JP3956090B2 - デジタルデータ変調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
デジタルデータ変調装置に関し、特に例えば光ディスク等の記録媒体にデジタルデータを記録する際に、その記録されるデータのDC(直流)成分を抑制するように変調を行うデジタルデータ変調装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
光の反射率の違いを利用してデジタルデータを蓄積し、これを必要に応じて取り出すことができるようにした光ディスクとして、例えば音声を記録したCD(Compact Disk)や、さらに記録密度を向上し映像等も記録可能としたDVD(Digital Versatile Disk)等が開発されている。
【0003】
近年、相変化記録方式等を用いて書き換えをも可能としたCD−RW(Rewritable)や、DVD−RW(Rewritable)も用意されており、音声や映像に限らず多岐に渡るデジタルデータの記録・再生に用いられている。
【0004】
しかしながら、これらの光ディスクでは音声データやデジタル圧縮された映像データ等のデジタルデータ(以下、ユーザデータ)をそのままバイナリ(2進数)の形式で媒体に記録することは少なく、スクランブル(Scramble)を施して規則性を排した後、それぞれの光ディスクに適した変調を行い、この変調で得られたデータをNRZI(Non Return to Zero Inverted)記録するのが普通である。
【0005】
ここで用いられる変調には、1−7変調、2−7変調、CDで用いられているEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調、DVDで用いられている8/16変調などの種類がある。これらの変調は、変換テーブルを用いてmビットのユーザデータをnビットの記録データ(以下、チャネルデータ)に変換するものである。
【0006】
例えば8/16変調ではm=8、n=16である。
【0007】
こうして得られたチャネルデータ列は、バイナリの「1」が現れた後、次の「1」が現れるまで、最小d個、最大k個の「0」が連続するという特徴をもったデジタルデータ列となる。
【0008】
例えば8/16変調では、d=2、k=10である。このような特徴により、読み取りデータが読み取り分解能を越えず、また読み取りデータから読み取りに用いるクロックを抽出するのが容易となる。
【0009】
一方、光ディスクではチャネルデータにDC(直流)成分が重畳していると読み取り性能に悪影響を及ぼすため、DSV(Digital Sum Value)の絶対値を抑制する必要がある。
【0010】
DSVとはバイナリの「1」を+1、「0」を−1と置き換えて、チャネルデータ列に対してその総和をとったものであり、すなわちチャネルデータ列のDC成分の大きさを表すものである。
【0011】
EFM変調ではn(=14)のチャネルビットに対し3ビットのDSV制御コードを付加することによりDSVの絶対値を抑制している。
【0012】
8/16変調では一つのm(=8)ビットユーザデータに対しn(=16)ビットチャネルデータに対応するテーブルを複数用意し、これらを選択して使用することによりDSVの制御を行っている。
【0013】
一つのmビットユーザデータに対して、nビットチャネルデータに対応するテーブルを複数用いてDSVの抑制を実現する変調装置については、例えば、特開平9−162744に開示されている。
【0014】
図7は従来技術による、DSV制御機能を備えた8/16変調装置であり、図8はここで用いられている変換テーブルを示している。
【0015】
変換テーブルの内容については本発明の主目的ではないため、図8では一部省略してある。
【0016】
まず、図8を用いて8ビットユーザデータを16ビットチャネルデータに変換する手順について説明する。
【0017】
変換テーブルは256通り(「00000000」〜「11111111」)のユーザデータに対して、図8(a)に示す主変換テーブル、図8(b)に示す副変換テーブルの2通りの変換テーブル組をもち、またそれぞれの変換テーブル組は状態1、状態2、状態3、状態4の4つのテーブルからなり、計8(2X4)通りの16ビットチャネルデータ候補をもつ。
【0018】
