JP2013124484A - 貯留装置 - Google Patents

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Keiichiro Itoi
啓一郎 糸井
Hiroyuki Iwamoto
裕之 岩本
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Abstract

【課題】水位センサ等のレベルセンサに故障が生じても運転を継続することができ、しかも計装コストも低くて足りる貯留装置を提供する。
【解決手段】タンク3A,3Bと、各タンク3A,3B内に給水するための給水ライン4A,4Bと、各タンク3A,3B内の水位を検出するように各タンク3A,3Bに設置された水位センサ5A,5Bと、各タンク3A,3Bから液を送り出すポンプ7A,7Bと、水位センサ5A,5Bからの信号に基づいて該ポンプ7A,7Bを制御する制御器6とを有する貯留装置において、操作部10a,10bによっていずれか1つの水位センサ5A又は5Bを選択し、選択した水位センサの検出水位に基づいて該ポンプ7A,7Bを制御するモードを設定可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のタンクからの水などの流体を供給するよう構成された貯留装置に関する。本発明の貯留装置は、例えば井水や工水の前処理設備、純水設備、排水設備などの分野で用いることができる。
複数個、例えば2個のタンクから水を供給する貯留装置の従来例について図4を参照して説明する。
槽体1内が仕切板2によって区画されることによりタンク3A,3Bが形成されている。各タンク3A,3Bには水位が所定の上限水位(水位(高))と下限水位(水位(低))との間となるように給水ライン4A,4Bから給水が行われる。具体的には、タンク内の水位が下限水位になると給水が開始し、上限水位になると給水が停止する。
タンク3A内の水は、ポンプ7A及びライン8Aを介して需要先へ送水され、タンク3B内の水はポンプ7B及びライン8Bを介して需要先へ送水される。各ポンプ7A,7Bよりも上流側のライン8A,8B間はサクションライン9で連通されている。タンク3A,3Bにはそれぞれ水位センサ5A,5Bが設けられており、各々の検出信号が制御器6に入力されている。この従来例では、水位センサ5Aの検出水位に基づいて制御部6Aがポンプ7Aに制御信号を出力し、水位センサ5Bの検出水位に基づいて制御部6Bがポンプ7Bに制御信号を出力する。
タンク3A内の水位が下限水位と上限水位との間にあるときには、ポンプ7Aは需要先へ必要量の水を送水する。タンク3B内の水位が下限水位と上限水位との間にあるときには、ポンプ7Bは需要先へ必要量の水を送水する。
制御器6及び水位センサ5A,5Bは、ポンプ7A,7Bによる空引き防止を図るためのものである。即ち、タンク3A内の水位が下限水位よりも低くなったときには、制御部6Aはポンプ7Aを停止させる。タンク3B内の水位が下限水位よりも低くなったときには、制御部6Bは、ポンプ7Bを停止させる。
なお、特許文献1には、2個のタンクの下部同士を弁付きの連通管で接続すると共に、この連通管に圧力計を設けること、各タンクに液位センサを設けること、該圧力計による液位と液位センサの検出液位とが合致するか判断すること、これらの検出液位が合致しないときには警報を発生させ、その後は圧力計の検出圧力に基づいて運転を継続させることが記載されている。
特開2009−191448
図4の従来例では、水位センサ5Aが故障した場合、制御部6Aによるポンプ7Aの制御はなされないので、ポンプ7Aを停止させるには手動にて操作するしかなかった。水位センサ5Bに故障が生じた場合も同様である。
特許文献1では、液位センサだけでなく圧力センサも設けることが必要であり、計装システムのコストが高くつく。
本発明は、水位センサ等のレベルセンサに故障が生じても運転を継続することができ、しかも計装コストも低くて足りる貯留装置を提供することを目的とする。
本発明の貯留装置は、第1ないし第nの複数個(n個)のタンクと、各タンク内に給水するための給水ラインと、各タンク内の液位を検出するように各タンクに1個ずつ設置された第1ないし第nのレベルセンサと、各タンクから液を送り出す送液手段と第1ないし第nのレベルセンサからの信号に基づいて該送液手段を制御する制御器とを有する貯留装置において、いずれか1つのレベルセンサを選択し、選択したレベルセンサの検出液位に基づいて該送液手段を制御するモードを設定可能としたことを特徴とするものである。
