JPH08280264A - 植木鉢装置 - Google Patents
植木鉢装置Info
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- JPH08280264A JPH08280264A JP11389295A JP11389295A JPH08280264A JP H08280264 A JPH08280264 A JP H08280264A JP 11389295 A JP11389295 A JP 11389295A JP 11389295 A JP11389295 A JP 11389295A JP H08280264 A JPH08280264 A JP H08280264A
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- JP
- Japan
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- water
- flowerpot
- soil
- absorbing
- pan
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- Pending
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋外に置かれる植木鉢内の草花、草木等に対
し不足水分を供給し、また、余剰水分を溢流排水して栽
培用土壌を適宜な湿潤状態に自動調整し、内外の通気性
の向上で生育を促進し、根の進入一体化で根張りをしっ
かりする。 【構成】 栽培用土壌E等を収納する凹部2を有する植
木鉢本体1を透水性のある天然石を素材として形成す
る。植木鉢本体1と一体の脚部3における表面に露出の
吸水小孔を水位調整枡5内に収容してある水に浸漬して
配置する。また、水位調整枡5の開口縁に形成した溢水
部6高さを脚部3の上部に設定し、溢水部6の溢水線と
植木鉢本体1の底部外側面との間に所定のクリアランス
Cを設ける。降雨時の余剰水分は溢水部6を経て水位調
整枡5外に溢流排水する。逆に乾燥時等の不足水分は水
位調整枡5内に貯留してある水を脚部3を経て凹部2内
の栽培用土壌Eに供給し、湿潤状態を維持する。
し不足水分を供給し、また、余剰水分を溢流排水して栽
培用土壌を適宜な湿潤状態に自動調整し、内外の通気性
の向上で生育を促進し、根の進入一体化で根張りをしっ
かりする。 【構成】 栽培用土壌E等を収納する凹部2を有する植
木鉢本体1を透水性のある天然石を素材として形成す
る。植木鉢本体1と一体の脚部3における表面に露出の
吸水小孔を水位調整枡5内に収容してある水に浸漬して
配置する。また、水位調整枡5の開口縁に形成した溢水
部6高さを脚部3の上部に設定し、溢水部6の溢水線と
植木鉢本体1の底部外側面との間に所定のクリアランス
Cを設ける。降雨時の余剰水分は溢水部6を経て水位調
整枡5外に溢流排水する。逆に乾燥時等の不足水分は水
位調整枡5内に貯留してある水を脚部3を経て凹部2内
の栽培用土壌Eに供給し、湿潤状態を維持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として屋外において
の盆栽等の植生した草花、草木等に対する水の供給を自
動的に調整することで円滑な水やり作業も可能にし、ま
た、その根張りをしっかりとさせて安定した育成を行な
えるようにした植木鉢装置に関する。
の盆栽等の植生した草花、草木等に対する水の供給を自
動的に調整することで円滑な水やり作業も可能にし、ま
た、その根張りをしっかりとさせて安定した育成を行な
えるようにした植木鉢装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、盆栽等として各種の草花、草
木等を植木鉢に植生して栽培するとき、適当な養分と水
とを定期的に供給しており、特に水の供給量、供給部
位、供給時期等によっては根腐れが生じたり、枯れたり
するから、水やりは極めて重要な作業である。特に屋外
で植生栽培される場合には、降雨量に対応して水の供給
量、供給時期等を微妙に調整しなければ結果として多す
ぎたり、少なすぎたりすることになるから極めて面倒な
ものである。また、植木鉢内であっても栽培用土壌内に
根がしっかりと張っている状態にないと栽培用土壌内か
らの水、養分の吸収が円滑にならないから、育成が安定
せず、病虫害の発生の要因ともなる。そして、しっかり
とした根張り状態となるには、水ばかりでなく、空気も
必要であり、植木鉢内の栽培土壌内には適当な空隙が存
在することが望ましいものである。
木等を植木鉢に植生して栽培するとき、適当な養分と水
とを定期的に供給しており、特に水の供給量、供給部
