JPH08274147A - ウェハ保持装置 - Google Patents

ウェハ保持装置

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JPH08274147A
JPH08274147A JP7408195A JP7408195A JPH08274147A JP H08274147 A JPH08274147 A JP H08274147A JP 7408195 A JP7408195 A JP 7408195A JP 7408195 A JP7408195 A JP 7408195A JP H08274147 A JPH08274147 A JP H08274147A
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JP
Japan
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heating resistor
resistor
resistance value
temperature
resistance
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JP7408195A
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English (en)
Inventor
Kazuichi Kuchimachi
和一 口町
Yasunori Kawabe
保典 川辺
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ウェハ保持面を成すセラミックス基体11中
に、順次通電する第1発熱抵抗体12、第2発熱抵抗体
13を埋設し、第2発熱抵抗体13に対する第1発熱抵
抗体12の抵抗値の比を1.5〜4としてウェハ保持装
置を構成する。 【効果】各発熱抵抗体に過電流が流れることを防止でき
るため、セラミックス基体11やリード線等に破損が生
じることなく、急速昇温が可能で300℃以上の高温域
で高出力を発生させることができる。また、一定電圧の
ON−OFFを繰り返すPID制御でコントロールでき
るため、使用が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置や液晶等の
製造工程中に半導体ウェハや液晶用ガラス基板等のウェ
ハを当接した状態で保持するために使用するサセプタや
静電チャック等のウェハ保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、半導体ウェハ
に薄膜を形成するためのCVD装置や、上記ウェハに微
細加工を施すためのドライエッチング装置においては、
ウェハを処理室内で保持するために、サセプタや静電チ
ャック等のウェハ保持装置が使用されている。
【0003】図4に示すように、サセプタ10は円板状
をしたセラミックス製の基体11の内部に発熱抵抗体1
6を埋設した構造となっている。このサセプタ10上に
ウェハ30を載置してクランプリング(不図示)等で押
さえ付けて保持するとともに、電源14より発熱抵抗体
16に通電し、ウェハ30を加熱できるようになってい
る。
【0004】また、図5に示すように、静電チャック2
0は、円板状をしたセラミックス製の基体21の内部に
電極23を埋設し、この電極23とウェハ30間に電源
25より電圧を印加することにより静電吸着力を生じ、
ウェハ30を基体21上に吸着固定するものである。そ
して、上記基体21内に発熱抵抗体26を埋設し、電源
24より通電することによってウェハ30を加熱するよ
うになっている。
【0005】なお、これらのウェハ保持装置は、半導体
ウェハに限らず液晶用ガラス基板等の保持にも使用され
ている。
【0006】上記サセプター10や静電チャック20を
成す基体11、21の材質は、アルミナ等のセラミック
スが使用されているが、近年ハロゲン系プラズマへの耐
食性が高く、熱伝導率の高い窒化アルミニウム質セラミ
ックスを用いることが提案されている(特開平6−15
1332号公報等参照)。この場合、基体11、21の
内部に埋設する発熱抵抗体12、22は、W,Mo,W
C,TiC,TiN等が用いられ、これらの導電材を含
むペーストを窒化アルミニウムのグリーンシート上に所
定のパターンで印刷し、これを積層して一体焼成するこ
とによって製造している。
【0007】また、これらのウェハ保持装置において、
発熱抵抗体16、26への通電による昇温速度や加熱温
度等を制御するためには以下の方法が用いられている。
【0008】熱電対によって温度を測定し、この測定
温度と連動して印加する電圧を変化させる。
【0009】120V等の一定電圧を用い、ON−O
FFを繰り返すことによって昇温速度や加熱温度を制御
する。
【0010】120V等の一定電圧を印加し、一定時
間後ON−OFFを繰り返して加熱温度を制御する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記ウェハ保持装置へ
