JP7100507B2 - 室外機ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、室外機ユニットに関する。
室外機ユニットのうちの1つとして、側面から吸い込んだ外気を熱交換後に、天板を介して、上方に吹き出す上吹き出し型の室外機ユニットがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、上記構成とされた室外機ユニットにおいて、送風ファンの回転数と羽根枚数との積を基本周波数とする強い離散周波数音(以下、「NZ音」という)を低減させることで、聴感上の不快感を低減させることを目的とした技術が開示されている。
具体的には、特許文献1には、ファン翼面と乱れた気流との衝突を抑制する観点から、ケーシングのコーナー部に、吸い込み気流をファンの空気吸い込み口方向に滑らかに導く整流ガイドを設けることが開示されている。
上吹き出し型の室外機ユニットの一例として、熱交換部、熱交換部の両端に配置された分断部、及びヘッダ部を有する熱交換器と、外気を流通可能な外気流通部、及びヘッダ部の外面を囲むカバー部を有する筐体と、開口部が形成された天板と、軸流ファンと、を備えたものがある。
熱交換部は、内側に中空部を形成するように配置されている。熱交換部は、内部を流れる冷媒と外気とを熱交換させる。ヘッダ部は、鉛直方向に延びており、熱交換部に冷媒を供給及び冷媒を回収可能な状態で熱交換部と接続されている。
外気流通部は、熱交換部の外面を囲むように配置されている。カバー部は、外気流通部の外面に設けられている。天板は、熱交換部の上端に配置されている。軸流ファンは、開口部を介して、熱交換に寄与した外気を外部に吹き出させる。
特開2006-38312号公報
ところで、上述したカバー部を備えた上吹き出し型の室外機ユニットの場合、カバー部の横方向に位置する外気流通部から流入した外気は、ヘッダ部内を上方に向かって流通した後、天板の下面に案内されて軸流ファンのプロペラに向かう方向に速い流速で流れる。
一方、カバー部から離れた領域に位置する外気流通部からプロペラの半径方向に流れる外気の流速は、ヘッダ部内を上方に向かって流通した外気の流速よりも遅い。
このため、プロペラの径方向外側からプロペラの中心に向かって流れ込む外気の流速に差が生じ、流速の不連続な領域が形成されることで、NZ音が発生してしまうという問題があった。
特許文献1に開示された整流ガイドは、吸い込み気流をプロペラの空気吸い込み口方向に滑らかに導くためのものであり、ヘッダ部及びカバー部に起因するNZ音の発生の抑制を考慮したものではないため、上記課題を解決することは困難である。
そこで、本発明は、熱交換器のヘッダ部内を経由した流速の速い外気のプロペラへの流入を抑制することで、NZ音の発生を抑制することの可能な室外機ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る室外機ユニットは、内側に中空部を形成し、鉛直方向に延びる筒状とされ、外気を流通可能な外気流通部本体、及び前記鉛直方向に延びて前記外気流通部本体に形成され、該外気流通部本体を分断する第1の分断部を含む外気流通部と、前記第1の分断部を塞ぐカバー部と、を有する筐体と、前記外気流通部の内周面と接触して配置され、前記外気と冷媒とを熱交換させるとともに、前記第1の分断部と対向する位置に前記鉛直方向に延びる第2の分断部を含む熱交換部と、前記第2の分断部に前記鉛直方向に延びて配置され、前記熱交換部に前記冷媒を供給、並びに前記熱交換部から前記冷媒を回収するヘッダ部と、を有する熱交換器と、前記外気流通部の上端、及び前記熱交換部の上端に配置され、前記外気流通部から取り込んだ前記外気を外部に導出させる開口部が形成された天板と、前記鉛直方向において前記開口部と対向するプロペラを有するとともに、前記開口部を介して、前記冷媒と熱交換した前記外気を外部に吹き出させる軸流ファンと、前記ヘッダ部よりも内側に配置され、前記第2の分断部の両端を接続するとともに、前記天板の下面から下方に延びる遮蔽板と、を備える。
