JPH0828575A - 遊星歯車減速装置 - Google Patents

遊星歯車減速装置

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JPH0828575A
JPH0828575A JP6186415A JP18641594A JPH0828575A JP H0828575 A JPH0828575 A JP H0828575A JP 6186415 A JP6186415 A JP 6186415A JP 18641594 A JP18641594 A JP 18641594A JP H0828575 A JPH0828575 A JP H0828575A
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JP
Japan
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planetary gear
roller
bearing
gear
pocket
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Application number
JP6186415A
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English (en)
Inventor
Shinobu Yamamoto
忍 山本
Nobuo Uzawa
信夫 鵜沢
Akihiro Tanaka
章弘 田中
Yuji Igawa
裕二 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/46Cages for rollers or needles
    • F16C33/467Details of individual pockets, e.g. shape or roller retaining means
    • F16C33/4682Details of individual pockets, e.g. shape or roller retaining means of the end walls, e.g. interaction with the end faces of the rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
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    • F16C19/463Needle bearings with one row or needles consisting of needle rollers held in a cage, i.e. subunit without race rings
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    • F16C33/4623Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
    • F16C33/4635Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages made from plastic, e.g. injection moulded window cages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊星歯車減速装置において、各段の減速歯車
機構の軸受に樹脂製の保持器の使用を可能とし、軸受の
潤滑を効率良く行うと共に、騒音の発生を防止し、軸受
の製造コスト低減を図る。 【構成】 減速歯車機構の遊星歯車を軸支する軸受の保
持器61を樹脂材料により形成する。保持器61の筒状
体62には複数個のころ64を保持するポケット63が
形成される。各ポケット63の軸方向に対向した内壁面
63A,63Aには係合突起65を形成し、ころ64の
軸方向両端面には係合凹部66を形成する。ころ64の
側面とポケット63の径方向に対向する内壁面63B,
63Bの間には隙間Δdが形成され、保持器61の各ポ
ケット63内に潤滑油を充分供給でき、摩耗粉によるこ
ろ64の早期摩耗を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の減速段からなる
