JPH0828419A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPH0828419A
JPH0828419A JP6163894A JP16389494A JPH0828419A JP H0828419 A JPH0828419 A JP H0828419A JP 6163894 A JP6163894 A JP 6163894A JP 16389494 A JP16389494 A JP 16389494A JP H0828419 A JPH0828419 A JP H0828419A
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combustion engine
ignition timing
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    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
    • F02P5/1504Digital data processing using one central computing unit with particular means during a transient phase, e.g. acceleration, deceleration, gear change
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コースト時に加速する際に内燃機関の回転数
の変化率に応じて車両の振動を有効に制御する。 【構成】 センサ群1により車両の加速状態及びエンジ
ン回転数Neの変化率を検出し、センサ群1の信号に応
答して加速状態への移行後、エンジン回転数Neの正の
変化率が所定値以上である時、マイクロコンピュータ2
の制御により点火装置3の点火時期を遅角させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コースト時に車両を加
速する際に発生する前後振動を抑制するために内燃機関
の点火時期を制御する内燃機関の点火時期制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車両運転中に加速する場合、コースト時
に要求される点火時期と非コースト時に要求される点火
時期とは異なる。また、コースト時にエンジンの燃料噴
射を停止している状態から加速する際には、燃料噴射が
行われる。この結果、エンジンの出力トルクが急激に変
化するため、駆動系のねじれ振動を引き起こし、車両が
前後に振動するために運転者に不快感を与える。
【0003】このような不都合を防止するために例えば
特開昭59-201971 号公報では、コースト時から加速する
際にエンジン回転数の変化量に応じて点火時期を制御す
るに当たり、エンジン回転数の絶対値が所定値以上の場
合にエンジン回転数の変化量に比例して点火時期を遅角
又は進角させて駆動系のねじれを低減するものが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図17において、アク
セル踏み込み量hに示すようにコースト時に加速する際
には、エンジン回転数の変化量はエンジン回転変動gで
示すように増減を繰り返す。この変化量の増減により駆
動系にねじれ振動が発生する。この際に急激なアクセル
操作により最適燃料噴射量を得ることができずにエンジ
ンに十分な出力トルクが得られない場合、エンジン回転
の変化量はエンジン回転変動gに示すように負に大きく
なることがある。上記特開昭59-201971 号公報に記載さ
れたような従来のエンジン制御では、点火時期の開始の
判断としてエンジン回転量の絶対値を用いてる。したが
って加速後のエンジン回転量が負に大きくなると、従来
の点火時期eに示すように点火時期進角制御が遅角制御
より先に行われるので、エンジンの出力トルクの立ち上
がりを急激な方向に増長することとなり、従来の制御に
より発生する前後Ga及び従来の制御により発生する駆
動軸トルクcに示すように前後G及び駆動軸トルクが増
大し、逆に車両の振動を増長するおそれがある。
【0005】本発明の目的は、コースト時に加速する際
に内燃機関の回転数の変化に応じて車両の振動を有効に
制御することができる内燃機関の点火時期制御装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の内燃機関
の点火時期制御装置は、内燃機関の運転状態に応じて点
火時期を制御する内燃機関の点火時期制御装置におい
て、車両の加速状態を検出する加速状態検出手段と、内
燃機関の回転数の変化率を検出する回転数変化率検出手
段と、これら両手段からの信号に応答して加速状態への
移行後、内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上で
ある時、内燃機関の点火時期を遅角させる遅角補正手段
とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】本発明の第2の内燃機関の点火時期制御装
置は、内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段を付
加し、この回転数検出手段により検出した内燃機関の回
転数に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段によ
る遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とする
ものである。
【0008】本発明の第3の内燃機関の点火時期制御装
置は、アクセル踏み込み量を検出するアクセル踏み込み
量検出手段を付加し、このアクセル踏み込み量検出手段
により検出したアクセル踏み込み量に応じて定まる所定
時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0009】本発明の第4の内燃機関の点火時期制御装
置は、アクセル踏み込み速度を検出するアクセル踏み込
み速度検出手段を付加し、このアクセル踏み込み速度検
出手段により検出したアクセル踏み込み速度に応じて定
まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行
わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0010】本発明の第5の内燃機関の点火時期制御装
置は、車速を検出する車速検出手段を付加し、この車速
検出手段により検出した車速に応じて定まる所定時間だ
け前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構
成したことを特徴とするものである。
【0011】本発明の第6の内燃機関の点火時期制御装