位、供給時期等によっては根腐れが生じたり、枯れたり
するから、水やりは極めて重要な作業である。特に屋外
で植生栽培される場合には、降雨量に対応して水の供給
量、供給時期等を微妙に調整しなければ結果として多す
ぎたり、少なすぎたりすることになるから極めて面倒な
ものである。また、植木鉢内であっても栽培用土壌内に
根がしっかりと張っている状態にないと栽培用土壌内か
らの水、養分の吸収が円滑にならないから、育成が安定
せず、病虫害の発生の要因ともなる。そして、しっかり
とした根張り状態となるには、水ばかりでなく、空気も
必要であり、植木鉢内の栽培土壌内には適当な空隙が存
在することが望ましいものである。
【0003】こうした点を解消すべく、例えば植木鉢本
体の底部に貯水槽部を区画形成し、布、綿材等の適宜な
給水部材によって植木鉢本体内に水を供給するもの、植
木鉢上に配した散水口を外部からの制御によって開放し
て水を供給するもの等が提供されている。
体の底部に貯水槽部を区画形成し、布、綿材等の適宜な
給水部材によって植木鉢本体内に水を供給するもの、植
木鉢上に配した散水口を外部からの制御によって開放し
て水を供給するもの等が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、叙上のよう
な従来の水の供給方法、装置によると、給水部材方式に
よるものは貯水槽部と植木鉢本体内の栽培用土壌との間
に確実に給水部材が接触状態で配置されなければならな
いにも拘らず、この給水部材が可撓性のものであるため
に接触配置するためのセットが面倒であるばかりでな
く、耐水性がなく、腐敗の原因ともなった。また、散水
制御方式によるものは装置的に極めて複雑で大掛かりな
ものとなるから、簡単には設置できず、その保守点検も
容易ではないのである。しかも、いずれのものにあって
も屋外に置かれている場合に、降雨量との対応調整がな
されておらず、水の多寡による育成環境の悪化変動は避
けられないものであった。
な従来の水の供給方法、装置によると、給水部材方式に
よるものは貯水槽部と植木鉢本体内の栽培用土壌との間
に確実に給水部材が接触状態で配置されなければならな
いにも拘らず、この給水部材が可撓性のものであるため
に接触配置するためのセットが面倒であるばかりでな
く、耐水性がなく、腐敗の原因ともなった。また、散水
制御方式によるものは装置的に極めて複雑で大掛かりな
ものとなるから、簡単には設置できず、その保守点検も
容易ではないのである。しかも、いずれのものにあって
も屋外に置かれている場合に、降雨量との対応調整がな
されておらず、水の多寡による育成環境の悪化変動は避
けられないものであった。
【0005】そこで、本発明は叙上のような従来存した
諸事情に鑑み創出されたもので、植木鉢を形成する素材
自体を透水性ある天然石を使用することで必要とする水
分を外部から吸水式に栽培用土壌を介して草花、草木等
に供給でき、しかも、屋外における降雨量の多寡による
変動に自動的に対応して調整でき、定期的な水やり作業
が不要となることで長期に亙って放置することも可能で
あり、また、内外の通気性の向上によって生育を大きく
促進させることができるばかりでなく、根の進入一体化
によって根張りをしっかりしたものとさせ、安定して育
生できるようにした植木鉢装置を提供することを目的と
する。
諸事情に鑑み創出されたもので、植木鉢を形成する素材
自体を透水性ある天然石を使用することで必要とする水
分を外部から吸水式に栽培用土壌を介して草花、草木等
に供給でき、しかも、屋外における降雨量の多寡による
変動に自動的に対応して調整でき、定期的な水やり作業
が不要となることで長期に亙って放置することも可能で
あり、また、内外の通気性の向上によって生育を大きく
促進させることができるばかりでなく、根の進入一体化
によって根張りをしっかりしたものとさせ、安定して育
生できるようにした植木鉢装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、栽培用土壌E等が収納される
凹部2を有し、透水性のある天然石を素材として形成さ
れた植木鉢本体1と、この植木鉢本体1における表面に
露出の吸水小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態
で配置させ、水位調整用の溢水部6を形成してある水位
調整枡5とを備えて成ることを特徴とし、更には、水中
への浸漬部分が、植木鉢本体1と一体状の吸水性ある脚
部3としてあり、この脚部3の上部に溢水部6高さを設
定して構成することができる。
ため、本発明にあっては、栽培用土壌E等が収納される
凹部2を有し、透水性のある天然石を素材として形成さ