ただし、副変換テーブルについては、「00000000」〜「01010111」の範囲のユーザデータに対してのみチャネルデータ候補を持つため、「01011000」〜「11111111」の範囲のユーザデータは、主変換テーブルの4通りのチャネルデータ候補しかもたない。
【0019】
実際に光ディスク等に記録する場合は、この他に同期用の特殊なチャネルデータを一定周期毎に挿入するが、本発明の主目的ではないため記述を省略する。
【0020】
変調器にはカレントステート(現在の状態)を記憶するメモリ(図示せず)が存在し、変調開始時の初期値は状態1に定められている。
【0021】
ある時刻tにおいて、カレントステートが例えば状態1であって、ユーザデータがU(t)であれば、主変換テーブル、副変換テーブルでのそれぞれの状態1のテーブルから、2つのチャネルデータ候補が取り出される。
【0022】
この2つの候補のうち、後述する手法によりDSVが抑制されるようにいずれかが選択される。この際、図8中の選択されたチャネルデータの右に記載されているNS(ネクストステート、次の状態)が時刻t+1のカレントステートとなり、U(t+1)をユーザデータとして以下同様に変調が続けられる。
【0023】
しかし、ユーザデータU(t)が「01011000」〜「11111111」の場合には副変換テーブルが存在しないため、以下の規則により代替の候補が定められる。
【0024】
(a)カレントステートが状態1または状態4の場合:カレントステートが状態1または状態4の場合は主変換テーブルにおいて状態1と状態4を入れ替えたものが代替候補となる。
【0025】
ただし、前のチャネルデータとの結合部において、前述のd=2、k=10を満たさなければならない。
【0026】
満たさない場合には代替候補は無しとする。
【0027】
(b)カレントステートが状態2または状態3の場合:カレントステートが状態2または状態3の場合では代替候補は無しとする。
【0028】
ユーザデータが「00000000」〜「01010111」の場合も含め、代替候補が存在する場合、その代替候補となるチャネルデータをDCC(DC Control、直流制御)コードと呼ぶ。
【0029】
次に、図7を用いて上記DCCコードを利用した、従来技術におけるDSV制御方法について説明する。
【0030】
前置変換器201は、8ビットユーザデータに応じた、前述の2系統での16ビットチャネルデータの候補をP/S(Parallel/Serial、並列/直列)変換器202a、202bへ出力する。
【0031】
DCCコードが存在しない場合は、202bへの出力はダミーとなる。
【0032】
同時にDCCコードの有無をDSV制御器207へ通知する。
【0033】
P/S変換器202a、202bから出力されたシリアル(Serial、直列)データはそれぞれDSVカウンタ203a、203bに入力されDSV値の積算が行われると同時に、S/P(Serial/Parallel、直列/並列)変換器204a、204bに入力され再度パラレル(Parallel、並列)データに変換されバッファメモリ206a、206bに蓄積される。
【0034】
バッファメモリ206a、206bの書込アドレスおよび読み出しアドレスはアドレス制御器205a、205bにより制御され、バッファメモリ206a、206bから読み出された2系統の16ビットチャネルデータは、DSV制御器207の制御により、セレクタ208により選択され、P/S変換器209により並列直列変換されて最終的なチャネルデータとして出力される。
【0035】
DSV制御器207の動作は次に説明する通りである。
【0036】
U(t)がDCCコードを持つ場合、即座にそのいずれかを選択せず、次にDCCコードが現れるまで最初の2つのコードに関して独立に2系統の変調を続ける。
【0037】
次にDCCコードが現れた場合、前述の2系統のうちDSVでの絶対値が小さい方を選択し、選択された系統の最後のチャネルデータに対して新たに2系統のコード列を作成する。
【0038】
これを繰り返すことにより、DSVの絶対値が抑制されたチャネルデータ列が出力される。
【0039】
このような手法はルックアヘッド(Look Ahead)DSV制御と呼ばれている。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の装置を用いると2系統のバッファメモリ206a、206bはそれぞれnビット幅を持った深さkのバッファメモリを用意しなければならず、回路規模が非常に大きくなるという第1の問題があった。
