JPH08290914A - α−アルミナおよびその製造方法 - Google Patents
α−アルミナおよびその製造方法Info
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Abstract
度が99.8重量%以上で、ナトリウム含有量が40p
pm以下、鉄含有量が20ppm以下、好ましくはカル
シウム含有量が40ppm以下であり、粒度分布の狭い
粉末状のα−アルミナを得ること。 【解決手段】バイヤー法による水酸化アルミニウムまた
は該バイヤー法による水酸化アルミニウムを仮焼して得
られる遷移アルミナを粉砕し、ついで塩化水素ガスを1
体積%以上、あるいは塩素ガスを1体積%以上および水
蒸気を0.1体積%以上含有する雰囲気ガス中にて、6
00〜1400℃の温度で焼成することを特徴とするα
−アルミナの製造方法、および該方法により得られ、ア
ルミナ純度が99.8重量%以上、ナトリウム含有量が
40ppm以下、鉄含有量が20ppm以下であること
を特徴とする粉末状のα−アルミナ。
Description
α−アルミナおよびその製造方法に関する。
プラズマ溶射材、充填材等に広く用いられている。従来
の一般的でかつ最も安価なアルミナの工業的製造方法は
バイヤー法である。バイヤー法では、原料であるボーキ
サイトを水酸化ナトリウムで処理して得られた水酸化ア
ルミニウムを大気中で焼成することにより、α−アルミ
ナ粉末が製造されている。
ミニウム中には、かなりの量のナトリウム分が含有さ
れ、このナトリウム分は大気中で焼成して得られるα−
アルミナ中にも、殆どそのまま残存する。従って、この
α−アルミナを点火栓等の電気絶縁材料として使用する
場合には、残存するナトリウム分が電気絶縁性を阻害す
る等の問題を有していた。
かの提案がなされてきた。例えば、特開昭47−574
4号公報には、多量のナトリウムを含有するバイヤー法
によって得られる水酸化アルミニウムを仮焼する際に、
該水酸化アルミニウムに塩酸または塩化アルミニウム水
溶液を湿潤させて、珪酸質耐火容器に詰めた状態で炉中
で焼成して脱ナトリウムする方法が開示されている。
アルミニウムまたはアルミナに塩酸または塩化アルミニ
ウムと、硼酸または酸化硼素とを共存させて焼成する方
法が特開昭48−34680号公報に、またバイヤー法
によって得られる水酸化アルミニウムに塩酸または塩化
アルミニウムおよび少量のシリカ系物質を添加、混合
し、焼成した後にシリカ系物質とアルミナを分離する方
法が特開昭54−16398号公報に開示されている。
−アルミナ粉末には、脱ナトリウム処理を行った後も、
400〜100ppm程度のナトリウム(Na2 O換算
で、0.04〜0.01重量%)が含まれており、用途
によっては必ずしも満足できるものではなかった。ま
た、これらの方法ではアルミナ粉末を焼結する際に異常
粒成長の原因となるカルシウムや鉄等の他の不純物の除
去も困難であった。
ミナ粒子の形状は不定形で、粗大な凝集粒子を多く含む
ため、それぞれの用途に応じて、ボールミルや振動ミル
を使用しての解砕工程を経て製品とされるが、解砕は必
ずしも容易でなく、そのために解砕コストもかかり、ま
た、解砕が長時間にわたるため、微粉末が発生して粒度
分布が広くなったり、異物の混入によって純度の低下が
生じるという問題があった。
−アルミナの粒子径を制御する方法として、水酸化アル
ミニウムを、塩素ガスとフッ化アルミニウムの共存下に
1000℃以上で焼成する方法が米国特許317588
3号明細書に開示されている。この方法で得られるα−
アルミナのナトリウム含有量は出発原料である水酸化ア
ルミニウム中のナトリウム含有量の30重量%以下にま
