JP2006088133A - 膜破断検出装置及びその検出方法 - Google Patents

膜破断検出装置及びその検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006088133A
JP2006088133A JP2004280747A JP2004280747A JP2006088133A JP 2006088133 A JP2006088133 A JP 2006088133A JP 2004280747 A JP2004280747 A JP 2004280747A JP 2004280747 A JP2004280747 A JP 2004280747A JP 2006088133 A JP2006088133 A JP 2006088133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
membrane
flow rate
filtration device
membrane filtration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004280747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4763991B2 (ja
Inventor
Seiichi Murayama
清一 村山
Masao Kaneko
政雄 金子
Takeshi Matsushiro
武士 松代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004280747A priority Critical patent/JP4763991B2/ja
Publication of JP2006088133A publication Critical patent/JP2006088133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4763991B2 publication Critical patent/JP4763991B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

【課題】空気などの気体漏洩による誤検出動作を未然に回避し、高精度の膜破断検出を実行する膜破断検出装置を提供することにある。
【解決手段】膜濾過装置本体1に加圧気体を供給して、膜破断検出を行なう膜破断検出装置10において、膜破断検出装置10は、膜破断検出工程の前工程として、加圧気体を供給して、バルブや配管の空気漏洩を検出する検出工程を実行する。膜破断検出装置10は、当該空気漏洩の検出結果を使用して膜破断検出処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般的には、濾過膜を使用して水を濾過する膜濾過装置に適用する膜破断検出装置及びその検出方法に関する。
従来、例えば飲料水などの上水を処理する水処理システムでは、濾過膜を使用する膜濾過装置により、水中に含まれる濁質物を除去する処理が行われている。濾過膜は、例えば合成樹脂からなる親水性の中空糸状膜がモジュール内に収納された構造である。
膜濾過装置は、処理対象の原水を導入して、当該濾過膜により濾過された処理水を排出するように構成されている。ここで、濾過膜が破損したり、取り付け位置から外れるなどの事態(総称的に膜破断と呼ぶ)が発生すると、原水に含まれている濁質物が処理水に漏洩する恐れがある。
このような事態を未然に防止するために、膜濾過装置の膜破断を検出する膜破断検出装置が開発されている(例えば、特許文献1を参照)
特開2000−93765号公報
従来の膜破断検出装置は、膜濾過装置本体に加圧空気を供給して、その空気の流量(又は圧力)を測定することで、膜破断検出を行なう構成である。しかしながら、加圧空気を供給したときに、膜濾過装置本体に接続している配管やバルブから空気漏れ(空気漏洩)がある場合に、従来の膜破断検出装置は、検出動作の原理的要因から誤検出動作を行なう可能性が高い。即ち、濾過膜に破損などの異常が無い場合でも、空気漏洩から加圧空気の流量測定値が変化して、誤った破断検出を実行してしまう。
そこで、本発明の目的は、空気などの気体漏洩による誤検出動作を未然に回避し、高精度の膜破断検出を実行する膜破断検出装置を提供することにある。
本発明の観点は、膜破断検出動作の前工程として、膜濾過装置の空気などの気体漏洩を検出する検出動作を実行し、当該気体漏洩の検出結果に基づいて膜破断検出結果を決定する膜破断検出装置である。
本発明の観点に従った膜破断検出装置は、水中の濁質物を除去するための膜濾過装置に適用する膜破断検出装置において、前記膜濾過装置に加圧気体を供給する加圧気体供給手段と、前記加圧気体の流量などの物理量を測定する測定手段と、前記測定手段による測定結果に基づいて前記膜濾過装置の気体漏洩を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段による検出結果及び前記測定手段による測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を行う第2の検出手段とを備えた構成である。
以上本発明によれば、膜破断検出動作の前工程として膜濾過装置の空気などの気体漏洩を検出することにより、気体漏洩による膜破断検出の誤動作を未然に回避できるため、高精度の膜破断検出を実現することが可能となる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に関する膜濾過装置のシステム構成を示す図である。