遊星歯車減速装置に関し、特に、油圧ショベル、油圧ク
レーン等の履帯駆動装置に好適に用いられる遊星歯車減
速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図12および図13に従来技術に
よる遊星歯車減速装置として、3段の減速段を備えた油
圧ショベル等の履帯駆動装置を例に挙げて示す。
【0003】図中、1は車体の機枠等に固着される円筒
状の支持部材を示し、該支持部材1の一端側には回転源
としての油圧モータ2が取付けられ、その他端側には後
述するハブ13に噛合する歯部1Aが形成されると共
に、後述のキャリア35を軸方向に位置決めする筒状の
ストッパ部1Bが形成されている。
【0004】3は回転体となる有蓋筒状のハウジングを
示し、該ハウジング3は支持部材1の外周側に位置する
ドラム4と、内周側に内歯車5Aが設けられたリングギ
ア5と、該リングギア5を施蓋する底蓋6とから大略構
成される。そして、ドラム4はスラストラジアル軸受か
らなる主軸受7を介して支持部材1に回転自在に支持さ
れると共に、その外周側には履帯駆動用のスプロケット
8がボルト9を介して取付けられ、リングギア5はボル
ト10を介してドラム4に固着され、底蓋6はボルト1
1を介してリングギア5に固着されている。なお、前記
底蓋6の内側には軸中心に位置して後述する太陽歯車1
7の先端面と摺接するライナ12が嵌合されている。
【0005】さらに、前記主軸受7は支持部材1のスト
ッパ部1Bの外周側にハブ13およびナット14により
軸方向に位置決めされている。ここで、ハブ13は内,
外周に歯部13A,13Bが形成され、内側の歯部13
Aは支持部材1の歯部1Aに噛合され、外側の歯部13
Bはキャリア35の歯部35Aに噛合することにより、
該キャリア35を支持部材1に対し、回転規制して固定
されている(図13参照)。
【0006】15は油圧モータ2の回転出力を導出する
回転軸を示し、該回転軸15の一端側は油圧モータ2と
連結され、その他端側は底蓋6に向けて延在し、後述す
る1段目の太陽歯車17になると共に、先端面はライナ
12に摺接している。
【0007】16は1段目の減速歯車機構を示し、該減
速歯車機構16は回転軸15の先端側に該回転軸15と
一体に形成された太陽歯車17と、該太陽歯車17とリ
ングギア5の内歯車5Aとに噛合するように配設され、
該太陽歯車17の周囲を自転しつつ公転する遊星歯車1
8と、該遊星歯車18を軸受19を介して回転自在に支
持するピン20と、該ピン20が固着され、遊星歯車1
8の公転を後述する次段の太陽歯車24に伝達するキャ
リア21と、該キャリア21,前記遊星歯車18と軸受
19との両端面に接するように設けられた一対のスラス
トプレート22,22(図13参照)とから構成されて
いる。なお、太陽歯車17は回転軸15と別部材で形成
し、これに取付けてもよい。
【0008】一方、23は中間段の減速段となる2段目
の減速歯車機構を示し、該減速歯車機構23は回転軸1
5に遊嵌され、1段目のキャリア21の歯部21Aに噛
合してキャリア21の公転のみが伝達される太陽歯車2
4と、該太陽歯車24とリングギア5の内歯車5Aとに
噛合し、該太陽歯車24の周囲を自転しつつ公転する遊
星歯車25と、該遊星歯車25を軸受26を介して回転
自在に支持するピン27と、該ピン27が固着され、遊
星歯車25の公転を後述の最終段の太陽歯車31に伝達
するキャリア28と、該キャリア28と前記遊星歯車2
5と軸受26との両端面に接するように設けられた一対
のスラストプレート29,29(図13参照)とから構
成されている。
【0009】また、30は最終段の減速段となる3段目
の減速歯車機構を示し、該減速歯車機構30は回転軸1
5に遊嵌され、2段目のキャリア28の歯部28Aに噛
合してキャリア28の公転のみが伝達される太陽歯車3
1と、該太陽歯車31とリングギア5の内歯車5Aとに
噛合し、該太陽歯車31の周囲を自転する遊星歯車32
と、該遊星歯車32を軸受33を介して回転自在に支持
するピン34と、該ピン34が固着されると共に、一端
側内周に前記ハブ13の外側の歯部13Bと噛合する歯
部35Aが形成され、該ハブ13の内側の歯部13Aを
支持部材1の歯部1Aに噛合することによって回転方向
に位置決めされたキャリア35と、該キャリア35と前
記遊星歯車32と軸受33との両端面に接するように設
けられた一対のスラストプレート36,36(図13参
照)とから構成され、該キャリア35は支持部材1のス
