JP2017106363A - 給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】完全断水を防止することのできるポンプの給水装置を提供する。【解決手段】本発明の流体供給装置は、流体を移送するためのポンプと、前記ポンプの吐出側の圧力を検知するための圧力センサと、前記ポンプの運転を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記圧力センサに異常が発生したとき、前記ポンプを停止させることなく、固定回転速度で運転するように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、給水装置に関する。
従来、水などの液体や各種気体をポンプによって移送する給水装置が用いられている。給水装置の一例としては、ビルやマンション等(以下、建物等という)の高い場所へ水を汲み上げて供給する給水装置などが挙げられる。
この給水装置は、一般的に、水を移送するためのポンプと、このポンプの吐出側の圧力を検知するための圧力センサと、ポンプの運転を制御する制御部とを有する。制御部は、圧力センサが検知した圧力に基づいて、ポンプの運転を制御することができる。具体的には、インバータ制御が可能な給水装置においては、例えば、制御部はポンプの吐出圧力が一定になるように、ポンプの回転数を制御する。また、インバータ制御を行わない給水装置においては、例えば、制御部はポンプの吐出圧力に基づいてポンプの運転及び停止を制御する。
ところで、この給水装置に使用される圧力センサは故障することがある。圧力センサが故障すると、例えば規定範囲外の下限値(例えば1V未満)又は上限値(例えば5V以上)を示す信号を制御部に出力し続けてしまう。このような場合、制御部はポンプを正確に制御することができなくなる。具体的には、圧力センサが規定範囲外の下限値を示す信号を制御部に出力した場合、制御部は、十分な給水ができていないものと判断して、ポンプの運転を継続させてしまう。一方で、圧力センサが規定範囲外の上限値を示す信号を制御部に出力した場合、制御部は、十分な給水ができているものと判断して、ポンプの運転を停止させてしまう。
給水装置は、建物等の居住者の生活を支える重要なインフラの一つである。このため、圧力センサが故障してから復旧作業が実施されるまでの間、建物等が完全に断水することは避けなければならない。しかしながら、上述したように、故障により圧力センサが規定範囲外の上限値の信号を制御部に出力した場合、制御部はポンプの運転を停止させてしまうので、圧力センサが修理されるまで建物等が完全に断水する恐れがある。
このような完全断水を防止する給水装置として、圧力センサが故障したときに、給水装置のポンプの運転を一旦停止させ、サービスマンが手動切り替えスイッチで自動運転から手動運転へ切り替えることより、予め設定された固定出力周波数でポンプを運転するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2001−107875号公報
しかしながら、特許文献1に記載された給水装置では、ポンプが停止してからサービスマンが自動運転から手動運転へ切り替えるまでの間は、建物等は完全に断水する。また、手動運転時には、建物等の居住者の水の使用状況によらず固定出力周波数でポンプを運転するので、無駄な運転を行う時間帯が存在し、圧力センサを交換して給水装置が復旧するまでの間、一時的ではあるが締切運転が行われる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、完全断水を防止することのできる給水装置を提供することである。
本発明の一形態によれば、給水装置が提供される。この給水装置は、流体を移送するためのポンプと、前記ポンプの吐出側の圧力を検知するための圧力センサと、前記圧力センサが検知した圧力に基づいて前記ポンプの運転を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプを停止させることなく、運転を継続するように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプを停止させることなく、固定回転速度で運転を継続するように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記固定回転速度を記憶するためのメモリを有し、前記固定回転速度は、前記ポンプの最高回転速度、前記ポンプの所定期間における平均回転速度、又は前記ポンプの締切運転時に給水先の建物揚程及び給水器具に必要な圧力を発生させることができる回転速度である。
