JPH08278658A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JPH08278658A
JPH08278658A JP8008774A JP877496A JPH08278658A JP H08278658 A JPH08278658 A JP H08278658A JP 8008774 A JP8008774 A JP 8008774A JP 877496 A JP877496 A JP 877496A JP H08278658 A JPH08278658 A JP H08278658A
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JP
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toner
parts
resin
weight
petroleum resin
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Mitsuo Aoki
三夫 青木
Tetsuo Isoda
哲夫 磯田
Masanori Suzuki
政則 鈴木
Yoshihiro Suguro
嘉博 勝呂
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、静電潜像を現像するためのトナー
に関するもので、低温定着性と熱保存性が共に良好な現
像剤の実現を可能にするものである。 【構成】定着温度が100〜140℃で、かつJIS
K2235で示される針入度が5mm以上であることを
特長とする静電荷像現像用トナーに関する。特に、トナ
ーの樹脂成分として、水素添加率が石油樹脂全体の50
%以上である水添石油樹脂を含み、さらに水添石油樹脂
がトナーの樹脂全体に対して3〜70重量部含有するこ
とを特長とするトナーに関する。更にまた、トナーの樹
脂成分として、前記水添石油樹脂とポリエステル樹脂を
併用するトナーに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電記録
法、静電印刷法等において形成される静電潜像を現像す
るためのトナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【発明が解決するための課題】電子写真法等における画
像記録法は、米国特許第2,297,691号明細書、
特公昭49−23910号公報、及び特公昭43−24
748号公報などに各種の方法が記載されているが、一
般には光導電性物質を利用し、種々の手段により感光体
上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像をトナーを用い
て現像し、必要に応じて紙などにトナー粉像を転写した
のち加熱、加圧あるいは溶剤蒸気などにより定着し、コ
ピー画像を得るものである。このうち、電気的潜像を現
像する方式には大別して、絶縁性有機液体中に各種の顔
料や染料を微細に分散させた現像剤を用いる液体現像方
式と、カスケード法、磁気ブラシ法、パウダークラウド
法などのように天然または合成樹脂にカーボンブラック
などの着色剤を分散したトナーを用いる乾式現像方式が
ある。また、定着方式としては、そのエネルギー効率の
良さから加熱ヒートロール方式が広く一般に用いられて
いる。加熱ヒートロール方式による定着は、従来はトナ
ー画像を150〜200℃に0.01〜0.03秒程度
保つことによってで行われているが、低エネルギー化や
高速複写の必要性から、低温、短時間で定着可能なトナ
ーの開発が急がれている。今後も、定着時にトナーに与
えられる熱エネルギーはますます小さくなる傾向にあ
る。このような低エネルギー定着に使用されるトナー
は、一般には、従来のトナーの樹脂の代わりに低軟化点
の樹脂を使用したり、ワックスを併用することで、低温
定着可能となるよう改良されている。しかしながら、こ
の様な低温定着トナーは、使用している機械に蓄熱され
た熱や保存時に加えられる周囲の熱等、定着部以外で加
熱されて固まる、いわゆるブロッキングを起し、熱保存
性が悪いという欠点を有している。この問題を解決する
手段として、低温定着性が良い割に比較的熱保存性が良
いとされるポリエステル樹脂をトナーの結着樹脂に用い
ることが試みられている。しかしながら、低温定着性と
熱保存性を満足がいく程度に両立できるトナーは未だに
得られていない。また、ポリエステル樹脂は、樹脂自身
の強度が高いため、トナーを製造する粉砕工程において
著しく生産性を落とすという欠点をも有している。さら
に、特開昭50−99740号公報、特開昭50−99
741号公報、特開昭50−99742号公報、特開昭
53−118050号公報、特開昭54−48556号
公報に、トナーの樹脂成分として石油樹脂を用いること
により、低温定着性(定着温度:100〜140℃)と
熱保存性を両立できることが記載されている。しかしな
がら、近年では低温定着化がますます進み、さらに低い
定着温度が要求されており、従来の石油樹脂ではより進
んだ低温定着性と熱保存性を両立した満足のいくトナー
は得難くなってきている。
【発明が解決するための課題】本発明は、上記の課題を
解決した、即ち、低温定着性と熱保存性が共に良好で、
かつ粉砕性に優れた、低温定着が可能な静電潜像現像用
トナーを提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、定着温度が1
00〜140℃で、かつ60℃で4時間靜置後のJIS
K2235で示される針入度が5mm以上であること
を特徴とする靜電荷像現像用トナーを提供するものであ
る。特に、トナーの樹脂成分として、水素添加率が全体
の50%以上である水添石油樹脂を含有することを特徴
