JPH08279491A - 絶縁膜のエッチング方法及び装置 - Google Patents

絶縁膜のエッチング方法及び装置

Info

Publication number
JPH08279491A
JPH08279491A JP8130795A JP8130795A JPH08279491A JP H08279491 A JPH08279491 A JP H08279491A JP 8130795 A JP8130795 A JP 8130795A JP 8130795 A JP8130795 A JP 8130795A JP H08279491 A JPH08279491 A JP H08279491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
etching
light
prism
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8130795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisazumi Oshima
大島  久純
Masaki Matsui
正樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP8130795A priority Critical patent/JPH08279491A/ja
Publication of JPH08279491A publication Critical patent/JPH08279491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Weting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機械的加工であるCMPにおいて問題となって
いる加工ダメージやパーティクル発生の問題を本質的に
回避し、製品の歩留まりと信頼性の向上する。 【構成】この絶縁膜のエッチング方法及び装置では、被
加工物2をエッチングする成分を含む材料によりエッチ
ング雰囲気3を形成し、上記被加工物2が選択的に吸収
する波長の光である加熱光4を、当該加熱光4を吸収し
ないプリズム1に全反射する条件で入射させ、当該プリ
ズム1より光が漏れ出すエバネッセント光領域5を形成
し、上記エバネッセント光領域5の中に上記被加工物2
の凸部分を保持し、該凸部分に光を吸収させ局所的に加
熱し、上記被加工物2の凸部分と凹部分に温度差を発生
させ、各部におけるエッチング速度に差を生じさせ、凹
凸の被加工物2の表面を平坦化することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLSIの内部配
線の絶縁等に用いられる酸化珪素系絶縁膜の平坦化に係
る絶縁膜のエッチング方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIの高集積化に伴い、その内
部に使われる配線の長さは急速に高まりつつある。これ
に応じて配線の集積化が進み、最新のマイクロプロセッ
サでは配線層の数は5層にまで及んでいる。この配線層
間は、主に酸化珪素系の絶縁物で絶縁されるわけである
が、積層数が進むに従って、その表面は凹凸が激しくな
り、配線の断線やフォトリソグラフィの被写界深度の制
限など、信頼性上、製造上種々の問題を引き起こしてい
る。
【0003】かかる点に鑑みて、近年、配線層の平坦化
を目的に化学的機械研磨(CMP;Chemical Mechanical Pol
ishing) 技術が盛んに研究開発されてきており、当該技
術を使用した製品も市場に現れつつある。例えば「日経
マイクロデバイス(1994年 7月号,pp50-pp57 )」で
は、CMPの量産展開が本格化し、コストを優先するA
SICやDRAMにまで広がる旨を示唆する記述がなさ
れている。
【0004】上記CMPに係る技術として、特開平6−
318583号公報では、配線の形成によって表面に段
差を有するウエハの上面に絶縁膜からなる研磨層を形成
し、研磨剤を含むスラリーと研磨布とを用いたCMPに
よって上記研磨層を研磨するウエハ表面の平坦化方法に
関する技術が開示されている。当該技術では、ウエハ表
面のCMPの際に発生するスラリー廃液を分析等するこ
とによって、研磨の過不足なくウエハ表面に良い平坦性
を得ることを目的としている。
【0005】このCMPの他に、平坦化方法としては、
レジストによるエッチバック法やダミーパターン+SO
G(Spin On Glass) 法などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような機械研磨によるCMP技術は非常に有望ではあ
るものの研磨傷や絶縁膜剥離といった機械的加工による
ところの加工ダメージや、研磨剤を使用することによる
パーティクルの発生など本質的に回避できない問題が内
在している。さらに、上記エッチバック法やダミーパタ
ーン+SOG(Spin On Glass) 法などは、上記微細化の
進展に対応しきれない点や製造工程数の増大によるコス
トアップ等の問題点を有し、実際には使用し難くなって
いる。
【0007】以上の状況を鑑み、これら技術の本質的に
避けられない問題点を回避するための新たな絶縁膜の平
坦化方法が嘱望されている。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、機械的加工であるCMP
において問題となっている加工ダメージやパーティクル
発生の問題を本質的に回避し、ランニングコストを大幅
