JP4029364B2 - 災害安全装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、畳上やフロア上等に敷かれた布団で就寝する者等を対象にして避難するものを効果的に防護するためのガードフレーム式の災害安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地震や水害、龍巻などの災害は突然襲ってくるもので、特に就寝中に地震などが発生すると即座に対応できないこともあって被害が大きくなる。その対策として、太いパイプを曲げたりしてガードフレームを形成し、同ガードフレームで家屋倒壊などの非常事態に対処しようとしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これまでのガードフレームは、1本の長いパイプを適宜に曲げてこれらの大きなフレーム体でもって全体を構成していたため、運搬・設置に不向きであった。
【0004】
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、運搬や設置が簡易に迅速に行えるとともに強度的にも充分なものにした災害安全装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、対応する辺が短く他の対応する辺がそれより長くされた矩形状の和式就寝用品に就寝する者を外部から囲って地震等の災害から防護するためのパイプ製ガードフレームである災害安全装置であって、一対の下部のフレームと、同下部のフレームから立ち上がる4本からなる立ち上がり部、および同立ち上がり部間をつなぐ一対の上部のフレームからなり、前記下部のフレームは、就寝用品が設けられる設置面上における就寝用品の短い各辺外側に沿って平行状をなすとともに互いの関係も平行状に離間して配置され、前記立ち上がり部は、一対の下部のフレーム部分の長手方向各端部からそれぞれ下部曲がり部を介して一体的に立ち上がるとともに、同立ち上がり部のうち就寝用品の短い辺の長手方向に対応する各一対のものは、前記上部のフレームが就寝用品の上方に対面して位置するように上方へ向けてテーパー状に窄まる内倒れ状態となるように傾斜状とされ、前記上部のフレームは、4本の立ち上がり部のうち就寝用品の長い辺がなす長手方向に対応する各一対を立ち上がり部の上端同士をそれぞれ上部曲がり部を介して前記立ち上がり部と共にコの字状をなすように一体的につなぐフレーム部分であって就寝用品の長い辺に平行状で互いの関係も平行状をなすように配されているとともに、同上部のフレームの底面高さは、就寝する者の座高と和式就寝用品の敷布団の厚みを合計した高さを超える程度の高さとされていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の災害安全装置において、上部の両フレーム間は、就寝する者を上方からガードすべく横架材でつながれていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の災害安全装置において、上部のフレームは、互いに近接して合わせ式とされている。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の災害安全装置において、上部のフレーム間は結合されている。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4までのいずれかに記載の災害安全装置において、下部のフレームおよび/または上部のフレームのフレーム中間位置は分離式とされ、この分離間は、挿通式の結合ロッドと止着具により分解・組立可能になっている。
【0010】
【発明の実施の態様】
以下、図示した実施形態を参照してこの発明を詳細に説明する。
【0011】
図1は、この発明の好適な一実施形態を示すもので、畳あるいは板間等の床面1上には、シングルサイズの敷布団2(和式就寝用品)が敷設され、同敷布団2上には枕3に頭を据え掛布団4等が掛けられて就寝している。
【0012】
尚、敷布団(就寝用品)2は、対応する辺が短く他の対応する辺がそれより長くされた矩形状をなす。
【0013】
Gはガードフレームで、同ガードフレームGは、ステンレスや鋼鉄パイプ等を使用した4本のフレーム構成部材6…等からなっている。これらのフレーム構成部材6…は、連結部分が多少異なるだけで相互に同一あるいは対称なパイプでなっている。各フレーム構成部材6は、水平な下部7と、下部曲がり部8を介して垂直に立ち上がる立ち上がり部9と、上部曲がり部10を介して水平に延びる上部11からなっている。これらで構成されるガードフレームGは、上部11の底面の高さが、就寝する者の座高の高さより少し高い程度の低目に設定されている。これは、敷布団2の上に座った状態で出入りする際に頭を打たないようにする趣旨で、座高と敷布団2の厚みを合計したものより上部11の底面の高さが高くなるように設定されている。