置は、変速機の変速比を検出する変速比検出手段を付加
し、この変速比検出手段により検出した変速比に応じて
定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を
行わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0012】本発明の第7の内燃機関の点火時期制御装
置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関
の回転数の正の変化率の設定値を内燃機関の回転数に応
じて増減させることを特徴とするものである。
【0013】本発明の第8の内燃機関の点火時期制御装
置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関
の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に
応じて増減させることを特徴とするものである。
【0014】本発明の第9の内燃機関の点火時期制御装
置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関
の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度
に応じて増減させることを特徴とするものである。
【0015】本発明の第10の内燃機関の点火時期制御
装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機
関の回転数の正の変化率の設定値を車速に応じて増減さ
せることを特徴とするものである。
【0016】本発明の第11の内燃機関の点火時期制御
装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機
関の回転数の正の変化率の設定値を変速機の変速比に応
じて増減させることを特徴とするものである。
【0017】本発明の第12の内燃機関の点火時期制御
装置は、前記加速状態検出手段は、内燃機関の燃料遮断
状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が加速状態
に移行したと判断することを特徴とするものである。
【0018】本発明の第13の内燃機関の点火時期制御
装置は、前記加速状態検出手段は、アクセルペダルが所
定値以上の速度及び量で踏み込まれたことを以て車両が
加速状態に移行したと判断することを特徴とするもので
ある。
【0019】
【作用】この目的のために本発明の第1の内燃機関の点
火時期制御装置では、図1に概念図を示すように、点火
時期制御装置により、内燃機関の運転状態に応じて点火
時期を制御するに当たり、加速状態検出手段により車両
の加速状態が検出され、かつ、回転数変化率検出手段に
より内燃機関の回転数の変化率が検出されると、これら
の手段からの信号に応答して加速状態へ移行する。その
後内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上である場
合、遅角補正手段により内燃機関の点火時期を遅角させ
る。
【0020】内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以
上である場合点火時期を遅角させる理由は、コースト時
から加速した際に生じる車両の前後の振動の起振力は内
燃機関の回転数の変化率が正の方向に所定値以上変化す
ると大きくなり、この瞬時に内燃機関の出力トルクを一
時的に低減することにより振動を大幅に低減することが
できる。したがって、駆動系のガタ、アクセル踏み込み
速度等による加速時の内燃機関の回転数の変化のばらつ
きを考慮して内燃機関の出力トルクを一時的に有効に低
減することができるので、コースト時に加速する際に内
燃機関の回転数の変化に応じて車両の振動を有効に制御
することができ、車両の前後の振動を常に有効に抑制す
ることができる。
【0021】本発明の第2の内燃機関の点火時期制御装
置では、内燃機関の回転数に応じて定まる所定時間だけ
遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を
好適に制御することができる。
【0022】本発明の第3の内燃機関の点火時期制御装
置では、アクセル踏み込み量に応じて定まる所定時間だ
け遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期
を好適に制御することができる。
【0023】本発明の第4の内燃機関の点火時期制御装
置では、アクセル踏み込み速度に応じて定まる所定時間
だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時
期を好適に制御することができる。
【0024】本発明の第5の内燃機関の点火時期制御装
置では、車速に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行
わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御す
ることができる。
【0025】本発明の第6の内燃機関の点火時期制御装
置では、変速機の変速比に応じて定まる所定時間だけ遅
角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好
適に制御することができる。
【0026】本発明の第7の内燃機関の点火時期制御装
置では、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を
内燃機関の回転数に応じて増減させることにより、内燃
機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0027】本発明の第8の内燃機関の点火時期制御装
置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアク
セル踏み込み量に応じて増減させることにより、内燃機
関の点火時期を好適に制御することができる。
【0028】本発明の第9の内燃機関の点火時期制御装
置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアク
セル踏み込み速度に応じて増減させることにより、内燃
機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0029】本発明の第10の内燃機関の点火時期制御
装置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を車
速に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期
を好適に制御することができる。