とし、さらに水添石油樹脂の含有量は、トナーの樹脂成
分に対して3〜70重量部であることを特徴とする静電
荷像現像用トナーを提供するものである。また本発明の
好ましい態様として、トナーの樹脂成分として、前記水
添石油樹脂とポリエステル樹脂を併用する静電荷像現像
用トナーを提供するものである。
【0004】本発明のトナーは、定着温度が100〜1
40℃、好ましくは100〜135℃、さらに好ましく
は、100〜130℃である。定着温度は、リコー製複
写機イマジオMF530にて画像出しを行い、画像がト
ナー付着量1.0mg/cmである時の定着温度をも
って評価した。この時の条件は、定着時間0.028秒
である。また、本発明のトナーは、50℃で24時間靜
置後のJIS K2235で示される針入度が5mm以
上、好ましくは、10mm以上、さらに好ましくは15
mm以上である。5mm以下であれば、熱保存性が悪
く、ブロッキング現象が起こりやすい。
【0005】本発明の水添石油樹脂とは、石油樹脂に残
存している不飽和結合に水素を付加させて還元した樹脂
である。石油樹脂は、ナフサ分解により、エチレン、ア
セチレン、プロピレンなどを生産する際に副生産される
分解油留分を精製した石油系不飽和炭化水素を原料とし
て得られる。例えばC5〜C6の脂肪族炭化水素を原料と
するC5〜C6の脂肪族石油樹脂、C6〜C8の芳香族炭化
水素を原料とするC6〜C8の芳香族石油樹脂、脂肪族炭
化水素と芳香族炭化水素の両方を原料とする脂肪族−芳
香族重合型石油樹脂、シクロペンタジエンを主原料とす
る石油樹脂、高級オレフィンを主原料とする石油樹脂な
どがある。
【0006】本発明のようにトナーの樹脂成分として水
添石油樹脂を含有させることにより、低温定着性と熱保
存性が同時に満足される。水添石油樹脂は、それ自体が
低温定着性と熱保存性の両方を満足させるものである
が、さらに、本発明の混合比で、低温定着性や熱保存性
の悪い樹脂と併用した場合でも、トナー全体の熱保存性
を実用レベルまで保障することが可能である。また、石
油樹脂はきわめて粉砕性の優れた樹脂であり、粉砕性の
劣る樹脂と併用するとその効果は大きい。粉砕性の好ま
しい範囲は、トナーの粉砕圧力が、3.0〜5.0kg
/cmである。粉砕に要するエネルギーは小さいほど
好ましいが、粉砕圧力が小さすぎると、粗大粒子が発生
し易い。本発明のトナーの樹脂成分としては、特にジシ
クロペンタジエンを主原料とする水添石油樹脂とC6〜
C8の芳香族炭化水素を主原料とする水添石油樹脂を用
いると、熱保存性がさらに優れ、好ましい。
【0007】これらの石油樹脂に水素添加を行う方法と
しては、一般の還元方法であればいずれの方法を用いて
も良いが、特に接触還元法が用いられる。具体的には、
ニッケル、パラジウム、白金などの重金属触媒を用い、
150〜250℃、30〜50kg/cmの高温高圧
下で水素を直接石油樹脂に作用させ、石油樹脂の不飽和
二重結合に付加させる還元方法である。
【0008】本発明の水添石油樹脂は水素添加率が50
%以上、特に75%以上が好ましい。水素添加率が50
%以下であると、定着温度は120〜150℃になり、
低温定着性の問題はないが、60℃で4時間靜置後の針
入度が5mm以下となり、熱保存性が悪化する。一方、
水素添加率が50〜75%の場合は、定着温度が100
〜140℃、針入度が5〜10mmとなり、低温定着性
も熱保存性も良好となる。また、水素添加率が75%以
上の場合、定着温度が100〜140℃、針入度が10
mm以上となり、低温定着性を保ち、熱保存性はさらに
改良される。本発明の水素添加率は、水素で置換されて
いない石油樹脂の不飽和結合を定量する事によって求め
られる。具体的には、水添石油樹脂に三塩化ヨウ素や一
臭化ヨウ素などのハロゲンを作用させて水添石油樹脂中
の不飽和結合と反応させ、反応によって吸収されたハロ
ゲンの量を測定し、その値をヨウ素価に換算する。水添
していない石油樹脂のヨウ素価を水添率100%、完全
に水添された石油樹脂のヨウ素価を水添率0%として作
成した検量線を用いて、得られた水添石油樹脂の水添率
を求めることができる。
【0009】本発明に用いられる水添石油樹脂の含有量
は、トナーの樹脂成分に対して、3〜70重量部が好ま
しく、更に好ましくは5〜30重量部である。含有量が
3重量部以下の場合、低温定着性の改良効果が少ない。
また逆に含有量が70重量部以上の場合、熱保存性が悪
くなる。
【0010】本発明に用いられる水添石油樹脂の環球式
軟化点は、80〜140℃、特に100〜130℃が更
に好ましい。軟化点が80℃以下の場合、低温定着性は
問題ないが、熱保存性が悪化する。また、軟化点が14
0℃以上の場合、熱保存性は問題ないが低温定着性が悪
化する。なお、環球式軟化点の測定はJIS K686
3-1994(ホットメルト接着剤の軟化点試験方法)に準
じて測定した。
【0011】本発明のトナーに用いられる樹脂として
は、前記水添石油樹脂と従来公知の樹脂を併用して用い
る。従来公知の樹脂としては、例えば、ポリスチレン、
クロロポリスチレン、ポリ−α−スチルスチレン、スチ
レン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−
塩化ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、
スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−アクリル酸
エステル共重合体、(スチレン−アクリル酸メチル共重
合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン
−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オ
