JP2007257792A - ストレージ装置 - Google Patents

ストレージ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007257792A
JP2007257792A JP2006083445A JP2006083445A JP2007257792A JP 2007257792 A JP2007257792 A JP 2007257792A JP 2006083445 A JP2006083445 A JP 2006083445A JP 2006083445 A JP2006083445 A JP 2006083445A JP 2007257792 A JP2007257792 A JP 2007257792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
outside air
cooling
housing
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006083445A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Miyamoto
憲一 宮本
Koji Morishita
康二 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006083445A priority Critical patent/JP2007257792A/ja
Priority to US11/437,693 priority patent/US7914366B2/en
Priority to EP06255688A priority patent/EP1838143A3/en
Publication of JP2007257792A publication Critical patent/JP2007257792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1406Reducing the influence of the temperature
    • G11B33/1413Reducing the influence of the temperature by fluid cooling
    • G11B33/142Reducing the influence of the temperature by fluid cooling by air cooling
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20709Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for server racks or cabinets; for data centers, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/20718Forced ventilation of a gaseous coolant
    • H05K7/20736Forced ventilation of a gaseous coolant within cabinets for removing heat from server blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【解決課題】風流分離構造体を用いてストレージ装置の効率的な冷却を実現する冷却方法を実現する。
【解決手段】筐体内に形成された複数の冷却領域と、各冷却領域に外気を誘導し、次いで、当該外気を前記筐体の排出領域から当該筐体外部に排出する、外気導入・排出装置と,前記各冷却領域を通過した外気を前記排出領域まで導く外気誘導領域と、を備え、一つの冷却領域を通過した前記外気が他の冷却領域を通過した前記外気と混合しないように、前記外気誘導領域を構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、筐体内に多数の記憶媒体を収容した、高密度実装型のストレージ装置に係わり、特に、筐体内に於ける冷却性能を向上するための構造を備えたストレージ装置に関する。
一般に、電子装置において、ハードディスクドライブに供給される電力の一部は、ハードディスクの回転による摩擦熱や電子回路部の抵抗熱に変換される。複数のハードディスクドライブをアレイ状に配置して備えるストレージ装置は、このハードディスクドライブが高密度に搭載されているほど、発熱量が大きくなる。そこで、ストレージ装置を稼動している間は、ストレージ装置内のハードディスクドライブや電子回路部を冷却する必要がある。
近年のストレージ装置においては、例えば、RAID(Redundant Array of Independent Disks)方式による大型のストレージ装置に代表されるように、その記憶容量が増大する傾向にある。即ち、ストレージ装置に搭載されるハードディスクドライブの総数が増加、即ち、ハードディスクドライブの実装密度が増加してきている。
