JPH08276722A - 空調ユニット - Google Patents

空調ユニット

Info

Publication number
JPH08276722A
JPH08276722A JP10695295A JP10695295A JPH08276722A JP H08276722 A JPH08276722 A JP H08276722A JP 10695295 A JP10695295 A JP 10695295A JP 10695295 A JP10695295 A JP 10695295A JP H08276722 A JPH08276722 A JP H08276722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature control
blower
chamber
control chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10695295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tsubakida
敏雄 椿田
Yutaka Teruya
裕 照屋
Yoshinori Hashimoto
芳則 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP10695295A priority Critical patent/JPH08276722A/ja
Publication of JPH08276722A publication Critical patent/JPH08276722A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却用及び加熱用熱交換器の下流側に送風機
を配して空調ユニットを全体的に小型化する。 【構成】 冷風取入口と、温風取入口と、温調手段とを
有する吸入側温調室を、前記熱交換器の下流側に配し、
さらに、ベント吹出口、フット吹出口、及びデフ吹出口
が開口すると共に、これらの吹出口を開閉するモード切
換手段を有する吹出室を前記吸入側温調室を覆うように
該吸入側温調室の外周側に配し、前記吸入側温調室から
温調された空気を吸引して前記吹出室に吐出する送風機
を、前記吸入側温調室と前記吹出室の間であって、前記
吸入側温調室及び前記吹出室の軸方向の一端に配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載される空
調ユニットであって、送風機を熱交換器の下流側に配し
た構成の空調ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭50−79166号公報に開示さ
れる自動車用空気調和装置は、ヒータコア4及びバイパ
ス通路21の出口側に、軸方向が空調ダクトに平行であ
る円筒状のロータリダンパ9を有する。このロータリダ
ンパ9の一方の底面に形成されたノズル部14から吸入
された空気は、該ロータリダンパ9の円周に形成の吹出
口切換用穴17,18を介して吹出口11,12,13
から吹き出されるもので、吹出口切換用穴17,18は
ロータリダンパ9の回転によって吹出口11,12,1
3を適宜選択する。
【0003】実開昭51−95942号公報に開示され
る空気調和装置は、冷風通路4a及び温風通路4bから
なるダクト4と同一方向の軸を有する円筒形状をしたロ
ータリ式のダンパ6を有し、このロータリ式のダンパ6
のダクト側底面には半円状の開口部が形成され、残りの
部分は前記冷風通路4a若しくは温風通路4bを閉鎖す
る遮蔽部6aを形成する。また、ロータリ式のダンパ6
の側面には切欠部8a,8bが形成され、吹出口7a,
7bを選択するようになっている。これによって、ダン
パ6が回転することによって、冷風通路4aと温風通路
4bとの開口割合を変化させて冷風と温風の混合割合を
変化させると共に、吹出口を選択することができる。
【0004】実開昭53−27546号公報に開示され
る自動車用空気調和装置のエアミックスダンパ11は、
ヒータコア10への空気通路5及びバイパス6への上流
分岐部に、バイパス6を遮断すると共にヒータコア側及
びバイパス6への空気流通開口を備えた固定円筒12
と、この固定円筒12に対して重ね合わせられた状態で
回転自在とされ、この回転に応じて前記固定円筒12の
開口と重なって空気流通路を形成する空気流通開口を備
えた回転円筒13を具備するものである。
【0005】実開昭53−27547号公報に開示され
る自動車用空気調和装置は、ヒータコア通路及びバイパ
スの下流側に、該通路と同一方向の軸を有するロータリ
ダンパを配設し、該ロータリダンパの回転角度に応じて
ヒータコア通路とバイパスとの重合面積を変化させ、同
時に吹出口の吹出割合も変化させるものである。
【0006】実開昭54−159643号公報に開示さ
れる車両用空気調和装置は、ロータリーダンパの内部に
バイレベルガイドを挿入したものである。このロータリ
ダンパはヒータコアをバイパスする通路及びヒータコア
を通過する通路と同一方向の軸を有する方向に設けら
れ、前記通路側に面する底面に形成の開口部分からヒー
タコアをバイパスした冷風及びヒータコアを通過した温
