JPH0938229A - 災害安全装置 - Google Patents
災害安全装置Info
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- JPH0938229A JPH0938229A JP3113796A JP3113796A JPH0938229A JP H0938229 A JPH0938229 A JP H0938229A JP 3113796 A JP3113796 A JP 3113796A JP 3113796 A JP3113796 A JP 3113796A JP H0938229 A JPH0938229 A JP H0938229A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C31/00—Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
- A47C31/002—Anti-earthquake means
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
高い災害安全装置を提供すること。 【解決手段】 地震等に対し人命を保全するための災害
安全装置であって、ベッド、ソファーを対象としてその
対象物が上方のガードにより耐震構造になっている。ベ
ッドあるいはソファーを対象にして人命を保全するため
の災害安全装置であって、ベッドあるいはソファーに
は、上方から防護するアッパーガードが上下運動可能に
取り付けられ、同アッパーガードの上面、アッパーガー
ドが下動する対応点、上下運動支点のうち少なくとも1
箇所に緩衝手段が設けられている。同様の災害安全装置
であって、ベッドあるいはソファーには、上方から防護
するアッパーガードが設けられ、同ベッドあるいはソフ
ァーと一体あるいは別体に設けられた緩衝手段にアッパ
ーガードからの衝撃が吸収されるようになっている。
Description
む)、土砂崩れ、台風、洪水等の種々の災害時に有効に
機能するようにした災害安全装置に関する。
砂崩れ等が激烈なものになっているのが現状である。
て、本出願人は先にカプセル体に関する提案をしたので
あるが、コスト的な問題もここに考慮しつつより安全性
の高い災害対策を採る必要があることを痛感した。
れたもので、その目的とするところは、コスト的にも安
価につき、しかも、安全性の高い災害安全装置を提供す
ることにある。
め、請求項1記載の発明は、地震等に対し人命を保全す
るための災害安全装置であって、ベッド、ソファーを対
象としてその対象物が上方のガードにより耐震構造にな
っている。
て、ガードの上面には緩衝部材が配置されている。
において、ガードは建造物の床下基盤にも支持されるよ
うになっている。
でのいずれかにおいて、災害時必要用品を備えている。
でのいずれかにおいて、ガードは対象物を取り囲むよう
になっている。
でのいずれかにおいて、ガードは対象物に連結されてい
る。
ファーを対象にして人命を保全するための災害安全装置
であって、ベッドあるいはソファーには、上方から防護
するアッパーガードが上下運動可能に取り付けられ、同
アッパーガードの上面、アッパーガードが下動する対応
点、上下運動支点のうち少なくとも1箇所に緩衝手段が
設けられている。
ファーを対象にして人命を保全するための災害安全装置
であって、ベッドあるいはソファーには、上方から防護
するアッパーガードが設けられ、同ベッドあるいはソフ
ァーと一体あるいは別体に設けられた緩衝手段にアッパ
ーガードからの衝撃が吸収されるようになっている。
て、アッパーガードの下部が緩衝手段の内部に挿入支持
されている。
和室に構成される災害安全装置であって、ガードフレー
ムの支柱が水平方向の板に連結され、同板が、畳の下側
に挟み込まれているとともに、前記板は、床板基盤との
間に緩衝部材を介して基盤側に固定されていることを特
徴とする。
いて、ガードフレームの表には木目模様が付されてい
る。
は11において、ガードフレームからは他のガードフレ
ームが延びている。
12までのいずれかにおいて、ガードフレームは、板状
で形成されている。
13までのいずれかにおいて、支柱は家屋の柱に連結さ
れている。
14までのいずれかにおいて、ガードフレームの上部に
は上緩衝部材が配されている。
てこの発明を詳細に説明する。図1は、ベッドを耐久構
造体として形成したものである。実施形態では1段であ
るが仮想線のように2段でもよい。同ベッドは、木製で
はなく、強度の充分な金属が使用されている。すなわ
ち、57は枠体で、ブレース58…でさらなる強度アッ
プが図られている。その中段やや下方には、床板59が
複数に分割して剥ぎ取り自在に配され、60はそのため
の把手になる穴である。そして、床板59の下方の空間
には、開閉扉61で出し入れ自在な非常収納ボックス6
2…が設けられている。
出入り可能であり、その内部には、生活必要手段を入れ
るボックス64が常時備え付けられている。そして、就
寝中に地震等が発生した場合、強度構造体であるベッド
そのもので安全が確保されるとともに、その後も、ボッ
クス62,64で非常時に必要な生活が可能である。勿
論、トイレや水、空気等も全てボックス62,64から
供給可能である。
強支柱66などにより更に補強され得る。同ベッドは、
屋外に設置可能でもある。ベッド外部に全体的に張り付
けられる防護板56は、耐火物で強度のある部材を用い
る。ボックス62,64には、靴を入れておいたり、電
気コンセントや非常時にそれを利用可能な機器、照明や
クーラーなどを組み込んでおくこともできる。尚、ベッ
ドの支柱を床下基盤まで延ばして同基盤にベッドを固定
することもできる。
で既に使用されている洋風ベッド381を地震対策のた
めに補強した例である。同ベッド381は、4本の補強
用の柱382…と、これらの柱382…を下端において
連結する底枠部材383…と、柱382…を上端におい
て連結する天枠部材384…とで構造体を構成する。
互に強固に連結されるとともに、ブレース386…で更
なる補強がなされる。底部には、緩衝部材387が敷設
されるとともに、天枠部材384…には、受板388…
を介して肉厚の大きな緩衝部材389が効果的な緩衝を
するように備え付けられている。
90で連結され、底枠部材383…もベッド381の底
と連結するようにしてもよい。尚、仮想線で示すよう
に、補強体の天底面には、緩衝内張材390を装備して
おけば、より安全である。この内張材390に代えてあ
るいは同内張材390とともにエアーバッグを装備して
もよい。このことは、図27から図35でも可能であ
る。
れている2段ベッドあるいはこれから販売される2段ベ
ッドを対象にしてそれに補強を追加補充し、地震時に有
効に機能するようにした実施形態を示している。同ベッ
ドは、1段あるいは3段以上であってもよい。
392…を4隅に配し、これらの支柱392…間を底枠
材393…と中段枠材394…で連結するとともに各枠
材393…,394…内に床敷材395を配して構成さ
れている。尚、上段連結材396も渡してある。
り囲むようにして設置されている。すなわち、同構造体
は、基本的に金属質で製作され、アングル型をして前記
支柱392の二面に添うように4隅に配置された支柱3
98…と、これらの支柱398…の下端を連結する一対
の第1底枠材399…と、同じく支柱398…の下端を
連結する一対の第2底枠材400…とを備えるととも
に、支柱398…の中段間を連結する中段枠材401…
と、上段連結材402…とを備える。
場でジョイント板403…と装飾ボルト404…を使っ
て連結される。現場組立のため、支柱398…は、図4
に仮想線で示すように連結ボルト・ナット405…で既
存ベッド側に止め付けられ、これが既存ベッドと補強構
造体との一体化を可能にする。
うに、支柱398の一側面とそれに隣合う他側面とに合
致する略L字形をした座板406…が溶接等により固着
されており、同座板406…の底側には、緩衝部材40
7…が介装されるとともに、座板406…同士は前記第
2底枠材400…でボルト連結されている。
08…が取り付けられ、それに緩衝部材409…を介し
てその上に天枠409の取付板410…が乗りかかって
ボルト止めされている。天枠409は耐力のあるアーチ
形にしており、その上に厚みのある主緩衝部材411が
載せられて適宜装着される。尚、補強体の天底面には、
緩衝内張材390を装備しておけば、より安全である。
この内張材390に代えてあるいは同内張材390とと
もにエアーバッグを装備してもよい。
支柱413を当て付けるようにして補足する場合の他の
例を示している。支柱413には、二辺に孔414…が
開けられており、この孔414…を通じてボルト415
…が挿通されている。このボルト415…の先端には、
支柱392の内側に当て付けられる保持片416にねじ
込まれ、このねじ込みにより支柱392の回りに支柱4
13と保持片416が締め付け固定される。
段構成されている。この構造にすることにより、支柱3