れた植木鉢本体1と、この植木鉢本体1における表面に
露出の吸水小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態
で配置させ、水位調整用の溢水部6を形成してある水位
調整枡5とを備えて成ることを特徴とし、更には、水中
への浸漬部分が、植木鉢本体1と一体状の吸水性ある脚
部3としてあり、この脚部3の上部に溢水部6高さを設
定して構成することができる。
【0007】また、栽培用土壌E等が収納される凹部2
を有する植木鉢本体11,21と、凹部2内に連通され
るよう植木鉢本体11,21に貫挿配置され、透水性の
ある天然石を素材として形成された吸水部材12,23
と、この吸水部材12,23における表面に露出の吸水
小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態で配置さ
せ、水位調整用の溢水部16,26を形成してある水位
調整枡15,25とを備えて成ることを特徴とし、更に
は、吸水部材12,23の上部に溢水部16,26高さ
を設定して構成することができる。
を有する植木鉢本体11,21と、凹部2内に連通され
るよう植木鉢本体11,21に貫挿配置され、透水性の
ある天然石を素材として形成された吸水部材12,23
と、この吸水部材12,23における表面に露出の吸水
小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態で配置さ
せ、水位調整用の溢水部16,26を形成してある水位
調整枡15,25とを備えて成ることを特徴とし、更に
は、吸水部材12,23の上部に溢水部16,26高さ
を設定して構成することができる。
【0008】
【作用】本発明に係る植木鉢装置にあって、植木鉢本体
1あるいは吸水部材12,23の形成素材表面における
吸水小孔が露出された状態で、その露出部分が水位調整
枡5,15,25内の水中に浸漬配置されることで、吸
水小孔による毛細管現象によって水分を吸収し、自身に
浸透された水分を植木鉢本体1内の栽培用土壌Eに供給
し、これを湿潤させる。
1あるいは吸水部材12,23の形成素材表面における
吸水小孔が露出された状態で、その露出部分が水位調整
枡5,15,25内の水中に浸漬配置されることで、吸
水小孔による毛細管現象によって水分を吸収し、自身に
浸透された水分を植木鉢本体1内の栽培用土壌Eに供給
し、これを湿潤させる。
【0009】このとき、脚部3、吸水部材12,23夫
々の上部に高さ位置を設定した溢水部6,16,26
は、水位調整枡5,15,25内で降雨時に生じる余分
な水を水位調整枡5,15,25外に溢流排水させ、逆
に、乾燥時等で生じ得る不足な水を貯留させ、植木鉢本
体1,11,21内に給水させて栽培用土壌Eを適宜に
湿潤させる等により水位を自動調整させる。
々の上部に高さ位置を設定した溢水部6,16,26
は、水位調整枡5,15,25内で降雨時に生じる余分
な水を水位調整枡5,15,25外に溢流排水させ、逆
に、乾燥時等で生じ得る不足な水を貯留させ、植木鉢本
体1,11,21内に給水させて栽培用土壌Eを適宜に
湿潤させる等により水位を自動調整させる。
【0010】また、形成素材の吸水小孔は水分を吸収す
るとき、それを浄化して不要な成分を濾過し、栽培用土
壌Eに供給する。
るとき、それを浄化して不要な成分を濾過し、栽培用土
壌Eに供給する。
【0011】一方、形成素材の吸水小孔は、植木鉢本体
1内外を通気させ、植木鉢本体1の凹部2に収納されて
いる栽培用土壌E内における微生物を育成し、腐敗菌を
浄化させ、栽培用土壌E中における好適な根張り環境を
形成する。
1内外を通気させ、植木鉢本体1の凹部2に収納されて
いる栽培用土壌E内における微生物を育成し、腐敗菌を
浄化させ、栽培用土壌E中における好適な根張り環境を
形成する。
【0012】更に、栽培用土壌E内における根が成長す
るとき、植木鉢本体1、吸水部材12,23面に到達す
ると、吸水小孔内に進入し、これら1,12,23と一
体状となって、しっかりした根張り状態を形成させ、草
花、草木等を安定させる。
るとき、植木鉢本体1、吸水部材12,23面に到達す
ると、吸水小孔内に進入し、これら1,12,23と一
体状となって、しっかりした根張り状態を形成させ、草
花、草木等を安定させる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
するに、図において示される符号1は各種の草花、草木
等のための栽培用土壌E等が収納される凹部2を有する
器状に形成された植木鉢本体であり、この植木鉢本体1
は透水性のある天然石を素材として形成され、外部に存
在する水を吸水して凹部2に収納されている栽培用土壌