風が流れ込み、周方向に形成の切欠部から吹出口を選択
して吹き出すもので、前記バイレベルガイドによって混
合された冷風及び温風が2つの吹出口から吹き出すよう
に分離されるものである。
【0007】実開昭55−68609号公報に開示され
る自動車用空調装置は、ダクトと垂直をなす方向に軸を
有する円筒ケースをダクトの下流側に配し、この円筒ケ
ースの側周面に前記ダクトと連通する開口部と、ヒータ
用、デフロスタ用、ベンチレータ用若しくはクーラ用の
3つの開口とを設け、さらに、この円筒ケース内には、
ヒータ用、デフロスタ用、ベンチレータ用若しくはクー
ラ用及び前記ダクトと連通する4つの開口部を有するロ
ータリードラムが挿入される。これによって、ダクト側
から流入する温調された空気量を調整すると共に吹出口
を選択するものである。
【0008】実開昭57−67816号公報に開示され
る空気調和装置は、空気調和装置本体に連設されたアウ
タハウジング内に円筒状のロータリダンパを回転自在に
装着し、該ロータリダンパに空気調和装置本体からの冷
風及び温風導入用の導風口と、アウタハウジングの各吹
出口へ連通せしめる分配口とを円筒側面に各々開口形成
したものである。これによって、ロータリーダンパを回
転させることによって、冷風と温風の混合割合を変化さ
せることができると共に、吹出口を選択できるものであ
る。
【0009】実開昭57−131310号公報に開示さ
れるモード切換ダンパは、冷風が通過する通路と温風が
通過する通路を別通路として水平若しくは垂直に有する
ケースの端部を半円筒状とし、このケースの内部に1つ
の4分の1円弧状のダンパと該ダンパの回転軸の両端に
それぞれ1つずつの円盤状のダンパを設け、これらのダ
ンパ及びケースに空気を分配する開口部を形成したもの
である。これによって、各吹出モードに合致した吹出口
と、冷風及び温風の混合比を調整するものである。
【0010】実開昭59−89720号公報に開示され
る自動車用空調装置は、ヒータケースの下流側に該ヒー
タケースと同一方向に軸を有するロータリダンパを内蔵
するダンパケースを有し、前記ロータリダンパのヒータ
ケース側底面には温調空気の取入口が開口し、またロー
タリダンパの側周面には各吹出通路と適宜連通する吹出
口が形成されている。
【0011】実開平3−15208号公報に開示される
車両用空気調和装置は、通風ダクト内に配された熱交換
器の下流側に、該通風ダクトと垂直をなす方向に軸を有
する略半円筒状の温度コントロールダンパと、略半円筒
状の吹出口コントロールダンパとを有し、各々が独立し
て回動されることによって、冷風と温風の混合割合及び
吹出口をそれぞれ選択することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上の引例は、空調装
置の吹出側に温調用と吹出用のロータリーダンパを設け
ることによって、冷却用熱交換器と加熱用熱交換器を近
接して配することができるために、空調ユニットをコン
パクトにすることができる。しかしながら、従来の空調
ユニットはインテークユニットと冷却用熱交換器及び加
熱用熱交換器の間に送風機を配したために、空調装置の
上流側の構造を小型化することができなかった。
【0013】このために、この発明は、冷却用及び加熱
用熱交換器の下流側に送風機を配して空調ユニットを全
体的に小型化することのできる空調ユニットを提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】したがって、この発明
は、空調ダクトの上流側に配され、吸入空気を外気導入
モード、内気循環モード若しくは混合モードに選択する
インテークユニットと、このインテークユニットの下流
側に配され、吸入空気を冷却する冷却用熱交換器と、こ
の冷却用熱交換器の下流側に配され、この冷却用熱交換
器を通過した空気を加熱する加熱用熱交換器と、前記冷
却用熱交換器と連通する冷風取入口と、前記加熱用熱交
換器と連通する温風取入口と、これら冷風取入口と温風
取入口との開口割合を調節する温調手段とを有する吸入
側温調室と、この吸入側温調室を覆うように該吸入側温
調室の外周側に配され、ベント吹出口、フット吹出口、
及びデフ吹出口が開口すると共に、これらの吹出口を開
閉するモード切換手段を有する吹出室と、前記吸入側温
調室と前記吹出室の間に配され、前記吸入側温調室から
温調された空気を吸引して前記吹出室に吐出する送風機
とを具備することにある(請求項1)。
【0015】また、この発明は、前記吸入側温調室は円
筒状に形成され、前記吹出室はこの円筒状の吸入側温調
室の外周を覆うように円筒状に形成され、前記送風機は
前記吸入側温調室及び前記吹出室の軸方向の一端に配さ
れることにある(請求項2)。
【0016】さらに、この発明は、前記送風機を遠心式
送風機としたことにある(請求項3)。この遠心式送風
機は、多翼送風機、ラジアル送風機、及びターボ送風機
であり、特にターボ送風機が好ましい。
【0017】
【作用】よってこの発明によれば、冷却用熱交換器と連
通する冷風取入口と、加熱用熱交換器と連通する温風取
入口と、これら冷風取入口と温風取入口との開口割合を
調節する温調手段とを有する吸入側温調室を、前記熱交
換器の下流側に配し、さらに、ベント吹出口、フット吹
出口、及びデフ吹出口が開口すると共に、これらの吹出
