JP2003235360A - 水面上に空間のある底面給水の植木鉢 - Google Patents
水面上に空間のある底面給水の植木鉢Info
- Publication number
- JP2003235360A JP2003235360A JP2002084486A JP2002084486A JP2003235360A JP 2003235360 A JP2003235360 A JP 2003235360A JP 2002084486 A JP2002084486 A JP 2002084486A JP 2002084486 A JP2002084486 A JP 2002084486A JP 2003235360 A JP2003235360 A JP 2003235360A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- culture soil
- supplying
- base
- pot
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 植木鉢の植物水を与える方法に下から吸わせ
る方法がある。水が多すぎて根腐れ状態になることがあ
るが解決が出来ればというのが課題である。 【解決手段】見た目には、水浸し栽培となる植木鉢１と
貯水槽６の組み合わせである。水が多ければ根腐れをお
こすが、酸素が供給されれば問題はないことも分かっ
た。培養土４の主たる底面と満水時の水面とが密着また
は接近することがない底面吸水の植木鉢１は、培養土４
の底面の直下と側壁に根に酸素を供給するための通気孔
８，２と、最低部には水を供給するための通水孔３と、
水を上部に移行させるための吸水筒５を有する。吸水筒
５部分は根腐れを起こしやすいから荒砂とか軽石などの
無機物を入れて利用して酸素の供給を図る。培養土４の
主たる底面と満水時の水面との空間は２ｃｍ〜３ｃｍの
ときの状態がいい。乾くと吸水が悪くなるので最初は手
灌水して十分に湿らせたほうがよい。
る方法がある。水が多すぎて根腐れ状態になることがあ
るが解決が出来ればというのが課題である。 【解決手段】見た目には、水浸し栽培となる植木鉢１と
貯水槽６の組み合わせである。水が多ければ根腐れをお
こすが、酸素が供給されれば問題はないことも分かっ
た。培養土４の主たる底面と満水時の水面とが密着また
は接近することがない底面吸水の植木鉢１は、培養土４
の底面の直下と側壁に根に酸素を供給するための通気孔
８，２と、最低部には水を供給するための通水孔３と、
水を上部に移行させるための吸水筒５を有する。吸水筒
５部分は根腐れを起こしやすいから荒砂とか軽石などの
無機物を入れて利用して酸素の供給を図る。培養土４の
主たる底面と満水時の水面との空間は２ｃｍ〜３ｃｍの
ときの状態がいい。乾くと吸水が悪くなるので最初は手
灌水して十分に湿らせたほうがよい。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】産業上の利用分野植木鉢を使った植物の栽
培における灌水の方法である。 【０００２】従来の技術植木鉢を使った植物の栽培では
潅水は欠かせない仕事である。省力のために鉢の底部に
水を貯える構造の鉢がある。思ったよりも生育が悪いこ
とがあるのでよく観察してみると根腐れをおこしている
ことが多い。このばあい培養土は多量の水を含んでい
る、下部が黒ずんでいて白い根が見当たらない。 【０００３】発明が解決しようとする課題根腐れと言う
は水が多いときに多く発生する現象で、本件の場合は水
面上数ｃｍまでがそうなり易い。解決が望まれる。本発
明はこれを解決する。 【０００４】解決するための考え方。毛細管現象を利用
した底面給水で １、根腐れする部分には培養土はないほうがよい。 ２、最高水面と主な培土の底面とは空間があって接近さ
せない。 ３、吸水部分は乾かしてはいけない。 ４、培養土の底面からとその位置の鉢の側面からも空気
のとおり道を確保する。 ５、培養土も吸水部分も乾くと以後水を吸わなくなる。
この時は上から普通に水をやっておく。 ６、水管理については貯水するだけでよい。 【０００５】解決するための方法。請求項１がこれを解
決する。図によって説明する。 【図１】は植木鉢の断面図。培養土の主要な部分と満水
時の水面との間は離れている。隙間がある。 【０００６】発明の経緯底面給水の目的は省力にある。
灌水の労力の軽減にある。この目的のために実施されて
いる従来の方法は１、広くて浅い水平なプール状の場所
に鉢物を置いて下から水を吸わせる。この場合水を抜き
取るのに時間がかかりすぎる。完全には抜けないことが
多い。２、給水のための紐をつけた鉢を樋状の上に置い
て水を吸わせる。この場合、底部と水面とが近いと過灌
水となりやすい。３、鉢と貯水槽が一体となったもので
は最高水面と培養土の底面とが接近している。吸水効果
にのみに注目しているからでこの場合水分過多となって
