JP5309347B2 - 安全防護装置 - Google Patents

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Description

この発明は、地震に伴う家屋の倒壊などの危険から住民を防護することのできる安全防護装置に関する。
地震に伴う家屋の倒壊は圧死を招き、先の地震でも圧死した人の多いことが問題となった。その一方で、一般国民には、緊急地震速報や地震警報器などの手段でP波発生直後に地震来襲の警告を発することができるようになってきた。
しかしながら、警告を発するようになっても住民は確たる逃げ場所がないのが実状である。その一対策案として、例えば、特許第3779381号などのように食卓テーブルを下支えする地震用つかまり棒のような技術が開示されているが、現実には床構造が従来通りであるため床抜けし却って危険である。
この発明は、上記に鑑みなされたもので、地震襲来の警報に基づきに逃げる場所が底抜けしない強固な支持構造となっていて倒壊しても非常に安全な安全防護装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、床下地盤側に固定されて床上に伸びた複数本のパイプ状支柱とその上部間を連結する天蓋フレームとを備え、地震に伴う家屋倒壊に対抗し得る強度をもたせてなる安全防護装置であって、前記天蓋フレームの底面には、前記支柱の上端内に差し込まれる差込棒が設けられるとともに、前記支柱の床上に伸びる部分の外周には、筒状をした保護ブロックがその内周孔を前記支柱の外周に挿入した状態にして設けられていることを特徴とする
【発明の効果】
【0005】
この発明によれば、床下地盤側に固定されて床上に伸びた複数本のパイプ状支柱とその上部間を連結する天蓋フレームとを備え、地震に伴う家屋倒壊に対抗し得る強度をもたせてなる安全防護装置であって、前記天蓋フレームの底面には、前記支柱の上端内に差し込まれる差込棒が設けられるとともに、前記支柱の床上に伸びる部分の外周には、筒状をした保護ブロックがその内周孔を前記支柱の外周に挿入した状態にして設けられていることを特徴とするので、地震襲来の警報時に避難すべき場所として非常に安全な安全防護装置を提供することができる
以下、この発明の一実施形態を図面にしたがって説明するが、ここで説明する各実施形態に含まれる個々の提案例は他の実施形態にも適用されるものとする。また、各構成部材の材質は木材・金属・樹脂(発泡スチロールも含む)など現存するすべてのものを利用し得るものとする。
図1および図2は家屋内において例えば、緊急地震速報が発せられた場合や緊急地震警報が鳴った場合に直ぐに避難場所を確保するような場合に利用されるシェルターに関し、特に床下支持方式によるものを示す。
200は床下地盤で、束石・大引き・根太などで構成される床下支持構体201を介して床板(フローリングや畳)202が敷設されている。床板202の適所は正方形(あるいは長方形)にカットされてそのカット分がシェルターの底板203とされている。底板203はその4つのコーナーが四角に切除されているとともに底補強材204により蓋として補強されている。
床板202の内周縁底部には四辺にわたる受枠205が固定されるとともに同受枠205が束石206と補助床束207により床下地盤200側に支持してあることにより、床板202の内周部分と底板203の外周部分がこの受枠205によってしっかりと受担されるようになっている。底板203の各コーナーは切除された切り欠きaになっており、この切り欠きaを通じて4本の支柱209が通されている。
この支柱209は、直径10cm前後の丸パイプ(あるいは角パイプ)製で、同支柱209は、床板202をカットしたあとで埋め込まれた4箇所の基礎ブロック210のそれぞれに基部が挿通されるとともにモルタル・土砂・ゴムなどの介装材211を介して固定されている。支柱209は床下から前記切り欠きaを通じて上へ垂直に伸び同じ上端高さとされている。床板202のカットされた個所には底板203がセットされるとともに閉止板212により切り欠きaの通穴が塞がれるようになっている。このように切り欠きa内に離間して支柱209が通されているので、地震で床板202が揺れてもそれが支柱209に伝わらず、閉止板212により熱の出入りをシャットアウトしたり虫が室内に入るのも防止される。尚、底板203には開閉自在な蓋213を付して床下にもぐって避難できるようにしてもよい。
215は天蓋フレームで、アングルを四辺枠状とした本体216と同枠内に縦横に固定した枠内補強材217とで構成されており、この天蓋フレーム215は、コーナーの差込棒218を支柱209上端内に差し込むことにより特に止着具によらず固定されている。同フレーム215は圧入や接着、あるいは止着具で固定するようにしてもよい。