【0041】
また、前置変換器201の出力を一度直列データに変換してからDSVカウンタ203a、303bによりカウントしているため、DSVカウントのためのクロックを非常に高速にしなければならない。
【0042】
このため、光ディスク等への記録転送速度を向上させるのが非常に困難となるという第2の問題があった。
【0043】
本発明は、これらの問題点に鑑み行ったもので、mビットユーザデータを複数の変換テーブルを用いてDSVを抑制しながらnビットチャネルビット変換するデジタルデータ変調装置において、回路規模を大幅に削減し、クロックの高速化を防いで光ディスク等への記録転送速度向上を容易にすることを目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、複数のデジタルデータ変換テーブルを用いてルックアヘッド(Look Ahead)DSV(Digital Sum Value)制御手法によりチャネルデータのDSVの絶対値を抑制しながらデジタルデータの変換を行うデジタルデータ変調装置において、ユーザデータを入力する手段と、全ての種類のユーザデータと対応して、CSV(Code Sum Value)群と次に選択されるテーブルを示す選択情報群と変調されたチャネルデータの末尾におけるラン長に関する情報群と前記チャネルデータのNRZI(Non Return to Zero Inverted)変換された後の反転回数情報群を予め記憶している第1の記憶部群と、現在のDSV値と、選択情報とにより、前記第1の記憶部郡からの出力を複数の系統別に抽出する手段と、前記抽出手段により出力されたCSV値を、前記系統毎に累積加減算してDSV値を出力する手段と、前記抽出手段により出力された次に選択されるテーブルを示す情報と、前記複数の系統のいずれを選択するかを示す情報とを、前記選択情報として出力する手段と、ルックアヘッドDSV制御に必要な一連の前記選択情報保持するために必要十分な記憶容量を有する第2の記憶部と、前記第2の記憶部に前記選択情報を前記系統毎に登録する手段と、ルックアヘッドDSV制御に必要な一連のユーザデータ保持するために必要十分な記憶容量を有する第3の記憶部と、前記第3の記憶部に、入力された前記ユーザデータを登録する手段と、前記全ての種類のユーザデータと前記選択情報とに対応する前記チャネルデータのみを予め記憶し、前記第2の記憶部からの出力と前記第3の記憶部からの出力をもとにDSVの絶対値が抑制されたNRZI変換後のチャネルデータを出力する前記第4の記憶部を備え前記ユーザデータに対応した前記NRZI変換後のチャネルデータのDSV値を抑制することを特徴としたデジタルデータ変調装置が提供される。
【0045】
本発明の第2の観点によれば、複数のデジタルデータ変換テーブルを用いてルックアヘッド(Look Ahead)DSV(Digital Sum Value)制御手法によりチャネルデータのDSVの絶対値を抑制しながらデジタルデータの変換を行うデジタルデータ変調方法において、ユーザデータを入力するステップと、全ての種類のユーザデータと対応するCSV(Code Sum Value)群を第1の記憶部群に予め登録するステップと、前記全ての種類のユーザデータと対応し、次に選択されるテーブルを示す選択情報群を前記第1の記憶部群に予め登録するステップと、前記全ての種類のユーザデータと対応し、変調されたチャネルデータの末尾におけるラン長に関する情報群を前記第1の記憶部群に予め登録するステップと、前記全ての種類のユーザデータと対応し、前記チャネルデータのNRZI(Non Return to Zero Inverted)変換された後の反転回数情報群を前記第1の記憶部群に予め登録するステップと、現在のDSV値と、選択情報とにより、前記第1の記憶部郡からの出力を複数の系統別に抽出するステップと、前記抽出ステップにより出力されたCSV値を、前記系統毎に累積加減算してDSV値を出力するステップと、前記抽出ステップにより出力された次に選択されるテーブルを示す情報と、前記複数の系統のいずれを選択するかを示す情報とを、前記選択情報として出力するステップと、ルックアヘッドDSV制御に必要な一連の前記選択情報保持するために必要十分な記憶容量を有する第2の記憶部に前記選択情報を前記系統毎に登録するステップと、ルックアヘッドDSV制御に必要な一連のユーザデータ保持するために必要十分な記憶容量を有する第3の記憶部に、入力されたユーザデータを登録するステップと、前記全ての種類のユーザデータと前記選択情報とに対応する前記チャネルデータのみを予め記憶し前記第2の記憶部からの出力と前記第3の記憶部からの出力をもとにDSVの絶対値が抑制されたNRZI変換後のチャネルデータを前記第4の記憶部から出力するステップとを有し前記ユーザデータに対応した前記NRZI変換後のチャネルデータのDSV値を抑制することを特徴としたデジタルデータ変調方法が提供される。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