膜濾過装置は、膜濾過装置本体1と、原水を収納するタンク2と、処理水を収納するタンク4と、制御装置8と、膜破断検出装置10とを有する。また、膜濾過装置は、水や空気を流通させるためのポンプ3,5、電磁弁などの自動弁(以下バルブと呼ぶ)6a〜6e、及び図示しない配管を有する。
膜濾過装置本体1は、タンク2からポンプ3により送り込まれる原水を導入し、内蔵している濾過膜により濾過した処理水をタンク4に送出する。ここで、濾過膜は、例えば合成樹脂からなる親水性の中空糸状膜がモジュール内に収納された構造である。また、濾過膜は、中空糸状膜ではなく、平膜またはスパイラル膜などの構造でもよい。更に、濾過膜の材質としては、有機素材またはセラミック膜などの無機素材でもよい。
一方、濾過膜の洗浄工程では、膜濾過装置本体1は、タンク4からポンプ5により送り込まれる浄水(処理水)を導入する。このとき、例えば、バルブ6Cが開状態にされて、膜濾過装置本体1は、外部から空気が送り込まれる方式がある。
制御装置8は、膜濾過装置全体の制御を行なう装置であり、具体的にはバルブ6a〜6e及びバルブ7の開閉制御、ポンプ3,5の起動又は停止、及び膜破断検出装置10との通信を実行する。即ち、本実施形態の制御装置8は、膜破断検出装置10のコントローラ20と通信を実行し、後述するように、膜破断検出工程の前工程として空気漏洩の検出工程の実行を制御する。
(膜破断検出装置10の構成)
図2は、膜破断検出装置10の要部を示すブロック図である。
膜破断検出装置10は、大別して検出装置本体11と空気圧縮機12とからなる。空気圧縮機12は、空気漏洩の検出工程及び膜破断検出工程において、膜濾過装置に加圧空気を供給するための装置である。
検出装置本体11は、空気圧縮機12から膜濾過装置への加圧空気の供給制御を行なうための減圧弁13及びバルブ16を有する。また、検出装置本体11は、加圧空気の流量を測定するための流量センサ14及び圧力を測定するための圧力センサ15を有する。
(作用効果)
以下図3のフローチャートを参照して、膜破断検出装置10の検出動作を説明する。
膜破断検出装置10のコントローラ20は、膜破断検出動作の実行時に、制御装置8との通信によりその旨を指示する。この指示を受けて、制御装置8は、膜破断検出装置10からの加圧空気の供給を行なうためのバルブ7を除いて、膜濾過装置のバルブ6a,6c〜6eを閉状態にする(ステップS1)。これにより、膜濾過装置本体1に対して、膜破断検出装置10からの加圧空気を除いて、水や空気の流通を停止させる。
ここで、膜濾過装置のバルブ6bを開状態にして、膜濾過装置本体1に供給された加圧空気が濾過膜を介して外部へ流出させる状態にさせる。これにより、膜濾過装置本体1に対して、空気圧縮機12からの加圧空気のみが供給される状態となる。
次に、コントローラ20は、空気圧縮機12から送出される加圧空気を、開状態のバルブ7により膜濾過装置本体1に供給させる(ステップS2)。このとき、全バルブ6a〜6eが閉状態になっているため、加圧空気は、膜濾過装置本体1の周辺には流れない。
コントローラ20は、加圧空気の供給を開始してから、流量センサ14及び圧力センサ15により、空気流量及び圧力を測定して監視している(ステップS3)。本実施形態のコントローラ20は、膜破断検出工程の前工程として、膜濾過装置の全バルブ6a〜6e又は配管からの空気漏洩を検出する検出動作を実行する(ステップS4)。
具体的には、加圧空気の供給を開始してから一定時間の後に、コントローラ20は、流量センサ14により測定される空気流量が基準値より増大している場合には、空気漏洩が発生していると判定する(ステップS5のYES)。このとき、加圧空気の供給を継続させている。膜濾過装置の全バルブ6a〜6e及び配管が正常状態であれば、流通系の中で空気漏れが無いため、空気流量の測定結果は、基準値以上には増大せずに減少していく。
また、コントローラ20は、圧力センサ15により測定される空気圧力が基準値より減少している場合には、空気漏洩が発生していると判定する。ここで、コントローラ20は、加圧空気の供給を開始してから一定時間経過後に、その供給を一時的に停止させた状態で、圧力センサ15により測定される空気圧力の降下の割合に基づいて、空気漏洩の判定を実行する。
膜濾過装置の全バルブ6a〜6e及び配管が正常状態であれば、流通系の中で空気漏れが無いため、空気圧力は、一定時間の経過後には一定になる。なお、コントローラ20は、流量センサ14及び圧力センサ15からの空気流量及び圧力の両方の測定結果に基づいて、空気漏洩を判定してもよい。
以上のように本実施形態によれば、膜破断検出工程の前工程として、膜濾過装置の全バルブ6a〜6e又は配管からの空気漏洩を検出する工程を実行する。従って、コントローラ20は、空気漏洩の検出結果を参考にできるため、流量センサ14又は圧力センサ15の測定結果に基づいて膜破断検出工程を実行するときに、誤動作を回避することができる。
コントローラ20は、空気漏洩の検出工程において、空気漏洩が無いと判定した場合には、通常の膜破断検出工程(便宜的に第2膜破断検出動作とする)を実行する(ステップS5のNO)。
一方、コントローラ20は、空気漏洩の検出工程において、空気漏洩を検出した場合には、通常の膜破断検出動作(第2膜破断検出動作)をそのまま実行しても、前述したように、正確な膜破断検出結果を得ることができない。
そこで、本実施形態のコントローラ20は、空気漏洩を検出した場合には、特定の膜破断検出動作(便宜的に第1膜破断検出動作)を実行する。以下図4のフローチャートを参照して、当該第1膜破断検出動作の手順を説明する。