口を開閉するモード切換手段を有する吹出室を、前記吸
入側温調室を覆うように該吸入側温調室の外周側に配
し、さらに、前記吸入側温調室と前記吹出室の間に、前
記吸入側温調室から温調された空気を吸引して前記吹出
室に吐出する送風機を配したことによって、空調ユニッ
トの上流側を小型化できる。
【0018】さらに、前記吸入側温調室を円筒状とし、
また前記吹出室をこの円筒状の吸入側温調室の外周を覆
うような円筒状に形成し、前記送風機を、前記吸入側温
調室及び前記吹出室の軸方向の一端に配したことによっ
て、送風機を空調ユニットの側部に配することができる
ために、空調ユニットの下流側をさらに小型化できる。
【0019】さらにまた、送風機を遠心式送風機、特に
ターボ送風機とすることによって送風機を小型化するこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0021】図1において、本発明に係る空調ユニット
の概略を説明する。この空調ユニット1は、空調ダクト
2の上流側に、内気導入口3、外気導入口4、及び内気
導入口3及び外気導入口4を開閉するインテークドア5
からなるインテークユニット6を有する。このインテー
クユニット6の下流側には、通過する空気を冷却する冷
却用熱交換器としてのエバポレータ7が配され、このエ
バポレータ7の下流側近傍には、加熱用熱交換器として
のヒータコア8が配されている。また、ヒータコア8と
並列にこのヒータコア8をバイパスするバイパス通路9
が形成される。
【0022】前記空調ダクト2の下流側端部には、前記
バイパス通路9を介してエバポレータ9と連通する冷風
取入口10と、前記ヒータコア8と連通する温風取入口
11と、これら冷風取入口10及び温風取入口11の開
口割合を調節する温調手段としてのロータリー式のミッ
クスドア12とを有する吸入側温調室13が設けられて
いる。
【0023】この吸入側温調室13は略円筒形状に形成
されており、この円筒の軸方向の端部には開口部13a
が形成されている。この開口部13aに面して送風機1
4が配され、前記開口部13aはこの送風機14の中央
吸入口14aと連通している。送風機14は、遠心式の
送風機で、好ましくはターボファンであり、モータ15
の駆動によって回転し、前記中央吸入口14aから吸入
された空気を、羽根部14bの間から外方へ吐出するも
のである。前記吸入側温調室13及び送風機14の外周
方向には、これら吸入側温調室13及び送風機14を覆
うように、円筒形状に形成された吹出室16が配されて
いる。
【0024】この吹出室16には、ベント吹出口17、
フット吹出口18、及びデフ吹出口19が開口し、モー
ド切換手段としてのロータリーダンパ20が設けられて
いる。
【0025】図2乃至図4に示す第1の実施例におい
て、空調ユニット1は、車両のインストルメントパネル
内に収納され、外気導入口4は、車室内外を仕切る仕切
り板32の開口を介して車外と連通している。空調ダク
ト2は、インテークユニット6側から円筒形状の吹出室
16の円周に沿って形成され、その通路を遮るようにエ
バポレータ7が下向きになるように配されている。この
エバポレータ7の下流側の空調ダクト2には、エバポレ
ータ7に結露するドレン水を排出するための排出孔30
が形成され、ドレン水は排出パイプ31を介して車外に
排出される。
【0026】ヒータコア8は温風取入口11の近傍に配
され、吸入側温調室13との間を前記ミックスドア12
によって開閉される。このミックスドア12は、図3及
び図4に示す第1の駆動手段50によって回動する。こ
の第1の駆動手段50は、吹出室16の底面ケース16
cに取付られたモータアクチュエータ44と、このモー
タアクチュエータ44の駆動によって回転する駆動軸4
5と、この駆動軸45の両側に取付られたピニオン4
6,46と、このピニオン46,46が噛合するラック
47,47とによって構成される。これによって、モー
タアクチュエータ44が駆動することによってピニオン
46,46が回転し、ラック47,47を回動させるこ
とによってミックスドア12をガイド48,48に沿っ
て回動させることができ、前記冷風取入口10と前記温
風取入口11との開口割合をリニアに変化させることが
できる。
【0027】図3に示すように、吸入側温調室13の軸
方向端部に形成された開口部13aが面する位置に、送
風機14が配される。この送風機14は、多翼送風機、
ラジアル送風機、ターボ送風機等の遠心式の送風機が好
ましく、特にターボファンが好ましい。このターボファ
ン14は、前記開口部13aと連通する中央吸入口14
aを有しており、モータ15によって回転することによ
ってこの中央吸入口14aから吸入側温調室13内の温
調された空気を吸い込み、ターボファンの羽根部14b
の隙間から放射方向に吸入した空気を吹き出すものであ
る。この吹き出された空気は、吹出室16のガイド空間
16aから吹出空間16bに流れ込み、ロータリーダン
パ20によって選択された吹出口17,18,19から
吹き出すものである。
【0028】ロータリーダンパ20は、図3及び図4に
示す第2の駆動手段51によって回動する。この第2の
駆動手段51は、吹出室16の底面ケース16cに取付
られたモータアクチュエータ40と、このモータアクチ