この高密度実装によって、ストレージ装置の消費電力及び発熱量も増加の一途を辿っている。発熱に対する対策として、ストレージ装置内に外気を導入するためのファンが大型化されてはきているが、ハードディスクドライブの高密度実装により、ストレージ装置内部における外気の循環に対する抵抗が大きく、ストレージ装置内を十分冷却する効果が達成されていない。このため、ファンを更に大型化せざるを得ず、これによりファンから発生する騒音が大きく、かつファンを稼動させるための電力消費が増大化している。
従来、この種の冷却システムを備えた磁気ディスク装置として、特開平8−273345号公報に記載のように、情報を磁気的に記憶する複数台の磁気ディスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御する制御回路部が搭載された制御回路基板と、前記磁気ディスクドライブと制御回路基板を空冷で冷却する送風手段とを、一つの装置筐体内に収納して成る磁気ディスク装置において、前記磁気ディスクドライブ、制御回路基板及び送風手段をフレーム内に保持して一つのディスクボックスを構成するとともに、該ディスクボックスを一つの装置筐体内に複数台収納したことを特徴とするものが提案されている。
また、特開2005−19562号公報には、筐体の天井に内部と外部とを通気させるための通気部が設けられ、天井に近い側の段に画成される第1の電子機器収容用ボックスを収容するための第1の収容部に、2つの開口面を有する中空のダクトが配設され、第1の開口面は通気部に面し、第2の開口面は天井から遠い側の段に画成される第2の電子機器収容用ボックスを収容するための第2の収容部に面し、第2の収容部に収容される第2の電子機器収容用ボックスの内部の空気が、ダクトの内部を通って通気部から筐体の外部へ排出され、第1の収容部に収容される第1の電子機器収容用ボックスの内部の空気が、ダクトの外壁面に沿って通気部から筐体の外部へ排出される構造を有するストレージ装置が紹介されている。
特開平8−273345号公報 特開2005−19562号公報
しかしながら、特開平8−273345号公報においては、ディスクボックス毎に送風手段を設けてディスクユニット毎に冷却を行うことは提案されていても、排気を効率化させることやファンの小型化については配慮がない。
また、特開2005−19562号公報においては、第1の収容部上部にあるファンが第2の収容部からの排気及び第1の収容部からの排気の両方を筐体外部に輸送する役割を持つので、排気すべき外気の量が多くなる。このため、ファンから離れた場所の筐体内の外気は筐体外へ排出され難く、筐体内に外気が滞りがちとなり、冷却性能が低下する。
さらに、第1の収容部を冷却した外気と第2の収容部を冷却した外気とが同じダクトに流されるのと、これら二つの外気がダクトに入る位置が異なる、すなわち、第1の収容部を流れる外気がダクトの途中から入り、第2の収容部を流れる外気がダクトの開始端から入るために、ダクト内で外気の流通のバランスが乱れ、冷却性能が低下する問題がある。この問題を避けようとすると、一層ファンを大型化しなくてはならない。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ストレージ装置を冷却する際のファンから発生する騒音や、冷却に要する電力消費を抑制することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、ストレージ装置において、第1の収容部を冷却する外気の流れと、第2の収容部を冷却する外気の流れとが、混合しないようにしたことを特徴とするものである。
即ち、本発明は、複数の記憶媒体を収納する記憶媒体収容部と、上位ホスト装置からのデータ入出力要求に応答して前記記憶媒体に対するデータ入出力処理を行うコントロールユニット部と、前記記憶媒体収容部及び前記コントロールユニット部に電源を供給する電源部と、を一方向に配列して筐体内に備えるストレージ装置において、前記筐体内に形成された複数の冷却領域と、各冷却領域に外気を誘導し、次いで、当該外気を前記筐体の排出領域から当該筐体外部に排出する、外気導入・排出装置と、前記各冷却領域を通過した外気を前記排出領域まで導く外気誘導領域と、を備え、一つの冷却領域を通過した前記外気が他の冷却領域を通過した前記外気と混合しないように、前記外気誘導領域を構成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、ストレージ装置を冷却する際のファンから発生する騒音や、冷却に要する電力消費を抑制することができる。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、ストレージ装置全体を示す斜視図である。図1に示す通り、ストレージ装置100は、大型の矩形を成す筐体200内に、筐体の接地面側から筐体の頭頂側に向かって、順に、DC電源600、バッテリ800、LGボックス(コントロールユニット部)400、HDDボックス300が収容されて構成されている。
