JPH08287622A - データ復号装置及び方法と記録媒体 - Google Patents

データ復号装置及び方法と記録媒体

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JPH08287622A
JPH08287622A JP7086878A JP8687895A JPH08287622A JP H08287622 A JPH08287622 A JP H08287622A JP 7086878 A JP7086878 A JP 7086878A JP 8687895 A JP8687895 A JP 8687895A JP H08287622 A JPH08287622 A JP H08287622A
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JP
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code
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bit
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bits
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JP7086878A
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Yoshiyuki Ishizawa
良之 石沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to DE69600426T priority patent/DE69600426T2/de
Priority to EP96105753A priority patent/EP0739099B1/en
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
    • H03M5/145Conversion to or from block codes or representations thereof

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ROM等の素子を使用しなくても十分小規模な
回路でコード逆変換を実現することができ、IC化に有
効とする。 【構成】所定の規則に則して8ビットから15ビットへ
変換されたコードデータ群を、元の8ビットのコードデ
ータ群へ変換する場合、排他論理処理回路11、ビット
シフト処理回路12、6/4デコーダ、11/8デコー
ダ14では、15(m)をビットコードを複数の領域に
分割(最大はm分割)し、各々の領域で“1”(正論理
の場合)が発生するビット位置に応じて所定の数値コー
ドに変換し、この数値変換手段によって得られた各々の
数値コードを加算器15において加算し復号データを得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタルデータを特
定の変調方式を用いて記録した光ディスク等の記録媒体
から信号を取り出し、変調データを元のデジタルデータ
へ変換するデータ復号装置及び方法とこれらデータを記
録している記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル圧縮技術の進歩に伴い、
デジタル化された映像・音声データを光ディスク等の蓄
積メディアへ記録することが可能となってきた。特にD
VD(デジタルビデオディスク)と呼ばれる次世代のビ
デオディスクは、既存の映像機器には無い鮮明な映像が
小径のディスクに納められるものとして注目されてい
る。しかしこのDVDに要求されるのは高能率圧縮技術
だけではない。2時間以上もの長時間に及ぶ映像音声を
記録する必要性から、ディスク自体の高密度化は絶対不
可欠な要素となっている。
【0003】ディスクの記録密度は、レーザ波長、レン
ズのNA等の光学特性上の限界も考えると、単にピット
長を短くしてトラックピッチを狭め物理的な面密度だけ
を上げるという訳にはいかない。現行の光学系で少しで
も密度を上げるためには変調方式等の信号処理側での改
善も重要な課題となっている。
【0004】[発明の前提となる技術]上記したような
要求に応じて、(2,7)PLL変調、EFMといった
従来の変調方式よりさらに高密度化が可能な変調方式が
提案されている。
【0005】これは、例えば8ビットのデジタルコード
を特定の規則に則して15ビットのコードに変換する8
/15変調であり、変調コード列においてビット“1”
とビット“1”の間に少なくともビット“0”が2個以
上存在することになるため、NRZI後のデータにおけ
る最小反転間隔Tmin は(3×(8/15))T=1.
6T(Tは変調前のデータ周期)、検出窓幅Twは(8
/15)T=約0.53Tとなり、記録密度の向上が見
込まれる。
【0006】以下、上述した8/15変調の変換規則の
一例について説明する。8ビットのソースコードを15
ビットの変調コードに変換するためのテーブルとしては
A〜Fの6種類が用意されている。以下それぞれのテー
ブルについて説明する。
【0007】[テーブルA]は、15ビットコードが
「……00」の189種類から以下の14種類を除いた
175種類(右端2ビットが00となる)。テーブルA
は、10進で表現した場合0〜174の8ビットソース
コードを変換する。
【0008】 00000 00000 00000 10000 00000 00000 01000 00000 00000 00100 00000 00000 00000 10000 00000 00000 00100 00000 00000 00010 00000 00000 00010 01000 00000 00010 00100 00000 00001 00000 00000 00001 00100 00000 00000 10000 00000 00000 01000 00000 00000 00100 テーブルAの全コードは、図9〜図13に示されてい
る。
【0009】テーブルAの出力コードは、自コード内最
大ランは「10000 0000000100」の11
である。また右端ランは最小2、最大11、左端ランは
最小0、最大7である。また先頭が1のコードは59種
類である。
【0010】[テーブルB]は、15ビットコードが
「……0010」の88種類から以下の7種類を除いた
81種類(右端2ビットが10となる)。テーブルB
は、175〜255の8ビットソースコードを変換す
る。