【0047】
図1には、本発明の実施の形態としての、8ビットユーザデータを16ビットチャネルデータに変調するデジタルデータ変調装置が示されている。
【0048】
本デジタルデータ変調回路において、ユーザデータは例えば光ディスクドライブインターフェース(図示せず)上の半導体RAM(Random Access Memory)(図示せず)等から8ビットパラレル(並列)データとして供給され、CSV(Code Sum Value)/ステート/RL(Run Length)/極性テーブル101、102、103、104、105、106、107および108に入力される。
【0049】
CSV/ステート/RL/極性テーブル101、102、103、104、105、106、107および108は、与えられた8ビットユーザデータにより、それぞれを図2に示す9ビットのCSV/ステート/RL/極性データを出力する。
【0050】
実際に光ディスク等の変調に用いる場合は、この他に同期用の特殊パターンを挿入するが、本発明の主目的ではないため、記述しない。
【0051】
以下、同期用の特殊パターンについても他のデータと同様に扱うものとする。
【0052】
図2の9ビット出力の詳細については後述する。
【0053】
CSV/ステート/RL/極性テーブル101、102、103、104、105、106、107および108から出力された9ビットCSV/ステート/RL/極性データはセレクタ109a、109b、110a、110bおよび111a、111bにより選択され、4ビットのCSVデータ、2ビットのステートデータ、2ビットのRLデータ、1ビットの極性データに分割される。CSVデータはセレクタ113a、113bで選択されたDSVデータと加減算器115a、115bにより加減算が施され、メモリ119a、119bにDSVデータとして格納される。
【0054】
また、ステートデータはメモリ116a、116bに格納され、RLデータはメモリ117a、117bに格納される。
【0055】
そして、極性データはセレクタ112a、112bで選択された前状態の極性データと演算器114a、114bにより排他的論理和がとられ、メモリ118a、118bに格納される。
【0056】
コントローラ120は、これらCSV/ステート/RL/極性データを元にセレクタ111a、111bへ選択信号を出力する。
【0057】
また、メモリ116a、116bの出力はそれぞれ、セレクタ109aおよび110a、109bおよび110bの選択信号にも用いられる。
【0058】
メモリ116a、116bの出力およびコントローラ120の出力、および8ビットユーザデータは本発明に従ってバッファメモリ121、122に供給され、これらバッファメモリの出力はコードテーブル123に入力される。
【0059】
コードテーブル123は図3に示す変換テーブルに従って、16ビットチャネルデータを出力する。
【0060】
16ビットチャネルデータはP/S変換器(図示せず)およびNRZI変換器(図示せず)を経由し、NRZIシリアルデータとして、光ディスクのLD(Laser Diode)ドライブ回路等(図示せず)に供給される。
【0061】
以下、本実施の形態の動作につき説明する。
【0062】
まず、CSV/ステート/RL/極性テーブル101、102、103、104、105、106、107、108の動作について図2を用いて説明する。
【0063】
CSV/ステート/RL/極性テーブル101、102、103、104は8ビットユーザデータが入力されると、その256通りの入力に従い、それぞれを図2(a)に示す9ビットのデジタルデータを出力する。
【0064】
同様に、CSV/ステート/RL/極性テーブル105、106、107、108は図2(b)に示す9ビットデジタルデータを出力する。
【0065】