で低減されるが、ナトリウム含有量が100ppm以下
のα−アルミナは得られていない。
リウム、鉄、亜鉛、カルシウム、マンガン、銅あるいは
ナトリウムの酸化物で汚染された遷移アルミナを、加熱
処理により水分量2〜6重量%、比表面積40〜120
m2 /gとし、ついで酸素フリーの塩素ガス雰囲気下、
800〜1000℃で加熱処理した後、水洗や加熱処理
等を行うことにより、不純物の少ないアルミナを製造す
る方法が開示されている。しかしながら、この方法で得
られるアルミナは遷移アルミナであり、該アルミナ中の
鉄含有量は塩素ガス雰囲気処理によって大幅に低減し、
ナトリウムおよびカルシウム含有量は塩素ガス処理後に
水洗や加熱処理を行うことにより低減するが、ナトリウ
ム含有量およびカルシウム含有量が、それぞれ100p
pm以下の高純度なアルミナは未だ得られていない。
次粒子径が10μm以下であるバイヤー法によって得ら
れる水酸化アルミニウムまたは遷移アルミナに機械的衝
撃を加えた後、塩素含有物質の存在下に焼成することに
よって、易解砕性のアルミナ粉末を製造する方法が開示
されている。この方法によって、平均二次粒子径3μm
以下の微粒でかつ粒度分布がシャープなα−アルミナ粉
末が得られ、該粉末を用いて、組織が均一な高密度で高
強度の焼結体を得ることができるため、電子材料セラミ
ックス用途等に対する工業的価値は大であった。しかし
ながら、具体的に開示されている方法は、原料である水
酸化アルミニウムを塩酸に懸濁、乾燥した後、焼成して
α−アルミナ粉末を得る方法であり、ナトリウム含有量
が100ppm以下の、高純度のα−アルミナは得られ
てはいない。
した問題を解決し、バイヤー法による水酸化アルミニウ
ムを出発原料として、従来のバイヤー法により得られる
α−アルミナ粉末と比較して、ナトリウム、鉄およびカ
ルシウム含有量の極めて少ない、高純度で、微細な粒子
からなり、かつ粒度分布の狭い粉末状のα−アルミナを
提供することにある。
よる水酸化アルミニウムまたは該バイヤー法による水酸
化アルミニウムを仮焼して得られる遷移アルミナを粉砕
し、ついで塩化水素ガスを1体積%以上、あるいは塩素
ガスを1体積%以上および水蒸気を0.1体積%以上含
有する雰囲気ガス中にて、600〜1400℃の温度で
焼成するα−アルミナの製造方法に係るものである。
ルミニウムまたは該バイヤー法による水酸化アルミニウ
ムを仮焼して得られる遷移アルミナを粉砕し、ついで塩
化水素ガスを1体積%以上、あるいは塩素ガスを1体積
%以上および水蒸気を0.1体積%以上含有する雰囲気
ガス中にて、600〜1400℃の温度で焼成すること
により得られ、アルミナ純度が99.8重量%以上、ナ
トリウム含有量が40ppm以下、鉄含有量が20pp
m以下である粉末状のα−アルミナに係るものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
は、原料として、バイヤー法によって得られる水酸化ア
ルミニウム、あるいはバイヤー法によって得られる水酸
化アルミニウムを仮焼して得られる遷移アルミナを用い
ることを特徴とする。以下の説明において、本発明の方
法において原料として用いられるバイヤー法による水酸
化アルミニウムまたは該バイヤー法による水酸化アルミ
ニウムを仮焼して得られる遷移アルミナを、バイヤー法
による水酸化アルミニウム等と略称することがある。
ニウムは、1μm以上、通常は10μm以上の一次粒子
が凝集して形成される10〜100μm程度の二次粒子
であり、該水酸化アルミニウムには、ナトリウムが20
0ppm以上、通常は500〜2000ppm程度、カ
ルシウムが10ppm以上、通常は50〜500ppm