図示しない上位装置(例えば、ホスト装置)が、図1のストレージ装置に接続され、上位装置によってアクセスされるデータがHDDボックス300内のハードディスクドライブに保存されている。各HDDボックス300には、複数のハードディスクドライブ300Aがアレイ状に配置されている。LGボックス400は、上位装置とストレージ装置との間でのデータの入出力を制御するコントロール回路を備えている。DC電源600は交流電力を直流電力に変換し、LGボックス及びHDDボックスに直流電力を供給する。バッテリ800は、予備電源装置である。
図2は、ストレージ装置100の筐体200に、各ユニットが収容される状態を示した斜視図である。ストレージ装置100の上段には、既述のHDDボックス300が収容されている。HDDボックス300内のハードディスクドライブ300AはHDDボックスに対して抜き差し可能に収容されている。符号500は、ストレージ装置の上端面にある、電動ファンである。この電動ファンは外気を筐体外からHDDボックスを経由させて筐体中心側に導き、この外気をストレージ装置の上端から排気させる。
HDDボックス300には、重力方向に4列、鉛直方向に対して直角方向に16列の合計64個のディスクドライブ310がアレイ状に搭載されている。なお、複数のフレームを矩形に組み立てて、筐体200の全体が構成されているとともに、筐体の上段、中段、下段は、仕切りフレーム201、202によって作られている。仕切りフレーム201上にHDDボックス300が支持されている。仕切りフレーム201と仕切りフレーム202との間に形成される中段には、コントロールユニット400が仕切りフレーム202に支持固定されている。さらに仕切りフレームと筐体下端のフレーム203との間に形成される下段には、DC電源600及びバッテリ800、さらにACボックス700が収容されている。
LGボックス(コントロールユニット部)400、制御回路が形成された複数の論理基板430を備えている。論理基板430は、LGボックスに対して抜き差し可能にLGボックスに収容されている。論理基板430は、ストレージ装置100と情報処理装置との間でデータ入出力のための通信を行うためのチャネルアダプタや、ディスクドライブ300Aに記憶されるデータに対する入出力処理を行うディスクアダプタや、情報処理装置との間で授受されるデータを記憶するためのキャッシュメモリ、などがある。LGボックス400の上端面には、外気を筐体200外から筐体内に引き込む電動ファン410が配置されている。この電動ファンは、外気を電源部及びLGボックスを経由させて筐体内に導き、これを筐体外に排出する。
筐体200の下段にはバッテリ800、ACボックス700、DC電源800が収容される。これらが一体となってストレージ装置の電源部を形成する。重量の重い電源部をストレージ装置100の下段に配置することにより、ストレージ装置を接地する際に、ストレージ装置を安定させている。なお、図1に示すように、ストレージ装置の正面には、操作入力部100Aがある。
DC電源600は、交流電力を直流電力に変換し、LGボックス400及びディスクドライブ310に直流電力を供給する。バッテリ800は停電時やDC電源600の異常時等に、ストレージ装置100の内部の各装置に電力を予備的に供給する。ACボックス700は、ストレージ装置100に対する交流電力の取り入れ口であり、ブレーカとして機能する。ACボックス700に取り入れられた交流電力がDC電源600に供給される。ストレージ下段にある電源部で発生するより大きい熱量は、電動ファン410によって筐体内に供給された外気によって冷却される。なお、図2に示されるようにHDDボックス300、LGボックス400、電源部は、それぞれストレージ装置の正面側と背面側から一対づつ、ストレージ装置に配置収容されている。
図3は、ストレージ装置の冷却方式を示すための、ストレージ装置全体の斜視図である。ストレージ装置の冷却領域は、大きくは二つに分かれ、すなわち、冷却領域は、HDDボックス300を冷却する領域212と、LGボックス400及び電源部410Aを冷却する領域214から成る。電動ファン500は外気216を筐体外からHDDボックスを経由して筐体内に吸引する。この外気は電動ファン500によって、排気218としてストレージ装置100外に排出される。外気216は筐体外から筐体内に流れる過程で、ハードディスクドライブの周りを通過して、ハードディスクドライブを冷却する。
図3には直接図示されてはいないが、図2で説明した電動ファン410は、外気220を筐体外からLGボックス400及び電源部410Aを経由して筐体内に吸引し、この外気は、筐体内を上昇して、HDDボックスと筐体側面との間に形成された空間222を介して、排気224として筐体外に排出される。外気が吸気216、そして排気218として、筐体内から筐体外に排出されるまでの、外気誘導ルートあるいは外気誘導領域と、外気が吸気220、そして排気224として筐体の左右の側面から筐体外に排出されるまでのルートあるいは領域とは、それぞれの外気が混合しないように形成されている。即ち、外気220がHDDボックス冷却用の外気と実質的にならないようにしている。
