JPH08273345A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH08273345A
JPH08273345A JP7594395A JP7594395A JPH08273345A JP H08273345 A JPH08273345 A JP H08273345A JP 7594395 A JP7594395 A JP 7594395A JP 7594395 A JP7594395 A JP 7594395A JP H08273345 A JPH08273345 A JP H08273345A
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JP
Japan
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magnetic disk
control circuit
unit
disk
circuit board
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Application number
JP7594395A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kimura
秀行 木村
Toshio Ohira
俊夫 大平
Tomio Suzuki
冨男 鈴木
Fujio Yamamoto
富士雄 山本
Toshihiro Komatsu
利広 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスクドライブを効率良く冷却して温
度上昇を抑制するとともに、メンテナンスが容易な磁気
ディスク装置を実現する。 【構成】 ディスクボックス6内には複数の磁気ディス
クドライブ1が収納され、そのディスクボックス上部に
はファンユニット9が取り付けられている。このような
ディスクボックス6を例えば2個積層してディスクユニ
ット21を構成する。そして、ディスクユニット21を
筐体23内に上段と下段に分けて設置するとともに、上
段と下段との間に空気仕切り板27を設け、ディスクユ
ニット21を冷却空気で13冷却する際に、上段のディ
スクユニットと下段のディスクユニットとを独立に冷却
できる構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係
り、特に複数台の磁気ディスクドライブを一つの筐体内
に高密度に収納した磁気ディスク装置、例えばディスク
・アレイにおいて、磁気ディスクドライブを効率良く冷
却し温度上昇を抑制するとともに、磁気ディスクドライ
ブの保守・点検時の作業性改善を図るのに好適な磁気デ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の磁気ディスク装置は、ディスク・
アレイ装置に代表されるように3.5インチ以下の小径
ディスクを用いた磁気ディスクドライブを一つの筐体内
に数十から数百台搭載したものが多い。
【0003】このように、複数台の磁気ディスクドライ
ブを高密度に実装した従来の磁気ディスク装置では、例
えば特開平2−266599号公報に記載されているよ
うに、磁気ディスクドライブと回路をケース内に保持
し、該ケースを筐体内に複数個積層実装して、筐体の上
部と下部に設けたファンにより下方から上方への空気流
を生じさせて冷却している。
【0004】また、特開平4−339393号公報に記
載されているように、複数台の磁気ディスクドライブを
冷却空気の流れ方向に直列に実装し、該磁気ディスクド
ライブの一端から他端に冷却空気が流れるダクトユニッ
トを構成し、かつダクトユニットの流路断面積を順次変
化させることにより、下流側の冷却空気の流速が大きく
なるようにしたものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち前者のものでは、積層した多数の磁気ディ
スクドライブを下方から上方へ連続して冷却するため、
冷却空気の温度上昇により、上方(冷却空気の下流側)
の磁気ディスクドライブほど温度が高くなってしまう。
特に、ディスク・アレイのように上下方向の積層数が増
加すると、上下間の磁気ディスクドライブの温度差が大
きくなりやすく、磁気ディスク装置の信頼性を低下させ
る欠点がある。
【0006】また、上記従来技術のうち後者のものは、
ダクトユニットの流路断面積を順次変化させることによ
り、下流側の磁気ディスクドライブの温度上昇を抑制す
る効果はあるが、ダクトユニットの構造が複雑で生産性
が悪くなり、コスト高になる欠点がある。
【0007】本発明の目的は、磁気ディスクドライブを
効率良く冷却して温度上昇を抑制するとともに、構造が
簡単で生産性向上および低コスト化を図ることのできる
磁気ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、情報を磁気的に記憶する複数台の磁気デ
ィスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御する
制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気ディ
スクドライブと制御回路基板を空冷で冷却する送風手段
とを、一つの装置筐体内に収納して成る磁気ディスク装
置において、前記磁気ディスクドライブ、制御回路基板
及び送風手段をフレーム内に保持して一つのディスクボ
ックスを構成するとともに、該ディスクボックスを一つ
の装置筐体内に複数台収納したことを特徴としている。
【0009】また、本発明は、上記ディスクボックスを
2段以上直列に積層または2列以上並列に配置して一つ
のディスクユニットを構成し、該ディスクユニットを一
つの装置筐体内に複数台収納したことを特徴としてい
る。上記ディスクボックスは、2段以上直列に積層し且
つ2列以上並列に配置してもよい。ディスクユニットを
直列に積層した場合は、ディスクユニット間に空気仕切
り板を設け、外部からの冷却空気をディスクユニット毎
に供給するように構成するとよい。
【0010】前記ディスクユニットは装置筐体の前面側
及び後面側に配置することができる。この場合、前面側
及び後面側に配置した前記ディスクユニットの背面間に
所定のすきまを設けるとよい。
【0011】また本発明は電子機器にも適用できる。す
なわち、本発明の電子機器は、情報を磁気的に記憶する
複数台の磁気ディスクドライブと、該磁気ディスクドラ
イブを制御する制御回路部が搭載された制御回路基板
と、前記磁気ディスクドライブと制御回路基板を空冷で
冷却するディスク用送風手段と、をフレーム内に内蔵し
た複数台のディスクボックスと、前記ディスクボックス
とは別に、CPUやLSI等の電子部品を搭載した複数