92の断面寸法が大小様々であっても対応できる。その
ため、前記孔414は長孔(あるいはばか孔)になって
いる。
柱418を締着する例を示している。419は長孔形
(あるいはばか孔形)をした支柱418の孔、420は
ボルト、421は支柱392に沿って上下方向に配され
るL形のアングル、422はこのアングル421の上下
方向に沿って溶接されて上下の組で支柱392の角を捉
えるように配したナットである。この構造によっても支
柱392の寸法が異なっても共通のもので対応すること
ができる。
れる側枠についての変形例を示している。図7の側枠
は、上・下部材424,425と、これらの間を斜めに
継ぐ斜材426と、連結板427と、リブ428とでな
る。上・下部材424,425と斜材426とはボルト
429で現場組立可能に連結するようにしてもよい。4
30は緩衝部材である。尚、仮想線のように、X形にす
る斜材426を追加してもよい。
の間を垂直に継ぐ縦部材433と、連結板434とでH
形に形成された側枠を示している。連結板434にはボ
ルトを備えてもよい。尚、図7および図8の側枠は、1
つのベッドに対して図示したもの1つあるいは一対配し
てもよい。一対の場合は相互間を天間等で連結するよう
にしてもよい。該天間等の連結部材は、1本あるいは2
本など自由である一方、上からみてZ形やX形、H形に
なるように配してもよい。
布団等)436により就寝する場合の安全枠体(ガード
フレーム)についての実施形態を示す。同枠体は、左右
一対のアーチ437…と、これらの上端および下端間を
継ぐ横架材438とを備える。これらは現場組立可能に
ボルトで着脱自在にしてもよい。aは底板である。尚、
枠体の上端と下端には緩衝部材439を設けてあるが、
更に、アーチ437の外周などに沿って緩衝部材を付し
てもよい。また、アーチ437の表面には、木目を付し
てもよい。これは図10に示す実施形態でも同様であ
る。さらに、図9に示す枠体は、1つのユニットでもよ
いが、アーチ437を平行に複数本配しこれらを一体あ
るいは脱着自在に連結するように構成してもよい。
覆うものとしてもよい。さらに、アーチ437は、側方
からみて山形にしてもよい。尚、補強体の天底面には、
緩衝内張材390を装備しておけば、より安全である。
この内張材390に代えてあるいは同内張材390とと
もにエアーバッグを装備してもよい。
の安全枠体の他の例を示す。すなわち、正面からみて山
形になるように左右一対のアーチ440を斜め配置して
底板441で支持し、底部および上端に緩衝部材442
を配したものである。より強く抵抗する。尚、アーチ4
40の下端はヒンジあるいはピボット支持してもよい。
方膨らみ状にしてもよい。さらに、アーチ440の側方
に仮想線で示すように他のアーチ440を隣接してもよ
い。この場合、底板441で互いを連結する場合と、ア
ーチそのもの同士を連結する場合とがある。また、図9
の実施形態でも同様に言えるが、前記底板a, 441
は、畳の下に挟み込み、下緩衝部材bおよび442は、
床下基盤上までの間に配してもよい。この場合、座板
a,441は、基盤側にアンカーボルトで固定すること
ができる。さらに、アーチ440相互間には、緩衝部材
cを横架してもよい。
横断する1本のものであってもよく、また、上からみて
X字に配してもよい。
るために考えらえれた実施形態である。簡易ベッドは、
手すりパイプ444を備え、これに対し、ガード445
は、パイプ444に締着される前後1対の曲げパイプ4
45と、2分割型の取付筒446…と、曲げパイプ44
5間を連結する連結パイプ447と、斜材448とでな
る。天部には緩衝部材を覆ってもよい。尚、この場合
も、図9あるいは図10で示すアーチ型の補強枠を使用
できる。尚、補強体の天底面には、緩衝内張材390を
装備しておけば、より安全である。この内張材390に
代えてあるいは同内張材390とともにエアーバッグを
装備してもよい。
構造は、手すりパイプ450の中間にあるように垂直に
配された補強ステー451と、手すりパイプ450の上
側に配置された補助パイプ452とを備え、ステー45
1、手すりパイプ450および補助パイプ452の三
者、並びに手すりパイプ450と補助パイプ452相互
が合わせ型の連結パイプ453…で締め付けられている
とともに、手すりパイプ450と補助パイプ452とは
側部においても連結ロッド454で結合されている。尚
455は天枠である。
イン型以上のベッドも含む)が災害安全装置であるもの
についての実施形態であり、図13はその正面図で、図
の右半部が前面一部切欠にして示したものである。図1
4は図47のベッドを右側方からみて示す外観図、図1
5は図13のA−A線断面図である。
手前を仮に前側として説明する。同ベッドは、四角なパ
イプを骨格材とし、それに1対ずつの平板(ステンレス
等の金属板や強度の高いプラスチック等を使用する)を
溶接して作製されている。すなわち、700は端部底パ
イプで、四角(あるいは円筒)パイプからなり、図13
にその右部分のみを示すように、左右に1対、その軸心
を前後に向けて平行でかつ水平に配されている。
プ(あるいは円筒)パイプが使用されている。702は
後パイプで、四角パイプでなり、同後パイプ702は、
底パイプ700,701の各端部に基部が溶接されて4
本垂直に立ち上がり、その上端には、ヒンジ703の構
成要素の1つである丸パイプ製(角パイプ製でもよい)
のヒンジ下側パイプ704が合計4本同軸状になるよう
に溶接して配されている。この取付強度を上げるため、
同パイプ704と後パイプ702との間にリブを付する
ことがある。
端部には、後パイプ702に平行である前パイプ705
…が垂直になるように溶接で取り付けられている。この
前パイプ705は、後パイプ702に比べて1/2程度
に短く立ち上がっている。これで、左右4か所に骨格材
が配された訳であるが、これらを継ぐものとして、平板
製の構造板が溶接一体化されている。
プ700,701間を継ぐように水平に配され、同底板
707は、底パイプ700,701の上下の寸法内の上
下端部に収まるように配されている。708は後板で、
後パイプ702間を継ぐものとして前後1対熔接で配さ
れている。709は前板で、同じく前パイプ705間を
継ぐものとして前後1対垂直に配されている。
09は、各パイプ700,701,702,705の寸
法内に収まるように配したが、これでは板の枚数が多く
なり製作にも手数が掛かることから、各パイプ700,
701,702,705の寸法外を通るようにして各板
707,708,709がそれぞれ1対ずつの板として
合計6枚の板で全体が構成されるようにするのが好まし
い。
成形体で構造板を構成してもよい。すなわち、図15に
示すように、底・後・前の3つの部分をもつ広い板をプ
レスにより成形して、内側の少し小さいものと外側のや
や大きいものとで構造板を構成してもよい。
701,702,705間を左右の方向に継ぐ別のパイ
プに代えて構成することもできる。この場合、構造板を
付属させることもできる。逆に、パイプ構造とせずに、
全体を前記プレス成形体としてもよい。この場合、図1
5に示す略J型をした断面形状のプレス形状のものを内
外2枚合わせ(間隔を置く)にする場合と、1枚もの
(面部や隅部等に適宜にリブを付する)で構成する場合
(図16、図17参照)とがある。
アッパーガード710は、この実施形態における重要な
構成要素である。すなわち、アッパーガード710は、
骨格として3本(1本、2本等その他の本数でもよい)
平行に上パイプ712を備えるとともに、同上パイプ7
12の下端にそれぞれヒンジ上側パイプ711を備えて
いる。上側パイプ711は、下側パイプ704にヒンジ
軸713を介して回転可能に連結されている。
板713…が前記と同様にして連結装備されている。上
板713の左右両端は図示しない端板が蓋設されてい
る。上パイプ712の左右2本のものには、ブラケット
714が突設され、同ブラケット713には、ベッドの
背部に突設した固定ブラケット715との間に左右1対
のショックアブソーバ715が連結装備されている。こ
のショックアブソーバ716は、エアー式、水式、オイ
ル式、バネ式等があるが、これに代えて強力なバネで引
っ張るようにしてもよい。バネの場合、次第にバネ力が
強くなるように複数本式にしてもよい。
頭形の受芯(弾性材や金属やプラスチック)が装着さ
れ、これを包み込むようにして左右に長い上緩衝材71
8が装着されている。同緩衝材718は、ゴム、弾性質
のプラスチック全般、板バネ、コイルバネ等による。ま
た、ベッドの上面および背面にも背緩衝材719が張り
付けられている。上面のみに緩衝材を張り付けてもよ
い。
る。前パイプ705上端より少し下寄りと後パイプ70
2の中段付近との間を水平な仕切板受721を取り付
け、同仕切板受721の下部空間を救急用具入れ722
として形成する一方、上面にベッド本体723を設置し
てある。仕切板受721には仕切板724を介してベッ
ド本体723を確実に受けるようにしてある一方、ベッ
ド本体723と仕切板724を開けることで、救急用具