Eに供給するようになっている。すなわち、植木鉢本体
1の形成素材は、毛細管現象を生じさせる連続した吸水
小孔が無数に形成されており、原石を採石して所定形状
に成型してもその内外に露出される吸水小孔を通じて外
部の水分が内部に浸入し、栽培用土壌Eを湿潤させるも
のとなっている。本発明において使用される天然石材
は、例えばインドネシア、インド等で産出されるもので
あり、採石後に所定の形状に成型される。
するに、図において示される符号1は各種の草花、草木
等のための栽培用土壌E等が収納される凹部2を有する
器状に形成された植木鉢本体であり、この植木鉢本体1
は透水性のある天然石を素材として形成され、外部に存
在する水を吸水して凹部2に収納されている栽培用土壌
Eに供給するようになっている。すなわち、植木鉢本体
1の形成素材は、毛細管現象を生じさせる連続した吸水
小孔が無数に形成されており、原石を採石して所定形状
に成型してもその内外に露出される吸水小孔を通じて外
部の水分が内部に浸入し、栽培用土壌Eを湿潤させるも
のとなっている。本発明において使用される天然石材
は、例えばインドネシア、インド等で産出されるもので
あり、採石後に所定の形状に成型される。
【0014】図1、図2にあっての植木鉢本体1は、こ
れ1自体の下部に脚部3を一体形成してあるもので、図
示例における脚部3は、ほぼ立方体状に成型した植木鉢
本体1の底部の四隅に断面でほぼ矩形の柱状にして形成
されたものである。特に、この脚部3表面における吸水
小孔は完全に露出されているものとされており、図2に
示すように少なくとも脚部3自体は後述の水位調整枡5
内に収容した水中に浸漬状態にして配置使用されるもの
としてある。
れ1自体の下部に脚部3を一体形成してあるもので、図
示例における脚部3は、ほぼ立方体状に成型した植木鉢
本体1の底部の四隅に断面でほぼ矩形の柱状にして形成
されたものである。特に、この脚部3表面における吸水
小孔は完全に露出されているものとされており、図2に
示すように少なくとも脚部3自体は後述の水位調整枡5
内に収容した水中に浸漬状態にして配置使用されるもの
としてある。
【0015】なお、植木鉢本体1、更には脚部3自体
は、図例のように形成される場合に限らず、断面が円
形、三角形、矩形その他の多角形、更には動物、植物、
建造物その他の具象物を模したもの等を問わないもので
あり、その形状等は任意に選定できるものである。
は、図例のように形成される場合に限らず、断面が円
形、三角形、矩形その他の多角形、更には動物、植物、
建造物その他の具象物を模したもの等を問わないもので
あり、その形状等は任意に選定できるものである。
【0016】更に、植木鉢本体1ないし脚部3には、そ
の表面に非吸水性素材による被膜4を形成することがで
きる。この被膜4は、例えば塗布、吹付け、焼付けその
他で塗料、顔料、樹脂膜等によって天然石素材そのまま
の色彩が表現されるように透明に、あるいは他の色彩に
着色処理するもので、ただ、植木鉢本体1ないし脚部3
の一部は被膜4処理を施さない吸水面として露出させた
ままとするのである。
の表面に非吸水性素材による被膜4を形成することがで
きる。この被膜4は、例えば塗布、吹付け、焼付けその
他で塗料、顔料、樹脂膜等によって天然石素材そのまま
の色彩が表現されるように透明に、あるいは他の色彩に
着色処理するもので、ただ、植木鉢本体1ないし脚部3
の一部は被膜4処理を施さない吸水面として露出させた
ままとするのである。
【0017】このような脚部3が植木鉢本体1と一体化
されたものは、例えば図1、図2に示すように、水が収
容されている水位調整枡5内に脚部3が浸漬された状態
に配置して組合せられるものであり、この水位調整枡5
には水位調整用の溢水部6を形成してある。溢水部6に
おける溢水線高さ位置は脚部3の上部に設定してあり、
図示のように、植木鉢本体1における底側外面と溢水線
高さ位置との間に所定間隔、例えば1〜2mm程度のク
リアランスCを設定するのであり、例えば降雨時等に生
じる植木鉢本体1内ないし水位調整枡5内における水分
量が超過した場合に溢水部6によってその超過分を溢流
排水させるものとしてある。溢水部6は、例えば水位調
整枡5における開口縁自体としたり(図2、図4参
照)、開口縁部に切欠形成した溝部における底縁とした
り(図3参照)することで形成されるものとなってい
る。なお、水位調整枡5自体は、合成樹脂材、鉄材、石
材、陶磁器材その他の非透水性の素材によって形成され
ている。
されたものは、例えば図1、図2に示すように、水が収
容されている水位調整枡5内に脚部3が浸漬された状態
に配置して組合せられるものであり、この水位調整枡5
には水位調整用の溢水部6を形成してある。溢水部6に