上記給水装置の一形態において、対応する前記ポンプの回転周波数を制御するインバータを有し、前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプを停止させることなく、可変回転速度で運転を継続するように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、運転が継続されている前記ポンプを停止させ、前記ポンプが所定時間以上停止しているか否かを判定し、前記ポンプが所定時間以上停止していると判定したときに、前記ポンプを再び運転させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、運転が継続されている前記ポンプを停止させ、前記ポンプが所定時間以上停止しているか否かを判定し、前記ポンプが所定時間以上停止していると判定したときに、前記ポンプとは異なるポンプを運転させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、流量検知器が小水量を検知したか否かを判定し、前記流量検知器が小水量を検知したと判定した場合、運転が継続されている前記ポンプを停止させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記流量検知器が小水量を検知してから所定時間経過したか否かを判定し、前記所定時間が経過したと判定したときに、運転が継続されている前記ポンプを停止させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記ポンプの運転が所定時間以上継続しているか否かを判定し、前記ポンプの運転が前記所定時間以上継続していると判定したときに、前記ポンプを停止させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記ポンプの運転が所定時間以上経過していると判定されたとき、前記制御部は、前記ポンプとは異なるポンプを運転させ、その後前記ポンプを停止させるか、又は前記ポンプとは異なるポンプを運転させると実質的に同時に前記ポンプを停止させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき
、運転が継続される前記ポンプ以外のポンプを停止させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプが運転中か否かを判定し、前記ポンプが運転中でないと判定されたとき、前記ポンプが小水量により停止しているか否かを判定し、前記ポンプが小水量により停止していると判定されたとき、前記ポンプを運転させるように構成される。
上記給水装置の一形態において、前記制御部は、前記圧力センサの異常が解消されたか否かを判定し、前記圧力センサの異常が解消されたと判定されたときに、前記ポンプを前記圧力センサが検知する圧力に基づいて運転するように構成される。
本発明によれば、完全断水を防止することのできる給水装置を提供することができる。
本実施形態に係る給水装置の概略図である。 本実施形態に係る、圧力センサに異常が発生したときのポンプの運転方法を示すフロー図である。 本実施形態に係る、圧力センサに異常が発生したときのポンプの別の運転方法を示すフロー図である。 本実施形態に係る、圧力センサに異常が発生したときのポンプのさらに別の運転方法を示すフロー図である。 ポンプの運転方法を切り替える方法を示すフロー図である。 圧力センサに異常が発生したときのポンプの別の運転方法を示すフロー図である。 圧力センサに異常が発生したときのポンプの別の運転方法を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る給水装置の概略図である。図1に示すように、本実施形態の給水装置10は、2つの受水槽11a及び11bと接続されており、受水槽11a及び11bに貯留された水を移送するための2つのポンプ31a及び31bと、ポンプ31a及び31bの運転等を制御する制御部20と、を有する。即ち、本実施形態の給水装置10は、受水槽方式を採用している。
受水槽11a及び11bには、それぞれ、電極棒19a及び19bにより受水槽11a及び11bの水位を検知する水位検知器14a及び14bが設けられている。本実施形態における水位検知器14a及び14bは、4つの液面レベル(満水、減水、復帰、渇水)を検知する。受水槽11a及び11bには、それぞれ、水道本管(図示せず)に接続された給水管12a及び12bから水道水が導入される。電磁弁13a及び13bは、それぞれ、給水管12a及び12bを開閉するように構成される。制御部20は、水位検知器14a及び14bが検知した受水槽11a及び11bの水位を示す信号を受信し、これらの水位の増減に応じて、電磁弁13a及び13bの開閉を制御する。このようにして、受水槽11a及び11bに貯留される水量が制御される。
ポンプ31a及び31bは、それぞれ、配管15a及び15bを介して受水槽11a及び11bに接続される。給水装置10は、ポンプ31a及び31bを駆動するためのモー
タ34a及び34bと、モータ34a及び34bの回転周波数を制御するインバータ35a及び35bを有する。制御部20は、インバータ35a及び35bを介してモータ34a及び34bの回転を制御する。ポンプ31a及び31bは、受水槽11a及び11bに貯留された水を建物等に供給するように構成される。なお、図1に示す給水装置10では、ポンプ31a及びポンプ31bが、インバータ35a及びインバータ35bを備える可変速型のポンプである。しかしながら、これに限らず、給水装置10のポンプ31a及びポンプ31bは、インバータ35a及びインバータ35bを備えない固定速型のポンプであってもよい。