なお、図4に示すように、筐体200の周りには化粧パネル230が装着される。化粧パネルには、図示しないが、外気導入用の複数の開口が設けられている。化粧パネル230と筐体200との間には通風可能な空間が形成される。さらに、図3において、外気はストレージ装置の正面、背面、右側面、及び左側面からストレージ装置内に吸引される。
次に、ストレージ装置内に形成される外気の誘導ルートを、二つの冷却領域毎に、実質的に独立して形成するための構成について説明する。図5は、この構成を示すための斜視図である。一対のHDDボックス300がストレージ装置の正面側と背面側からそれぞれストレージ装置内に収容されている。一対のHDDボックス300の間には、図3の吸気220が筐体内を通過する導入ルートを外気216が筐体内を通過する導入ルートから実質的に区別するための、構造体210が配置されている。この構造体の存在によって、筐体内に於ける外気の導入ルートは図6、図7のようになる。図6は、図3の説明とも一部重複するが、吸気216がHDDボックスの正面、左右の側面から構造体210内に入り、ストレージ装置の排気領域にあるファン500によって、排気218として筐体外に排出される。図7において、筐体200の中段及び下段の周囲から吸引された外気220が構造体210の内部に至ることなく、構造体210の外側の左右の側面と筐体との間、即ち、筐体とHDDボックスの収納領域との間を、上昇して排気224となってストレージ装置外に排出される。
次に、構造体210の詳細を図5に戻り説明する。構造体210は、平面及び内部が開放された矩形状に形成されている。構造体210の底面は、外気220(図7参照)を構造体内に進入しないようにするために遮蔽されている。構造体210の左右の側面も同様である。図8(a)にも示すように、構造体210は、底面210Aと、左右の側面210Cと、構造体の全体矩形形状を形成するフレーム210Bとを備えて構成されている。構造体の正面及び背面には、フレーム210Bにパネル330が固定される。このパネルは、図5に示すように、HDDボックスに面している。パネル330には、外気が構造体210内に進めるようにする、複数の開口330Aが形成されている。この開口が形成される密度が、構造体210の下端側に向かって(ストレージ装置の底面側に向かって)大きくなるように形成されている(図8(b)参照)。
これは、外気を構造体210内に取り入れる吸引力がファン500から遠くなるほど低下する恐れがあり、これに対処するためである。図3に示す外気216は開口330Aを介して構造体210内に導かれ、図9に示すように、外気220は、構造体210内ではなく、構造体210の左右の側面210Cに沿って筐体内を上昇する。したがって、構造体210によって、吸気216が誘導される領域と、吸気220が誘導される領域とが分離される。ファン500は吸気216を吸引・排気するのに足りる容量ですみ、ファン410は吸気220を吸引・排気するのに足りる容量ですむ。
すなわち、本構造体210は上部が開いた箱型に形成され、構造体の上部にファン500を設けるとともに、構造体底部の下方向にもファン410を設けて外気を分離する構造を有する。したがって、ファンが稼動する際の騒音が減り、かつ効率的な外気の排気を可能にする。なお、従来は構造体210が無く、吸気220は吸気216と筐体内部で一緒になり、一緒になった外気をファン500が纏めて排気していたため、ファン500が大型化する。この結果、ファンの消費電力及び騒音も大きくなる。また、ファンの羽を回転させる軸部分が大きくなると風路を遮るが、ファンを小型化することで、流路の面積に応じてファンを設置することができる。
図10に示すように、構造体210の底面210Aは、底面の正面側端部211Aと背面側端部211Bとから、構造体の中心に向かった傾斜面213A,213Bが左右の側面のそれぞれに形成されている。さらに、底面210Aの中心215Aから前記傾斜面213Aと213Bとの交点213Cとを結ぶよう稜線213Dが形成されている。傾斜面213A、213Bと稜線213Dによって、半三角錐状の凹部217が構造体の中心から左右それぞれの側面に向けて一対形成されている。外気220はファン400によって構造体210側に圧送されたのち、構造体210の底面210Aにぶつかり、凹部217に沿って構造体の左右の側面210C側に誘導される。当該凹部の幅は、凹部が三角錐の形状をしているために、凹部の幅が構造体の中心から左右の側面に向けて徐々に大きくなる結果、外気220は、構造体の中心から左右の側面側に円滑に誘導される。すなわち、外気220は、構造体の中心から左右それぞれの側面に向けて一対形成された凹部217により、構造体の中心から、左右の側面側に円滑に誘導される。すなわち、構造体210は、HDDボックスが設置されていない方向、つまり側面の方向にLGボックスからの排気が流れるように凹部を設けた構造を有する。また、傾斜面213A、213Bによって、外気が構造体の正面側・背面側から中心側に誘導されるようになっている。この外気の流れは、図9に示されている。