本発明では、検出液位が最も高いレベルセンサの検出液位に基づいて該送液手段を制御するモードを設定可能としてもよい。
本発明の貯留装置では、いずれか1つのレベルセンサを選択し、選択したレベルセンサの検出液位に基づいて送液手段を制御するモードが設定可能であるので、一部のタンクのレベルセンサに故障が生じても他のタンクのレベルセンサを利用して各タンクからの送液を継続することができる。
実施の形態に係る貯留装置のブロック図である。 実施の形態に係る貯留装置のブロック図である。 実施の形態に係る貯留装置のブロック図である。 従来例の貯留装置のブロック図である。
以下、図1〜3を参照して実施の形態について説明する。この実施の形態でも、槽1内が仕切板2で区画されてタンク3A,3Bが区画形成され、各々にライン4A,4Bから給水される。水位センサ5A,5Bの検出信号は制御器6に入力され、該制御器6によってポンプ7A,7Bが制御される。この実施の形態では、この制御器6に対しいずれの水位センサ5A,5Bを選択するかの指示を与える操作部10が設けられている。この操作部10には10a,10b,10cの3個のスイッチが設けられており、スイッチ10aを押すと制御器6に対し水位センサ5Aの選択指令信号が与えられる。これにより、制御器6は水位センサ5Aの検出信号に基づいてポンプ7A,7Bを制御するモードとなる。
スイッチ10bを押すと制御器6に対し水位センサ5Bの選択指令信号が与えられる。これにより、制御器6は水位センサ5Bの検出信号に基づいてポンプ7A,7Bを制御するモードとなる。
スイッチ10cを押すと、検出水位の高い方の水位センサを選択する指令信号が与えられる。これにより、制御器6は検出水位の高い方の水位センサの検出信号に基づいてポンプ7A,7Bを制御するモードとなる。図1〜3のその他の構成は図4と同じであり、同一符号は同一部分を示している。
図1では、スイッチ10aを押して水位センサ5Aを選択したモードとなっている。この場合、水位センサ5Aの検出水位が下限水位よりも低くなるとポンプ7A,7Bが停止する。
図2では、スイッチ10bを押して水位センサ5Bを選択したモードとなっている。この場合、水位センサ5Bの検出水位が下限水位よりも低くなるとポンプ7A,7Bが停止する。
図3では、スイッチ10cを押して検出水位の高い方の水位センサの検出信号に基づいてポンプ7A,7Bを制御するモードとなっている。図3では、タンク3Aの方が高水位となっているので、水位センサ5Aの検出信号に基づく制御(図1と同一の制御)が行われている。図3において、その後タンク3Bの方が高水位となったときには水位センサ5Bの検出信号に基づく制御(図2と同一の制御)が行われる。
このように、この実施の形態によると、水位センサ5A,5Bの一方が故障しても他方の水位センサを選択したモードとすることにより、双方のタンクからの給水を続行することができる。この実施の形態では、水位センサは各タンクにつき1個であり、計装コストが安価である。
上記実施の形態ではタンクは2個であるが、3個以上であってもよい。
上記実施の形態ではタンク内に水を貯留させているが、液体(スラリーを含む)であればよい。
上記実施の形態ではポンプによって送水しているが、水頭差を利用して送水し、弁の開閉によって送水と送水停止の切り替えを行うようにしてもよい。
1 槽体
2 仕切板
3A,3B タンク
4A,4B 給水ライン
5A,5B 水位センサ
6 制御器
7A,7B ポンプ
9 サクションライン
10 操作部
10a,10b,10c スイッチ

Claims (2)

  1. 第1ないし第nの複数個(n個)のタンクと、
    各タンク内に給水するための給水ラインと、
    各タンク内の液位を検出するように各タンクに1個ずつ設置された第1ないし第nのレベルセンサと、
    各タンクから液を送り出す送液手段と
    第1ないし第nのレベルセンサからの信号に基づいて該送液手段を制御する制御器と
    を有する貯留装置において、
    いずれか1つのレベルセンサを選択し、選択したレベルセンサの検出液位に基づいて該送液手段を制御するモードを設定可能としたことを特徴とする貯留装置。
  2. 請求項1において、検出液位が最も高いレベルセンサの検出液位に基づいて該送液手段を制御するモードを設定可能としたことを特徴とする貯留装置。
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