4は、プラグ5を外すことで内部に何時でも給
水が可能であり、そのコの字形内面対向個所には、ボル
ト6…が溶接固定されており、同ボルト6…の先端には
ナット7が着脱自在に取り付けられている。ナット7を
進退させることで同ナット7が支柱1の外周面に当た
り、これにより、液体タンク4が支柱1側に一体化され
る。
【0026】尚、下段の液体タンク4は、その底面から
下向きに支持ボルト8が取り付けられ、コンクリート地
盤9上に載り掛かるようになっている。
【0027】図2に仮想線で示すものは、半割り合わせ
型の液体タンク10を示し、同液体タンク10は、ボル
トナット11で締め付けられて支柱1の外周に締め付け
固定される。尚、液体タンク4は水道システムの中間に
配し、同タンク4内に活性炭等の浄水手段や殺菌・消毒
手段を配して浄水利用を可能にしてもよい。
【0028】図3に示す実施例は、屋根覆い体13自体
を空洞型として液入れ部としたもので、14は着脱自在
な給水プラグである。同屋根覆い体13は、瓦であった
りボード型のものであってもよい。前記屋根覆い体13
は上下および/または左右に連通状に連結させてもよ
い。この場合、上段の覆い体13にバルブ付の給水口を
備え、下段の覆い体13に排水口とストップバルブを備
えて抜水可能とすることができる。尚、屋根裏にも液体
タンク15を載せ付けてもよい。また、前記屋根覆い体
13にも水道システムを連通して、例えば、風呂釜16
への給湯等に利用するようにしてもよい。液体タンク1
5にも同様に構成できる。
【0029】図4に示す実施例は、家屋の床板18に液
体タンク19を取り付けたもので、同液体タンク19
は、床板18の下部でも上部でもよいし、双方に配する
こともできる。上部に配す場合は、図示のように吊り具
20で張設してもよい。尚、床板18下部に設ける場
合、偏平な液体タンクとして、これも水道システムに連
通させたり、あるいは湯タンクとして兼用することもで
きる。
【0030】図5に示す実施例は、家屋22が例えば、
台風や地震で仮想線矢印のように変位しようとする場合
に家屋22を水平に復帰させるようにしたもので、家屋
22の底部と基盤23側にそれぞれ平行で上下に離間し
て横架材24を配し、これらの間をヒンジ25で回転自
在に結合するとともに、上部の横架材24内に複数仕切
状の液体タンク26を端部に形成したもので、更に、基
盤23側には水あるいはオイル等のシリンダ27を左右
1対配して、前記矢印方向の変位時は、シリンダ27内
の上の液体がすぐその上の液体タンク26内に導入され
ることで、変位をなくす方向に家屋22を制御可能にな
っている。逆方向の変位に対しては他方のシリンダ27
が作用する。尚、一方のシリンダ27が作用する際には
他方のシリンダ27は作用しない。
【0031】図6に示す実施例は、支柱29等の構造部
材の内部空間が液体タンクとされたもので、この場合、
同空間内に活性炭30…などの浄水剤を入れておいた
り、あるいは紫外線ランプによる殺菌手段や消毒手段を
配したりすることもできる。尚、このように浄化した水
は、矢印のように水道システムに連通状として台所の蛇
口31に通じて利用するようにする。また、仮想線矢印
のように、支柱29内の活性炭30…は、入れ換え可能
にすることもできる。
【0032】図7に示す実施例は、家屋の中央に縦パイ
プ形をした液体タンク33を配し、同タンク33を支柱
兼用としたもので、台風等に際しては、液体タンクと
し、一方地震等の際は液体(水)を抜き出して避難空間
として四方から避難できるようにすることもできる。
尚、34は密閉のためのドアである。
【0033】図8に示す実施例は、円筒と円錐とを組み
合わせた形をし上面が閉止された液体タンク36…の複
数個を軟弱な地盤37に接した状態で埋め込んで、その
1つでも沈みあるいは浮動すればそれに連携して他の液
体タンク36…がそれを抑止するように共働作用するよ
うにしたものである。尚、液体タンク36は、中空形以
外に中実であってもよい。また、液体タンク36の外周
面は突起などを付しておいてもよい。
【0034】図9に示す実施例は、支柱38の下部に液
体タンク39を配したもので、同液体タンク39は、図
右側のように大きなもの1個であったり左側のように複
数個を組み合わせたりしてもよい。尚、仮想線のように
床40から地盤にわたるように設けてもよい。この場
合、吊り具41を配してもよい。
