JPH08284828A - ポンプ運転用制御盤およびこれを用いたポンプ装置 - Google Patents

ポンプ運転用制御盤およびこれを用いたポンプ装置

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JPH08284828A
JPH08284828A JP7089388A JP8938895A JPH08284828A JP H08284828 A JPH08284828 A JP H08284828A JP 7089388 A JP7089388 A JP 7089388A JP 8938895 A JP8938895 A JP 8938895A JP H08284828 A JPH08284828 A JP H08284828A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】開閉扉を開くことなくインバータ回路の表示部
を確認することができ、点検作業が容易になるととも
に、構造も簡素化するポンプ運転用制御盤およびこれを
用いたポンプ装置を提供する。 【構成】開閉扉24を備えたハウジング20内に、外部
のポンプ駆動用モータ3を制御するインバータ回路部
品、322、323、324および上記ポンプ駆動用モ
ータに流れる電流値または周波数を表示する表示部32
5を設けるとともに、上記開閉扉に表示部を外部から視
認可能な透明板を有する覗き窓を形成したことを特徴と
するポンプ運転用制御盤。 【作用】開閉扉に設けられた覗き窓からハウジング内の
インバータ回路の表示部を視認できるようになり、開閉
扉を開くことなく点検が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路により
ポンプ駆動用モータを運転制御する場合に用いられ、上
記インバータ回路を収容した制御盤の構造、およびこれ
を用いたポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプを自動運転する場合、インバータ
回路によりポンプ駆動用の誘導モータを回転数制御する
方法が採用されている。インバータ回路は、コンデンサ
やトランスのほかに、バイポーラトランジスタやFE
T、IGBT等のような回路部品で構成されており、こ
のインバータ回路により制御された電流または高周波電
力が上記ポンプ駆動用誘導モータに送られてこの誘導モ
ータを運転制御するようになっている。
【0003】上記インバータ回路は電気回路であるから
剥き出しで使用すると、耐湿性、耐塵性の面で信頼性が
損なわれ、特にポンプの場合は周囲の環境がよくないこ
とから、早期故障の原因になる。したがって、インバー
タ回路は密閉されたハウジングに収容され、いわゆる制
御盤を構成している。
【0004】ところで、市販のインバータ回路も含め
て、通常インバータ回路には、上記ポンプ駆動用誘導モ
ータに供給する電流値または周波数を表示するための表
示部を付設してあり、最近の表示部はデジタル表示構造
を採用したものが多い。このようなデジタル表示部は、
上記インバータ回路とともに上記密閉された制御盤ハウ
ジングに収容してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
制御盤によりポンプの運転が制御されるポンプ装置にあ
っては、外部からポンプが正常に運転しているか否かを
確認できることが望まれる。
【0006】従来の場合、上記インバータ回路からポン
プへの電力供給の異常を表示するには、ハウジングの開
閉扉に警報ランプを取り付け、この警報ランプの点灯ま
たは消灯もしくは点滅によりインバータ回路からポンプ
への電力供給の異常を知らせるように構成してある。こ
のような構成の場合、上記警報ランプがインバータ回路
の異常を知らせると、管理者は開閉扉を開けて内部のデ
ジタル表示部に表示されている電流値または周波数を読
み取り、これにより上記異常を定量的に点検するように
していた。
【0007】しかしながら、このような構成は表示部が
ハウジングの内部と外部にそれぞれ別個に構成されるこ
とになるから部品点数が多くなり、かつ相互に連係して
配線する必要があるから、配線作業が面倒であり、配線
構造も複雑になるなどの不具合がある。
【0008】また、警報ランプからの警報を確認して開
閉扉を開け、その後インバータ回路のデジタル表示部を
判読するから、点検作業も面倒である。本発明はこのよ