【0030】本発明の第11の内燃機関の点火時期制御
装置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を変
速機の変速比に応じて増減させることにより、内燃機関
の点火時期を好適に制御することができる。
【0031】本発明の第12の内燃機関の点火時期制御
装置では、内燃機関の燃料遮断状態から燃料供給状態へ
の切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断するこ
とにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することが
できる。
【0032】本発明の第13の内燃機関の点火時期制御
装置では、アクセルペダルが所定値以上の速度及び量で
踏み込まれたことを以て車両が加速状態に移行したと判
断することにより、内燃機関の点火時期を好適に制御す
ることができる。
【0033】
【実施例】本発明の点火時期制御装置の実施例を図面を
参照して詳細に説明する。図2は本発明の内燃機関の点
火時期制御装置の概略構成図である。この内燃機関の点
火時期制御装置は、各種センサを有するセンサ群1と、
センサ群1からの信号が入力されるとともに各演算を行
うマイクロコンピュータ2と、マイクロコンピュータ2
らの出力信号が供給される点火装置3及びインジェクタ
群4とを具える。
【0034】センサ群1は、車速Vを検出する車速セン
サ5と、エンジン水温Cを測定するエンジン水温センサ
6と、クランク角の所定角度ごとに角度信号θを出力す
るとともにタイミングを制御する角度センサ7と、エン
ジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ8と、
スロットル弁がアイドル開度THであるか否かを検出す
るスロットルスイッチ9と、エンジンの負荷状態を検出
するために吸入空気量Qを検出するエアーフローメータ
10とを具える。
【0035】マイクロコンピュータ2は、センサ群1か
らの信号が入力されるとともに出力信号を点火具え3及
びインジェクタ群4に供給する入出力回路11と、CP
U12と、角度信号θから算出されるエンジン回転数N
e及び吸入吸気量Qに対応した最適点火時期TADVM
(例えば上死点からの角度)が予め設定されたROM1
3と、RAM14と、演算の基本となるクロックパルス
を出力するクロック発振器15とを具える。ROM13
に記憶された最適点火時期TADVMは入出力回路6か
ら基準位置信号が供給されるごとに読み出され、その値
と基準位置信号発生時からの角度信号θの積算値とが一
致すると点火信号を点火装置3に供給する。
【0036】点火装置3は、点火信号に応じて開閉動作
するトランジスタ16と、トランジスタ16が点火信号
によってオフになることにより高電圧が発生して点火が
行われる点火コイル17と、配電器18と、各気筒ごと
に設置された点火プラグ19とを具える。
【0037】図3は、本発明の内燃機関の点火時期制御
装置で適用される点火時期補正プログラムのフローチャ
ートである。ステップ20において、エンジン回転数N
e、吸入空気量Q等から作成された最適点火時期マップ
を検索することにより、上記最適点火時期TADVMを
設定する。ステップ21において、遅角補正を行うか否
かすなわち後述する遅角カウンタCNTREFが0か否
かを判断する。遅角カウンタが0の場合、遅角補正を行
わないで本ルーチンを終了する。遅角カウンタが0でな
い場合、ステップ22において、後述するようにして点
火時期補正量LURTSを設定し、点火時期遅角補正を
行うことにより点火コイル17(図2)の点火時期が決
定される。
【0038】本例の動作を説明する。図4は、本発明の
内燃機関の点火時期制御装置の制御ルーチンのフローチ
ャートである。このルーチンは再加速時の点火時期遅角
を要求するものであり、例えば10msecごとに実行
される。
【0039】まずステップ23において、車両の加速状
態を検出する。車両が加速されていないと判断された場
合、ステップ24において点火時期遅角を行うためのパ
ラメータである制御タイマCNTRET、点火時期補正
量LURTS及び遅角カウンタCNTREFをすべて0
にクリアし、この制御ルーチンを終了する。
【0040】ステップ23において車両が加速開始され
たと判断された場合、ステップ25において、本発明に
よる制御が行われる時間である所定値TMRRTDを、
減算タイマである制御タイマCNTRETに格納し、こ
の制御ルーチンを終了する。
【0041】ステップ23において車両が加速中である
と判断された場合、ステップ26において、制御時間内
であるか否かすなわち制御タイマCNTRETの値が0
か否かを判断する。遅角タイマCNTRETが0である
と判断された場合、ステップ24において点火時期遅角
を行うためのパラメータである制御タイマCNTRE
T、遅角補正量LURTS及び遅角カウンタCNTRE
Fをすべて0にクリアし、この制御ルーチンを終了す
る。
【0042】ステップ26において遅角タイマCNTR
ETが0でないと判断された場合、ステップ27におい
て振動低減のために現在遅角補正が行われているか否
か、すなわち遅角カウンタCNTREFが0か否かを判
断する。遅角補正が行われているすなわち遅角カウンタ
CNTREFが0でないと判断された場合、ステップ2
8において予め設定された角度分LURTMを遅角補正
量LURTSとして選択し、この制御ルーチンを終了す
る。
【0043】ステップ27において振動低減のために現
在遅角補正が行われていないすなわち遅角カウンタCN
TREFが0であると判断された場合、ステップ29に
おいて、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを、
遅角補正を判断するための所定値TRDNEと比較す
る。エンジン回転数の正の変化率DELTNEが所定値
TRDNEを超えていない場合には、ステップ30にお
いて遅角補正量LURTS及び遅角カウンタCNTRE
Fをすべて0にクリアし、この制御ルーチンを終了す
る。
【0044】ステップ29において、エンジン回転数の
正の変化率DELTNEが所定値TRDNEを超えてい
る場合には、ステップ31において制御タイマCNTR
ETの減算を行う。この減算が行われた後、ステップ3
2において制御タイマCNTRETが0か否かを判断す
る。遅角タイマCNTRETが0であると判断された場
合、ステップ24において点火時期遅角を行うためのパ
ラメータである制御タイマCNTRET、遅角補正量L
URTS及び遅角カウンタCNTREFをすべて0にク
リアし、この制御ルーチンを終了する。
【0045】ステップ32において遅角タイマCNTR
ETが0でないと判断された場合、ステップ33におい
て、遅角する時間として所定の時間である所定値RET
TIMを、タイマ用メモリである遅角カウンタCNTR
