JPH0827644A - 織機用コップ交換装置 - Google Patents

織機用コップ交換装置

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JPH0827644A
JPH0827644A JP18087594A JP18087594A JPH0827644A JP H0827644 A JPH0827644 A JP H0827644A JP 18087594 A JP18087594 A JP 18087594A JP 18087594 A JP18087594 A JP 18087594A JP H0827644 A JPH0827644 A JP H0827644A
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JP
Japan
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cup
new
weft
shuttle
tongue
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JP18087594A
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English (en)
Inventor
Takashi Muto
任 武藤
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Nippon Felt Co Ltd
Original Assignee
Nippon Felt Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コップの交換に於いて新たなコップの木管を
シャットルの起立状態のトングに装着する際に、その木
管とシャットルとの間によこ糸が巻き込まれることを防
止する。 【構成】 新旧よこ糸34・4を結合する作業を行う架
台25のよこ糸4が通る道上に吸引孔61を設け、吸引
孔61と負圧発生装置62とを吸気管63を介して連結
する。よこ糸結合作業後、よこ糸4の吸引孔61を横切
る部分4aを吸引しつつ新木管35をトング18に挿入
する作業を行う。 【効果】 新コップ32から引き出されるよこ糸を緊張
状態にして垂れ下がりを防止しつつ、木管をトングに挿
入する作業を行うことができ、よこ糸の木管とトングと
の間への巻き込みを防止して、よこ糸の切れなどの不具
合の発生をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たて糸間を飛走するシ
ャットルに装着される木管によこ糸を巻装してなるコッ
プを交換するための装置に関し、特に、コップ交換時に
新たなコップを起立状態の木管挿抜用トングに装着する
ようにした織機用コップ交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製紙用抄紙機に於ては、湿紙を
対向ロール間で圧縮して湿紙の水分を除去しているが、
そのロールには、比較的幅の広い無端ベルト状のプレス
フェルト等が用いられている。そのプレスフェルトは、
基布の上にウェッブを重ねたバットをニードリングによ
って植毛してつくられる。
【0003】上記基布の製織過程で、たて糸は、ワープ
ビームにセットされて連続的に供給されるが、よこ糸
は、シャットルに装着されたコップにより供給される。
従って、上記した幅広のプレスフェルト用基布を製織す
るためには、シャットルの往復の回数が一定に達する度
毎にコップを交換する必要がある。またその都度、古い
コップの旧よこ糸と次に用いられる新しいコップの新よ
こ糸とを、例えば溶着により結合する作業も必要であ
る。
【0004】上記したコップの交換及びよこ糸の結合な
どを自動的に行う装置として、例えば同一出願人による
特開平2−154030号公報に開示されているものが
ある。この装置では、シャットルをたて糸間を往復飛走
させるためのシャットルボックスをたて糸の両側方に配
置すると共に、シャットルをコップ交換時にシャットル
ボックスのシャットル受容室から引き出す装置と、古い
コップのよこ糸と新たなコップのよこ糸とを順次結糸装
置まで引き出し、かつ古いコップと新しいコップとを交
換するべく木管を選択的に把持し得るハンドを設けられ
たロボットとを有している。
【0005】上記装置に於いて、木管は、シャットルに
対して起立倒伏し得るようにされた木管挿抜用トングを
介してシャットルに着脱自在に装着されている。コップ