219は天蓋で、天蓋フレーム215に固定されており、木質や緩衝材とする。
前記実施形態では底板203を設けたが、図2に仮想線で示すように底板203なしとし床板地盤200上にあるように掘りごたつ式の掘り下げ床板221を設け、さらに立囲い壁222を周辺に設けて掘り下げ空間を形成するようにしてもよい。
床下地盤200には地下シェルター223を形成してもよい。このシェルター223は、底板203を設けた場合と底板なしで前記掘り下げ床板221を設けた場合のいずれかに構成される。
前記支柱209まわりには発泡スチロールや発泡ウレタン、スポンジ類などによる保護ブロック224を設けてもよい。このブロック224は、例えば、高さ50cm(限定されない)のもの数個を支柱209の上端から差し入れるようにしたり、あるいは1本物を上端から差し入れるようにすることがある。この場合、ブロック224により避難入口は狭くなるものの逆にシェルターを強力な支持構造とするだけでなく避難を終えたあとに飛んできたりするものから避難者を防護する役目をする。
掘り下げ空間を形成した場合にはこのシェルターを低くして上端面を食卓とか作業面として使えるようにすることがある。
ブロック224を太径とした場合の斜視図を図3に示す。このブロック224は右下欄のように略角柱状にしてもよく、また、左上欄のように三角支柱型としてもよい。
さらに、床下固定式支柱209は3本で三角形の頂点配置にしてもよく、この場合、部屋のコーナーにシェルターを配置するとスペースの有効利用が図れるし、家屋の倒壊防御役も果すことができる。
図5は他の実施形態を示す。同実施形態は、洋室(キッチンを含む)のフローリングや和室の畳などの床230の下空間に床下シェルター231を構築しておき、同シェルター231の上方の床面から少し離れた個所に開けた開口部232に避難蓋233を備えて地震避難時に同蓋233を開けることでシェルター231内の空間に避難できるようにしたものである。
シェルター231は、斜め補強材234を備えた4本の支柱235と、支柱235間を相互連結する連結梁236と、底板237とを備えるもので、これらの部材は鉄骨製や木材で形成される。底板237の高さが床下地盤と同じであり、この底板237のある個所は更に掘り下げた地下避難空間238への開閉蓋方式とすることもできる。シェルター231には防災グッズ等を保管しておけば非常時に役に立つ。
図6は他の実施形態を示す。同実施形態は、和室やリビングルームその他の部屋に設置されるベッド付きガードフレームについての例で、250はベッド本体で、同本体250は木質で、左右の側部フレーム251と前後フレーム252および敷盤253とでなっている。
ガードフレームは、垂直な脚部とアーチ形の上部とを一体に備えた金属製のフレーム本体255を左右一対備える。このフレーム本体255は、周部に複数の孔を備え、その間に通された横連結材256…により組み立てられている。また、同フレーム本体255の脚部と前記ベッド本体250とは結合されて一体化されている。257は金属製の座盤でフレーム本体255の下端に連結固定されている。
前記実施形態では、ガードフレームが上部アーチ形をしているが、水平な天枠部分をもつものや逆アーチ形にしてもよい。また、ガードフレームにはベッド本体250が一体になっているが、別体方式にしてもよい。
ところで、こうしたガードフレームは、ベッド本体250と同様に上からみると幅が狭く前後に長い構造体であることから例えば、畳上に設置しただけでは地震による揺れによって横転し非常に危険なものである。そうしたことに鑑み、同実施形態では、ガードフレームからその左右方向に展開し得るようなアウトリガー259を装備したものである。
このアウトリガー259は、金属製でフレーム本体255を縦割りにした半アーチ形をしていてガードフレームの側面頂部に固定されたブラケット260に縦軸261を介して水平回転自在に設けられている。
この回転は、仮想線で示すようにフレーム本体255に添った待機姿勢から実線で示すようにフレーム本体255の側面に対して直角に張出した姿勢との間で矢印Rのようになされる。そして、張出した姿勢で安定化するように、図6の右上欄のようにゴム質のロック片262を備えてフレーム本体255の側面に弾性変形して一時ロックされるようになっている。勿論、同じく弾性変形して越えれば仮想線のようにアウトリガー259を元に戻すこともできるようになっている。アウトリガー259の脚部には適宜の角度で畳などのフロアーに位置決め可能な上下操作可能な振れ止めロック263を横軸であるピン264回りに装備してもよい。ロック片262と振れ止めロック263はいずれか一方あるいは双方の装備が可能である。振れ止めロック263は少なくとも畳などに接触する部分がゴム質であれば畳側を傷めずしかも位置決めが確実になる。
