JP2014173522A

JP2014173522A - 給水装置

Info

Publication number: JP2014173522A
Application number: JP2013047834A
Authority: JP
Inventors: Koji Toyoda; 耕司豊田; Mitsuru Tamagawa; 充玉川; Toru Goto; 透後藤
Original assignee: Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Current assignee: Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority date: 2013-03-11
Filing date: 2013-03-11
Publication date: 2014-09-22

Abstract

【課題】作業者に伝達できるポンプ制御に関する情報を多くすることができる給水装置を提供すること。
【解決手段】ポンプ２０，２０と、このポンプ２０，２０を駆動する誘導モータ３０，３０と、ポンプ２０，２０によって供給された水を外部に吐出する吐出配管５０，５０と、ポンプ２０，２０から供給された水の流量を検出する流量センサ５１，５１と、ポンプ２０，２０と吐出配管５０，５０との間に設けられた逆止弁６０，６０と、吐出配管５０，５０の吐出側に設けられた蓄圧装置８０と、吐出配管５０，５０の吐出側に設けられた圧力センサ７１と、誘導モータ３０，３０を制御する制御回路部１６１と、制御回路部１６１の動作状況を示す液晶ドットマトリックス表示器１６４とを備えている。
【選択図】図２

Description

本発明は、ポンプとポンプ駆動用モータを運転制御する制御盤とが組み合わされた給水装置に関し、特に操作性を向上させる技術に関する。

近年、ビルやマンション等の加圧給水等に採用される給水装置においては、様々な状況において作業者が容易に操作・メンテナンスできるように簡便な操作性が求められている。このため、制御状況を作業者が確認するために表示装置があった。表示装置としては、蛍光管や液晶による７セグメント表示器や予め固定された内容を表示するものが知られている（例えば、特許文献１，２参照）。

特開平８−２８４８２８号公報（段落［００２０］、図５）特開２００５−１５５３４４号公報（段落［０００７］、図６）

上述した表示装置を用いた給水装置では、次のような問題があった。すなわち、７セグメント表示器では数字や限られた英字しか表示できず、また固定された内容を示すものにあっては、予め定められた内容しか表示することができない。このため、作業者に伝達できる情報が限られていた。

そこで本発明は、作業者に伝達できるポンプ制御に関する情報を多くすることができる給水装置を提供することを目的としている。

前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の給水装置は次のように構成されている。

ポンプと、このポンプを駆動する駆動モータと、前記ポンプによって供給された水を外部に吐出する吐出配管と、前記ポンプから供給された水の流量を検出する流量検出装置と、前記ポンプと前記吐出配管との間に設けられた逆止弁と、前記吐出配管の吐出側に設けられた蓄圧装置と、前記吐出配管の吐出側に設けられた圧力検出装置と、前記駆動モータを制御する制御部と、この制御部の動作状況を示す液晶ドットマトリックス表示器とを備えていることを特徴とする。

本発明によれば、作業者に伝達できるポンプ制御に関する情報を増やすことが可能となる。

本発明の一実施の形態に係る給水装置を示す側面図。同給水装置に組み込まれた制御盤を一部切欠して示す正面図。同給水装置を示す背面図。同給水装置を示す平面図。同制御盤の内部構造を示す背面図。同給水装置の内部構造を示す平面図。

図１は本発明の一実施の形態に係る給水装置１０を示す側面図、図２は給水装置１０に組み込まれた制御盤１００を一部切欠して示す正面図、図３は給水装置１０を示す背面図、図４は給水装置１０を示す平面図、図５は制御盤１００の内部構造を示す背面図、図６は制御盤１００の内部構造を示す平面図である。