図11は構造体の寸法を示す。構造体の底面の正面側の一辺をL、側面の側の一辺をD、構造体の高さをHとする。構造体の底面の正面側端部211Aと正面背面側端部211Bとの中間点を211Dとする。211Aから211Dまでの長さをd、211Dから底面210Aの中心215Aまでの長さをl、211Dから213Cまでの長さをhとすると、それぞれ
0≦L−2l≦L/2
0≦d≦D/2
0≦h≦H
との関係が成り立つように、前記構造体が作られる。この構造体は金属、樹脂、あるいは発泡スチロール材によって作られる。
構造体210の底面に形成される凹部217において、図12(a)に示すように、0≦L−2l≦L/2の関係が保たれる限りにおいてはL−2lの大きさが0より大きくてもよい。すなわち、半三角錐状の凹部217の頂点が215A一点で形成されなくともよく、215B、215Cのように頂点が複数あって、さらに頂点と頂点との間に距離があってもよい。
また、図12(b)に示すように、底面の正面側端部211Aより内側に211Cを、背面側端部211Bより内側に211Eをそれぞれ設け、211C、211Dから構造体の中心に向かって凹部217を形成してもよい。この場合、211Aから211Cまでの長さをa、211Eから211Bまでの長さをbとすると、a、b<D/2のように、211Cあるいは211Eから211Dまでの長さaまたはbは、構造体210の底面の側面側の一辺D/2よりも、短く形成されてもよい。
なお、底面210Aの中心215Aから前記傾斜面213Aと213Bとの交点213Cとを結ぶよう形成される稜線213Dは、たとえば、図13に示すように、曲線からなってもよい。その場合、構造体の底面の正面側の一辺をL、側面の側の一辺をD、構造体の高さをHとする。構造体の底面の正面側端部211Aから、背面側端部211Bとの中間点を211Dとする。211Aから211Dまでの長さをd、211Dから底面210Aの中心215Aまでの長さをl、211Dから213Cまでの長さをhとすると、それぞれ
0≦L−2l≦L/2
0≦d≦D/2
0≦h≦H
との関係が成り立つように、前記構造体が形成される。
また、図13(b)乃至(e)に示された角度をα、β、r、σ、εとおくと、0°<α、β、r、ζ、σ、ε<90°の関係が成り立つように構成される。
さらに、構造体210の底面に形成される凹部217の形状は、必ずしも錐に類似した形状でなくとも、図14に示すように、楕円形状や円形形状などの種々の形状を組み合わせて構成されてもよい。また、前記傾斜面213Aと213Bとの交点213Cとを結ぶよう形成される稜線213Dは、必ずしも直線でなくともよく、流線型状、曲線状、階段状などでもよい。また、必ずしも、左右対称の同じ線形状でなくてもよい。
また、構造体210の側面210Cに現れる凹部217の切り口の形状も、必ずしも三角形ではなくてよく、図15に示すように、半楕円形や円形でもよく、凹部が何らかの窪みを有する形状であれば足り、その切り口の形状は問わない。また、必ずしも、切り口が両側面において左右対称の形状をとらなくてもよい。
以上本実施の形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
ストレージ装置全体を示す斜視図である。 ストレージ装置100の筐体200に、各ユニットが収容される状態を示した斜視図である。 ストレージ装置の冷却方式を示すための、ストレージ装置全体の斜視図である。 筐体200の周りに化粧パネル230が設置された様子を示す図である。 ストレージ装置内に形成される外気の誘導ルートを、冷却領域毎に、実質的に独立して形成するための構成を示す図である。 筐体上段からの吸気216が排気218として筐体外に排出される様子を示す図である。 筐体200の中段及び下段の周囲から吸引された外気220がストレージ装置外に排出される様子を示す図である。 構造体の正面及び背面の、フレーム210Bにパネル330を設けた様子を示す図である。 筐体200の中段及び下段の周囲から吸引された外気220がストレージ装置外に排出される様子を示す図である。 構造体の構造を示す図である。 構造体の寸法を示す図である。 構造体の変形例を示す図である。 構造体の変形例を示す図である。 構造体の変形例を示す図である。 構造体の変形例を示す図である。
符号の説明
100 ストレージ装置
100A ストレージ装置の操作入力部
200 筐体
210 構造体
210B フレーム
212、214 冷却領域
216、220 吸気
218、224 排気
230 化粧パネル
300 HDDボックス
310 ディスクドライブ
330 パネル
331 通気部
400 LGボックス
410 電動ファン
420 論理部
430 論理基板
500 電動ファン
600 DC電源
700 ACボックス
800 バッテリ

Claims (18)

  1. 複数の記憶媒体を収納する記憶媒体収容部と、上位ホスト装置からのデータ入出力要求に応答して前記記憶媒体に対するデータ入出力処理を行うコントロールユニット部と、前記記憶媒体収容部及び前記コントロールユニット部に電源を供給する電源部と、を一方向に配列して筐体内に備えるストレージ装置において、