尚、同実施形態ではアウトリガー259が左右両側に装備されているが、設置スペースの都合でガードフレームが部屋の片隅に設置されるような場合にはスペースのある手前側一方のみに装備してもよい。
また、アウトリガー259は、片側に1本のみ設けられているが、2本など複数本であってもよい。この場合、例えば、2本である場合、それぞれのアウトリガー259が別々に回転可能である場合と一体に回転可能である場合とがある。
さらに、前記ではアウトリガー259が回転するようにしたが、勿論実線の位置などに固定して装備されることもある。
また、前記振れ止めロック片263は右下欄に付記したように単に昇降自在なタイプにしてもよい。このロック片263は金属や樹脂でもよいしゴム質でもよい。
さらに、アウトリガー259は逆L形であってもよい。
従って、アウトリガー259を張り出せば地震の揺れによりガードフレームが横転するようなことが阻止される。それとともに、ガードフレームの側部スペースがアウトリガー259により護られた防護空間を構成し、家屋が倒壊して柱などが倒れてきても同アウトリガー259が先立って避難する者を防護するだけでなく、そのアウトリガー259の防護空間を利用してそこに他の家族が寝ることも可能になる。アウトリガー259はガードフレームの底抜けを有効に防止する。
尚、ガードフレームの底抜けを防止するため、仮想線のように、樹脂ロープ・ワイヤーロープやリンクチェーンなどの張り材265をフレーム本体255の脚間や座盤257間に張ってもよい。同張り材265は左右一対や前後一対あるいは四辺状に張ったり、底面にX字状に張ってもよい。
図7はアウトリガーの別の実施形態を示す。図はガードフレームを前あるいは後側からみた様子を示し、268はフレーム本体、269は横連結材、270は座盤である。
左右の座盤270の底部間には、四角筒状の底枠271が固定して設けられている。この底枠271には、つまみストッパ272付きのアウトリガー273が棒状のものとして抜き差し自在に装備されている。このアウトリガー273には、ストッパ274がヒンジ支持して設けられ、このストッパ274がアウトリガー273とともに出入りするとともに抜き出された際にブラケット275にロックされることで抜き出した状態に維持できるようになっている。このストッパ274は省略してもよい。
尚、このアウトリガー273は、フレーム本体268の4本の脚部のうちの選択した1つあるいは複数個所に設けることができる。ベッド本体底部に設けてもよい。
また、アウトリガー273は、ロックピン276により伸展状態でロックできるようにしてもよい。
図8ないし図11は他の実施形態を示す。同実施形態は、アーチ形のフレーム本体278を横連結材279で連結一体化したガードフレームに対して、強化発泡スチロール(EPS)を組み付けて防護機能を向上させてある。
280はベッド本体、281は立ち上がりブロックで、これら280,281は、全てEPS製とされて外装が張られるとともに相互はタイロッド282で一体化されている。そして、これら280,281はガードフレームの幅内に納まって横連結材279により固定されている。ベッド本体280上には敷布団が敷かれる。
283は上部ガードで、内形が1/4円形で外形が角形になっており、同ガード283はガードフレームのフレーム本体278間上部に挟まれるようにして横連結材279により挟み固定されている。284は薄型TVである。
尚、上部ガード283は立ち上がりブロック281上に載り掛かっている。
また、図8に破線で示すように上部ガード283には収納部285を形成してもよい。
同収納部285は貫通した穴の外側を蓋286で閉止してある。この蓋286は開閉式あるいは脱着式にすれば圧迫感を軽減できる。
図10に仮想線で示すようにアウトリガー287を付属装備してもよい。ベッド本体280は木質でもよい。ベッド本体280を木質とし立ち上がりブロック281をEPS製としてもよい。その逆の構成でもよい。
上部ガード283は外包式として美的に処理することがある。
図12は他の実施形態を示す。同実施形態は、ベッド本体290を一体化あるいは別体化したガードフレームを左右のアーチ形フレーム本体291と横連結材292で構成するとともに、このガードフレームの上部には内形が半円形で外形が角形をし内部が空間になった防護枠293が横連結材292を利用して被冠されている。この防護枠293は鉄やアルミあるいは樹脂(FRPなど)等により形成されるもので、その内部には収納棚294やTV295などが装備されている。
尚、右欄にフレーム本体291の断面形状を示すように、丸パイプや四角パイプ、あるいはアングル型やI・H形鋼などを使用することができ、このことは図6から11の実施形態でも同様に適用できる。