給水装置１０は、基台１１と、一対のポンプ２０，２０と、これらポンプ２０，２０を運転する誘導モータ（駆動モータ）３０，３０と、ポンプ２０，２０に取り付けられた吸込みフランジ４０，４０と、ポンプ２０，２０の吐出口にその一端が取り付けられた吐出配管５０，５０と、これら吐出配管５０，５０の他端に取り付けられた逆止弁６０，６０と、これら逆止弁６０，６０に取り付けられた吐出フランジ７０と、吐出フランジ７０に取り付けられた蓄圧装置８０と、外部からの信号に基づいて誘導モータ３０，３０を制御する制御盤１００とを備えている。なお、吐出フランジ７０には吐出フランジ７０内の圧力を検出する圧力センサ（圧力検出装置）７１が設けられている。また、吐出配管５０，５０には、吐出流量を検出する流量センサ（流量検出装置）５１，５１がそれぞれ設けられている。

制御盤１００は、直方体状のハウジング１１０を備えている。ハウジング１１０の前面は開口部が形成され、開口扉１１１が取り付けられている。

ハウジング１１０内部には、誘導モータ３０，３０の回転数を制御するインバータ１２０，１２０と、漏電遮断器１３０，１３０と、ノイズフィルタ１４０，１４０と、ＤＣリアクトル１５０，１５０と、これら各機器に接続されると共に誘導モータ３０，３０に駆動信号を出力する制御基板１６０が収容されている。制御基板１６０は、吐出圧力及び吐出流量に基づいて吐出圧一定運転及びポンプ始動・停止を行うポンプ制御を行う制御回路部（制御部）１６１と、表示・操作部１６２とを備えている。さらに表示・操作部１６２には、ポンプ運転状態や受水槽制御の状態を設定する操作部１６３及び給水システムの状態を表示する液晶ドットマトリックス表示器１６４が設けられている。

なお、液晶ドットマトリックス表示器１６４は、タッチパネル操作式とすることで、操作部１６３を省略してもよい。

このような給水装置１０では、圧力センサ７１及び流量センサ５１，５１により吐出圧力及び吐出流量を検出し、この検出信号に応じて制御盤１００に収容した制御回路部１６１が２台のポンプ２０，２０の単独運転または並列運転もしくは単独運転の場合の交互運転を制御するようになっている。

圧力センサ７１及び流量センサ５１，５１により検出された吐出圧力及び吐出流量の検出値が入力された制御回路部１６１によって、予め設定された条件に基づいて、誘導モータ３０，３０の始動・回転数制御・停止が行われ、給水が行われる。

一方、液晶ドットマトリックス表示器１６４では、給水システムの状態が表示される。給水システムの状態とは、ポンプ制御に関する情報であり、例えば、誘導モータ３０，３０の運転状態、インバータ１２０，１２０から誘導モータ３０，３０へ供給する電流値または高周波電力の周波数をデジタル表示するようになっている。この他、故障表示、満水表示、減水表示、渇水表示等も適宜行われる。

このように構成された給水装置１０によれば、７セグメント表示器やた固定された内容を示す表示器に比べ、作業者に伝達できるポンプ制御に関する情報を増やすことができ、作業効率が向上する。

なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。

１０…給水装置、２０，２０…ポンプ、３０，３０…誘導モータ、４０，４０…吸込みフランジ、５０，５０…吐出配管、５１，５１…流量センサ、６０，６０…逆止弁、７０…吐出フランジ、７１…圧力センサ、１００…制御盤、１１０…ハウジング、１２０，１２０…インバータ、１３０，１３０…漏電遮断器、１４０，１４０…ノイズフィルタ、１５０，１５０…ＤＣリアクトル、１６０…制御基板、１６１…制御回路部、１６２…表示・操作部、１６３…操作部、１６４…液晶ドットマトリックス表示器。

Claims

ポンプと、
このポンプを駆動する駆動モータと、
前記ポンプによって供給された水を外部に吐出する吐出配管と、
前記ポンプから供給された水の流量を検出する流量検出装置と、
前記ポンプと前記吐出配管との間に設けられた逆止弁と、
前記吐出配管の吐出側に設けられた蓄圧装置と、
前記吐出配管の吐出側に設けられた圧力検出装置と、
前記駆動モータを制御する制御部と、
この制御部の動作状況を示す液晶ドットマトリックス表示器とを備えていることを特徴とする給水装置。
前記液晶ドットマトリックス表示器は、タッチパネル操作機能を備えていることを特徴とする請求項１に記載の給水装置。