発育不良となる。 【０００７】発明の特徴培養土の底面と最高水面との間
に空間があるのが本発明の特徴である。これは根の状態
をよく観察した結果から生じた。また培養土底面直下と
高さの側壁には空気の通り道のエアーホールを付ける。
根の部分に空中の酸素を与えるためである。貯水槽の広
さと深さは関係がないが小さな鉢から大きな鉢にまで又
いろいろな形にまで利用できる発明である。 【０００８】発明の構造底面吸水を利用した植木鉢と貯
水槽とが組み合わさった構造のものである。水は筒状の
部分に入れた荒砂または無機物の間を上昇して培養土に
至る。 【０００９】発明の効果培養土の底と貯水槽の最高水面
とが密着することのない鉢を作って栽培してみたら結果
がよかった。貯水槽には常に水があればよい。発育がよ
くて、水持ちがよくて、一滴の水の無駄もない。床を濡
らさない。ベランダ園芸もビルの屋上でも栽培が容易と
なる。満水時における空間が３ｃｍ位のときに特に良か
った。はっきりしていることは根腐れが起きないという
事である。 【００１０】
培における灌水の方法である。 【０００２】従来の技術植木鉢を使った植物の栽培では
潅水は欠かせない仕事である。省力のために鉢の底部に
水を貯える構造の鉢がある。思ったよりも生育が悪いこ
とがあるのでよく観察してみると根腐れをおこしている
ことが多い。このばあい培養土は多量の水を含んでい
る、下部が黒ずんでいて白い根が見当たらない。 【０００３】発明が解決しようとする課題根腐れと言う
は水が多いときに多く発生する現象で、本件の場合は水
面上数ｃｍまでがそうなり易い。解決が望まれる。本発
明はこれを解決する。 【０００４】解決するための考え方。毛細管現象を利用
した底面給水で １、根腐れする部分には培養土はないほうがよい。 ２、最高水面と主な培土の底面とは空間があって接近さ
せない。 ３、吸水部分は乾かしてはいけない。 ４、培養土の底面からとその位置の鉢の側面からも空気
のとおり道を確保する。 ５、培養土も吸水部分も乾くと以後水を吸わなくなる。
この時は上から普通に水をやっておく。 ６、水管理については貯水するだけでよい。 【０００５】解決するための方法。請求項１がこれを解
決する。図によって説明する。 【図１】は植木鉢の断面図。培養土の主要な部分と満水
時の水面との間は離れている。隙間がある。 【０００６】発明の経緯底面給水の目的は省力にある。
灌水の労力の軽減にある。この目的のために実施されて
いる従来の方法は１、広くて浅い水平なプール状の場所
に鉢物を置いて下から水を吸わせる。この場合水を抜き
取るのに時間がかかりすぎる。完全には抜けないことが
多い。２、給水のための紐をつけた鉢を樋状の上に置い
て水を吸わせる。この場合、底部と水面とが近いと過灌
水となりやすい。３、鉢と貯水槽が一体となったもので
は最高水面と培養土の底面とが接近している。吸水効果
にのみに注目しているからでこの場合水分過多となって
発育不良となる。 【０００７】発明の特徴培養土の底面と最高水面との間
に空間があるのが本発明の特徴である。これは根の状態
をよく観察した結果から生じた。また培養土底面直下と
高さの側壁には空気の通り道のエアーホールを付ける。
根の部分に空中の酸素を与えるためである。貯水槽の広
さと深さは関係がないが小さな鉢から大きな鉢にまで又
いろいろな形にまで利用できる発明である。 【０００８】発明の構造底面吸水を利用した植木鉢と貯
水槽とが組み合わさった構造のものである。水は筒状の
部分に入れた荒砂または無機物の間を上昇して培養土に
至る。 【０００９】発明の効果培養土の底と貯水槽の最高水面
とが密着することのない鉢を作って栽培してみたら結果
がよかった。貯水槽には常に水があればよい。発育がよ
くて、水持ちがよくて、一滴の水の無駄もない。床を濡
らさない。ベランダ園芸もビルの屋上でも栽培が容易と
なる。満水時における空間が３ｃｍ位のときに特に良か
った。はっきりしていることは根腐れが起きないという
事である。 【００１０】
【図面の簡単な説明】
【図１】は植木鉢と貯水槽の組み合わせで断面図であ
る。 【００１２】 【符号の説明】 １は植木鉢本体 ２は通気孔 ３は通水孔 ４は培養土 ５は吸水筒 ６は貯水槽 ７は最高水面 ８は底部通気孔
る。 【００１２】 【符号の説明】 １は植木鉢本体 ２は通気孔 ３は通水孔 ４は培養土 ５は吸水筒 ６は貯水槽 ７は最高水面 ８は底部通気孔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】１、培養土の主たる底面と満水時の水面と
が密着または接近することがない底面給水の植木鉢で培
養土の主たる底面直下に当たる位置と側壁には根に酸素
を供給するための通気孔と水を供給するための最低部に
通水孔のある植木鉢で吸水のために水浸し状になってし
まう筒の中には荒砂のような大きさの無機物を入れて酸
