JPH08285957A - 時計用文字板 - Google Patents
時計用文字板Info
- Publication number
- JPH08285957A JPH08285957A JP11628095A JP11628095A JPH08285957A JP H08285957 A JPH08285957 A JP H08285957A JP 11628095 A JP11628095 A JP 11628095A JP 11628095 A JP11628095 A JP 11628095A JP H08285957 A JPH08285957 A JP H08285957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- metal
- plated
- mark
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 数種類の金属色で加飾された装飾性豊かな時
計用文字板を提供する。 【構成】 金属基板１の上面に凸状の目盛１ａ及び凸状
のマーク１ｂが形成され、目盛１ａ及びマー１ｂ以外の
部分に塗装膜２が形成され、目盛１ａの上面には金メッ
キ膜３が形成され、マーク１ｂの上面にロジュウムメッ
キ膜５が形成され、更に全面にクリアー塗装を施し、こ
のクリアー塗装表面全面をラッピングして平滑な表面を
成すクリアー塗装膜６を形成して完成文字板としたもの
で、目盛は金メッキ色、マークはロジュウムメッキ色と
２色の金属メッキ色で加飾構成された文字板としたもの
である。
計用文字板を提供する。 【構成】 金属基板１の上面に凸状の目盛１ａ及び凸状
のマーク１ｂが形成され、目盛１ａ及びマー１ｂ以外の
部分に塗装膜２が形成され、目盛１ａの上面には金メッ
キ膜３が形成され、マーク１ｂの上面にロジュウムメッ
キ膜５が形成され、更に全面にクリアー塗装を施し、こ
のクリアー塗装表面全面をラッピングして平滑な表面を
成すクリアー塗装膜６を形成して完成文字板としたもの
で、目盛は金メッキ色、マークはロジュウムメッキ色と
２色の金属メッキ色で加飾構成された文字板としたもの
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は時計用文字板に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、時計用文字板で、金属文字板基板
上に、金属色の加飾を施した立体的な目盛、数字、マー
ク等を形成する方法として、図２に示すごとく、目盛、
数字、マーク等を成す部分以外をレジスト膜で被覆し
（図２イ）、レジスト膜の被覆していない目盛、数字、
マーク等の部分に金属厚メッキを施し（図２ロ）その後
レジスト膜を剥離して（図２ハ）、金属メッキ色の有す
る立体的な目盛、数字、マーク等を得る方法がある。
上に、金属色の加飾を施した立体的な目盛、数字、マー
ク等を形成する方法として、図２に示すごとく、目盛、
数字、マーク等を成す部分以外をレジスト膜で被覆し
（図２イ）、レジスト膜の被覆していない目盛、数字、
マーク等の部分に金属厚メッキを施し（図２ロ）その後
レジスト膜を剥離して（図２ハ）、金属メッキ色の有す
る立体的な目盛、数字、マーク等を得る方法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によって得ら
れた目盛，数字，マーク等は一種類の金属メッキ色しか
得られず装飾性に乏しいものである。
れた目盛，数字，マーク等は一種類の金属メッキ色しか
得られず装飾性に乏しいものである。
【０００４】本発明は上記問題を鑑みなされたもので、
その目的とするところは、目盛、数字、マーク等が立体
的に形成されて尚且つ数種類の金属メッキの加飾色を有
する装飾性豊かな時計用文字板を提供することにある。
その目的とするところは、目盛、数字、マーク等が立体
的に形成されて尚且つ数種類の金属メッキの加飾色を有
する装飾性豊かな時計用文字板を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、目盛、数字、
マーク等をエッチング方法或いはプレス方法等で凸形状
に成形された金属文字板基板上に塗装を施した後、目盛
の部分は切削加工にて金属面を露出させ、その露出した
金属面に加飾したい金属メッキを施し、更に全面にクリ
アー塗装を行い、次に数字，マークの部分を前記目盛の
部分と同様な方法で切削加工にて金属面を露出させ、そ
の露出した金属面に前記目盛の部分の金属メッキと異な
る金属メッキを施し、更にその上にクリアー塗装を全面
に行うことを特徴とするものである。
マーク等をエッチング方法或いはプレス方法等で凸形状
に成形された金属文字板基板上に塗装を施した後、目盛
の部分は切削加工にて金属面を露出させ、その露出した
金属面に加飾したい金属メッキを施し、更に全面にクリ
アー塗装を行い、次に数字，マークの部分を前記目盛の
部分と同様な方法で切削加工にて金属面を露出させ、そ
の露出した金属面に前記目盛の部分の金属メッキと異な
る金属メッキを施し、更にその上にクリアー塗装を全面
に行うことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】上記目盛の部分に加飾した金属メッキと、数