枚の基板ユニットと、前記基板ユニットを空冷で冷却す
る基板ユニット用送風手段と、を一つの装置筐体内に収
納したことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、一つのディスクボックス毎
に送風手段が設けられているので、そのディスクボック
ス内の磁気ディスクドライブや制御回路基板等に十分な
量の冷却空気を送ることができ、それらを十分に冷却す
ることができる。
【0013】ディスクユニットを直列に積層した場合
は、ディスクユニット間に空気仕切り板を設けることに
より、冷却空気による冷却がディスクユニット毎に完全
に分離して行われるので、冷却空気下流側の磁気ディス
クドライブの温度が上昇するという問題を解決できる。
また、同一構造のディスクボックスを使用してディスク
ユニットを構成できるため、構造の簡素化とともに生産
性向上を図ることが可能である。
【0014】さらに、送風手段は各ディスクボックス毎
に設けられているため、一つのディスクボックスの送風
手段が故障しても、他のディスクボックスの送風手段が
運転されていれば、ディスクユニット内の全ての磁気デ
ィスクドライブの温度が異常に上昇して読み書きエラー
を起こすといった事態を回避できる。また、該構成のた
め、例えば送風手段が故障した場合、磁気ディスク装置
を停止させることなく、すなわち磁気ディスク装置全体
が稼働中でも、故障した送風手段のみ、またはそのディ
スクボックスのみの交換が行える。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 (第1実施例)図1に示すように、一つのディスクボッ
クス6は、磁気ディスクドライブ1と、磁気ディスクド
ライブ1の制御回路部2と、制御回路部2を搭載した制
御回路基板3と、磁気ディスクドライブ1および制御回
路基板3を冷却するためのファンユニット9と、コネク
タ8a,8bを有するバックボード7と、磁気ディスク
ドライブ1等の駆動用電源10と、フレーム5とから構
成されている。
【0016】磁気ディスクドライブ1は、ディスクボッ
クス6に1段で4列( No.1〜4)に搭載されている。バ
ックボード7上のコネクタ8a,8bは、磁気ディスク
ドライブ1、制御回路基板3及びファンユニット9の各
々の後部に設けられたコネクタとプラグイン方式で結合
可能である。コネクタ8aは磁気ディスクドライブ1お
よび制御回路基板3用のコネクタであり、またコネクタ
8bはファンユニット9用のコネクタである。そして、
磁気ディスクドライブ1および制御回路基板3後部のコ
ネクタをコネクタ8aに、ファンユニット9後部のコネ
クタをコネクタ8bにそれぞれ結合することにより、磁
気ディスクドライブ1、制御回路基板3およびファンユ
ニット9は電気的に接続される。磁気ディスクドライブ
1、制御回路基板3およびファンユニット9等のバック
ボード7への結合は、図中の各矢印のように行われる。
勿論、コネクタ8a,8bの結合を解くことにより、磁
気ディスクドライブ1、制御回路基板3およびファンユ
ニット9をバックボード7から取り外すことも可能であ
る。
【0017】なお、制御回路基板3の形状は、一例とし
て3aはL形に曲げられ、3bは平板状の場合を示して
いるが、これに限る必要はなく別の形状であってもよ
い。また、L形基板3aを平板状基板3bと別材質部品
により構成してもよい。
【0018】ファンユニット9として、ここでは一例と
して軸流ファン4が示してあり、このファン4には独自
のフレーム4aが設けられている。各ファンユニット9
a,9b,9c(ファンユニット9a,9bは磁気ディ
スクドライブ1冷却用であり、ファンユニット9cは駆
動用電源10冷却用である)内に搭載されたファン4の
大きさ(送風量)はすべて同じである必要はなく、磁気デ
ィスクドライブ1冷却用と駆動用電源10冷却用とで送
風量が異なっていてもよい。
【0019】また図1では、側面のフレーム5、後面の
バックボード7および前面の制御回路基板3等により磁
気ディスクドライブ1、制御回路基板3および駆動用電
源10を囲む流路ダクトが構成されており、その上部と
下部に開口部が二箇所設けられ、その上部の開口部にフ
ァンユニット9が設けられている。ファン4は吸引式
で、下部の開口部が給気口11、上部の開口部が排気口
12となっている。13は冷却空気で、その矢印は冷却
空気の流れ方向を示している。ここで、制御回路基板3
上に搭載されるICチップ等の半導体部品で構成される
制御回路部2においては、高発熱半導体部品程、冷却空
気の上流側(図では下側)に置く等の処置を行い、効率よ
く冷却してもよい。また、高発熱半導体部品に放熱フィ
ンを取り付け、放熱性能を向上させてもよい。
【0020】図2および図3は、図1に示したファンユ
ニット9の変形例を示している。図1では1基のファン
4で1台のファンユニット9を構成し、3台のファンユ
ニット9が一つのディスクボックス6にそれぞれ分離し
て搭載される構成であったが、図2は奥行方向に並置し
た2基のファン4で1台のファンユニット9を構成し、
図1と同様3台のファンユニット9を一つのディスクボ
ックス6にそれぞれ分離して搭載する構成である。ま
た、図3は横方向に並置した3基のファン4で1台のフ
ァンユニット9を構成し、図1および図2と異なり、そ
の1台のファンユニット9を一つのディスクボックス6
に搭載する構成である。
【0021】ファンユニット9は上記の構成に限る必要
はないし、また、どれを選択してもよいが、ファン4故
障時の交換を考慮すると、図1および図2の方が、他の
ファン4を停止させることなく故障ファンの交換が行え
るので都合がよい。ただし、ディスクボックス6の運転
を停止して故障ファンの交換を行う場合等では、図3で
もよい。
【0022】(第2実施例)図4から図7は本発明の第
2実施例であり、第1実施例と比べてディスクボックス
6の構成に違いがある。すなわち、図1のディスクボッ
クス6では、磁気ディスクドライブ1は冷却空気の流れ
方向に1段のみ搭載された場合であったが、図4から図
7のディスクボックス6では、磁気ディスクドライブ1
を2段搭載した例である。もちろん、2段以上搭載する
ことも可能であるが、積層段数が多くなると、下流の磁
気ディスクドライブ1の温度上昇が大きくなるため、注
意が必要である。
【0023】まず、図4は図1と同様、磁気ディスクド
ライブ1、制御回路基板3、フレーム5、バックボード
7、ファンユニット9および駆動用電源10によりディ
スクボックス6を構成している例で、磁気ディスクドラ
イブ1が2段搭載されている点が図1と異なる。
【0024】また、図5は図1および図4と異なり、駆
動用電源10を別の場所に移し、磁気ディスクドライブ
1群のみによりディスクボックス6を構成した例であ
り、図4に比べ磁気ディスクドライブ1を4台多く搭載
できる。冷却空気の流れ方向は同じである。