クチル共重合体、スチレン−アクリル酸フェニル共重合
体)スチレン−メタクリル酸エステル共重合体(スチレ
ン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共
重合体、スチレン−メタクリル酸フェニル共重合体)ス
チレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等
のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含
む単重合体または共重合体)、塩化ビニル樹脂、ロジン
変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマー
樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹
脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂等があるが、これらの
樹脂は単独使用に限らず、二種以上併用することもでき
る。また、これらの製造法も特に限定されるものではな
く、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合のいずれ
も利用できる。本発明の水添石樹脂と併用して用いる樹
脂は、前記樹脂の中でも、特にポリエステル樹脂が好ま
しい。ポリエステル樹脂は、樹脂自身の強度が強く、ト
ナー製造工程の粉砕工程において著しく生産性を落とす
という欠点を有していたが、本発明の水添石油樹脂を併
用して用いることにより、粉砕性が改良され、生産性が
向上することが判明した。すなわち、ポリエステル樹脂
と水添石油樹脂を併用して用いることにより、低温定着
性の優れたトナーを、熱保存性の悪化等の副作用なし
に、しかも生産性を向上させることが可能となった。
【0012】本発明で用いられるポリエステル樹脂は、
アルコールとカルボン酸との縮重合によって得られる。
使用されるアルコールとしては、例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール等のグリコール類、1、4−
ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、及びビスフ
ェノールA等のエーテル化ビスフェノール類、その他二
価のアルコール単量体、三価以上の多価アルコール単量
体を挙げることができる。また、カルボン酸としては、
たとえばマレイン酸、フマール酸、フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、コハク酸、マロン酸等の二価の有
機酸単量体、1、2、4−ベンゼントリカルボン酸、
1、2、5−ベンゼントリカルボン酸、1、2、4−シ
クロヘキサントリカルボン酸、1、2、4−ナフタレン
トリカルボン酸1、2、5−ヘキサントリカルボン酸、
1、3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボキシプロ
パン、1、2、7、8−オクタンテトラカルボン酸等の
三価以上の多価カルボン酸単量体を挙げることができ
る。ポリエステル樹脂のTgは65〜75℃が好まし
い。Tgが65℃以下の場合、トナーの熱保存性が悪化
し、75℃以上になると低温定着性が悪化する。
【0013】本発明のトナーは、前記樹脂の他に、必要
に応じて、着色剤、帯電制御剤、ワックス等の離型剤、
流動性改良剤などを配合することも可能である。着色剤
としては、カーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、
アニリンブルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニ
ングリーン、ハンザイエローG、ローダミン6Gレー
キ、カルコオイルブルー、クロムイエロー、キナクリド
ン、ベンジジンイエロー、ローズベンガル、トリアリル
メタン系染料等の染顔料など、従来公知のいかなる染顔
料をも単独あるいは混合して使用できる。これらの着色
剤の使用量は、トナー樹脂成分に対し、1〜30重量
部、好ましくは3〜20重量部である。
【0014】帯電制御剤としては、ニグロシン染料、金
属錯塩型染料、第四級アンモニウム塩等の従来公知のい
かなる極性制御剤も単独あるいは混合して使用できる。
これらの極性制御剤の使用量は、トナー樹脂成分に対
し、0.1〜10重量部、好ましくは1〜5重量部であ
る。
【0015】離型剤としては、固形シリコーンワニス、
高級脂肪酸高級アルコール、モンタン系エステルワック
ス、酸化ライスワックス、低分子量ポリプロピレンワッ
クス、カルナウバワックスなど、従来公知のいかなる離
型剤をも単独あるいは混合して使用できる。これらの離
型剤の使用量は、トナー樹脂成分に対し、1〜20重量
部、好ましくは3〜10重量部である。
【0016】流動性改良剤としては、酸化ケイ素、酸化
チタン、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、チタン酸バリ
ウム等従来公知のいかなる流動性改良剤をも単独あるい
は混合して使用できる。これらの流動性改良剤の使用量
は、トナー重量に対し、0.1〜5重量部、好ましくは
0.5〜2重量部である。
【0017】本発明のトナーの製造方法としては、従来
公知の方法でよく、水添石油樹脂、ポリエステル樹脂等
の樹脂成分、その他必要に応じて着色剤、帯電制御剤、
離型剤等をミキサー等で混合した後、熱二本ロールやエ
クストルーダーなどの混練機にて溶融混練して、冷却固
化し、これをジェットミル等の粉砕機で粉砕し分級す
る。その後必要に応じ、流動性改良剤をミキサー等を用
いて混合することにより得られる。
【0018】
【実施例】