入れ722内の救急用具725…を取り出せるようにな
っている。
は、脱出手段(ハンマー、油圧ジャッキ、バール、ツル
ハシ等)・飲用水(ペットボトル等を利用したりポリタ
ンクで各自に常備する)・簡易トイレ・酸素ボンベ・消
化器・簡易金庫等がある。
である。下緩衝材728は、左右両端に上突出状に配さ
れ、図49に示すように、仮にアッパーガード710が
下降してきた際に上緩衝材718を介して緩衝作用を発
揮する。この下緩衝材718よりもh程高いように前緩
衝材729を中寄り位置に配して下緩衝材718に先立
って緩衝作用を発揮するようにしてもよい。
2を利用してキャスタ730を差脱自在にしてもよい。
同キャスタ730は装着状態のまま底緩衝材731で受
け止めるようにしたり、あるいは、前パイプ705およ
び後パイプ702に座732を取り付けてこれを底緩衝
材731で受けるようにしてもよい。底緩衝材731は
吸盤方式にしたり、あるいは、ベッド自体を床に着脱自
在に(和風式であれば床下まで延ばして固定することも
できる)固定するようにしてもよい。
として剛強な横架材として構成してもよい。こうすれ
ば、他の耐震構造メンバーは軽量化・シンプル化可能で
ある。例えば、前記プレス成形品を使用できる。
例として、前記アッパーガード710の骨格材は、板バ
ネとすることもある。板バネは重ね板バネ方式にするこ
とがある。この場合、ショックアブソーバ715を構成
する場合と構成しない場合とがある。
ーガード710には、伸縮自在式で回転式の上カバー7
34や非伸縮式で回転式の上カバー735を備えてベッ
ド前面を覆うようにしたり、同カバー734,735と
同時にあるいは別に上がり回転式の下カバー736を備
えてもよい。尚、これらのカバーは、巻取り式にするこ
ともある。
の実施形態においても適用することがある)において、
ベッド内の空間を利用してカラオケルームや音楽鑑賞ル
ームにしたり、あるいは、救急用具入れ722をベッド
外部やベッド前部(上部あるいは後部のこともある)内
に構成したりして、同救急用具入れ722とした空間を
液上浮遊式の瞑想室にすることもある。尚、この瞑想室
に水を入れておくことで、非常飲料にもなる。尚、図1
3ないし図15の実施形態はベッドについて述べたが、
ソファーについても同様に適用する。
38がプレス成形でなるものである。同構造体738
は、底板739、前板740、後板741、それに前フ
ランジ742と後フランジ743とでなり、左右側方が
開口状になっている。その内部には、仕切板受744に
より仕切板745が設置され、その上にベッド本体74
6が設けられている。また、構造体738の外周(前・
後・底)にはリブ747…が設けられ、同リブ747の
うち底邸のものを介して、底緩衝材748が設けられて
いる。
衝材749が設けられ、後フランジ743上にヒンジ7
50を介して曲がり板製のアッパーガード751が設け
られている。アッパーガード751上には背緩衝材75
2が設けられている。同アッパーガード751の先端に
も上緩衝材を装着してもよい。
ブソーバ753で緩衝支持されている。他に、補助緩衝
材754で下緩衝材749よりも前あるいは同時に緩衝
するようにしてもよい。尚、図15の実施形態の場合も
同様であるが、ベッド本体の上面高さがベッド構造体の
前部より低くあるいは同じ高さになっていることから、
その面をソファーや椅子に利用できる。
(他の骨格構造でもよい)のベッド構造体756にベッ
ド本体757や救急用具入れ758を構成したベッドに
おいて、ヒンジ759を介してアッパーガード760を
構成し、同アッパーガード760を仮想線のようにその
先端が床上(あるいはベッド)に緩衝作用をもって着座
するようにすることができる。761は上緩衝材であ
る。
ベッド構造体763をV字形のものとし、その中にベッ
ド本体764および救急用具入れ765を設けたもの
で、アッパーガード766も逆V字形であるが平板状で
もよい。アッパーガード766とこれに対するベッド構
造体763前部との間には、緩衝材767が設けられて
いるとともに、底緩衝材768も設けられている。76
9がショックアブソーバである。補助緩衝材770を配
してもよい。
に成形されたベッド構造体771にベッド本体772と
救急用具入れ773を構成して脚774に底緩衝材77
5を備えるとともに、ヒンジ776を介してアッパーガ
ード777を構成したもので、左右両端には、下緩衝材
778が、また、アッパーガード777には上緩衝材7
79が設けられている。
を備えた支持筒782内に地震発生から避難するための
油圧ジャッキ783を備えておいて、非常時にアッパー
ガードを突き上げて脱出できるようにしたものである。
ベッド構造体785としたもので、同構造体785は、
前面側を開口786としてその中にベッド本体787と
救急用具入れ788が構成されている。ベッド構造体7
85は緩衝材789を底部に備える一方、一体式のアッ
パーガード790上にも上緩衝材791が設けられてい
る。
閉自在なカバー792が設けられている。また、上段ベ
ッド793や下段ベッド794を構成してもよい。矢印
のように脱出可能である。
ンジ796で下部のベッド構造体797とアッパーガー
ド798に分けて構成したものである。特に、構造体7
97もアッパーガード798も共に半円筒でなくそれよ
り充分薄い円弧状の構造体になっている。これは無駄を
省き軽量かつコストダウンするためである。更に、構造
体797およびアッパーガード798には、負荷の余り
掛からない部分に開口を設けて軽量化を図るとともに脱
出口にしたりする。尚、図示したよりも更に半分の厚さ
になるように構造体やアッパーガードを形成することが
できる。前記ヒンジ796に代えて、構造体797とア
ッパーガード798とを完全一体円筒体あるいは別体で
他の板で連結した溶接一体円筒体とし、構造体797と
アッパーガード798との境部分を他の円筒部分よりも
弱い屈曲個所としてもよい。この場合、屈曲個所に負荷
が集中してヒンジの役目をする。アッパーガード798
は仮想線のように一体的に延ばしてもよい。この場合、
アッパーガード798の先には緩衝部材を付してもよ
い。また、矢印のように、開閉自在にしてもよい。さら
に、アッパーガード798の上面には、上緩衝部材79
8a…を付すことが効果的な緩衝作用を果たす。また、
アッパーガード798内には、棚795を付して照明や
音響設備等を配してもよい。さらに、構造体797の底
面には、下緩衝部材799を付して上緩衝部材798a
…等とともに一層効果的な緩衝作用をするとともにベッ
ドの安定化を図る。この場合、下緩衝部材799は、中
実状にしてもよいが、図示のように、中空状にしてその
空間がエアークッションとして相乗的に緩衝作用を果た
すようにすることができる。また、前記ベッドは、図示
の手前および向こう側が開放していて避難できるように
なっているが、ここにIで示すような上面をもつ緩衝部
材(上面部のみ緩衝部材でもよい)を前記開放した個所
に横断状に配してもよい。この場合の上面のなすR
1は、アッパーガード798のR1と同一にするが、I
Iで示すようにアッパーガード798の半径よりも小さ
いR2にすることが緩衝作用をより有効に発揮する。ま
た、アッパーガード798の先端には、安全を確保する
ため、緩衝部材を装着してもよい。尚、構造体797
は、Xのように中央が割れて下に落ち込むようにし、こ
の場合、アッパーガード798とレバーで連動自在にし
ておけば安全性が一段と向上する。
0を底緩衝材801で支持したものや市販のベッドに対
し、これらの本体800あるいはベッドの長手方向ある
いはそれに直交する方向に軸心を向けた複数本のパイプ
802…とその下側の曲がり板状の上板803とでアッ
パーガード804を構成したものである。尚、仮想線の
ように、カバー805を回転式あるいは巻き上げ式に備
えてもよい。同実施形態は、既設のベッドにも付加でき
る。尚、パイプ802…は上板803の下側に配しても
よい。
既設のベッド807に対し、別途に下構造体808とア
ッパーガード809とをヒンジ810で連結して構成
し、これらの間を板バネ等のショックアブソーバ811
で連結するとともに、内張り(あるいは外張り)の板材
812を備え付けたものである。813は上からのショ
ックを和らげるための上緩衝材である。ショックアブソ
ーバ811の内部には緩衝材814が内蔵されている。
は、下緩衝材815が設けられている。また、別の態様
として、アッパーガード809はガイドレール816に
沿って案内されたあと、同ガイドレール816でショッ
クを緩衝されるようになるようにしてもよい。さらに、
ベッド807は、左右2つに分割して仮想線のように地
震発生により地震センサーからの連動で2つ割れして落
ち込み、その凹みに避難できるようにしてもよい。尚、
図16ないし図24の実施形態はベッドについて述べた
が、ソファーについても同様に適用する。
開口状の耐震ボックス818を備えてその上側に緩衝材
819を介装して固定化し、同ボックス818に出し入
れできるようなベッド820を備えたものであり、特