【0014】
就寝する人の頭の側を前として説明すれば、ガードフレームGは、フレーム構成部材6…をそれぞれ個別に運搬してきて現場において組み立てるのであるが、例えば、前側の一対、後側の一対をそれぞれ組み立てておいたものを搬入してこれらを現場で組み立てるようにしたり、左側の一対、右側の一対を予め組み立てておいて搬入し現場でこれらを結合するようにしてもよい。その他、全てのフレーム構成部材6…を個別にした状態で搬入して現場で全てを組み立てるようにすることもある。
【0015】
最後に述べた、全て個別で搬入する方式による場合、前側1対、後側1対を先に組み立てそのあとでこれらを相互結合するか、左側1対、右側1対を先に組み立てそのあとでこれらを相互結合する方法をとる。
【0016】
これらの結合構造について説明する。左右の結合は、一方のフレーム構成部材6の端部に溶接あるいは圧入などにより結合ロッド(パイプでもよい)13を挿入固着して突出状に備えておき、同ロッド13の突出部に他方のフレーム構成部材6の端部パイプ部分を嵌め込むようにして止着具14にて固着する。ロッド13には止着具14のためのネジ孔を明けたり、挿通孔を明けたりする他、止着具14がロッド13を押し止めるように構成してもよい。
【0017】
上部の結合は、一方のフレーム構成部材6と他方のフレーム構成部材6間に結合ロッド(パイプでもよい)15を挿通して止着具14で前記いずれかの方法で固着する。尚、上部の結合ロッド15は長く形成して衝撃に強く対抗するようにしてあるが、短くてもよい。また、ガードフレームGのパイプ外周には、図2に仮想線で示すように、木目等を付した外装チューブ17を被覆することがある。この場合、ゴムなどの弾性質のものが適切である。さらに、前記フレーム構成部材6は、ターンバックル方式で相互を結合するようにしてもよく、この場合、内部のターンバックル軸を回転操作するためのロッドが有るものと無いものがあるが、有る場合には、同操作ロッドの左右のものを利用して横架材を掛け渡してもよい。また、前記実施形態では、上下で結合方法が多少異なるが、上・下のいずれかの一方の方式でまとめてもよい。さらに、前記実施形態では、フレーム構成部材6が4分割になっていたが、左右分割のみあるいは、前後分割のみでもよい。また、前記実施形態では、左右のフレームが垂直状であったが、図1に仮想線で示すように、内向きに60度あるいは45度のように傾斜させてもよい。この場合、相互のフレームを上端において合わせ式にしてそのままあるいは結合することがある。前記結合部分は長さ調節可能にもすることがある。さらに、図1に仮想線で示すように、ガードフレームGの左右間あるいは前後間には、横架材16をカバー(連鎖状あるいは膜シート状)として及び耐補強材として横架することがある。同横架材16は、矢印のように移動可能にすることもできる。この横架材16により、例えば、外圧がガードフレームGに作用した場合により抵抗力を発揮するとともに瓦礫や土ぼこりなどをも遮ることができるようになる。同横架材16は、リコイルタイプで巻き戻すことができるようにしてもよい。前記ガードフレームGの底面には、安定化の向上のため、面積のやや広い基盤を備え付けることがある。以上のことは、これから後述する全ての実施形態において個別的にあるいは適宜の組み合わせで適用することができる。尚、前記実施形態では、左右にフレーム体が設けられていたが、就寝する者の上を通過するような単一本のフレーム体からなるものでもよい。この場合、前後を分離式にする場合と一体式にする場合とがある。
【0018】
図2は、ガードフレームGの上部11に緩衝材18を設置後に装着可能なものとして設けたものを示している。この緩衝材18は、ゴム製(ウレタン樹脂、シリコンゴムなどでもよい)であるが、その他、緩衝になる全ての材質および構造のものを含む。緩衝材18は、一側に装着するための口が形成されて弾性変形で装着できるようになっているが、フレーム構成部材6に沿って予め嵌め込む完全筒状のものにしてもよい。尚、同緩衝材18の形状は、角筒上、玉形その他のものでもよく、また、図示のものより長いものでもよい。この緩衝材18は、ガードフレームGにスライドしやすくするため、内周にナイロン等のプラスチック筒のスライダーを備えることができる。また、ガードフレームGの底面にも緩衝材を介装してもよい。この場合の緩衝材は、図2に仮想線で示すように、緩衝材18の左右間を継ぐ継ぎ材19を設けてもよい。この継ぎ材19は、ゴムや金属、プラスチックなどで形成される。このように全ての材質を採用することは他の実施形態でも全て適用される。同継ぎ材19は複数本並列に設けることがあり、この場合、継ぎ材19…間をカバーで継ぐようにすることもある。
【0019】