コントローラ20は、図3に示す空気漏洩の検出工程において、空気漏洩があると判定したときの流量センサ14の測定結果である空気流量値(F1とする)を、内部メモリに記憶する(ステップS11)。
次に、コントローラ20は、制御装置8に対して、加圧空気の供給を行なうためのバルブ7を除いて、膜濾過装置のバルブ6a,6c〜6eを閉状態にするように制御する(ステップS12)。これにより、膜濾過装置本体1に対して、膜破断検出装置10からの加圧空気を除いて、水や空気の流通を停止させる。
ここで、膜濾過装置のバルブ6bを開状態にして、膜濾過装置本体1に供給された加圧空気が濾過膜を介して外部へ流出させる状態にさせる。これにより、膜濾過装置本体1に対して、空気圧縮機12からの加圧空気のみが供給される状態となる。
次に、コントローラ20は、空気圧縮機12から送出される加圧空気を、開状態のバルブ7により膜濾過装置本体1に供給させる(ステップS13)。コントローラ20は、加圧空気の供給を開始してから、流量センサ14及び圧力センサ15により、空気流量及び圧力を測定して監視している。
コントローラ20は、加圧空気の供給を開始してから一定時間の経過後に、流量センサ14により測定された空気流量値(F2とする)を取得する(ステップS14)。コントローラ20は、当該測定結果である空気流量値(F2)から、空気漏洩検出時に測定した空気流量値(F1)を差し引いた差分値を算出する(ステップS15)。コントローラ20は、算出した差分値(F2−F1)に基づいて、膜破断検出の判定処理を実行する(ステップS16)。
以上のように、膜破断検出工程の前工程での空気漏洩の検出時に、コントローラ20は、流量センサ14の測定結果である空気流量値(F1)を内部メモリに記憶する。そして、膜破断検出工程の実行時に、コントローラ20は、流量センサ14の測定結果である空気流量値(F2)から、空気漏洩分に相当する誤差値として記憶した空気流量値(F1)を差し引くことにより、膜濾過装置本体1での膜破断検出に必要な空気流量値(F2−F1)を取得することができる。
従って、膜濾過装置本体1の周辺に存在するバルブ6a〜6eや配管に、空気漏洩が発生している場合でも、コントローラ20は、空気漏洩分に相当する誤差値を考慮した空気流量値の測定結果に基づいて、正確な膜破断検出を実行することができる。
なお、本実施形態では、膜破断検出工程の前工程として空気漏洩の検出工程が実行される場合を想定したが、これに限ることはない。即ち、膜破断検出工程を実行して、膜破断の状態を検出したときに、空気漏洩の検出工程を後工程として実行することにより、膜破断検出工程の検出精度を確認する方法でもよい。
即ち、膜破断検出工程で濾過膜が破断していないと判断した場合には、配管やバルブ等からの空気漏洩もないと判断し、破断検出結果をそのまま使用する。またね空気漏洩の検出工程は実行しない。一方、膜破断検出工程で濾過膜が破断していると判断した場合には、その結果が配管やバルブ等からの空気漏洩が要因でないか否かを確認するため、空気漏洩の検出工程を実行する。
具体的には、例えば、最初に実行した膜破断検出工程での空気流量をF2、空気漏洩の検出工程での空気流量をF1とし、膜濾過装置本体1での膜破断検出に必要な空気流量値(F2−F1)を取得することができる。
(第2の実施形態)
図5及び図6は、第2の実施形態に関する膜濾過装置及び膜破断検出装置10の構成を示す図である。なお、前述の第1の実施形態に関する膜濾過装置及び膜破断検出装置10と同一構成要素については、図1及び図2と同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、膜破断検出装置10に設けられた流量センサ14とは別に、図5に示すように、膜濾過装置本体1から空気を排気させるためのバルブ6bの近傍に、流量センサ30を配置させた構成である。
流量センサ30は、図6に示すように、バルブ6bが開状態に制御されたときに、膜濾過装置本体1から排気される空気の流量を測定し、膜破断検出装置10に当該測定結果を送信する。
このような構成により、膜破断検出装置10のコントローラ20は、膜破断検出装置10の内部に流量センサ14が無い場合でも、加圧空気を膜濾過装置本体1に供給したときの膜濾過装置本体1の空気流量を流量センサ30により測定できる。但し、制御装置8は、加圧空気を膜濾過装置本体1に供給するときに、バルブ6bが開状態に制御する。
また、コントローラ20は、膜破断検出装置10内部の流量センサ14からの測定結果及び流量センサ30からの測定結果の両方を使用して、空気漏洩の検出及び膜濾過装置本体1の膜破断検出を実行することができる。
なお、本実施形態では、膜濾過装置本体1の膜破断検出方法としては、空気流量の測定結果または空気圧力の測定結果に基づいて検出する方法について述べたが、これに限ることなく、別の方法でもよい。具体的には、例えば、膜濾過装置本体1に供給した加圧空気に従って、当該本体1に収納された水の排出量を測定する水量測定器を使用して、この測定結果に基づいて膜濾過装置本体1の膜破断検出を実行する方法でもよい。また、別の方法としては、膜濾過装置本体1に供給した加圧空気に従って、当該本体1の内部に発生する気泡を測定する気泡測定器を使用して、この測定結果に基づいて膜濾過装置本体1の膜破断検出を実行する方法でもよい。