【0025】また、図6は図1、図4および図5と異な
り、下部の開口部にファンユニット9が設けられてい
る。ファン4は圧送式で、下部の開口部が給気口11、
上部の開口部が排気口12で、冷却空気の流れは下部か
ら上部に向かう方向である。それ以外の構成は、図4と
同じである。
【0026】図7は図4の構成において、駆動用電源1
0を左端部から中央部に移した場合の構成で、かつファ
ン4は図6と同様圧送式である。つまり、上部の開口部
が給気口11、下部の開口部が排気口12で、冷却空気
の流れは上部から下部に向かう方向である。
【0027】図7に限る必要はないが、図1、図4およ
び図5においてファン4が圧送式であってもよく、また
図6および図7においてファン4が吸引式であってもよ
い。各図において、冷却空気の流れ方向が逆になるだけ
である。機器冷却時の冷却空気の流れ方向は、冷却空気
の温度上昇が大きい場合(冷却熱量が多い場合)は下部か
ら上部に流した方が効率がよいが、冷却空気の温度上昇
が小さい場合(冷却熱量が少ない場合)は上部から下部に
流しても差し支えない。
【0028】また、実際の磁気ディスク装置では、たと
えば図4や図6のディスクボックス6において、磁気デ
ィスクドライブ1が該ディスクボックス6内のスペース
にすべて実装されない場合も考えられる。つまり、磁気
ディスクドライブ1が歯抜けの状態になる。このような
場合にも磁気ディスクドライブ1等を効率よく冷却する
には、図6のような圧送式のファンユニットが有効であ
る。
【0029】次に、その効果(送風方式の違い)を説明す
る。図8は図4に示す吸引式ファン4を用いたディスク
ボックス6の駆動用電源10部を除いた磁気ディスクド
ライブ1部の断面図で、今、下段の2台の磁気ディスク
ドライブ1が搭載されていない場合を考える。吸引式フ
ァン4の場合、磁気ディスクドライブ1が搭載されてい
ない部分の通風抵抗が少ないため、冷却空気はその部分
のみ集中して流れ、冷却の必要な磁気ディスクドライブ
1の端部1a等の冷却空気13aはほとんど流れなくな
ってしまう。このため、該磁気ディスクドライブ1の異
常な温度上昇を引き起こし装置エラーの原因になる。こ
れに対し、図9は図6に示す圧送式ファン4を用いたデ
ィスクボックス6の断面図で、圧送式ファン4であるか
ら、ファン4を出た高速の冷却空気流は通風抵抗の大小
にほとんど関係なく、噴流に近い状態で吹き付けられ
る。このため、冷却の必要な磁気ディスクドライブ1の
端部1aの冷却空気13aも必要な流速を確保できる。
【0030】図8や図9のような歯抜け状態の磁気ディ
スク装置の冷却においては、図9の圧送式のファン4の
方が有効である。これら吸引式ファンと圧送式ファンの
選択および前述した冷却空気の流し方(下部から上部
へ、または上部から下部へ)の選択は、状況に応じて決
めればよい。また、歯抜け状態になった空間に、ダミー
の磁気ディスクドライブ1またはその外形に似た箱体を
置く等の対策を施してもよい。
【0031】図10は、例えば図4に示したディスクボ
ックス6の各部品の実装状態を示す断面図である。磁気
ディスクドライブ1、制御回路基板3、ファンユニット
9および駆動用電源10を囲み流路ダクトを構成するフ
レーム5は、各部品の着脱、位置決めおよび固定に使う
骨組み5aと周囲に貼り付けた薄板5bとにより構成さ
れており、背面にはコネクタ8を有するバックボード7
が設けられている。
【0032】ここで、磁気ディスクドライブ1の構造の
一例を図11に示す。情報を記憶する磁気ディスク、該
情報を読み書きする磁気ヘッド、それを位置決めするた
めのヘッドアームおよびアクチュエータ等をハウジング
により密閉した構成で、磁気ディスクはスピンドルを介
してモータにより高速で回転させられる。
【0033】ディスクアレイタイプの磁気ディスク装置
では、ディスクの直径が3.5インチ、2.5インチ、
1.8インチおよびそれ以下の径の磁気ディスクドライ
ブ1が多く用いられる。本実施例の磁気ディスク装置に
おいても、そのような小さいディスク径の磁気ディスク
ドライブ1の冷却に用いるのが望ましい。また、制御回
路基板3は、磁気ディスクドライブ1の制御回路部2等
を搭載した基板で、磁気ディスクドライブ1の側面に取
り付けられることが多い。また、駆動用電源10は、四
角の箱状部品にトランス等を搭載して構成される。
【0034】図10において、14は間仕切りで、各フ
ァンユニット9毎に冷却系を独立させるもので、同段の
磁気ディスクドライブ1群に対して左右に2台づつ磁気
ディスクドライブ1を分離させている。図10では、磁
気ディスクドライブ1を左右に2台づつ分離している
が、さらに各2台の磁気ディスクドライブ1間にも間仕
切り14を設け1台毎に分離してもよいし、間仕切り1
4を全く設けなくてもよい。これらの選択は、ディスク
ボックス6内の磁気ディスクドライブ1群の実装状態
(実装密度)等により考慮すればよい。
【0035】図11の磁気ディスクドライブ1の図10
に示すフレーム5への搭載においては、スピンドルを水
平方向に配置(ディスクを垂直方向に並置)し、軸受を有
する2つのハウジング面を冷却空気の流れ方向に対して
同じ位置に置き、同じように冷却するのがよい。これ
は、ディスクの温度分布を均一化するのに好ましい姿勢
であるからである。一方、ディスクの温度分布を気にし
ない場合は、当然、スピンドルを垂直方向に配置(ディ
スクを水平方向に並置)してもよい。また、磁気ディス
クドライブ1の温度分布調節および高効率冷却のため、
ハウジング面の必要箇所に放熱フィンを設けてもよい。
【0036】次に、図10に示したディスクボックス6
への各部品の挿入法の一実施例を図12により説明す
る。骨組み5aと薄板5bにより構成されたフレーム5
の背面には、あらかじめコネクタ8を有するバックボー
ド7がねじ等の手段によりフレーム5に固定されてお
り、3個のファンユニット9はディスクボックス6の上
部に設けられた細長いファンユニット挿入口15に押し
込むことにより装着される。同時にファンユニット9後
部のコネクタがバックボード7上のファン用コネクタ8
bに嵌め込まれる。また、駆動用電源10も同様にディ
スクボックス6の左部に設けられた駆動用電源挿入口1
6に押し込むことにより装着され、同時に駆動用電源1
0後部のコネクタがバックボード7上の電源用コネクタ
8cに嵌め込まれる。
【0037】一方、制御回路部2等を搭載した制御回路
基板3は、まず磁気ディスクドライブ1を囲むように保
持しているディスクフレームカバー17にねじ等の手段
により取り付けられ、該磁気ディスクドライブ1と制御
回路基板3が一体となった構造体は、ディスクボックス
6の右部に2段設けられた磁気ディスクドライブ挿入口
18に押し込むことにより装着され、同時に制御回路基
板3後部のコネクタ8dがバックボード7上の回路基板