の通電方法のうち、の電圧を調整する方法は制御が困
難であるため、通常は又はのように電圧を一定にし
ておいて、そのON−OFFを繰り返すことによる制御
(PID制御という)が一般的であった。
【0012】また、これらのウェハ保持装置は輻射や伝
導による熱の逃げを考慮して大きな出力を要求されてお
り、通常300℃以上の高温に加熱して使用されること
から、発熱抵抗体16、26は使用温度域にて所定の抵
抗値を示すように設計されている。
【0013】ところが、一般に発熱抵抗体16、26を
成す導電材は温度が上昇するに従って抵抗値が高くなる
傾向があるため、上記発熱抵抗体16、26の常温の抵
抗値は所定値よりも低くなることから、上記又はの
方法で一定電圧を印加する場合、常温では過電流が流れ
てしまうという恐れがあった。
【0014】例えば、電圧120Vの電源14、24を
使用し、500℃にて1500W必要な場合、500℃
での発熱抵抗体16、26の抵抗値は9.6Ωとなり、
12.5Aの電流が流れることになる。いま、この発熱
抵抗体16、26がWCからなる場合、500℃の抵抗
値は常温の約3倍となることから、常温での抵抗値は
3.2Ωとなり、120Vの電圧を印加すると37.5
Aの電流が流れることになる。このように20A以上の
過電流が流れると、急激な温度変化により熱応力が生
じ、基体11、21にクラックが生じたり、発熱抵抗体
16、26に通電するためのリード線やターミナルが破
損する等の問題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、ウェ
ハ保持面を成すセラミックス基体中に、順次通電する第
1〜第n発熱抵抗体(n≧2)を埋設し、第m発熱抵抗
体(m=2〜n)に対する第m−1発熱抵抗体の抵抗値
の比を1.5〜4としてウェハ保持装置を構成したもの
である。なお、上記抵抗値の比とは、常温での抵抗値の
比のことである。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図によって説明する。
【0017】図1に示すサセプタ10は、円板状をした
セラミックス製の基体11の内部に2種類の第1発熱抵
抗体12、第2発熱抵抗体13を埋設し、これらに通電
するための電源14と2種類の第1発熱抵抗体12、第
2発熱抵抗体13に通電を切り換えるためのスイッチ1
5を備えてなり、基体11上にウェハ30を載置するよ
うにしたものである。
【0018】上記第1発熱抵抗体12の常温での抵抗値
1 は、例えば常温から300℃の温度域で最適な値と
なるように設定されている。一方、第2発熱抵抗体13
の常温での抵抗値R2 は上記抵抗値R1 よりも低いが、
300℃以上の温度域に加熱された場合に最適な抵抗値
となるように設定されている。
【0019】そして、このサセプタ10を使用する場合
は、まずスイッチ15で高抵抗側の第1発熱抵抗体12
に通電して加熱し、熱電対等の温度検出手段(不図示)
で基体11の温度を検出して、300℃以上になるとス
イッチ15を切り換えて低抵抗側の第2発熱抵抗体13
に通電するようになっている。つまり、最初は常温から
300℃の温度域で最適の抵抗値R1 を持った第1発熱
抵抗体12に通電して加熱するが、温度上昇に伴って抵
抗値が高くなるため、発熱量が低下することになる。一
方、第2発熱抵抗体13の抵抗値R2 も温度上昇に伴っ
て高くなり、300℃以上の温度域では最適な抵抗値と
なる。そこで、300℃以上となった時点で、第1発熱
抵抗体12から第2発熱抵抗体13に通電を切り換えれ
ば、常に最適の抵抗値を持った発熱抵抗体に通電できる
ことから、過電流が生じることはなく、効率的に加熱す
ることができるのである。
【0020】なお、上記実施例ではスイッチ15を切り
換える設定温度を300℃としたが、この設定温度は使
用条件等に応じて自由に調整すれば良い。また、最適な
抵抗値とはサセプタ10の形状、寸法や使用条件によっ
て異なるが、20A以上の過電流が流れないような抵抗
値としておけば良い。
【0021】このような効果を奏するためには、二つの
第1発熱抵抗体12、第2発熱抵抗体13の抵抗値の比
が重要となり、第2発熱抵抗体13の常温での抵抗値R
2 に対する、第1発熱抵抗体12の常温での抵抗値R1
の比R1 /R2 を1.5〜4の範囲内としてある。これ
は、上記抵抗値の比R1 /R2 が1.5未満であると、
抵抗値の違いが小さすぎて上記のような効果を得られな
くなるためであり、一方抵抗値の比R1 /R2 が4を超
えると、抵抗値の違いが大きすぎてスイッチ15を切り
換えた時に滑らかな温度上昇ができなくなるためであ
る。
【0022】さらに、温度を検出するための手段として
は、上記熱電対によるものに限らず、例えば第1発熱抵
抗体12又は第2発熱抵抗体13の抵抗値を測定する手
段を備え、この抵抗値の変化によって温度変化を検出す
ることもできる。あるいは、予めタイマー等で一定時間
後にスイッチ15を切り換えるようにしても良い。