うな事情にもとづきなされたもので、その目的とすると
ころは、開閉扉を開くことなくインバータ回路の表示部
を確認することができ、点検作業が容易になるととも
に、構造も簡素化するポンプ運転用制御盤およびこれを
用いたポンプ装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、開閉
扉を備えたハウジングと;上記ハウジングに収容され、
外部に設けられたポンプ駆動用モータを制御するインバ
ータ回路の回路部品と;上記ハウジングに収容され、上
記インバータ回路を通じて上記ポンプ駆動用モータに流
れる電流値または周波数を表示する表示部と;上記開閉
扉に設けられ、上記表示部を外部から視認可能な透明板
を有する覗き窓と;を具備したことを特徴とするポンプ
運転用制御盤である。
【0010】請求項2の発明は、上記透明板は凸レンズ
形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のポ
ンプ運転用制御盤である。請求項3の発明は、上記透明
板の裏面と前記表示部は10mm以下の間隔を存して対向
されていることを特徴とする請求項1または請求項2に
記載のポンプ運転用制御盤である。
【0011】請求項4の発明は、基台と;この基台に取
り付けられたポンプと;上記基台またはポンプに取り付
けられ、このポンプを駆動するモータと;上記基台に取
り付けられ、上記モータを運転制御するインバータユニ
ットが収容された前記請求項1ないし請求項3のいづれ
か一に記載のポンプ運転用制御盤と;を備えたことを特
徴とするポンプ装置である。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、開閉扉に設けられた
覗き窓からハウジング内に収容されたインバータ回路の
表示部を視認できるようになり、開閉扉を開けることな
く点検が可能であり、点検やメンテナンスが容易にな
る。また、開閉扉に格別な警報ランプを設ける必要がな
いから、部品点数が少なくなり、配線も簡単になる。
【0013】請求項2の発明によれば、透明板が凸レン
ズ形状をなしているから、ハウジング内の上記表示部を
拡大して見ることができ、視認性が良くなる。しかも覗
き窓を小さくすることができるから、ハウジング内から
ノイズを放出するのが抑制される。
【0014】請求項3の発明によれば、透明板が表示部
に接近しているから、ハウジング内の表示部の視認性が
良くなり、このことから覗き窓を小さくすることがで
き、ハウジング内からノイズを放出するのが抑制され
る。請求項4の発明によれば、請求項1ないし請求項3
に記載の制御盤がもつ利点を備えたポンプ装置を提供す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。図8および図9はインバータを用い
て複数台のポンプを交互または並列運転するポンプ装置
を示し、図中1は基台、2,2はポンプ、3,3はそれ
ぞれポンプ2,2を運転する誘導モータ、4,4は各ポ
ンプの吸込みフランジ、5,5は各ポンプの吐出配管、
6は吐出フランジ、7は圧力センサ、8は流量センサ、
9は逆止弁、10は制御盤、11は制御盤支持脚、12
はアキュムレータを示す。
【0016】このようなポンプ装置は、圧力センサ7お
よび流量センサ8により吐出圧力および吐出流量を検出
し、この検出信号に応じて制御盤10に収容した制御装
置が2台のポンプ2,2の単独運転または並列運転もし
くは単独運転の場合の交互運転を制御するようになって
いる。
【0017】上記制御盤10の構成は図1ないし図7に
示されており、以下これについて説明する。図において
20は制御盤ハウジングであり、このハウジング20は
金属または放射ノイズを遮蔽可能な材質により形成され
ており、底板21と、この底板21から立ち上がる4辺
の側板22…と、このハウジング20の前面に形成され
た開口部を開閉する観音開き式の開閉扉23、24とで
閉塞空間を構成している。開閉扉23,24には計器2
5および表示パネル26が取り付けられている。表示パ
ネル26については後で説明する。
【0018】底板21には、インバータユニットを取り
付ける予定部に大きな開口部27が形成されており、こ
の開口部27を除いた箇所に、図2に示す通り、ノイズ
フィルタ28,28がねじ29…を介して取付けられて
いる。
【0019】上記開口部27は、放熱板30により閉塞