図3は、ガードフレームGの上部11の内側に沿ってガイドレール21を設け、同ガイドレール21を長孔付コの字型鋼やL型チャンネル鋼の1対で構成して、この中に沿って補強を兼ねる横架材22の一端のローラー23を転動自在にしてもよい。このようにすれば、外圧がいかなる方向に作用しても抵抗する。尚、ローラー23の外周部にゴム等の緩衝材を備え付けることもできる。
【0020】
図4は、ガードフレームGの幅を自在に選択できるようにした実施形態を示す。同ガードフレームGのフレーム構成部材25は、図1のものより下部26が短く形成され、その間に、両端に接続軸27を備えた中間パイプ28を止着具14により止め付けるようにしたものである。接続軸27がフレーム構成部材25側に設けられていてもよい。そして、図示実線のパイプ28は中間長さのものであるが、必要に応じて仮想線のように長いものや短いものを接続することが可能である。尚、仮想線のように、防音カバー29を被せるようにしてもよい。このカバー29は、他の実施形態でも適用することがある。
【0021】
図5は、接続軸27を別体にしてフレーム構成部材25と中間パイプ28との間に差し込んで止着具で連結するようにしたものである。
【0022】
図6は、図1の実施形態を裏返して使用するようにしたガードフレームGについてのものである。同ガードフレームGも4分割されており、設置現場で組み立て可能になっている。31はフレーム構成部材、32は下部、33は立ち上がり部、34は上部であり、35は接続部である。仮想線のように、立ち上がり部33の外周に補強パイプ36を備えたり、下部32間に横架材37を掛け渡したり、下部32上にアーチ部38を備えてガードするようにすることもある。
【0023】
図7は図1の他の実施形態を示す。40は第1基板、41は第2基板で、これらは相互に移動調節可能に差し込まれ、止着具14で固定できるようになっている。これら各基板40,41の前後間には、フレーム構成部材43が接続部44を介して立設されている。ガードフレームGは、左右にフレーム構成部材43,43を備えたもので、前記両基板40,41上にはカバー45が被せられるとともに、底面には緩衝材46が介装されている。尚、基板40の底面を介して収納ボックス47を備えてもよい。
【0024】
図8は、基板50上に、半筒状あるいは丸筒状をした支持部51を固着しておき、同支持部51間を連結板52で一体に連結し、同支持部51にガードフレームGの脚を差し込むようにしたものである。
【0025】
図9は、ガードフレームGの上部55の内側にガイドレール56を固着し、同レール56に沿って横架材57の端のコの字形スライダー58を摺動可能にしたもので、スライダー58の内面にはナイロン等の滑り材59を備えてある。60はカバーである。尚、横架材57等の上面を利用してベッドやテーブルにすることもでき、下方で横たわる人が脚を持ち上げて運動をしたりすることもできる。
【0026】
図10は、カバー状の横架材62の両端にリング63を備え、同リング63がガードフレームGに沿って移動自在にされた実施形態を示す。リング63の外周に転がり用の短いパイプを複数個遊転自在に備えてもよい。
【0027】
図11から図13は、ガードフレームGの接続方法についての各種のものを示す。図11は、パイプ65の相互間内部に連結軸66を挿通するとともに、外部パイプ67で連結部分を接続したものである。外部パイプ67はパイプ65の一方に固着されている。尚、仮想線のように連結軸66を充分長くして強度が充分になるようにしてもよい。連結軸66の外周面は、端部にゆくに従って極く緩やかな角度のテーパー面にしてもよい。これは衝撃を緩和するためである。止着具は備えても備えなくともいずれでもよい。
【0028】
図12は、連結軸66を介してパイプ65を接続したものにおいて、これらの外周に設けられる外部パイプ67を充分長いものにして強度のある構造にしたものである。図13は、連結軸を省略したものである。この実施形態では、連結軸がないので、応力が集中しない利点もある。図12および図13の場合、止着具を備えることも備えないこともある。
【0029】
図14は、フレーム構成部材70をコの字形鋼に長孔を設けたりL形鋼を上下に合わせて形成し、同フレーム構成部材70の開口71を通じて横架材72を通しローラー73をフレーム構成部材70自体に沿って転動操作できるようにしたものである。横架材72が抵抗材として有効に機能するとともに横架材72がカバーなどである場合軽く移動操作することができる。
【0030】
図15は、広い座盤75の4隅を介して左右一対のコの字形フレーム構成部材76,76を立設してガードフレームGを構成したもので、この場合もガードフレームGは低目に設定され、例えば、フレーム構成部材76を長さ調節可能に分割式に接続したり、高さ調節可能にもすることができる。また、横架材77は矢印のようにガイドレールに沿って待避させたり上方を覆うように移動自在にすることができる。この横架材77も対強度メンバーにすることができる。また、緩衝材を適宜に配す。フレーム構成部材76はアーチ状にすることもできる。フレーム構成部材76の脚部に差し込み筒を備えてもよい。