【0035】図10に示す実施例は、家屋の屋根42が
台風時に飛び易いことに鑑み、同屋根42上を横切るよ
うにして液入れ部である水入れ管(チューブ)43…を
多数本平行状に配し、同管43…をそれぞれ止め金具4
4…で屋根42側に止め付けるとともに、庇側は、ステ
ー45の上端に設けた曲がり樋46により安定に保持し
てある。
【0036】そして、各水入れ管43の両端にストップ
バルブ47を備え、その一方である給水側にカプラー4
8の雌側を備えてある。これにより、雄側のカプラーを
雌側のカプラー48に接続するとともに一方のストップ
バルブ47を閉止し他方のストップバルブ47を開放し
てポンプ49を駆動することで、それぞれの管43内に
給水可能であり、管43内に水が入れられることで屋根
全体が重くなって台風等の強風があってもこれに対抗で
きる。尚、同管43は、その他の飛び易い個所にも適宜
に設置する。また、水入れ管43は屋根に網状に配すこ
ともある。
【0037】図11に示す実施例は、プレハブ住宅の側
壁52を液入れ部としたものである。同側壁52には、
それぞれに給水口53と排水口54を設けるが、多数の
側壁52同士を連通状に接続して1個所あるいは数個所
から給水して他の側壁52内にも同時給水可能にした
り、排水も可能にすることがある。
【0038】図12に示す実施例は、床板材56自体を
液入れ部としたもので、この場合、個別に給水・排水自
在にしたり、図示のように連結式として他の床板材56
と連通して同時給水・排水自在にすることもできる。
尚、こうした構造は、畳および襖にも適用がある。
【0039】図13および図14に示す実施例は、地震
に伴う家屋の倒壊を有効に防止することのできる保全装
置についてのものである。60は木造の家屋で、同家屋
60は基礎61を介して建てられているが、同基礎61
の底に直接緩衝材を配してもよいが、ここでは、基礎6
1は基礎として安定性を確保し、さらにその下方に別
に、台脚62を4コーナー等に配して基礎61との連結
を保ち、同台脚62の下に緩衝材63…を配したもので
ある。
【0040】この緩衝材63…は、図14に示すような
廃タイヤで構成され、同タイヤ63…のみ(タイヤを大
き目に分割したものを全部あるいは一部に使用してもよ
い)で構成される場合と、タイヤチップ(新規あるいは
廃材である他の弾性ピースでもよい)64…を内部ある
いは外部充填する場合とがある。また、タイヤチップ6
4…のみで構成されることもある。タイヤチップ64…
は、中空の球形あるいは角形でもよい。
【0041】この緩衝材63は、図13に仮想線で示す
ように、周方向の全体に配列してもよい。この場合、台
脚62を介してもよい。また、緩衝材63は、縦あるい
は横切り形のものであってもよい。さらに、緩衝材63
やタイヤチップ64…には、表面からゴム特有の臭いが
発散するのを防止するために表面処理、例えば、芳香剤
入りの塗膜付着処理をするなどする。また、これらの弾
性緩衝材を使用したものにおいては、これらを槽内に充
填あるいは非充填状態で収容して水などの流体を入れて
緩衝装置を構成してもよい。
【0042】また、仮想線で示すように、タイヤが類焼
しないように外部をコンクリート65で包み込んでもよ
い。さらに、同じく仮想線で示すように、突張り材66
を家屋の柱に上端を連結する一方その下端に緩衝材67
…を配したものである。尚、家屋が鉄骨柱の外周に上下
複数段の緩衝材を配してもよい。
【0043】図15および図16に示す実施例は、地震
から家屋内の特定部分を一定避難空間として防護するこ
とによりその内部空間に避難する者を護ることができる
ようにしたものである。この実施例は、和室についての
ものであるが、洋室であっても同様に適用できる。すな
わち、図15において70は部屋の側壁、71は天井
壁、72は畳であり、畳72の下側には、床板73、縦
横の床受材74,75が配されている。
【0044】77はタンス(室内設備体)で、各側壁7
0に相対向するように配されており、同タンス77と畳
72の間には、金属製(あるいは木製、プラスチック製
などでもよい)構造体80の底メンバーである座板81
がそれぞれタンス重量により押さえ付けられて設けられ
ている。そして、各タンス77の左右両側面に沿って前
後各2本タイプの支柱82…が縦向きに配されている。
支柱82…と座板81とは着脱自在であってもよく、ま