を交換する際には、先ず、シャットルを所定の位置に固
定し、ロボットハンドにより、古いコップの木管を起こ
しかつトングから抜き取る。そして、ロボットハンドに
より、新たなコップの木管を貯留された所から移送し、
起立状態のトングに相対的に挿入して装着し、新たなコ
ップを倒伏させることにより、新たなコップを用いて製
織を再開することができる。
【0006】しかしながら、新たなコップからよこ糸が
ほぐれていると、新たなコップの木管を起立状態のトン
グに装着する際に、その木管の基端面とトングの相対す
る肩面との間によこ糸が巻き込まれる虞がある。よこ糸
が巻き込まれた場合には、コップ装着後にシャットルを
シャットルボックスに入れる際によこ糸を切断してしま
ったり、よこ糸につれが生じた場合には、袋状に織る基
布の袋耳部のたて糸の切れの原因になる等の問題が発生
するばかりでなく、修復のために多大な時間を消費して
しまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、新たなコップの木
管を起立状態のトングに装着する際に、その木管とシャ
ットルとの間によこ糸が巻き込まれることを防止し得る
織機用コップ交換装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、木管によこ糸を巻装してなるコップを該木
管挿抜用トングを介して起立倒伏し得るように着脱自在
に保持するシャットルを、たて糸間にて選択的に往復飛
走させる織機に於いて、よこ糸が所定以上消費された場
合に、消費された古いコップと貯留された新たなコップ
との間で、それぞれのよこ糸同士を引き出して結糸し、
前記古いコップを前記シャットルから取り外し、前記新
たなコップを起立状態の前記トングに装着するようにさ
れた織機用コップ交換装置であって、前記新たなコップ
を前記起立状態のトングに装着する際に、前記新たなコ
ップの木管と前記トングとの間によこ糸が挟まれること
を防止するべく、前記新たなコップを前記起立状態のト
ングに装着する際の前記よこ糸の通り道上に設けられた
吸引孔と、前記よこ糸の前記新たなコップと前記吸引孔
との間の部分に張力を発生させるべく前記吸引孔に連結
された吸気手段とを有することを特徴とする織機用コッ
プ交換装置を提供することにより達成される。
【0009】
【作用】このようにすれば、新たなコップと古いコップ
とを交換するべく、新たなコップを起立状態のトングに
装着する際には、新たなコップから引き出されているよ
こ糸が吸引孔にて吸引されるため、その新たなコップと
吸引孔との間にて緊張した状態になるようによこ糸に張
力を生じさせることができるため、新たなコップに巻か
れているよこ糸が巻き緩むことがなく、その木管の基部
と木管挿抜用トングとの間に巻き込まれることを防止で
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0011】図1は、抄紙用プレスフェルトの基布を製
織するために用い得る本発明に基づくコップ交換装置の
一実施例を示す平面図であり、その矢印II線及びIII−I
II線について見た図2及び図3と、図4の斜視図とを参
照して以下に構成を示す。
【0012】図1及び図2の左方にて図示されない基布
が織り込まれるが、図の右側にはシャットルボックス1
が配設され、基布の左方にはシャットルボックス1と対
向するように図示されない同様のシャットルボックスが
設けられている。本装置では、2つのシャットル2を用
いて、基布を例えば2層に織り込むようにしており、各
シャットル2が、シャットルボックス1の図2及び図3
に示されるように上下2段のシャットル打ち出し室10
a・10bから図示されないハンマ装置により交互に打
ち出され、かつ対向するシャットルボックスから打ち返
されることにより、たて糸間を図の矢印Aの向きにそれ
ぞれ繰り返し往復飛走して、たて糸3によこ糸4が織り
込まれ、図示されない綾と筬を用いて基布が織り上げら
れる。また、本実施例にあっては、図1に於ける下方を
手前側として図示された右側のシャットルボックス1側
にてコップ交換を行う。
【0013】シャットル2の移動方向に沿ってチャンネ
ル材などからなる固定フレーム5が配設されており、図
2に示されるように固定フレーム5に延設されたスライ
ドレール6により、シャットル可動装置7の可動架台8
が往復動自在に支持されている。この可動架台8は、ス
ライドレール6に同様に支持された可動ブラケット9に
固設された小エアシリンダ11と、その可動ブラケット