【0031】
図19から図32は、複数個の基合80…に複数本のパイプ(あるいはロッド)81…を差し込み式にして設置現場でガードフレームGを簡易・迅速に構成することができるとともに倒壊などの外圧にも充分な対抗性能を発揮する各種実施形態を示す。
【0032】
図19に示す実施形態は、自然な丸太(例えば、20センチ〜40センチ:但しこれに限定されない)を1m前後の長さに切断したものを4個(個数は限定されず3個以下でも5個以上でもよい)を用い、これらを基台80…として矩形平面の4隅に対応して配し、これらの基台80…に適宜の通孔82…を形成しておいて、これらの孔82…を通じて1対の長いパイプ81と1対のやや短いパイプ81を差し込んで矩形枠状を形成するようにする。基台80は金属筒やプラスチック等でもよい。
【0033】
1つの基台80には、上下に段差をもって交差状をなすように前記通孔82が明けられている。その他の個所に孔を形成しておいてもよい。前記長いパイプ81は短いパイプ81よりも通常は上位に配置されているが、逆の関係でもよく、さらに、差し込み方によっては同じ高さにしてもよい。パイプ81は、止着具14で固定したり、止めパイプ83で固定してもよい。パイプ81を孔にねじ込んたり接着固着してもよい。
【0034】
尚、基台80は、これを水平に転がす向きにしてもよく、仮想線で示す四角柱状や三角柱状(截頭円錐形も含む)、台形など他の幾何学形状に更に加工してもよい。また、同基台80は筒状にしてもよい。この場合、蓋84を付すか否かは別にしてその内部に防災用品や防災用具を収納可能にしてもよい。さらに、通孔は基台80の上端に溝状に形成して、その孔に沿ってパイプ81の端部を当てがい、上盤で押さえ付けて固定したり他の止着具で固定するようにしてもよい。この溝は基台80の外周面に水平向きに形成してもよい。また、基台80は、例えば、3個にし、これらの間に前記のようにパイプ81を通じる一方、前記3個の基台80のうちのあるものを支持に利用して脚付でL形に曲がったパイプの反脚側の一端を支持し脚の方を延びた方向に立脚するようにしてもよい。すなわち、ストレートなパイプとL形のパイプを組み合わせて構成することもできる。さらに、図19に仮想線で示すように、基台80の上に更に支柱85を一体あるいは別体挿入式で立設し、この支柱85を家屋側(例えば、柱等)に連結するようにしてもよい。また、基台80としては、仮想線のように、たこ足のように複数本の脚86を備えたものに支持部を備えて同支持部にパイプを挿通支持するようにしてもよい。さらに、パイプ81には、緩衝材87を備えてもよい。この場合の緩衝材87は、図示のように玉形の複数個である場合と、長いものであることがある。また、図19の仮想線のように、基台80の下端を半球状にしてもよい。半球状にするか否かは別にして、基台80は、上下に分け、上部を木質や金属などで形成し、下部がゴム等の緩衝材にすることがある。これと逆に上部が緩衝材であることもある。また、金属や木質の上下間に緩衝材を挟んだり、上下が緩衝材でその中間に金属や木質のものを配したり、あるいは、全体が緩衝材のこともある。さらには、緩衝材を上下間に数段挟んで構成してもよい。また、通孔82とパイプ81との間に緩衝材を介装してもよい。この場合、前記基台の各種構成方法を組み合わせることができる。基台80の頭部は丸形でもよい。さらに、前記パイプは伸縮調節自在にしてもよい。基台80を木質にする場合、同基台80を渋柿の汁に浸漬したものにすることがある。強度増大のためである。
【0035】
図20は、基台90に角形の通孔91を形成し、これに回転不能なように角パイプ92を挿通することもある。この場合、パイプの端部挿通部分のみを角形にし他の部分を仮想線のように丸パイプにしてもよい。いずれにしても外装パイプ93を備えるが、同外装パイプ93は緩衝材を兼ねるようにしてもよい。
【0036】
同じく図21は通孔95の向きを45゜回したものにして基台96とし、これに角パイプ97を挿通固定するようにしたものである。この場合も緩衝材を兼ねた外装98を備える。図20、図21の角とはその他の多角形を含む。
【0037】
また、図22に示すように、楕円あるいは長円形状の通孔100を備えた基台101に、対応した断面のパイプ102を挿通するようにして相互結合してもよい。尚、図19から図22、その他の実施形態において、パイプ102の基部には取付フランジ103を備えて止着具14で基台101に固定するようにしてもよい。基台101やパイプ102内には、水等の液体aや土砂、粉粒状物aを充填したり、タイヤチップやペットボトルなどの産業廃棄物aを充填してもよい。
【0038】