に、ボックス818の両側にガイドレール821を備え
て複数のパイプ製アッパーガード822を出入り自在に
装備したのである。アッパーガード822の上面にはカ
バー823を備えてもよい。耐震ボックス818内には
避難が可能である。
材でなるカプセル体825を耐震構造体としたものであ
る。同カプセル体825は、筒形をした緩衝材826の
内部にリング形のベッド構造体827とこれらを水平方
向に継ぐ連結材828で構成したものである。内部空間
にはベッド本体829が設置され、その下側が救急用具
入れ830になっている。831は脚である。
長さMのベッド本体833の前後をm程長く形成して端
部を緩衝部834とし、あるいはベッド本体とは別に緩
衝材を設けて、この緩衝部分にアッパーガード835が
上方から緩衝されながら着座するようにしたものであ
る。アッパーガード835側にも緩衝材を配すことがあ
る。
ッド構造体837にベッド本体838を備えるととも
に、ヒンジ839を介してアッパーガード840を備え
たものにおいて、特に、アッパーガード840に製図台
部841とテーブル部842を一体に備えたものであ
る。製図台部841とテーブル部842のうちの一方で
もよい。843は椅子である。アッパーガード840は
回転角度に応じて製図台部841になったり、テーブル
部842になったりする。尚、図13ないし図28の実
施形態はベッドについて述べたが、ソファーについても
同様に適用する。
5の上方にヒンジ846を介してアッパーガード847
を備え、ショックアブソーバ848で支持したものであ
り、下方には下緩衝材849が設けられている。850
は梯子で、これが耐震構造体のメンバーになっていると
ともに緩衝材にもなっている。
に固定してもよい。これは他の全ての実施形態について
適用することがある。
1をガード852に吊持したもので、同ガード852
は、1本の矩形に曲げられたパイプで、その基部両側に
は脚部853が設けられている。ハンモック851上の
者は、地震発生時にガード852で防護される。仮想線
のようにガード852を充分に低くすれば防護作用がよ
り確実になる。
ク851についてのガード構造であり、ハンモック85
1の長手方向に伸びる連結パイプ854と、同パイプの
前後端部に横U字状に設けられた端部パイプ855から
なる。
方向にガードパイプ857…をその上端の天板858で
結合し、これらのパイプ857…で形成された内部空間
を避難空間としたものである。パイプ857…間を利用
して棚859を構成してもよい。860は緩衝材であ
る。
おけるアッパーガード862上面にバネ板を曲げてなる
ショックアブソーバ863を備えたものである。図34
に示す実施形態は、アッパーガード865を直接ショッ
クアブソーバ866で緩衝作用をもって受け止めるよう
にしたもので、ショックアブソーバはコイル型のバネ8
67であったり、ヒンジ868回りに設けられたバネ8
69であったりする。
字形にプレス成形したベッド構造体891の背部に背板
を溶接し、その内部にベッド本体892を備えたもの
で、アッパーガード893もU字形プレス成形体を使用
したものである。アッパーガード893の左右には球形
の上緩衝材894が、また構造体891側には球形凹み
状の下緩衝材895が備え付けられている。地震時に
は、上緩衝材894が下緩衝材895内に嵌まり込むの
で、互いのずれがない。また、前記プレス成形体である
と、部品点数も少なく軽量化もする。
でなるが、特に、アッパーガード897がベッド構造体
898上に嵌まり合う構造になっている。アッパーガー
ド897および構造体898の双方あるいは一方に緩衝
材を配してもよい。尚、図35ないし図36の実施形態
はベッドについて述べたが、ソファーについても同様に
適用する。
品や書類、書籍等を収容可能なロッカー900を利用し
て左右1対のL形ガード901の一端を受け持たせ、他
端は床上に固定支持させたものであり、特に、ロッカー
900のガード901で覆われた底面にベッド902を
設置したものである。ガード901で避難空間をも形成
できる。
ベビーベッド904が使用済みになった場合に同ベビー
べッド904の上にテーブル905を固定して食卓テー
ブルや作業台や机等として活用できるようにしたもので
ある。勿論、テーブル905も耐震構造にしておき、ベ
ビーベッド904の一側面を開放状にしておくことで、
避難空間にもなる。
一端にヒンジ921が設けられ、同ヒンジ921にアッ
パーガード922を支持してベッド他端方向に伸びるよ
うにしたものであり、アッパーガード922および/ま
たは構造体920に緩衝材923を備えて地震発生によ
りこれら緩衝材923同士が緩衝作用を発揮するように
したものである。
ーガード925としてもよく、また、アッパーガード9
22の先端はベッド上にではなく床上に緩衝材926を
介して当たるようにしてもよい。これは前記分割式のア
ッパーガード925においても同様に適用できる。
右両側に緩衝材927を備えたアッパーガード928を
縦向きのガイドレール929に沿って上下運動可能に上
方に待機させ、地震発生時に下降してその下端の緩衝材
927が床あるいは前記緩衝材923に当たるようにし
てもよい。尚、図40の実施形態はベッドについて述べ
たが、ソファーについても同様に適用する。このことは
以下のベッドについての実施形態においても同様にいえ
ることである。
ッパーガード930を備えたシングルあるいはダブルの
ベッドについてのもので、特に、衝撃をより多くの段階
に分けて安全に吸収除去するようにしたものである。図
41は外装を装う前の状態を実線で示したベッド斜視
図、図42は図41のA−A線の矢視断面図、図43は
図41のB−B線の矢視断面図である。
デーで、同ボデー931は、底壁を備えるが、周辺のみ
でなる矩形枠部のみからなっていてもよい。または、同
ボデー931は省略されることもある。このボデー93
1の中には、ゴム製の緩衝材932が嵌め込まれてお
り、同緩衝材932の上に本来のベッド本体933が載
せ付けられて構成されている。緩衝材932は、緩衝を
目的とするものでベッド本体933よりも充分な反発・
吸収効果があるものになっている。
めの下部ガードで、アーチ状(あるいは板状にすること
もある)の1対の部材であり、同下部ガード935の各
下端には、座板936とその下側の底緩衝材937が取
り付けられて、ベッド全体の支持と最終の緩衝機能が果
たせるようになっている。座板936は、図43に一点
鎖線で示すように、床面にボルト等でリジッドに固定す
ることもできる。各下部ガード935は、図43に示す
ように、反対向側に反るように曲がっている。そして、
この下部ガード935の頂部には、仮想線で示すよう
に、緩衝材939が装着され、外装されるようになって
いる。
対の連結パイプ940が溶接一体化されており、同連結
パイプ940は、緩衝材932およびベッド本体933
に左右に向けて形成された半円形断面の溝内に嵌まり込
むようにされている。後方にある連結パイプ940の長
手方向中間には、支持パイプ941が回転自在に嵌め込
まれている。
930の一部である中間パイプ942が溶接で立設され
ている。前記支持パイプ941は、連結パイプ940に
同時回転するように連結あるいは一体化することがあ
る。一方、同支持パイプ941によらず、直接連結パイ
プ940に連結することがある。また、板バネにより連
結することもある。
とされ、その左右に配されたガードパイプ943も同じ
く反った形状になっている。これら3本のパイプ94
2,943は、同じく反った形状をした連結板944で
溶接一体化されるとともに、内部にアッパー緩衝材94
9を備えた外装で装われている。ガードパイプ943
は、下方に長く形成され、その部分がベッドの前後位置
において前後に水平に伸びる杆部943aになってい
る。
後に延びており、この部分は、図43に示すように、ベ
ッド前後に別途配した緩衝材945の中に挿通支持され
ている。946はその緩衝材受けであり、これは床面に
固定したり、あるいは、ベッド外ボデー931や下部ガ
ード935や底板936に一体構成することがある。杆
部943aには、緩衝材945への伝達をより確実にす
るため、図43に示すように、伝達板948を備えるこ
とがある。この伝達板948は、平坦な板状であった
り、逆V形、逆半丸形、あるいは波形であったりする。
944は、波板(折版形も含む)にすることがある。そ
の方向性は、波方向が図示したものに直交するものを含
む。
と、アッパーガード929に負荷し、この際、アッパー
緩衝材949でまず第1段階の緩衝がなされる。この際
の負荷は、更にガードパイプ943に伝わり、杆部94
3aを介して緩衝材945で第2段階目の緩衝がなされ
る。更に、衝撃がある場合は、ガードパイプ943側の
アッパー緩衝材949が、その下方に対向する下部ガー
ド935上の緩衝材939に当たることにより、第3段
階目の緩衝がなされる。
連結パイプ940に伝達する。同パイプ940からの負
荷は、図42に示すように、ベッド下の緩衝材932に