程度、鉄が20ppm以上、通常は50〜200ppm
程度含まれる。
って得られる水酸化アルミニウム等を、焼成する前に予
め粉砕して、塩化水素ガスを1体積%以上、あるいは塩
素ガスを1体積%以上および水蒸気を0.1体積%以上
含有する雰囲気ガス中にて600〜1400℃、好まし
くは800〜1200℃の温度で焼成して粉末状のα−
アルミナを得ることを特徴とする。
40ppm以下、鉄含有量が20ppm以下の高純度の
粉末状のα−アルミナを得ることができる。
は、ナトリウム含有量が40ppm以下、鉄含有量が2
0ppm以下、カルシウム含有量が40ppm以下、さ
らに好ましくはナトリウム、鉄およびカルシウム含有量
がそれぞれ10ppm以下の、高純度の粉末状のα−ア
ルミナを得たい場合には、上記のバイヤー法によって得
られる水酸化アルミニウム等を予め粉砕する工程および
焼成の工程に加えて、焼成して得られたα−アルミナを
洗浄する工程を実施することが好ましい。
ム等を予め粉砕してから焼成することにより、0.1〜
2μm程度の微細な粒子からなる粉末状のα−アルミナ
が得られる。また、得られるα−アルミナ粒子の粒子径
の制御は、焼成に際して原料であるバイヤー法による水
酸化アルミニウム等に種晶を添加する方法によっても行
うことができる。
種晶とは、α−アルミナの結晶成長の核となるもので、
該種晶を核としてそのまわりにα−アルミナが成長する
ものであり、例えば、アルミニウム、チタン、バナジウ
ム、クロム、鉄、ニッケル等の酸化物、窒化物、酸窒化
物、炭化物、炭窒化物、ハロゲン化物等を例示すること
ができる。
粉砕後の粒子径は、原料として用いるバイヤー法による
水酸化アルミニウム等の粒子径にも依存するので必ずし
も限定されないが、好ましくは累積粒度分布の50%径
(D50)で10μm以下、より好ましくは5μm以下
であり、最も好ましくは、水酸化アルミニウム等の一次
粒子が残存しない程度にまで粉砕して用いれば、より高
純度の粉末状のα−アルミナを得ることができる。
粉砕の方法は特に限定されるものではなく、例えば、通
常工業的に用いられる、振動ミルやボールミルによる粉
砕方法が挙げられる。また、これらの粉砕に際しては、
乾式粉砕または湿式粉砕またはこれらの組み合わせのい
ずれの方法も用いることができる。
ム等の粉砕に用いられる粉砕容器やボールとしては、ア
ルミナ製やジルコニア製や樹脂製等のものが使用できる
が、粉砕によってバイヤー法による水酸化アルミニウム
等の原料に、ナトリウムや鉄やカルシウム等の汚染が極
力生じないように粉砕することが好ましい。
砕容器はアルミナ製や樹脂製等で、粉砕用ボールとし
て、例えば、アルミナ製、ジルコニア製あるいは樹脂製
等のものを用いた方法等を挙げることができ、このよう
な粉砕方法は、最も高純度なα−アルミナを得たい場合
に有効な方法である。
から焼成をすることもできる。例えば、粉砕後の水酸化
アルミニウム中に未粉砕の一次粒子が残存していたり、
粒度分布が広い等の場合には、分級することにより、大
きな粒子を除いてから、または、所定の粒子径に調整し
てから焼成する方法も用いることができ、このような方
法は高純度のα−アルミナを得るためには好ましい方法
である。
く、例えば、工業的に使用される湿式或いは乾式分級法
を用いることができる。
酸化アルミニウム等を、雰囲気ガスの全体積に対して塩
化水素ガスを1体積%以上、好ましくは5体積%以上、
より好ましくは10体積%以上含有する雰囲気ガス中に
て焼成する。塩化水素ガスの濃度の上限は特に限定され
ないが、工業的生産性の面から、好ましくは70体積%
以下、より好ましくは50体積%以下、さらに好ましく