本発明によれば、ヘッダ部よりも内側に配置され、第2の分断部の両端を接続するとともに、天板の下面から下方に延びる遮蔽板を有することで、カバー部の横方向に位置する外気流通部から流入し、ヘッダ部内を上方に向かって流れた後、天板の下面に案内されてプロペラに向かう方向(プロペラの半径方向)に流れる流速の速い外気をプロペラの前段で遮断することが可能となる。
これにより、プロペラの径方向外側からプロペラの中心に向かって流れ込む外気の流速に差が生じることを抑制することが可能となるので、NZ音の発生を抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係る室外機ユニットにおいて、前記遮蔽板の内面及び外面の形状は、前記プロペラの回転軸を中心とする円に沿う湾曲形状であってもよい。
このように、遮蔽板の内面及び外面の形状をプロペラの回転軸を中心とする円に沿う湾曲形状とすることが好ましい。
また、上記本発明の一態様に係る室外機ユニットにおいて、前記熱交換器は、前記熱交換部として第1及び第2の熱交換部を有しており、前記ヘッダ部は、前記第1及び第2の熱交換部に対して共通のヘッダ部であってもよい。
このように、第1及び第2の熱交換部に共通のヘッダ部として1つのヘッダ部を用いることで、第2の分断部、カバー部、及び遮蔽板をそれぞれ2つ設ける必要がなく、第2の分断部、カバー部、及び遮蔽板をそれぞれ1つのみ設ければよいため、室外機ユニットの構成を簡略化させることができる。また、室外機ユニットの構成が簡略化されることで、室外機ユニットのコストを低減することができる。
また、上記本発明の一態様に係る室外機ユニットにおいて、前記プロペラの下部は、前記天板の下面よりも下方配置されており、前記遮蔽板は、前記鉛直方向に対して直交する方向において前記プロペラの下部と対向してもよい。
このように、鉛直方向に対して直交する方向においてプロペラの下部と遮蔽板とを対向させることで、プロペラの下部に向かって流れる流速の速い外気を遮蔽板により遮断させることができる。
また、上記本発明の一態様に係る室外機ユニットにおいて、前記プロペラの下端は、前記天板の下面よりも上方に配置されていてもよい。
このように、プロペラの下端が天板の下面よりも上方に配置されている場合、遮蔽板により、流速の速い外気がプロペラに向かう方向に流れることを遮断させることができる。
本発明によれば、熱交換器のヘッダ部内を経由した流速の速い外気のプロペラへの流入を抑制することで、NZ音の発生を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る室外機ユニットの外観を示す斜視図である。 図1に示す室外機ユニットから天板及び天板に固定された軸流ファンを取り外した状態を上面視した図である。 図1に示す筐体本体の斜視図である。 第1の実施形態に係る室外機ユニットを構成する天板及び天板に固定された軸流ファンの斜視図である。 図2に示す室外機ユニットの構成要素のうち、遮蔽板と天板及び熱交換部との位置関係を説明するための図であり、図2に示すA方向から遮蔽板、天板、第1の熱交換部、及び第2の熱交換部を視た側面図である。 図5に示す構造体を上下反転させた後、第1及び第2の熱交換部の内側から遮蔽板を視た模式的な斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る室外機ユニットの主要部の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る室外機ユニットの外観を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る室外機ユニットを構成する天板及び天板に固定された軸流ファンの斜視図である。
(第1の実施形態)
