JPH08279186A - 貼合わせディスク基板 - Google Patents

貼合わせディスク基板

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Publication number
JPH08279186A
JPH08279186A JP7104890A JP10489095A JPH08279186A JP H08279186 A JPH08279186 A JP H08279186A JP 7104890 A JP7104890 A JP 7104890A JP 10489095 A JP10489095 A JP 10489095A JP H08279186 A JPH08279186 A JP H08279186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
substrates
information side
bonding
side substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7104890A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Shimojo
駿一 下條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Meiki Seisakusho KK filed Critical Meiki Seisakusho KK
Priority to JP7104890A priority Critical patent/JPH08279186A/ja
Publication of JPH08279186A publication Critical patent/JPH08279186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタルビデオディスク等に用いられる、二
枚の基板が貼り合わされた貼合わせディスク基板におい
て、前記二枚の基板の接合力を高めることを目的とす
る。 【構成】 二枚の基板11,21が接着剤層31を介し
て貼り合わされた貼合わせディスク基板において、前記
基板の一方はピット12の形成された情報側基板とさ
れ、前記基板の他方はその貼合わせ側表面22に固着用
凹凸23が形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタルビデオディ
スク(DVD)等に用いられる貼合わせディスク基板に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトサイズで長時間映像を
記録できる媒体として、図2に示されるようなデジタル
ビデオディスクが脚光を浴びている。このデジタルビデ
オディスクは、照射されるレーザー光の波長およびディ
スクの材質などから、図3およびその一部を拡大した図
4に示されるように、所定厚みの二枚の円盤状基板5
1,61が、接着剤層71を介して貼合わされた構造か
らなる。その場合、記録する映像の長さによっては、一
方の基板51のみがピット(情報用の孔)52の形成さ
れた情報側基板とされ、他方の基板61はピットの形成
されていない非情報側基板とされることがある。なお、
前記情報側基板51は、ピット52の形成された表面
が、レーザー光の反射のための金属被膜53で覆われ、
さらにその金属被膜53が保護被膜54で覆われて平滑
な貼合わせ面55となっている。符号81は中心孔であ
る。
【0003】しかし、前記のデジタルビデオディスクに
あっては、二枚の基板51,61とも貼合わせ面55,
62が平滑な鏡面となっているため、その接合力を如何
に高めるかが重要な問題であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
デジタルビデオディスク等に用いられる、二枚の基板が
貼り合わされたディスク基板において、前記二枚の基板
の接合力を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、二枚の基板
が接着剤層を介して貼合わされたディスク基板におい
て、一方の基板がピットの形成された情報側基板とさ
れ、他方の基板がその貼合わせ側表面に固着用凹凸の形
成された非情報側基板とされていることを特徴とする貼
合わせディスク基板に係る。
【0006】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例の貼合わせディスク
基板の部分拡大断面図である。この図に示すように、こ
の発明の貼合わせディスク基板10は、ポリカーボネー
ト等のプラスチックからなる二枚の基板11,21が、
接着剤層31を介して貼合わされたものである。
【0007】前記二枚の基板11,21は射出成形など
で形成された厚み0.6mmの円盤状からなり、その中
央には図2で示した81と同じ中心孔が開いている。一
方の基板11は、その貼合わせ側にピット12が形成さ
れた情報側基板を構成している。このピット12の深さ
は通常0.08〜0.2μm程度とされる。また、この
ピット12の形成された表面は、レーザー光を反射させ
るための金属被膜13がスパッタリングなどで形成さ
れ、さらにその金属被膜13の表面には、保護被膜14
が樹脂のコーティングなどで形成されている。符号15
は、情報側基板11の貼合わせ側表面を示す。
【0008】それに対し、他方の基板21は、その貼合
わせ側表面22に前記ピットが形成されてなく、その代
わりに固着用の凹凸23が形成された非情報側基板を構
成している。この固着用凹凸23は、前記情報側基板1
1とこの非情報側基板21との接着面積を高め、かつ接
着剤層31に対するアンカー効果によって、両基板2
1,31の接着を強固にするためのものである。この非
情報側基板21の成形は、射出成形による場合は金型キ
ャビティ面もしくはスタンパーに凹凸を設けて行なう。
特にスタンパーにより行なう場合には、情報側基板成形
用と同一の金型を使用できる。
【0009】なお、前記固着用凹凸23は、断面形状が
図示のような歯形状の他に、波形、孔、溝、筋であって
もよく、さらにそれらは平行に形成されたものでも、あ
るいは交差して網目状または格子状に形成されたもので
もよい。また、この固着用凹凸23の凹凸間隔、深さな
どは、適宜決定されるが、前記接着面積の増大およびア
ンカー効果の点から、貼合わせ側表面22全体に渡って
形成されるのが好ましく、深さは0.2〜100μm程
度が好ましい。
【0010】前記情報側基板11と非情報側基板21と
は、その貼合わせ側表面15,22の何れかまたは両者
に接着剤を塗布して接着剤層31を形成し、その接着剤
層31を介して、公知のプレス式貼合わせ機などで圧着
され貼り合わされる。
【0011】前記接着剤層31としては、種々の接着剤
(粘着剤を含む)が用いられるが、一般的にはホットメ
ルト接着剤か紫外線硬化型接着剤が好適である。なお、
前記非情報側基板21が紫外線通過可能な材質からなる
場合には、紫外線硬化型接着剤を使用して、非情報側基
板21を通過してくる紫外線により硬化させるのが効率
的である。
【0012】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
貼合わせディスク基板にあっては、情報側基板と貼合わ
される非情報側基板の貼合わせ側表面に、固着用凹凸が
形成されているため、その貼合わせ面における接着面積
が増大するとともに前記固着用凹凸によるアンカー効果
により、情報側基板と非情報側基板が強固に接着され、
耐久性に優れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る貼合わせディスク基
板の部分拡大断面図である。
【図2】デジタルビデオディスクの斜視図である。
【図3】従来のデジタルビデオディスクの断面図であ
る。
【図4】図3の一部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】 11 情報側基板 12 ピット 13 金属被膜 14 保護被膜 15 貼合わせ側表面 21 非情報側基板 22 貼合わせ側表面 23 固着用凹凸 31 接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の基板が接着剤層を介して貼合わさ
    れたディスク基板において、一方の基板がピットの形成
    された情報側基板とされ、他方の基板がその貼合わせ側
    表面に固着用凹凸の形成された非情報側基板とされてい
    ることを特徴とする貼合わせディスク基板。
JP7104890A 1995-04-04 1995-04-04 貼合わせディスク基板 Pending JPH08279186A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7104890A JPH08279186A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 貼合わせディスク基板

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JP7104890A JPH08279186A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 貼合わせディスク基板

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JPH08279186A true JPH08279186A (ja) 1996-10-22

Family

ID=14392770

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JP7104890A Pending JPH08279186A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 貼合わせディスク基板

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