ただし、8ビットユーザデータが「01011000」〜「11111111」の場合の出力は不定である。
【0066】
これら9ビット出力データは、図2の上位から順にCSV、NS、RL、P(極性、Polarity)を表す。
【0067】
CSVは図8における一つのチャネルデータのDC成分を表すものであり、例えば図8(a)でカレントステートが状態1であり、ユーザデータが「00000000」である場合のCSVの求め方を、図4を用いて説明する。
【0068】
チャネルデータは「0010000000001001」であるが、実際にディスク上に記録されるときにはNRZI変換されるため、例えば直前に記録されたデータがスペース(NRZIの「0」にアサイン)であった場合、図4(a)に示すような波形で記録されることとなる。
【0069】
この時、記録データの「0」を−1、「1」を+1として16ビットについて積算すると合計は+6となる。
【0070】
ところが一つのチャネルデータは16ビットで偶数個のビットで構成されているため、CSVの値は必ず偶数となる。
【0071】
このため、CSVの値として積算値を2で除した値を用いてもなんら問題ない。このようにして求められた値を図2にバイナリ値「0011」(+3)として記録してある。
【0072】
当然、直前に記録されたデータがマーク(NRZIの「1」にアサイン)であった場合、図4(b)に示すようにCSV値は異なるが、これは、符号を逆転することにより容易に求められるので、ここではスペースから始まる場合の値が割り当てられている。
【0073】
求められたCSV値が負であるときには、2'sC(2の補数表現)で記録する。
【0074】
以上の作業を図8の全てのチャネルデータについて行うことにより、図2のCSV値が構成される。
【0075】
図示した例では、このようにして求めたCSV値は−5〜+5の範囲であるため、4ビットで格納してある。
【0076】
図2におけるNSの値は、図8におけるNSを2進数により表現したもので、状態1を「00」、状態2を「01」、状態3を「10」、状態4を「11」と置き換えたものである。図2におけるRLは図8におけるチャネルデータの末尾に「0」がいくつ連なっているかを示したもので、図5の規則に従って割り当てられている。
【0077】
図5中の「XX」は不定(Don't Care)を示している。
【0078】
例えば、図8(b)でカレントステートが状態1であり、ユーザデータが「00000000」である場合、NSが状態4でチャネルデータが「0000010010000000」であるから、末尾に「0」が7個連なっていることから、図5(c)によりRLは「01」となる。
【0079】
図8の例では、図5の状態以外は存在しない。
【0080】
同様にして図8の全てのチャネルデータについて値を求めたものが図2のRLとなる。
【0081】
前述したように、先に挙げたCSVを積算してDSVを求める場合、チャネルデータがスペースから始まるか、マークから始まるかを常に知る必要がある。
【0082】
これを知るために設けられたものが、図2におけるPであり、これは図8における各々のチャネルデータ中に、「1」の数が何個含まれるかにより、偶数個含まれる場合は「0」となり、奇数個含まれる場合は「1」となる。
【0083】
このPをチャネルコード列に従って、順次排他的論理和を求めていくと、常にそのチャネルコードの末尾における極性がわかる。
【0084】
例えば、コード列の最初がスペースから始まるとした場合、あるチャネルデータの末尾でPの排他的論理和の積算が「1」であった場合は、そのデータの末尾での極性は「1」(マーク)であることがわかる。
【0085】
次に、これら8つのCSV/ステート/RL/極性データのうち、セレクタ109a、109b、110a、110b、111a、111bによって候補となる2つのCSV/ステート/RL/極性データを選択する手順について説明する。
【0086】
セレクタ109aはメモリ116aの出力に従って、「00」〜「11」に対してそれぞれ、CSV/ステート/RL/極性テーブル101〜104の出力を選択する。
【0087】
セレクタ109bについても同様にメモリ116bの出力に従って選択する。
【0088】
セレクタ110aはメモリ116aの出力の他、8ビットユーザデータも考慮する。
【0089】
8ビットユーザデータが「00000000」〜「01010111」の範囲である場合は、メモリ116aの出力に従いCSV/ステート/RL/極性テーブル105〜108の出力を選択する。