ュエータ40の駆動によって回転する駆動軸41と、こ
の駆動軸41の両側に取付られたピニオン42,42
と、このピニオン42,42が噛合するラック43,4
3とによって構成される。これによって、モータアクチ
ュエータ40が駆動することによってピニオン42,4
2が回転し、ラック43,43を回動させることによっ
てロータリーダンパ20をガイド49,49に沿って回
動させることができ、吹出モードを設定するものであ
る。
【0029】尚、ロータリーダンパ20は、前記吹出室
16の円筒状の内周面に沿って回動できるように、円弧
状の断面を有し、中央部分に前記吹出口17,18,1
9を開放する開口部20aが形成されている。これによ
って、前記開口部20aがベント吹出口17のみを開放
するベントモード、ベント吹出口17及びフット吹出口
18を所定の割合で開放するバイレベルモード、フット
吹出口18のみを開放するヒートモード、フット吹出口
18とデフ吹出口19を所定の割合で開放するデフヒー
トモード、デフ吹出口19のみを開放するデフモードを
吹出モードとして設定できるものである。
【0030】図5乃至図7で示す第2の実施例は、前記
ロータリーダンパ20及び前記ミックスドア12をワイ
ヤハーネス70,71で動作させるようにしたものであ
る。この場合、ロータリーダンパ20及びミックスドア
12の回動の中心を支持する回動軸80が必要であるた
め、ロータリーダンパ20及びミックスドア12の軸方
向の一方の端部には扇型の側面20b及び12bが設け
られてロータリーダンパ20及びミックスドア12と前
記回動軸80とを接続している。尚、回動軸80は、一
方が前記吹出室16の底面ケース16cに支持され、他
方が図7に示す支持部材60の中央部分60aに支持さ
れているものである。
【0031】また、ロータリーダンパ20及びミックス
ドア12の他方の端部であって、前記吸入側温調室13
の開口部13a側は、空気が通過できるように開口部2
0d,12dが形成されている。この開口部20d,1
2dは図7に示す支持部材60の吸入口60bと連通
し、さらにこの支持部材60の開口部60cは、前記吹
出室16のガイド空間16aと吹出空間16bとを連通
するものである。
【0032】これによって、第2の実施例においては、
第1の実施例に比べて空気流路部分の構造が複雑になる
ものの、ロータリーダンパ20及びミックスドア12を
駆動する駆動手段を簡略化することができるものであ
る。尚、第2の実施例において、第1の実施例と同様の
箇所、同様の作用を行う箇所には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0033】以上の第1の実施例及び第2の実施例にお
いては、ミックスドア12を前記吹出室16の外周線上
に配し、ミックスドア12を前記ロータリーダンパ20
との同一円周上で回動させるようにしたものである。こ
れに対して、図8に示す第3の実施例は、ミックスドア
12を吸入側温調室の円周上で回動するように構成した
もので、これによってヒータコア8を前記吹出室16の
外周線から内側に配することができるようになった。こ
のため、空調ユニット1をさらに小型化することができ
るようになるものである。尚、第3の実施例において、
第1及び第2の実施例と同様の箇所、同様の作用を行う
ものは、同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、送風機を熱交換器の下流側に配して上流側の構造を
小型化すると共に、円筒形状の吸入側温調室及び円筒形
状の吹出室の側部に送風機を配したことによって、吹出
側の構造も小型化することができるものである。これに
よって、スペース効率を向上させることができる。ま
た、ターボファンを使用することによってファン効率を
向上させることができ、省電力を達成できる。また、冷
却用熱交換器と加熱用熱交換器の下流側に配した温調室
と吹出室の間に送風機を配したことによって送風機によ
る攪拌効果により温風と冷風の混合性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調ユニットの概略構成図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の空調ユニットの側
部断面図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例の空調ユニットの縦
断面図である。
【図4】第1の実施例のロータリーダンパ及びミックス
ドアの駆動を説明する説明図である。
【図5】本発明に係る第2の実施例の空調ユニットの縦
断面図である。
【図6】第2の実施例のロータリーダンパ及びミックス
ドアの駆動を説明する説明図である。
【図7】第2の実施例の支持部材の構成を示した説明図
である。
【図8】本発明に係る第3の実施例の空調ユニットの側
部断面図である。
【符号の説明】
1 空調ユニット 2 空調ダクト 6 インテークユニット 7 冷却用熱交換器(エバポレータ) 8 加熱用熱交換器(ヒータコア) 10 冷風取入口 11 温風取入口 12 温調手段(ミックスドア) 13 吸入側温調室 14 送風機 16 吹出室 17 ベント吹出口 18 フット吹出口 19 デフ吹出口 20 モード切換手段(ロータリーダンパ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ダクトの上流側に配され、吸入空気