に低減し、単工程とし、製品の歩留まりと信頼性を向上
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の絶縁膜のエッチング方法は、凹凸な表面を
有する絶縁膜をエッチングにより平坦化する絶縁膜のエ
ッチング方法であり、上記絶縁膜をエッチングする成分
を含む材料によりエッチング雰囲気を形成し、当該エッ
チング雰囲気中にて上記絶縁膜の凸部と凹部に温度差を
つけることで、上記絶縁膜の凸部及び凹部のエッチング
速度を制御して平坦化する事を特徴とするものである。
【0010】詳細には、凹凸な表面を有する絶縁膜をエ
ッチングにより平坦化する絶縁膜のエッチング方法にお
いて、上記絶縁膜をエッチングする液相または気相のい
ずれかの成分を含む材料によりエッチング雰囲気を形成
する工程と、上記絶縁膜が選択的に吸収する波長の光で
ある加熱光を、プリズムに全反射する条件で入射させ、
上記エッチング雰囲気中に当該プリズムより光が漏れ出
すエバネッセント光領域を形成する工程と、上記エバネ
ッセント光領域の中に上記絶縁膜の凸部分を保持し、該
凸部分に光を吸収させ局所的に加熱する工程と、上記絶
縁膜の凸部分と凹部分に温度差を発生させ、各部におけ
るエッチング速度に差を生じさせ、凹凸の絶縁膜表面を
平坦化する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0011】そして、本発明の絶縁膜のエッチング装置
は、凹凸な表面を有する絶縁膜をエッチングにより平坦
化する絶縁膜のエッチング装置において、上記絶縁膜を
エッチングする液相または気相のいずれかの成分を含む
材料によりエッチング雰囲気を形成するエッチング雰囲
気形成手段と、上記絶縁膜が選択的に吸収する波長の光
である加熱光を照射する加熱光源と、上記加熱光源の加
熱光を吸収しないプリズムと、上記加熱光を上記プリズ
ムに全反射する条件で入射させ、上記エッチング雰囲気
中に当該プリズムより光が漏れ出すエバネッセント光領
域を形成するエバネッセント光領域形成手段と、上記エ
バネッセント光領域の中に上記絶縁膜の凸部分を保持
し、該凸部分に光を吸収させ局所的に加熱する加熱手段
とを具備することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】即ち、本発明の絶縁膜のエッチング方法では、
絶縁膜をエッチングする成分を含む材料によりエッチン
グ雰囲気が形成され、当該エッチング雰囲気中にて上記
絶縁膜の凸部と凹部に温度差が発生され、上記絶縁膜の
凸部及び凹部のエッチング速度が制御され平坦化され
る。
【0013】詳細には、絶縁膜をエッチングする液相ま
たは気相のいずれかの成分を含む材料によりエッチング
雰囲気が形成され、上記絶縁膜が選択的に吸収する波長
の光である加熱光がプリズムに全反射する条件で入射さ
れ、上記エッチング雰囲気中に当該プリズムより光が漏
れ出すエバネッセント光領域が形成され、上記エバネッ
セント光領域の中に上記絶縁膜の凸部分が保持され、該
凸部分に光が吸収され局所的に加熱され、上記絶縁膜の
凸部分と凹部分に温度差が発生され、各部におけるエッ
チング速度に差が発生され、凹凸の絶縁膜表面が平坦化
される。
【0014】そして、本発明の絶縁膜のエッチング装置
では、エッチング雰囲気形成手段により上記絶縁膜をエ
ッチングする液相または気相のいずれかの成分を含む材
料によりエッチング雰囲気が形成され、加熱光源により
上記絶縁膜が選択的に吸収する波長の光である加熱光が
照射される。そして、エバネッセント光領域形成手段に
より、上記加熱光源の加熱光が該光を吸収しないプリズ
ムに全反射する条件で入射され、上記エッチング雰囲気
中に当該プリズムより光が漏れ出すエバネッセント光領
域が形成され、加熱手段により上記エバネッセント光領
域の中に上記絶縁膜の凸部分が保持され、該凸部分に光
が吸収させられ局所的に加熱される。こうして、上記絶
縁膜の凸部分と凹部分に温度差を発生され、各部におけ
るエッチング速度に差が発生され、凹凸の絶縁膜表面が
平坦化される。
【0015】
【実施例】先ず図1を参照して、第1の実施例に係る絶
縁膜のエッチング方法及び装置について説明する。本実
施例は、凹凸な表面を有する絶縁膜をエッチングにより
平坦化する手法において、エッチング雰囲気中にて凸部
と凹部に温度差をつけることで各部のエッチング速度を
制御し、平坦化する事を特徴としている。
【0016】図1に於いて、プリズム1は、加熱光4を
吸収せず、全反射条件で透過が可能であり、且つ後述す
るエッチング雰囲気3に犯されない材質であることが要
求される。更に、図1中のプリズム1の上面に相当する
プリズム1の裏面は、高反射率を確保すべく金属などを
皮膜することが望ましい。
【0017】具体的には、図2(a)に示されるよう
に、上記プリズム1の材料として格子間酸素の少ないシ
リコンを用い、皮膜材として金などを用いた構成とする
ことができる。この加熱光4を多重反射状態で利用する
構成の他にも、図2(b)に示されるように、1回反射
となるようプリズム1を加工して用いることもできる。
この場合、プリズム1の上面が酸化するのを防止し且つ
反射率を押さえるための保護膜を形成してもよいことは
勿論である。
【0018】被加工物2は、具体的にはシリコンウェハ
等であり、その表面は凹凸の絶縁膜で覆われている。エ
ッチング雰囲気3は、液体もしくは気体で形成すること
が可能であり、液体及び気体のいずれの場合もプリズム
1を侵さず、絶縁膜をエッチングすることが可能な材料
を用いている。具体的には、フッ酸系の溶液もしくはガ