されている。放熱板30は銅、アルミニウムなどのよう
な熱伝導性に優れた金属からなり、内面は平坦面に形成
されているとともに、外面には多数の放熱フィン31…
が一体に突出して形成されている。
【0020】この放熱板30の内面には、インバータユ
ニット32,32と、電子制御配線基板33および漏電
ブレーカ34,34が取り付けられている。インバータ
ユニット32,32は、図5および図6に示すように、
銅板などのような熱伝導性に優れたユニット基板321
に、インバータ回路を構成するパワー素子322や平滑
コンデンサ323…、その他の回路部品を配置したイン
バータ制御配線基板324、および表示部325を一体
的に取付けて構成されている。パワー素子322はバイ
ポーラトランジスタやFET、IGBTなどのようなス
イッチング素子からなる。表示部325は、例えばデジ
タル表示部であり、前記ポンプ駆動用誘導モータ3,3
の運転状態を定量的に表示するものであり、上記インバ
ータ回路から前記ポンプ駆動用誘導モータ3,3へ供給
する電流値または高周波電力の周波数をデジタル表示す
るようになっている。この場合、図示しない切換えスイ
ッチの操作で、電流値と周波数とを選択的に切換えて表
示できるようになっている。なお、2桁表示の場合が電
流値であり、3桁表示が周波数表示である。
【0021】このようなインバータユニット32,32
は、そのユニット基板321,321の4隅がねじ35
…により上記放熱板30に取付けられている。上記電子
制御配線基板33および漏電ブレーカ34,34も、そ
れぞれ放熱板30の内面に、ねじ36…,37…を介し
て取付けられている。
【0022】このため、放熱板30の内面には、2個の
インバータユニット32,32と、1個の電子制御配線
基板33および2個の漏電ブレーカ34,34が取付け
られているものである。
【0023】このような放熱板30は、前記ハウジング
20の底板21に、その開口部27を隠すようして外側
から重ねられ、ハウジング20の内側から底板21を貫
通したねじ38…により固定されている。このため、放
熱板30の内面に取着された上記インバータユニット3
2,32、電子制御配線基板33および漏電ブレーカ3
4,34はハウジング20の内部に収容され、放熱フィ
ン31…が外面に露出されている。
【0024】前記開閉扉24に設けられた表示パネル2
6には、図1に示すように、覗き窓260,260と、
電源表示灯271、リセットスイッチ272、個別運転
表示灯273、個別故障表示灯274、満水表示灯27
5、減水表示灯276および渇水表示灯277等が取り
付けられているとともに、運転モード切換えスイッチ2
78、ポンプ切換えスイッチ279が装着されている。
【0025】覗き窓260,260は、ハウジング20
内に設置された前記インバータユニット32,32のデ
ジタル表示部325,325に対向して設けられてお
り、開閉扉24に設けられた開口部に、図7に示すよう
な透明板261,261を取り付けて構成されている。
図7の透明板261は、例えば透明アクリル樹脂または
透明ポリカーボネイト樹脂などからなり、内側に向けて
凹んだ面に凸レンズ部262を有し、この凸レンズ部2
62は前記インバータユニット32,32のデジタル表
示部325,325と対向している。透明板261に
は、凸レンズ部262を囲む周囲壁の内面に、遮断塗
装、遮断シールまたは光拡散面263等からなる遮断部
分が形成されており、この遮断部分、本実施例では光拡
散面263が形成されており、この領域を図7の(A)
図においては斜線で示す。
【0026】そして、凸レンズ部262の内面は、ハウ
ジング20内のインバータユニット32,32のデジタ
ル表示部325,325に接近して配置されるようにな
っており、凸レンズ部262の内面とデジタル表示部3
25,325の離間寸法Lは、図3に示すように、10
mm以下、好ましくは5mm以下に設定されている。そし
て、この凸レンズ部262の大きさはデジタル表示部3
25の大きさとほぼ同じに形成されており、この凸レン
ズ部262からはハウジング20内の他の部品があまり
見えないようになっている。
【0027】このような構成による実施例の作用を説明
する。ポンプ2,2の運転中は、インバータ回路からポ
ンプ駆動用誘導モータ3,3に高周波電力が供給される
から、その時に供給される電流値または高周波電力の周
波数をデジタル表示部325,325に表示される。