ポンプ31a及び31bの吐出側には、それぞれ、配管16a及び16bが接続される。配管16a及び16bは、吐出管17に合流する。配管16a及び16bには、それぞれ、チェッキ弁32a及び32bと、フロースイッチ33a及び33b(流量検知器の一例に相当する)が設けられる。チェッキ弁32a及び32bは、ポンプ31a及び31bが停止したときに吐出側から吸込側に水が逆流することを防止するための逆流防止弁である。フロースイッチ33a及び33bは、それぞれ、配管16a及び16bを流れる水が、小水量(例えば5〜10L/min)以下になったときに閉じる(オンになる)ように構成される。即ち、フロースイッチ33a及び33bは、給水装置10が供給する水が小水量になったか否かを検知することができる。フロースイッチ33a及び33bの出力は、それぞれ、制御部20に入力される。
吐出管17には、ポンプ31a及び31bの吐出圧力を検知する圧力センサ36が設けられる。この圧力センサ36により検知された吐出圧力を示す信号が制御部20に出力される。また、吐出管17には、圧力タンク37が接続される。フロースイッチ33a及び33bにより小水量が検知された場合、ポンプ31a及び31bの締切運転を防止するために、圧力タンク37に蓄圧してからポンプ31a及び31bの運転が停止される。
制御部20は、電磁弁13a及び13b、インバータ35a及び35b、並びにポンプ31a及び31b等を制御するためのプログラムを格納するメモリ21を有する。制御部20は、水位検知器14a及び14b、フロースイッチ33a及び33b、並びに圧力センサ36等からの信号を受信し、それらの信号に応じて、メモリ21に格納されたプログラムに従って各部を制御する。また、制御部20は、タッチパネル等の操作部22を有する。この操作部22をユーザが操作することにより、例えばポンプ31a及び31bの回転数等を設定することができる。
図1に示した給水装置10においては、2台のポンプ31a及び31bが設けられているが、これに限らず、例えば1台から6台程度のポンプを設けてもよい。この場合、ポンプの台数に対応する数のインバータ、モータ、チェッキ弁、及びフロースイッチ等が給水装置10に設けられる。
この給水装置10においては、フロースイッチ33a及び33b並びに圧力センサ36等の出力信号に基づいて、ポンプ31a及び31bの回転速度(回転周波数)が、それぞれインバータ35a及び35bによって可変制御される。例えば、圧力センサ36により検出された圧力信号が設定された目標圧力と一致するようにポンプ31a及び31bの回転速度が制御され、その結果、ポンプ31a及び31bの吐出圧力が一定になるように制御される。または、例えば、ポンプ31a及び31bの吐出圧力の目標値を適切に変化させることにより、建物等における供給水圧が一定に制御される。通常、給水装置10はメンテナンスや停電時など特殊な場合を除いて、常時通電されており、上述したように建物内での水の使用に応じてポンプ31a,31bの発停や回転速度を制御する自動運転モードにて運転されている。以下の説明ではこの自動運転モードを給水装置10の自動運転という。また、ポンプの運転とは実際にポンプが電動機により駆動されている状態をいう。
フロースイッチ33a及び33bが閉(オン)になると、ほとんど水が使用されていないことを意味する。このため、制御部20は、フロースイッチ33a及び33bから信号を受信すると、ポンプ31a及び31bを停止させる。また、制御部20は、圧力センサ36から受信する吐出圧力が低下していることを検知したとき、ポンプ31a及び31bの運転を再開する。
以上で説明したように、ポンプ31a及び31bの回転速度は、圧力センサ36により検知される圧力に基づいて制御される。このため、圧力センサ36に故障等の異常が発生した場合、制御部20は、ポンプ31a及び31bの回転速度を正確に制御することができない。また、圧力センサ36に異常が発生して、圧力センサ36が規定範囲外の上限値の信号を制御部20に出力した場合、制御部20は、見かけ上、吐出圧力が低下しないことから、十分な給水ができているものと判断して、ポンプ31a及び31bの運転を再開することができなくなってしまう。この場合、建物等には給水されず、完全に断水してしまうことになる。これを防止するために、本実施形態の給水装置10は、ポンプ31a又はポンプ31bの運転中に圧力センサ36に異常が発生したときには、ポンプ31a又はポンプ31bを停止させることなく、自動的に固定回転速度又は可変回転速度で運転する。以下、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bの運転方法を詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bの運転方法を示すフロー図である。まず、制御部20は、圧力センサ36の異常の発生の有無を検知する(ステップS201)。例えば、制御部20は、圧力センサ36から受信した圧力信号が、規定範囲外であるとき、例えば1V未満又は5V以上であるときに、圧力センサ36に故障等の異常が発生していると判断する。
制御部20が圧力センサ36の異常を検知していない場合は(ステップS201,No)、制御部20は、継続して受信する圧力センサ36からの圧力信号を監視する(ステップS201)。制御部20が圧力センサ36の異常を検知した場合(ステップS201、Yes)、続いて、制御部20は、ポンプ31a及び31bの少なくとも一方が運転中か否かを判定する(ステップS202)。
