JPH0828665B2 - Da変換器 - Google Patents

Da変換器

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JPH0828665B2
JPH0828665B2 JP2286376A JP28637690A JPH0828665B2 JP H0828665 B2 JPH0828665 B2 JP H0828665B2 JP 2286376 A JP2286376 A JP 2286376A JP 28637690 A JP28637690 A JP 28637690A JP H0828665 B2 JPH0828665 B2 JP H0828665B2
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pwm circuit
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宏行 友松
幸久 尚永
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、少ないトランジスタ数で構成したDA変換
器に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図(a)は従来のDA変換器を示し、これは3値変
換器の出力とPWM回路の出力とを切り換えて積分回路に
入力できるものである。また第2図(b)はその3値変
換器の各点の信号波形を示す。図において、1は3値変
換器、2は3値変換器1の出力データを制御する信号を
ラッチするラッチ回路、3は3値変換器1の出力時間を
制御するカウンタ、4はオン時に“H"を出力するための
Pchトランジスタ、5はオン時に“L"を出力するためのN
chトランジスタ、6はPchトランジスタ4のゲートを制
御するNAND回路、7はNchトランジスタ5のゲートを制
御するNOR回路、8はカウンタ3の出力を反転するイン
バータ回路、9はPWM回路、10は3値変換器1とPWM回路
9の切り換えスイッチ、11は積分回路である。なお、12
はカウンタ3の設定された値に対応した時間である。
また、第3図は3値変換器の動作原理を説明するため
の図であり、図において、13は積分回路11の一例として
用いたコンデンサ、14は積分回路11に供給される電流の
流れを示す。
次に動作について説明する。ラッチ回路2に3値変換
器1が出力すべきデータを入力し、カウンタ3にそのデ
ータ出力時間を設定することにより、カウンタ3の出力
は設定時間の間“L"になり、ラッチ回路2にセットされ
た“H"または“L"の値がPchトランジスタ4およびNchト
ランジスタ5のゲートに入力される。ここでラッチ回路
2が“H"の場合はPchトランジスタ4がON状態になり、
またラッチ回路2が“L"の場合はNchトランジスタ5がO
N状態になり、それぞれ3値変換器1の出力として、積
分回路11に“H"または“L"を供給する。従って、積分回
路11に“H"または“L"を供給することにより、C点の電
位は昇圧または降圧する。
また、カウンタ3に設定された時間が過ぎると、ウン
タ3の出力は“H"になり、Pchトランジスタ4およびNch
トランジスタ5はそれぞれOFFして、3値変換器1の出
力はハイインピーダンスとなる。この間、積分回路11に
は“H"も“L"も供給されないので、C点の電位は変化せ
ずにそのままの電位が保持される。
従って、ラッチ回路2に、3値変換器1の出力すべき
“H"または“L"データと同種類のデータをラッチさせ、
かつカウンタ3に、積分回路11へ“H"または“L"を供給
する時間の値を設定することにより、C点の出力電圧を
3段階に制御することができる。また、スイッチ10を切
り換えることにより、PWM回路9の出力でC点の出力電
圧を制御することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のDA変換器は以上のように構成されているので、
専用のカウンタおよびラッチが必要であり、トランジス
タ数が多く必要であり、全体を小型化できないという問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、装置を小型化でき、しかも集積回路に内蔵
する場合、専有面積を小さくできるDA変換器を得ること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るDA変換器は、DA変換すべきディジタル
信号を入力し、該ディジタル信号に対してパルス幅変調