字，マークの部分に前記目盛の部分に加飾した金属メッ
キと異なる金属メッキをすることによって、少なくとも
２色の金属メッキ色に加飾された目盛，数字，マーク等
が得られる。
字，マークの部分に前記目盛の部分に加飾した金属メッ
キと異なる金属メッキをすることによって、少なくとも
２色の金属メッキ色に加飾された目盛，数字，マーク等
が得られる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の詳細を実施例でもって説明す
る。 図１は本発明によって得られた完成文字板の断面
図である。本実施例図１は 金属基板１の上面に凸状の
目盛１a及び凸状のマーク１b が形成され、目盛１a及び
マー１b以外の部分に塗装膜２が形成され、目盛１aの上
面には金メッキ膜３が形成され、マーク１bの上面にロ
ジュウムメッキ膜５が形成され、更に全面にクリアー塗
装を施し、このクリアー塗装表面全面をラッピングして
平滑な表面を成すクリアー塗装膜６を形成して完成文字
板としたもので、目盛は金メッキ色、マークはロジュウ
ムメッキ色と２色の金属メッキ色で加飾構成された文字
板としたものである。
る。 図１は本発明によって得られた完成文字板の断面
図である。本実施例図１は 金属基板１の上面に凸状の
目盛１a及び凸状のマーク１b が形成され、目盛１a及び
マー１b以外の部分に塗装膜２が形成され、目盛１aの上
面には金メッキ膜３が形成され、マーク１bの上面にロ
ジュウムメッキ膜５が形成され、更に全面にクリアー塗
装を施し、このクリアー塗装表面全面をラッピングして
平滑な表面を成すクリアー塗装膜６を形成して完成文字
板としたもので、目盛は金メッキ色、マークはロジュウ
ムメッキ色と２色の金属メッキ色で加飾構成された文字
板としたものである。
【０００８】目盛１a及びマーク１bがエッチング方法又
はプレス方法で凸状に立体的に形成されてなる金属基板
の上面全面に塗装を施し塗装膜２を形成し、次に凸状に
なった目盛１aの上部を機械加工で切削し塗装膜を除去
して金属面を露出させ、この露出した金属面に電気メッ
キ法で金メッキを施し金メッキ膜３を形成する、更に上
面全面にクリアー塗装を行いクリアー塗装膜４を形成し
た。
はプレス方法で凸状に立体的に形成されてなる金属基板
の上面全面に塗装を施し塗装膜２を形成し、次に凸状に
なった目盛１aの上部を機械加工で切削し塗装膜を除去
して金属面を露出させ、この露出した金属面に電気メッ
キ法で金メッキを施し金メッキ膜３を形成する、更に上
面全面にクリアー塗装を行いクリアー塗装膜４を形成し
た。
【０００９】次に凸状になったマーク１bの上部を機械
加工で切削しクリアー塗装膜４及び塗装膜２を除去し金
属を露出させ、この露出した金属面に電気メッキ法でロ
ジュウムメッキを施してロジュウムメッキ膜５を形成し
た。更に上面全面にクリアー塗装を施し、クリアー塗装
表面全面をラッピングして表面が平滑なクリアー塗装膜
６を形成した。
加工で切削しクリアー塗装膜４及び塗装膜２を除去し金
属を露出させ、この露出した金属面に電気メッキ法でロ
ジュウムメッキを施してロジュウムメッキ膜５を形成し
た。更に上面全面にクリアー塗装を施し、クリアー塗装
表面全面をラッピングして表面が平滑なクリアー塗装膜
６を形成した。
【００１０】上記の方法によって凸状の立体的に形成さ
れた目盛には金メッキの金属色が、マークにはロジュウ
ムメッキの金属色が加飾される。本実施例では目盛，マ
ークが２種類の金属メッキ色で加飾構成された文字板を
示したものである。尚例えば目盛，マーク，数字で構成
される文字板の場合で、目盛は金メッキ、マークはロジ
ュウムメッキ、数字にはニッケルメッキを施したいよう
な場合には、目盛、マークにそれぞれ上記の方法で施し
た金属メッキの膜上にクリアー塗装膜を形成した状態
で、数字部分の上部を機械加工で切削し数字部分の金属
面を露出させ、この露出金属面にニッケルメッキを施す
ことによってニッケル金属色に加飾された数字が得られ
る。この場合においては３種類の金属メッキ色に加飾構
成された目盛、数字、マークのついた文字板が得られ
る。
れた目盛には金メッキの金属色が、マークにはロジュウ
ムメッキの金属色が加飾される。本実施例では目盛，マ
ークが２種類の金属メッキ色で加飾構成された文字板を
示したものである。尚例えば目盛，マーク，数字で構成
される文字板の場合で、目盛は金メッキ、マークはロジ
ュウムメッキ、数字にはニッケルメッキを施したいよう
な場合には、目盛、マークにそれぞれ上記の方法で施し
た金属メッキの膜上にクリアー塗装膜を形成した状態
で、数字部分の上部を機械加工で切削し数字部分の金属
面を露出させ、この露出金属面にニッケルメッキを施す
ことによってニッケル金属色に加飾された数字が得られ
る。この場合においては３種類の金属メッキ色に加飾構
成された目盛、数字、マークのついた文字板が得られ
る。
【００１１】
【発明の効果】立体的に形成された目盛，数字，マーク
を数種類の金属メッキ色で加飾することによって装飾性
豊かな文字板が得られると同時に、目盛，数字，マーク
が各種の金属色を呈するため非常に高級感の感じる文字
板ともなる。
を数種類の金属メッキ色で加飾することによって装飾性
豊かな文字板が得られると同時に、目盛，数字，マーク