【0011】 00000 00000 00010 10000 00000 00010 00000 00100 00010 00000 00100 10010 00000 00010 00010 00000 00001 00010 00000 00000 00010 テーブルBの全コードは、図14、図15に示されてい
る。
【0012】テーブルBの出力コードは、自コード内最
大ランは「01000 0000000010」の11
である。また右端ランは1、左端ランは最小0、最大6
である。また先頭が1のコードは27種類である。
【0013】[テーブルC、D、E]のために、まず1
5ビットコードが「……001」の129種類から以下
の14種類を除いた115種類が用意される。 00000 00000 00001 00000 00001 00001 00000 00010 00001 00000 00100 00001 10000 00000 00001 00000 00000 01001 00000 00010 01001 00000 00100 01001 00000 10010 01001 00100 10000 01001 01001 00000 01001 10010 00000 01001 00000 00000 10001 00000 00100 10001 この115種類の15ビットコードは、自コード内最大
ランは「01000 00000 00001」の12
である。また右端ランは0、左端ランは最小0、最大6
である。
【0014】この中のコードを用いてテーブルC、D、
Eが次のように設定されている。[テーブルC]は、上
記115種類の中で右端が「……0001」の81種類
で、かつテーブルBと左端ランは一致する。テーブルC
は、175〜255のソースコードを変換するもので、
その変換出力は右端4ビットがすべて0001となる。
このテーブルCの全コードは、図16、図17に示され
ている。
【0015】[テーブルD]は、上記115種類の中で
右端が「……001001」の34種類で、かつテーブ
ルAと左端ランは一致する。テーブルDは、テーブルA
で変換した場合に右端6ビットが全て“0”となる0〜
33のソースコードを変換するもので、その変換出力は
右端4ビットがすべて1001となる。このテーブルD
の全コードは、図18に示されている。
【0016】[テーブルE]は、上記115種類の中で
左端ランが2以上のものから任意に選んだ図19に示す
コードである。テーブルEは、後で述べるテーブルF
(図20〜図22)の変換対象となる86種類のソース
コードのうちテーブルFで変換した場合に、右端6ビッ
ト全てが“0”となるソースコードを選別したものであ
る。この選別したソースコードを変換するテーブルEの
変換出力は、全て右端3ビットが“001”左端2ビッ
トが“00”となる17種類のコードである。
【0017】[テーブルF]は、15ビットコードが
「00……00」の88種類から以下の2種類を除いた
86種類(図20、図21、図22)。 00000 00000 00000 00100 00000 00000 そして自コード内最大ランは「00100 00000
00100」の9である。また右端ランは最小2、最
大11、左端ランは最小2、最大12である。このテー
ブルFは、0〜255のソースコードをテーブルA、又
はBで変換した場合に左端1ビットが“1”となるソー
スコードを選別したものである。この選別したソースコ
ードを変換するテーブルFの変換出力は、全て右端2ビ
ットが“00”、左端2ビットが“00”となる86種
類である。
【0018】以上述べたテーブルA〜テーブルFの15
ビットコードの種類とその内容の特徴部をまとめると下
記の如くなる。 テーブルAは、175種類で、(コード末尾 …00) テーブルBは、 81種類で、(コード末尾 …0010) テーブルCは、 81種類で、(コード末尾 …0001) テーブルDは、 34種類で、(コード末尾 …001001) テーブルEは、 17種類で、(コード先頭 00…、 末尾…001) テーブルFは、 86種類で、(コード先頭 00…、 末尾… 00) であり、コードの種類としては合計474である。また
上記テーブルの相互の関係をまとめて述べると以下のよ
うになる。テーブルBの全てのコードは他のテーブル中
には存在しない。テーブルCとテーブルDの全ては互い
に重複しない。テーブルCの左端ランはテーブルBの左
端ランと一致する。テーブルDの左端ランはテーブルA
の左端ランと一致する。テーブルFのコードの殆どはテ
ーブルAの中に存在する。テーブルEの全てのコードは
テーブルC及びテーブルDの中に存在する。
【0019】上記したテーブルの説明では、ソースコー
ドに対応する変換コードの内容のみを示したが、つぎ
に、ソースコードを各テーブルにどのように割り当てた
か、その設計方法について説明する。 (1)ソースコード0〜174(175種類) テーブルAに割り付ける。テーブルAで右端ランが6以
上になる34種類のソースコードについては、次のコー
ドとの接続時にランが13以上になる場合に備え、テー
ブルDにも割り付けられる。また、テーブルAで先頭ビ
ットが1になる59種類のソースコードについては、テ
ーブルFの86種類中の59種類にも割り付ける。テー
ブルFで、右端ランが6以上になる17種類のソースコ
ードについては、次コードとの接続時にランが13以上
になる場合に備えテーブルEにも割り付ける。 (2)ソースコード175〜255(81種類) テーブルBとテーブルCの両方に割り付ける。テーブル
Bでは先頭ビットが1になる27種類のソースコードに
いては、テーブルFの86種類中の27種類にも割り付
ける。
【0020】次に、上記の設計条件に基づいてテーブル
が作成された場合、入力したソースコードの変換条件
(テーブル使用条件)は以下のようなアルゴリズムとな
る。 (1)ソースコード0〜174に対して 次のソースコードによって、現ソースコードの変換テー
ブルが決まる場合を含め、完全な1バイト変換が行われ
る。
【0021】即ち、テーブルDに割り付けられている3
4種類を除く141種類のソースコードが入力したとき
は、次のソースコードにかかわらずテーブルAにより変
換する。テーブルDにも割り付けられている34種類の
ソースコードが入力したときは、これをテーブルAで変
換した15ビットコードと、続く2バイト目をテーブル
AまたはBで変換した15ビットコードと、の接続結果
がラン13以上となる場合は、テーブルAに代えてテー
ブルDで変換するようにし、そうでなければ、テーブル
Aにより変換するようにしている。
【0022】即ち、言い方をかえれば、基本的には0〜
174のソースコードは、テーブルAで変換するが、次
に続くソースコードがテーブルA或いはテーブルBで変
換された場合の接続結果に“0”が13以上続くように
なるようなソースコードが入力したとき(0〜33の3
4種類のソースコードで起こり得る)は、テーブルDで