た、相互間に補強を兼ねた取付ブラケットを一体あるい
は着脱自在なものとして介装することがある。このブラ
ケットは、構造体80の他の連結部分にも適用すること
がある。また、支柱82…は、図15に仮想線で示すよ
うに、基盤83まで一体あるいは別体で伸びて固定され
るようにすることがある。
【0045】支柱82…は、図16に示すように、各2
本ずつを1組にして平面視して4組あり、これらには、
前記対向する方向に水平に伸びるように2本平行に天受
材84が一体あるいは着脱自在に配されている。これら
の天受材84間には、タンス77上にも当たるように横
架材85…が一体あるいは着脱自在な別体で配されてい
る。
【0046】こうして構造体80の概要が構成され、同
構造体80からは、各タンス77前面に当たって転倒な
どを阻止するようにストッパ86…が突出している。こ
れらのストッパ86…はタンス77の引き出し・開閉操
作に邪魔にならないようにしてある。ここで、構造体8
0としては、座板81の上あるいは下に緩衝材を挟み入
れることがある。一方、座板81は構成せずに畳72や
基盤83で直接あるいは緩衝材を介して受け止めるよう
にすることができる。
【0047】また、基盤83との間にも緩衝材を介装す
ることがあり、例えば、支柱82と天受材84間に緩衝
材を介装することもある。支柱82は、図17に示すよ
うに、長円形断面形状をしたステンレス等の部材を使用
することもある。勿論、この支柱82は、前後に分断し
て図15のように配すこともできる。尚、図17のよう
に、座板81はタンス77の底全長にわたらず短いもの
でもよい。
【0048】次に、この構造体80の上には、その全体
を覆うように天板87を介して2層構造の緩衝材88を
載せ付けておけば、構造体80の軽量化が可能であると
ともに安全性を確実なものにする。この緩衝材88の上
面部分は、波形の第1緩衝部88aになっているが、そ
の他にも、例えば、図示の上下2層の緩衝材88の対面
する部分を波形などにしてその間に常時エアーが溜まっ
ていて地震時にこのエアーが緩衝効果を発揮するように
してもよい。また、上記実施例のように、タイヤやタイ
ヤチップ、その他の弾性材を緩衝材として加えて構成し
たり、これらのみで構成してもよい。さらに、緩衝装置
は、水タンクであってもよい。また、緩衝装置は、天井
奥に構成してもよく、この場合、天井奥のみであるもの
と、構造体80上の緩衝材88をも組み合わせたもので
ある場合とがある。
【0049】尚、前記実施例では、構造体80を室内に
限定して構築してあったが、図15に仮想線で示すよう
に、天井壁71の奥空間を利用して一部を構成してもよ
い。前記支柱82と天受材84とは、一体折り曲げ材で
構成してもよい。一方、前記構造体80では、支柱82
をタンス77に代えて構成することもある。タンス77
は、冷蔵庫やロッカーなどであってもよい。ロッカーの
ような場合には、それ自体に補強を加えることがある。
尚、支柱82は、室内設備体の横サイドに限定されず、
裏側に配すこともできる。支柱82の本数は5本など、
適宜である。
【0050】図18、図19に示す実施例は、先端をタ
ンス77に受担させてなる側面逆L字形をした片持タイ
プの構造体90についてのもので、この場合、構造体9
0は、左右1対の支柱91を備え、同支柱91の下部の
座板92は畳72で押さえ付けられている。座板92か
らは更に基盤83まで伸びて固定される補助支柱93を
備えてもよい。
【0051】支柱91の上端からは、タンス77に向け
て水平に伸びる左右1対の天受材94が溶接あるいはブ
ラケット等による連結により取り付けられている。天受
材94間には横架材95が配されている。構造体90の
先端には、タンス77上に載りかかるように当て板96
が設けられている。尚、天受材94は、図19に仮想線
で示すように、平面視V形の先細状に形成してもよい。
また、図18に仮想線で示すように、支柱91と天受材
94とを一体折り曲げ形としてもよい。
【0052】さらに、図18の構造体90上に仮想線で
示すように、引き出し部97を構成してもよい。この引
き出し部97は、緩衝装置の一部としても機能する。本
来の緩衝材98はその上側に構成してある。勿論、引き
出し部97を構成せずにゴム等の緩衝材98のみでもよ
い。そして、構造体90は、天井壁71を越えて天井裏
を通るようにしてもよい。99はストッパである。