9に連結されかつ固定フレーム5に固設された大エアシ
リンダ12とにより、図2の矢印Bにより示される向き
に2段階のストローク長をもって往復動する。シャット
ル可動装置7には、シャットル2の先端部を負圧力をも
って支持するためのサクションパッド13を有するアー
ム部14が、一対のロッドガイド15により、図2の矢
印Cにより示される向きに往復動自在にガイドされ、か
つ図2に於ける上下方向にエアシリンダ16により駆動
される。なお、サクションパッド13には図示されない
負圧発生手段が連結されている。
【0014】両シャットル2は同じものであるため、以
下に、一方のシャットル2について示す。シャットル2
の胴体中央部にてシャットル2の飛走方向に長く凹設さ
れた溝部17の一端部には、溝部17の長手方向に直交
する枢軸にてトング18が傾動自在に設けられている。
このトング18に、コップとしてよこ糸を巻装される木
管21の基端部が着脱自在に挿抜され、挿入状態で木管
21がトング18により保持される。木管21によこ糸
を巻装してなるコップ19が、シャットル2の飛走時に
は図1の想像線に示されるように溝部17内に横倒し状
態に保持され、シャットル2の側面のシャットルアイか
らよこ糸4が繰り出される。
【0015】所定の往復回数をシャットル2が飛走し
て、コップ19からよこ糸4が所定以上消費された後に
は、その古いコップ19を交換するが、そのシャットル
2を、図示されないブレーキ装置によりシャットルボッ
クス1内に停止させる。
【0016】前記したようにサクションパッド13によ
りシャットル2の先端部を吸着して、シャットル可動装
置により図2の実線により示される状態まで、例えば筬
と一体化されたシャットルレースとしての支持台23の
上面の所定の位置に引き出してからコップ19の交換を
行うが、シャットル2の持ち上りを防止するため、図示
されない固定フレームに固設された固定エアシリンダ2
2が配設されている。
【0017】図1に示されるように、位置決めされたシ
ャットル2の側方に配設された共通架台25上には多関
節型ロボット24が固設されている。ロボット24のア
ーム26の先端部には、図3及び図4に示されるよう
に、木管把持用ハンド27と、よこ糸把持用ハンド28
と、木管係合用ハンド29とが設けられている。
【0018】木管把持用ハンド27は、互いに平行に延
出されかつ木管21を把持するべく開閉駆動される一対
の爪を有し、よこ糸把持用ハンド28は、固定爪部と、
固定爪部と共働してよこ糸4を挾持するべく開閉駆動さ
れる可動爪とからなる。また、木管係合用ハンド29
は、よこ糸把持用ハンド28の可動爪の支持軸の一端部
に形成された球状頭部を有して、木管21の先端の開口
部に係合可能である。
【0019】また、共通架台25の図1に於ける右上部
には、古いコップ19を回収するための排出シュートの
コップ回収用投入口31が開口しており、共通架台25
の右方には、次に用いられる新コップ32を貯留するた
めのコップ貯留装置33が設けられている。新コップ3
2は、古いよこ糸4に結合されることとなる新よこ糸3
4を新木管35に巻装してなり、コップ貯留装置33に
順次セットされる。
【0020】共通架台25の図1に於ける右下部には、
古いよこ糸4と新よこ糸34とを結合するためのよこ糸
結糸装置36が配設されている。また、よこ糸結糸装置
36の近傍には、シャットル2に装着されている古いコ
ップ19から繰り出されたよこ糸4をよこ糸結糸装置3
6に向けてガイドするための掛け具37と、コップ貯留
装置33にある新コップ32から繰り出された新よこ糸
34を同様にガイドするための掛け具38とが、それぞ
れ適所に配設されている。また、共通架台25上には、
シャットル2側から繰り出されたよこ糸4を、掛け具3
7とは相反する側からよこ糸結糸装置36に向けてガイ
ドするための固定ガイド棒39が配設されている。また
共通架台25には、よこ糸4と新よこ糸34との結合部
分の基布に於けるピッチをずらすべく、固定ガイド棒3
9との間隔を可変にするように、図1の矢印Dの向きに
往復動可能な可動ガイド棒41を有する結合点可変装置
と、新よこ糸34の先端部を支持するためのクランプ装
置42と、よこ糸4に結合された新よこ糸34の残余分
を回収するための残糸回収装置43とが、それぞれ所定
の位置に配設されている。
【0021】前記したよこ糸結糸装置36は、図3及び
図4に良く示されるように、共通架台25上に立設され
た枢軸により支持された溶着機45を有し、溶着機45