図23は、金属製の基台105で、同基台105が基板106とスタンド107と挿支台108とからなる実施形態を示している。この場合、挿支台108がボックス型でその2面には四角な通孔109が明けられてH形鋼でなるフレーム構成部材110が挿通支持されている。尚、基台105は上下にストレートなもの、あるいは下部が太い径になったものなどでもよい。同図に仮想線で示すように、挿支台108に受筒111を備えて、これにフレーム構成部材110を挿通させてもよい。また、仮想線112はフレーム構成部材110に装着される緩衝材で、楕円形や円筒形のものなどである。さらに、前記では金属製としたが、木質やプラスチック製のものでもよい。
【0039】
図24および図25は、金属やプラスチックなどによる基台115についての他の実施形態を示す。同基台115は、基板116と垂直な補強リブ117付スタンド118および挿通筒119からなっている。スタンド118は、2段階に曲がる横断面をしていてその内面上部に2個の挿通筒119が水平向きに固定されている。これら挿通筒119にパイプ120が挿通支持されている。挿通筒119の互いの高さをずらせてパイプ120を基台115に移動調節自在にしてもよい。尚、仮想線で示すように、木質あるいは金属質である基台122を、丸形の原形から45゜分削除した形にしてこれに止着具(U字ボルトなど)や挿通筒などを使用してパイプ120を挿通固定する方法をとってもよい。
【0040】
図26は、L形チャンネル鋼により基台125に通孔126を形成してパイプ127を挿通支持するようにした実施形態を示す。通孔126は互いに同じ高さでもよく、また基台125に筒体を溶接してそれにパイプ127を挿通するようにしてもよい。基台125の向きは溝が内向きになるようにしてもよい。また、同基台125には、外装を兼ねる緩衝材を嵌め付ける。基台125には、四角筒や丸筒その他のチャンネル材などを適宜使用可能である。
【0041】
図27および図28は、木質や金属質等による基台130を数個用意し、これらの基台130間をパイプ131で連結したものにおいて、基台130の細い首部132回りに回転するように補助パイプ133を備えるとともに同パイプ133の先端に補助基台134を備えてなるものである。従って、補助基台134付パイプ133を展開・折り畳みすることにより、L形のガードフレームよりもより確実な防護機能を発揮する別のガードフレームを構成することができるものである。折り畳めばコンパクトに収まるガードフレームになる。尚、前記実施形態では、2辺が固定的で他が展開自在になっていたが、全体が展開自在に構成してもよい。
【0042】
図29および図30は、パイプ136の端部をL形に曲げてその端部を基台137の上端から差し込むようにしたものである。パイプ136は基台137に回転自在にしておけば前記展開式も可能である。尚、この場合、図示のようにパイプ136の他端はフリーにしたり、基台137に差し込み式にすることもできる。基台137は木質や金属等による。また、パイプ136の先端や外周に相応して緩衝材を介装することができる。基台137には補助孔138を形成しておいてもよい。
【0043】
図31は、木材や金属等適宜なものを使用して角太形の基台140を作製し、これに角孔141を形成しておいてパイプ142を差し込むようにするとともに、同パイプ142上にレスト板143を備え付けておくことでベンチを構成することができるようにしたものである。勿論、このベンチは災害安全装置でもある。このベンチを連設することもできる。尚、基台140をそのまま利用してその中に防災用具や防災用品を収納可能にすることができる。この基台140は、アンカー144を備えて安定にしてもよい。また、この装置を家屋内の災害安全装置としても使用することができる。パイプ142無しでレスト板143を挿通するようにしてもよい。この場合、レスト板143を縦向きや斜め向きにして災害安全装置にすることがある。
【0044】
図32は、コの字形に曲げたパイプでなるフレーム構成部材147を左右両側に備えるに当たって基板148上に挿通筒149を備えたものに挿通支持するもので、特に、挿通筒149の一方のものが2本配されているので、矢印のように非使用時にコンパクトに収めることができる。併設した挿通筒149は溶接一体化してもよい。
【0045】
図33は、座板151上にL形フレーム構成部材152の一対を立設したものを対向配置してその間を接続パイプ153で継いだもので、仮想線のように外パイプ154で接続してもよいものにおいて、仮想線のように左右間を横架材155で継いだもので、このようにすると、横架材155を利用して首伸長運動や脚載せ運動などの健康増進に利用可能なものである。尚、156は防音や防火等の機能をもち衣服掛けも兼用する楯である。座板151の延長により同時に立て付けられる。この楯156にも災害安全機能を持たせることができる。