【0028】このようなデジタル表示部325,325
は、ハウジング20の開閉扉24を閉じた場合、覗き窓
260,260に対向するから、外部より覗き窓26
0,260を通じて視認することができる。したがっ
て、開閉扉24を開けることなくポンプ2,2の運転状
態、つまりインバータ回路からポンプ駆動用誘導モータ
3,3へ供給される電流値または周波数を点検すること
ができる。このため、メンテナンス作業が容易になる。
【0029】このことから、正常運転時の点検ではいち
いち開閉扉24を開ける必要がないから、制御盤10内
が密閉構造を保ち、内部に収容した各種電気部品の耐環
境性が良くなり、寿命特性が向上する。また、開閉扉2
4を開けなくても日常的な管理が可能であるから、開閉
扉24に施錠しておくなどの安全管理が可能である。し
かも、開閉扉24には格別な警報ランプを設ける必要が
ないから、部品点数が少なくなり、この警報ランプのた
めの配線も不要であるから、構造が簡素化する。
【0030】そして、上記覗き窓260,260は、デ
ジタル表示部325,325に対向する透視部分が凸レ
ンズ262となっているから、デジタル表示部325,
325が拡大されて見ることができる。このため、判読
し易い。また、凸レンズ部262はデジタル表示部32
5,325に対し、離間寸法Lが10mm以下、好ましく
は5mm以下に設定されているから、この点からもデジタ
ル表示部325,325が見易くなる。さらに、この凸
レンズ部262の大きさはデジタル表示部325の大き
さとほぼ同じに形成されており、この凸レンズ部262
からはハウジング20内の他の部品があまり見えないよ
うになっている。
【0031】このようなことから、覗き窓260を小さ
くしてもデジタル表示部325の視認性が低下しない。
よって、覗き窓260を小さくすることができ、この結
果、覗き窓260を形成するために開閉扉24に形成す
る開口部の大きさを小さくすることができる。このよう
な開口部が大きく形成されると、インバータ回路などか
ら高周波ノイズが制御盤10から放出される心配が生じ
るが、上記実施例の構成であれば、覗き窓260を小さ
くすることができるため、高周波ノイズの漏れを最小限
度に抑制することができる。
【0032】また、上記実施例の制御盤10によれば、
使用中にインバータ回路を構成する部品、例えばパワー
素子322が発熱することがあるが、この熱は熱伝導性
に優れたユニット基板321から放熱板30に伝えら
れ、この放熱板30の外面、特に多数の放熱フィン31
…から盤外に放出される。このため、制御盤ハウジング
20内に放射される熱が少なくなり、制御盤ハウジング
20内の温度上昇が抑制される。
【0033】この場合、放熱板30は、2個のインバー
タユニット32、32と、1個の電子制御配線基板33
および2個の漏電ブレーカ34、34を平面的に配置で
きるだけの大きな面積を有しているから、放熱板30自
身の熱容量が大きく、かつ放熱面積が大きい。このよう
な放熱面積は、2個のインバータユニット32、32が
同時に作動して2台のポンプ2、2を同時に並列運転し
た場合に、これら2個のインバータユニット32、32
から発せられる熱を盤外に放出させることができるのに
充分な大きさとなっている。
【0034】このような放熱面積を有するにも拘らず、
ポンプ2、2は同時並列運転されることは少なく、ほと
んどの場合交互単独運転されるから、いずれか一方のイ
ンバータユニット32が作動する時がほとんどであり、
上記2個のインバータユニット32,32の発熱分を放
熱する能力をもつ放熱板30であれば、制御盤ハウジン
グ20内の温度はほとんど上昇しない。
【0035】このため、ハウジング20に格別な換気孔
を設けたり、換気ファンを設置する必要がなくなり、部
品点数が削減され、構造が簡素化する。また、インバー
タユニット32自身にも放熱ファンや放熱フィンが不要
になる。よって、これら放熱ファンや換気ファンを運転
する必要がないから、これらの運転騒音が発生せず、消
費電力も削減でき、省エネルギー化が可能になる。さら
に、このような制御盤10を備えたポンプ装置によれ
ば、上記制御盤10のもつ利点を有効に活用できる。
【0036】なお、上記実施例では2台のポンプ2,2
を設置したポンプユニットの場合について説明したが、
本発明は複数のポンプを使用することには限らず、1台
のポンプを運転制御する場合であっても実施可能であ
る。よって、インバータユニット32も1つであってよ