変換するようにしている。 (2)ソースコード175〜255に対して 次のソースコードがテーブルA又はテーブルBで変換さ
れると先頭ビットが0になるような170種類のいずれ
かである場合には、現ソースコードは、テーブルBによ
る完全な1バイト変換が行われる。
【0023】次に、2バイト目のソースコードがテーブ
ルA又はテーブルBで変換すると先頭ビットが1になる
86種類のいずれかである場合には、以下の手順により
完全な2バイト完結変換を行う。まず最初のソースコー
ド177〜255は、テーブルBではなく、テーブルC
で変換を行い確定する。そして86種類のいずれかであ
る2バイト目のソースコードは次のように変換する。テ
ーブルEにも割り付けられている17種類を除く69種
類の2バイト目のソースコードは、3バイト目のソース
コードにかかわらずテーブルFで変換して2バイト目を
完結する。しかし、テーブルEにも割り付けられている
17種類の2バイト目のソースコードは、これをテーブ
ルFで変換した15ビットコードと、続く3バイト目を
テーブルAまたはテーブルBで変換した15ビットコー
ドとの接続結果がラン13以上となる場合には、テーブ
ルFに代えてテーブルEで変換し、そうでなければテー
ブルFで変換して2バイト目を完結する。
【0024】即ち、177〜255のソースコードは、
基本的には、テーブルBで変換するが、次に続くソース
コードがテーブルA或いはテーブルBで変換された場合
に、左端ビットに“1”がくる86種類のソースコード
のときはテーブルCで変換する。そしてこのときは次の
2番目のソースコードはテーブルE或いはテーブルFで
変換するようにしている。即ち、テーブルCを用いた変
換が行われると次は必ずテーブルE又はFを用いた変換
が行われることになる。
【0025】テーブルFで変換するのか、テーブルEで
変換するのかは、更に続く3番目のソースコードの内容
により決定される。基本的にはテーブルFで変換が行わ
れるが、3番目のソースコードがテーブルA或いはテー
ブルBで変換された場合の接続結果に“0”が13以上
続くとき(テーブルFの中の17種類のソースコードで
起こり得る)は、テーブルEで変換する。
【0026】次に、上述のようにテーブルA〜Fを用い
てコード変調された15ビットコードをソースコードに
復号する場合のアルゴリズムについて説明する。復号は
単純な1バイト又は2バイトの完結変換として扱われ
る。
【0027】入力15ビットコードは、テーブルA、
B、C、Dのいずれかで復号される。互いに重複しない
コードとなっているために一義的に正しく復号される。
当然のことながら、現入力15ビットコードがテーブル
Cを用いて復号された場合は、次の入力15ビットコー
ドはテーブルE或いはテーブルFで復号されることにな
る。
【0028】上記したように、8ビットソースから15
ビットコードへの変調、15ビットコードから8ビット
ソースコードへの一挙の復元が可能である。即ち、mビ
ットのソースコードをnビットの変換コードに変換する
ときに、従来の如く一旦、nより小さなqビットの中間
のコードに変換してそれに(n−q)ビットを付加する
というような複雑な手法を用いることなく、直接n(>
m)ビットの変換コードに容易に変換でき、またその逆
変換も直接可能となる。
【0029】変調はソースコードを最大3バイト幅で監
視する必要があるものの、変調結果は2バイト幅で完結
することになる。また復調は単純であり、1変調コード
ごとに変換テーブルを参照して1バイトに復調すると同
時に次の変調コードの復調に用いる変換テーブルの判定
を行うことを繰り返すだけである。参照する8ビット1
5ビット間変換テーブルは、6種類、総数474(内訳
は基本的にはテーブル2種類、256、代替4種類、2
18)である。
【0030】変換動作において、15ビット+15ビッ
トの接続部のみのデータ内容が条件に応じて変更される
ものではなく、その全体が変更され、しかも次に続く1
5ビットの先頭部を変更することもしない完結型であ
り、全ての変換を簡単な場合分けに基づく別々のテーブ
ルに従って行っている。特にソースコードの連続状態に
より場合分けされた別々のテーブルを用意し、異なるソ
ースコード8ビットでも異なるテーブル間では同一の変
換コードである15ビットに変換することを認めること
により、数少ない変換コードを独特の工夫をしている。
【0031】次に、上記のようにコード変換されたデジ
タルデータを元のコードに逆変換する復号アルゴリズム
について簡単に説明する。最初に現れる15ビットの変
調コードは、テーブルA、B、C、Dのいずれかで変換
され、しかも互いに重複していないコードとなっている
ため、右端2〜4ビットによりA、B、C、Dの判別は
容易である。この判別結果を元にして各々の逆テーブル
で変換することにより復元が可能である。ここで入力デ
ータがテーブルCで変換されたものと判断された場合
は、次の変調コードは必ずテーブルF、Eで変換されて
いるので、次に続く変調コードはF、Eのいずれかの逆
テーブルで変換するようにする。
【0032】図23には、8/15変調コードを復元す
る復元装置の構成を示す。テーブルAからテーブルFま
でのテーブル逆変換回路1〜6が15ビットの入力デー
タラインに接続され、それぞれの追うはセレクタ7に送
られる。テーブル選択回路8は、入力データの右端4ビ
ットと一回前の復号選択結果(ラッチ回路9の出力)か
らどのテーブル逆変換回路1〜6を選択するかを決定す
る。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上記したような復号装
置自体の復元アルゴリズムや構成そのものは単純である
が、実際にIC化などで実現しようとする場合は、規模
的な面で問題がある。テーブルの内容が複雑なことから
ROMを使う方法や、コンピュータを駆使した論理合成
で変換回路を設計する手法もあるが、いずれもテーブル
の種類が大きい為に効率が悪く、数キロゲートと相当に
大きなゲート規模となってしまい、かなりのチップ面積
を占有することになる。
【0034】復号回路単独のICならともかく、他の信
号処理回路と合わせたIC化を考えると、チップサイズ
の増大と、ひいてはコストアップにつながり、せっかく
の高密度化もその効果は半減してしまう。
【0035】そこでこの発明は、上記したような変調方
式による復号処理回路と大差ない規模で、ディスク記録
の高密度化が期待される変調コードを容易に復元可能な
データ復号装置及び方法と記録媒体を提供することを目
的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】この発明は、mビットコ
ード中に発生する特定のビットパターンに応じて、任意
のビットを“1”或いは“0”に置換する排他論理手段