【0090】
「01011000」〜「11111111」の範囲である場合はメモリ116aの出力が「00」である場合、CSV/ステート/RL/極性テーブル104の出力を選択し、「11」である場合、CSV/ステート/RL/極性テーブル101の出力を選択する。
【0091】
「01」および「10」である場合は、出力値は不定となる。
【0092】
セレクタ110bの出力についても、メモリ116bの出力および8ビットユーザデータの内容により同様に選択する。
【0093】
セレクタ111aはコントローラ120の出力内容により、セレクタ109a、109bのいずれかの出力を選択し、セレクタ111bは同様にセレクタ110a、109b、110bのいずれかの出力を選択する。
【0094】
コントローラ120の動作については後述する。
【0095】
以上の操作により、セレクタ111a、111bからはチャネルデータとして用いられる16ビットデータの2つの候補についてのCSV/ステート/RL/極性情報が出力される事となる。
【0096】
これらは、それぞれ4ビットCSVデータ、2ビットステートデータ、2ビットRLデータ、1ビット極性データに分離され、以下の処理によりDSVの制御が行われる。
【0097】
コントローラ120は、まずメモリ119a、119bの出力での絶対値の大小関係を比較し、119aの出力での絶対値の方が小さいあるいは等しい場合、まず次に続くコードにDCCコードがあるかどうかを調べる。
【0098】
その方法は以下のようにして行う。
【0099】
次に続く8ビットユーザデータが「01011000」〜「11111111」の範囲であればDCCコードが存在する。
【0100】
それ以外の時でメモリ116aの出力が「01」または「10」である時にはDCCコードが存在しない。
【0101】
「00」である場合、図6に示す先頭RLテーブルの状態4の欄を用いて、この出力とメモリ117aの出力を加算し、合計が2以上の場合DCCコードが存在する。
【0102】
「11」である場合、図6に示す先頭RLテーブルの状態1の欄を用いて、この出力とメモリ117aの出力を加算し、合計が3未満ならDCCコードが存在する。
【0103】
それ以外はDCCコードが存在しない。
【0104】
以上の操作から、DCCコードが存在する場合は、セレクタ111aはセレクタ109aの出力を、セレクタ111bはセレクタ110aの出力を選択する。
【0105】
DCCコードが存在しない場合は、セレクタ111aは109aの出力を、セレクタ111bは109bの出力を選択する。
【0106】
DSVの絶対値比較においてメモリ119bの絶対値がメモリ119aより大きい場合は、メモリ116b、117bの出力を用いて同様にDCCコードの存在を確認し、DCCコードが存在するときにはセレクタ111aはセレクタ109bの出力を、111bは110bの出力を選択する。
【0107】
DCCコードが存在しないときには、それぞれ109a、109bの出力を選択する。
【0108】
選択された2系統のCSV/ステート/RL/極性データより、以下のように次のDSVを求める。
【0109】
セレクタ111aがセレクタ109aを選択した場合、セレクタ112a、113aはそれぞれメモリ118a、119aの出力を選択し、メモリ118aには以前の極性データと選択されたコードの極性データの排他的論理和がとられ、新たな極性データが格納される。
【0110】
メモリ119aにはメモリ118aの極性に従って、加減算器115aによりCSV値が加算または減算され新たなDSVとしてメモリ119aに格納される。
【0111】
セレクタ111aがセレクタ109bを選択した場合は、セレクタ112a、113aはそれぞれメモリ118b、119bの出力が選択され、同様に新たな極性、DSV値が計算される。もう1方の系統についても同様である。
【0112】
メモリ116a、116bの出力は、コントローラ120の出力とともにバッファメモリ121に入力される。
【0113】
一方、8ビットユーザデータはバッファメモリ122に入力される。
【0114】
バッファメモリ121、122はともにルックアヘッドDSV制御に必要な充分な深さをもっている。
【0115】
バッファメモリ121は2ビットステート信号と、1ビットの主テーブル/副テーブル選択信号を出力する。
【0116】