おける溢水線高さ位置は脚部3の上部に設定してあり、
図示のように、植木鉢本体1における底側外面と溢水線
高さ位置との間に所定間隔、例えば1〜2mm程度のク
リアランスCを設定するのであり、例えば降雨時等に生
じる植木鉢本体1内ないし水位調整枡5内における水分
量が超過した場合に溢水部6によってその超過分を溢流
排水させるものとしてある。溢水部6は、例えば水位調
整枡5における開口縁自体としたり(図2、図4参
照)、開口縁部に切欠形成した溝部における底縁とした
り(図3参照)することで形成されるものとなってい
る。なお、水位調整枡5自体は、合成樹脂材、鉄材、石
材、陶磁器材その他の非透水性の素材によって形成され
ている。
【0018】なお、植木鉢本体1における底部には、余
剰水分を排水させる適数の排水孔7を開穿することがで
きる。
剰水分を排水させる適数の排水孔7を開穿することがで
きる。
【0019】また、図3に示される実施例においては、
大理石、陶磁器、合成樹脂その他の非透水性素材によっ
て形成されている植木鉢本体11における底部に、透水
性のある天然石を素材として形成された吸水部材12を
貫挿配置し、この吸水部材12における表面に露出の吸
水小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態で水位調
整枡15内に配置したものである。そして、水位調整枡
15の上部に、水位調整用の溝形の溢水部16を適宜間
隔毎に切欠形成して、この溢水部16における底縁であ
る溢水線と植木鉢本体11における底部外側面との間に
所定間隔のクリアランスCを設定したものであり、水位
調整枡15自体の開口縁に植木鉢本体11の底部を直接
に載置することで両者11,15が組合せ使用されるも
のとしてある。なお、図中符号17は水位調整枡15の
側壁の一部を膨出させて形成した補水口である。
大理石、陶磁器、合成樹脂その他の非透水性素材によっ
て形成されている植木鉢本体11における底部に、透水
性のある天然石を素材として形成された吸水部材12を
貫挿配置し、この吸水部材12における表面に露出の吸
水小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態で水位調
整枡15内に配置したものである。そして、水位調整枡
15の上部に、水位調整用の溝形の溢水部16を適宜間
隔毎に切欠形成して、この溢水部16における底縁であ
る溢水線と植木鉢本体11における底部外側面との間に
所定間隔のクリアランスCを設定したものであり、水位
調整枡15自体の開口縁に植木鉢本体11の底部を直接
に載置することで両者11,15が組合せ使用されるも
のとしてある。なお、図中符号17は水位調整枡15の
側壁の一部を膨出させて形成した補水口である。
【0020】この実施例においては、水位調整枡15上
に載置セットされる植木鉢本体11内に収容される栽培
用土壌Eに対して、水位調整枡15内の水が、植木鉢本
体11底部に貫挿配置した吸水部材12を介して接触す
るようにしたものである。なお、吸水部材12自体は、
先の実施例における植木鉢本体1の形成素材と全く同一
のものであり、その吸水小孔の毛細管現象によって吸水
した水を栽培用土壌Eに供給するようになっている。な
お、図中符号18は、植木鉢本体11内の余剰水分を排
水するために、底部に開穿した適数の排水孔7である。
に載置セットされる植木鉢本体11内に収容される栽培
用土壌Eに対して、水位調整枡15内の水が、植木鉢本
体11底部に貫挿配置した吸水部材12を介して接触す
るようにしたものである。なお、吸水部材12自体は、
先の実施例における植木鉢本体1の形成素材と全く同一
のものであり、その吸水小孔の毛細管現象によって吸水
した水を栽培用土壌Eに供給するようになっている。な
お、図中符号18は、植木鉢本体11内の余剰水分を排
水するために、底部に開穿した適数の排水孔7である。
【0021】更に、図4に示される実施例においては、
同様に非透水性素材によって形成されている植木鉢本体
21における底部に、この底部に設けた支持部22下面
に当接する透水性のある天然石を素材として形成された
支柱となる吸水部材23を貫挿配置し、溢水部26を上
部に形成してある同様な水位調整枡25内に収容した水
に吸水部材23を浸漬したものである。
同様に非透水性素材によって形成されている植木鉢本体
21における底部に、この底部に設けた支持部22下面
に当接する透水性のある天然石を素材として形成された
支柱となる吸水部材23を貫挿配置し、溢水部26を上
部に形成してある同様な水位調整枡25内に収容した水
に吸水部材23を浸漬したものである。
【0022】すなわち、支柱となる吸水部材に23によ
って植木鉢本体21を水位調整枡25上方で、溢水部2