を行うPWM回路と、該PWM回路の出力と、該PWM回路の出
力と同周期かつ所定デューティの基準クロックとの差を
抽出する排他的論理和回路と、当該3値変換器の出力に
“ハイ",“ロウ”のいずれを出力するかを制御するため
の上記PWM回路の出力を入力する第1の入力端子と、当
該3値変換器の出力をハイインピーダンス状態にするか
否かを制御するための上記排他的論理和回路の出力を入
力する第2の入力端子とを有する3値変換器と、該3値
変換器の出力を積分することにより、ディジタル信号か
らアナログ信号へ変換する積分回路とを備えたものであ
る。
〔作用〕
この発明に係るDA変換器において、DA変換すべきディ
ジタル信号を入力し、該ディジタル信号に対してパルス
幅変調を行うPWM回路と、該PWM回路の出力と、該PWM回
路の出力と同周期かつ所定デューティの基準クロックと
の差を抽出する排他的論理和回路と、当該3値変換器の
出力に“ハイ",“ロウ”のいずれを出力するかを制御す
るための上記PWM回路の出力を入力する第1の入力端子
と、当該3値変換器の出力をハイインピーダンス状態に
するか否かを制御するための上記排他的論理和回路の出
力を入力する第2の入力端子とを有する3値変換器と、
該3値変換器の出力を積分することにより、ディジタル
信号からアナログ信号へ変換する積分回路とを備えたの
で、専用のラッチおよびカウンタが不要になり、全体と
して装置を小型化することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図(a)はこの発明の一実施例によるDA変換器の
構成を示す。また、第1図(b)はその各点の信号波形
を示す。図において、1〜11は従来構成におけるものと
同等のものである。21はPWM回路9の出力と同周期でデ
ューティ50%の基準クロックを入力する入力端子、22は
PWM回路9の出力と基準クロック入力端子21を入力とす
るEXNOR回路、23はPWM回路9の出力の周期および基準ク
ロック入力端子21に入力される基準クロックの周期、24
はPWM回路9の出力のデューティ、25は基準クロックの
デューティ、26は3値DA変換器1の出力時間を示す。
次に動作について説明する。本実施例では切り換えス
イッチ10により、PWM回路9の出力あるいは3値変換器
1の出力を選択して本DA変換器の出力データとすること
ができる。
まず、スイッチ10を切り換えることによりPWM回路9
を選択した場合、PWM回路9の出力でC点の出力電圧を
制御することができる。
次に、上記スイッチ10により3値変換器1を選択した
場合について説明する。該変換器1は上記PWM回路9の
出力とEXNOR回路22の出力とを入力として有している。
また上記EXNOR回路22は上記PWM回路9と、該回路9の出
力と同周期かつ所定のデューティの基準クロックとの差
を抽出するものである。さらに上記EXNOR回路22はB点
において出力が“L"であれば、上記PWM回路9の出力の
大きさによって3値変換器1の“H",“L"が制御でき、
同じくB点において出力を“H"とすることにより上記変
換器1がハイインピーダンスを出力することになる。
このように3値変換器1の出力が制御でき、ひいては
C点の電圧を制御できる。
ここで3値変換器1が“H",“L"を出力する過程を説
明する。
まず、PWM回路9の出力のデューティ24が50%より小
さい場合、 周期23×(基準クロックのデューティ25 −PWM回路9の出力のデューティ24) =3値変換器1の出力時間26 の間だけ、3値変換器1の出力は“L"になる。
PWM回路9の出力のデューティ24を50%より大きくす
ると、 周期23×(PWM回路9の出力のデューティ24 −基準クロックのデューティ25) =3値変換器1の出力時間26 の間だけ、3値変換器1の出力は“H"になる。
従って、従来例と同様に第3図および第1図(b)を
用いて説明すると、EXNOR回路22の出力が“L"の場合に
おいて、PWM回路9の出力のデューティ24が50%より大
きい場合はPWM回路9の出力が“H"である為、Pchトラン
ジスタ4がON状態になる。またPWM回路9の出力のデュ
ーティ24が50%より小さい場合はPWM回路9の出力が
“L"である為、Nchトランジスタ5がON状態になる。ゆ
えに、それぞれ3値変換器1の出力として、微分回路11
に“H"または“L"を供給する。積分回路11に“H"または
“L"を供給することにより、C点の電位は昇圧または降
圧する。
PWM回路9の出力のデューティ24が50%の時は、EXNOR
回路22の出力時間26は「0」になり、3値変換器1の出