トッパ部1Bに当接し、軸方向一側への位置決めがなさ
れている。
【0010】さらに、37は1段目のキャリア21を軸
方向に位置決めするためのスペーサを示し、該スペーサ
37の内径側は太陽歯車17,24間に挟まれ、外径側
はキャリア21に係合し、該スペーサ37の脱落防止と
キャリア21の軸方向への位置決めを図っている。38
は2段目のキャリア28を軸方向に位置決めするための
他のスペーサを示し、該スペーサ38の内径側は太陽歯
車24,31間に挟まれ、外径側はキャリア28に係合
し、該スペーサ38の脱落防止とキャリア28の軸方向
への位置決めを図っている。
【0011】このように構成された遊星歯車減速装置で
は、油圧モータ2により回転軸15を回転させると、そ
の回転は太陽歯車17,遊星歯車18,キャリア21等
からなる1段目の減速歯車機構16によって所定の減速
比をもって減速され、遊星歯車18の公転のみがキャリ
ア21から2段目の太陽歯車24へと出力される。そし
て、該太陽歯車24,遊星歯車25,キャリア28等か
らなる2段目の減速歯車機構23は前記キャリア21か
らの回転をさらに所定の減速比で減速し、遊星歯車25
の公転のみをキャリア28から最終段の太陽歯車31へ
と出力する。さらに、該太陽歯車31,遊星歯車32,
キャリア35等からなる最終段の減速歯車機構30で
は、キャリア35が歯部35A,ハブ13および支持部
材1の歯部1Aを介して支持部材1に回転方向に対して
位置決めされているから、前記キャリア28からの回転
出力を所定の減速比で減速しつつ、太陽歯車31から遊
星歯車32を介してリングギア5へと伝達し、該リング
ギア5およびドラム4等からなるハウジング3に大きな
回転トルクを発生させる。
【0012】かくして、油圧モータ2の回転出力は各減
速歯車機構16,23,30によって順次減速され、大
トルクとなってハウジング3に伝達され、スプロケット
8に巻回される履帯(図示せず)を低速回転で駆動する
ことによって、油圧ショベル等を走行させるようになっ
ている。また、ハウジング3内には潤滑油となる油液が
収容され、各減速歯車機構16,23,30等を潤滑す
る。
【0013】さらに、油圧ショベル等に使用される遊星
歯車減速装置においては、各段の遊星歯車18,25,
32をキャリア21,28,35に軸支する軸受19,
26,33は、複数個のころと保持器とから構成されて
いる。
【0014】ここで、図14ないし図16に基づいて、
ころ軸受を使用している各減速段の軸受19,26,3
3のうち、第2段の遊星歯車25を軸支する軸受26を
例に挙げて説明するに、この軸受26は例えば実開昭5
8−108622号公報に開示されるような保持器を有
するものが用いられている。
【0015】即ち、41は後述する各ころ44と共に軸
受26を構成する保持器を示し、該保持器41は金属材
料等により筒状体42として形成され、該筒状体42に
は周方向に所定寸法を離間して内径側から外径側に貫通
する矩形状の貫通穴からなる多数のポケット43,4
3,…が全周にわたって形成されている。
【0016】44,44,…は金属材料等から円筒状体
として形成されたころを示し、該各ころ44は針状こ
ろ、棒状ころ等として構成されている。そして、これら
の各ころ44は前記保持器41の各ポケット43内にそ
れぞれ規則正しく保持されている。
【0017】45,45,…は内側突起部、46,4
6,…は外側突起部をそれぞれ示し、該各突起部45,
46は前記各ポケット43の内壁面のうち、軸方向両側
でかつ内径側,外径側の開口縁に位置し、それぞれ周方
向に対向して互いに近接するように形成されている。そ
して、該各突起部45,46に前記各ころ44を係合さ
せ、該各ころ44の抜け落ちを防止するようになってい
る。
【0018】また、47,47,…は前記各ポケット4
3の内壁面の軸方向中間部に位置して径方向に切欠かれ
た切欠部を示し、該各切欠部47はピン27側の油液を
遊星歯車25側に流通させる通路となり、潤滑油の流れ
や軸受26内における潤滑油の油量を確保するようにな
っている。
【0019】また、前記軸受26の軸方向における位置
決めは、左,右のスラストプレート29,29によって
行うことにより、遊星歯車25をピン27を介してキャ
リア28に確実に軸支することができる。
【0020】次に、軸受26の潤滑においては、ハウジ
ング3内の潤滑油が、ピン27を介して軸受26内に浸
入し、遊星歯車25が回転する時に生じる遠心力によっ
て、ハウジング3内に潤滑油を放出する。これにより、