    を外気導入モード、内気循環モード若しくは混合モード
    に選択するインテークユニットと、 このインテークユニットの下流側に配され、吸入空気を
    冷却する冷却用熱交換器と、 この冷却用熱交換器の下流側に配され、この冷却用熱交
    換器を通過した空気を加熱する加熱用熱交換器と、 前記冷却用熱交換器と連通する冷風取入口と、前記加熱
    用熱交換器と連通する温風取入口と、これら冷風取入口
    と温風取入口との開口割合を調節する温調手段とを有す
    る吸入側温調室と、 この吸入側温調室を覆うように該吸入側温調室の外周側
    に配され、ベント吹出口、フット吹出口、及びデフ吹出
    口が開口すると共に、これらの吹出口を開閉するモード
    切換手段を有する吹出室と、 前記吸入側温調室と前記吹出室の間に配され、前記吸入
    側温調室から温調された空気を吸引して前記吹出室に吐
    出する送風機とを具備することを特徴とする空調ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記吸入側温調室は円筒状に形成され、
    前記吹出室はこの円筒状の吸入側温調室の外周を覆うよ
    うに円筒状に形成され、前記送風機は前記吸入側温調室
    及び前記吹出室の軸方向の一端に配されることを特徴と
    する請求項1記載の空調ユニット。
  3. 【請求項3】 前記送風機は、遠心式送風機であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の空調ユニット。
JP10695295A 1995-04-06 1995-04-06 空調ユニット Pending JPH08276722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10695295A JPH08276722A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 空調ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10695295A JPH08276722A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 空調ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08276722A true JPH08276722A (ja) 1996-10-22

Family

ID=14446701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10695295A Pending JPH08276722A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 空調ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08276722A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025827A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置のインテークボックス
JP2011218823A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Denso Corp 空気通路開閉装置
WO2015075912A1 (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 株式会社デンソー 空調装置
WO2016170862A1 (ja) * 2015-04-24 2016-10-27 株式会社デンソー 車両用空調装置
JP2016203823A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 株式会社デンソー 車両用空調装置
WO2019021707A1 (ja) * 2017-07-25 2019-01-31 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
JP2019135137A (ja) * 2017-07-25 2019-08-15 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
US10434843B2 (en) 2015-03-03 2019-10-08 Denso Corporation Air-conditioning unit for vehicle
US10899190B2 (en) 2016-12-14 2021-01-26 Denso Corporation Air conditioner