6における溢水線と植木鉢本体21における底部外側面
との間に所定間隔のクリアランスCを設定することで、
植木鉢本体21を支持したものである。そして、植木鉢
本体21内に収納される栽培用土壌Eに対して水位調整
枡25内の水が吸水部材23を介して接触するようにし
たものであり、吸水部材23は先の実施例における植木
鉢本体1の形成素材と全く同一のものである。なお、図
中符号27は、植木鉢本体11内の余剰水分を排水する
ために、底部に開穿した適数の排水孔7である。
って植木鉢本体21を水位調整枡25上方で、溢水部2
6における溢水線と植木鉢本体21における底部外側面
との間に所定間隔のクリアランスCを設定することで、
植木鉢本体21を支持したものである。そして、植木鉢
本体21内に収納される栽培用土壌Eに対して水位調整
枡25内の水が吸水部材23を介して接触するようにし
たものであり、吸水部材23は先の実施例における植木
鉢本体1の形成素材と全く同一のものである。なお、図
中符号27は、植木鉢本体11内の余剰水分を排水する
ために、底部に開穿した適数の排水孔7である。
【0023】このように、毛細管現象によって水を吸水
する透水性ある天然石を素材として、これ自体を植木鉢
本体1としたり、吸水部材12,23としたりする場合
に限らず、要は、水位調整枡5,15,25内に収容し
た水に対して直接的あるいは間接的にでも接触する栽培
用土壌Eに水を供給するようになっている構造のものと
されれば足りるものである。
する透水性ある天然石を素材として、これ自体を植木鉢
本体1としたり、吸水部材12,23としたりする場合
に限らず、要は、水位調整枡5,15,25内に収容し
た水に対して直接的あるいは間接的にでも接触する栽培
用土壌Eに水を供給するようになっている構造のものと
されれば足りるものである。
【0024】これの使用に際し、表面に吸水小孔が露出
された状態で、植木鉢本体1,11,21、脚部3、吸
水部材12,23の露出部分が水位調整枡5,15,2
5内の水中に浸漬されるように配置されればよく、図
1、図2に示すように脚部3が水位調整枡5内の水中に
浸漬されたり、図3に示すように浸透性機能を発揮する
よう吸水部材12が、また、図4に示すように更には支
柱を兼ねる吸水部材23が同様に水位調整枡15,25
内の水中に浸漬されたりすることとなるのである。そし
て、透水性ある素材によって水が栽培用土壌Eに供給さ
れ、栽培用土壌Eを湿潤させるのである。このとき、屋
外に置かれることで降雨時に植木鉢本体1,11,21
内で多くなる水は植木鉢本体1,11,21外方に滲出
して水位調整枡5,15,25における溢水部6,1
6,26から溢流し、逆に乾燥時等に少なくなる水は水
位調整枡5,15,25から植木鉢本体1,11,21
内に毛細管現象によって吸収され、その栽培用土壌Eを
適度に湿潤させるのである。
された状態で、植木鉢本体1,11,21、脚部3、吸
水部材12,23の露出部分が水位調整枡5,15,2
5内の水中に浸漬されるように配置されればよく、図
1、図2に示すように脚部3が水位調整枡5内の水中に
浸漬されたり、図3に示すように浸透性機能を発揮する
よう吸水部材12が、また、図4に示すように更には支
柱を兼ねる吸水部材23が同様に水位調整枡15,25
内の水中に浸漬されたりすることとなるのである。そし
て、透水性ある素材によって水が栽培用土壌Eに供給さ
れ、栽培用土壌Eを湿潤させるのである。このとき、屋
外に置かれることで降雨時に植木鉢本体1,11,21
内で多くなる水は植木鉢本体1,11,21外方に滲出
して水位調整枡5,15,25における溢水部6,1
6,26から溢流し、逆に乾燥時等に少なくなる水は水
位調整枡5,15,25から植木鉢本体1,11,21
内に毛細管現象によって吸収され、その栽培用土壌Eを
適度に湿潤させるのである。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように、植木鉢本体1、
その脚部3、吸水部材12,23等の植木鉢を形成する
素材自体が吸水性ある天然石であることで、これが水中
に浸漬されていればその水分を吸水して栽培用土壌Eを
介して草花、草木等に供給でき、しかも、その供給量は
素材自体が備える独特の吸水能力によって自然に調整さ
れるのである。また、特に屋外に置かれる場合の降雨時
の余剰分の水を溢流排水し、逆に乾燥時等の不足分の水
を吸水補充することで栽培用土壌Eは常時適当な湿潤保
水状態に調整されるから、定期的な水やり作業が不要と
なり、ひいては長期に亙って放置することも可能になる
のである。更に、素材自体が備えている多数の吸水小孔
が内外の通気性を向上させて生育を大きく促進させるこ