軸受26の潤滑性を高めるようになっている。
【0021】なお、他の軸受19,33についても、前
述した軸受26の構成と同様に、保持器41ところ44
等から構成されているので、その説明は省略する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による遊星歯車減速装置においては、減速歯車機
構16,23,30毎に各段の遊星歯車18,25,3
2をキャリア21,28,35に軸支する軸受19,2
6,33が設けられ、順次伝達される低速大トルクを受
承するようになっている。
【0023】然るに、ハウジング3内には高さ方向の半
分位まで潤滑油が収容され、各段の遊星歯車18,2
5,32が油浴状態で配設されているが、太陽歯車1
7,24,31、遊星歯車18,25,32、内歯車5
A等が互いに噛合しているため、これら各部品の摺動摩
耗により摩耗粉が発生し易く、この摩耗粉はハウジング
5内に溜り、かつ潤滑油の攪拌によって流動している。
【0024】このため、ハウジング5内の摩耗粉は潤滑
油の流れに乗って軸受19,26,33(例えば軸受2
6)の各ポケット43内に侵入する。ここで、各ポケッ
ト43の内壁面にはころ44の抜け落ちを防止する各突
起部45,46が形成されているため、ポケット43の
内壁面ところ44との間が狭隘となり、潤滑油と共に各
ポケット43内に侵入した摩耗粉は、各突起部45,4
6によって掻き落とされ、該各ポケット43内に滞留す
る。この結果、各ポケット43内のころ44は、堆積し
た摩耗粉によって早期に摩耗してしまい、軸受26の寿
命を低下させてしまうという問題がある。
【0025】さらに、軸受19,26,33における各
ポケット43内のころ44が摩耗してしまうと、遊星歯
車減速装置の運転効率の大幅な低下を引き起こしてしま
うという問題がある。
【0026】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は潤滑油の潤滑を効率良く行い、
かつ摩耗粉が保持器の各ポケット内に滞留するのを防止
できるようにした遊星歯車減速装置を提供することを目
的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1による発明が採用する構成の特徴は、
キャリアのピンに対し遊星歯車を軸支する軸受を、円筒
状に形成されて前記ピンの外周に配設される保持器と、
前記ピンと遊星歯車との間で転動するように該保持器内
に回動可能に保持される複数個のころとから構成し、前
記保持器を、樹脂材料によって円筒状に形成された筒状
体と、該筒状体の周方向に離間して矩形状をなすように
形成された複数のポケットと、該各ポケット内で前記各
ころの軸方向両側を回転可能に保持する係合部とから形
成し、かつ前記ころの軸方向両端には前記係合部に係合
する被係合部を設けたことにある。
【0028】また、請求項2の発明では、前記各ポケッ
ト内に形成した係合部を係合凹部として形成し、前記こ
ろの両端に形成した被係合部を係合突起として形成した
ことにある。
【0029】さらに、請求項3の発明では、前記各ポケ
ット内に形成した係合部を係合突起として形成し、前記
ころの両端に形成した被係合部を係合凹部として形成し
たことにある。
【0030】
【作用】請求項1の発明によれば、キャリアに対して遊
星歯車を支持するためピンと遊星歯車との間に軸受を設
け、低速大トルクの荷重を受承する。この時、軸受の保
持器を樹脂材料で形成し、この保持器に径方向に貫通し
た複数のポケットを形成して、該各ポケット内にころの
軸方向両側を回転可能に保持するようにしたから、該各
ころの側面とポケットとの間に、大量の潤滑油が流出入
可能となり、これら各ころの潤滑性を向上させ、摩耗粉
がポケット内に滞留するのを防止する。また、保持器の
材質が樹脂材料であるから、金属同士の摺動接触を少な
くして発熱や騒音の発生を防止する。また、保持器内に
多量の潤滑油を流通することができるから、油膜切れお
よび熱変換不足等を防止し、保持器の強度を確保するこ
とができる。
【0031】また、請求項2,3の発明のように、前記
各ころの両端面には、該各ころの回転軸上に係合凹部
(係合突起)を形成し、前記各ポケットの軸方向両端面
には、該各係合凹部(係合突起)に係合する係合突起
(係合凹部)を形成することにより、これら各ころの軸
方向両側をポケット内に容易に保持することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図11に
基づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0033】まず、第1の実施例を図1ないし図4に示
す。
【0034】図中、51は1段目の減速歯車機構を示
し、該減速歯車機構51は従来技術の減速歯車機構16
とほぼ同様に、太陽歯車17と、該太陽歯車17の周囲
を自転しつつ公転する遊星歯車18と、該遊星歯車18
をキャリア21にピン20と共に回転可能に支持する本
実施例による軸受52とから構成されている。
【0035】53は中間段の減速段となる2段目の減速
歯車機構を示し、該減速歯車機構53は従来技術の減速
歯車機構23とほぼ同様に回転軸15に遊嵌され、1段
目のキャリア21の公転のみが伝達される太陽歯車24
と、該太陽歯車24の周囲を自転しつつ公転する遊星歯
車25と、該遊星歯車25をキャリア28にピン27と
共に回転可能に支持する本実施例の軸受54とから構成
されている。
【0036】55は最終段の減速段となる3段目の減速
歯車機構を示し、該減速歯車機構55は回転軸15に遊
嵌され、2段目のキャリア28の公転のみが伝達される
太陽歯車31と、該太陽歯車31の周囲を自転する遊星
歯車32と、該遊星歯車32をキャリア35にピン34
と共に回転可能に支持する本実施例の軸受56とから構
成されている。
【0037】次に、図2ないし図4に基づいて、ころ軸
受を使用している軸受52,54,56のうち、遊星歯
車25を軸支する軸受54を例に挙げて説明する。
【0038】図中、61は後述する各ころ64と共に軸
受54を構成する保持器、62は該保持器61の外形を
構成する筒状体62をそれぞれ示し、該筒状体62は樹
脂材料を射出成形等の手段を用いることにより、形成さ
れている。
【0039】63,63,…は筒状体62の周方向に所
定寸法を離間し、内径側から外径側に貫通し形成された
複数個のポケットを示し、該各ポケット63を矩形状に
形成することによって、後述する各ころ64をそれぞれ
保持するようになっている。また、当該保持器61の筒
状体62はキャリア28の各端面間に挟持して設けられ
ている。
【0040】64,64,…は金属材料等から円筒状体
として形成されたころを示し、該各ころ64は針状こ
ろ、棒状ころ等として構成されている。そして、これら
各ころ64は、前記保持器61の各ポケット63内にそ
れぞれ規則正しく保持されている。
【0041】65,65はポケット63の軸方向に対向
した内壁面63A,63Aに球面状に形成された係合部
としての係合突起を示し、該各係合突起65には前記各
ころ64の回転中心軸上にほぼ位置し、後述する係合凹
部66,66が係合突起65,65に係合することによ
り、ポケット63内にころ64を保持するようになって
いる。
【0042】66,66は各ころ64の軸方向両端面に
形成された被係合部としての球面状の係合凹部を示し、
該各係合凹部66の中心は該各ころ64の回転中心軸上
に位置している。
【0043】67,67は各ポケット63の軸方向に延
びる一対の内壁面63B,63Bの軸方向の中央位置に
断面略四角形状に貫通して形成された切欠きを示し、該
各切欠き67ところ64との隙間は潤滑油の油道となっ
ている。
【0044】かくして、本実施例による軸受54は、保
持器61の各ポケット63内にそれぞれ配設された各こ
ろ64は各ポケット63の係合突起65に該各ころ64
の係合凹部66を係合することにより、該各ころ64を
回転可能に保持する構成になっているから、ころ64の
側面とポケット63の内壁面との間には隙間Δd(図2
参照)が形成され、この隙間Δdは前記切欠き67と共
に潤滑油の油道となっている。また、他の各段の減速歯
車機構51,55の軸受52,56においてもほぼ同様
の構成となっている。
【0045】本実施例による遊星歯車減速装置は、上述
の如き構成を有するもので、その基本的作動については
従来技術によるものと格別差異はないもので、油圧モー
タ2によって各段の減速歯車機構51,53,55を減
速回転し、ハウジング3からスプロケット8に低速大ト
ルクの回転を伝達する。
【0046】然るに、本実施例においてもケーシング3
内の潤滑油は、遊星歯車25の遠心力の作用により、保
持器61の内径側から各ポケット63内に流入して径方
向外側に流出する。このとき、各ポケット63内にはこ
ろ64を除いて潤滑油の流入抵抗となる部分はなく、し
かも各切欠き67を介してころ64の回転にも助けられ