これらとバッファメモリ122の出力をコードテーブル123に入力することにより、コードテーブル123は図3に従って16ビットチャネルデータを出力する。
【0117】
本実施例においては、従来技術ではバッファメモリに2系統の16ビットチャネルデータ(計32ビット)をルックアヘッドDSV制御に必要な充分な深さ格納しなければならないのに対し、2系統の、2ビットステートデータおよび1ビットテーブル選択信号(計6ビット)のみを格納すれば良いため、大幅に回路規模が削減できる。
【0118】
また、全ての処理は8ビットユーザデータ単位で行うことが出来るため、DSVの累積演算についても処理クロックを高速化しなくても処理することができる。
【0119】
このため、光ディスク等の記録速度の高速化にも最適な装置構成である。
【0120】
これらは、CSV/ステート/RL/極性テーブルとコードテーブルを完全に分離し、またコードテーブルをバッファメモリの後段に配置することによって得られた効果である。
【0121】
更に本装置構成はパイプライン処理にも最適であり、実回路にて、8ビットユーザデータについてわずか2クロックで処理を行うことも可能となった。
【0122】
本発明での他の実施の形態として、その基本的構成は上記の通りであるが、その他にも数多くの実施の形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。
【0123】
例えば、テーブルの構成データの内容は勿論のこと、ユーザデータのビット数、チャネルデータのビット数、ステートの数やRLL制限、バッファメモリに格納する系統の数などについてもなんら限定を加えるものではない。
【0124】
また、上記同様の動作をコンピュータを用いてソフト的に構成することも可能である。
【0125】
前記実施例に示した論理値も一例であり、何ら実施例に限定されるものではない。
【0126】
【発明の効果】
本発明の第1の効果は、CSV/ステート/RL/極性テーブルおよびコードテーブルを独立に持ち、コードテーブルをバッファメモリの後段に配置するという基本構成に基づき、mビットユーザデータを複数の変換テーブルを用いてDSVを抑制しながらnビットチャネルビット変換するデジタルデータ変調装置において、回路規模を大幅に削減できることである。
【0127】
本発明の第2の効果は、クロックの高速化を防いで光ディスク等への記録転送速度向上が容易にできることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態におけるデジタルデータ変調装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明における実施の形態におけるCSV/ステート/RL/極性テーブルを示したテーブル図である。
【図3】本発明における実施の形態におけるコードテーブルを示したテーブル図である。
【図4】本発明における実施の形態におけるCSV計算の例を示したチャート図である。
【図5】本発明における実施の形態におけるRLの格納規則を示した規則図である。
【図6】本発明における実施の形態における先頭RLテーブルを示したテーブル図である。
【図7】従来技術に基づくデジタルデータ変調装置の構成を示したブロック図である。
【図8】従来技術の実施例における、デジタルデータ変調テーブルを示したテーブル図である。
【符号の説明】
101 CSV/ステート/RL/極性テーブル
102 CSV/ステート/RL/極性テーブル
103 CSV/ステート/RL/極性テーブル
104 CSV/ステート/RL/極性テーブル
105 CSV/ステート/RL/極性テーブル
106 CSV/ステート/RL/極性テーブル
107 CSV/ステート/RL/極性テーブル
108 CSV/ステート/RL/極性テーブル
109a セレクタ
109b セレクタ
110a セレクタ
110b セレクタ
111a セレクタ
111b セレクタ
112a セレクタ
112b セレクタ
113a セレクタ
113b セレクタ
114a 排他的論理和演算器
114b 排他的論理和演算器
115a 加減算器
115b 加減算器
116a メモリ
116b メモリ
117a メモリ
117b メモリ
118a メモリ
118b メモリ
119a メモリ
119b メモリ
120 コントローラ
121 バッファメモリ
122 バッファメモリ
123 コードテーブル

Claims (2)