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4655256B2 (ja) * 2001-07-10 2011-03-23 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ 車両用空調装置のインテークボックス
JP2003025827A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置のインテークボックス
JP2011218823A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Denso Corp 空気通路開閉装置
CN105764721B (zh) * 2013-11-20 2018-03-13 株式会社电装 空调装置
WO2015075912A1 (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 株式会社デンソー 空調装置
JP2016011101A (ja) * 2013-11-20 2016-01-21 株式会社デンソー 空調装置
CN105764721A (zh) * 2013-11-20 2016-07-13 株式会社电装 空调装置
US20160288609A1 (en) * 2013-11-20 2016-10-06 Denso Corporation Air conditioning device
US10369862B2 (en) 2013-11-20 2019-08-06 Denso Corporation Air conditioning device
US10434843B2 (en) 2015-03-03 2019-10-08 Denso Corporation Air-conditioning unit for vehicle
JP2016203823A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 株式会社デンソー 車両用空調装置
CN107531125A (zh) * 2015-04-24 2018-01-02 株式会社电装 车辆用空调装置
JPWO2016170862A1 (ja) * 2015-04-24 2017-08-17 株式会社デンソー 車両用空調装置
WO2016170862A1 (ja) * 2015-04-24 2016-10-27 株式会社デンソー 車両用空調装置
US10549598B2 (en) 2015-04-24 2020-02-04 Denso Corporation Vehicle air-conditioning apparatus
US10899190B2 (en) 2016-12-14 2021-01-26 Denso Corporation Air conditioner
WO2019021707A1 (ja) * 2017-07-25 2019-01-31 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
JP2019135137A (ja) * 2017-07-25 2019-08-15 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
US11407271B2 (en) 2017-07-25 2022-08-09 Denso Corporation Air-conditioning unit for vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3937626B2 (ja) 車両用空調装置
WO2020153064A1 (ja) 車両用空調装置
JPH08276722A (ja) 空調ユニット
JP2004161059A (ja) 車両用空調装置
JP3653848B2 (ja) 車両用空調装置
JPS6229411A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH1016531A (ja) 車両用空調装置
JPS61188214A (ja) 自動車用空調装置
JP3694990B2 (ja) 車両用空調装置
JP4075206B2 (ja) 車両用空調装置
JP2598719B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002370520A (ja) 車両用空調装置
JP2004230972A (ja) 車両用空調装置
JP4655256B2 (ja) 車両用空調装置のインテークボックス
JP4538815B2 (ja) 車両用空調ユニット
JPS62155115A (ja) 車両用空気調和装置
JP3169060B2 (ja) 車両用空調装置の送風ユニット
JP2003080921A (ja) 送風装置および車両用空調装置
WO2020170753A1 (ja) 車両用空調ユニット
KR20230132011A (ko) 차량의 공조장치
JP2002362132A (ja) 車両用空調装置
KR101199794B1 (ko) 차량용 공조장치
JP2002166720A (ja) 車両用空調装置
JPS62137215A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS5827846Y2 (ja) 自動車用空気調和装置