く、そのデジタル表示部325に対向する覗き窓260
も1つであってもよい。
【0037】また、本発明は放熱板30を備えることに
は限らず、インバータユニット32、32をハウジング
20の底板21に直接取付けてもよく、ハウジング20
内の排熱のために換気孔や換気ファンを設置してもよ
い。さらに、インバータユニット32の表示部325は
デジタル表示に限らず、アナログ表示であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の発明によれ
ば、開閉扉に設けられた覗き窓からハウジング内に収容
されたインバータ回路の表示部を視認できるようにな
り、開閉扉を開くことなく点検が可能であり、点検やメ
ンテナンス作業が容易になる。また、開閉扉に格別な警
報ランプを設ける必要がないから、部品点数が少なくな
り、配線も簡単になる。
【0039】また、請求項2の発明によれば、透明板が
凸レンズ形状をなしているから、ハウジング内の表示部
を拡大して見ることができ、視認性が良くなる。しかも
覗き窓を小さくすることができるから、ハウジング内か
らノイズを放出するのが抑制される。
【0040】さらに、請求項3の発明によれば、透明板
が表示部に接近しているから、ハウジング内の表示部の
視認性が良くなり、このことから覗き窓を小さくするこ
とができ、ハウジング内からノイズを放出するのが抑制
される。請求項4の発明によれば、請求項1ないし請求
項3に記載の制御盤がもつ利点を備えたポンプ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、制御盤ハウジングの
正面図。
【図2】同実施例の開閉扉を外した状態の制御盤ハウジ
ングの内部の正面図。
【図3】図1の III−III 線の断面図。
【図4】図1の IV− IV線の矢視図。
【図5】インバータユニットの正面図。
【図6】同インバータユニットの側面図。
【図7】同実施例の覗き窓に設けられる透明板の構造を
示し、(A)図は正面図、(B)図は(A)図中B−B
線の断面図。
【図8】2台のポンプを用いたポンプユニットの平面
図。
【図9】同ポンプユニットの正面図。
【符号の説明】
1…基台 2…ポンプ 3…誘導モータ 4…吸込みフランジ 5…吐出配管 10…制御盤 12…アキュムレータ 20…制御盤ハウジング 21…底板 22…側板 23、24…開閉扉 26…表示パネル 260…覗き窓 261…透明板 262…凸レンズ部 28…ノイズフィルタ 30…放熱板 31…放熱フィン 32…インバータユニット 33…電子制御配線基板 34…漏電ブレーカ 321…ユニット基板 322…パワー素子 323…平滑コンデンサ 324…インバータ
制御配線基板 325…デジタル表示部 36…ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉扉を備えたハウジングと;上記ハウ
    ジングに収容され、外部に設けられたポンプ駆動用モー
    タを制御するインバータ回路の回路部品と;上記ハウジ
    ングに収容され、上記インバータ回路を通じて上記ポン
    プ駆動用モータに流れる電流値または周波数を表示する
    表示部と;上記開閉扉に設けられ、上記表示部を外部か
    ら視認可能な透明板を有する覗き窓と;を具備したこと
    を特徴とするポンプ運転用制御盤。
  2. 【請求項2】 上記透明板は凸レンズ形状をなしている
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ運転用制御
    盤。
  3. 【請求項3】 上記透明板の裏面と前記表示部は10mm
    以下の間隔を存して対向されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のポンプ運転用制御盤。
  4. 【請求項4】 基台と;この基台に取り付けられたポン
    プと;上記基台またはポンプに取り付けられ、このポン
    プを駆動するモータと;上記基台に取り付けられ、上記
    モータを運転制御するインバータユニットが収容された
    前記請求項1ないし請求項3のいづれか一に記載のポン
    プ運転用制御盤と;を備えたことを特徴とするポンプ装
    置。
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