  1. 複数のデジタルデータ変換テーブルを用いてルックアヘッド(Look Ahead)DSV(Digital Sum Value)制御手法によりチャネルデータのDSVの絶対値を抑制しながらデジタルデータの変換を行うデジタルデータ変調装置において、
    ユーザデータを入力する手段と、
    全ての種類のユーザデータと対応して、CSV(Code Sum Value)群と
    次に選択されるテーブルを示す選択情報群と
    変調されたチャネルデータの末尾におけるラン長に関する情報群と
    前記チャネルデータのNRZI(Non Return to Zero Inverted)変換された後の反転回数情報群を予め記憶している第1の記憶部群と、
    現在のDSV値と、選択情報とにより、前記第1の記憶部郡からの出力を複数の系統別に抽出する手段と、
    前記抽出手段により出力されたCSV値を、前記系統毎に累積加減算してDSV値を出力する手段と、
    前記抽出手段により出力された次に選択されるテーブルを示す情報と、前記複数の系統のいずれを選択するかを示す情報とを、前記選択情報として出力する手段と、
    ルックアヘッドDSV制御に必要な一連の前記選択情報保持するために必要十分な記憶容量を有する第2の記憶部と、
    前記第2の記憶部に前記選択情報を前記系統毎に登録する手段と、
    ルックアヘッドDSV制御に必要な一連のユーザデータ保持するために必要十分な記憶容量を有する第3の記憶部と、
    前記第3の記憶部に、入力された前記ユーザデータを登録する手段と、
    前記全ての種類のユーザデータと前記選択情報とに対応する前記チャネルデータのみを予め記憶し、前記第2の記憶部からの出力と前記第3の記憶部からの出力をもとにDSVの絶対値が抑制されたNRZI変換後のチャネルデータを出力する前記第4の記憶部を備え
    前記ユーザデータに対応した前記NRZI変換後のチャネルデータのDSV値を抑制することを特徴としたデジタルデータ変調装置。
  2. 複数のデジタルデータ変換テーブルを用いてルックアヘッド(Look Ahead)DSV(Digital Sum Value)制御手法によりチャネルデータのDSVの絶対値を抑制しながらデジタルデータの変換を行うデジタルデータ変調方法において、
    ユーザデータを入力するステップと、
    全ての種類のユーザデータと対応するCSV(Code Sum Value)群を第1の記憶部群に予め登録するステップと、
    前記全ての種類のユーザデータと対応し、次に選択されるテーブルを示す選択情報群を前記第1の記憶部群に予め登録するステップと、
    前記全ての種類のユーザデータと対応し、変調されたチャネルデータの末尾におけるラン長に関する情報群を前記第1の記憶部群に予め登録するステップと、
    前記全ての種類のユーザデータと対応し、前記チャネルデータのNRZI(Non Return to Zero Inverted)変換された後の反転回数情報群を前記第1の記憶部群に予め登録するステップと、
    現在のDSV値と、選択情報とにより、前記第1の記憶部郡からの出力を複数の系統別に抽出するステップと、
    前記抽出ステップにより出力されたCSV値を、前記系統毎に累積加減算してDSV値を出力するステップと、
    前記抽出ステップにより出力された次に選択されるテーブルを示す情報と、前記複数の系統のいずれを選択するかを示す情報とを、前記選択情報として出力するステップと、
    ルックアヘッドDSV制御に必要な一連の前記選択情報保持するために必要十分な記憶容量を有する第2の記憶部に前記選択情報を前記系統毎に登録するステップと、
    ルックアヘッドDSV制御に必要な一連のユーザデータ保持するために必要十分な記憶容量を有する第3の記憶部に、入力されたユーザデータを登録するステップと、
    前記全ての種類のユーザデータと前記選択情報とに対応する前記チャネルデータのみを予め記憶し前記第2の記憶部からの出力と前記第3の記憶部からの出力をもとにDSVの絶対値が抑制されたNRZI変換後のチャネルデータを前記第4の記憶部から出力するステップとを有し
    前記ユーザデータに対応した前記NRZI変換後のチャネルデータのDSV値を抑制することを特徴としたデジタルデータ変調方法。
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