と、mビットコードの一部或いは全体のビット位置を右
方向或いは左方向へ所定の量だけシフトするビットシフ
ト手段と、mビットコードを複数の領域に分割(最大は
m分割)し、各々の領域で“1”(正論理の場合)が発
生するビット位置に応じて所定の数値コードに変換する
複数の数値変換手段と、前記数値変換手段によって得ら
れた各々の数値コードを加算あるいは減算する数値演算
手段を具備するものである。
【0037】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例である。入力部IN
に導入された15ビット(HD0〜HD14)の変調コ
ードは、排他論理処理回路11に供給され、ここで処理
された15ビットデータは、シフト処理回路12に入力
されて処理される。シフト処理回路12から導出された
データ(SD0〜SD13)は、6/4デコーダ13と
11/8デコーダ14に分配供給される。6/4デコー
ダ13と11/8デコーダ14のそれぞれの8ビット出
力は、8ビット加算器15に入力される。この8ビット
加算器15の出力は、ラッチ回路10に入力されラッチ
され、復号データとして出力部OUTに導出される。
【0038】入力部INの15ビットの変調コードは、
パターン制御回路16にも入力されている。このパター
ン制御回路16は、15ビットの変調コードが何のテー
ブルで変換されたかを判別するものであり、テーブル
A、Bで変換されたものである場合には、排他論理処理
回路11、シフトと処理回路12は何もせずそのままの
コードで出力するように制御する。ここでHD14のビ
ット信号が、シフト処理回路12からSD14として出
力されないのは、テーブルA、Bどちらも“0”である
無効ビットのためである。
【0039】次に、入力変調コード(HD0〜HD1
4)が、テーブルC、Dで変調されたものである場合に
は、排他的論理処理回路11を有効とし、テーブルE、
Fで変調されたものである場合には、HD2のビットの
内容に応じて排他的論理処理回路11またはシフト処理
回路12のどちらかを有効とする。これによりテーブル
C、D、E、Fで変調された変調コードは、基本テーブ
ルA、Bで変調された変調コードに置き換えられる。
【0040】テーブルE、Fで変調されたことを判定す
る場合には、一回前に復号した入力変調コードがテーブ
ルCで変調されたものであったかどうかをラッチするラ
ッチ回路9の出力により決定される。
【0041】図2には、上記排他的論理処理回路11の
具体的構成例を示している。この回路では、入力変調コ
ードの中の“1”が立っているビットを検出し、そのビ
ットから右方向3ビット目が“1”であったら“0”に
変換し、“0”であったら“1”に変換する。この変換
の最終的なものは基本的には、イクスクルーシブオア回
路17群により得られる。但し、“0”から“1”へ変
換する場合には、そのビットから右隣2ビットが“0”
となっているかをオア回路18群により検出し、“0”
のときに実行するようにし、変換した結果が変調規則を
逸脱していない場合だけに制限している。またこの変換
処理では左方向側の出力を優先させるためのアンド回路
19群が設けられており、1つのコード内では1ビット
しか対象としない。
【0042】例えば入力変調コードがFテーブルで変換
されたものと判定された次のコードの場合、変調前のソ
ースコードは、10進数で40ある訳であるが、 HD 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 左方向から眺めると、まず最初はHD4に“1”が立っ
ている。この場合は、HD7のビットを“1”に変換し
ようとするが、HD8、HD9の論理オア結果が“0”
ではないために変換できない。次は、HD8に“1”が
立っている。今度は、HD11のビットが対象となる
が、元が“1”であるからHD12、HD13の値にか
かわらず“0”へと変換する。変換結果は次のようにな
る。 HD 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 これはHD0のビットを強制的に“1”にすることで、
Aテーブルでのソースコード40と内容が一致する。こ
のように、所定の条件のもとで、排他的論理処理回路1
1においてビット処理が施され、結果的にはテーブル
A、テーブルBのソースコードに戻され、以後の復号処
理を用意にしている。
【0043】図3は、シフト処理回路12の具体的構成
例を示している。この回路は基本的には、単なる2入力
のセレクタ20群である。通常のビット位置から右隣2
ビット目のビット位置から右隣2ビット目のビット位置
の信号へ切り換える。SD0、SD11、SD13の経
路に設けられているゲート回路21、22は、ゲート信
号G0、G11、G13によってそれぞれのビットを強
制的に“1”あるいは“0”に変換する。
【0044】図4、図5には、例として8/15変調さ
れた変換テーブルFが排他論理処理回路11とシフトと
処理回路12によって、テーブルA、Bで変換されたの
と同様な内容の変換コードに変換される過程を示してい
る。
【0045】ソースコード1〜174の範囲のコードに
対しては、排他論理処理が行われ、ソースコード178
〜254の範囲のコードに対しては、シフト処理が行わ
れる。図4、図5の各コードにアンダーラインで示すよ
うに“1001”が“1000”へ、“1000”は
“1001”へと変換され、その後、*で示したビット
を強制的に“1”とすることによりテーブルA、Bで変
換したコードと同じ内容のコードにすることができる。
【0046】その他のC、D、Eにおいても同様であ
り、強制的に“1”或いは“0”に変換するビット位置
が若干異なるだけで基本的には同じである。次に、6/
4デコーダ13と11/8デコーダ14について説明す
る。
【0047】図6には6/4デコーダ13の論理変換テ
ーブル図、図7には、6/4デコーダ13の具体的回路
例を示している。入力ビット数は、14あるが、基本的
な考え方は6ビットを4ビットへ変換するものである。
変換の規則は入力するSD0〜SD13の中で“1”が
立っているビットの変換値(図6に示している10進変
換値1、2、3、4、6、9)を合計し、これを2進数
にしたものである。たとえば、“010001”の場
合、SD1とSD5に1が立っている訳で、変換値2と
変換値9を合計すると11となる。これを2進数に変換
すると“1011”を得る。これがデコード出力としえ
用いられる。この処理を実現する回路の例が、図7であ
り、オア回路、アンド回路、インバータ、ナンド回路等
により構成されている。この回路は一例であり、上記し
た理論に基づき各種の実施例が可能である。
【0048】図8には、11/8デコーダ14の論理理
変換テーブル図を示している。このデコーダにおいて