が各種の金属色を呈するため非常に高級感の感じる文字
板ともなる。
【図１】本発明の実施例における完成文字板の断面図。
【図２】従来の方法による文字板製造工程の工程断面
図。
図。
１ 金属基板 １ａ 目盛 １ｂ マーク ２ 塗装膜 ３ 金メッキ膜 ４ クリアー塗装膜 ５ ロジュウムメッキ膜 ６ クリアー塗装膜
Claims (1)
- 【請求項１】 時計用文字板に於いて、凸状に形成され
た目盛、数字、マーク等が金メッキ，ロジュウムメッ
キ，ニッケルメッキ等の少なくとも２種類以上の金属メ
ッキ色で加飾構成されていることを特徴とする時計用文
字板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11628095A JPH08285957A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 時計用文字板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11628095A JPH08285957A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 時計用文字板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285957A true JPH08285957A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14683170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11628095A Pending JPH08285957A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 時計用文字板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08285957A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020148765A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | オメガ・エス アー | 構造化された装飾を備えるセラミックスベースの計時器又は装飾品の構成要素 |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP11628095A patent/JPH08285957A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020148765A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | オメガ・エス アー | 構造化された装飾を備えるセラミックスベースの計時器又は装飾品の構成要素 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3724202A (en) | Ring member for a watch dial | |
| JPH08285957A (ja) | 時計用文字板 | |
| JPS6052391B2 (ja) | 時計用装飾板の製造方法 | |
| US4327428A (en) | Decorative plate for a timepiece | |
| JPH0792276A (ja) | 時計用文字板の製造方法 | |
| JPH0414233Y2 (ja) | ||
| JP3150803B2 (ja) | 時計文字板用足無し時字及びその製造方法並びにそれを使用した時計用文字板 | |
| JP3660238B2 (ja) | 時計用文字板の製造方法 | |
| JPH07294666A (ja) | 時計用文字板の製造方法 | |
| JPS6346859Y2 (ja) | ||
| JPS6214237B2 (ja) | ||
| JPH05119163A (ja) | 腕時計用文字板の製造方法 | |
| JPS6029486A (ja) | 時計用文字板 | |
| JPH0634768A (ja) | 時計用表示板 | |
| JPH0426779A (ja) | 時計用文字板の製造方法 | |
| GB2062907A (en) | Decorative front plate for timepiece | |
| KR840000452B1 (ko) | 시계용 문자판 및 모양판의 제조방법 | |
| JPS6230266B2 (ja) | ||
| JP2022011410A (ja) | 時計用文字板、時計 | |
| JPS59190387A (ja) | 時計用文字板 | |
| JPH03186788A (ja) | 時計用文字板及びその製造方法 | |
| JPS6124947Y2 (ja) | ||
| JPH03226591A (ja) | 部分古美調装飾部品およびその製造方法 | |
| JPH0675061A (ja) | 腕時計用文字板の製造方法 | |
| JPH0353081A (ja) | 時計用文字板の製造方法 |