は40体積%以下である。塩化水素ガスの希釈ガスとし
ては、アルゴン等の不活性ガス、窒素、水素あるいは空
気またはこれらの混合ガスを用いることができる。
酸化アルミニウム等を、雰囲気ガスの全体積に対して塩
素ガスを1体積%以上、好ましくは5体積%以上、より
好ましくは10体積%以上と、水蒸気を0.1体積%以
上、好ましくは1体積%以上、より好ましくは5体積%
以上とを含有する雰囲気ガス中にて焼成することもでき
る。塩素ガスの濃度の上限は特に限定されないが、工業
的生産性の面から、塩素ガスは、好ましくは70体積%
以下、より好ましくは50体積%以下、さらに好ましく
は40体積%以下である。塩素ガス及び水蒸気の希釈ガ
スとしては、アルゴン等の不活性ガス、窒素、水素ある
いは空気またはこれらの混合ガスを用いることができ
る。
されず、工業的に用いられる範囲において任意に選ぶこ
とができる。このような雰囲気ガス中での焼成により、
比較的に低い焼成温度で、目的とする本発明の粉末状の
α−アルミナを得ることができる。
は800〜1200℃である。この温度範囲に制御して
焼成することにより、工業的に有利な速度でα−アルミ
ナが生成し、また、生成するα−アルミナ粒子同士の凝
集が起こりにくく、焼成直後でも粒度分布の狭いα−ア
ルミナ粒子からなる本発明の粉末状のα−アルミナを得
ることができる。本発明の特徴の一つとして、従来の方
法に比べて低い焼成温度で高純度のα−アルミナを得る
ことができることが挙げられる。
成の温度にも依存するので必ずしも限定されないが、好
ましくは1分以上、より好ましくは10分以上である。
バイヤー法による水酸化アルミニウム等からα−アルミ
ナの粒子が結晶成長するまで焼成すれば十分である。本
発明の製造方法によれば、従来の方法の焼成時間に比べ
て短い時間で目的とする粉末状のα−アルミナを得るこ
とができる。
定されない。原料であるバイヤー法による水酸化アルミ
ニウム等が存在する反応系に上記の雰囲気ガスを導入す
ることができればよい。
焼成炉を用いることができる。焼成炉は塩化水素ガスに
腐食されない材質で構成されていることが望ましい。さ
らには雰囲気を調整できる構造を備えていることが望ま
しい。また、塩化水素ガスあるいは塩素ガスという腐食
性ガスを用いるので、焼成炉には気密性があることが望
ましい。
しく、例えば、トンネル炉、ロータリーキルン等を用い
ることができる。腐食性ガス雰囲気中でα−アルミナの
粒子成長が進行するので、焼成工程で用いられる装置、
例えば、坩堝やボートは、アルミナ製、石英製、耐酸レ
ンガ製あるいはグラファイト製であることが好ましい。
α−アルミナは、塩化水素ガス、あるいは塩素ガスおよ
び水蒸気を含有する雰囲気ガス中にて焼成することによ
り、バイヤー法による水酸化アルミニウムに含まれるナ
トリウム分や鉄分は、ナトリウム含有量が40ppm以
下、鉄含有量が20ppm以下、好ましくはナトリウム
含有量が10ppm以下、鉄含有量が10ppm以下に
まで低減させることができる。
れた粉末状のα−アルミナは、上記雰囲気ガス中にて焼
成しただけは、若干のナトリウムが残存したり、用いる
バイヤー法による水酸化アルミニウム等のカルシウム含
有量によっては、不純物としてのカルシウムを多量に含
む場合がある。カルシウム含有量が多いα−アルミナ粉
末を焼結して焼結体を作製する場合は、カルシウムが主
たる原因で異常粒成長を起こし焼結体強度等の焼結体特
性を低下させ易く、このような用途に用いるためにはカ
ルシウム含有量が少ないα−アルミナ粉末が必要とな
る。
末状のα−アルミナを洗浄することにより、カルシウム
含有量が低減された粉末状のα−アルミナを得ることが