とができるばかりでなく、栽培する草花、草木等の根が
素材自体の吸水小孔内に進入してこれとの一体化によっ
て根張りをしっかりしたものとさせ、安定して育生でき
るものである。
その脚部3、吸水部材12,23等の植木鉢を形成する
素材自体が吸水性ある天然石であることで、これが水中
に浸漬されていればその水分を吸水して栽培用土壌Eを
介して草花、草木等に供給でき、しかも、その供給量は
素材自体が備える独特の吸水能力によって自然に調整さ
れるのである。また、特に屋外に置かれる場合の降雨時
の余剰分の水を溢流排水し、逆に乾燥時等の不足分の水
を吸水補充することで栽培用土壌Eは常時適当な湿潤保
水状態に調整されるから、定期的な水やり作業が不要と
なり、ひいては長期に亙って放置することも可能になる
のである。更に、素材自体が備えている多数の吸水小孔
が内外の通気性を向上させて生育を大きく促進させるこ
とができるばかりでなく、栽培する草花、草木等の根が
素材自体の吸水小孔内に進入してこれとの一体化によっ
て根張りをしっかりしたものとさせ、安定して育生でき
るものである。
【0026】すなわち、これは本発明において、透水性
ある天然石材によって成型された植木鉢本体1あるいは
吸水部材12,23の形成素材表面における吸水小孔が
露出された状態で、水位調整用の溢水部6,16,26
を形成してある水位調整枡5,15,25内の水中に露
出部分が浸漬配置されることとしたからであり、これに
よって、栽培用土壌Eに対する直接の給水作業によらず
に栽培用土壌Eを確実に湿潤でき、草花、草木等のそれ
自身によって邪魔されずに水やりを行なうことができ
る。
ある天然石材によって成型された植木鉢本体1あるいは
吸水部材12,23の形成素材表面における吸水小孔が
露出された状態で、水位調整用の溢水部6,16,26
を形成してある水位調整枡5,15,25内の水中に露
出部分が浸漬配置されることとしたからであり、これに
よって、栽培用土壌Eに対する直接の給水作業によらず
に栽培用土壌Eを確実に湿潤でき、草花、草木等のそれ
自身によって邪魔されずに水やりを行なうことができ
る。
【0027】また、脚部3、吸水部材12,23夫々の
上部に溢水部6,16,26高さ位置を設定した状態
で、水が収容されている水位調整枡5,15,25内の
水中に植木鉢本体1ないしは吸水部材12,23におけ
る表面に露出の吸水小孔を浸漬させるから、屋外に置か
れることでその天候の影響によって降雨時で生じる植木
鉢本体1,11,21内における余剰な水は、植木鉢本
体1、脚部3、吸水部材12,23から外部に滲出して
溢水部6,16,26を経て溢流排水されるのである。
逆に乾燥時等で植木鉢本体1,11,21内において不
足する水は、脚部3、吸水部材12,23から植木鉢本
体1,11,21内に給水されて栽培用土壌Eを適宜に
湿潤でき、このように水位の自動調整を行なうことがで
きるのである。
上部に溢水部6,16,26高さ位置を設定した状態
で、水が収容されている水位調整枡5,15,25内の
水中に植木鉢本体1ないしは吸水部材12,23におけ
る表面に露出の吸水小孔を浸漬させるから、屋外に置か
れることでその天候の影響によって降雨時で生じる植木
鉢本体1,11,21内における余剰な水は、植木鉢本
体1、脚部3、吸水部材12,23から外部に滲出して
溢水部6,16,26を経て溢流排水されるのである。
逆に乾燥時等で植木鉢本体1,11,21内において不
足する水は、脚部3、吸水部材12,23から植木鉢本
体1,11,21内に給水されて栽培用土壌Eを適宜に
湿潤でき、このように水位の自動調整を行なうことがで
きるのである。
【0028】しかも、透水性ある天然石である形成素材
の吸水小孔は水分を吸収するとき、それを浄化するから
不要な成分を濾過でき、例えば雑排水等の汚染された水
であっても利用でき、水の有効利用を促進できるもので
ある。更には、吸水小孔自体は植木鉢本体1内外での空
気流通を図り、植木鉢本体1内おける栽培用土壌E中の
微生物を育成し、腐敗菌を浄化させ、栽培用土壌E中に
は好適な根張り環境を形成することができる。
の吸水小孔は水分を吸収するとき、それを浄化するから
不要な成分を濾過でき、例えば雑排水等の汚染された水
であっても利用でき、水の有効利用を促進できるもので
ある。更には、吸水小孔自体は植木鉢本体1内外での空
気流通を図り、植木鉢本体1内おける栽培用土壌E中の
微生物を育成し、腐敗菌を浄化させ、栽培用土壌E中に
は好適な根張り環境を形成することができる。
【0029】しかも、栽培用土壌E内における草花、草
木等の根が成長するとき、植木鉢本体1、吸水部材1
2,23面位置に到達すると、その根毛が吸水小孔内に
進入することになってこれら1,12,23と一体状と