ステップS202において、ポンプ31a及びポンプ31bのいずれも運転されていないと判定された場合は(ステップS202,No)、制御部20は、ポンプ31a及びポンプ31bが停止している原因が、小水量による停止か否かを判定する(ステップS211)。即ち、フロースイッチ33a及びフロースイッチ33bが小水量を検知して閉じていることにより、ポンプ31a及びポンプ31bが停止しているのか否かが判定される。ポンプ31a及びポンプ31bが停止している原因が、小水量による停止であると判定された場合(ステップS211,Yes)、後述するステップS209へ続く。
一方で、ポンプ31a及びポンプ31bが停止している原因が、小水量による停止でないと判定された場合(ステップS211,No)、給水装置10の圧力センサ36以外の部品等が故障している可能性があるので、ポンプ31a及び31bの運転は行わない。
ポンプ31a及び31bの少なくとも一方が運転中であると判定された場合(ステップS202,Yes)、次に、制御部20はポンプ31a及び31bのうちの複数台が運転中であるか否かを判定する(ステップS203)。本実施形態では2台のポンプ31a及び31bが給水装置10に設けられているので、ステップS203においては、ポンプ31a及び31bの両方が運転中であるか否かが判定される。
ポンプ31a及び31bの両方が運転中であると制御部20が判定した場合(ステップS203,Yes)、ポンプ31a及び31bのうち先発のポンプ以外のポンプを停止させる(ステップS204)。ここでは、一例として、ポンプ31aを先発のポンプとして説明する。したがって、ステップS204においては、ポンプ31bが停止する。これにより、必要最小限のポンプ31aのみの運転を継続させる。なお、ステップS204では、先発のポンプ31a以外のポンプを停止させるものとしているが、これに限らず、後述するステップS205において固定回転速度で運転が継続されることになるポンプ以外のポンプを停止させればよい。
ステップS203において、ポンプ31a及び31bのいずれか一方のみが運転中であると制御部20が判定した場合(ステップS203,No)、ポンプ31bが既に停止していることになるので、ステップS205へ続く。
続いて、制御部20は、ポンプ31aに対応するインバータ35aを制御して、ポンプ31aを固定回転速度で運転する(ステップS205)。これにより圧力センサ36の異常を制御部20が検知した場合、ポンプ31aを停止させることなく、固定回転速度で運転を継続させることができる。したがって、圧力センサ36に異常が発生したときでも、建物等への給水を停止することがないので、完全断水を防止することができる。なお、給水装置10が図1に示したようにインバータ35a,35bを有する場合は、ステップS205では、ポンプ31aは、インバータ駆動方式においてインバータ35aにより設定された所定の固定回転速度で運転されることになる。一方で、給水装置10がインバータ35a,35bを有していない場合は、ステップS205では、ポンプ31aは、直入れ駆動方式において所定の固定回転速度で運転される。
なお、ここでのポンプ31aの固定回転速度は、制御部20のメモリ21に予め設定することができる。例えば、インバータ35aが制御可能な範囲における最高回転速度を設定してもよいし、所定の期間におけるポンプ31aの平均回転速度を予め算出して設定してもよい。また、給水先の建物揚程及び給水器具に必要な圧力等に基づいて、最低限必要な圧力をメモリ21に記憶させておき、ポンプ31aの締切運転時に給水先の建物揚程及び給水器具に必要な圧力を発生させることができる回転数を、固定回転速度としてもよい。
本実施形態では、制御アルゴリズムを簡素化するために、ステップS205において固定回転速度でポンプ31aを運転するものとしている。しかしながら、これに限らず、可変回転速度でポンプ31aを運転するようにしてもよい。その場合は、例えば、上記平均回転速度から上記最高回転速度の間で、周期的に回転速度を変化させるプログラムをメモリ21に記憶させておき、そのプログラムに基づいてポンプ31aを運転することができる。ここでは、この運転を可変回転速度の運転という。また、ステップS205においてメモリ21に予め設定された固定回転数でポンプ31aを運転している最中に、ユーザが制御部20の操作部22を操作することにより、回転速度を最適な値に変更することもできる。
ポンプ31aが固定回転速度で運転されている間、制御部20は、フロースイッチ33aが閉じているか否かを判定する(ステップS206)。即ち、フロースイッチ33aが小水量を検知しているか否かが判定される。フロースイッチ33aが閉じていると判定された場合(ステップS206,Yes)、即ち、フロースイッチ33aが小水量を検知していると判定された場合、続いて、制御部20は、フロースイッチ33aが閉じてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS207)。フロースイッチ33aが閉じてから所定時間を経過したと判定された場合(ステップS207,Yes)、制御部20は、運転が継続されているポンプ31aを停止させる(ステップS208)。これにより