    前記筐体内に形成された複数の冷却領域と、
    各冷却領域に外気を誘導し、次いで、当該外気を前記筐体の排出領域から当該筐体外部に排出する、外気導入・排出装置と、
    前記各冷却領域を通過した外気を前記排出領域まで導く外気誘導領域と、を備え、
    一つの冷却領域を通過した前記外気が他の冷却領域を通過した前記外気と混合しないように、前記外気誘導領域を構成した、ストレージ装置。
  2. 前記外気誘導領域を第1の領域と第2の領域に仕切る構造体を備える、請求項1記載のストレージ装置。
  3. 前記外気導入・排出装置を第1の装置と第2の装置から構成し、
    前記第1の装置が、前記一つの冷却領域を通過した外気を前記第1の領域を経て前記排出領域から前記筐体外に排出し、
    前記第2の装置が、前記他の冷却領域を通過した外気を前記第2の領域を経て前記排出領域から前記筐体外に排出する、
    請求項2記載のストレージ装置。
  4. 前記第1の領域を前記筐体の中心寄りに形成し、前記第2の領域を前記筐体の外側寄りに形成した、請求項2記載のストレージ装置。
  5. 前記一つの冷却領域と前記他の冷却領域とを前記筐体内に、重力方向に沿って形成し、前記第1の装置を前記筐体の上端に備え、前記第2の装置を前記第1の冷却領域と前記他の冷却領域との間に備えてなる、請求項3記載のストレージ装置。
  6. 前記第1の領域は前記一つの冷却領域を通過した外気を前記排出領域から前記筐体外に排出し、前記第2の領域は前記他の冷却領域を通過した外気を前記排出領域から前記筐体外に排出し、
    前記構造体は、前記第2の領域を通過する外気を前記第1の領域外に誘導する、
    請求項2記載のストレージ装置。
  7. 前記第1の領域及び前記第2の領域を前記筐体の外周面側から筐体内に向かって形成するとともに、前記第1の領域は前記一つの冷却領域の中心側を前記排出領域に向けて形成されているとともに、前記第2の領域は前記他の冷却領域の中心側を経て前記一つの冷却領域の周りを前記排出領域に向けて形成されてなる、
    請求項4記載のストレージ装置。
  8. 請求項2記載の構造体を、前記他の冷却領域と前記一つの冷却領域との境界に設けてなる、請求項7記載のストレージ装置。
  9. 前記構造体の前記他の冷却領域に臨む第1の境界面を有し、当該第1の境界面が前記第2の領域を通過してくる外気を、前記一つの冷却領域の周りに誘導する、請求項8記載のストレージ装置。
  10. 前記構造体が前記一つの冷却領域に臨む第2の境界面を有し、前記第1の冷却通路を通過した外気を前記第2の境界面を通過して前記構造体内を前記排出領域に向けて誘導する、請求項9記載のストレージ装置。
  11. 前記第1の境界面は、前記筐体内を当該筐体の外側に向けて前記外気を誘導する第1の斜面を備えている、請求項9記載のストレージ装置。
  12. 前記第1の境界面は、前記外気を前記筐体中心側に誘導する第2の斜面を有する、請求項11記載のストレージ装置。
  13. 前記一つの冷却領域が前記記憶媒体収容部に形成され、前記他の冷却領域が前記コントロールユニットに形成されてなる、請求項2記載のストレージ装置。
  14. 前記記憶媒体収容部が第1の収容部と第2の収容部から構成され、前記第1の収容部と前記第2の収容部との間に、請求項10記載の構造体が配置され、前記第2の境界面が前記第1の収容部と、前記第2の収容部のそれぞれに臨んで設けられている、請求項13記載のストレージ装置。
  15. 前記第2の境界面に、前記第1の収容部と前記第2の収容部とをそれぞれ通過した外気を前記構造体内部に誘導する開口が形成されている、請求項14記載のストレージ装置。
  16. 前記第2の領域が前記記憶媒体収容部と前記筐体の外側端部との間に形成されている、請求項13記載のストレージ装置。
  17. 前記第1の斜面が前記第1の境界面の中心寄りからその外側に向けて形成されている、請求項11記載のストレージ装置。
  18. 前記第1の斜面及び第2の斜面が略円弧状に形成されている、請求項12記載のストレージ装置。

JP2006083445A 2006-03-24 2006-03-24 ストレージ装置 Pending JP2007257792A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006083445A JP2007257792A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 ストレージ装置
US11/437,693 US7914366B2 (en) 2006-03-24 2006-05-22 Storage apparatus