潤滑油は径方向外側に流出でき、各ころ64の潤滑を円
滑に行うことができる。また、各ポケット63ところ6
4との間には隙間Δdが確保され、狭隘な部分がないか
ら、潤滑油によって運ばれた摩耗粉は潤滑油と共に、保
持器61の径方向外側に流出でき、摩耗粉がポケット6
3内に滞留するのを防止することができる。
【0047】このため、遊星歯車減速装置内に発生した
摩耗粉は、保持器61の形状と各ポケット63内を流れ
る多量の潤滑油により、該各ポケット63内に滞留する
のを強制的に防止し、摩耗粉の堆積によるころ64の摩
耗を確実に低減できる。
【0048】このことは、軸受54の他に、減速歯車機
構51,55の軸受52,56に用いることにより、こ
れら各軸受52,54,56の摩耗粉による各ころの摩
耗を防止することができ、該各軸受52,54,56の
寿命を伸ばし、遊星歯車減速装置の運転効率を長期に亘
って安定させることができる。
【0049】また、本実施例による軸受54において
は、上述した保持器61を用いることにより、軸受54
へ供給される潤滑油の量を積極的に多くし、潤滑性を向
上させることができる。そして、保持器61を樹脂材料
で形成した場合であっても、筒状体62内に十分な潤滑
油を流通させ、該筒状体62と各ころ64との潤滑を十
分に行うことができる。さらに、各軸受52,54,5
6の各ころ64とピン20,27,34および遊星歯車
18,25,32との潤滑も十分に行うことができ、油
膜切れ、潤滑油温の上昇等を確実に防止できるから、低
速大トルクを出力する遊星歯車減速装置に樹脂材料によ
って形成された保持器61を用いることができる。
【0050】また、本実施例の保持器61は潤滑性をも
った樹脂材料により形成しているから、その筒状体62
の端面とキャリア21,28,35の端面を、直接接触
させることが可能となり、従来技術で保持器41とキャ
リア21,28,35の端面との間に必要であったスラ
ストプレート22,29,36を廃止でき、部品点数を
削減できる。
【0051】従って、前述した如く、保持器61に供給
される潤滑油の油量を多くするのみならず、軸受52,
54,56近傍の熱の発生を減少させることにより、該
軸受52,54,56の潤滑性をより向上させ、軸受5
2,54,56の寿命を効果的に延ばすことができ、最
終的に遊星歯車減速装置としての寿命を延ばすことがで
きる。
【0052】さらに、保持器61を樹脂材料によって形
成しているから、ころ64の両端面に形成された係合凹
部66を、各ポケット63の軸方向に対面して形成した
係合突起65に係合させるときに筒状体62を弾性変形
させることによってポケット63にころ64を容易に係
合でき、遊星歯車減速装置の組立て時における組立作業
性を向上させることができる。
【0053】さらにまた、前記保持器61は樹脂材料の
射出成形によって製造することができるから、低コスト
による大量生産が可能となり、大幅なコスト低減を図る
ことができる。
【0054】次に、本発明による第2の実施例を図5な
いし図7に示すに、本実施例の特徴は、前述した第1の
実施例による保持器61の係合突起65ところ64の係
合凹部66の形状を変更したものである。なお、前述し
た第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0055】図中、71は本実施例による保持器を示
し、該保持器71は樹脂材料により筒状体72として射
出成形等の手段により成形され、該筒状体72の周方向
には所定寸法を離間して内径側から外径側に貫通し、各
ころ64がそれぞれ保持される矩形状をなす複数のポケ
ット73,73,…が形成されている。また、該保持器
71の筒状体72はキャリア28の各端面間に挟持され
ている。
【0056】74,74,…は本実施例に用いるころを
示し、該各ころ74は前記保持器71の各ポケット73
内にそれぞれ規則正しく保持されている。
【0057】75,75はポケット73の軸方向に対向
した内壁面73A,73Aに球面状に形成された係合部
としての係合凹部を示し、該各係合凹部75には前記こ
ろ74の回転中心軸にほぼ位置し、後述する係合突起7
6,76が係合凹部75,75に係合することにより、
ポケット73内にころ74を保持するようになってい
る。
【0058】76,76は各ころ74の両端面に形成さ
れた被係合部としての球面状の係合突起を示し、該各係
合突起76の中心はころ74の回転軸上に位置してい
る。
【0059】77,77は各ポケット73の軸方向に延