力はない。
上記以外の時間の3値変換器1の出力はハイインピー
ダンスとなるため、Pchトランジスタ4およびNchトラン
ジスタ5はそれぞれOFFすることとなり、この間、積分
回路11には“H"も“L"も供給されないので、C点の電位
は変化せずにそのままの電位が保持される。
このように本実施例では、EXNOR回路22によりPWM回路
9の出力と基準クロックとのデューティの差を抽出し、
その差の期間は“H"あるいは“L"のいずれか一方を出力
し、その差の期間以外の期間はハイインピーダンス状態
となるようにし、かつ本DA変換器の出力が“H"であるか
“L"であるかをPWM回路9の出力に応じて決定するよう
に構成したので、3値変換器1の出力データおよび出力
時間を、PWM回路9の出力と基準クロックとで制御する
ことができ、専用のラッチおよびカウンタが不要とな
り、装置を小型化き、集積回路に内蔵する場合は専有面
積を小さくすることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るDA変換器によれば、DA
変換すべきディジタル信号を入力し、該ディジタル信号
に対してパルス幅変調を行うPWM回路と、該PWM回路の出
力と、該PWM回路の出力と同周期かつ所定デューティの
基準クロックとの差を抽出する排他的論理和回路と、当
該3値変換器の出力に“ハイ",“ロウ”のいずれを出力
するかを制御するための上記PWM回路の出力を入力する
第1の入力端子と、当該3値変換器の出力をハイインピ
ーダンス状態にするか否かを制御するための上記排他的
論理回路の出力を入力する第2の入力端子とを有する3
値変換器と、該3値変換器の出力を積分することによ
り、ディジタル信号からアナログ信号へ変換する積分回
路とを備えたので、上記3値変換器の出力データおよび
出力時間を、PWM回路の出力と基準クロックとで制御す
ることができ、専用のラッチおよびカウンタが不要とな
る為、装置を小型化することができ、集積回路に内蔵す
る場合は専有面積を小さくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例による構成を示す構
成図、第1図(b)はこの発明の一実施例による動作を
示すタイミングチャート図、第2図(a)は従来例によ
る構成を示す構成図、第2図(b)は従来例による動作
を示すタイミングチャート図、第3図は3値変換器の動
作原理を示す説明図である。 図において、1は3値変換器、2はラッチ回路、3はカ
ウンタ、4はPchトランジスタ、5はNchトランジスタ、
6はNAND回路、7はNOR回路、8はインバータ回路、9
はPWM回路、10はスイッチ、11は積分回路、12はカウン
タ3に設定された値に対応する時間、13はコンデンサ、
14は積分回路11に供給される電流の流れ、21は基準クロ
ック入力端子、22はEXNOR回路、23は周期、24はPWM回路
9の出力のデューティ、25は基準クロックのデューテ
ィ、26は3値変換器1の出力時間である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DA変換器において、 DA変換すべきディジタル信号を入力し、該ディジタル信
    号に対してパルス幅変調を行うPWM回路と、 該PWM回路の出力と、該PWM回路の出力と同周期かつ所定
    デューティの基準クロックとの差を抽出する排他的論理
    和回路と、 当該3値変換器の出力に“ハイ",“ロウ”のいずれを出
    力するかを制御するための上記PWM回路の出力を入力す
    る第1の入力端子と、当該3値変換器の出力をハイイン
    ピーダンス状態にするか否かを制御するための上記排他
    的論理和回路の出力を入力する第2の入力端子とを有す
    る3値変換器と、 該3値変換器の出力を積分することにより、ディジタル
    信号からアナログ信号へ変換する積分回路とを備えたこ
    とを特徴とするDA変換器。
JP2286376A 1990-10-23 1990-10-23 Da変換器 Expired - Lifetime JPH0828665B2 (ja)

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JPH04159820A JPH04159820A (ja) 1992-06-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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