、建物等において水が使用されていないときにポンプ31aを停止させることができ、ポンプ31aの無駄な運転を防止することができる。なお、ここでの上記所定時間は、メモリ21に予め記憶されており、適宜変更することができる。
フロースイッチ33aが閉じていないと判定された場合(ステップS206,No)、又はフロースイッチ33aが閉じてから所定時間が経過していないと判定された場合は(ステップS207,No)、ポンプ31aの運転が継続される。制御部20は、ステップS206に戻り、フロースイッチ33aが閉じているか否かを判定する。
ステップS208においてポンプ31aが停止した後、制御部20は、ポンプ31aが所定時間以上停止しているか否かを判定する(ステップS209)。ポンプ31aが所定時間以上停止していると判定された場合(ステップS209,Yes)、制御部20は、ポンプ31a又はポンプ31bの運転を開始する(ステップS210)。なお、ここでの上記所定時間は、メモリ21に予め記憶されており、適宜変更することができる。
ポンプ31a又はポンプ31bの運転を開始した後(ステップS210)、ステップS206からステップS210が繰り返されることにより、ポンプ31a又はポンプ31bの固定回転速度での運転及び停止が繰り返される。これにより、建物等における完全断水を防止することができる。
ポンプ31a又はポンプ31bが固定回転速度で運転されている間、吐出管17内の圧力が高くなることでポンプ31a又はポンプ31bが加熱され得る。しかしながら、本実施形態では、ポンプ31a又はポンプ31bが固定回転速度で運転された後、所定時間停止されるので(ステップS208及びステップS209)、ポンプ31a又ポンプ31bを冷却することができる。また、ステップS210において、先発のポンプであるポンプ31aではなく、ポンプ31bの運転を開始した場合は、ポンプ31a及びポンプ31bを交互に運転させることができる。即ち、ポンプ31aが固定回転速度で運転された後に停止され(ステップS208)、次にポンプ31bが固定回転速度で運転される(ステップS210)。これにより、ステップS210においてポンプ31aを再び運転する場合に比べて、ポンプ31aの停止時間を長くすることができる。したがって、ポンプ31aの冷却時間を長くすることができる。また、ステップS206からステップS210を繰り返す間に、一時的にポンプ31a及びポンプ31bが停止するので、建物等では一時的に断水が生じる。これにより、建物等の居住者は給水装置10に異常が発生したことを知ることができる。ひいては、建物等の管理者へ連絡することを居住者に促すことができる。
次に、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bの別の運転方法を説明する。図3は、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a,31bの別の運転方法を示すフロー図である。図3に示す運転方法は、図2に示した運転方法とほぼ同一である。このため、図2に示した運転方法と異なるステップについてのみ説明する。
図3に示す運転方法は、図2に示した運転方法におけるステップS206及びステップS207に代えて、ステップS301を有する。即ち、ステップS205において制御部20がポンプ31aを固定回転速度で運転した後、制御部20は、ポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS301)。
ポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続していると判定された場合(ステップS301,Yes)、制御部20は、運転が継続されているポンプ31aを停止させる(ステップS208)。これにより、ポンプ31aは吐出管17に所定の水量を移送した後停止することができ、安定した水の供給を行うことができる。また、ポンプ31
aが長時間運転することにより加熱することを防止することができる。なお、図2の運転方法と同様に、ステップS205において固定回転速度ではなく可変回転速度でポンプ31aを運転するようにしてもよい。
図4は、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bのさらに別の運転方法を示すフロー図である。図4に示す運転方法は、図2に示した運転方法とほぼ同一である。このため、図2に示した運転方法と異なるステップについてのみ説明する。
図4に示す運転方法は、図2に示した運転方法に加えて、図3に示した運転方法のステップS301を有する。即ち、ステップS205において制御部20がポンプ31aを固定回転速度で運転した後、制御部20は、ポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS301)。
ポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続していると判定された場合(ステップS301,Yes)、制御部20は、運転が継続されているポンプ31aを停止させる(ステップS208)。これにより、ポンプ31aは吐出管17に所定の水量を移送した後停止することができ、安定した水の供給を行うことができる。また、ポンプ31aが長時間運転することにより加熱することを防止することができる。