より緩衝される。これが第4段階目の緩衝である。更
に、下部ガード935からは、座板936から底緩衝材
937に伝わり、ここで第5段階目の緩衝がなされる。
951が固定型のものを示したものである。ベッド外ボ
デー931内には、下部に緩衝材932が、上部にはベ
ッド本体933がセットされている。アッパーガード9
51は、左右1対のアーチ型をしたガードパイプ952
と、これらの下部間を継ぐ下部連結パイプ953と、上
部間を継ぐ上部連結パイプ954と、ガードパイプ95
2間にあって上部連結パイプ954を利用して覆設され
た連結板(横架パイプに代えることがある)955とで
構成され、アッパーガード951には、上緩衝材956
が設けられている。
957で連結されて緩衝材932に伝達が確実になされ
るようになっている。この下部連結板957も仮想線の
ように波板(折版板でもよい)で連結してある。
60を左右の方向に走らせたものである。ガードパイプ
960間は連結パイプ961で連結してある。その他の
構成は前記実施形態と同様である。図46に示す実施形
態は、下部連結パイプ962を前後の向きに通し、その
端部を介してガードパイプ963を一体であるいは別体
で設けてある。964は上部連結パイプであり、965
は上部緩衝材をそれぞれ示している。
てのものである。ベッドについて適用することがある。
すなわち、ソファー本体967は通常より左右に少し長
く形成され、その長くなった部分に、アッパーガード9
68の基部を挿通支持するとともに、アッパーガード9
68の左右基部間を連結パイプ969で連結してある。
連結パイプ969の前後には連結板970がソファー本
体967内に平面的に拡がるように設けられている。ま
た、アッパーガード968の基部には、ソファー本体9
67の緩衝材971内に負荷が伝達するように伝達板9
72が取り付けられている。973は座板、974は下
部緩衝材である。尚、アッパーガード968は前後に1
本あるいは2本以上である。また、アッパーガード96
8の上部には図示しない緩衝材が装備される。
6の一体ブロック内に前後の孔を形成しておき、これら
の孔を通じてアッパーガード977の杆部977aを差
し込んだものである。アッパーガード977を差し込む
には、ベッドを長く形成してその部分に差し込む方法
と、長くせずにベッド本体部分の中に差し込む方法とが
ある。尚、仮想線で示すように、下部緩衝材976中に
杆部977aをボルトc締めしてもよく、この場合、締
め板dを介することもある。図49に示す実施形態は、
下部ガード979を板状にして寝る空間とを仕切り、同
ガード979に連結パイプ980とアッパーガード98
1とを共に連結してなるものである。前記下部ガード9
79に代えて、仮想線のようにアッパーガード981内
に下部ガード979を設けてもよい。また、下部ガード
を省略してアッパーガード981を連結パイプ980に
直接連結してもよい。
側方に突き出してここにアッパーガード981を連結し
てもよい。図50に示す実施形態は、これまでのベッド
材質を緩衝材とし、それにアッパーガード983を差し
込んで緩衝作用を得ようとするものである。Lはこれま
での標準長さを示す。
5の下側に緩衝材986を構成したもので、その中に一
体埋め込み式に連結板987を設け、同連結板987の
背部を利用してアッパーガード988を連結し、更に、
アッパーガード988と連結板987とをステーガード
989で連結してなる。aは標準長さからの延長長さを
示す。尚、連結板987にWで示すようにベッドの全長
であるものの他、wで示すようにベッドの一部長である
場合とがある。前記連結板987と緩衝材986とは締
め具で締め付けることがある。
ド構造のものを緩衝材としてそのまま利用してその中に
アッパーガード990の杆部990aを挿通したもの
で、アッパーガード990には上緩衝材991が、ま
た、アッパーガード990の上部と杆部990aとは一
体あるいは連結式でステーガード992が設けられてい
る。尚、ベッドの上面に当たるようにステーガード99
2の軸上に当て板993を備えてもよい。また、アッパ
ーガードは仮想線のように丸くなっていてもよい。特
に、アッパーガード990はステーガード992を除く
全体を曲板状に成形して差し込むようにしてもよい。こ
の場合、ベッド緩衝材でなく専ら緩衝用の緩衝材(ゴム
等)で構成してもよい。ここで、図48の仮想線のよう
に締め付け方式にしてもよい。さらに、緩衝用の緩衝材
を使用する時は、内部にエアークッション、ウオーター
クッションを構成することができる。尚、図48ないし
図52に示す実施形態もソファーにも適用できる。
ド(ソファーでもよい)は、本来の長さを持つクッショ
ン1を備え、同クッション1の上面部1aの前後に門形
になるようにブロック状の下緩衝部1bを一体に備えて
ある。同下緩衝部1bは、図54に示すように、仮想線
Xで分割して別体にしてもよい。別体にする場合、下緩
衝部1bのみを緩衝に適正なような固さのゴムにした
り、または上下に離間した挟着板25とボルト26によ
りサンドイッチ式に下緩衝部1bを挟み込んでもよい。
にし、その下端に内曲がり状の伝達板部2aを備え、伝
達板部2aを、外枠3の孔3aを通じて下緩衝部1b内
に挿入して固定されている。ガード2の板幅は、図示程
度よりも広くあるいは狭く変更でき、また2本以上にし
て相互連結したものにしてもよい。さらに、同ガード2
は、丸パイプ、角パイプ等に代えて構成してもよい。こ
うしたパイプによる場合、左右2本立てとすることがで
き、この場合、相互を連結したり分離したままにする。
分離したままの場合、相互間に緩衝材を介装することが
ある。
4を挿入してもよい。ガード2の天部には、第1段の緩
衝作用を果たす厚目で広い上緩衝材5が取り付けられ、
上緩衝材5は、ゴムあるいはベッドのクッション材等を
適宜選択する。上緩衝材5は、上層を柔らかいものにし
下層を比較的硬目のものにする等、2層構造以上の複数
層にすることができる。複数層にする場合でも1枚もの
にする場合でも、互いに接触する面間にエアー溜まりを
形成してエアークッションにすることがある。その他の
流体クッションにしてもよい。このクッション方式は、
伝達板部2aと下緩衝部1bとの間においても構成する
ことができる。
て下方からナット止めしてガード2と連結される。芯板
6は前記サンドイッチ方式で上緩衝材5に装着可能であ
る。ガード2はバネ板や複数本のパイプでもよい。ガー
ド2はベッド幅方向に伸びる方向が向いてもよい。ま
た、上からみて十字状にしてもよい。さらに、ガード2
は、3本あるいは4本支柱型にすることもできる。外枠
3間には防災用品入れ7とその他の引き出し8,8を備
える。これらの引き出し7,8,8のうちの1つを剛体
にして、余震の心配がある場合や必要に応じてガード2
あるいは芯板6と突張材で継ぐようにしてもよい。同突
張材は芯板6に重ねてあるいは本来の芯板として常備し
ておくこともできる。尚、図54に仮想線で示すよう
に、伝達板部2aの先端を下向き等に曲げて下緩衝部1
bへの関連性を高めるようにしてもよい。
のクッションを厚目にしておき、あるいは通常厚さのま
まとし、このクッションとは別にゴムあるいは発泡材等
による下緩衝材10を配し、上下a・bに分割してその
間に伝達板部2aを挿し込んだものである。この場合、
上下の板11,11と締付具12により同体化してもよ
い。
し込むように長くしてもよい。14は防災用品や音響機
器等のボックスであり、同ボックス14はガード2の補
強メンバーとしたり、またはガード2の補強とは別に単
なる機能用ボックスとして構成することができる。15
はガード2の外側に付された外装シートである。同実施
形態の種々の変更は、図53、図54の実施形態で説明
した内容のものを適宜採用することがある。尚、図54
および図56の実施形態において、ガード2は、側面か
らみて矩形の枠体になっているが、強度的に有利な台形
あるいは半円形状、半楕円形状などを採用できる。
ドは、本来のクッション1をやや厚目で緩衝材としても
ベッドとしても機能する材質を選択し、図示しない外枠
で取り囲む。クッション1の厚み間にはL字形伝達板2
の水平な長い板部を挿し込み、ヒンジ33を介して複数
本のガードパイプ34を立てる。パイプ34間は水平な
複数本の連結パイプ35で一体に連結して枠状のアッパ
ーガードとする。伝達板2とガードパイプ34間はショ
ックアブソーバ36で連結し、連結パイプ35外周には
上緩衝材37を装備する。
してのち、アブソーバ36で第2段階の緩衝をし、ガー
ドパイプ34は下向きに回転してエネルギーを吸収して
のち、床面あるいは図示の下緩衝材38に上緩衝材37
が当たって第3段階目の緩衝がなされる。尚、伝達板2
はクッション1内にあるので、ここで前記第1、第2緩
衝時に相乗的に緩衝作用を発揮する。クッション1を長
手方向にやや長くしておき、その長い部分に上緩衝材3
7が載り当たって緩衝するようにしてもよい。ヒンジ3
3はコイルバネ付きでもよく、また、板バネに代えても
よい。更に、ショックアブソーバを含めて、コイルバネ