【0023】また、図1では2つの第1発熱抵抗体1
2、第2発熱抵抗体13を備えた例を示したが、3つ以
上の発熱抵抗体を備え、2回以上の切替えを行えば、よ
り細かな温度変化に対応することができる。この場合
は、順次通電する第1〜第n(n≧2)発熱抵抗体を備
え、第m発熱抵抗体(m=2〜n)に対する第m−1発
熱抵抗体の常温での抵抗値の比を1.5〜4の範囲内と
しておけば良い。つまり、切り換えを行う二つの発熱抵
抗体間で、常温の抵抗値の比を1.5〜4の範囲内とし
ておけば良いのである。
【0024】さらに、図2に他の実施例を示すように、
2つの第1発熱抵抗体12、第2発熱抵抗体13へそれ
ぞれ接続した二つのスイッチ15a、15bを備えてお
くこともできる。この場合、まず最初は図2のように第
1発熱抵抗体12側のスイッチ15aのみを閉じて加熱
し、第1設定温度を超えるとこのスイッチ15aを開い
て第2発熱抵抗体13側のスイッチ15bを閉じ、さら
に第2設定温度を超えると両方のスイッチ15a、15
bを閉じて第1発熱抵抗体12と第2発熱抵抗体13の
両方に通電することによってさらに抵抗値を低くし、3
段階の切り換えを行うことができる。この場合は、第1
発熱抵抗体12と第2発熱抵抗体13を並列接続した合
成抵抗が第3発熱抵抗体ということになる。
【0025】以上の実施例において、上記基体11は、
アルミナ、窒化珪素、窒化アルミニウム等の各種セラミ
ックスから成るが、特に耐食性、熱伝導性の点から窒化
アルミニウム質セラミックスが最適である。
【0026】具体的には、AlN含有量が99重量%以
上、好ましくは99.5重量%以上、さらには99.8
重量%以上で、Si含有量が1500ppm以下、好ま
しくは1000ppm以下であり、その他の不純物とし
てNa,Ca,Fe等の合計を2000ppm以下と
し、平均結晶粒子径が5〜50μm、好ましくは20〜
〜0μmの高純度窒化アルミニウム質焼結体が好まし
い。このような高純度窒化アルミニウム質焼結体は、ほ
とんど粒界相が存在せず耐食性に優れたものとでき、熱
伝導率も65W/m・K以上と高いことから、急速昇
温、均一加熱が容易である。
【0027】また、上記高純度窒化アルミニウム質セラ
ミックスに限らず、焼結助剤としてCaO,SrO,B
aO等の周期律表第2a族元素酸化物や、Y2 3 ,E
23 ,Yb2 3 等の周期律表第3a族元素酸化物
を0.5〜20重量%の割合で添加したものでも良い。
さらに、焼成過程でこれらの助剤成分を0.001〜1
重量%程度にまで揮散させることによって熱伝導率を1
80〜250W/m・Kまで高めたものも好適に使用で
きる。
【0028】一方、第1発熱抵抗体12又は第2発熱抵
抗体13は、W,Mo,WC,TiC,TiN等の高融
点金属単体又は金属炭化物、金属窒化物を用いる。ま
た、基体11として窒化アルミニウム質セラミックスを
用いる場合は、上記金属単体又は金属炭化物、金属窒化
物を90〜99重量%とAlNを1〜10重量%の混合
体で発熱抵抗体を形成することによって、基体11との
密着性を高め、急速昇温時にも基体11の亀裂や発熱抵
抗体の剥離、断線を防止することができる。
【0029】そして、上記のように抵抗値の異なる第1
発熱抵抗体12、第2発熱抵抗体13を形成するために
は、抵抗体の材質、厚み、線幅、パターン形状等を変化
させれば良い。例えば、抵抗体の材質を同一として厚み
や線幅を変えたり、あるいは抵抗体のパターン形状を同
一として体積固有抵抗の異なる材質を用いれば良い。
【0030】体積固有抵抗の異なる材質を用いる場合
は、例えば第1発熱抵抗体12、第2発熱抵抗体13を
いずれも、W,Mo,WC,TiC,TiN等の導電材
と、AlNとの混合体で形成し、第1発熱抵抗体12側
のAlN含有量を多くして抵抗値を高くすることもでき
る。
【0031】その他に、抵抗体の材質、厚み、線幅を同
一とし、第1発熱抵抗体12は図3(A)に示すように
単線のパターン形状として、第2発熱抵抗体13は図3
(B)に示すように二つの線13a、13bを並列に接
続したパターン形状として抵抗値を低く形成することも
できる。
【0032】また、図示していないが、抵抗体の材質、
厚み、線幅、パターン形状は同一としておいて、第1発
熱抵抗体12は1層とし、第2発熱抵抗体13は複数層
を並列に接続して抵抗値を低くすることもできる。ある
いは、いずれの抵抗体も図3(B)に示すようなパター
ン形状とし、高抵抗側は二つの線13a、13bのいず
れか一方を切断しておいても良い。
【0033】上記サセプタ10の製造方法は、例えば純
度99%以上のAlN粉末にバインダー及び溶媒のみを
添加混合して泥漿を得た後、ドクターブレード法にて厚
さ0.5mm程度のグリーンシートを複数枚形成し、
W,Mo,WC,TiC,TiN等の導電材とAlNの
混合粉末を粘度調整した導電ペーストを用いて、上記グ
リーンシート上に抵抗値の異なる2種類の第1発熱抵抗
体12、第2発熱抵抗体13を形成する。そして、各グ
リーンシートを積層し50kg/cm2 程度の圧力で加