できる。このような方法は、カルシウム含有量が40p
pm以下の、より高純度の粉末状のα−アルミナを目的
とする場合に特に好ましい。
ム含有量を40ppm以下、好ましくは10ppm以下
にまで低減させることができる。
のではないが、焼成後のα−アルミナに含まれるナトリ
ウムやカルシウム分を溶解する溶媒、例えば水による洗
浄が好ましい。具体的には、室温〜100℃の温度の水
中に焼成して得られたα−アルミナ粉末を投入し撹拌等
を行うことにより、水によるナトリウムやカルシウム分
の浸出を行った後に、濾過、さらに水洗を行う方法等を
採用することができる。また、水洗の程度としては、水
洗後の排水に、例えば硝酸銀水溶液を滴下して、該排水
の白濁の有無を調べ、該排水中に塩素イオンの存在を認
めなくなる程度にまで洗浄することが好ましい。
バイヤー法による水酸化アルミニウムを原料に用いて、
アルミナ純度が99.8重量%以上、通常は99.9重
量%以上の高純度の粉末状のアルミナを容易に得ること
ができる
粉末状のα−アルミナは若干の凝集粒子を含む場合があ
るが、この凝集は軽度なものであり、簡単な解砕を行う
ことによって容易に、凝集粒子が殆どない粒度分布の狭
い本発明の粉末状のα−アルミナを製造することができ
る。ここでいう粒度分布の狭い粉末状のα−アルミナと
は、累積粒度分布の微粒子側から、累積10%径、累積
90%径をそれぞれD10、D90としたとき、D90
/D10の値が小さく、その値が好ましくは15以下、
より好ましくは10以下、最も好ましくは5以下の粒度
分布を有するものである。
粉末状のα−アルミナを原料に用いて、焼結密度が3.
8g/cm3 以上の高密度の焼結体を製造することがで
きる。焼結体の製造方法は特に限定されるものではな
く、例えば、必要に応じて水等の溶媒で洗浄して、乾式
解砕または湿式解砕等により簡単な解砕を行なって粒度
分布のより狭い粉末状のα−アルミナとして、加圧成形
やスリップキャスト成形等の成形法によって成形体を作
製して、ついで、大気中、1400〜1700℃にて焼
結する等の方法が挙げられる。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
うにして行った。 1.バイヤー法による水酸化アルミニウムおよびα−ア
ルミナ粉末の累積粒度分布とα−アルミナ粒子の平均粒
子径の測定 (1)レーザー散乱法を測定原理とするマスターサイザ
ー(マルバーン社製)を用いて測定した。
顕微鏡、日本電子株式会社製;T−220)写真を撮影
し、その写真から50〜100個の粒子を選び出して、
画像解析を行い、円相当径の平均値を求めた。円相当径
とは、面積が等しい真円の直径に換算した値をいう。
マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、ジ
ルコニウム、イットリウムの混入量を測定し、不純物含
有量を酸化物換算して求め、これらの合計量(重量%)
を100重量%から差し引いてアルミナ純度とした。
水酸化アルミニウム原料は次に示すとおりである。 1.水酸化アルミニウムA 一次粒子径が約5〜20μm、累積粒度分布の累積50
%径(D50)が17μmで、ナトリウムを830pp
m、カルシウムを190ppm、鉄を62ppm含む水
酸化アルミニウム。
%径(D50)が38μmで、ナトリウムを1000p
pm、カルシウムを90ppm、鉄を26ppm含む水
酸化アルミニウム。
径(D50)が11μmで、ナトリウムを670pp
m、カルシウムを58ppm、鉄を39ppm含む水酸
化アルミニウム。
砕方法は次に示すとおりである。 1.粉砕方法A 130℃で乾燥させた水酸化アルミニウム50gとアル