びる一対の内壁面73B,73Bの軸方向の中央位置に
断面略四角形状に貫通して形成された切欠きを示し、該
各切欠き77ところ74との隙間Δdは潤滑油の油道と
なっている。
【0060】このように構成される保持器71によって
構成された軸受においても、保持器71の各ポケット7
3内に潤滑油を充分に供給し、各ころ74の潤滑性を向
上させることができ、樹脂製の保持器71であっても低
速大トルクを出力する遊星歯車減速装置にも適用するこ
とができる。また、摩耗粉がポケット73内に混入した
場合でも、摩耗粉の該ポケット73内での滞留を防止で
き、ころ74の摩耗を防止できる。さらに、保持器71
を樹脂製にすることにより、組立て時におけるころ74
のポケット73への装着を容易にでき、作業性を大幅に
向上することができる等、前述した第1の実施例と同様
の作用効果を奏する。
【0061】さらに、本発明による保持器のポケットに
ころを保持する場合の変形例について、図8ないし図1
1により説明する。
【0062】まず、図8による第1の変形例では、保持
器81の外形をなす樹脂製の筒状体82にポケット8
3,83,…を形成し、該各ポケット83の軸方向に対
向する内壁面83A,83Aに円錐状の係合突起84,
84を形成する。一方、ころ85の軸方向両端面には円
錐状の係合凹部86,86を形成し、該各係合凹部86
を係合突起84に係合させることにより、保持器81の
ポケット83内にころ85を保持するものである。
【0063】また、図9による第2の変形例では、保持
器91の外形をなす樹脂製の筒状体92にポケット9
3,93,…を形成し、該各ポケット93の軸方向に対
向する内壁面93A,93Aに円錐台状の係合突起9
4,94を形成する。一方、ころ95の軸方向両端面に
は円錐台状の係合凹部96,96を形成し、該各係合凹
部96を係合突起94に係合させることにより、保持器
91のポケット93内にころ95を保持するものであ
る。
【0064】さらに、図10による第3の変形例は、前
記第1の変形例において、ポケット83′に円錐状の係
合凹部84′,84′を形成し、ころ85′に円錐状の
係合突起86′,86′を形成したものである。
【0065】さらにまた、図11による第4の変形例
は、前記第2の変形において、ポケット93に円錐台状
の係合凹部94′,94′を形成し、ころ95′に円錐
台状の係合突起96′,96′を形成したものである。
【0066】上述した第1〜第4の変形例においても、
上述した第1の実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0067】なお、前記各実施例では、減速歯車機構を
3段の減速機によって構成する場合を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限るものではなく、1段,2段ま
たは4段以上の減速歯車機構を有するものに用いてもよ
い。
【0068】また、前記各実施例では、ドラム4とリン
グギア5とを一体形成した構成としたもの、またはリン
グギア5と底蓋6とを一体形成したものに用いてもよ
い。
【0069】さらに、前記各実施例では、最終段のキャ
リア35を支持部材1に固定する最終段キャリア固定型
の遊星歯車減速装置を例示したが、内歯車を支持部材1
側に設け、最終段のキャリアをハウジング3に固定して
なる最終段キャリア回転型の遊星歯車減速装置に適用し
てもよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明による遊星歯
車減速装置においては、遊星歯車をピンを介してキャリ
アに軸支するための軸受を、樹脂材料により成形して複
数のポケットを有する保持器と、該保持器の各ポケット
内にそれぞれ保持されたころとから構成し、該保持器の
各ポケット内で前記各ころを軸方向で保持するようにし
たから、各ポケットにころを容易に保持すると共に、各
ころの側面と各ポケットの径方向に対向する内壁面との
間が油道となり、この油道を介してピン側から遊星歯車
に多量の潤滑油が供給でき、摩耗粉によるころの早期摩
耗を防止できる。この結果、寿命を延ばし、遊星歯車減
速装置を長期に亘って安定的に運転することができる。
【0071】さらに、保持器を樹脂材料で成形すること
により、該保持器の弾性変形を利用してころの装着を容
易に行うと共に、遊星歯車,ピン,キャリア間の軸受近
傍の摩擦による熱の発生を低減して軸受の寿命を延ば
し、ひいては遊星歯車減速装置の寿命を確実に延ばすこ