【0046】
図34は、座板160がL形をなし、同座板160上に3本等の複数本の支柱161…とこれらを継ぐパイプ162…が連設されるとともに、これらに離れた4辺の1頂点に対応して起倒自在な補助支柱163を備えたものである。尚、座板160は、仮想線のように伸縮自在にしてもよい。
【0047】
図35は、座板165上の中央に支柱166を立設したものを左右1対離間して配置し、これらの上端間に自動巻き戻し可能なテント巻取装置167を上下2段階に配し、さらに、座板165の各端部には、テント168の先端のフック169を引っ掛ける係合突起170を備えてなる。矢印のようにテント168を個別の巻取装置167から繰り出してフック169を係合突起170に引っ掛けることでテントを張ることができ、引っ掛けを外すことで自動的にテント168が収まる簡易なものになっている。尚、支柱166は座板165に折り畳み可能にすることもある。
【0048】
図36は、コの字形をしたフレーム構成部材172を複数本並列に配し、これらを止着具173により机174に連結支持させたものである。175は横架材である。フレーム構成部材172は3本以外にさらに本数を増やすことがある。
【0049】
図37は、フレーム構成部材177を座板178で連結したものを家屋の柱(2階まで1本通しのもの、それ以外のものを含む)179に連結材180を介して連結したものである。図36、図37の他にガイドフレームを敷居や鴨居などに連結支持してもよい。
【0050】
図38は、ベッド等の寝台182に左右一対のフレーム構成部材183を立設したもので、この寝台182に老人等の介護用の開閉蓋184を備えてこれを開くことで排泄用に使えるようにしたものである。
【0051】
図39は、リハビリ等に使用される装置についてのもので、前後に斜面186を備えた歩み台187に左右一対のフレーム構成部材188を立設するとともにその間の歩み面に履帯運動をするコンベア189を備えてフレーム構成部材188を掴みながらコンベア189上で歩み運動をすることができるようにされ、しかも、フレーム構成部材188に連結具190を介して鉄棒191を備えたものである。歩み台187上に下敷と寝具を敷いて就寝可能にしてもよい。
【0052】
図40は、寝台193に左右一対のフレーム構成部材194を立設したもので、同寝台193には炭、脱臭剤、防災用品、非常食料品などを適宜に収納しておくように構成してある。195がその引き出しである。尚、フレーム構成部材194には、家屋あるいは家具の倒壊による外圧を緩和するための移動調節自在な緩衝材196を備えてある。
【0053】
図41は、他の全ての実施形態でも採用できるものであるが、フレーム構成部材198の脚部を座板199上の挿通筒200内に差し込むようにしたものにおいて、フレーム構成部材198の下端には、一方に開放するスリット201を形成しておき、挿通筒200に通された止着具202にこのスリット201を差し込み、さらに止着具202を締め付けることで相互の固定がなされる。尚、上下調節可能にもする。また、挿通筒200内には緩衝材203を備えることもある。
【0054】
図42は、座板205で支持した左右一対のフレーム構成部材206上に移動自在な横架材207…を備えたものにおいて、同横架材207の端部を、図43に示すように、フレーム構成部材206の外周に巻き込むような形状にしたものである。
【0055】
図44は、低いフレーム構成部材210を架台211の左右に立設してガードフレームを構成したものにおいて、特に介護に配慮をした装置に関する。架台211の上板212には、ヒンジ213を介して上下運動可能に起倒フレーム214を備え、同起倒フレーム214からはレバー215が突出しており、同レバー215がエアー駆動装置216が作動するようになっている。同装置216が作動すると、起倒フレーム214が水平から垂直まで起立し、被介護人を自動的に起こすことができる。他の実施形態として、フレーム構成部材210から補助フレーム218を高く立設し、同補助フレーム218にモーター219により駆動されるホイール220を回転駆動し、他のホイール221を介して起倒フレーム214を起倒させる。被介護人の腰を上下させ得る装置として、上板212には、昇降台223がガイドレール224に沿ってローラー225で上下し得るようにされ、これを昇降駆動装置226により上下させるようになっている。これにより自動で起立させ得るようになる。
【0056】
尚、前記では就寝用として主にガードフレームを構成してきたが、単なる避難空間を提供するものとして、あるいは避難および就寝用として兼用するものとして構成することもある。
【0057】