や板バネ等を適宜に組み合わせて緩衝手段を構成でき
る。
ッション1の長手方向端部に下緩衝材10を突設してお
き、伝達板42に板バネ41を介してガードパイプ44
を連結し、ガードパイプ44には連結パイプ45を備
え、連結パイプ45には上緩衝材47を装着して前記下
緩衝材50上に載り掛かって緩衝作用をするようになっ
ている。尚、下緩衝材50は棒状であるが、クッション
1の幅方向に長く形成してもよい。
っているので、下降してきた後にも一定の安全空間が確
保される。これは図58に示す実施形態でも同様であ
る。しかし、コの字形や逆くの字形に曲がったものにし
てもよい。板バネ41に代えてあるいは組み合わせてシ
ョックアブソーバやコイルバネ等の緩衝手段を構成して
もよい。伝達板42とクッション1とは前記サンドイッ
チ式にしてもよい。略完璧な程に緩衝作用が得られ、ガ
ードが過度に大きく強靭なものでなくとも済み、軽量で
簡略構造の耐震構造ベッドあるいはソファーを提供でき
る。尚、図59に仮想線で示すように、クッション1の
前縁部に沿って同クッション1より少し高い土手状の下
緩衝部51をクッション1に一体あるいは別体に配して
上緩衝材47がこれに当たって緩衝作用がなされるよう
にしてもよい。同下緩衝部51の長さは図示より短くし
てもよい。また高くしてもよい。また、避難スペース確
保の他の手段として、市販の各種の椅子(食卓椅子、勉
強用椅子、応接椅子、製図用椅子などを含みかつ脚のな
いクッション付座椅子を含む)に前記したアッパーガー
ドを付してもよい。この場合、アッパーガードは、椅子
の背もたれ上端あるいは下端にヒンジで前後回転自在に
して避難時にのみ前向きに上方から回転操作あるいは自
動回転してくるようにしてもよい。アッパーガードは椅
子に固定結合したものにしてもよい。アッパーガードの
上面等には緩衝材を付し、下端は部は椅子前横付近に延
設した緩衝受部に地震時あるいは常時載り掛かるように
してもよい。
ッド100についてのもので、同ベビーベッド100
は、木質あるいはプラスチック質等の支柱101を4隅
に備えるとともに、周囲に柵体102を備え、床盤10
3を備えている。このベビーベッド100には、スチー
ル製の耐震構造体105を構成してある。
プ製のガード支柱106を対向配置し、これらの下部間
を下部継材107で継ぎ、上部間を天井継材108およ
び天井板109で連結してある。ガード支柱106の下
端には座板110を備えるとともに底緩衝材111で床
面上に載り掛かるようにしてある。また、座板110相
互間は補強板112で継いでもよい。113は外装材
で、全体をこれで覆うようになっている。114は非常
用品入れになっている。
るいはベビーベッド100に一部追加加工をして仮想線
のテーブル117を事後的に組み合わせ設置可能にして
ある。耐震構造体105にテーブル117を設置するに
は、ガード支柱106のカット部位c…を切断してこれ
に結合ピース118を被せて固定し、同ピース118を
介してテーブル117を固定するようにしてある。結合
ピース118はアジャストボルト119付でテーブル1
17の高さを調節自在にしてある。尚、テーブル117
の底面に、結合ピース118に相対するピースを固定し
ておいてもよい。また、テーブル117と耐震構造体1
05との間には緩衝材を介装してもよい。また、前記柵
体102は適宜に取り外し自在にしてその内部を避難ス
ペースとして利用できるようにしてもよい。ベビーベッ
ド100を完全に分離してもよい。
0、柵体121等のベッド全体が耐震構造体122にな
っているもので、この場合もガード支柱120の上部を
切断してテーブル117を固定設置可能にする。尚、図
61および図62に示す実施形態において、耐震構造体
の底にはキャスターを備え付けて移動自在にしてもよ
い。
はダブルのベッドに耐震構造体を採用したものである。
125はベッド本体(クッション)であり、その前後底
部には本体125よりも緩衝効果の高いゴムあるいは発
泡樹脂製の下部緩衝材126,126が前後対向状に配
されている。下部緩衝材126間には非常用品入れ12
7が出し入れ自在に設けられているとともに、下部緩衝
材126の回りには、上からみてコの字形をしたスチー
ル製の外枠128が設けられている。
板129が左右に長手方向を向けて設けられている。こ
の緩衝板129はその溝を下方に向けてある。外枠12
8上には、ベッド本体125上を越えるように台形アー
チ状をしたガード130が前後に対向するように配され
ている。このガード130は、外枠128に一体になっ
ているが別体結合型にしてもよい。これらのガード13
0を介して天井板131が結合されるが、天井板131
の上下には、上部第1緩衝材132および上部第2緩衝
材133が同時に挟み付けられている。
上下間に緩衝板129がボルト等により挟み込まれてい
る。尚、図64に示すように、緩衝板135を半円筒形
に連結したものにして下部緩衝材126の中に挟み込ん
でもよい。図64のガード130は長手方向をベッドの
長手方向に対応させてあるが、このタイプのガードを図
63に示すものに適用することができる。図64の外枠
136はベッド全体を囲むものであるが、この外枠13
6を図63の実施形態に適用することができる。
板上に設置するタイプのベッドを耐震構造式にしたもの
であり、138はベッド本体、139は下部緩衝材、1
40はガード、141は上部緩衝材である。下部緩衝材
139は中央に凹み142を備えてその中にベッド本体
138を嵌め入れてある。ガード140は前後に長手方
向を向けたアーチ状台形をしたもので、その前後端に形
成した水平な緩衝板部143を下部緩衝材139内に挿
通し、その上方にも補助緩衝板部144を挿通してダブ
ルで緩衝効果を発揮できるようにしてある。
難空間を簡易にして提供することのできるもので、図示
では単身用であるが複数人用とすることもできる。14
6はスチール製で円筒形とした本体で、同本体146の
外周には、円柱形をした上部緩衝材147…と下部緩衝
材148…が装着されている。本体146の内部には、
略くの字形で端部149aを下向きに曲げた受板149
が上部緩衝材147を利用して横架されている。この受
板149の上面に沿ってクッション150が設けられて
いるとともに、上部緩衝材147を利用して避難・就寝
することができるようになっている。
2上に設置可能な耐震構造体についてのものである。1
52は丸あるいは角形ドーナツ形状をした緩衝材で、共
通形のものを上下あるいは左右に複数個ボルト153で
連設することで1つの筒形耐震構造体を構成してある。
図示のように縦形に使用する場合は、底板153および
蓋板154を取り付けてあり、避難時の出入口155を
形成してある。横形に使用する場合は、底板153ある
いは蓋板154の一方を取り外してもよい。尚、緩衝材
152は、外周が凹凸状に嵌まり合うようになっている
が、その形状は、仮想線で示すように、段状であっても
よい。また、建設車両や産業車両等に使用されている古
タイヤ156…を配列してもよい。
施形態における緩衝材として利用できるものを示し、図
69に示すものは、スチール製あるいはアルミ製などの
空き缶200…を多数個用意し、これらを縦・横・高さ
方向に整列配置して、緩衝材としたものである。ここに
空き缶とは、使用済みのものの他に、未使用のものも含
む。未使用のものはタブで蓋が開けられていないものの
他、タブ等がなく緩衝材用として蓋が付されたものも含
む。これらの空き缶200…間には、仮想線のようにゴ
ムや樹脂などの緩衝シート201や緩衝チップなどを介
装することがある。
れて配置されたもので、上の空き缶200の胴部が下の
空き缶200の端部に対応するようになっている。下の
空き缶200が図に直交する方向で上の空き缶200が
図に平行な方向になるように配置してもよい。図71に
示す実施形態は、空き缶200の上下間にゴムや樹脂な
どの緩衝チップ203を介装したものである。上下の空
き缶は平行でなくともよい。例えば、上下が直交するも
のでもよい。
中に他の緩衝材205…を充填したものである。図73
および図74に示す実施形態は、空き缶200を筒状緩
衝材207で覆ったものである。このもののみあるいは
空き缶を組み合わせて緩衝装置を構成する。図75のよ
うに、空き缶200を外形が四角な緩衝材(ゴム等)で
包み込んでもよい。多数の空き缶200をゴムあるいは
樹脂などで一体に埋め込んだものを緩衝材としてもよ
い。
縦置き式に多数配列したものである。これらの間に緩衝
材209を介装してもよい。図77に示すように、空き
缶200を平面方向にずれて配置してもよい。
が縦置きに配列されたものである。図79に示す実施形
態は、ケース211の中に多数の空き缶200…を適当
に入れ、その間に緩衝材212…を介装したものであ
る。図80に示す実施形態は、潰れた空き缶200で、
これらを前記実施形態のように配列する。図81に示す
実施形態は、蓋214付ペットボトル215を緩衝材と
するもので、中には水を充填してもよい。この場合、一
部に空気を入れておくこともできる。同実施形態におい