ミナボール(ニッカト−社製、HDアルミナボール、直
径15mm)1800gをアルミナ製2リットルポット
(ニッカトー社製、HDポットミル、B型)に入れ、振
動ミル(安川電気製作所製、Vibro−Pot)で、
2時間、振幅±4mmにて粉砕した。
コニアボール(ニッカトー社製、YTZボール、直径1
5mm)3000gをアルミナ製2リットルポット(同
上)に入れ、振動ミル(同上)で、振幅±4mmにて、
30分間粉砕した。次いで粉砕された水酸化アルミニウ
ム25g、蒸留水150g、ジルコニアボール1200
gを、ポリエチレン製1リットルポットに入れ、回転数
60rpmにて12時間ボールミルによる粉砕した後、
130℃にて乾燥した。
ミナボール1800gをアルミナ製2リットルポット
(同上)に入れ、回転数60rpmにて6時間ボールミ
ルによる粉砕した。粉砕物には未粉砕の水酸化アルニウ
ム粒子が残存していたため、これを除去するために湿式
分級を行い、水酸化アルミニウムの粒径を10μm以下
に調整した。
(住友化学社製、AKP−50、一次粒子径約0.2μ
m)0.14gとジルコニアボール1000gをポリエ
チレン製1リットルポットに入れ、回転数60rpmに
て6時間ボールミルによる粉砕した後、130℃にて乾
燥した。
ベ塩化水素ガス(純度99.9%)を用いた。焼成手順
は以下のとおりである。原料の水酸化アルミニウムAお
よびBはアルミナ製のボートに、水酸化アルミニウムC
は白金製容器に充填して白金製の蓋をした。充填量は3
〜35g,充填深さは10〜15mm程度とした。焼成
は石英製炉芯管(直径58mm、長さ1200mm)を
用いた管状炉(株式会社モトヤマ製、MS電気炉)で行
った。昇温速度は900℃までは10℃/分、1100
℃までは5℃/分とした。
ス流量の調整により行った。雰囲気ガスである塩化水素
ガスの希釈ガスとしては、窒素ガスを使用し、雰囲気ガ
ス流量線流速を10cm/分に調整し、室温からガスを
流した。
の時間保持した。これをそれぞれ保持温度(焼成温度)
および保持時間(焼成時間)と称する。所定の保持時間
の経過後、窒素ガスのみを流して冷却し、目的とする粉
末状のα−アルミナを、最初に原料としての水酸化アル
ミニウムを充填したアルミナボートあるいは白金製容器
中に得た。
酸化アルミニウムの空気中、1300℃での焼成は、原
料の水酸化アルミニウム約10gをアルミナ製の坩堝に
充填して焼成を行った。
ナの洗浄方法は次に示すとおりである。 1.洗浄方法A α−アルミナ粉末約20gを80gの蒸留水に投入し、
室温にて30分間撹拌の後、濾過して、更に蒸留水によ
る洗浄を2回行った後、130℃にて乾燥した。
入し、80℃にて30分間撹拌の後、濾過して、更に8
0℃の蒸留水による洗浄を、洗浄後の排水中に硝酸銀水
溶液を添加して、該排水中に塩素イオンの反応を認めな
くなるまで行った後、130℃にて乾燥した。
ては、解砕を行った後、累積粒度分布を測定した後、ス
リップキャスト成形を行い、1600℃にて2時間焼結
し、焼結体密度をアルキメデス法にて測定後、焼結体表
面を鏡面研磨してSEM観察にて焼結体の粒径を測定し
た。
すとおりである。 1.解砕方法A 焼成後のα−アルミナ粉末約20gと、直径15mmジ
ルコニアボール1000gをポリエチレン製1リットル
ポットに入れ、回転数80rpmにて6時間乾式ボール
ミル解砕した。
して回転数80rpmにて6時間湿式ボールミル解砕を
行ったのち、α−アルミナを含むスラリーを濾過し、蒸
留水による洗浄を2回行った後、130℃で乾燥した。
径5mmジルコニアボール1000gをポリエチレン製
500ミリリットルポットに入れ、回転数80rpmに