実施例1 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000)80部 水添石油樹脂 3部 (軟化点:80℃、水添率:50%、原料:C5、C6脂肪族炭化水素) カルナウバワックス(融点:82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 前記の材料の混合物をエクストルーダーを用いて混練し
た。次に、ジェット粉砕機を用いて、上記混練物を供給
量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力の調節により、体
積平均粒径10.0μmとなるような粉砕圧力を求め、
このジェット粉砕圧にて粉砕した。得られた粉体を分級
して、体積平均粒径10.5μmのトナーを得た。この
トナー100重量部に対し、酸化ケイ素(R−972
日本アエロジル社製)0.5重量部をヘンシェルミキサ
ーを用いて混合し本発明のトナーを得た。本発明のトナ
ーは、以下の方法により評価した。結果を表1に示す。
【0019】定着性の評価 トナー3.0重量部とシリコンコートキャリア97.0
重量部で二成分現像剤を調整し、イマジオMF530
(リコー製複写機)にて定着温度を変えマクベス濃度計
による画像濃度が1.2となるようなコピー画像を得
た。各温度のコピー画像を砂消しゴムを装着したクロッ
クメーターにより10回擦り、その前後の画像濃度を測
定し下記式にて定着率を求めた。 砂消しゴム10回後の画像濃度/前の画像濃度×100=定着率(%) 定着率70%以上を達成する温度を定着下限温度とす
る。
【0020】熱保存性の評価 ガラス容器にトナーを充填し、60℃の恒温槽にて4時
間放置する。このトナーを、24℃に冷却し針入度試験
(JIS K2235-1991)にて針入度を測定した。
熱保存性は、針入度が10mm以上を◎、5〜9.9m
mを○、3〜4.9mmを△、0〜2.9mmを×とし
て評価を行った。
【0021】粉砕容易性の評価 トナー作成行程においてジェット粉砕機により混練物を
粉砕する際、混練物の供給量を2.0Kg/H に固定
し、体積平均粒径10.0μmとなるような粉砕圧力を
求めた。粉砕圧力が小さい程、粉砕が容易であり、トナ
ーの生産性に優れる。
【0022】比較例1 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 80部 水添石油樹脂 3部 (軟化点:80℃、水添率:0%、原料:C5、C6脂肪族系炭化水素) カルナウバワックス(融点:82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し比較例のトナーを得
た。トナーの評価は実施例1と同様に行い、結果を表1
に示した。
【0023】実施例2 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 80部 水添石油樹脂 3部 (軟化点:85℃、水添率:70%、原料:C5、C6脂肪族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例2のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示す。
【0024】実施例3 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 80000) 28部 水添石油樹脂 55部 (軟化点:150℃、水添率:95%、原料:C5、C6脂肪族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例3のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0025】実施例4 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 79部 水添石油樹脂 4部 (軟化点:80℃、水添率:95%、原料:ジシクロペンタジエン+芳香族 系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例4のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0026】実施例5 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 79部 水添石油樹脂 4部 (軟化点:100℃、水添率:95%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香 族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例5のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様においない
結果を表1に示した。