本体の遊端部の下端面から下方に向けて往復動自在な溶
着ホーンと対向して共通架台25上に設けられた溶着機
用アンビルとの間に新旧のよこ糸同士を挟んで溶着する
ものである。なお、旧よこ糸4と新よこ糸34とを3箇
所で互いに交差させるべくガイドするための一対の位置
決めピン46が溶着機用アンビル部に設けられていると
共に、結合後のよこ糸の不必要な部分を切除するための
よこ糸切断機と、結合後のよこ糸4と新よこ糸34を位
置決めピン46から掛け外すための掛け外し機とが設け
られている。
【0022】このようにして構成された織機用自動コッ
プ交換装置にあっては、位置決めされたシャットル2
と、コップ貯留装置33にある新コップ32と、共通架
台25に設けられた前記各機器とが、それぞれロボット
24のアーム26の可動範囲内に配設されている。そし
て、図示されない制御装置によりあらかじめプログラム
された作業フローに基づいて上記各機器が自動運転する
ようにされる。
【0023】また、よこ糸4をシャットル2から繰り出
した際に、シャットル2と基布との間のよこ糸4が弛ま
ないようにするべく、図示されない固定フレームに支持
された弛み防止装置51が設けられている。この弛み防
止装置51は、図2及び図4に示されるように、固定リ
ング52と、その固定リング52内にてよこ糸4を把持
し得る可動ハンド53とを有している。可動ハンド53
は、ハンド開閉用アクチュエータを介してエアシリンダ
54のロッドの先端に設けられており、エアシリンダ5
4により上下方向に往復動する。
【0024】そして、図1及び図4に示されるように、
本装置の共通架台25の中央部には、コップ交換時にシ
ャットル2と固定ガイド棒39との間に掛け渡されたよ
こ糸4の通り道上になる位置に吸引孔61が設けられて
いる。共通架台25の側方には吸気手段としての負圧発
生機62が配設されており、吸引孔61の底部と負圧発
生機62とが吸気管63を介して互いに連結されてい
る。
【0025】次に、本装置によるコップ交換時の作動要
領を示す。
【0026】まず、よこ糸把持用ハンド28により、コ
ップ貯留装置33にある新コップ32の新よこ糸34の
先端部を把持しつつ引き出し、掛け具38に掛けた後、
両位置決めピン46間に斜めに掛け渡す。クランプ装置
42を介して残糸回収装置43内に新よこ糸34の先端
を入れて、図1に示される状態に新よこ糸34がセット
される。シャットル2を飛走させて製織を行っていると
きには、シャットル可動装置7は、大エアシリンダ12
とエアシリンダ16とを縮めた状態にすることにより、
図2の矢印イにより示される想像線により示される待機
位置にある。
【0027】一方のシャットル2が所定回数打ち込まれ
た後には、そのシャットル2をシャットルボックス1シ
ャットル内にて停止させ、エアシリンダ16を伸ばしか
つ小エアシリンダ11を縮めて、シャットル打ち出し室
10a内の図2の矢印ロにて示される想像線に示される
ようにアーム部14が挿入され、サクションパッド13
をシャットル2の先端部に当接させる。サクションパッ
ド13によりシャットル2の先端部を吸着し、大エアシ
リンダ12を伸ばして、支持台23の支持面23a上の
図の実線により示される位置までシャットル2を引き出
す。そして、固定エアシリンダ22のロッドを待機位置
からシャットル2の上面に下降させて、シャットル可動
装置7と共働してシャットル2を位置決め固定する。
【0028】交換すべき古いコップ19については、ロ
ボット24のアーム26を駆動して、シャットル2内に
て倒伏状態にあるコップ19の木管21の先端の開口部
に木管係合用ハンド29を係合させつつ木管21を起立
させた後、そのコップ19から繰り出されているよこ糸
4をよこ糸把持用ハンド28により把持して引き出す。
コップ19から引き出されたよこ糸4は、固定ガイド棒
39を介して可動ガイド棒41に掛けられた後、両位置
決めピン46間にて前記した新よこ糸34に対して互い
違いになるように掛け渡され、更に掛け具37に掛けら
れて、図1に示される状態にセットされる。
【0029】次に、よこ糸結糸装置36にセットされた
よこ糸4及び新よこ糸34の3箇所の交点を、溶着機4
5にて前記したように溶着ホーン及びアンビルにより挾
持して溶着結合する。その後、よこ糸4及び新よこ糸3
4の不必要な部分をよこ糸切断機によりそれぞれ切除し
て、よこ糸4と新よこ糸34とを一本に結合された状態
にする。そして、1本化された新旧のよこ糸34・4の
結合部分を掛け外し機により位置決めピン46から掛け
外す。また、ロボット24により、旧コップ19の木管