【0053】タンス77は、構造体の一部として機能
し、座板100を備える。図20に示すように、単一本
型をした片持型構造体102にしてもよい。この構造体
102は、曲がり部に補強リブ103を適宜に付した
り、受材104を横張り出し状に取り付けてもよい。同
構造体102は、中空型(パイプ状も含む)、板型のい
ずれでもよい。先端の当て板105は、ゴム等の弾性材
でもよい。
【0054】図21に示す実施例の構造体107は、支
柱108が4本で、その間を天受材109で連結してな
る。支柱108は、畳72の孔を開けるなどして押さえ
付け固定されるとともに、基盤83にまでも固定可能に
してもよい。支柱108間は連結材110で繋いでもよ
い。
【0055】さらに、構造体107の上部にはピラミッ
ド形をした天補強体111が備え付けられており、この
補強体111は、図示のように斜材112により強度を
もって張られたり、全体が弾性部材により緩衝装置とし
て機能するようにも構成できる。また、ピラミッドの上
部が緩衝材(ゴムタイヤ等も可能)で下部が強度体であ
ることもある。尚、支柱108の上部には、他の緩衝材
113が設けられている。
【0056】図22に示す実施例は、枕115の頭上側
にエアーバッグ116を備えてカプラ117付配管11
8を通じて、地震発生によりセンサーでエアーを供給す
ることにより瞬時にエアーバッグ116が膨らむように
なっている。このエアーバッグ116は、頭上や身体方
向に伸びるようにしてもよい。個数は複数であってもよ
い。
【0057】図23に示す実施例は、例えば、図15な
いし図21に示す実施例の天部に備えることができるエ
アーバッグ120で、外周に大きな容量で形成した第1
緩衝部121と、同緩衝部121が潰れることにより内
部のエアーが流れ込む第2緩衝部122とで構成されて
いる。
【0058】図24に示す実施例は、球径の大きな第1
緩衝部123とそれより小さい第2緩衝部124とを交
互にかつ連通状に一体形成したエアーバッグ125であ
る。図23および図24に示す実施例のエアーバッグ
は、地震発生と同時に膨らむものであったり、常時エア
ーを蓄えておくものである。一方、これらのエアーバッ
グは、内部に水を入れておくものでもよい。
【0059】図25に示す実施例は、緩衝材127とし
てその中にゴルフボール128…を同時成形あるいは2
層間組み入れ式等により装填したものである。
【0060】尚、図13に示す実施例のように廃タイヤ
63…を家屋の緩衝材として使用するものにおいて、同
廃タイヤ63…(チップ64…を充填するもの方式も含
む)による緩衝方式は、例えば、河川や海岸の堤防、燈
籠、鳥居、石垣等の底部緩衝として使用することがあ
る。
【0061】図26に示す実施例は、市販あるいは既設
のベビーベッド200にこれを取り囲むようにして耐震
構造体210を付加的に設置したものである。ベビーベ
ッド200は、四隅に支柱201…を備え、同支柱20
1間を継ぐように底枠部材202…を備える。底枠部材
202の上には複数本の柵部材203…が立設され、こ
れらを手すり材204で連結してある。そして、ベビー
ベッド200の内部には、床材205が嵌め込まれ、一
側には、開閉扉206が取り付けられている。
【0062】こうしたベビーベッド200は一般に木質
であるが、プラスチックその他のものであってもよい。
一方、耐震構造体210は、逆U字形に曲げ成形された
主フレーム211の1対を対向して配し、各フレーム2
11の下端には、安全な円板形をした座板212が溶接
等により取り付けられている。同座板212の底面には
ゴムなどによる下緩衝材213が介装されている。座板
212と下緩衝材213は、できるだけ脚が当たらない
ように耐震構造体210の底域に入り込んで配置され、
脚が当たっても怪我をしないように丸く形成されてい
る。尚、座板212を角板にした場合、外面はゴムやク
ッション等により包み込むようにする。また、これらの
座板212間を平面X字形の底連結板214により互い
に連結して床抜け等がないように安全性を確保する。さ
らに、各主フレーム211の下端よりやや上側にはパイ
プの拡がり変形を防止するための補強パイプ215が一
体溶接により設けられている。
【0063】また、両主フレーム211の下部間は、着
脱自在な方式(一体溶接式でもよい)により各側上下1
対ずつの下連結パイプ216で継がれている。同連結パ