一方で、ポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続していないと判定された場合(ステップS301,No)、続いて、制御部20は、フロースイッチ33aが閉じているか否かを判定する(ステップS206)。フロースイッチ33aが閉じていると判定された場合(ステップS206,Yes)、制御部20は、フロースイッチ33aが閉じてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS207)。フロースイッチ33aが閉じてから所定時間が経過したと判定された場合(ステップS207,Yes)、制御部20は、運転が継続されているポンプ31aを停止させる(ステップS208)。これにより、建物等において水が使用されていないときにポンプ31aを停止させることができ、ポンプ31aの無駄な運転を防止することができる。
フロースイッチ33aが閉じていないと判定された場合(ステップS206,No)、又はフロースイッチ33aが閉じてから所定時間が経過していないと判定された場合は(ステップS207,No)、ポンプ31aの運転が継続される。制御部20は、ステップS301に戻り、ポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続しているか否かを判定する。
以上のように、図4に示したポンプ31a及び31bの運転方法によれば、固定回転速度でのポンプ31aの運転が所定時間継続したときにはポンプ31aの運転を停止することができる。また、固定回転速度の運転が所定時間継続していなくとも、フロースイッチ33aが閉じているときにポンプ31aの運転を停止することができる。したがって、ポンプ31aの長時間の固定回転速度での運転を防止することができるとともに、建物等において水が使用されていないときには、ポンプ31aを停止させて無駄な運転を防止することができる。なお、図2の運転方法と同様に、ステップS205において固定回転速度ではなく可変回転速度でポンプ31aを運転するようにしてもよい。
図2ないし図4に示したポンプ31a及び31bの運転方法は、圧力センサ36に異常が発生したときに行われるバックアップ用の運転方法である。即ち、この運転方法は、緊急時のみ実行される。したがって、サービスマンにより圧力センサ36が補修又は交換された場合には、この運転方法の実行を解除して、通常時の運転方法に切り替える必要がある。
図5は、ポンプ31a及び31bの運転方法を切り替える方法を示すフロー図である。まず、制御部20は、圧力センサ36の異常の発生の有無を検知する(ステップS501)。制御部20が圧力センサ36の異常の発生を検知しない場合は(ステップS501,No)、図2ないし図4に示したポンプ31a,31bの運転方法を実行することなく、通常時の自動運転が継続される。
制御部20が圧力センサ36の異常の発生を検知した場合(ステップS501,Yes)、制御部20は、図2ないし図4に示したバックアップ用の運転を開始する(ステップS502)。制御部20は、バックアップ用の運転中に、圧力センサ36の異常の発生が解除されたか否かを判定する(ステップS503)。具体的には、制御部20は、圧力センサ36から受信する圧力信号が規定範囲内であるとき、例えば1V以上5V未満であるときに、圧力センサ36に故障等の異常の発生が解除されたと判定する。
圧力センサ36の異常の発生が解除されていないと判定された場合(ステップS503,No)、制御部20は、図2ないし図4に示したバックアップ用の運転を継続する(ステップS505)。即ち、制御部20は、先発のポンプ31aの固定回転速度での運転と停止とを繰り返す。なお、図2ないし図4におけるステップS205において固定回転速度ではなく可変回転速度でポンプ31aを運転する場合は、ステップS505においても可変回転速度でポンプ31aが運転される。
一方で、圧力センサ36の異常の発生が解除されたと判定された場合(ステップS503,Yes)、制御部20は、図2ないし図4に示したバックアップ用の運転を中止し、ポンプ31a及びポンプ31bが通常の可変速運転を行うように制御する(ステップS504)。なお、ここでの「可変速運転」とは、給水装置10が自動運転して、通常のインバータ制御によりポンプ31a,31bを可変の回転速度で運転することをいう。圧力センサ36の異常の発生が解除されたということは、圧力センサ36が使用可能な状態にあることを意味する。したがって、ステップS504では、圧力センサ36に基づいてポンプ31a及びポンプ31bが運転されることになる。このようにして、本給水装置10では、圧力センサ36が補修又は交換された場合に、バックアップ用の運転を中止して、圧力センサ36を使用した通常時の運転方法に切り替えることができる。
次に、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bの別の運転方法を説明する。図6は、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bの別の運転方法を示すフロー図である。図6に示す運転方法は、図3に示した運転方法と一部が重複している。このため、図3に示した運転方法と異なるステップについてのみ説明する。