用コネクタ8aに嵌め込まれる。ディスクフレームカバ
ー17の前面部形状は、図1のL形制御回路基板3aの
一部(短辺部)を兼ねるように平板にしてもよい。また、
磁気ディスクドライブの挿入は静粛に行うことが望まし
いため、磁気ディスクドライブ挿入口18の各下側骨組
み5cには、挿入をスムーズに行うためのレール19が
各磁気ディスクドライブ1毎に設けられている。レール
19の材質は、フレーム5と同じでもよいし、表面が滑
らかな摩擦係数の小さい材質でもよい。
【0038】以上のように構成されたディスクボックス
6において、各挿入口15,16,18側(前面)の冷却
空気の漏れが心配なときは、挿入口を最後に塞ぐ補助フ
レーム20を取り付けてもよい。補助フレーム20の材
質は、フレーム5と同じでもよいが、強度は必要ないの
でプラスチック等の軽量材質でもよい。
【0039】図12に示す実施例では、各挿入口15,
16,18はいずれもディスクボックス6前面に設けら
れて、各コネクタ8によりプラグイン方式で着脱できる
ように構成されており、各部品の保守、交換時の取り扱
いが非常に容易である。さらに、各部品の着脱が完全に
分離しているため、磁気ディスク装置全体が稼働中で
も、磁気ディスクドライブ1およびファンユニット9の
故障時のそれぞれの交換が自由である。
【0040】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
について説明する。本実施例ではディスクボックス6が
複数個設けられている。図13は、例えば図4に示した
ディスクボックス6を2台(1と2)積層して構成したデ
ィスクユニット21の斜視図である。上段のディスクボ
ックス6aの給気口11aと下段のディスクボックス6
bの排気口12bを開口部同士が連通するように、2台
のディスクボックス6aと6bが、冷却空気の流れ方向
に2段直列に積層されて一つのディスクユニット21が
構成されている。当然、冷却空気の流れ方向に2段以上
直列に積層することも可能である。ディスクユニット2
1をこのように構成すると、一方のディスクボックスの
ファンユニット9が万一故障停止しても、もう一方のデ
ィスクボックスのファンユニット9が運転しているた
め、冷却空気量が減っても、冷却空気の供給が途絶える
ことはない。このため、高信頼な冷却系および磁気ディ
スク装置を提供でき、さらに同一構造のディスクボック
ス6を用いるため、生産性向上等が図られ、低コスト化
も実現可能となる。
【0041】図14も、図4に示したディスクボックス
6を2台(1と2)並べて構成したディスクユニット21
の一実施例を示す斜視図で、各ディスクボックス6aお
よび6bの給気口11と排気口12がそれぞれ並置する
ように、該ディスクボックス6a,6bを冷却空気の流
れ方向に2列並列に設置して一つのディスクユニット2
1を構成している。当然、ディスクボックスを冷却空気
の流れ方向に2列以上並列に設置することも可能であ
る。
【0042】また、図15は、前記図13と図14を組
み合わせた例で、4台のディスクボックス6a,6b,
6c,6dを冷却空気の流れ方向に2段×2列に並べた
構成である。当然、ディスクボックスを冷却空気の流れ
方向に2段以上および2列以上並べることも可能であ
る。
【0043】また、図13、図14および図15では、
図4のディスクボックス6に基づき、ファンは吸引式
で、冷却空気は下部から上部に流れる方式を説明した
が、当然、ファンは圧送式であってもよいし、冷却空気
は上部から下部に流れる方式であってもよい。そして、
これらディスクボックス6を複数個組み合わせたディス
クユニット21の構成(ディスクボックス6の並べ方等)
は、磁気ディスク装置の信頼性やコンパクト性および設
置スペース等を考慮して選択すればよい。また、ディス
クボックス6を1個のみ用いてディスクユニット21を
構成することもありえる。この場合は、1個のディスク
ボックス6でもディスクユニット21と称することにな
る。
【0044】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
について説明する。本実施例の特徴は、図16に示すよ
うに2台のディスクボックス6a,6bを前後に配置
し、ディスクボックス6a,6bのそれぞれのバックボ
ード7a,7bの背面間に所定のすきま22を設けたこ
とであり、後述するが、該すきま22は冷却空気が流れ
る流路ダクトを兼ねさせることもできる。すきま22の
広さは、冷却空気の仕様(必要空気風量、許容温度上昇)
や筐体スペース等により決めればよい。図16は2台の
ディスクボックス6a,6bですきま22を設けたが、
前述したディスクボックスを組み合わせたディスクユニ
ット21を2台用いることにより、同様のすきまをディ
スクユニット21の背面間に設けてもよい。以下に、そ
れらを利用した実施例を幾つか述べる。
【0045】図17は磁気ディスク装置筐体23の斜視
図で、筐体23の前面と後面にそれぞれ開閉可能なドア
24a,24bが設けられている。25はドア24に設
けられた冷却空気の給気部で、該給気部25のドア内側
には図示してないが空気フィルタが設けられている。同
様の給気部25はドア24bにも設けられている。ま
た、26は筐体23の上部に設けられた冷却空気の排気
部であり、冷却空気が貫通できる多数の小さな孔を設け
たパンチングメタル等で構成される。また、図17にお
いて、各ドア24a,24bは片側端部に蝶番を有する
片開きドアでなく、各ドアを左右に二分した両開きドア
にしてもよい。
【0046】図18は、図17の磁気ディスク装置筐体
23の側面から見た断面図で、図4に示したディスクボ
ックス6を2台(6a、6b)直列に積層した図13のデ
ィスクユニット21を2台前後方向に配置して図16の
ようなすきま22を有する構造体を構成し、さらに該構
造体を上下方向に2段積層している。ディスクユニット
21背面間のすきま22は冷却空気13の流路ダクトを
兼ねるように構成され、流路ダクト(すきま22)は断面
が矩形の筒状流路となり、冷却空気13が流れる。ここ
で、ディスクボックス6またはディスクユニット21
は、他のディスクボックス6またはディスクユニット2
1が稼働中でも、図17のように開閉可能なドア24
a,24bから容易に挿抜できるようになっている。当
然、ディスクボックス6またはディスクユニット21を
構成している各部品であるファンユニット9、磁気ディ
スクドライブ1と制御回路基板3および駆動用電源10
も、磁気ディスク装置全体が稼働中でも、図17図示の
ドア24a,24bを利用してフレーム5から容易に着
脱できる。また、27は各ディスクユニット21に供給
する冷却空気を互いに独立して供給するための空気仕切
り板であり、上下方向2段に積層されたディスクユニッ
ト21間にそれぞれ設けられている。
【0047】次に、図17および図18に示した磁気デ