イプ216は1本ずつであってもよい。これらの下連結
パイプ216間を窓口として、仮想線で示すような緊急
対策用ボックス217を抜き差し自在にしてある。この
緊急対策用ボックス217自体は、通常のボックス強度
であってもよいが、この実施例では、補強付きあるいは
補強なしで耐震構造体の一部を構成するように強度アッ
プを図ってある。同ボックス217内には、粉ミルクや
飲料水、紙おむつ等の乳児に必要な物品だけでなく、他
の同居者にも必要なもの、例えば、非常灯や携帯ラジオ
をはじめ、非常食なども収納する。尚、このボックス2
17は、縦軸回りに旋回して出し入れ可能な方式にして
もよい。
【0064】一方、主フレーム211間の大部には、上
連結パイプ218が主フレーム211相互を連結するよ
うに着脱自在に継がれている。同連結パイプ218は一
体溶接方式でもよい。また、同パイプ218は、乳児を
扱う者219の頭部が当たらないように主フレーム21
1のコーナーより少し中寄りに配してあるが、この点の
対策についてはさらに後述する。これらのパイプ218
上には、耐震構造体の一部として天井板220が覆われ
ており、その上に上緩衝材221が着脱自在にセットさ
れている。
【0065】尚、耐震構造体210の可及的全体には、
パイプ緩衝材222…を備える。同緩衝材222は、図
26では上下を切断した極く一部のみが図示されている
が、できるだけ全体に及ぶものとされている。これにつ
いての他の対策案も後述する。また、ベビーベッド20
0は、図示では耐震構造体210上に乗り掛かった状態
になっているが、例えば、支柱201と主フレーム21
1とを安全な連結具で連結してベビーベッド200も耐
震構造体の一部として機能するようにする。尚、緊急対
策用ボックスは、ベビーベッド200内に配してもよ
い。また、耐震構造体210は、座板212を介して床
に固定することがある。
【0066】図27に示す実施例は、ベビーベッド22
5自体がステンレス等の耐震構造体で構成されたもので
ある。同ベビーベッド225は、主フレーム226を対
向させ、同主フレーム226に底枠部材227や柵部材
228、手すり材229、開閉扉230等を構成し、底
部には耐震構造体の一部として緊急対策用ボックス23
1を装備してある。必要に応じてコーナーなどには補強
リブ232…を一体化してある。233は上連結パイ
プ、234は天井板、235は上緩衝材、236は座
板、237は下緩衝材を示す。尚、このベビーベッド2
25にも前記と同様にゴムなどによりパイプ緩衝材を巻
き付け装備する。また、前記上緩衝材235の手前側一
部は切欠状にして頭部が当たらないようにしてある。
【0067】図28から図33は、乳児を扱う者の頭部
が耐震構造体に当たらないようにした他の構成例を示し
ている。これらの例においては、同耐震構造体自体でベ
ビーベッドを構成する場合と同耐震構造体内部に市販の
ベビーベッドを構成する場合とがある。尚、これらにお
いて257は下回り連結パイプを示す。
【0068】図28に示す耐震構造体は、主フレーム2
40間の幅間中央に板状あるいはパイプ状の上連結パイ
プ241を配したものである。尚、仮想線で示すよう
に、一側に板面状の主フレーム242を配し、同フレー
ム242の上端から水平にパイプ243を延ばして主フ
レーム242に連結してもよい。この場合もパイプ24
3に頭が当たらないように図示より狭いものにする。
【0069】図29に示す耐震構造体は、上からみてX
字に交差するように主フレーム245を配したものであ
る。図30に示す耐震構造体は、逆U字形の主フレーム
247間を継ぐ上連結パイプ248を上からみてX字に
交差させたものである。
【0070】図31に示す耐震構造体は、逆U字状の主
フレーム250間に反りパイプ状でX字形をなす上連結
パイプ251を配したものである。図32に示す耐震構
造体は、逆U字形の主フレーム253を傾斜姿勢にして
上端が上連結パイプを構成するようにしたものである。
図33に示す耐震構造体は、主フレーム255が上山形
であり、その頂点間を1本の上連結パイプ256で連結
したものである。尚、図26、図27においては、上連
結パイプ218,233をX方向(奥側)にずらせて取
り付けて頭部がより当たらないようにすることもある。
又、天井部分は広いものにしておき、その手前側部分の
みをヒンジにて開閉自在にして、開くことで頭部に当ら