図13(側断面図)および図14(図13のY矢視図)は他の実施形態で木造住宅におけるリビングや和室などの床下空間を利用して床上まで立ち上がるように設置される倒壊前避難装置に関する。同実施形態において、520は床下地盤、521は床下構造、522は床板で、床板522には略正方形をした開口523が開けられ、その内縁には開口縁524が取り付けられている。
525は底フレーム、526は天フレームで、これらは金属あるいは木製、樹脂製などで作製された四辺枠でなり、特に天フレーム526には防護効果を上げるため渡架フレーム527が付されている。
天フレーム526と底フレーム525との上下間には周囲4本からなる縦フレーム528…が高さ1乃至1.3mで連結固定されている。床板522より少し下側に対応する個所には補強のための横つなぎ材529が連結固定されている。天フレーム・底フレーム・縦フレーム・渡架フレーム・横つなぎ材525〜529は適宜分解組立可能にして分解状態での搬送と現場組立ができるようにしてもよい。
尚、前記開口523は、図13の仮想線のように柱530を備えた押入れなどの収納設備内に設けることがある。
同装置は、開口523を通じて下半部が没するように入れられてアンカー531…により床下地盤520へ固定される。装置の底には座盤532が敷設されているとともに、床上へ突き出たフレーム部分の外周には図63の正面側を除いて保護カバー533が被せられ、その更に外周にはクッション材534が被せられている。535は保護シャッターで、避難したあとに閉じて倒壊により飛散してくるものから避難者を護るためのもので、536はマグネットや掛止具などの受け具、537は自由繰り出し防止のためのロック具である。
緊急地震速報や地震発生時には避難者は矢印Eのように同装置内に飛び込み家屋が倒壊したり家具の飛散などの非常事態から避難する。
尚、上記各発明は、当該実施形態以外に、当該実施形態に基づくとき当業者であれば容易に考え付く所謂自明な程度に変更・変形可能な態様の全てを含むものである。
図15は他の実施形態を示す。同実施形態は、ビル内などに設置された机105の一対を利用してその間に発泡スチロールブロック106付きの防護バー107を渡し掛けることによりその下にもぐり込んだ人を地震から護るようにしたものである。この防護バー107は通常は机105近くの床上に待機させておく。
図16は他の実施形態を示す。同実施形態は、地下鉄構内の支柱110の近傍に、発泡スチロール製座ブロック111とそれを取り囲むようにして立設された囲いフレーム112とで構成したレスト装置を設置して地震時に防護されるようにしたものである。このレスト装置は支柱110などに定着させておくものとする。
図17は他の実施形態を示す。同実施形態は、仮設資材である単管114とそれに嵌合する型枠固定用の樹脂製押さえ材115とのセットをビル内や家屋内に立設してレベル調節により独立して固定可能にし、これらセットの複数組を使って防護室を形成することができるようにしたものであり、特に単管114にブラケット116を張り出して防護用の仕切り板117を張ることができるようにしてある。
尚、前記押さえ材115はロングホーム(株)製ハイブリッドバタ(商品名)(高強度FRP材)が好適である。
図18は他の実施形態を示す。同実施形態は、学童机についての例で、120は脚、121は脚連結パイプ、122は収納部、123はテーブルを示し、こうした机は、地震警報に合わせて学童がもぐり込んで避難するために利用されるが、避難した際に収納部122が低くて地震ショックで頭を打つようなおそれがある。そのことから高さ調節具124を構成した。
同調節具124は、木材や樹脂(発泡スチロールを含む)あるいは軽金属などを使用して長手状のブロック状とされた本体125の一対と、これら本体125をつなぐ連結板126とでなり、特に本体125には、脚120が深く挿入される第1孔127と浅いところで止まる第2孔128とが各脚120に対応するように形成されており、学童がもぐったあとこの机を持ち上げて第1孔127から第2孔128へ脚120を抜き差しすることで机が高く調節されて頭を強く打つようなことがなくなるものである。
尚、本体125は帯板状にしそれから第1パイプ129と第2パイプ130の一対を立ててその一方129が深く他方130が浅くなっている。
尚、前記孔127,128は右欄図のように入り易いようにすり鉢状とする。また、図19に示すように、脚120を移行させやすいように孔127,128間には連絡溝131を設けてもよい。
図20および図21は付加的な提案例を示す。同例は、水蒸気の発生促進方法の一例を示すもので、この促進方法によって陸地に降雨を促し砂漠などの緑化を促進しようとするものである。