EFに格納する。続いてステップ28において予め設定
された角度分LURTMを遅角補正量LURTSとして
選択し、この制御ルーチンを終了する。上述したよう
に、図4の制御プログラムにより車両の振動低減のため
の点火時期遅角補正が実行される。
【0046】図5Aは遅角制御を行うために所定値RE
TTIMとしてエンジン回転数を用いる場合のフローチ
ャートであり、Bはエンジン回転数と所定値RETTI
Mとの関係図である。このルーチンは例えば10mse
cごとに実行される。
【0047】ステップ34において、エンジン回転数に
対する所定値RETTIMが図5Bから設定されると、
図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角
カウンタCNTREFに格納する。
【0048】図5Aの制御プログラムによりエンジン回
転数に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせるこ
とができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御
することができる。
【0049】図6Aは遅角制御を行うために所定値RE
TTIMとしてアクセル踏み込み量を用いる場合のフロ
ーチャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値R
ETTIMとの関係図である。このルーチンは例えば1
0msecごとに実行される。
【0050】ステップ35において、アクセル踏み込み
量に対する所定値RETTIMが図6Bから設定される
と、図4のステップ33において所定値RETTIMを
遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0051】図6Aの制御プログラムによりアクセル踏
み込み量に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせ
ることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に
制御することができる。
【0052】図7Aは遅角制御を行うために所定値RE
TTIMとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフ
ローチャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定
値RETTIMとの関係図である。このルーチンは例え
ば10msecごとに実行される。
【0053】ステップ36において、アクセル踏み込み
速度に対する所定値RETTIMが図7Bから設定され
ると、図4のステップ33において所定値RETTIM
を遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0054】図7Aの制御プログラムによりアクセル踏
み込み速度に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わ
せることができ、したがってエンジンの点火時期を好適
に制御することができる。
【0055】図8Aは遅角制御を行うために所定値RE
TTIMとして車速を用いる場合のフローチャートであ
り、Bは車速と所定値RETTIMとの関係図である。
このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0056】ステップ37において、車速に対する所定
値RETTIMが図8Bから設定されると、図4のステ
ップ33において所定値RETTIMを遅角カウンタC
NTREFに格納する。
【0057】図8Aの制御プログラムにより車速に応じ
て定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、
したがってエンジンの点火時期を好適に制御することが
できる。
【0058】図9Aは遅角制御を行うために所定値RE
TTIMとして変速機の変速比を用いる場合のフローチ
ャートであり、Bは変速機の変速比と所定値RETTI
Mとの関係図である。このルーチンは例えば10mse
cごとに実行される。
【0059】ステップ38において、変速機の変速比に
対する所定値RETTIMが図9Bから設定されると、
図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角
カウンタCNTREFに格納する。
【0060】図9Aの制御プログラムにより変速機の変
速比に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせるこ
とができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御
することができる。
【0061】図10Aは遅角補正を判断するための所定
値TRDNEとしてエンジン回転数を用いる場合のフロ
ーチャートであり、Bはエンジン回転数と所定値TRD
NEとの関係図である。このルーチンは例えば10ms
ecごとに実行される。
【0062】ステップ39において、エンジン回転数に
対する所定値TRDNEが図10Bから設定されると、
図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変
化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0063】図10Aの制御プログラムによりエンジン
回転数に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせる
ことができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制
御することができる。
【0064】図11Aは遅角補正を判断するための所定
値TRDNEとしてアクセル踏み込み量を用いる場合の
フローチャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定
値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例えば
10msecごとに実行される。
【0065】ステップ40において、アクセル踏み込み
量に対する所定値TRDNEが図11Bから設定される
と、図4のステップ29において、エンジン回転数の正
の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0066】図11Aの制御プログラムによりエンジン
回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に応
じて増減させることができ、したがってエンジンの点火
時期を好適に制御することができる。
【0067】図12Aは遅角補正を判断するための所定
値TRDNEとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合
のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と
所定値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例
えば10msecごとに実行される。
【0068】ステップ41において、アクセル踏み込み
速度に対する所定値TRDNEが図12Bから設定され
ると、図4のステップ29において、エンジン回転数の
正の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較す
る。
【0069】図12Aの制御プログラムによりエンジン
回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度に
応じて増減させることができ、したがってエンジンの点
火時期を好適に制御することができる。
【0070】図13Aは遅角補正を判断するための所定
値TRDNEとして車速を用いる場合のフローチャート
であり、Bは車速と所定値TRDNEとの関係図であ
る。このルーチンは例えば10msecごとに実行され
る。
【0071】ステップ42において、車速に対する所定
値TRDNEが図13Bから設定されると、図4のステ
ップ29において、エンジン回転数の正の変化率DEL
TNEを所定値TRDNEと比較する。
【0072】図13Aの制御プログラムによりエンジン
回転数の正の変化率の設定値を車速に応じて増減させる
ことができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制
御することができる。
【0073】図14Aは遅角補正を判断するための所定
値TRDNEとして変速機の変速比を用いる場合のフロ
ーチャートであり、Bは変速機の変速比と所定値TRD
NEとの関係図である。このルーチンは例えば10ms
ecごとに実行される。
【0074】ステップ39において、変速機の変速比に
対する所定値TRDNEが図14Bから設定されると、
図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変
化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0075】図14Aの制御プログラムによりエンジン
回転数の正の変化率の設定値を変速機の変速比に応じて
増減させることができ、エンジンの点火時期を好適に制
御することができる。
【0076】図15は、加速開始、加速中又は加速して
いないことをエンジンへの燃料供給の有無により判断す
るためのフローチャートである。このルーチンは図4の
ステップ23に相当し、例えば10msecごとに実行
される。
【0077】ステップ44においてエンジンへの燃料供
給状態を判断する。エンジンが燃料遮断状態の場合には
車両が加速していないと判断される。エンジンが燃料遮
断状態から燃料供給状態に切り替えられた場合には車両
が加速開始したと判断される。エンジンが燃料供給中で
ある場合には車両が加速中であると判断される。
【0078】図15の制御プログラムにより、エンジン
の燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両
が加速状態に移行したと判断することにより、エンジン
の点火時期を好適に制御することができる。
【0079】図16は、加速開始、加速中又は加速して
いないことをアクセルペダルの踏み込み速度及び踏み込
み量により判断するためのフローチャートである。この
ルーチンは図4のステップ23に相当し、例えば10m
secごとに実行される。
【0080】ステップ45においてアクセル踏み込み速
度が所定値以上か否かを判断する。所定値以上の場合に
は車両が加速開始したと判断される。所定値未満の場合
には、ステップ46においてアクセル踏み込み量が所定
値以上か否かを判断する。所定値以上である場合には車
両が加速中であると判断される。所定値未満の場合には
車両は加速していないと判断される。
【0081】図16の制御プログラムにより、アクセル
ペダルの踏み込み速度及び踏み込み量を以て車両が加速
状態に移行したと判断することにより、エンジンの点火
時期を好適に制御することができる。
【0082】図17は本発明及び従来の内燃機関の点火
時期制御装置の時間変化に対する前後G、駆動軸トル
ク、点火時期、エンジン回転変動及びアクセル変化量で
ある。図17に示すように、コースト時からアクセルを
踏んで加速を開始するとエンジン回転数が正負に大きく
変化し、しばらく経過してから駆動軸トルク及び前後G
が変化する。従来の制御による点火時期eでは、加速後
にエンジン回転変動gが負の所定値TRENE′を超え
ると点火時期進角制御が行われるので、従来の制御によ
る駆動軸トルクcが瞬時的に振動し、振幅を増長する方
向に働く。それに対して本発明の制御による点火時期f
では従来のような進角制御は行われず、加速後にエンジ
ン回転変動gが正の所定値TRENEを超える場合に大
幅な点火時期遅角制御が行われるので、エンジンの出力
トルクを下げるタイミングを効率的に捕らえることがで
きる。したがって本発明の制御による駆動軸トルクdの
振動を有効に制御することができ、車両の前後振動を有
効に抑制することができる。
【0083】
【発明の効果】上述したように本発明の第1の内燃機関
の点火時期制御装置によれば、駆動系のガタ、アクセル
踏み込み速度等による加速時の内燃機関の回転数の変化
のばらつきを考慮してエンジンの出力トルクを一時的に
有効に低減することができるので、コースト時に加速す
る際に内燃機関の回転数の変化に応じて車両の振動を有
効に制御することができ、車両の前後の振動を常に有効
に抑制することができる。
【0084】本発明の第2の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、内燃機関の回転数に応じて定まる所定時間
だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時
期を好適に制御することができる。
【0085】本発明の第3の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、アクセル踏み込み量に応じて定まる所定時
間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火
時期を好適に制御することができる。
【0086】本発明の第4の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、アクセル踏み込み速度に応じて定まる所定
時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点