て6時間乾式ボールミル解砕した。
ルミナ粉末15gに対して、蒸留水10.5gと分散剤
(SNディスパーザント5468、サンノプコ社製)
0.18gを混合して超音波分散30分処理の後、石膏
型に鋳込む方法により行った。
後、塩化水素ガス雰囲気ガス中にて焼成した。原料の種
類、粉砕条件、粒径、焼成条件等および得られた粉末状
のα−アルミナの評価結果を表1および表2に記した。
た。原料の種類、粉砕条件、粒径、焼成条件等および得
られた粉末状のα−アルミナの評価結果を表1および表
2に記した。
た。原料の種類、粉砕条件、粒径、焼成条件等および得
られた粉末状のα−アルミナの評価結果を表1および表
2に記した。
水素ガス雰囲気ガス中にて焼成して得た粉末状のα−ア
ルミナをさらに洗浄した。原料の種類、粉砕条件、粒
径、焼成条件等および得られた粉末状のα−アルミナの
評価結果を表1および表2に記した。
リップキャスト成形して1600℃で焼結した。焼成後
のα−アルミナの平均粒子径は0.7μm、D90/D
10の値が10.2で、若干の凝集粒子を含むものであ
ったが、この凝集は軽度なもので、乾式解砕によって容
易にD90/D10の値が4.0と粒度分布の狭いもの
となった。
00℃の焼結にて、3.92g/cm3 にまで緻密化し
たが、カルシウム含有量が280ppmと多く、焼結体
には異常粒成長が認められた。解砕後のα−アルミナ粉
末および焼結体の評価結果を表3に記した。
浄して得たα−アルミナ粉末をスリップキャスト成形し
て、1600℃で焼結した。焼成後のα−アルミナは平
均粒子径が0.7μm、D90/D10の値が10.2
で、若干の凝集粒子を含むものであったが、この凝集は
軽度なもので、乾式解砕によって容易にD90/D10
の値が4.3と粒度分布の狭いものとなった。
ナ粉末は、1600℃の焼結にて、3.85g/cm3
にまで緻密化し、カルシウム含有量が23ppmと少な
く、焼結体には異常粒成長は認められなかった。解砕後
のα−アルミナ粉末および焼結体の評価結果を表3に記
した。
プキャスト成形して1600℃で焼結した結果を示す。
焼成後のα−アルミナは平均粒子径が0.6μm、D9
0/D10の値が8.1で、若干の凝集粒子を含むもの
であったが、この凝集は軽度なもので、乾式解砕によっ
て容易にD90/D10の値が3.6と粒度分布の狭い
ものとなった。
0℃の焼結にて3.98g/cm3にまで緻密化し、カ
ルシウム含有量が9ppmと少なく、焼結体には異常粒
成長は認められなかった。解砕後のα−アルミナ粉末お
よび焼結体の評価結果を表3に記した。
来の方法により空気中にて焼成した。原料の種類、粒子
径、焼成条件および得られたアルミナの評価結果を表1
および表2に記した。得られた粉末状のアルミナは、1
100℃の焼成ではα相以外にκ相、δ相等が含まれ、
α相単相の粉末は得られなかった(比較例1)。130
0℃の焼成によって得られた粉末状のα−アルミナ粉末
は、約0.2μm程度のα−アルミナ粒子同士が、強固
に固着したものであり、かつ空気中での焼成では不純物
の低減効果は認められなかった(比較例2および3)。
ず、塩化水素ガス雰囲気ガス中にて焼成しただけで、洗
浄も行わなかった。得られた粉末状のα−アルミナの平
均粒子径は2.2μmと大きく、ナトリウム含有量も6
0ppmまでしか低減されなかった。原料の種類、粉砕
条件、粒径、焼成条件等および得られた粉末状のα−ア
ルミナの評価結果を表1および表2に記した。
方法で得たα−アルミナ粉末を、湿式解砕した後に洗浄
し、スリップキャスト成形して1600℃で焼結した結
果を示す。焼成後のα−アルミナの平均粒子径が2.2
μmと大きく、湿式解砕後のD90/D10の値は7.