海岸線の近くの陸地に図21のような断面をした溝134を並列で蛇行状に形成し、その部分134にポンプPによって海水を注ぎ込むようにする。溝134と溝134の間には盛り土135が形成され、その上部には太陽光を受けて保有しやすい砂・岩石、鉄、吸熱パイプなどを設けてその近傍一帯を熱くして上昇流を起こすようにする。そして、こうした熱分により溝134内の海水を温めて高熱化し水蒸気を発生して上昇流とともに上昇させるようにする。この方法は周辺の熱くなる山肌や岩山などを利用するとより効果的である。また、太陽光をレンズを介してこれらの一帯周辺を加熱するようにしても効果があがる。
図22も付加的な提案例を示し、同例は、海面すぐ上に熱し台137…を複数本配備し、その熱し台137に岩石・鉄材・黒いビニール管(中に水)などの熱体138…を配備しておいて太陽光をレンズ139を介して集束して当てることにより熱し台137全体が加熱され、これにより、海面から水蒸気が発生し熱し台137間を通じて上昇する仕組みになっている。
太陽が沈んだあとは原子力やソーラーなどを電源として温めるようにしてもよい。
図23の例は、熱し台141により上昇する水蒸気を上昇しやすくさせるため、水蒸気を捉えて上昇させる板やパイプ142を竜巻流を起生するように斜め配備したものである。
図24および図25の提案例は、フロート船144上に縦横に交差する加熱パイプ145…を配備していかだ状とし、これらを前後につないで曳航船146で牽くようにしたもので、加熱パイプ145は海面からすぐ上方であるので、図25のように水蒸気が発生して上昇するようになる。
尚、これらパイプ145には太陽光を集束して当てるためのレンズを搭載するものとする。海面下には水面下の冷たい水が上域の温まった水に影響しにくくして水蒸気が上昇しやすくする断熱膜147を設けてもよい。
図26の提案例は、船149の甲板面に流水溝150を蛇行状などとして設けてポンプPにより海水を汲み上げて注ぎ込み、これに太陽光をレンズ151を介して当て付けることにより加熱して上昇させるようにしたものである。船149それ自体も加熱するようにして航行する船周りの海水までも水蒸気として上昇させるようにすることができる。
図27の提案例は、山々の上空を飛行機153が通過するような場合に山154や飛行機153からスピーカー155で音を発して雨雲を振動させ雨粒となりやすくする。音の強弱を交えて雨を降らせやすく制御する。また、超音波波動を当てて人工的に雨を降り易くする。飛行機などよりヨーカ銀やドライアイスなどを投下することは従来より行われているが、ここでは肥料となる微粒子や山々の酸性土を中和する石灰粒子、さらに種などの粒子を核として散布すれば有効である。植物プランクトンである硫化ジメチル(DMS)を散布してもよい。また、この散布には気球156を利用してもよい。これら核を台風に対して散布すれば雨雲を本土上陸前に多量に発生させてその後の台風被害を少なくすることができる。これらの核を散布する方法は図20以降の他の提案例でも適用することができる。
本発明の一実施形態を示す平面図で、その上半分は図2のH−H線断面図、その下半分は天蓋を一部のみで示す上面図。 図1のV−V線断面図。 図2の仮想線で示す実施形態に基づく斜視図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す一部切断正面図。 図8のH−H線断面図。 図8の右側面図。 図8の底面図。 他の実施形態を示す正面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 図13のY矢視図。 他の実施形態を示す正面図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す横断平面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す断面図。 付加的な提案例を示す斜視説明図。 図20の要部拡大断面図。 他の提案例を示す斜視断面図。 他の提案例を示す説明図。 他の提案例を示す斜視図。 図24の要部拡大説明図。 他の提案例を示す斜視図。 他の提案例を示す説明図。
符号の説明
200…床下地盤 202…床板 209…支柱 215…天蓋フレーム 219…天蓋 224…保護ブロック(保護部材)。

Claims (1)

  1. 床下地盤側に固定されて床上に伸びた複数本のパイプ状支柱とその上部間を連結する天蓋フレームとを備え、地震に伴う家屋倒壊に対抗し得る強度をもたせてなる安全防護装置であって、前記天蓋フレームの底面には、前記支柱の上端内に差し込まれる差込棒が設けられるとともに、前記支柱の床上に伸びる部分の外周には、筒状をした保護ブロックがその内周孔を前記支柱の外周に挿入した状態にして設けられていることを特徴とする安全防護装置。
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