火時期を好適に制御することができる。
【0087】本発明の第5の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、車速に応じて定まる所定時間だけ遅角制御
を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制
御することができる。
【0088】本発明の第6の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、変速機の変速比に応じて定まる所定時間だ
け遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期
を好適に制御することができる。
【0089】本発明の第7の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定
値を内燃機関の回転数に応じて増減させることにより、
内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0090】本発明の第8の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を
アクセル踏み込み量に応じて増減させることにより、内
燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0091】本発明の第9の内燃機関の点火時期制御装
置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を
アクセル踏み込み速度に応じて増減させることにより、
内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0092】本発明の第10の内燃機関の点火時期制御
装置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値
を車速に応じて増減させることにより、内燃機関の点火
時期を好適に制御することができる。
【0093】本発明の第11の内燃機関の点火時期制御
装置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値
を変速機の変速比に応じて増減させることにより、内燃
機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0094】本発明の第12の内燃機関の点火時期制御
装置によれば、内燃機関の燃料遮断状態から燃料供給状
態への切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断す
ることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御するこ
とができる。
【0095】本発明の第13の内燃機関の点火時期制御
装置によれば、アクセルペダルが所定値以上の速度及び
量で踏み込まれたことを以て車両が加速状態に移行した
と判断することにより、内燃機関の点火時期を好適に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関の点火時期制御装置の概念図
である。
【図2】本発明の内燃機関の点火時期制御装置の概略構
成図である。
【図3】本発明の内燃機関の点火時期制御装置で適用さ
れる点火時期補正プログラムのフローチャートである。
【図4】本発明の内燃機関の点火時期制御装置の制御ル
ーチンのフローチャートである。
【図5】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIM
としてエンジン回転数を用いる場合のフローチャートで
あり、Bはエンジン回転数と所定値RETTIM遅角カ
ウンタとの関係図である。
【図6】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIM
としてアクセル踏み込み量を用いる場合のフローチャー
トであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値RETTI
M遅角カウンタとの関係図である。
【図7】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIM
としてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフローチャ
ートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定値RET
TIM遅角カウンタとの関係図である。
【図8】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIM
として車速を用いる場合のフローチャートであり、Bは
車速と所定値RETTIM遅角カウンタとの関係図であ
る。
【図9】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIM
として変速機の変速比を用いる場合のフローチャートで
あり、Bは変速機の変速比と所定値RETTIM遅角カ
ウンタとの関係図である。
【図10】Aは遅角補正を判断するための所定値TRD
NEとしてエンジン回転数を用いる場合のフローチャー
トであり、Bはエンジン回転数と所定値TRDNEとの
関係図である。
【図11】Aは遅角補正を判断するための所定値TRD
NEとしてアクセル踏み込み量を用いる場合のフローチ
ャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値TRD
NEとの関係図である。
【図12】Aは遅角補正を判断するための所定値TRD
NEとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフロー
チャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定値T
RDNEとの関係図である。
【図13】Aは遅角補正を判断するための所定値TRD
NEとして車速を用いる場合のフローチャートであり、
Bは車速と所定値TRDNEとの関係図である。
【図14】Aは遅角補正を判断するための所定値TRD
NEとして変速機の変速比を用いる場合のフローチャー
トであり、Bは変速機の変速比と所定値TRDNEとの
関係図である。
【図15】加速開始、加速中又は加速していないことを
エンジンへの燃料供給の有無により判断するためのフロ
ーチャートである。
【図16】加速開始、加速中又は加速していないことを
アクセルペダルの踏み込み速度及び踏み込み量により判
断するためのフローチャートである。
【図17】本発明及び従来の内燃機関の点火時期制御装
置の時間変化に対する前後G、駆動軸トルク、点火時
期、エンジン回転変動及びアクセル変化量である。
【符号の説明】