以上要するに、第1及び第2の実施形態に関する膜破断検出装置10により、膜破断検出工程とは別に、空気漏洩検出工程を実行して、空気漏洩による膜破断検出の誤動作を回避することができる。従って、結果として、膜濾過装置本体1の膜破断検出を高精度に行なうことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に関する濾過膜装置のシステム構成を示す図。 本実施形態に関する膜破断検出装置の要部を示すブロック図。 本実施形態に関する空気漏洩検出の手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関する膜破断検出の手順を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態に関する濾過膜装置のシステム構成を示す図。 第2の実施形態に関する膜破断検出装置の要部を示すブロック図。
符号の説明
1…膜濾過装置本体、2…原水収納用タンク、3,5…ポンプ、
4…処理水収納用タンク、6a〜6e,7…電磁弁(バルブ)、8…制御装置、
10…膜破断検出装置、11…検出装置本体、12…空気圧縮機、13…減圧弁、
14…流量センサ、15…圧力センサ、16…バルブ、30…流量センサ。

Claims (13)

  1. 水中の濁質物を除去するための膜濾過装置に適用する膜破断検出装置において、
    前記膜濾過装置に加圧気体を供給する加圧気体供給手段と、
    前記加圧気体の物理量を測定する測定手段と、
    前記測定手段による測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段による検出結果及び前記測定手段の測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を実行する第2の検出手段と
    を具備したことを特徴とする膜破断検出装置。
  2. 前記測定手段は、前記加圧気体の流量を測定する流量測定手段を含み、
    前記第1の検出手段は、前記流量測定手段による流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出することを特徴とする請求項1に記載の膜破断検出装置。
  3. 前記第2の検出手段は、前記第1の検出手段による検出結果及び前記流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を実行することを特徴とする請求項2に記載の膜破断検出装置。
  4. 前記測定手段は、前記加圧気体の供給するときの圧力を測定する圧力測定手段を含み、
    前記第1の検出手段は、前記圧力測定手段による圧力測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出することを特徴とする請求項1に記載の膜破断検出装置。
  5. 前記第2の検出手段は、前記第1の検出手段による検出結果及び前記圧力測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を実行することを特徴とする請求項3に記載の膜破断検出装置。
  6. 前記膜濾過装置での気体及び液体を流通させるための複数のバルブ機器を制御するバルブ制御手段を有し、
    前記第1の検出手段は、
    前記バルブ制御手段を介して、前記加圧気体を前記膜濾過装置に供給するためのバルブ機器を除く全バルブ機器を閉状態に制御した後に、前記気体漏洩の検出動作を実行することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4のいずれか1項に記載の膜破断検出装置。
  7. 前記第1の検出手段により前記気体漏洩が検出されたときの前記流量測定結果を第1の流量測定結果として記憶する手段を有し、
    前記第2の検出手段は、前記第1の流量測定結果、及び前記膜破断検出動作を実行するときに前記流量測定手段から得られる第2の流量測定結果に基づいて、前記膜破断検出を実行することを特徴とする請求項3に記載の膜破断検出装置。
  8. 前記膜濾過装置の本体から流出する気体の流量を測定する本体側流量測定手段を有し、
    前記第1の検出手段は、
    前記流量測定手段による流量測定結果及び当該本体側流量測定手段による測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出することを特徴とする請求項2に記載の膜破断検出装置。
  9. 前記膜濾過装置の本体から流出する気体の流量を測定する本体側流量測定手段を有し、
    前記第2の検出手段は、
    前記流量測定手段による流量測定結果及び当該本体側流量測定手段による測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を実行することを特徴とする請求項3に記載の膜破断検出装置。
  10. 水中の濁質物を除去するための膜濾過装置に適用する膜破断検出装置において、
    前記膜濾過装置に加圧気体を供給する加圧気体供給手段と、
    前記加圧気体の流量を測定する流量測定手段と、
    前記測定手段による流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出する第1の検出手段と、
    前記膜濾過装置に供給される前記加圧気体に従って、前記膜濾過装置に収納された水の排出量を測定する水量測定手段と、
    前記第1の検出手段による検出結果及び前記水量測定手段の測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を実行する第2の検出手段と
    を具備したことを特徴とする膜破断検出装置。
  11. 水中の濁質物を除去するための膜濾過装置に適用する膜破断検出装置において、
    前記膜濾過装置に加圧気体を供給する加圧気体供給手段と、
    前記加圧気体の流量を測定する流量測定手段と、
    前記測定手段による流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出する第1の検出手段と、