ては蓋214なしのこともある。同ボトル215は互い
に平行な場合と上下の関係で交差(直交等)状とする場
合とがある。
樹脂等の蓋217を嵌着したもので、中に空気が密閉あ
るいは一部抜け出る状態とされる。この場合、空き缶2
00内にはゴム等の緩衝材を入れることがある。図83
に示す実施形態は、台所洗剤用ボトル219を緩衝材と
して使用するものである。図84に示す実施形態は、ス
テンレスや樹脂等を旋盤等の工作機械で削った際に発生
する切り屑221…を緩衝材としたものである。これら
の中に前記したような他の緩衝材を混合してもよい。
抜脱マット223を緩衝材として利用するもので、これ
らのマット223を積層すると、孔224がエアークッ
ションとして有効に機能する。適宜にカットしたものを
混合してもよい。図86に示す実施形態は、運送上使用
される発泡樹脂などのクッション226を緩衝材として
使用するものである。これも前記実施形態の緩衝材と組
み合わせることができる。
ガードフレーム228を備えた地震対策用ベッドを示
す。フレーム228には緩衝材を付すとともに脚部は緩
衝材で受け止める。
88に示すベビーベッド230を使い終わったあとに図
89に示すテーブル247として使用できるようにした
ものである。図88に示すベビーベッド230は、4本
の支柱231…を備え、同支柱231は座232と底部
緩衝材233を備えるとともに2本のものをアーチ23
4で継いでなっている。支柱231同士は、その上部間
を横連結パイプ235で一体に継いでいる。
する受筒238が設けられ、同受筒238間には、水平
方向に移動することで挿脱自在な側枠239の下部が取
り付けられている。この側枠239は、止め具240に
より受筒238に固定される一方、その上部は、横連結
パイプ235に図示しない止め具で着脱自在になってい
る。アーチ234間は天連結パイプ241で連結され、
その上に天井板242を備え付けてある。天連結パイプ
241および天井板242は、乳児を出し入れする保護
者の頭が当たらないように少し凹欠状になっている。
にボルト孔244を利用して止め付けられる。245は
着脱自在な床板である。ベビーベッド230として利用
する場合には、アーチ234を上方に充分伸ばして止め
具246で支柱231に止め付けるとともに上部緩衝材
243を上面に装着する。さらに、側枠239と床板2
45をセットする。受筒238は半筒状にしてもよい。
止め具246を緩めてアーチ234を下げたあと同止め
具246を締め込み、上部緩衝材243、側枠239お
よび床板245の不要な部材を取り外す。そのあと、ボ
ルト孔244を利用してテーブル板248を止め付け
る。尚、受筒238には保護キャップ249を付して脚
が当たってもよいようにする。また、受筒238に代え
て、図89に示すように、半割り型の受筒250を採用
することができる。さらに、仮想線で示すように、避難
用具ケース251をテーブル下に常備することもでき
る。同ケース251を図示のように縦置き式にする場
合、極強度体で構成し、巨大負荷にも潰れないように構
成することができる。また、同ケース251は、テーブ
ルとして利用する場合の脚置き体として横長状に置くこ
ともできる。さらに、同ケース251は、テーブルのす
ぐ裏面に設置することもできる。
間に上部緩衝材243を介装してもよい。
ッドあるいはソファーについての案で、一部筒状で上部
を開口した本体253の後端にヒンジ254を備えてア
ッパーガード255を連結し、本体253内にはクッシ
ョン256を装備してその下空間に避難用具を入れるよ
うにする。この本体253は、下部緩衝材257で受け
止める一方、同本体253の両端に扇形をした中緩衝材
258を固定し、アッパーガード255を受け止めるよ
うにする。アッパーガード255の上に上部緩衝材25
9を備え付ける。尚、安全性をより確保するため、本体
253の両端にストッパ260を立設し、その長孔にア
ッパーガード255の突片261が移動して最後にスト
ップされるようにする。
で、本体253との間で極安全空間が残されることにな
る。尚、緩衝材としては、図69から図86に示すもの
を利用できる。
をガードフレーム263として構成し、山形台形状の中
緩衝材264として両端に備えて同フレーム263を受
け止めるようにしたものである。尚、リンクは仮想線の
ように変位するので、その際にリンク間で緩衝機能を果
たすようなリンク緩衝材265を配してもよい。また、
フレーム263の上側にも上緩衝材を配す。
規タイヤなどのタイヤをガードフレーム266の緩衝材
267としたものである。タイヤに代えてチップ268
…で構成してもよい。269はベッドのクッション、2
70はガードフレーム266の補強ステーを示す。尚、
図94に示すように、タイヤである緩衝材267の中に
小径の別タイヤ272を入れてもよい。また、図95に
示すように、緩衝材267の中にチップ274…を入れ
てもよい。
室を対象にして災害安全装置を構成したものである。和
室の床下には、コンクリートによる基盤300が形成さ
れ、同基盤300上には、土台(図示省略)に両端を支
持された大引き301が複数本平行に配され、各大引き
301は、図97に示す床づか302を介して支持され
ている。
して床板304…が敷設され、同床板304…の上に畳
305…が敷設されている。この実施形態は、複数枚の
畳305…のうちの1枚を対象にして災害安全装置を構
成したものである。
イプでなる合計4本の支柱308…と、これらの上端間
を一体式あるいは連結手段により脱着式に継ぐアッパー
ガード309よりなる。このアッパーガード309は、
上からみて四辺形、X字形等にする。同アッパーガード
309上は、ゴム、スポンジ、弾性樹脂、バネ板のよう
な上緩衝部材310で覆われている。
仮想線Hで示すように、高く形成したり、同図に仮想線
Lで示すように、低く形成したりすることができる。さ
らに、ガードフレーム307の全体には、和風であるこ
とを考慮して木目調の外皮312を収縮樹脂などにより
装着する。
一のものあるいは異なるものになっており、その平面4
隅には、支柱308の基部を通すための孔313が開け
られている。この畳305の長手方向両端下面に対応し
て、前後一対の金属板状の伝達受板314が設けられて
いる。この伝達受板314は、畳305の幅方向に同じ
長さをもち畳305の長手方向に対応して短いものとし
て形成されている。同伝達受板314は、強靭な材質が
適当である。また、同伝達受板314と畳305とを連
結することもできる。
8の基端部が溶接固着されている。伝達受板314の側
に短い筒体を溶接しておき、同短筒に支柱308を差し
込むようにしてもよい。また、伝達受板314の一部を
厚肉状に形成しておけば溶接強度が上がる。さらに、伝
達受板314の下あるいは上にコの字チャンネル材(あ
るいはアングル材)を溶接しておいてそれに支柱308
を連結するようにしてもよい。
下向きに突設された溶接筒である脚筒315内に差し込
むようにしてもよい。脚筒315は、上からみて4点に
配され、その底部には円板形をした座板316が溶接固
着されている。この座板316には中央に通孔が開けら
れている。
事後的に施工されたものである。同アンカー318は、
埋込コンクリート319に埋め込み固着されて上方に延
びている。アンカー318は、脚筒315の下方に対応
し、前記通孔を通して同脚筒315内に突出し、ナット
320で締め付け固定されている。
下方に対応してアンカー318の締め付けにより固定設
置され、上部と左右の脚部とを備える。この下緩衝部材
322は、前記上緩衝部材310と同様の材質を採用す
るものであるが、畳305と同じ材料を使用してもよ
い。尚、323は空間であり、下緩衝部材322の下部
中央に形成されている。
2層配し、これらの下側に上下2層の畳材からなる下緩
衝部材322を配してこれらの上下間にガードフレーム
307の下部折り曲げ座部307aをサンドイッチして
アンカー318で締め付け固定したものである。ガード
フレーム307は、図96に示す形状のものの他、図9
7に示す山形のものにしてもよい。この場合、アッパー
ガード309を左右に分離して当て325,325同士
が負荷時に初めて当たって緩衝効果を発揮するようにし
てもよい。
ことができるが、図98に仮想線で示すように、ガード
フレーム307から延長フレーム326を延ばしてもよ
い。この場合、室内の柱に一端を連結したり、あるいは
延長側に別に配した支柱に連結するようにしてもよい。
ードフレーム307を構成するかを示すものである。す
なわち、実線Iのように、2畳分に対して設置される場
合、仮想線IIのように、さらに多くの広さに対して設
置される場合、仮想線IIIのように、室内全体に対し
て設置される場合がある。
327に室内側から埋込金具328を固着し、同金具3
28にガードフレーム307の支柱308を連結するよ
うにしたもので、ガードフレーム307および建屋の双
方が助力し合うものになる。329は畳305の孔であ
る。
は、寝床が上下1階であったが、2階建で以上にしても
よい。