とができる。
【0072】しかも、保持器は樹脂材料による射出成形
等によって製造し得るから、保持器の多量生産を可能に
し、コスト低減を大幅に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による遊星歯車減速装置
の要部を示す拡大縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例による軸受の保持器を拡
大して示す側面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向からみた縦断面図
である。
【図4】図2中の矢示IV−IV方向からみた横拡大断面図
である。
【図5】本発明の第2の実施例による軸受の保持器を拡
大して示す側面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた縦断面図であ
る。
【図7】図6中の矢示VII −VII 方向からみた横拡大断
面図である。
【図8】本発明の第1の変形例による保持器ところを示
す縦断面図である。
【図9】本発明の第2の変形例による保持器ところを示
す縦断面図である。
【図10】本発明の第3の変形例による保持器ところを
示す縦断面図である。
【図11】本発明の第4の変形例による保持器ところを
示す縦断面図である。
【図12】従来技術による遊星歯車減速装置の縦断面図
である。
【図13】図12中の要部を拡大して示す拡大縦断面図
である。
【図14】従来技術による軸受の保持器を拡大して示す
側面図である。
【図15】図14中の矢示XV−XV方向からみた縦断面図
である。
【図16】図14中の矢示XVI −XVI 方向からみた横拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 支持部材 2 油圧モータ(回転源) 3 ハウジング 5A 内歯車 6 底蓋 13 ハブ 15 回転軸 17,24,31 太陽歯車 18,25,32 遊星歯車 20,27,34 ピン 21,28,35 キャリア 51,53,55 減速歯車機構 52,54,56 軸受 61,71,81,81′,91,91′ 保持器 62,72,82,82′,92,92′ 筒状体 63,73,83,83′,93,93′ ポケット 63A,73A,83A,83A′,93A,93A′
内壁面 64,74,85,85′,95,95′ ころ 65,76,84,84′,94,94′ 係合突起 66,75,86,86′,96,96′ 係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井川 裕二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転源が設けられた支持部材と、該支持
    部材に回転自在に支持されたハウジングと、該ハウジン
    グ内に設けられ、回転源の回転を減速して該ハウジング
    に伝達するため、太陽歯車、該太陽歯車と内歯車とに噛
    合する遊星歯車、該遊星歯車を軸受およびピンを介して
    支持するキャリアからなる一段または複数段の減速歯車
    機構とを備えてなる遊星歯車減速装置において、前記遊
    星歯車を軸支する軸受を、円筒状に形成されて前記ピン
    の外周に配設される保持器と、前記ピンと遊星歯車との
    間で転動するように該保持器内に回動可能に保持される
    複数個のころとから構成し、前記保持器を、樹脂材料に
    よって円筒状に形成された筒状体と、該筒状体の周方向
    に離間して矩形状をなすように形成された複数のポケッ
    トと、該各ポケット内で前記各ころの軸方向両側を回転
    可能に保持する係合部とから形成し、かつ前記ころの軸
    方向両端には前記係合部に係合する被係合部を設けたこ
    とを特徴とする遊星歯車減速装置。
  2. 【請求項2】 前記各ポケット内に形成した係合部を係
    合凹部として形成し、前記ころの両端に形成した被係合
    部を係合突起として形成してなる請求項1記載の遊星歯
    車減速装置。
  3. 【請求項3】 前記各ポケット内に形成した係合部を係
    合突起として形成し、前記ころの両端に形成した被係合
    部を係合凹部として形成してなる請求項1記載の遊星歯
    車減速装置。
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