図45に示す付加的な実施形態は、下部に本管300が連通状に接続されたマンホール本体301の上に蓋受302を備えるとともに、同蓋受302にマンホール蓋303を開閉可能に嵌挿したものについてのものである。マンホール本体301は、本管300の離間した個所に複数本配列されている。また、マンホール蓋303には、通気孔304が明けられている。
【0058】
ここにおいて、前記本管300およびマンホール本体301はコンクリート製であり、同管内には、硫化水素などの有害ガスが発生するため、同コンクリートは次第に浸食されてゆく状況にある。
【0059】
そのことに鑑み、本管300内の上水あるいは下水などが通らない上回り個所に、軸中心を水平に向けたダクト306を固定し、同ダクト306内に矢印方向に内部気体を噴出するファン307を内装してある。このファン307を運転することで、本管300やマンホール本体301内の有害ガス分を矢印方向に強制的に流し、例えば、人の殆ど通らないところから抜き出すようにする。
抜き出さずに、地中にタンクを埋設し、その内部に溜めるようにしてもよいし、そこで中和処理するようにしてもよい。
【0060】
前記ダクト306は、マンホール本体301より少しひき下がったところに配置してあるので、水などが入るおそれが少ない。ダクト306の底部には排水口を形成しておくこともある。尚、ファン付ダクト306は、マンホール本体301に縦置き式に設けてもよい。この場合、ファンモーターへの防水を考慮して、ダクト306上側にカバー308を備えておいてもよい。また、気体は下向きに排出されるが、本管300内での流れを規定するため、ダクト306の下側に斜板309を備えてもよい。
【0061】
また、仮想線で示すように、ダクト306内には吸気パイプ310がマンホール蓋303の通気孔304から導かれるが、同パイプ310は、外部からの雨水などがモーターに至らないようにU字状部分を備えるものとする。
【0062】
図46は、マンホール本体301から本管300への入口付近にゴム製等の遮蔽板312を吊り下げ、同遮蔽板312は、本管300内での水の流れは許すが、ガス等の気体は遮蔽するものとする。そして、マンホール本体301の胴部には、ファン内装のダクト306を備えた排気パイプ313を内通状に接続し、同パイプ313を通じて前記ガス等の気体を排出するようにする。
尚、マンホール蓋303には、活性炭入りのボックス314を備え付けてもよい。前記遮蔽板312にはフロートを附してもよい。
【0063】
図47は、ダクト306を備えた排気パイプ313を通じて排出される排出先を、人の通らない田圃などにしたもので、同田圃には、活性炭316を混ぜた土壌を入れた処理槽317が埋設され、同処理槽317内には網や多孔板などによる底通気板318が横架され、同通気板318の底部空間に前記パイプ313が連通するようになっている。
【0064】
排気パイプ313は、図48に示すように、放射状の出口パイプ319…を備えてできるだけ排気が分散するようになっている。尚、仮想線のように、排気パイプ319を2手等複数分散状に分けて排出するようにしてもよい。また、図47において、底通気板318の処理槽317の中央に対応する個所を網目の小さいものとし、その他の個所を網目の大きいものにすれば、処理槽317の全体に均一に排気を分散させることができる。
【0064】
図49は、処理槽317内の底部に連通する排気パイプをa,b,cに分岐させ、中央のパイプcには流れ込み易いことから流れ抵抗を持たせるためベンド部321を形成し、できるだけパイプaおよびbの方に多く排気が流されるようにしたものである。
【0065】
【発明の効果】
この発明は以上のように、運搬や設置が簡易に迅速に行えるとともに強度的にも充分なものにした災害安全装置を提供することができる。
また、前記実施形態のように、座高より少し高い程度の低いフレーム体であるので、細いフレーム体で充分な強度を発揮する一方、軽量にすることができるので、分離して搬送・組み立てが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すガードフレームの斜視図。
【図2】緩衝材の装着例を示す斜視図。
【図3】横架材の実施形態を示す断面図。
【図4】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図5】ガードフレームの他の接続例を示す分解図。
【図6】ガードフレームの他の例を示す斜視図。
【図7】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図8】フレーム体の支持方法の他の例を示す斜視図。
【図9】横架材の他の実施形態を示す断面図。
【図10】横架材の他の実施形態を示す断面図。
【図11】フレーム体の接続例を示す断面図。
【図12】フレーム体の接続例を示す断面図。
【図13】フレーム体の接続例を示す断面図。
【図14】横架材の他の構成例を示す断面図。