21をトング18から引き抜き、コップ回収用投入口3
1に捨てる。
【0030】よこ糸結合作業終了後には、前記した負圧
発生機62を例えばよこ糸結合後から作動させて、吸引
孔61を横切る旧よこ糸4を孔内に吸引する。その吸引
状態のまま、ロボット24により、コップ貯留装置33
にある次に用いられる新コップ32の新木管35を把持
してシャットル2に向けて移動し、起立状態にあるトン
グ18に挿入する。この時、よこ糸の上記吸引孔61を
横切る部分4aが吸引孔61内に吸引されることによ
り、吸引孔61と新コップ32との間のよこ糸34に張
力が発生し、新よこ糸34の新コップ32から引き出さ
れる部分が適度に緊張し、不必要に垂れ下がることがな
い。従って、新木管35をトング18に挿入する際に、
新木管35の基端面35aと、基端面35aに対応する
トング18の肩面18aとの間に、新よこ糸34が挟ま
れることを防止でき、トング18への巻き込みが生じな
い。
【0031】そして、新コップ32を溝部17内に倒伏
させてセットして、シャットル2をシャットルボックス
1内に戻した後シャットルボックス1から打ち出して、
織り込みを開始する。
【0032】なお、負圧発生機62としては、掃除機や
真空ポンプなどが考えられる。
【0033】
【発明の効果】このように本発明によれば、コップ交換
時に新たなコップを起立状態のトングに装着する際に
は、新たなコップの木管とシャットルとの間によこ糸が
挟まれることを防止できるため、そのようなよこ糸の挟
み込み時に於ける修復作業を無くすことができ、稼動率
を向上し得るなど、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく織機用コップ自動交換装置の全
体を示す平面図。
【図2】図1の矢印II線からみた装置の正面図。
【図3】図1の矢印III−III線からみた装置の要部側面
図。
【図4】装置の要部を示す斜視図。
【符号の説明】
1 シャットルボックス 2 シャットル 3 たて糸 4 よこ糸 4a 部分 5 固定フレーム 6 スライドレール 7 シャットル可動装置 8 可動架台 9 可動ブラケット 10a・10b シャットル打ち出し室 11 小エアシリンダ 12 大エアシリンダ 13 サクションパッド 14 アーム部 15 ロッドガイド 16 エアシリンダ 17 シャットル溝部 18 トング 18a 肩面 19 コップ 21 木管 22 固定エアシリンダ 23 支持台 24 ロボット 25 共通架台 26 アーム 27 木管把持用ハンド 28 よこ糸把持用ハンド 29 木管係合用ハンド 31 コップ回収用投入口 32 新コップ 33 コップ貯留装置 34 新よこ糸 35 新木管 35a 基端面 36 よこ糸結糸装置 37・38 掛け具 39 固定ガイド棒 41 可動ガイド棒 42 クランプ装置 43 残糸回収装置 45 溶着機 46 位置決めピン 51 弛み防止装置 52 固定リング 53 可動ハンド 54 エアシリンダ 61 吸引孔 62 負圧発生機 63 吸気管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木管によこ糸を巻装してなるコップを該
    木管挿抜用トングを介して起立倒伏し得るように着脱自
    在に保持するシャットルを、たて糸間にて選択的に往復
    飛走させる織機に於いて、よこ糸が所定以上消費された
    場合に、消費された古いコップと貯留された新たなコッ
    プとの間で、それぞれのよこ糸同士を引き出して結糸
    し、前記古いコップを前記シャットルから取り外し、前
    記新たなコップを起立状態の前記トングに装着するよう
    にされた織機用コップ交換装置であって、 前記新たなコップを前記起立状態のトングに装着する際
    に、前記新たなコップの木管と前記トングとの間によこ
    糸が挟まれることを防止するべく、前記新たなコップを
    前記起立状態のトングに装着する際の前記よこ糸の通り
    道上に設けられた吸引孔と、前記よこ糸の前記新たなコ
    ップと前記吸引孔との間の部分に張力を発生させるべく
    前記吸引孔に連結された吸気手段とを有することを特徴
    とする織機用コップ交換装置。
JP18087594A 1994-07-08 1994-07-08 織機用コップ交換装置 Pending JPH0827644A (ja)

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