1 センサ群 2 マイクロコンピュータ 3 点火装置 4 インジェクタ群 5 車速センサ 6 エンジン水温センサ 7 角度センサ 8 エンジン回転センサ 9 スロットルスイッチ 10 エアーフローメータ 11 入出力回路 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 クロック発振器 16 トランジスタ 17 点火コイル 18 配電器 19 点火プラグ V 車速 C エンジン水温 θ 角度信号 Ne エンジン回転数 TH アイドル開度 Q 吸入空気量 TADVM 最適点火時期 a 従来の制御により発生する前後G b 本発明の制御により発生する前後G c 従来の制御により発生する駆動軸トルク d 本発明の制御により発生する駆動軸トルク e 従来の制御による点火時期 f 本発明の制御による点火時期 g エンジン回転変動 h アクセル操作量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 362 J 364 G H

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の運転状態に応じて点火時期を
    制御する内燃機関の点火時期制御装置において、 車両の加速状態を検出する加速状態検出手段と、内燃機
    関の回転数の変化率を検出する回転数変化率検出手段
    と、これら両手段からの信号に応答して加速状態への移
    行後、内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上であ
    る時、内燃機関の点火時期を遅角させる遅角補正手段と
    を設けたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装
    置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の回転数を検出する回転数検出
    手段を付加し、この回転数検出手段により検出した内燃
    機関の回転数に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正
    手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  3. 【請求項3】 アクセル踏み込み量を検出するアクセル
    踏み込み量検出手段を付加し、このアクセル踏み込み量
    検出手段により検出したアクセル踏み込み量に応じて定
    まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行
    わせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    内燃機関の点火時期制御装置。
  4. 【請求項4】 アクセル踏み込み速度を検出するアクセ
    ル踏み込み速度検出手段を付加し、このアクセル踏み込
    み速度検出手段により検出したアクセル踏み込み速度に
    応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角
    制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  5. 【請求項5】 車速を検出する車速検出手段を付加し、
    この車速検出手段により検出した車速に応じて定まる所
    定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせる
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関の点火時期制御装置。
  6. 【請求項6】 変速機の変速比を検出する変速比検出手
    段を付加し、この変速比検出手段により検出した変速比
    に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅
    角制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求
    項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  7. 【請求項7】 前記回転数変化率検出手段により、前記
    内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を内燃機関の回
    転数に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関の点火時期制御装置。
  8. 【請求項8】 前記回転数変化率検出手段により、前記
    内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み
    込み量に応じて増減させることを特徴とする請求項1記
    載の内燃機関の点火時期制御装置。
  9. 【請求項9】 前記回転数変化率検出手段により、前記
    内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み
    込み速度に応じて増減させることを特徴とする請求項1
    記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  10. 【請求項10】 前記回転数変化率検出手段により、前
    記内燃機関の回転数正の変化率のの設定値を車速に応じ
    て増減させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関
    の点火時期制御装置。
  11. 【請求項11】 前記回転数変化率検出手段により、前
    記内燃機関の回転数正の変化率のの設定値を変速機の変
    速比に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関の点火時期制御装置。
  12. 【請求項12】 前記加速状態検出手段は、内燃機関の
    燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が
    加速状態に移行したと判断することを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  13. 【請求項13】 前記加速状態検出手段は、アクセルペ
    ダルが所定値以上の速度及び量で踏み込まれたことを以
    て車両が加速状態に移行したと判断することを特徴とす
    る請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
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