EP06255688A EP1838143A3 (en) 2006-03-24 2006-11-03 Storage apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006083445A JP2007257792A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 ストレージ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007257792A true JP2007257792A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38328402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006083445A Pending JP2007257792A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 ストレージ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7914366B2 (ja)
EP (1) EP1838143A3 (ja)
JP (1) JP2007257792A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183624A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Yaskawa Electric Corp ロボット制御装置
JP2013239454A (ja) * 2011-07-15 2013-11-28 Nec Corp 蓄電装置
JP2014026871A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Toyota Industries Corp 電池パック

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7857688B1 (en) * 2006-12-11 2010-12-28 Emc Corporation Electrical cabinet having multi-channel exhaust with bleeding vents to alleviate back-pressure
US8182319B2 (en) * 2008-12-10 2012-05-22 Oracle America Inc. Computer chassis fan modules providing vibration isolation and pinch release
US9759446B2 (en) * 2010-03-26 2017-09-12 Trane International Inc. Air handling unit with integral inner wall features
US10139115B2 (en) * 2010-03-26 2018-11-27 Trane International Inc. Air handling unit with inner wall space
US9696046B2 (en) * 2010-03-26 2017-07-04 Trane International Inc. Modular air handling unit
TW201242483A (en) * 2011-04-06 2012-10-16 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Data center
WO2012083698A1 (zh) * 2011-08-01 2012-06-28 华为技术有限公司 通风降噪装置和通风降噪系统
US20130100610A1 (en) * 2011-10-19 2013-04-25 Danfoss A/S Air duct arrangement for cooling a group of at least two heat producing modules
WO2014061060A1 (en) * 2012-10-18 2014-04-24 Hitachi, Ltd. Storage apparatus and storage controller of said storage apparatus
US10026454B2 (en) * 2015-04-28 2018-07-17 Seagate Technology Llc Storage system with cross flow cooling of power supply unit
US20190357390A1 (en) * 2018-05-18 2019-11-21 Nokia Solutions And Networks Oy Fan apparatuses for chassis airflow

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04226098A (ja) * 1990-04-20 1992-08-14 Toshiba Corp 複数の電気用品を収納するためのハウジング構造体