も、6/4デコーダ13と考え方は同じであり、入力S
Dの中で“1”が立っているビットの変換値を合計す
る。但し、最も右端に立っている“1”の変換値とそれ
以外のビットは変換値が異なる。たとえば“10010
010”の場合、SD6とSD9、さらにSD12に1
が立っている。この場合は、変換値13と変換値39
(SD13が“0”であるから)と変換値117を合計
して169となる。これを2進数に変換すると、“10
101001”(10進で169)としてデコード出力
が得られる。
【0049】このようにして得られたデコード出力LB
T(LBT4〜LBT7は“0000”固定)と、HB
Tとは8ビット加算器15に入力されて加算される。こ
れにより、元のソースコードが復元される。
【0050】この発明は、上述した8/15変調コード
の復号のみに適応するだけでなく、各種の応用が可能で
ある。変調コードを分割して数値変化し、それぞれを加
算する方法は各種のテーブルに応用可能である。例え
ば、テーブルAのように始まりのソースコード0が
“000100000000000”であるとか、変換
ビット幅が15ビットであるといった必然性はなく、例
えば次に示すような始まりのソースコード0が“100
00100000000”の14ビットの変換テーブル
でもよい。
【0051】 HD ソースコード 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 5 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 6 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 7 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 8 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 9 1 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 10 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 11 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 : : 19 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 20 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 : : この場合であれば、HD0〜HD5おHD6〜HD13
を分割し、HD0のビット位置の変換値を1、HD1の
ビット位置の変換値を2、HD2のビット位置の変換値
を3、HD3のビット位置の変換値を4、といった形で
定めた6/8数値変換デコーダと、HD6のビット位置
の変換値を4、HD7のビット位置の変換値を10、と
いった形で定めた8/8数値変換デコーダとを用い、そ
れらを加算演算することにより実現できる。
【0052】要するに上記したように出力変換コードが
10進数で表現したソースコードの増加に合わせ、
「“1”と“1”の間に“0”が必ず決められた個数以
上存在するという条件を満たしながら左あるいは右方向
から“1”を立てて押し込んでいく」という規則にそっ
て“1”の立つ位置が変化しているというコード群であ
れば、この発明は適用が可能である。勿論テーブルの途
中で多少の抜けがあっても問題はない。たとえば : n-1 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 n 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 n+1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 n+2 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 : というテーブルが、 : n-1 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 n 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 n+1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 n+2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 : のように作成されていてもよい。
【0053】従って、“1”と“1”との間に存在する
“0”の最低個数が3個、或いは4個以上といったもの
でも応用可能で、デコーダで用いる10進数への変換値
を度のように設定するかだけであり、基本的には考え方
は同じである。
【0054】また上記の実施例では、変調コードを2つ
の領域に分割したが、3分割或いは4分割としても良
い。この場合、それぞれの数値変換テーブルが簡単には
なるが、逆に加算演算側のハードウエアが増えることに
なる。結局は全体のバランスを考えた分割数にする方が
好ましい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ROM等の素子を使用しなくても十分小規模な回路でコ
ード逆変換(復号)を実現することができ、IC化には
極めて有効である。これによりIC自体のチップサイズ
は抑えられ、コストアップを伴わずに光ディスクの高密
度化の実現が可能になるという効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による復号装置を示す図。
【図2】図1の排他的論理処理回路を具体的に示す図。
【図3】図1のシフト処理回路を具体的に示す図。
【図4】8/15変調された変換テーブルFにより変換
されたコードが排他論理処理回路によりテーブルA、B
で変換されたコードと同じ内容に変換される経過を説明
するために示した説明図。
【図5】図4の続きと、8/15変調された変換テーブ
ルFにより変換されたコードが排他論理処理回路及びシ
フト処理回路によりテーブルA、Bで変換されたコード
と同じ内容に変換される経過を説明するために示した説
明図。
【図6】6/4デコーダの論理変換テーブルを示す図。
【図7】6/4デコーダの具体的回路を示す図。
【図8】11/8デコーダの論理変換テーブルを示す
図。
【図9】テーブルAの内容を示す説明図。
【図10】図9の内容の続きを示す図。
【図11】図10の内容の続きを示す図。
【図12】図11の内容の続きを示す図。
【図13】図12の内容の続きを示す図。
【図14】テーブルBの内容を示す説明図。
【図15】図14の内容の続きを示す図。