圧圧着し、その後切削加工を施して円板状の板状体とし
たのち、真空脱脂を施し、2000℃程度の窒素雰囲気
下で焼成することにより、本発明のサセプタ10を得る
ことができる。なお、内部の第1発熱抵抗体12、第2
発熱抵抗体13とリード線との接続は、例えばメタライ
ズ層を介して金属棒等をロウ付けして取り付ければ良
い。
【0034】ここで、上記の方法により図1に示す本発
明のサセプタ10を試作した。基体11は高純度窒化ア
ルミニウム質セラミックスからなり、直径8インチ、厚
み10mmとし、第1発熱抵抗体12はWCで常温の抵
抗値R1 が9.6Ωとなるように形成し、一方第2発熱
抵抗体13はWCで常温の抵抗値R2 が3.2Ωとなる
ように形成し、抵抗値の比R1 /R2 は3とした。WC
の500℃での抵抗値は常温の約3倍であるため、第2
発熱抵抗体13は500℃で9.6Ωとなり、120V
印加における500℃での出力が1500Wとなる。
【0035】また、比較例として同一材質、同一形状で
図4に示す従来のサセプタ10を試作し、単一の発熱抵
抗体16はWCで形成し、500℃での出力が1500
Wとなるように、常温の抵抗値を3.2Ωとして形成し
た。
【0036】両方のサセプタ10を真空チャンバーにセ
ットして120Vの電圧をPIV制御によって600℃
まで加熱を行った。ただし本発明のサセプタ10は、常
温から300℃までの間は第1発熱抵抗体12側に通電
し、300℃以上ではスイッチ15を切り換えて第2発
熱抵抗体13側に通電した。
【0037】結果は図6に示すように、単一の発熱抵抗
体16しか備えていない比較例では、過電流のために1
00℃付近で発熱抵抗体16が破断してしまった。これ
に対し、本発明実施例では問題なく600℃まで加熱す
ることができた。これは300℃までは抵抗値が9.6
Ωの第1発熱抵抗体12に通電し、300℃でスイッチ
15を切り換えた時点では第2発熱抵抗体13の抵抗値
は約9.6Ωに上昇しているため、いずれの場合も最適
な抵抗値となっており、20A以上の過電流が流れるこ
とがないためである。
【0038】なお、以上の実施例ではサセプタ10につ
いてのみ述べたが、図5に示す静電チャック20につい
ても、全く同様に本発明を適用できることを確認した。
また、本発明のウェハ保持装置は、半導体ウェハだけで
なく液晶用ガラス基板等の保持にも使用できることは言
うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウェハ保
持面を成すセラミックス基体中に、順次通電する第1〜
第n発熱抵抗体(n≧2)を埋設し、第m発熱抵抗体
(m=2〜n)に対する第m−1発熱抵抗体の抵抗値の
比を1.5〜4としてウェハ保持装置を構成したことに
よって、発熱抵抗体に過電流が流れることを防止できる
ため、セラミックス基体やリード線等に破損が生じるこ
となく、急速昇温が可能で300℃以上の高温域で高出
力を発生させることができる。また、一定電圧のON−
OFFを繰り返すPID制御でコントロールできるた
め、容易に使用できるなどの優れた特徴を有するウェハ
保持装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェハ保持装置の一実施例であるサセ
プタを示す断面図である。
【図2】本発明のウェハ保持装置の一実施例であるサセ
プタを示す断面図である。
【図3】(A)(B)は図1、2のサセプタにおける発
熱抵抗体の平面図である。
【図4】従来のサセプタを示す断面図である。
【図5】従来の静電チャックを示す断面図である。
【図6】本発明実施例及び比較例のサセプタにおける昇
温特性を示すグラフである。
【符号の説明】 10:サセプタ 11:基体 12:第1発熱抵抗体 13:第2発熱抵抗体 14:電源 15:スイッチ 30:ウェハ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/31 0380−3K H05B 3/14 B H05B 3/14 3/20 356 3/20 356 H01L 21/302 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハ保持面を成すセラミックス基体中
    に、順次通電する第1〜第n発熱抵抗体(n≧2)を埋
    設し、第m発熱抵抗体(m=2〜n)に対する第m−1
    発熱抵抗体の抵抗値の比を1.5〜4としたことを特徴
    とするウェハ保持装置。
JP7408195A 1995-01-31 1995-03-30 ウェハ保持装置 Pending JPH08274147A (ja)

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JP7408195A JPH08274147A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 ウェハ保持装置
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