ィスク装置筐体23内における冷却空気の流れ方を、図
18を用いて説明する。まず、右下のディスクユニット
21について説明すると、2つのファンユニット9のフ
ァン4の駆動力により生じる冷却空気13はドア24b
に設けられた給気部25の特に下部25aから装置筐体
23内に流入し、該ディスクユニット21の下部にある
空気仕切り板27aによりディスクユニット21内に供
給される。そして、該冷却空気13は下段のディスクボ
ックス6b内を流れ、磁気ディスクドライブ1および制
御回路基板3を冷却後、ファンユニット9を通過し、上
段のディスクボックス6a内を流れ、同様に磁気ディス
クドライブ1および制御回路基板3を冷却後、上段のフ
ァンユニット9を通過し、該ディスクユニット21の上
部にある空気仕切り板27bによりディスクユニット2
1の背面方向に曲げられ、流路ダクト(すきま22)に達
する。その後、該冷却空気13は左下のディスクユニッ
ト21を冷却した冷却空気13と合流し、該流路ダクト
(すきま22)内を上昇し、装置筐体23の上部に設けら
れた排気部26から周囲雰囲気に排気される。左下のデ
ィスクユニット21を流れる冷却空気13も同様な形態
で流れる。
【0048】一方、右上のディスクユニット21を流れ
る冷却空気13は、ドア24bに設けられた給気部25
の特に上部25bから装置筐体23内に流入し、該ディ
スクユニット21の下部にある空気仕切り板27bによ
りディスクユニット21内に供給され、下段のディスク
ボックス6b内の磁気ディスクドライブ1および制御回
路基板3を冷却後にファンユニット9を通過し、さらに
上段のディスクボックス6a内の磁気ディスクドライブ
1および制御回路基板3を冷却後に上段のファンユニッ
ト9を通過して、排気部26から周囲雰囲気にそのまま
排気される。左上のディスクユニット21を流れる冷却
空気13も同様な形態で流れる。
【0049】図19は、図18上部のみ示す磁気ディス
ク装置筐体23の側面から見た部分断面図である。図1
8において、下部のディスクユニット21を流れる冷却
空気13は最後に流路ダクト(すきま22)内を流れるた
め、上部のディスクユニット21を流れる冷却空気13
より全通路抵抗が大きくなる。これにより下部ディスク
ユニット21の冷却空気量が極端に減少する場合、図1
9のようにファンユニット9を構成する正規のファン4
(第1の送風手段)以外に、補助ファン(第2の送風手段)
4aを設けて、冷却空気量の補強を行ってもよい。図で
は補助ファン4aを流路ダクト(すきま22)の最下流部
に設けているが、設置場所は任意でよく、点線で示す該
流路ダクト(すきま22)の上流部等に補助ファン4bを
設けてもよいし、さらには該流路ダクト(すきま22)に
複数個設けてもよい。また、別の手段として、下部のデ
ィスクユニット21のファンユニット9を構成する正規
のファン4を、上部のディスクユニット21の正規のフ
ァン4より、高圧力・高風量のファンにしてもよい。
【0050】図20および図21は、空気仕切り板27
の構造を示す他の実施例である。図18等で述べた空気
仕切り板27は、一般には装置筐体23のフレーム材や
ディスクボックス6のフレーム5と同じ材料で構成され
ることが多く、鋼板等が利用される。磁気ディスクドラ
イブ1、制御回路基板3および駆動用電源10等の発熱
量が少なく、冷却空気の温度上昇が小さい時は問題ない
が、それらの発熱量が多い時は、冷却空気の温度上昇が
大きくなり、空気仕切り板27を介しての冷たい冷却開
始前空気と温かい冷却終了後空気の熱交換が問題となる
場合が考えられる。この対策として、図20では鋼板等
の金属板を用いた空気仕切り板27の両面に、熱伝導率
の悪い断熱材28を貼付ている。勿論、断熱材28を片
面に貼付るだけの構成であってもよい。さらに、図21
では鋼板等の金属板を用いた空気仕切り板27を薄く
し、わずかなすきま29をあけて2枚(27cと27d)
張り合わせ、該すきまに空気を溜めて断熱効果を高めた
ものである。また、熱伝導率の悪い材料そのもので空気
仕切り板27を構成してもよい。熱伝導率の悪い材料と
して、プラスチック等でもよい。さらに、該空気仕切り
板27の形状は、たとえば図18のように平らな板(断
面が直線状)でもよいが、ある曲率を持って曲げられた
板(断面が曲線状)等でもよく、できる限り冷却空気の流
れの抵抗になりにくい形状が望ましい。また、装置筐体
23内のすべての空気仕切り板27が同一形状および材
料である必要はない。
【0051】図17から図19の磁気ディスク装置の実
施例では、図4のディスクボックス6を用いた吸引式フ
ァンを持つディスクユニット21の例を述べたが、図2
2のように図6のディスクボックス6を用いた圧送式フ
ァンを持つディスクユニット21であってもよい。冷却
空気13の流れ方は図18と同様で、各ディスクユニッ
ト21におけるファンユニット9と磁気ディスクドライ
ブ1および制御回路基板3との位置関係が逆になってい
るだけである。また、図示してないが、状況によって
は、ファン4が圧送式もしくは吸引式であって、冷却空
気13の流れ方が図18および図22と異なり、図7の
ように上方から下方に流れる構成であってもよい。ただ
し、図18および図22の構成で、冷却空気13を上方
から下方に流した場合、排気部26はドア24部にな
る。
【0052】(第5実施例)次に、本発明の第5実施例
について説明する。本実施例は図17に示した開閉可能
なドアの他の実施例である。図23は、図17と同様磁
気ディスク装置筐体23の斜視図で、装置筐体23内の
構造は図17および図18と同じである。図17では、
ドア24が前面と後面に2個(24a,24b)設けられ
ており、一つのドア24を開放すると、2つのディスク
ユニット21の給気部25がすべて開放されてしまう。
これに対し、図23では、ドアが各ディスクユニット2
1毎に分離・独立して、前面2個と後面2個の合計4個
(24c,24d,24e,24f)設けられている。
冷却空気13の流れは図17等と同じであるが、ドアが
各ディスクユニット21毎に分離・独立しているため、
ディスクユニット21の構成部品の故障交換時や保守点
検時に、そのディスクユニット21のドアのみ開放すれ
ばよく、他のディスクユニット21のドア24は閉じた
ままなので、他のディスクユニット21の冷却系に影響
を与えることがなく、信頼性の高い装置筐体の冷却構造
となる。
【0053】この方式では、当然、磁気ディスク装置筐
体23内へのディスクユニット21の搭載数が増えれ
ば、ドア24の数も増えることになる。また、上記の別
手段として、ドア24を二重構造とし、外部のドアは図
17と同様一体の構造とし、その内部に、例えば、図2
3のように個々のディスクユニット21または磁気ディ
スクドライブ1毎に小さな内部ドアを設けてもよい。
【0054】(第6実施例)図24は本発明の第6実施