9と、粒度分布の若干広いものとなった。また、ナトリ
ウムおよびカルシウム含有量は40ppm以上であっ
た。
は、1600℃の焼結にて3.24g/cm3 にまでし
か緻密化しなかった。解砕後のα−アルミナ粉末および
焼結体の評価結果を表3に記した。
は、点火栓やIC基板などの電気絶縁材料として使用さ
れる場合に、該電気絶縁材料の電気絶縁性を向上させる
ことが期待できる。また、本発明の粒度分布の狭い微粒
子からなる粉末状のα−アルミナは、研磨剤および焼結
用原料用途に適している。
ば、ナトリウム、鉄およびカルシウム含有量が多い、安
価なバイヤー法によって得られる水酸化アルミニウムま
たは該バイヤー法によって得られる水酸化アルミニウム
を仮焼して得られる遷移アルミナを原料として用いて、
従来の低ソーダアルミナ以上の一定水準以上のアルミナ
純度を有し、ナトリウム、鉄およびカルシウム含有量の
少ないα−アルミナ粒子からなる粉末状のα−アルミナ
を、容易にかつ安価に得ることができる。
ナは、数平均粒径が0.1〜2μmの微細なα−アルミ
ナ粒子からなり、アルミナ純度が99.8重量%以上
で、かつナトリウム含有量が40ppm以下、鉄含有量
が20ppm以下(NaO2 、Fe2 O3 に換算して
0.01重量%以下)、好ましくはカルシウム含有量が
40ppm以下(CaOに換算して0.01重量%以
下)、さらに好ましくはこれらの含有量がそれぞれ10
ppm以下であり、極めて高純度であるという優れた特
性を有している。
α−アルミナ粒子同士の凝集が弱いため、ボールミルや
ジェットミルなどによって容易に解砕することができ、
解砕して得られるα−アルミナは粒度分布が狭く、上記
した用途などに工業的に有用なものである。ここでいう
粒度分布の狭い粉末状のα−アルミナとは、累積粒度分
布の微粒子側から、累積10%径、累積90%径をそれ
ぞれD10、D90としたとき、D90/D10の値が
小さく、その値が好ましくは15以下、より好ましくは
10以下、最も好ましくは5以下の粒度分布を有するも
のである。
Claims (11)
- 【請求項1】バイヤー法による水酸化アルミニウムまた
は該バイヤー法による水酸化アルミニウムを仮焼して得
られる遷移アルミナを粉砕し、次いで塩化水素ガスを1
体積%以上、あるいは塩素ガスを1体積%以上および水
蒸気を0.1体積%以上含有する雰囲気ガス中にて60
0〜1400℃の温度で焼成することを特徴とするα−
アルミナの製造方法。 - 【請求項2】焼成した後に、洗浄する請求項1記載のα
−アルミナの製造方法。 - 【請求項3】バイヤー法による水酸化アルミニウムまた
は該バイヤー法による水酸化アルミニウムを仮焼して得
られる遷移アルミナを、累積粒度分布の50%径が10
μm以下に粉砕する請求項1記載のα−アルミナの製造
方法。 - 【請求項4】バイヤー法による水酸化アルミニウムまた
は該バイヤー法による水酸化アルミニウムを仮焼して得
られる遷移アルミナを、累積粒度分布の50%径が5μ
m以下に粉砕する請求項1記載のα−アルミナの製造方
法。 - 【請求項5】800〜1200℃の温度で焼成する請求
項1記載のα−アルミナの製造方法。 - 【請求項6】焼成した後に、水で洗浄することを特徴と
する請求項2記載のα−アルミナの製造方法。 - 【請求項7】バイヤー法による水酸化アルミニウムまた
は該バイヤー法による水酸化アルミニウムを仮焼して得
られる遷移アルミナを粉砕し、ついで塩化水素ガスを1
体積%以上、あるいは塩素ガスを1体積%以上および水
蒸気を0.1体積%以上含有する雰囲気ガス中にて、6
00〜1400℃の温度で焼成することにより得られ、
アルミナ純度が99.8重量%以上、ナトリウム含有量
が40ppm以下、鉄含有量が20ppm以下であるこ
とを特徴とする粉末状のα−アルミナ。 - 【請求項8】カルシウム含有量が40ppm以下である
請求項7記載の粉末状のα−アルミナ。 - 【請求項9】カルシウム含有量が10ppm以下である
請求項7記載の粉末状のα−アルミナ。 - 【請求項10】ナトリウム含有量が10ppm以下であ
る請求項7記載の粉末状のα−アルミナ。 - 【請求項11】鉄含有量が10ppm以下である請求項
7記載の粉末状のα−アルミナ。
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