図1~図6を参照して、第1の実施形態の室外機ユニット10について説明する。図1~図4及び図6において、Xは室外機ユニット10の幅方向、Y方向はX方向に対して直交する室外機ユニット10の奥行方向をそれぞれ示している。図1~図6において、Z方向はX方向及びY方向に対して直交する鉛直方向(室外機ユニット10の高さ方向)を示している。
図2において、Oはプロペラ18Cの回転軸(以下、「回転軸O」という)、Oはプロペラ18Cの回転軸(以下、「回転軸O」という)をそれぞれ示している。図5及び図6において、HはZ方向における遮蔽板23の高さ(以下、「高さH」という)を示している。図1~図6に示す構造体において、同一構成部分には同一符号を付す。
室外機ユニット10は、筐体11と、熱交換器14と、天板16と、軸流ファン18,19と、遮蔽板23と、を有する。
筐体11は、カバー部34を含む筐体本体25と、外気流通部27と、を有する。
筐体本体25は、機器収容部31と、脚部33と、カバー部34と、枠部材36,37と、支持部材38,39と、を有する。
機器収容部31は、箱型形状とされており、4つの角部を有する。機器収容部31は、その内部に圧縮機、四方切換え弁、水熱交換器、膨張弁、冷媒配管、水配管、及び水循環ポンプ(全て図示せず)等を収容している。
脚部33は、機器収容部31の下面側に固定されており、機器収容部31を支持している。
カバー部34は、機器収容部31の4つの角部のうち、1つの角部の上面(機器収容部31の上面31a)に設けられている。カバー部34は、機器収容部31の上面31aから上方に延びたL字形状の板材である。
カバー部34は、機器収容部31上に配置された外気流通部27の第1の分断部27Bを塞ぐように配置されている。
枠部材36は、X方向一方側に位置する機器収容部31の上面31aの外周部から上方に延びて設けられている。枠部材36は、カバー部34と一体に構成されている。
枠部材36の上端面36aの高さは、カバー部34の上端面34aの高さと等しくなるように構成されている。
枠部材37は、X方向他方側に位置する機器収容部31の上面31aの外周部から上方に延びて配置されている。枠部材37は、X方向において枠部材36と対向している。
枠部材37の上端面37aの高さは、カバー部34の上端面34aの高さと等しくなるように構成されている。
支持部材38は、Y方向一方側に位置する機器収容部31の上面31aの外周部の中央から上方に延びて配置されている。支持部材38は、棒状の支持部材である。
支持部材38の上端面38aの高さは、カバー部34の上端面34aの高さと等しくなるように構成されている。
上記構成とされた枠部材36,37、及び支持部材38,39は、X方向及びY方向における外気流通部27の位置を規制する機能を有する。
外気流通部27は、外気流通部本体27Aと、第1の分断部27Bと、を有しており、機器収容部31の上面に配置されている。
外気流通部本体27Aは、Z方向に延びる筒状とされている。外気流通部本体27Aは、内側に中空部27Cが形成されている。外気流通部本体27Aは、外気を流通可能な構成とされている。
外気流通部本体27Aは、内周面27Aaと、外周面27Abと、上端面27Acと、を有する。外周面27Abは、外気流通部本体27Aの外側に配置されたカバー部34、枠部材36,37、及び支持部材38,39と接触している。カバー部34、枠部材36,37、及び支持部材38,39は、ねじ等により、外気流通部本体27Aに固定されている。
上端面27Acの高さは、カバー部34の上端面34aの高さと等しくなるように構成されている。
熱交換器14は、熱交換部41と、ヘッダ部42と、を有する。
熱交換部41は、第1の熱交換部45と、第2の熱交換部46と、第2の分断部47と、を有する。
第1の熱交換部45は、Z方向に積み重ねられ、冷媒が流れる複数の熱交換用配管により構成されている。第1の熱交換部45は、X方向他方側及びY方向一方側に位置する外気流通部本体27Aの内周面27Aaと接触するように、中空部27C内に配置されている。
第1の熱交換部45の上端面45aの高さは、カバー部34の上端面34aの高さと等しくなるように構成されている。