なり、その結果、しっかりした根張り状態を形成させて
草花、草木の生育状態を安定させることができる。
木等の根が成長するとき、植木鉢本体1、吸水部材1
2,23面位置に到達すると、その根毛が吸水小孔内に
進入することになってこれら1,12,23と一体状と
なり、その結果、しっかりした根張り状態を形成させて
草花、草木の生育状態を安定させることができる。
【図1】本発明の一実施例における使用状態の斜視図で
ある。
ある。
【図2】同じく断面図である。
【図3】他の実施例における断面図である。
【図4】更に他の実施例における断面図である。
C…クリアランス E…栽培用土壌 1…植木鉢本体 2…凹部 3…脚部 4…被膜 5…水位調整枡 6…溢水部 7…排水孔 11…植木鉢本体 12…吸水部材 15…水位調整枡 16…溢水部 17…補水口 18…排水孔 21…植木鉢本体 22…支持部 23…吸水部材 25…水位調整
枡 26…溢水部 27…排水孔
枡 26…溢水部 27…排水孔
Claims (4)
- 【請求項1】 栽培用土壌等が収納される凹部を有し、
透水性のある天然石を素材として形成された植木鉢本体
と、この植木鉢本体における表面に露出の吸水小孔を、
収容してある水中に浸漬させた状態で配置させ、水位調
整用の溢水部を形成してある水位調整枡とを備えて成る
ことを特徴とする植木鉢装置。 - 【請求項2】 水中への浸漬部分が、植木鉢本体と一体
状の吸水性ある脚部としてあり、この脚部の上部に溢水
部高さを設定してある請求項1記載の植木鉢装置。 - 【請求項3】 栽培用土壌等が収納される凹部を有する
植木鉢本体と、凹部内に連通されるよう植木鉢本体に貫
挿配置され、透水性のある天然石を素材として形成され
た吸水部材と、この吸水部材における表面に露出の吸水
小孔を、収容してある水中に浸漬させた状態で配置さ
せ、水位調整用の溢水部を形成してある水位調整枡とを
備えて成ることを特徴とする植木鉢装置。 - 【請求項4】 吸水部材の上部に溢水部高さを設定して
ある請求項3記載の植木鉢装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389295A JPH08280264A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 植木鉢装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389295A JPH08280264A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 植木鉢装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280264A true JPH08280264A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14623760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11389295A Pending JPH08280264A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 植木鉢装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08280264A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102144504A (zh) * | 2010-11-29 | 2011-08-10 | 何志豪 | 一种免灌溉种植系统及免灌溉种植方法 |
CN109952884A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-07-02 | 泓森林业有限公司 | 一种集成化管理的育苗杯 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP11389295A patent/JPH08280264A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102144504A (zh) * | 2010-11-29 | 2011-08-10 | 何志豪 | 一种免灌溉种植系统及免灌溉种植方法 |
CN109952884A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-07-02 | 泓森林业有限公司 | 一种集成化管理的育苗杯 |
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