スが採用される。
【0019】加熱光4は、プリスム1やエッチング雰囲
気3が吸収せず、絶縁膜のみが選択的に吸収する波長の
光であり、具体的には波長8〜10μmの赤外光を採用
することができる。エバネッセント光領域5は、加熱光
4がプリズム界面で全反射する際に染み出す光の領域で
あり、使用する光の波長、プリズム1への加熱光4の入
射角やプリズムの屈折率、光の反射角等でその幅が決ま
り、約0〜4μmの範囲で制御することができる。
【0020】温度制御ステージ6は、被加工物2を加熱
冷却するためのものである。当該温度制御ステージ6に
は、被加工物2の凸部分と凹部分の温度差を大きくし、
エッチング速度差をより大きくする機能がある。但し、
温度制御ステージ6はエッチング条件やエッチング雰囲
気3の選択により必ずしも必要とはされない。尚、加熱
冷却方法としては、従来から用いられているヒートポン
プ等の熱媒体を用いた方法やペルチェ素子を用いた電子
式等のいずれでもよい。
【0021】このような構成の絶縁膜のエッチング装置
により実現される絶縁膜のエッチング方法では、先ずプ
リズム1と温度制御ステージ6により冷却された被加工
物2との間に、絶縁膜のエッチング液もしくはエッチン
グガスを入れることで、エッチング雰囲気3を構成す
る。次いで、絶縁膜が選択的に吸収する波長の光である
加熱光4´を、プリズム1に全反射する条件で入射さ
せ、エバネッセント光領域5を形成する。そして、この
エバネッセント光領域5の中へ絶縁膜の凸部分を保持
し、該凸部分に光を吸収させ局所的に加熱する。その結
果、絶縁膜の凸部分と凹部分に温度差を発生させ、各部
におけるエッチング速度に差を生じさせ、最終的に凹凸
の絶縁膜表面を平坦化する。
【0022】次に図3を参照して、上記第1の実施例を
更に具現化した第2の実施例に係る絶縁膜のエッチング
方法及び装置について説明する。
【0023】図3に示されるように、この絶縁膜のエッ
チング装置では、被加工物2が置かれ上下方向に移動自
在な温度制御ステージ6には温度制御装置12と真空チ
ャック用ポンプ13とが接続されており、さらに、その
上面には当該温度制御ステージ6の平面と平行な平面を
その一部に有するプリズム1が配設されている。このプ
リズム1は上記図2(b)に示した構造となっている。
このプリズム1の所定位置にはエッチング材導入口1
0,11が設けられており、さらに、該エッチング材導
入口10,11の下部にはシールリング部材9が設けら
れている。上記プリズム1の上方の所定位置には加熱光
源4とフィルタ8が設けられており、該加熱光源4の周
囲はミラー7により覆われている。
【0024】このような構成のエッチング装置により実
現される絶縁膜のエッチング方法では、先ず被加工物2
を温度制御ステージ6の所定位置に置き、真空チャック
用ポンプ13により被加工物2を温度制御ステージ6に
密着させる共に被加工物2の反りを矯正する。このと
き、温度制御ステージ6は温度制御装置12により任意
の温度に保持されている。その後、温度制御ステージ6
部分を含む下部全体を上昇させ、シールリング9により
試料ステージ周辺を密閉することで、不図示のエッチン
グ雰囲気3を構成する。このエッチング雰囲気3中への
エッチング材の注入はエッチング材導入口10,11を
介して行う。尚、この導入口10,11は温度制御ステ
ージ6側に設けてもよい。
【0025】次いで、被加工物2の加工部分をここでは
不図示のエバネッセント光領域5へ導入すべく、温度制
御ステージ6の位置を更に上昇させ、プリズム1に一度
軽く接触させ、プリズム面と加工面の面出しを行い、必
要量(数μm)、温度制御ステージ6を面が出た状態の
まま下降させる。被加工物2の平坦性が良い場合は、こ
のような面出し操作は不要である。
【0026】この状態でエッチング材を注入すると供に
加熱光源4´より加熱光4を照射する。加熱光4の光路
はミラー7とフィルタ8により構成され、プリズム1へ
の均一な光を照射すると共にプリズム1やエッチング材
を加熱する不要な光を除去する。この他、レンズやスリ
ット、光のオン/オフ用のシャッタなどを構成に加えて
もよい。また、レーザなど発光スペクトル幅の狭い光源
を用いる場合には、上記フィルタ8は不要となる。
【0027】上記エッチングは加熱光4をオフにするこ
とで終了し、エッチング雰囲気3を不活性な状態にした
後、被加工物2を取り出す。不活性な状態にするために
は、エッチング材が液体の場合、純水により置換洗浄す
る。そして、気体の場合、窒素やアルゴンなどで置換す
る。このとき、表面に残留しているエッチング材を素早
く取り除くために温度制御ステージ6を加熱してもよ
い。この置換時には、置換効率を高めるために温度制御
ステージ6のみを下降させ、被加工物2とプリズム1と
の隙間を大きくするとよい。
【0028】以上詳述したように、本発明の絶縁膜のエ
ッチング方法及び装置では、凹凸な絶縁膜表面を平坦に
するために、絶縁膜のエッチング雰囲気中に被加工物を
入れた状態で凸部分のみ選択的に光により加熱する。こ
れにより、加熱部分のエッチング速度を増加し、凸部分
と凹部分とのエッチング速度の差により凹凸な絶縁膜表
面を平坦化することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の絶縁膜のエッチング方法及び装
置によれば、機械的加工であるCMPにおいて問題とな
っている加工ダメージやパーティクル発生の問題を本質
的に回避することができる。更に、化学エッチングのみ
によるので、ランニングコストを大幅に低減することが
できる。また、エッチバックなど他の平坦化方法に比し