ないようにすることができる。
【0071】図34は、主フレーム260の脚部を上下
に分割してその間にゴム緩衝材261…を内蔵し、下部
脚部を座板262に結合してその底に下緩衝材263を
配した実施例を示す。
【0072】図35は耐震構造体の底部受板265の具
体的形状を示す。同受板265は、X字形部266とそ
の中央の面積の大きな中央板267とを一体面一状に形
成したものである。下緩衝材も同様な形状にする。
【0073】図36は他の底部受板269を示す。同受
板269は方形板であるが、その各辺は切欠部270と
して乳児を扱う者の脚が当たらないようになっている。
下緩衝材は、同様な形状かあるいは四隅のみのものとす
る。図37は緊急対策用ボックス272内に補強部材2
73を入れて積極的に耐震構造体の一部を構成するよう
にした実施例を示す。
【0074】図38は既存のベビーベッド275の支柱
276と耐震構造体277の主フレーム278の脚部と
を連結体279で相互連結した実施例を示す。連結体2
79は座板280上に溶接固定され、ベビーベッド27
5側が角筒部とされ、主フレーム278側が板状となっ
ている。
【0075】図39は、耐震構造体282の外装の仕方
を示す実施例である。同耐震構造体282の左右には、
段階式に開閉度を選択できる巻取式の側面装飾被覆28
3が掛けられ、上連結パイプ284上にも蛇腹式で把手
285により左右に開閉可能な天井装飾被覆286が装
備されている。特に、天井装飾被覆286は、難燃アク
リル(銅+ニッケルめっき)で形成された商品名「メタ
ックス 775c」が使用され、この被覆286によ
り、電磁波が有効に遮断される。
【0076】尚、耐震構造体282の底域には、仮想線
のように、折半屋根形のように凹凸形に形成した底緩衝
材287を介装してもよい。この場合、同緩衝材287
は金属板あるいはプラスチック板で形成することがで
き、その形成空間に緊急対策用ボックス288が出し入
れ自在にされることもある。
【0077】図40および図41は、既存ベビーベッド
に耐震構造体を付加する場合、耐震構造体自体がベビー
ベッドを構成する場合の双方において、同耐震構造体2
90の主フレーム291を天井292まで延ばして独自
固定方式とし、さらに、同耐震構造体290から適切な
方向性をもって室内に延びるように付加耐震構造体29
3を構成したものである。尚、同付加耐震構造体293
を利用して収納部294を構成してもよい。
【0078】図42ないし図45は、主フレーム等のパ
イプ297を緩衝材298で装飾的に包み込む各実施例
を示す。図42は、丸パイプ297を八角形の緩衝材2
98で被覆したものであり、同緩衝材298は、切れ目
299があり、簡単に着脱できるようになっている。同
緩衝材298の内面は丸パイプ297に適合する丸形に
してもよいが、丸パイプ297との間に空間が存するよ
うにして緩衝効果を上げるようにしてもよい。また、仮
想線のように内面に凹み300を形成してもよい。
【0079】同凹み300を形成した緩衝材298は図
43に示すようにしてもよい。また、図44に示すよう
に、外面を丸く凹凸状にした緩衝材298にしてもよ
い。この場合、内面を同様に凹凸状にしたり、パイプ2
97に適合する形状にしたりする。図45は、パイプ3
03が角形である場合に、その外周に丸パイプ304で
被覆したものである。仮想線のように八角パイプ305
で被覆してもよい。
【0080】図46は付加的な例で、襖307の一方側
に重ねて前記電磁波ガード膜308を設置しておき、襖
307を開けてその向こうのテレビ309を見る際に電
磁波が見る人に印加しないようにしたものである。図4
7も同様な例で、こうした電磁波ガード膜308を衝立
型にして何処でも移動して設置できるようにしたもので
ある。
【0081】
【発明の効果】この発明は以上のような災害保全装置で
あるので、風水害にも有効に対抗し得る災害に対する保
全装置を提供することができ、例えば、プレハブ住宅に
おいては地震にも風水害にも強い家屋とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す災害保全装置の要部
縦断面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】屋根部分および屋根裏空間に保全装置を構成し
た実施例を示す模式図。