図6に示す運転方法は、図3に示した運転方法におけるステップS208に代えて、ステップS701及びステップS702を有する。即ち、この運転方法では、ステップS301においてポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続していると判定された場合(ステップS301,Yes)、制御部20は、停止中のポンプ31bの固定回転速度での運転を開始する(ステップS701)。その後、制御部20は、固定回転速度で運転されている先発のポンプ31aを停止させる(ステップS702)。続いて、ステップS301へ戻り、ポンプ31bの固定回転速度での運転が所定時間継続していると判定された場合(ステップS301,Yes)、制御部20は、停止中のポンプ31aの固定回転速度での運転を開始する(ステップS701)。その後、制御部20は、固定回転速度で運転されているポンプ31bを停止させる(ステップS702)。このようにして、ステップS301、ステップS701、ステップS702が繰り返される。
図7は、圧力センサ36に異常が発生したときのポンプ31a及び31bの別の運転方
法を示すフロー図である。図7に示す運転方法は、図4に示した運転方法と一部が重複している。このため、図4に示した運転方法と異なるステップについてのみ説明する。
図7に示す運転方法は、図4に示した運転方法におけるステップS208に代えて、ステップS701及びステップS702を有する。即ち、この運転方法では、ステップS301においてポンプ31aの固定回転速度での運転が所定時間以上継続していると判定された場合(ステップS301,Yes)又はステップS207においてフロースイッチ33aが閉じてから所定時間を経過したと判定された場合(ステップS207,Yes)、制御部20は、停止中のポンプ31bの固定回転速度での運転を開始する(ステップS701)。その後、制御部20は、固定回転速度で運転されている先発のポンプ31aを停止させる(ステップS702)。続いて、ステップS301へ戻り、ポンプ31bの固定回転速度での運転が所定時間継続していると判定された場合(ステップS301,Yes)、制御部20は、停止中のポンプ31aの固定回転速度での運転を開始する(ステップS701)。その後、制御部20は、固定回転速度で運転されているポンプ31bを停止させる(ステップS702)。このようにして、ステップS301、ステップS206、ステップS207、ステップS701、ステップS702が繰り返される。
図6及び図7に示す運転方法によれば、固定回転速度で運転しているポンプを停止させる前に、停止中のポンプを運転させ、その後に先に運転されていたポンプを停止させるので、一時的な断水をも発生させずに、給水装置10を運転させることができる。なお、図6及び図7に示した運転方法では、ステップS701においてポンプの運転を開始した後に、ステップS702において先に運転していたポンプを停止させているが、ステップS701におけるポンプの運転の開始と実質的に同時に、先に運転していたポンプを停止させるように、インバータ35a,35bを制御してもよい。この場合も、一時的な断水をほぼ発生させずに、給水装置10を運転させることができる。
図6及び図7に示した運転方法は、給水装置10の異常を接点信号等により外部に伝えることができる場合に特に有効である。この場合は、給水装置10の異常が速やかに外部に伝えられるので、サービスマンによる修理が速やかに行われ、バックアップ用の運転の時間は相対的に短くなる。このため、一時的な断水を発生させることなくポンプ31a,31bを運転しても、ポンプ31a,31bが加熱しすぎる前に、バックアップ用の運転を終了させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲及び明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、又は省略が可能である。
例えば、上記実施形態では、給水装置10が受水槽方式の給水装置であるものとして説明した。しかしながら、これに限らず、本発明はポンプ31a及びポンプ31bが水道本管に直結する直結給水方式の給水装置にも適用することができる。
また、上記実施形態では、ポンプ31a及びポンプ31bが、インバータ35a及びインバータ35bを備える可変速型のポンプであるものとして説明した。しかしながら、上述したように、これに限らず、ポンプ31a及びポンプ31bは、インバータを備えない固定速型のポンプであってもよい。この場合、図5に示したステップS504においては、圧力センサ36に基づいて固定速度でのポンプ31a及びポンプ31bの運転が行われる。具体的には、圧力センサ36により検知された圧力が所定値未満のときに、ポンプ3
1a及びポンプ31bを固定速度で運転する。また、圧力センサ36により検知された圧力が所定値以上であり且つフロースイッチ33a及びフロースイッチ33bが閉じているときに、ポンプ31a及びポンプ31bが停止される。
図2ないし図4で説明したポンプの運転方法は、ポンプが複数台の場合のポンプの運転方法を示している。ポンプが1台のみの場合は、図2に示したステップS203及びステップS204は省略される。
10…給水装置
20…制御部
21…メモリ