ても本発明は単工程で加工が終了する点など圧倒的に優
れている。そして、製品の歩留まりや信頼性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る絶縁膜のエッチング方法及
び装置の説明図である。
【図2】実施例に適用可能なプリズムの構成を示す図で
ある。
【図3】第2の実施例に係る絶縁膜のエッチング方法及
び装置の説明図である。
【符号の説明】
1…プリズム、2…被加工物、3…エッチング雰囲気、
4…加熱光、4´…加熱光源、5…エバネッセント光領
域、6…温度制御ステージ、7…ミラー、8…フィル
タ、9…シールリング、10,11…エッチング材導入
口、12…温度制御装置、13…真空チャック用ポン
プ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸な表面を有する絶縁膜をエッチング
    により平坦化する絶縁膜のエッチング方法において、 上記絶縁膜をエッチングする成分を含む材料によりエッ
    チング雰囲気を形成し、当該エッチング雰囲気中にて上
    記絶縁膜の凸部と凹部に温度差をつけることで、上記絶
    縁膜の凸部及び凹部のエッチング速度を制御して平坦化
    する事を特徴とする絶縁膜のエッチング方法。
  2. 【請求項2】 凹凸な表面を有する絶縁膜をエッチング
    により平坦化する絶縁膜のエッチング方法において、 上記絶縁膜をエッチングする液相または気相のいずれか
    の成分を含む材料によりエッチング雰囲気を形成する工
    程と、 上記絶縁膜が選択的に吸収する波長の光である加熱光
    を、プリズムに全反射する条件で入射させ、上記エッチ
    ング雰囲気中に当該プリズムより光が漏れ出すエバネッ
    セント光領域を形成する工程と、 上記エバネッセント光領域の中に上記絶縁膜の凸部分を
    保持し、該凸部分に光を吸収させ局所的に加熱する工程
    と、 上記絶縁膜の凸部分と凹部分に温度差を発生させ、各部
    におけるエッチング速度に差を生じさせ、凹凸の絶縁膜
    表面を平坦化する工程と、を有することを特徴とする絶
    縁膜のエッチング方法。
  3. 【請求項3】 上記エバネッセント光領域は、上記プリ
    ズムへの加熱光の入射角によりその範囲が調整されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の絶縁膜のエッチング方
    法。
  4. 【請求項4】 上記プリズムとして、上記加熱光を吸収
    せずエッチング雰囲気に影響されない材料を用いること
    を特徴とする請求項2に記載の絶縁膜のエッチング方
    法。
  5. 【請求項5】 凹凸な表面を有する絶縁膜をエッチング
    により平坦化する絶縁膜のエッチング装置において、 上記絶縁膜をエッチングする液相または気相のいずれか
    の成分を含む材料によりエッチング雰囲気を形成するエ
    ッチング雰囲気形成手段と、 上記絶縁膜が選択的に吸収する波長の光である加熱光を
    照射する加熱光源と、 上記加熱光源の加熱光を吸収しないプリズムと、 上記加熱光を上記プリズムに全反射する条件で入射さ
    せ、上記エッチング雰囲気中に当該プリズムより光が漏
    れ出すエバネッセント光領域を形成するエバネッセント
    光領域形成手段と、 上記エバネッセント光領域の中に上記絶縁膜の凸部分を
    保持し、該凸部分に光を吸収させ局所的に加熱する加熱
    手段と、を具備し、上記絶縁膜の凸部分と凹部分に温度
    差を発生させ、各部におけるエッチング速度に差を生じ
    させ、凹凸の絶縁膜表面を平坦化するすることを特徴と
    する絶縁膜のエッチング装置。
JP8130795A 1995-04-06 1995-04-06 絶縁膜のエッチング方法及び装置 Pending JPH08279491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8130795A JPH08279491A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 絶縁膜のエッチング方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8130795A JPH08279491A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 絶縁膜のエッチング方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08279491A true JPH08279491A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13742750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8130795A Pending JPH08279491A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 絶縁膜のエッチング方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08279491A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023188A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Seiko Instruments Inc 圧電体装置の製造方法