【図16】テーブルCの内容を示す説明図。
【図17】図16の内容の続きを示す図。
【図18】テーブルDの内容を示す説明図。
【図19】テーブルEの内容を示す説明図。
【図20】テーブルFの内容を示す説明図。
【図21】図20の内容の続きを示す図。
【図22】図21の内容の続きを示す図。
【図23】復号装置の例を示す図。
【符号の説明】
11…排他的論理処理回路、12…シフト処理回路、1
3…6/4デコーダ、14…11/8デコーダ、15…
8ビット加算器、16…パターン制御回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の規則に従ってnビットからmビット
    へ変換されたコードデータ群を、元のnビットのコード
    データ群へ変換するデータ復号装置において、 前記mビットコードを複数の領域に分割(最大はm分
    割)し、各々の領域で“1”(正論理の場合)が発生す
    るビット位置に応じて、予め決められている論理演算に
    従い所定の数値コードに変換する複数の数値変換手段
    と、 前記数値変換手段によって得られた各々の数値コードを
    加算あるいは減算するし、前記nビットの復号コードを
    得る数値演算手段とを具備したことを特徴とするデータ
    復号装置。
  2. 【請求項2】前記数値変換手段は、 前記mビットコード中に発生する特定ビットパターンに
    応じて、前記mビットコードの一部或いは全体のビット
    位置を右方向或いは左方向へ所定の量だけシフトするビ
    ットシフト手段を具備したことを特徴とする請求項1記
    載のデータ復号装置。
  3. 【請求項3】前記mビットコードが前記mビットへ変換
    される場合の特定の規則としては、mビットのコード内
    及びコード間でも“1”と“1”の間に“0”が最低2
    個以上連続して発生する変換規則が適用されており、 前記数値変換手段は、前記mビットコード中で“1”
    (正論理の場合)が発生しているビット位置から3ビッ
    ト離れた位置のビットを“1”或いは“0”に変換する
    排他的論理手段を具備したことを特徴とする請求項1記
    載のデータ復号装置。
  4. 【請求項4】前記mビットコードが前記mビットへ変換
    される場合の特定の規則としては、mビットのコード
    内、及びコード間でも“1”と“1”の間に“0”が最
    低2個以上連続して発生する変換規則が適用されている
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ復号装置。
  5. 【請求項5】前記mビットコードが前記mビットへ変換
    される場合の特定の規則としてはmビットのコード内、
    及びコード間でも“1”と“1”の間に“0”が最低2
    個以上連続して発生する変換規則が適用されていること
    を特徴とする請求項2記載のデータ復号装置。
  6. 【請求項6】10進で表現すると0〜174のソースコ
    ードに対応した変換コードを発生するもので、この変換
    コードは全て右端2ビットが00となる15ビットコー
    ドである変換手段Aと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端2ビットが10となる15ビットコードである
    変換手段Bと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端4ビットが0001で、左端から最初のビット
    1までが変換手段Bと等しいような15ビットコードで
    ある変換手段Cと、 前記変換手段Aで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Aで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るような、10進で表現すると0〜33のソースコード
    に対応した変換コードを発生するもので、この変換コー
    ドは全て右端6ビットが001001で、左端から最初
    のビット1までが変換手段Aと等しいような15ビット
    コードである変換手段Dと、 10進で表現すると0〜255のソースコードを前記変
    換手段A又はBで変換した場合に、左端1ビットが1と
    なるソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは右端2ビットが00、左端2ビッ
    トが00となる15ビットコードである変換手段Fと、 前記変換手段Fで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Fで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは全て右端3ビットが001、左端
    2ビットが00となる15ビットコードである変換手段
    Eと、 前記0〜174のソースコードの変換を前記変換手段A
    を用いて実行させると、次に続くソースコードが変換手
    段A或いはBで変換された場合の変換コードとの接続結
    果に0が13以上続く場合には、前記変換手段Aに代え
    て前記変換手段Dを用いた変換を実行させ、前記175
    〜255のソースコードに続くソースコードが、変換手
    段A或いはBで変換された場合に左端ビットが1となる
    ソースコードのときは、前記175〜255のソースコ
    ードの変換を前記変換手段Bに代えて前記変換手段Cを
    用いた変換を実行させ、前記変換手段Cを用いた変換が
    実行された場合には、続くソースコードを基本的には前
    記変換手段Fで変換するが、更に続くソースコードが前
    記変換手段A或いはBで変換された場合の変換コードと
    の接続結果に0が13以上続く場合には、前記変換手段
    Fに代えて前記変換手段Eを用いた変換を実行させるこ
    とにより得られた15ビットコードを元の8ビットコー
    ドに復号する方法であって、 前記15ビットコードが入力され、このコードが、前記
    変換手段C、Dによるものであるときは排他論理処理を
    行い、前記変換手段E、Fによるものであるときはシフ
    ト処理を行い、デコード処理を簡単にするために前記変
    換手段A又はBにより変換された基本的なコード内容と
    同じ内容に変換するようにしたことを特徴とする復号方
    法。
  7. 【請求項7】前記排他論理処理は、コードの中で“1”
    のビットを検出し、そのビットから右方向3ビット目が
    “1”であれば“0”に変換し、“0”であれば“1”
    に変換し、但し“0”から“1”への変換の場合は、そ