【図15】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図16】図15の実施形態の平面図。
【図17】同例の側面図。
【図18】同例の正面図。
【図19】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図20】パイプの挿通例の他の実施形態を示す断面図。
【図21】パイプの挿通例の他の実施形態を示す断面図。
【図22】パイプの挿通例の他の実施形態を示す断面図。
【図23】パイプの挿通例の他の実施形態を示す断面図。
【図24】パイプの挿通例の他の実施形態を示す断面図。
【図25】図24の側面図。
【図26】パイプの挿通例の他の実施形態を示す断面図。
【図27】ガードフレームの他の実施形態を示す平面図。
【図28】同例の正面図。
【図29】パイプ挿通のしかたの他の実施形態を示す正面図。
【図30】同例の平面図。
【図31】ベンチについての実施形態を示す斜視図。
【図32】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図33】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図34】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図35】テントについての実施形態を示す斜視図。
【図36】ガードフレームを机に支持させた実施形態を示す斜視図。
【図37】ガードフレームを柱に支持させた実施形態を示す斜視図。
【図38】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図39】リハビリ用にガードフレームを構成した実施形態を示す斜視図。
【図40】ガードフレームの他の実施形態を示す斜視図。
【図41】フレーム体の基部の固定構造の他の実施形態を示す断面図。
【図42】横架材についての他の実施形態を示す斜視図。
【図43】同例の要部拡大断面図。
【図44】介護用のガードフレームについての実施形態を示す側面図。
【図45】マンホール内に発生する硫化水素ガスなどの有害ガスを排除するための実施形態を示す模式断面図。
【図46】他の実施形態を示す模式断面図。
【図47】排気ガスの排出方法を示す模式断面図。
【図48】同排出を分散可能な方式にした実施形態を示す平面図。
【図49】排出パイプの他の連通方法を示す実施形態の模式図。
【符号の説明】
G…ガードフレーム 6,17,25,31,43,70,76,110,147,152,172,177,183,188,194,198,201,206,210…フレーム体。
Claims (5)
- 対応する辺が短く他の対応する辺がそれより長くされた矩形状の和式就寝用品に就寝する者を外部から囲って地震等の災害から防護するためのパイプ製ガードフレームである災害安全装置であって、一対の下部のフレームと、同下部のフレームから立ち上がる4本からなる立ち上がり部、および同立ち上がり部間をつなぐ一対の上部のフレームからなり、前記下部のフレームは、就寝用品が設けられる設置面上における就寝用品の短い各辺外側に沿って平行状をなすとともに互いの関係も平行状に離間して配置され、前記立ち上がり部は、一対の下部のフレーム部分の長手方向各端部からそれぞれ下部曲がり部を介して一体的に立ち上がるとともに、同立ち上がり部のうち就寝用品の短い辺の長手方向に対応する各一対のものは、前記上部のフレームが就寝用品の上方に対面して位置するように上方へ向けてテーパー状に窄まる内倒れ状態となるように傾斜状とされ、前記上部のフレームは、4本の立ち上がり部のうち就寝用品の長い辺がなす長手方向に対応する各一対を立ち上がり部の上端同士をそれぞれ上部曲がり部を介して前記立ち上がり部と共にコの字状をなすように一体的につなぐフレーム部分であって就寝用品の長い辺に平行状で互いの関係も平行状をなすように配されているとともに、同上部のフレームの底面高さは、就寝する者の座高と和式就寝用品の敷布団の厚みを合計した高さを超える程度の高さとされていることを特徴とする災害安全装置。
- 請求項1に記載の災害安全装置において、上部の両フレーム間は、就寝する者を上方からガードすべく横架材でつながれていることを特徴とする災害安全装置。
- 請求項1に記載の災害安全装置において、上部のフレームは、互いに近接して合わせ式とされている災害安全装置。
- 請求項3に記載の災害安全装置において、上部のフレーム間は結合されている災害安全装置。
- 請求項1から4までのいずれかに記載の災害安全装置において、下部のフレームおよび/または上部のフレームのフレーム中間位置は分離式とされ、この分離間は、挿通式の結合ロッドと止着具により分解・組立可能になっている災害安全装置。
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