素の供給を図る。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002084486A JP2003235360A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 水面上に空間のある底面給水の植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002084486A JP2003235360A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 水面上に空間のある底面給水の植木鉢 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003235360A true JP2003235360A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27785451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002084486A Pending JP2003235360A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 水面上に空間のある底面給水の植木鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003235360A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2406256A (en) * | 2003-09-26 | 2005-03-30 | Shelene Wendy Mitchell | Garden Planter |
| AU2007240188B1 (en) * | 2007-12-10 | 2008-06-05 | Doug Sarah | Plant housing |
| DE102008049362A1 (de) * | 2008-09-29 | 2010-04-29 | Sales Innovation Conny Brandstätter GmbH | Modulares Bewässerungs-System |
| CN103380706A (zh) * | 2013-07-22 | 2013-11-06 | 陈健 | 自动给水花盆 |
| JP2014508538A (ja) * | 2011-03-21 | 2014-04-10 | ハ キン、イン | 植木鉢用給水装置 |
| KR101811871B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2017-12-26 | 주식회사 그린스테이션 | 인삼을 재배하기 위한 화분 및 화분 받침대 |
-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002084486A patent/JP2003235360A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2406256A (en) * | 2003-09-26 | 2005-03-30 | Shelene Wendy Mitchell | Garden Planter |
| GB2406256B (en) * | 2003-09-26 | 2005-11-30 | Shelene Wendy Mitchell | Garden planter |
| AU2007240188B1 (en) * | 2007-12-10 | 2008-06-05 | Doug Sarah | Plant housing |
| DE102008049362A1 (de) * | 2008-09-29 | 2010-04-29 | Sales Innovation Conny Brandstätter GmbH | Modulares Bewässerungs-System |
| JP2014508538A (ja) * | 2011-03-21 | 2014-04-10 | ハ キン、イン | 植木鉢用給水装置 |
| CN103380706A (zh) * | 2013-07-22 | 2013-11-06 | 陈健 | 自动给水花盆 |
| KR101811871B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2017-12-26 | 주식회사 그린스테이션 | 인삼을 재배하기 위한 화분 및 화분 받침대 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040903 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050201 |