JP2009282234A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子のパターニング方法
JP2009282233A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子の表面平滑化方法
JP2009280432A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子の表面平滑化方法
JP2009282232A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子の表面平滑化方法
JP2010110897A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Dainippon Printing Co Ltd 平坦化物の製造方法、平坦化物、被処理面の平坦化方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023188A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Seiko Instruments Inc 圧電体装置の製造方法
JP2009282234A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子のパターニング方法
JP2009282233A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子の表面平滑化方法
JP2009280432A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子の表面平滑化方法
JP2009282232A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sigma Koki Kk 光学素子の表面平滑化方法
JP4700711B2 (ja) * 2008-05-21 2011-06-15 シグマ光機株式会社 光学素子の表面平滑化方法
JP4700712B2 (ja) * 2008-05-21 2011-06-15 シグマ光機株式会社 光学素子の表面平滑化方法
JP4700710B2 (ja) * 2008-05-21 2011-06-15 シグマ光機株式会社 光学素子の表面平滑化方法
JP2010110897A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Dainippon Printing Co Ltd 平坦化物の製造方法、平坦化物、被処理面の平坦化方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5877045A (en) Method of forming a planar surface during multi-layer interconnect formation by a laser-assisted dielectric deposition
KR101041015B1 (ko) 분자 접착에 의한 결합 방법 및 장치
JP4942547B2 (ja) 半導体ウェハを処理する方法および装置
JPH0817166B2 (ja) 超薄膜soi基板の製造方法及び製造装置
JP2006511963A (ja) 犠牲的な膜を成長させ除去することにより材料を平坦化するための方法及び装置
US6380092B1 (en) Gas phase planarization process for semiconductor wafers
JPH069194B2 (ja) 改良された平坦さを持つウェーハからの集積回路
JPH08279491A (ja) 絶縁膜のエッチング方法及び装置
JP3496508B2 (ja) 張り合わせシリコンウェーハおよびその製造方法
US5575886A (en) Method for fabricating semiconductor device with chemical-mechanical polishing process for planarization of interlayer insulation films
JPH08255774A (ja) 化学的機械研磨方法および化学的機械研磨装置
JPH08216016A (ja) 半導体ウェーハの研磨方法および研磨装置
KR100940831B1 (ko) 연마 방법과 연마 기구
JP3555114B2 (ja) ダイヤモンドの平坦化法
CN103531444A (zh) 半导体结构的形成方法
JPH08288245A (ja) 研磨装置及び研磨方法
JP2902640B2 (ja) 平面光導波路の製造方法
JPH09293845A (ja) Soiウェ−ハおよびその製造方法
JP2000036498A (ja) 半導体素子の層間絶縁膜の形成方法
JPH088216A (ja) 化学的機械研磨方法および化学的機械研磨装置
US11789358B2 (en) Extreme ultraviolet mask blank defect reduction
JPH06291199A (ja) 層間絶縁膜の平坦化方法
JPH09232279A (ja) エッチングによりウエーハを平坦化する方法およびウェーハ平坦化装置
JP2024022232A (ja) ダイヤモンドの加工方法及びその装置
JPS6245035A (ja) 半導体装置の製造装置