【図4】床上あるいは下側に液体タンクを配した実施例
を示す模式図。
【図5】家屋の変位を水平に保つための作動機構を示す
模式図。
【図6】支柱に液体タンクを構成しかつ活性炭を充填し
て利用可能にした断面図。
【図7】家屋中央に液体タンクを構成し避難兼用ともし
た実施例を示す平面図。
【図8】軟弱地盤対策の断面図。
【図9】他の実施例を示す断面模式図。
【図10】屋根上に液入れ部を構成した実施例を示す斜
視図。
【図11】側壁自体を液入れ部とした実施例を示す断面
模式図。
【図12】床板材を液入れ部とした実施例を示す断面模
式図。
【図13】他の実施例を示す家屋正面からの断面図。
【図14】その緩衝材の一例を示す断面図。
【図15】家屋内の避難用構造体についての実施例を示
す側面図。
【図16】図15のXVI−XVI線断面図。
【図17】支柱の他の断面形状を示す断面図。
【図18】避難用構造体の他の実施例を示す側面図。
【図19】図18のXIX一XIX線断面図。
【図20】他の構造体を示す斜視図。
【図21】他の構造体を示す側面図。
【図22】枕にエアーバッグを装備した実施例を示す斜
視図。
【図23】エアーバッグの他の実施例を示す模式図。
【図24】エアーバッグの他の実施例を示す模式図。
【図25】緩衝材の他の実施例を示す断面図。
【図26】ベビーベッドに耐震構造体を付加した実施例
を示す斜視図。
【図27】耐震構造体でベビーベッドを形成した実施例
を示す斜視図。
【図28】耐震構造体の他の構造例を示す斜視図。
【図29】耐震構造体の他の構造例を示す斜視図。
【図30】耐震構造体の他の構造例を示す斜視図。
【図31】耐震構造体の他の構造例を示す斜視図。
【図32】耐震構造体の他の構造例を示す斜視図。
【図33】耐震構造体の他の構造例を示す斜視図。
【図34】耐震構造体の緩衝構造についての他の例を示
す断面図。
【図35】耐震構造体の底緩衝板を示す平面図。
【図36】耐震構造体の底緩衝板を示す平面図。
【図37】緊急対策用ボックスの補強例を示す正面図。
【図38】ベビーベッドと耐震構造体との連結構造例を
示す正面図。
【図39】耐震構造体の装飾例を示す正面図。
【図40】耐震構造体からの部屋補強方式についての実
施例を示す平面図。
【図41】図40の側面図。
【図42】パイプについての緩衝被覆を示す断面図。
【図43】パイプについての緩衝被覆を示す断面図。
【図44】パイプについての緩衝被覆を示す断面図。
【図45】パイプについての緩衝被覆を示す断面図。
【図46】電磁波遮断方式についての付加的な例を示す
平面図。
【図47】電磁波遮断方式の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】 4,10,13,15,19,26,33,36,3
9,43,52,56…液体タンク(液入れ部) 1,
29,38…支柱 200,225,275…ベビーベ
ッド 210,277…耐震構造体 217,231,
272…緊急対策用ボックス。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台風等の災害から家屋の浮揚や倒壊等の
    被害を保全するための装置であって、家屋には、液入れ
    部が重量体として機能するように構成されている災害に
    対する保全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、液入れ部が液体タン
    クであって家屋の支柱外周に装備されるようになってい
    る災害に対する保全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、液入れ部が家屋の屋
    根覆い体自体の内部空間に形成されている災害に対する
    保全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3において、液入れ部に
    は、浄水手段および/あるいは殺菌手段が内蔵されると
    ともに、同液入れ部には、飲料水を導入および導出可能
    に構成されている災害に対する保全装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、液入れ部が家屋の中
    央にタンク式に配置され、同液入れ部は地震避難室とし