下段331とがそれぞれの一端を布ヒンジ332で連結
して仮想線のように展開自在にしたもので、333は上
段330上の一側に備え付けたレストである。これはソ
ファーベッドとも称するものであるが、このものを対象
にして、ガードフレーム335を組み合わせた実施形態
である。ガードフレーム335は側面からみてアーチ形
をしており、その前後脚部には下緩衝部材336が取り
付けられている。ガードフレーム335の上部にも上緩
衝部材337が設けられている。ガードフレーム335
はパイプあるいは板により適宜形成する。そして、ガー
ドフレーム335の下部には水平な伝達受板338が後
側から前向きに水平に突出しており、同伝達受板338
が、上段330と下段331との間にサンドイッチにさ
れている。
あるので、コスト的にも安価につき、しかも、安全性の
高い災害安全装置を提供することができる。
図。
図。
図。
図。
側断面図。
側断面図。
側断面図。
側断面図。
図。
右側面図。
右側面図。
右側面図。
右側面図。
ドを備えた実施形態を示す側面図。
平面図。
右側面図。
とした例を示す側面図。
正面図。
示す斜視図。
側面図。
する他の例を示す側面図。
面図。
面図。
斜視図。
図。
図。
図。
図。
図。
面図。
図。
図。
図。
視図。
面図。
図。
図。
視図。
す斜視図。
図。
側断面図。
面図。
断面図。
明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
を示す斜視図。
施形態を示す側面図。
を示す側面図。
の実施形態を示す側面図。
を示す説明図。
を示す平面図。
実施形態を示す斜視図。
実施形態を示す斜視図。
斜視図。
空間確保型としたベッドを示す説明図。
正面図。
合の説明図。
面模式図。
例を示す断面図。
の一例を示す断面図。
図。
す横断面図。
わせた実施形態を示す側面図。
98,804,809,822,835,840,84
7,862,865,893,897,922,92
5,928,930,951,949,968,97
7,981,983, 988, 990…アッパーガ
ード。
Claims (15)
- 【請求項1】 地震等に対し人命を保全するための災害
安全装置であって、ベッド、ソファーを対象としてその
対象物が上方のガードにより耐震構造になっている災害
安全装置。 - 【請求項2】 請求項1において、ガードの上面には緩
衝部材が配置されている災害安全装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、ガードは建
造物の床下基盤にも支持されるようになっている災害安
全装置。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかにおい
て、災害時必要用品を備えている災害安全装置。 - 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかにおい
て、ガードは対象物を取り囲むようになっている災害安
全装置。 - 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかにおい
て、ガードは対象物に連結されている災害安全装置。 - 【請求項7】 ベッドあるいはソファーを対象にして人
命を保全するための災害安全装置であって、ベッドある
いはソファーには、上方から防護するアッパーガードが
上下運動可能に取り付けられ、同アッパーガードの上
面、アッパーガードが下動する対応点、上下運動支点の
うち少なくとも1箇所に緩衝手段が設けられている災害
安全装置。 - 【請求項8】 ベッドあるいはソファーを対象にして人
命を保全するための災害安全装置であって、ベッドある
いはソファーには、上方から防護するアッパーガードが
設けられ、同ベッドあるいはソファーと一体あるいは別
体に設けられた緩衝手段にアッパーガードからの衝撃が
吸収されるようになっている災害安全装置。 - 【請求項9】 請求項8において、アッパーガードの下
部が緩衝手段の内部に挿入支持されている災害安全装
置。 - 【請求項10】 畳が敷設される和室に構成される災害
安全装置であって、ガードフレームの支柱が水平方向の
板に連結され、同板が、畳の下側に挟み込まれていると
ともに、前記板は、床板基盤との間に緩衝部材を介して
基盤側に固定されていることを特徴とする災害安全装
置。 - 【請求項11】 請求項10において、ガードフレーム
の表には木目模様が付されている災害安全装置。 - 【請求項12】 請求項10または11において、ガー
ドフレームからは他のガードフレームが延びている災害
安全装置。 - 【請求項13】 請求項10から12までのいずれかに
おいて、ガードフレームは、板状で形成されている災害
安全装置。 - 【請求項14】 請求項10から13までのいずれかに
おいて、支柱は家屋の柱に連結されている災害安全装
置。 - 【請求項15】 請求項10から14までのいずれかに
おいて、ガードフレームの上部には上緩衝部材が配され
ている災害安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3113796A JPH0938229A (ja) | 1995-01-27 | 1996-01-10 | 災害安全装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-46070 | 1995-01-27 | ||
JP4607095 | 1995-01-27 | ||
JP3113796A JPH0938229A (ja) | 1995-01-27 | 1996-01-10 | 災害安全装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004308860A Division JP3947765B2 (ja) | 1995-01-27 | 2004-09-25 | 災害安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0938229A true JPH0938229A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=26369591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3113796A Pending JPH0938229A (ja) | 1995-01-27 | 1996-01-10 | 災害安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0938229A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102973041A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-03-20 | 同济大学 | 新型自动抗震床 |
WO2013059950A1 (es) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Gallardo Rojas Mauricio Herman | Dispositivo cápsula de protección antisísmica y control de pánico |
CN106724341A (zh) * | 2016-12-17 | 2017-05-31 | 广东沃豪家具有限公司 | 多功能学生床 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP3113796A patent/JPH0938229A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013059950A1 (es) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Gallardo Rojas Mauricio Herman | Dispositivo cápsula de protección antisísmica y control de pánico |
CN102973041A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-03-20 | 同济大学 | 新型自动抗震床 |
CN102973041B (zh) * | 2012-10-29 | 2015-02-18 | 同济大学 | 新型自动抗震床 |
CN106724341A (zh) * | 2016-12-17 | 2017-05-31 | 广东沃豪家具有限公司 | 多功能学生床 |
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Legal Events
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