例による磁気ディスク装置筐体23の断面図である。デ
ィスクユニット21は垂直方向(上下方向)に2段積層さ
れ、各ディスクユニット21に給気する冷却空気を互い
に独立して供給するため空気仕切り板27が2つのディ
スクユニット21間に設けられている。つまり、図18
に示す磁気ディスク装置筐体23の左半分で装置筐体2
3を構成したことになり、ディスクユニット21の背面
に設ける流路ダクト(すきま22)は、ディスクユニット
21とその背面に位置する装置筐体23のフレーム23
aにより構成される。冷却空気13の流れ方は、図18
の場合と同じである。
【0055】(第7実施例)図25および図26は本発
明の第7実施例を示す装置筐体23の断面図で、概略構
成は図18とほぼ同様であるが、給気部25が各ドア2
4aおよび24bになく、筐体23の下部に設けてあ
る。このため、人体の顔面部に位置する前面および後面
のドア24aおよび24bから音が漏れるのを抑制で
き、一層の低騒音化が図られる。
【0056】図25における冷却空気13の流れを説明
する。下段のディスクユニット21の冷却系では、筐体
23の下部にある給気部25から筐体23内に流入した
冷却空気13は、下段のディスクユニット21を通過
後、空気仕切り板27により上段ディスクユニット21
の背面に導かれ、すきま22で構成される流路ダクトを
通過して、筐体23上部の排気部26から排気される。
一方、上段のディスクユニット21の冷却系では、筐体
23の下部にある給気部25から筐体23内に流入した
冷却空気13は、まずドア24と下段のディスクユニッ
ト21の間(ドア内側)に構成される流路ダクト22bを
通過して、空気仕切り板27により上段のディスクユニ
ット21内に導かれ、上段のディスクユニット21を通
過後、筐体23上部の排気部26から排気される。
【0057】次に、図26における冷却空気13の流れ
を説明する。下段のディスクユニット21の冷却系で
は、筐体23下部にある給気部25から筐体23内に流
入した冷却空気13は、下段のディスクユニット21を
通過後、空気仕切り板27により導かれ、ドア24a,
24bと上段のディスクユニット21との間(ドア内側)
に構成される流路ダクト22bを通過し、筐体23上部
の排気部26から排気される。一方、上段のディスクユ
ニット21の冷却系では、筐体23の下部にある給気部
25から筐体23内に流入した冷却空気13は、まず下
段ディスクユニット21間の背面に導かれ、すきま22
で構成される流路ダクトを通過して、空気仕切り板27
により上段のディスクユニット21内に導かれ、上段の
ディスクユニット21を通過後、筐体23上部の排気部
26から排気される。
【0058】図25および図26でも、吸引式のファン
4を例に述べたが、前述のごとく圧送式のファン4であ
ってもよい。また、図24のように、図25および図2
6に示す装置筐体23の半分のみで装置筐体23を構成
してもよい。
【0059】図17(第4実施例)から図26(第7実
施例)で述べた磁気ディスク装置の実施例では、装置筐
体23内の冷却空気の流れ方向にディスクユニット21
を2段積層した例であったが、最低として1段のみでも
よく、さらに3段以上積層してもよい。また図17から
図26に述べた磁気ディスク装置の実施例では、ディス
クユニット21間に空気仕切り板27を設け、各ディス
クユニット21に給気する冷却空気を互いに分離・独立
して供給するため、何段に積層しても効率よい冷却が行
われる。さらに、図17から図26に述べた磁気ディス
ク装置の実施例では、装置筐体23内の冷却空気の流れ
方向にディスクユニット21を2列並置した例を述べた
が、最低として1列のみでもよく、さらに3列以上並置
してもよい。
【0060】(第8実施例)次に、本発明の第8実施例
について説明する。図27は、磁気ディスク装置筐体2
3のサイズを大きめにして、該装置筐体23内に、前述
した複数台のディスクユニット21を収納する磁気ディ
スク部以外に、CPUやLSI等の半導体部品(電子部
品)30を複数個搭載した複数枚の基板ユニット31を
収納した電子機器(または電子装置)を示している。図
に示すように、基板ユニット31からなる電子計算機部
は、磁気ディスク部の下部空間に設けられている。
【0061】電子計算機部の2段に積層された基板ユニ
ット31の冷却は、前述した磁気ディスク装置のディス
クユニット21の冷却と同じ方式である。つまり、冷却
空気13はドア24に設けられた給気部25の特に下部
25cから装置筐体23内に流入し、該電子計算機部の
下部にある空気仕切り板27により下段の基板ユニット
31内に供給される。そして、上段の基板ユニット31
内を流れ、上段のファンユニット9を通過し、該基板ユ
ニット31の上部にある空気仕切り板27によりディス
クユニット21の背面方向に曲げられ、流路ダクト(す
きま22)に達し、該流路ダクト(すきま22)内を上昇
し、装置筐体23の上部に設けられた排気部26から周
囲雰囲気に排気される。
【0062】図27の電子機器は、図24の磁気ディス
ク装置筐体23を改良した構造であるが、もちろん基板
ユニット31の仕様により、例えば図18や図22の改
良構造であってもよい。また、図27において電子計算
機部と磁気ディスク部の設置位置が、上下が逆になって
いてもよい。そして、該電子計算機部と磁気ディスク部
を一つの筐体内に収納した電子機器は、例えばハイエン
ドのサーバ機等に利用できる。
【0063】(第9実施例)以上の実施例では、磁気デ
ィスクドライブ1は制御回路基板3と分離されており、
例えば図1のように制御回路基板3を磁気ディスクドラ
イブ1の側面に固定する構成であったが、磁気ディスク
径が小さい(例えば1インチ程度またはそれ以下)場合
は、該磁気ディスクドライブ1を直接基板3上に制御回
路部2とともに搭載されることが考えられる。このよう
な構成においても、本発明は容易に実施することがで
き、そのディスクボックス6の一実施例の斜視図を図2
8に示す。ここでは、駆動用電源10部を除いている。
2台の磁気ディスクドライブ1a,1bは基板3上に実
装され、かつ同一基板3上には制御回路部2も実装され
ている。
【0064】そして、該複数枚の基板3はディスクボッ
クス6内の磁気ディスクドライブ挿入口18に個々に分
離して挿入され、同時にコネクタ8dがバックボード7
上の制御回路基板コネクタ8aに嵌め込まれる。ここ
で、基板3上に実装される磁気ディスクドライブ1の数
は2台に限る必要はなく、3台以上であってもよく、磁
気ディスクドライブ1と制御回路部2の配置もこれに限
る必要はない。また基板3の片面にのみ実装するのでは
なく、両面に実装してもよい。さらに、該ディスクボッ
クス6を複数台、直列または並列に並べディスクユニッ
ト21を構成することも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数台の磁気ディスクドライブを一つの筐体内に高密度