    前記膜濾過装置に供給される前記加圧気体に従って、前記膜濾過装置の内部に発生する気泡を測定する気泡測定手段と、
    前記第1の検出手段による検出結果及び前記気泡測定手段の測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を実行する第2の検出手段と
    を具備したことを特徴とする膜破断検出装置。
  12. 水中の濁質物を除去するための膜濾過装置に適用する膜破断検出方法において、
    前記膜濾過装置に加圧気体を供給するステップと、
    前記加圧気体の流量を測定する測定ステップと、
    前記測定手段による流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出する第1の検出ステップと、
    前記第1の検出ステップによる検出結果と、前記第1の検出ステップによる検出動作後に前記測定ステップにより測定された流量測定結果とに基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を行う第2の検出ステップと
    を有する手順を実行することを特徴とする膜破断検出方法。
  13. 水中の濁質物を除去するための膜濾過装置に適用する膜破断検出方法において、
    前記膜濾過装置に加圧気体を供給するステップと、
    前記加圧気体の流量を測定する第1の測定ステップと、
    前記第1の測定ステップによる第1の流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の気体漏洩を検出する第1の検出ステップと、
    前記第1の流量測定結果を記憶する記憶ステップと、
    前記第1の検出ステップによる検出動作後に、加圧気体の流量を測定する第2の測定ステップと、
    前記第2の測定ステップによる第2の流量測定結果、及び前記記憶ステップにより記憶された前記第1の流量測定結果に基づいて、前記膜濾過装置の膜破断検出を行う第2の検出ステップと
    を有する手順を実行することを特徴とする膜破断検出方法。
JP2004280747A 2004-09-27 2004-09-27 膜破断検出装置及びその検出方法 Expired - Fee Related JP4763991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004280747A JP4763991B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 膜破断検出装置及びその検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004280747A JP4763991B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 膜破断検出装置及びその検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006088133A true JP2006088133A (ja) 2006-04-06
JP4763991B2 JP4763991B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=36229608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004280747A Expired - Fee Related JP4763991B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 膜破断検出装置及びその検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4763991B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063367A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Toshiba Corp 膜ろ過装置、運転方法及び損傷検出装置
CN103537195A (zh) * 2012-07-12 2014-01-29 上海中立德医药科技有限公司 一种过滤器细菌截留检测装置及检测方法
WO2021065422A1 (ja) * 2019-10-04 2021-04-08 栗田工業株式会社 膜濾過装置
CN116539441A (zh) * 2023-07-06 2023-08-04 苏州杰利凯工业设备有限公司 一种过滤机壳体抗压检测装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129004A (en) * 1980-03-12 1981-10-08 Toshiba Corp Inspection of fluid separation membrane module
JPH01307409A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Daicel Chem Ind Ltd 中空糸限外瀘過膜モジュールの自動リーク検出・警報装置
JPH05157654A (ja) * 1991-12-03 1993-06-25 Asahi Chem Ind Co Ltd 膜分離装置の漏洩検査方法
JP2001070707A (ja) * 1999-09-09 2001-03-21 Fuji Photo Film Co Ltd 脱気装置