    のビットから右隣2ビットが“0”であることを条件と
    し、かつ左方向を優先として1つのコード内で1ビット
    を対象として処理することを特徴とする請求項6記載の
    復号方法。
  8. 【請求項8】前記シフト処理は、通常のビット位置から
    右隣2ビット目のビット位置のビットを取り出すように
    していることを特徴する請求項6記載の復号方法。
  9. 【請求項9】10進で表現すると0〜174のソースコ
    ードに対応した変換コードを発生するもので、この変換
    コードは全て右端2ビットが00となる15ビットコー
    ドである変換手段Aと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端2ビットが10となる15ビットコードである
    変換手段Bと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端4ビットが0001で、左端から最初のビット
    1までが変換手段Bと等しいような15ビットコードで
    ある変換手段Cと、 前記変換手段Aで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Aで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るような、10進で表現すると0〜33のソースコード
    に対応した変換コードを発生するもので、この変換コー
    ドは全て右端6ビットが001001で、左端から最初
    のビット1までが変換手段Aと等しいような15ビット
    コードである変換手段Dと、 10進で表現すると0〜255のソースコードを前記変
    換手段A又はBで変換した場合に、左端1ビットが1と
    なるソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは右端2ビットが00、左端2ビッ
    トが00となる15ビットコードである変換手段Fと、 前記変換手段Fで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Fで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは全て右端3ビットが001、左端
    2ビットが00となる15ビットコードである変換手段
    Eと、 前記0〜174のソースコードの変換を前記変換手段A
    を用いて実行させると、次に続くソースコードが変換手
    段A或いはBで変換された場合の変換コードとの接続結
    果に0が13以上続く場合には、前記変換手段Aに代え
    て前記変換手段Dを用いた変換を実行させ、前記175
    〜255のソースコードに続くソースコードが、変換手
    段A或いはBで変換された場合に左端ビットが1となる
    ソースコードのときは、前記175〜255のソースコ
    ードの変換を前記変換手段Bに代えて前記変換手段Cを
    用いた変換を実行させ、前記変換手段Cを用いた変換が
    実行された場合には、続くソースコードを基本的には前
    記変換手段Fで変換するが、更に続くソースコードが前
    記変換手段A或いはBで変換された場合の変換コードと
    の接続結果に0が13以上続く場合には、前記変換手段
    Fに代えて前記変換手段Eを用いた変換を実行させるこ
    とにより得られた15ビットコードを元の8ビットコー
    ドに復号する方法であって、 前記15ビットコードが入力され、このコードが、前記
    変換手段A或いはBによるものであるときは、 前記15ビットコードの下位側Z1ビットの各論理ビッ
    トに重み付けの値を設定しておき、所定の論理であると
    きは、その重み付け値の合計を行い、この合計値をZ2
    ビットに変換し、上位側に0を付加して第1の8ビット
    出力を得、 前記15ビットコードの所定の上位側Z3ビットの各論
    理ビットに重み付けの値を設定しておき、当該ビットが
    所定の論理であるときは、その重み付け値の合計を行
    い、この合計値を8ビットに変換して第2の8ビット出
    力を得、 前記第1と第2の8ビット出力を加算して復号出力を得
    るようにしたことを特徴とする復号方法。
  10. 【請求項10】10進で表現すると0〜174のソース
    コードに対応した変換コードを発生するもので、この変
    換コードは全て右端2ビットが00となる15ビットコ
    ードである変換手段Aと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端2ビットが10となる15ビットコードである
    変換手段Bと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端4ビットが0001で、左端から最初のビット
    1までが変換手段Bと等しいような15ビットコードで
    ある変換手段Cと、 前記変換手段Aで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Aで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るような、10進で表現すると0〜33のソースコード
    に対応した変換コードを発生するもので、この変換コー
    ドは全て右端6ビットが001001で、左端から最初
    のビット1までが変換手段Aと等しいような15ビット
    コードである変換手段Dと、 10進で表現すると0〜255のソースコードを前記変
    換手段A又はBで変換した場合に、左端1ビットが1と
    なるソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは右端2ビットが00、左端2ビッ
    トが00となる15ビットコードである変換手段Fと、 前記変換手段Fで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Fで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは全て右端3ビットが001、左端
    2ビットが00となる15ビットコードである変換手段
    Eと、 前記0〜174のソースコードの変換を前記変換手段A
    を用いて実行させると、次に続くソースコードが変換手
    段A或いはBで変換された場合の変換コードとの接続結
    果に0が13以上続く場合には、前記変換手段Aに代え
    て前記変換手段Dを用いた変換を実行させ、前記175
    〜255のソースコードに続くソースコードが、変換手