JPH08273345A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JPH09274791A (ja) * 1996-04-03 1997-10-21 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置および電子装置
JP2005019562A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Hitachi Ltd 電子機器の冷却構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5136464A (en) * 1990-04-20 1992-08-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Housing structure for housing a plurality of electric components

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04226098A (ja) * 1990-04-20 1992-08-14 Toshiba Corp 複数の電気用品を収納するためのハウジング構造体
JPH08273345A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JPH09274791A (ja) * 1996-04-03 1997-10-21 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置および電子装置
JP2005019562A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Hitachi Ltd 電子機器の冷却構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183624A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Yaskawa Electric Corp ロボット制御装置
US8711562B2 (en) 2011-03-08 2014-04-29 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Robot control device
JP2013239454A (ja) * 2011-07-15 2013-11-28 Nec Corp 蓄電装置
JP2014026871A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Toyota Industries Corp 電池パック

Also Published As

Publication number Publication date
EP1838143A3 (en) 2009-12-09
US7914366B2 (en) 2011-03-29
US20070220912A1 (en) 2007-09-27
EP1838143A2 (en) 2007-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007257792A (ja) ストレージ装置
JP4776472B2 (ja) ストレージ装置
JP4322637B2 (ja) ディスクアレイ装置
JP2005019562A (ja) 電子機器の冷却構造
JP2010245201A (ja) 電子機器
JP3121324U (ja) タワー型パーソナルコンピュータのための組み立て構造
JP2007179655A (ja) ディスクアレイ装置
JP5205041B2 (ja) 空気圧縮機
JP2010245200A (ja) 電子機器
JP2007154670A (ja) 軸流送風機
JP2009076825A (ja) 変圧器盤
JP2009252730A (ja) バッテリ装置
JP5240239B2 (ja) 冷凍サイクル装置の室外機
JP2002217577A (ja) コンポーネントを冷却するための装置
JPH11112177A (ja) 電子機器の冷却装置
JP2004158393A (ja) 自動車用電池冷却装置
JP5289352B2 (ja) 冷却構造
JP3072039B2 (ja) 外部記憶装置の冷却構造
JP2005011405A (ja) ストレージ装置用筐体、及びストレージ装置
JP2006202869A (ja) 箱形装置
JP3059676U (ja) 超薄型冷却ファンの改良構造
JP7100507B2 (ja) 室外機ユニット
JP2013222775A (ja) 電子機器
JP2016119286A (ja) 電池パック
JP5764295B2 (ja) 電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101012