JP2003210949A (ja) * 2002-01-28 2003-07-29 Toshiba Corp 膜ろ過装置の膜破損検出装置及び検出方法
JP2004212230A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Uerushii:Kk 膜濾過装置に於ける膜損傷探知システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129004A (en) * 1980-03-12 1981-10-08 Toshiba Corp Inspection of fluid separation membrane module
JPH01307409A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Daicel Chem Ind Ltd 中空糸限外瀘過膜モジュールの自動リーク検出・警報装置
JPH05157654A (ja) * 1991-12-03 1993-06-25 Asahi Chem Ind Co Ltd 膜分離装置の漏洩検査方法
JP2001070707A (ja) * 1999-09-09 2001-03-21 Fuji Photo Film Co Ltd 脱気装置
JP2003210949A (ja) * 2002-01-28 2003-07-29 Toshiba Corp 膜ろ過装置の膜破損検出装置及び検出方法
JP2004212230A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Uerushii:Kk 膜濾過装置に於ける膜損傷探知システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063367A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Toshiba Corp 膜ろ過装置、運転方法及び損傷検出装置
CN103537195A (zh) * 2012-07-12 2014-01-29 上海中立德医药科技有限公司 一种过滤器细菌截留检测装置及检测方法
WO2021065422A1 (ja) * 2019-10-04 2021-04-08 栗田工業株式会社 膜濾過装置
CN116539441A (zh) * 2023-07-06 2023-08-04 苏州杰利凯工业设备有限公司 一种过滤机壳体抗压检测装置
CN116539441B (zh) * 2023-07-06 2023-09-08 苏州杰利凯工业设备有限公司 一种过滤机壳体抗压检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4763991B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8354029B2 (en) Controls of a filtration system
US20100089837A1 (en) Blood purification apparatus and method of confirming circuit continuity failure thereof
WO2011072008A2 (en) Means for testing filter integrity in a liquid purification system
JP2006263136A (ja) 液面検知装置および方法
JP4763991B2 (ja) 膜破断検出装置及びその検出方法
JP4782180B2 (ja) 泡消火薬剤混合システム
JP2008296087A (ja) 膜損傷検知方法および膜ろ過装置
JP5596231B2 (ja) 水性媒体を脱ガスするための装置および方法
JP5090460B2 (ja) 処理液供給機構および処理液供給方法
JP2007117904A (ja) 膜ろ過処理装置
JP6577267B2 (ja) ガス検知システム
JP2013124484A (ja) 貯留装置
US20230390706A1 (en) Water treatment device and estimation method
CN112020391B (zh) 用于测试超滤膜完整性的设备和方法
JP2007266211A (ja) 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2004237281A (ja) 膜分離装置およびその装置における状態検知方法
JP2008253888A (ja) 膜損傷検知方法
JP2017180373A (ja) 水位制御装置
KR101870432B1 (ko) 정수기용 가압펌프키트 및 이를 이용한 원수압력제어방법
JP2000093765A (ja) 膜濾過装置
JP4868254B2 (ja) エア抜き装置およびエア抜き方法
JP5084036B2 (ja) 血液透析装置における補液供給装置
JP2011011180A (ja) エア抜き装置の故障検出方法
KR20200020182A (ko) 이산화염소수 희석 장치
JP2007007567A (ja) 膜ろ過処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110610

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4763991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees