JP2008016137A - ディスクアレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ディスクアレイ装置において、筐体内に配置される各ディスクドライブの温度を均一化し、騒音を低減する。
【解決手段】ディスクアレイ装置50は、アレイ状に配置された複数のディスクドライブ2と、これらディスクドライブの列の一方端側に設けた送風ファンと、複数のディスクドライブと送風ファンとを収容する筺体1とを備える。ディスクドライブを冷却した空気がダクト10を流通する。ダクトを流通する空気は、筐体外部にサブファン6により排気される。ダクトの先端部にノズル11を配置する。ノズルの一端部は、複数のディスクドライブ間に配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】ディスクアレイ装置50は、アレイ状に配置された複数のディスクドライブ2と、これらディスクドライブの列の一方端側に設けた送風ファンと、複数のディスクドライブと送風ファンとを収容する筺体1とを備える。ディスクドライブを冷却した空気がダクト10を流通する。ダクトを流通する空気は、筐体外部にサブファン6により排気される。ダクトの先端部にノズル11を配置する。ノズルの一端部は、複数のディスクドライブ間に配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ディスクアレイ装置に係り、特に磁気式や光式のディスクアレイ装置に関する。
多数の磁気式あるいは光式のディスクドライブを筐体内に搭載したディスクアレイ装置は、光などの高速な専用ネットワーク回線で接続されて、管理ソフトウェアにより運用され、SAN(ストレージエリアネットワーク)や、NAS(ネットワークアタッチドストレージ)、あるいは単独のRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)ディスク装置として利用される。
このようなディスクアレイ装置の例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載のディスクアレイ装置では、ディスクドライブと制御回路を同一面内に搭載した基板を用い、この基板に空気ガイド板を設けて、ディスクドライブと制御回路の冷却流路を分離している。従来のディスクアレイ装置の他の例が、特許文献2に記載されている。この公報に記載のディスクアレイ装置では、ディスクドライブを含む流路と、制御基板を含む流路を分離して、各流路を均等に冷却しようとしている。
また特許文献3に記載のディスクドライブ装置では、ディスクドライブを千鳥配列状に配置している。さらに特許文献4では、磁気ディスク装置において、プリント基板側を通過する冷却風の風速を増加させる冷却制御板を設けている。さらに、特許文献5では、電子機器に噴流ダクトを設け、この噴流ダクトを用いて発熱体に直接空気を当てている。
上記特許文献1に記載のディスクドライブ装置では、ディスクドライブとコントローラを同一基板に載せているので、実装できるディスクドライブの数が制限される。また、基板に載置したディスクドライブ間の温度分布を均一化することについては十分には考慮されていない。また、特許文献2記載のディスクドライブ装置では、ディスクドライブ装置全体を他の部品と同程度に冷却することは記載されているが、同一基板上にディスクドライブとコントローラを載置しているので、複数のディスクドライブが実装された際に冷却流の流れ方向に、ディスクドライブの温度分布を均一化する点については考慮されていない。
特許文献3に記載のディスクドライブ装置では、流動抵抗は増大するものの、ディスクドライブの側面を流れる冷却空気の混合が促進され、ディスクドライブの冷却性能を向上させることが可能である。しかしながら、冷却流路中にディスクドライブを多数配置するような場合には、ディスクドライブの上方に大きな空間が形成されるので、流動抵抗が大きい千鳥配列では、冷却空気が基板表面近くに配置したディスクドライブを通らず、ディスクドライブの上方の空間を吹き抜けるおそれがある。
特許文献4に記載の磁気ディスク装置では、ディスクドライブ単体の冷却性能は向上可能である。しかしながら、この公報に記載のものは、単体のディスクドライブ装置であり、多数のディスクドライブをアレイ状に配置した場合については考慮されていない。特許文献5に記載の電子装置では、噴流を直接各発熱体に噴射しているので、複数の発熱体の温度分布を均一化することが可能である。しかし、良好な冷却性能を得るためには、噴流ダクトとこのダクトに設けるファンを、筺体内の冷却空気の最上流側に位置させることが必要になる。電子機器ではこの位置にダクトやファンを設けることが可能であるが、ディスクアレイ装置では、冷却空気の最上流側にはディスクドライブが配置されており、このような配置が困難である。また、各ディスクドライブに均等に冷却風を噴射するためには、噴流ダクトに設ける開口部の流動抵抗を非常に大きくしなければならず、噴流ダクトに設けるファンが大型化する。
本発明は、上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、ディスクアレイ装置において、筐体内に配置される各ディスクドライブの温度を均一化することにある。本発明の他の目的は、ディスクアレイ装置の騒音を低減することにある。本発明のさらに他の目的は、ディスクドライブの信頼性を向上させ、長寿命化を可能にすることにある。本発明のさらに他の目的は、ディスクドライブを高密度実装してディスクアレイ装置の大容量化および高速化を可能にすることにある。そして本発明はこれら目的の少なくともいずれかを達成することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の特徴は、アレイ状に配置された多数のディスクドライブと、このディスクドライブアレイを収容する筐体と、このディスクドライブアレイの一方端側に配置された送風ファンと、ディスクドライブアレイの中間部に配置した冷却手段とを備え、この冷却手段よりも前記送風手段により生じた冷却風の下流側に配置されたディスクドライブアレイを冷却するよう冷却手段が配置されていることにある。
そしてこの特徴において、冷却手段はディスクドライブアレイの中間部に配置した吸引管であり、この吸引管にディスクドライブアレイを冷却した空気が流通するダクトを接続し、このダクトを流通する空気を筐体外部に排気する排気手段を設けてもよく、排気手段は、吸込み方式のファンとこのファンを収容しダクトの他端部が接続されたチャンバとを有し、このチャンバを筐体内に設けてもよい。
また、ディスクドライブアレイは、筐体内で上下方向には1列で水平方向には多数列配置されており、送風ファンはディスククドライブアレイの1または複数の列ごとに配置されていてもよく、冷却手段に伝熱管を介して他の冷却手段を設け、この他の冷却手段を筐体に形成した開口部近傍に配置し、ディスクドライブアレイが発熱して暖められた空気を局所的に冷却して筺体外に排気するものであってもよい。なお、冷却手段は、ペルチェ素子と、このペルチェ素子の一端に接続したフィン付きのヒートパイプとを有し、他の冷却手段はヒートシンクを有するものであってもよい。
さらに、上記特徴において、複数のディスクドライブの下側に配置され、コネクタを介してディスクドライブと電気的に接続されるマザーボードを有し、ディスクドライブをマザーボードに熱的に接続させる手段を設けることが好ましく、一方がコネクタまたはマザーボードに接続されており、他方がディスクドライブに接触するバネを有してもよい。冷却手段はマザーボードに接続した高熱輸送部材を有し、他の冷却手段はヒートシンクを有するものでもよく、高熱輸送部材は、ヒートパイプであってもよい。
本発明によれば、アレイ状に配置された複数のディスクドライブの一端側に全体を冷却する手段を、この複数のディスクドライブの中間部に冷却に寄与する手段を設けたので、筐体内に配置される各ディスクドライブの温度が均一化される。また、騒音も低減できる。その結果、ディスクドライブの信頼性が向上し、長寿命化が可能になる。また、ディスクドライブを高密度実装することが可能になり、ディスクアレイ装置の大容量化および高速化が可能になる。
以下本発明に係るディスクアレイ装置のいくつかの実施例を、図面を用いて説明する。図1ないし図4に、ディスクアレイ装置50の一実施例を示す。図1は、ディスクアレイ装置50の側面断面図であり、図2は、ディスクアレイ装置50の上面図であり、図4はディスクアレイ装置の斜視図である。図4は、ディスクアレイ装置50内の流れを説明する図である。
ディスクアレイ装置50では、扁平な筺体1中にディスクドライブ2が多数実装されている。図3に示すように、筺体1は、上面に上カバー22を、側面にガイドレール取付け部23を有している。本実施例では、筐体1の前方位置に、ディスクドライブ2を前後方向に4列、幅方向に12列アレイ状に配置している。ディスクドライブ2のアレイの後ろ側には、幅方向に3台のメインファン5が設置されており、各メインファン5は幅方向4列分のディスクドライブ2を冷却する。メインファン5の後ろ側には、前後方向に細長い直方体状をした電源やコントローラなどの電子回路基板9が、幅方向に9個並んで配置されている。
各ディスクドライブ2の下面には、コネクタ3が設けられており、このコネクタ3はディスクドライブ2の下方に、全ディスクドライブ2領域を覆って設けた第1のマザーボード4上のコネクタと接続する。同様に、電源やコントローラなどである電子回路基板9の下方には、全電子回路基板9領域を覆う第2のマザーボード8が設けられている。第1のマザーボード4と第2のマザーボード8とは、図示しない配線で接続されている。電子回路基板9は、図示しないコネクタを介して第2のマザーボード8に接続されている。
本発明で特徴的なことは、このように構成したディスクドライブ装置50において、メインファン5の他に、ディスクドライブ2の温度上昇を抑制する手段を設けたことにある。図1に示した実施例では、電子回路基板9よりも後ろ側で高さ方向の上側に、筺体1壁面に沿ってサブファン6を幅方向に3個取り付けている。そして、各サブファン6ごとに閉空間を形成するチャンバ7を設け、このチャンバ7内の空気をサブファン6が筐体1に設けた排気口から排気している。
各チャンバ7には、複数のダクト10、本実施例ではディスクドライブ2の幅方向列に応じて、各4個ずつ接続されている。ダクト10は筐体1の上部を前後方向に走っており、その先端は前後方向に複数列配置されたディスクドライブ2の中間部、本実施例では2列目と3列目の間、にまで達している。ディスクドライブ2の前後方向列の隙間部に対応する位置であって、ダクト10の先端および中間部には、吸気用のノズル11が設けられている。
具体的には、一方のノズル11は、第2列のディスクドライブ2と第3列のディスクドライブ2の間に、他方のノズル11は、第3列のディスクドライブ2と第4列のディスクドライブ2の間に設置されている。このノズル11は、上下方向に延びた円管であり、その側面である前側に、上下方向に位置を変えて複数の孔が形成されている。
このように構成した本実施例における、冷却動作を以下に説明する。ディスクアレイ装置50は、上記のように、筐体1内に多数の磁気式または光式のディスクドライブ2が搭載されている。各ディスクアレイ装置50は、光などの高速な専用ネットワーク回線で接続されて、管理ソフトウェアにより運用され、SAN(ストレージエリアネットワーク)や、NAS(ネットワークアタッチドストレージ)、あるいは単独のRAID(RedundantArray of Inexpensive Disks) ディスク装置として利用される。
ところで、ディスクアレイ装置50に搭載されるディスクドライブ2は、詳細を省略したが、内部に磁気ディスクや駆動モータ,磁気ヘッド,アクチュエータを有するディスク本体と、制御用の電子部品や接続コネクタを有する。そして、これら各部品の中で、駆動モータとアクチュエータ,LSIなどの制御用電子部品が、主たる発熱源になる。
これら発熱源で発生した熱は、一次的にはディスクアレイ装置50の中間部に配置したメインファン5が、外気を吸気して筐体1内に導くことで冷却風が発生し、筐体1外へ排熱される。ここで、メインファン5の冷却能力が低いと、ディスクドライブ2の温度が上昇するか、または複数のディスクドライブ2,2間で温度のバラツキが生じ、ディスクドライブ2が誤動作したり、長期の運転においては信頼性が悪化する恐れがある。
例えば、ディスクドライブ2,2間で温度がバラつくと、電子回路のタイミングにずれが生じ、コントローラからディスクドライブ2へのアクセスに不具合が生じたり、データの転送時間に遅れが出る場合がある。また、ディスクドライブ2の温度が許容限界以上に上昇すると、ディスク表面に塗布した潤滑層が劣化し、ディスクが損傷し易くなる。
一方、ディスクドライブ2は、内部に磁気ディスクや駆動モータ,アクチュエータなどを有しており、これらの稼動部は騒音源となり得る。ディスクドライブ2の数が増えると、これら各部材から放射される騒音を無視できない。このことは、ディスクアレイ装置
50内で空気流を発生させるメインファン5から放射される騒音についても、同様である。
50内で空気流を発生させるメインファン5から放射される騒音についても、同様である。
そこで、本実施例のディスクドライブ装置50では、メインファン5が誘起する冷却風を、筺体1の前方から流入させて、ディスクドライブ2の前後方向列を冷却させる。その後、電子回路基板9を冷却させて、筺体1の後ろ側から排気する。その際、冷却風は、ディスクドライブ2および電子回路基板9が発熱体であるから、これら部品を経る度に加熱され、下流である筐体1の後部側に行くほど温度上昇する。
つまり、メインファン5が誘起する冷却風だけを用いると、冷却風の下流側のディスクドライブ2の温度が上流側のディスクドライブ2に比べて高くなる。これは、下流側のディスクドライブ2が、上流側のディスクドライブ2により形成される温度境界層の中に入り、各ディスクドライブ2の列間に流速の非常に遅いよどみ域が形成されるからである。よどみ域では、前方にあるディスクドライブ2により加熱されて形成された暖気が再循環する。
そこで、本実施例ではサブファン6を設けて、この不具合を解消している。つまり、筐体1の上部であって筐体1の後ろ側壁面に取り付けたサブファン6を稼動させると、サブファン6が収容されたチャンバ7内の空気が、筺体1に形成した図示しない開口部を経て筐体1の外へ排気される。
チャンバ7は、筐体1の前後方向に延びるダクト10を介してノズル11に連通している。ダクト10は、電子回路基板9を越えて前方のディスクドライブ2のアレイ間まで延びている。また、ノズル11は、ダクト10の中間部および先端部に取り付けられている。したがって、筐体1の上下方向に延びディスクドライブ2間に配置されるノズル11から、よどみ域に停留するまたは再循環する暖気を、ダクト10およびチャンバ7を介して筐体1外に排気できる。ここで、ノズル11の側面部には高さを変えて孔が形成されているから、筐体1上部だけでなく筐体1下部に停留するような暖気も筐体1外に排気できる。
アレイ状に配置したディスクドライブ2の中間部にノズル11が取り付けられているから、ノズル11よりも前方側またはメインファン5が誘起する冷却風のノズル11よりも上流側に配置されたディスクドライブ2を通過して暖められた空気の一部は、ノズル11側面の孔から吸引される。したがって、ノズル11よりも後方側またはノズル11よりも下流側のディスクドライブ2で発生する熱が、前方または上流側のディスクドライブ2により暖められた空気と熱交換することによる冷却性能の低下を抑制できる。
ノズル11は、ディスクドライブ2により暖められた空気を筐体1外に排出するために設けられているので、ノズル11に形成する孔はノズル11の前面側に設けることが望ましい。また、メインファン5は外気をディスクドライブ2のアレイに導くのに十分な能力を有するから、筐体1内に導入された外気はほぼ水平方向の流れとなり、水平方向に比べて高さ方向の温度の変化は少ない。したがって、ノズル11の高さ方向位置を変えて複数の孔を形成すれば、高さ方向の各位置での暖気を効率的に吸引できる。
図3に、本実施例におけるノズル11の効果を、形成される温度境界層13により説明する。図2に示すように、前後方向に長い扁平なディスクドライブ2は、前後方向に4台、一直線上に並んで配置されている。図3では、この中から2台目から4台目分を示している。メインファン5により筐体1外から筐体1内に吸引された冷却風は、前方に位置するディスクドライブ2bを通過する際に、このディスクドライブ2bで発生した熱により暖められ、温度上昇して後方に位置するディスクドライブ2cへ向かう。このとき、前方に位置するディスクドライブ2bの側面および後面には、温度境界層13が発達し、後方に位置するディスクドライブ2cの側面ではかなりの厚さになる。
ここで、従来は前方のディスクドライブ2bの後面側に発達した温度境界層内に気流の停留部が形成されていた。しかし本実施例では、停留部に相当する位置にノズル11bcを配置したので、前方のディスクドライブ2bの後部付近に発達した温度境界層と、温度境界層周りの冷たい空気がノズル11bcに向かう流れが形成される。その結果、ディスクドライブ2b,2c間に形成された暖気が、ディスクドライブ2b,2c間の空間を循環する状態を解消できる。温度上昇した冷却風が後方のディスクドライブ2cに流入する量を低減できるので、後方のディスクドライブ2cの温度上昇を抑制できる。同様に、ディスクドライブ2cの下流側に配置したディスクドライブ2dの前方にはノズル11cdが配置されているので、ディスクドライブ2c周りに発達する温度境界層の影響を低減でき、ディスクドライブ2dの温度上昇を抑制できる。
ディスクアレイ装置50をメンテナンスするときは、後述するシステム筺体60に設けたガイドレールを用いて、筺体1をラックの前面に引き出す。その後、上カバー22を開け、次いでチャンバ7と一体化されたダクト10を外す。これにより、ディスクドライブ2および第1のマザーボード4,第2のマザーボード8,電源やコントローラなどの電子回路基板9やメインファン5を容易に抜き差しできる。
本実施例では、ノズル11(11bc,11cd)から空気を吸入させているので、サブファン6を下流側に配置した。その結果、ノズル11から空気を吐出する場合に比べて、空気流を一様化しやすい。したがって、各ノズル11を流れる空気流を、均一化できる。また少量の空気流だけで、ディスクドライブ2b,2c間または2c,2d間に形成される恐れのある暖気の再循環流を吸引できるので、サブファン6の容量をメインファン5に比べて小容量とすることができる。これにより、サブファン6からの騒音発生を回避できる。
また本実施例では、メインファン5が誘起した冷却風で冷却する冷却効果と、温度境界層の発達をノズル11からの吸引により抑制して得られる冷却効果とにより、各ディスクドライブ2を冷却している。したがって、極めて効率的にディスクドライブ2を冷却でき、各ディスクドライブ2間の温度分布を均一化できる。本実施例では、メインファン5の能力や負荷を増大させる必要が無く、騒音も抑制できる。
図5に、上記実施例の変形例を上面図で示す。図2に示した実施例では、サブファン6を収容する各チャンバ7に複数本のダクト10が接続されていたが、本変形例では各チャンバ7に、チャンバ7と幅方向長さが同程度のダクト10aが接続されている。ダクト
10aの幅は図2の場合に比べて広くなったが、ダクト10aに取り付けるノズル11の配置や本数は、図2と同様にする。本変形例によれば、ディスクアレイ装置50をメンテナンスする際に、チャンバ7とダクト10aが一体になっているので、取り外しや取り付けが容易になる。
10aの幅は図2の場合に比べて広くなったが、ダクト10aに取り付けるノズル11の配置や本数は、図2と同様にする。本変形例によれば、ディスクアレイ装置50をメンテナンスする際に、チャンバ7とダクト10aが一体になっているので、取り外しや取り付けが容易になる。
図6に、上記実施例の他の変形例を上面図で示す。図2に示した実施例では、各サブファン6ごとにチャンバ7を設けていたが、ディスクアレイ装置50が有するサブファンを全部収容するチャンバ7bを形成し、このチャンバ7bにチャンバ7bと幅方向長さが同程度のダクト10bを接続している点が、上記実施例および変形例と相違する。この変形例においても、ダクト10bに取り付けるノズル11の配置や本数は、図2の実施例と同様にする。本変形例によれば、ダクト10bやチャンバ7bを一体化したので、さらにメンテナンスが容易になる。
上記実施例および変形例では、ノズル11を第2列のディスクドライブ2bと第3列のディスクドライブ2c間、および第3列のディスクドライブ2cと第4列のディスクドライブ2d間に設けている。しかし、本発明はこれに限ること無く、ノズル11を例えば全てのディスクドライブ列間に設けてもよい。その場合、より暖気の停留を抑制できる。
本発明に係るディスクドライブ装置の他の実施例を、図7に側面断面図で示す。本実施例は上記実施例や変形例と異なり、ディスクドライブ2間で暖気を吸気する代わりにディスクドライブ2間に流入した暖気を冷却手段が冷却している。具体的には、2列目のディスクドライブ2の後方に、先端部に積層された多数のフィン15を貫通して取り付けた伝熱管を有するヒートパイプ14が配置されている。伝熱間は、図2に示したダクト10のように筐体1上部を前方から後方に延びており、筐体1の後部に配置されたペルチェ素子16の冷却面に一端部が接している。筐体の背面側に形成した排気口部の近傍は、ヒートシンク17が配置されている。このヒートシンク17は、ペルチェ素子16の放熱面が接している。
第4列のディスクドライブ2dの後方で、メインファン5の後方には、温度センサ24が設けられており、温度センサ24は電子回路基板9の中の電源基板に搭載したCPU18に接続されている。CPU18は、温度センサ24が接続された電子回路基板9に搭載したドライバ19に接続されている。ドライバ19から、ペルチェ素子16に電力が供給される。
このように構成した本実施例のディスクアレイ装置50では、各ディスクドライブ2の稼動負荷が増大すると、温度センサ24の出力が大になる。温度センサ24の出力が予め定めた上限値を超えると、CPU18からドライバ19に、ペルチェ素子16へ電力を供給する指令が出される。ペルチェ素子16に電力が供給されると、ペルチェ素子16の冷却面の温度が周囲の温度よりも低くなり、ペルチェ素子16の放熱面の温度が周囲の温度より高くなる。
この結果、第2列のディスクドライブ2bと第3列のディスクドライブ2c間の空気は、ヒートパイプ14の先端部のフィン15との間で熱交換し冷却され、下流側の第3列と第4列のディスクドライブ2c,2dが効果的に冷却される。メインファン5の能力および負荷を増大させずに、各ディスクドライブ2を良好に冷却できる。メインファンの能力や負荷が増大していないので、全体の騒音を抑制できる。
なお、第2列のディスクドライブ2bと第3列のディスクドライブ2c間の空気から吸収した熱は、放熱面側に設けたヒートシンク17から放出される。ヒートシンク17は、筺体1の最後部でメインファン5が形成する流れの最下流部に設けられているので、電子回路基板9等の他の発熱部材の冷却に悪影響を与え無い。また温度センサ24の出力が、予め定めた下限値を下回ったら、CPU18はドライバ19に、ペルチェ素子16への電力供給を停止させる指令を出す。これにより、無駄な冷却を防止でき、省電力化が可能になる。
図8に、本発明に係るディスクアレイ装置50の他の実施例を側面断面図で示す。本実施例では、各ディスクドライブ2を、コネクタ3を介して第1のマザーボード4に接続するとともに、各ディスクドライブ2の下部に熱コネクタ20を設けている。また、ディスクドライブ2の下方に、ヒートパイプ14を配置する。ヒートパイプ14は、筐体1の後面近傍まで延びており、その端部はフィン15付きの放熱部を形成している。
ディスクドライブ2部の詳細を、図9に正面断面図で、図10に側面断面図で示す。第1のマザーボード4の下面側に、ヒートパイプ14が接続されている。第1のマザーボード4の上面側には、コネクタ3が取り付けられており、このコネクタ3にネジ21で熱コネクタ20が取り付けられている。熱コネクタ20は、ディスクドライブ2の前後方向の長さより僅かに短い幅の板であり、上下方向には複数箇所で折り曲げられた形状となっている。熱コネクタ20を折り曲げ形状としているので、熱コネクタ20はばね性を有する。
このように構成した熱コネクタ20およびヒートパイプ14を用いると、各ディスクドライブ2で発生した熱の相当な部分は、熱コネクタ20および第1のマザーボード4を介して、第1のマザーボード4との接触部であるヒートパイプ14の吸熱部に伝達される。そして最後は、ヒートパイプ14の放熱部に設けたフィン15とメインファン5が誘起した冷却風とが熱交換して、筺体1外へ放熱される。ここで、フィン15を筺体1の最後部に配置しているので、他の発熱部材の冷却に悪影響を与え無い。また、熱コネクタ20はばね性を有しているので、左右の熱コネクタ20がディスクドライブ2を挟み込み、熱コネクタ20とディスクドライブ2との接触を確実にできる。
本実施例では、メインファン5が誘起した冷却風と、マザーボード4側への熱伝導とで、各ディスクドライブ2を冷却しているので、冷却効率が極めて高くなる。また、共通のマザーボード4上に各ディスクドライブ2が載置されているので、ディスクドライブ2間の温度分布が均一化される。本実施例においても、メインファン5の能力や負荷を増大しないで、各ディスクドライブ2を良好に冷却できる。また、全体の騒音を抑制できる。
図11に、上記各実施例および変形例で示したディスクアレイ装置50を積層したディスクアレイシステム100を、斜視図で示す。ディスクアレイ装置50は、システム標準ラックの筺体60に搭載されている。標準ラックの前面側および後面側には、図示しないが、メッシュまたはパンチングプレートでできた板が取り付けられている。従来は、メッシュやパンチングプレートが冷却風の流れ抵抗になり、メインファンだけでは十分に暖気を筐体60外に排出できない場合もあった。その場合、ディスクアレイ装置50を単独で使用するのに比べて、冷却効率が低下する。本実施例では、ディスクドライブ2間の冷却風の温度を低減できるので、標準ラック60にディスクアレイ装置50を複数搭載した場合でも、ディスクドライブ2のアレイを安定して冷却できる。
上記各実施例および変形例に記載のディスクアレイ装置によれば、ディスクドライブの冷却性能が向上し、ディスクアレイ装置内のディスクドライブ間の温度差を低減できる。その結果、ディスクドライブの信頼性が向上し、長寿命化が可能になる。また、ディスクドライブを高密度に実装することができ、ディスクアレイ装置を大容量化および高速化できる。さらに、ディスクアレイ装置を低騒音化できる。
1…筺体、2…ディスクドライブ、3…コネクタ、4…第1のマザーボード、5…メインファン、6…サブファン(排気手段,冷却手段)、7…チャンバ、8…第2のマザーボード、9…電子回路基板、10…ダクト、11…ノズル(吸引管)、12…よどみ域、
13…温度境界層、14…ヒートパイプ、15…フィン、16…ペルチェ素子、17…ヒートシンク、18…CPU、19…ドライバ、20…熱コネクタ、21…ネジ、22…上カバー、23…ガイドレール取付け部、24…温度センサ、50…ディスクアレイ装置、60…筐体(標準ラック)、100…ディスクアレイシステム。
13…温度境界層、14…ヒートパイプ、15…フィン、16…ペルチェ素子、17…ヒートシンク、18…CPU、19…ドライバ、20…熱コネクタ、21…ネジ、22…上カバー、23…ガイドレール取付け部、24…温度センサ、50…ディスクアレイ装置、60…筐体(標準ラック)、100…ディスクアレイシステム。
Claims (10)
- アレイ状に配置された多数のディスクドライブと、このディスクドライブアレイを収容する筐体と、このディスクドライブアレイの一方端側に配置された送風ファンと、前記ディスクドライブアレイの中間部に配置した冷却手段とを備え、この冷却手段よりも前記送風手段により生じた冷却風の下流側に配置されたディスクドライブアレイを冷却するよう前記冷却手段が配置されていることを特徴とするディスクアレイ装置。
- 前記冷却手段はディスクドライブアレイの中間部に配置した吸引管であり、この吸引管に前記ディスクドライブアレイを冷却した空気が流通するダクトを接続し、このダクトを流通する空気を筐体外部に排気する排気手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。
- 前記排気手段は、吸込み方式のファンとこのファンを収容し前記ダクトの他端部が接続されたチャンバとを有し、このチャンバを前記筐体内に設けたことを特徴とする請求項2に記載のディスクアレイ装置。
- 前記ディスクドライブアレイは、前記筐体内で上下方向には1列で水平方向には多数列配置されており、前記送風ファンはディスククドライブアレイの1または複数の列ごとに配置されていることを特徴とする請求項3に記載のディスクアレイ装置。
- 前記冷却手段に伝熱管を介して他の冷却手段を設け、この他の冷却手段を前記筐体に形成した開口部近傍に配置し、前記ディスクドライブアレイが発熱して暖められた空気を局所的に冷却して筺体外に排気することを特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。
- 前記冷却手段は、ペルチェ素子と、このペルチェ素子の一端に接続したフィン付きのヒートパイプとを有し、前記他の冷却手段はヒートシンクを有することを特徴とする請求項5に記載のディスクアレイ装置。
- 複数の前記ディスクドライブの下側に配置され、コネクタを介してディスクドライブと電気的に接続されるマザーボードを有し、前記ディスクドライブをマザーボードに熱的に接続させる手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載のディスクアレイ装置。
- 一方が前記コネクタまたはマザーボードに接続されており、他方がディスクドライブに接触するバネを有することを特徴とする請求項7に記載のディスクアレイ装置。
- 前記冷却手段はマザーボードに接続した高熱輸送部材を有し、前記他の冷却手段はヒートシンクを有することを特徴とする請求項5に記載のディスクアレイ装置。
- 前記高熱輸送部材は、ヒートパイプであることを特徴とする請求項9に記載のディスクアレイ装置。
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