に収納した磁気ディスク装置、例えばディスクアレイに
おいて、磁気ディスクドライブ等効率良く冷却し、温度
上昇を抑制するとともに、磁気ディスクドライブおよび
ファンユニット故障時の交換・保守が、他の磁気ディス
クドライブが稼働中でも最小単位で容易に行うことがで
きる。
【0066】また、冷却筐体構造および冷却システム
は、同形状のディスクボックスを複数個用いて構造を簡
素化したため、生産性向上および低コスト化が図れる。
そして、以上により、低コストで信頼性の非常に高い高
性能な磁気ディスク装置およびそれを利用した電子機器
または電子装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスクドライブを1段搭載したディスク
ボックスの斜視図である。
【図2】2台のファンを持つファンユニットの斜視図で
ある。
【図3】3台のファンを持つファンユニットの斜視図で
ある。
【図4】磁気ディスクドライブを2段搭載したディスク
ボックスの斜視図である。
【図5】駆動電源を搭載しないディスクボックスの斜視
図である。
【図6】圧送式ファンを持つディスクボックスの斜視図
である。
【図7】駆動電源を中央に搭載したディスクボックスの
斜視図である。
【図8】吸引式ファンの説明図である。
【図9】圧送式ファンの説明図である。
【図10】ディスクボックスの実装状態を示す断面図で
ある。
【図11】磁気ディスクドライブの構造を示す断面図で
ある。
【図12】ディスクボックスへの各部品挿入法を示す斜
視図である。
【図13】ディスクボックスを2段に積層したディスク
ユニットの斜視図である。
【図14】ディスクボックスを2列に並置したディスク
ユニットの斜視図である。
【図15】ディスクボックスを2段×2列に配列したデ
ィスクユニットの斜視図である。
【図16】すきまを設けて並置したディスクユニットの
斜視図である。
【図17】磁気ディスク装置筐体の斜視図である。
【図18】図17に示す磁気ディスク装置筐体の側方縦
断面図である。
【図19】図17に示す磁気ディスク装置筐体の上部の
側方縦断面図である。
【図20】断熱板を貼付た空気仕切り板の断面図であ
る。
【図21】薄板を2重にした空気仕切り板の断面図であ
る。
【図22】圧送式ファンを持つ磁気ディスク装置筐体の
断面図である。
【図23】分離したドアを持つ磁気ディスク装置筐体の
斜視図である。
【図24】磁気ディスク装置筐体の断面図である。
【図25】ドアに給気部がない磁気ディスク装置筐体の
断面図である。
【図26】ドアに給気部がない磁気ディスク装置筐体の
断面図である。
【図27】本発明の電子機器の断面図である。
【図28】基板上に磁気ディスクドライブを搭載したデ
ィスクボックスの斜視図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスクドライブ 2 制御回路部 3,3a,3b 制御回路基板 4 ファン 5 フレーム 6,6a,6b ディスクボックス 7 バックボード 8a,8b,8c,8d コネクタ 9,9a,9b,9c ファンユニット 10 駆動用電源 11,11a,11b 給気口 12,12a,12b 排気口 13 冷却空気 14 間仕切り 15 ファンユニット挿入口 16 駆動用電源挿入口 17 ディスクフレームカバー 18 磁気ディスクドライブ挿入口 19 レール 20 補助フレーム 21 ディスクユニット 22 すきま(流路ダクト) 23 装置筐体 24a,24b ドア 25 給気部 26 排気部 27 空気仕切り板 28 断熱材 30 半導体部品(電子部品) 31 基板ユニット
フロントページの続き (72)発明者 山本 富士雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレ−ジシステム事業部内 (72)発明者 小松 利広 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を磁気的に記憶する複数台の磁気デ
    ィスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御する
    制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気ディ
    スクドライブと制御回路基板を空冷で冷却する送風手段
    とを、一つの装置筐体内に収納して成る磁気ディスク装
    置において、 前記磁気ディスクドライブ、制御回路基板及び送風手段
    をフレーム内に保持して一つのディスクボックスを構成
    するとともに、該ディスクボックスを一つの装置筐体内
    に複数台収納したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記フレームの一部もしくは全部により、前記複数台の
    磁気ディスクドライブと制御回路基板を囲む流路ダクト
    を構成するとともに、前記流路ダクトの開口部の少なく
    とも一つに前記送風手段を取り付けたことを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記送風手段は、前記流路ダクトの開口部のうち冷却空
    気の排気口に設けられた吸引式ファンであることを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記送風手段は、前記流路ダクトの開口部のうち冷却空
    気の給気口に設けられた圧送式ファンであることを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記ディスクボックスには、前記磁気ディスクドライブ
    とそれに付属する前記制御回路基板が1段又は2段以上
    搭載されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記送風手段、磁気ディスクドライブ、制御回路基板の
    後部にはプラグイン方式のコネクタが設けられ、前記デ
    ィスクボックスのフレームから着脱自在であることを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の磁気ディスク装置にお
    いて、 前記ディスクボックスには、前記磁気ディスクドライ
    ブ、制御回路基板及び送風手段に加えて、前記磁気ディ
    スクドライブや制御回路基板のための駆動用電源が設け
    られることを特徴とする磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】 情報を磁気的に記憶する複数台の磁気デ
    ィスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御する
    制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気ディ
    スクドライブと制御回路基板を空冷で冷却する送風手段
    とを、一つの装置筐体内に収納して成る磁気ディスク装
    置において、 前記磁気ディスクドライブ、制御回路基板及び送風手段
    をフレーム内に保持して一つのディスクボックスを構成
    するとともに、該ディスクボックスを2段以上直列に積
    層して一つのディスクユニットを構成し、さらに該ディ
    スクユニットを一つの装置筐体内に複数台収納したこと
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 情報を磁気的に記憶する複数台の磁気デ
    ィスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御する
    制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気ディ
    スクドライブと制御回路基板を空冷で冷却する送風手段
    とを、一つの装置筐体内に収納して成る磁気ディスク装
    置において、 前記磁気ディスクドライブ、制御回路基板及び送風手段
    をフレーム内に保持して一つのディスクボックスを構成
    するとともに、該ディスクボックスを2列以上並列に配
    置して一つのディスクユニットを構成し、さらに該ディ
    スクユニットを一つの装置筐体内に複数台収納したこと
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】 情報を磁気的に記憶する複数台の磁気
    ディスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御す
    る制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気デ
    ィスクドライブと制御回路基板を空冷で冷却する送風手
    段とを、一つの装置筐体内に収納して成る磁気ディスク
    装置において、 前記磁気ディスクドライブ、制御回路基板及び送風手段
    をフレーム内に保持して一つのディスクボックスを構成
    するとともに、該ディスクボックスを2段以上直列に積
    層し且つ2列以上並列に配置して、4個以上のディスク
    ボックスにより一つのディスクユニットを構成し、さら
    に該ディスクユニットを一つの装置筐体内に複数台収納
    したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかに記載の磁
    気ディスク装置において、 前記ディスクボックスの一つに設置された送風手段は、
    冷却空気の流れ方向で前記磁気ディスクドライブの下流
    側に設けられた吸引式ファンであることを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  12. 【請求項12】 請求項8〜10のいずれかに記載の磁
    気ディスク装置において、 前記ディスクボックスの一つに設置された送風手段は、
    冷却空気の流れ方向で前記磁気ディスクドライブの上流
    側に設けられた圧送式ファンであることを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  13. 【請求項13】 請求項8〜10のいずれかに記載の磁
    気ディスク装置において、 前記ディスクユニットを装置筐体の前面側及び後面側に
    配置するとともに、配置した前記ディスクユニットの背
    面間に所定のすきまを設け、該すきまは冷却空気が流れ
    る流路ダクトを兼ねていることを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の磁気ディスク装置
    において、 前記すきま内に、前記送風手段とは別の送風手段を設け
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
  15. 【請求項15】 請求項8〜10のいずれかに記載の磁
    気ディスク装置において、 前記装置筐体は、少なくとも一つの開閉自在なドアを有
    することを特徴とする磁気ディスク装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の磁気ディスク装置
    において、 前記ドアは、各ディスクボックスもしくはディスクユニ
    ット毎に分離して設けられていることを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の磁気ディ
    スク装置において、 前記ドアには、前記装置筐体内に冷却空気を導入するた
    めの給気部が設けられていることを特徴とする磁気ディ
    スク装置。
  18. 【請求項18】 請求項8又は10に記載の磁気ディス
    ク装置において、 直列に積層したディスクユニット間には空気仕切り板を
    設け、外部からの冷却空気をディスクユニット毎に供給
    する構成としたことを特徴とする磁気ディスク装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の磁気ディスク装置
    において、 前記空気仕切り板は、熱伝導率の悪い材料で構成されて
    いるか、金属板であって、その表面に断熱材が貼られて
    いる構成であるか、または断熱用空気を溜めるわずかな
    すきまを設けて二枚の薄板を張り合わせた構成である
    か、の少なくともどれか一つであることを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  20. 【請求項20】 情報を磁気的に記憶する複数台の磁気
    ディスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御す
    る制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気デ
    ィスクドライブと制御回路基板を空冷で冷却するディス
    ク用送風手段と、をフレーム内に内蔵した複数台のディ
    スクボックスと、 前記ディスクボックスとは別に、CPUやLSI等の電
    子部品を搭載した複数枚の基板ユニットと、 前記基板ユニットを空冷で冷却する基板ユニット用送風
    手段と、 を一つの装置筐体内に収納したことを特徴とする電子機
    器。
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