【0027】実施例6 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 33部 水添石油樹脂 50部 (軟化点:140℃、水添率:95%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香 族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例6のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0028】実施例7 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 73部 水添石油樹脂 10部 (軟化点:110℃、水添率:95%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香 族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例7のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0029】実施例8 以下の手順でトナーを作成した。 スチレン−アクリル共重合体(重量平均分子量 100000) 43部 水添石油樹脂 40部 (軟化点:100℃、水添率:95%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香 族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例8のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0030】実施例9 以下の手順でトナーを作成した。 ポリエステル樹脂(軟化点 100℃ 酸価 5.0) 63部 水添石油樹脂 20部 (軟化点:100℃、水添率:95%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香 族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例9のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0031】実施例10 以下の手順でトナーを作成した。 ポリエステル樹脂(軟化点 100℃ 酸価 3.0) 73部 水添石油樹脂 10部 (軟化点:95℃、水添率:60%、原料:ジシクロペンタジエン+芳香 族系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.0μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し実施例10のトナーを
得た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、
結果を表1に示した。
【0032】比較例2 以下の手順でトナーを作成した。 ポリエステル樹脂(軟化点:100℃、酸価:5.0) 63部 水添石油樹脂 20部 (軟化点:100℃、水添率:0%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香族 系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し比較例2のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0033】比較例3 以下の手順でトナーを作成した。 ポリエステル樹脂(軟化点:100℃、酸価:5.0) 73部 水添石油樹脂 10部 (軟化点:95℃、水添率:30%、原料:ジシクロペンタジェン+芳香族 系炭化水素) カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.5μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し比較例3のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0034】比較例4 以下の手順でトナーを作成した。 ポリエステル樹脂(軟化点:100℃、酸価:5.0) 83部 カルナウバワックス(融点 82℃) 5部 カーボンブラック(#44 三菱化成社製) 10部 金属錯塩型染料 2部 実施例1と同様に前記の材料の混合物をエクストルーダ
ーを用いて混練した。次に、ジェット粉砕機を用いて、
上記混練物を供給量2.0Kg/Hに固定し、粉砕圧力
の調節により、体積平均粒径10.0μmとなるような
粉砕圧力を求め、このジェット粉砕圧にて粉砕した。得
られた粉体を分級し、体積平均粒径10.0μmのトナ
ーを得た。このトナー100重量部に対し、酸化ケイ素
(R−972 日本アエロジル社製)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーを用いて混合し比較例4のトナーを得
た。得られたトナーの評価は実施例1と同様に行い、結
果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明のトナーにより、低温定着性と熱
保存性が共に良好であって、低温定着が可能な静電潜像
現像用トナーを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝呂 嘉博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着温度が100〜140℃で、かつ6
    0℃で4時間靜置後のJIS K2235で示される針
    入度が5mm以上であることを特徴とする靜電荷像現像
    用トナー。
  2. 【請求項2】 静電荷像現像用トナーの樹脂成分とし
    て、水素添加率が石油樹脂全体の50%以上である水添
    石油樹脂を含有することを特徴とする静求項1のトナ
    ー。
  3. 【請求項3】 水添石油樹脂をトナーの樹脂全体に対し
    て3〜70重量部含有することを特徴とする請求項1記
    載のトナー。
  4. 【請求項4】 トナーの樹脂成分として、水添石油樹脂
    とポリエステル樹脂を共に含有することを特徴とする請
    求項1、2記載のトナー。
JP8008774A 1995-02-08 1996-01-22 静電荷像現像用トナー Pending JPH08278658A (ja)

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