    段A或いはBで変換された場合に左端ビットが1となる
    ソースコードのときは、前記175〜255のソースコ
    ードの変換を前記変換手段Bに代えて前記変換手段Cを
    用いた変換を実行させ、前記変換手段Cを用いた変換が
    実行された場合には、続くソースコードを基本的には前
    記変換手段Fで変換するが、更に続くソースコードが前
    記変換手段A或いはBで変換された場合の変換コードと
    の接続結果に0が13以上続く場合には、前記変換手段
    Fに代えて前記変換手段Eを用いた変換を実行させるこ
    とにより得られた15ビットコードが記録媒体に記録さ
    れており、この記録媒体から再生した前記15ビットコ
    ードを元の8ビットコードに復号する方法であって、 前記15ビットコードが入力され、このコードが、前記
    変換手段C、Dによるものであるときは排他論理処理を
    行い、前記変換手段E、Fによるものであるときは排他
    的論理処理又はシフト処理を選択的に行い、デコード処
    理を簡単にするために前記変換手段A又はBにより変換
    された基本的なコード内容と同じ内容に変換する工程
    と、 前記変換手段A或いはBにより変換された15ビットコ
    ード及び前記第1の工程で得られた15ビットコードを
    処理する場合、前記15ビットコードの下位側Z1ビッ
    トの各論理ビットに重み付けの値を設定しておき、所定
    の論理であるときは、その重み付け値の合計を行い、こ
    の合計値をZ2ビットに変換し、上位側に0を付加して
    第1の8ビット出力を得、前記15ビットコードの所定
    の上位側Z3ビットの各論理ビットに重み付けの値を設
    定しておき、当該ビットが所定の論理であるときは、そ
    の重み付け値の合計を行い、この合計値を8ビットに変
    換して第2の8ビット出力を得る第2の工程と、 前記第1と第2の8ビット出力を加算して復号出力を得
    る工程とを具備したことを特徴とする復号方法。
  11. 【請求項11】10進で表現すると0〜174のソース
    コードに対応した変換コードを発生するもので、この変
    換コードは全て右端2ビットが00となる15ビットコ
    ードである変換手段Aと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端2ビットが10となる15ビットコードである
    変換手段Bと、 10進で表現すると175〜255のソースコードに対
    応した変換コードを発生するもので、この変換コードは
    全て右端4ビットが0001で、左端から最初のビット
    1までが変換手段Bと等しいような15ビットコードで
    ある変換手段Cと、 前記変換手段Aで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Aで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るような、10進で表現すると0〜33のソースコード
    に対応した変換コードを発生するもので、この変換コー
    ドは全て右端6ビットが001001で、左端から最初
    のビット1までが変換手段Aと等しいような15ビット
    コードである変換手段Dと、 10進で表現すると0〜255のソースコードを前記変
    換手段A又はBで変換した場合に、左端1ビットが1と
    なるソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは右端2ビットが00、左端2ビッ
    トが00となる15ビットコードである変換手段Fと、 前記変換手段Fで変換対象となるソースコードを、当該
    変換手段Fで変換した場合に右端6ビットが全て0とな
    るソースコードに対応する変換コードを発生するもの
    で、この変換コードは全て右端3ビットが001、左端
    2ビットが00となる15ビットコードである変換手段
    Eと、 前記0〜174のソースコードの変換を前記変換手段A
    を用いて実行させると、次に続くソースコードが変換手
    段A或いはBで変換された場合の変換コードとの接続結
    果に0が13以上続く場合には、前記変換手段Aに代え
    て前記変換手段Dを用いた変換を実行させ、前記175
    〜255のソースコードに続くソースコードが、変換手
    段A或いはBで変換された場合に左端ビットが1となる
    ソースコードのときは、前記175〜255のソースコ
    ードの変換を前記変換手段Bに代えて前記変換手段Cを
    用いた変換を実行させ、前記変換手段Cを用いた変換が
    実行された場合には、続くソースコードを基本的には前
    記変換手段Fで変換するが、更に続くソースコードが前
    記変換手段A或いはBで変換された場合の変換コードと
    の接続結果に0が13以上続く場合には、前記変換手段
    Fに代えて前記変換手段Eを用いた変換を実行させるこ
    とにより得られた15ビットコードを元の8ビットコー
    ドに復号するに当たって、 前記15ビットコードが入力され、このコードが、前記
    変換手段C、Dによるものであるときは排他論理処理を
    行い、前記変換手段E、Fによるものであるときは排他
    的論理処理又はシフト処理を選択的に行い、デコード処
    理を簡単にするために前記変換手段A又はBにより変換
    された基本的なコード内容と同じ内容に変換する第1の
    手段と、 前記変換手段A或いはBにより変換された15ビットコ
    ード及び前記第1の工程で得られた15ビットコードを
    処理する場合、前記15ビットコードの下位側Z1ビッ
    トの各論理ビットに重み付けの値を設定しておき、所定
    の論理であるときは、その重み付け値の合計を行い、こ
    の合計値をZ2ビットに変換し、上位に0を付加して第
    1の8ビット出力を得、前記15ビットコードの所定の
    上位側Z3ビットの各論理ビットに重み付けの値を設定
    しておき、当該ビットが所定の論理であるときは、その
    重み付け値の合計を行い、この合計値を8ビットに変換
    して第2の8ビット出力を得る第2の手段と、 前記第1と第2の8ビット出力を加算して復号出力を得
    る第3の手段とを有したことを特徴とする復号装置。
  12. 【請求項12】前記15ビットコードは、光ディスクか
    ら再生された信号に含まれていることを特徴とする請求
    項11記載の復号装置。
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