31a,31b…ポンプ
33a,33b…フロースイッチ
36…圧力センサ

Claims (13)

  1. 流体を移送するためのポンプと、
    前記ポンプの吐出側の圧力を検知するための圧力センサと、
    前記圧力センサが検知した圧力に基づいて前記ポンプの運転を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプを停止させることなく、運転を継続するように構成される、給水装置。
  2. 請求項1に記載された給水装置において、
    前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプを停止させることなく、固定回転速度で運転を継続するように構成される、給水装置。
  3. 請求項2に記載された給水装置において、
    前記制御部は、前記固定回転速度を記憶するためのメモリを有し、
    前記固定回転速度は、前記ポンプの最高回転速度、前記ポンプの所定期間における平均回転速度、又は前記ポンプの締切運転時に給水先の建物揚程及び給水器具に必要な圧力を発生させることができる回転速度である、給水装置。
  4. 請求項1に記載された給水装置において、
    前記ポンプの回転周波数を制御するインバータを有し、
    前記制御部は、前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプを停止させることなく、可変回転速度で運転を継続するように構成される、給水装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    運転が継続されている前記ポンプを停止させ、
    前記ポンプが所定時間以上停止しているか否かを判定し、
    前記ポンプが所定時間以上停止していると判定したときに、前記ポンプを再び運転させるように構成される、給水装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    運転が継続されている前記ポンプを停止させ、
    前記ポンプが所定時間以上停止しているか否かを判定し、
    前記ポンプが所定時間以上停止していると判定したときに、前記ポンプとは異なるポンプを運転させるように構成される、給水装置。
  7. 請求項5又は6に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    流量検知器が小水量を検知したか否かを判定し、
    前記流量検知器が小水量を検知したと判定した場合、運転が継続されている前記ポンプを停止させるように構成される、給水装置。
  8. 請求項7に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    前記流量検知器が小水量を検知してから所定時間経過したか否かを判定し、
    前記所定時間が経過したと判定したときに、運転が継続されている前記ポンプを停止させるように構成される、給水装置。
  9. 請求項5ないし8のいずれか一項に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    前記ポンプの運転が所定時間以上継続しているか否かを判定し、
    前記ポンプの運転が前記所定時間以上継続していると判定したときに、前記ポンプを停止させるように構成される、給水装置。
  10. 請求項9に記載された給水装置において、
    前記ポンプの運転が所定時間以上経過していると判定されたとき、前記制御部は、前記ポンプとは異なるポンプを運転させ、その後前記ポンプを停止させるか、又は前記ポンプとは異なるポンプを運転させると実質的に同時に前記ポンプを停止させるように構成される、給水装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一項に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    前記圧力センサの異常を検知したとき、運転が継続される前記ポンプ以外のポンプを停止させるように構成される、給水装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか一項に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    前記圧力センサの異常を検知したとき、前記ポンプが運転中か否かを判定し、
    前記ポンプが運転中でないと判定されたとき、前記ポンプが小水量により停止しているか否かを判定し、
    前記ポンプが小水量により停止していると判定されたとき、前記ポンプを運転させるように構成される、給水装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか一項に記載された給水装置において、
    前記制御部は、
    前記圧力センサの異常が解消されたか否かを判定し、
    前記圧力センサの異常が解消されたと判定されたときに、前記ポンプを前記圧力センサが検知する圧力に基づいて運転するように構成される、給水装置。
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