    ても機能するように構成されている災害に対する保全装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、液入れ部が家屋の屋
    根等の飛び易い個所に面して張設されるホース等の水入
    れ管である災害に対する保全装置。
  7. 【請求項7】 地震等の災害から家屋の倒壊等の被害を
    保全するための装置であって、家屋の基盤に緩衝材が構
    成され、同緩衝材は、廃タイヤおよび/または弾性ピー
    スであることを特徴とする災害に対する保全装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、緩衝材は、廃タイヤ
    の中に他の弾性ピースを入れて構成されている災害に対
    する保全装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、弾性ピース
    は、鉄骨柱の回りに配されている災害に対する保全装
    置。
  10. 【請求項10】 地震からの危険を防護する災害に対す
    る保全装置であって、タンスや冷蔵庫、ロッカー等を含
    む室内設備体を対抗部材の1つとして室内に構造体を形
    成してその内部空間を避難空間とした災害に対する保全
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、室内に相対向し
    て配された室内設備体のそれぞれの側面に沿って4柱式
    の構造体を形成した災害に対する保全装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、室内に設置され
    た室内設備体に先端が支持されるようにして片持型で構
    造体を形成した災害に対する保全装置。
  13. 【請求項13】 地震からの危険に際して人を安全に防
    護する災害に対する保全装置であって、ベビーベッドを
    取り囲むようにして耐震構造体を設置した災害に対する
    保全装置。
  14. 【請求項14】 地震からの危険に際して人を安全に防
    護する災害に対する保全装置であって、ベビーベッドそ
    のものが耐震構造体で構成されている災害に対する保全
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、耐震
    構造体の天井部分が、乳児を扱う人の頭部の通過を許す
    形状になっている災害に対する保全装置。
  16. 【請求項16】 請求項13から15までのいずれかに
    おいて、ベビーベッドの底部などに、緊急対策用ボック
    スが設けられ、同ボックスは耐震構造体の一部として機
    能するものになっている災害に対する保全装置。
  17. 【請求項17】 請求項13から16までのいずれかに
    おいて、耐震構造体が、ベビーベッドを設置する室内空
    間に延びて構成されている災害に対する保全装置。
  18. 【請求項18】 地震からの危険に際してペットを安全
    に防護する災害に対する保全装置であって、犬や猫など
    のペットハウスを取り囲むようにして耐震構造体を設置
    した災害に対する保全装置。
  19. 【請求項19】 地震からの危険に際して人を安全に防
    護する災害に対する保全装置であって、ペットハウスそ
    のものが耐震構造体で構成されている災害に対する保全
    装置。
  20. 【請求項20】 請求項13から19までのいずれかに
    おいて、耐震構造体の底部には、凹凸状の緩衝部材が介
    装されている災害に対する保全装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0913736A (ja) * 1995-06-30 1997-01-14 Daiichi Tanzou Kk 居住スペース保護枠
JP2003105992A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Kume Sekkei:Kk 耐震シェルター型ユニットバス
JP2013035541A (ja) * 2011-07-14 2013-02-21 Koyo Shiokawa 津波用救命カプセル

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