第2の熱交換部46は、Z方向に積み重ねられ、冷媒が流れる複数の熱交換用配管により構成されている。第2の熱交換部46は、X方向一方側及びY方向他方側に位置する外気流通部本体27Aの内周面27Aaと接触するように、中空部27C内に配置されている。
第2の熱交換部46の上端面46aの高さは、カバー部34の上端面34aの高さと等しくなるように構成されている。
上記構成とされた第1及び第2の熱交換部45,46内を流れる冷媒は、外気流通部本体27Aを介して、外部から取り込まれた外気と熱交換する。
第2の分断部47は、第1の分断部27B側に配置された第1の熱交換部45の端と第2の熱交換部46の端との間に形成されている。第2の分断部47は、第1の分断部27Bと対向する位置に配置されており、Z方向に延びている。
ヘッダ部42は、第2の分断部47に配置されており、Z方向に延びている。ヘッダ部42は、Z方向に延びる第1の配管42Aと、第1の配管42Aから分岐され、第1の熱交換部45または第2の熱交換部46と接続された第2の配管42Bと、を有する。
ヘッダ部42は、第1及び第2の熱交換部45,46に冷媒を供給するとともに、第1及び第2の熱交換部45,46から熱交換に寄与した冷媒を回収する。
このように、第1及び第2の熱交換部45,46(2つの熱交換部)に共通のヘッダ部として1つのヘッダ部42を用いることで、第2の分断部47、カバー部34、及び遮蔽板23をそれぞれ2つ設ける必要がなく、第2の分断部47、カバー部34、及び遮蔽板23をそれぞれ1つのみ設ければよいため、室外機ユニット10の構成を簡略化させることができる。また、室外機ユニット10の構成が簡略化されることで、室外機ユニット10のコストを低減することができる。
ヘッダ部42は、機器収容部31内に収容された冷媒配管(図示せず)と接続されている。
Z方向からヘッダ部42を視た状態において、ヘッダ部42には、外気が流れることの可能な隙間が複数形成されている。つまり、カバー部34の横方向(特に、カバー部34の下端部の横方向)から第2の分断部47に流入した外気が、ヘッダ部42を構成する第1及び第2の配管42A,42Bの隙間を上方に通過して流れることの可能な構造とされている。
そして、第1及び第2の配管42A,42Bの隙間を上方に通過して流れることで、外気の流速は、速くなる。
天板16は、天板本体51と、筒状突出部53,54と、を有する。
天板本体51は、X方向を長手方向とする板状の部材である。天板本体51は、X方向一方側に形成された円形の開口部51Aと、X方向他方側に形成された円形の開口部51Bと、を有する。
上記構成とされた天板本体51は、カバー部34、枠部材36,37、支持部材38,39、第1の熱交換部45、及び第2の熱交換部46の上端に固定されている。
筒状突出部53は、内側に形成された開口部53Aが開口部51Aと連通するように、天板本体51の上面51aに設けられている。開口部53Aは、Z方向において開口部51Aと対向している。
筒状突出部54は、内側に形成された開口部54Aが開口部51Bと連通するように、天板本体51の上面51aに設けられている。開口部54Aは、Z方向において開口部51Bと対向している。
上述した開口部51A,51B,53A,54Aは、外気流通部27から取り込み、熱交換に寄与した外気を外気流通部27の外部に吹き出すための開口部である。
軸流ファン18は、モータ18Aと、一対のモータブラケット18Bと、プロペラ18Cと、を有する。モータ18Aは、開口部51Aの下方に配置されている。モータ18Aは、上方に延びる回転軸部18ABを有する。
一対のモータブラケット18Bは、U字形状とされており、Y方向に配置されている。一対のモータブラケット18Bの両端は、天板本体51の下面51b側に固定されている。一対のモータブラケット18Bは、X方向に延びる中間部において、モータ18Aを支持している。
プロペラ18Cは、回転軸部18ABに挿入された状態で固定されている。プロペラ18Cは、Z方向において開口部51A,53Aと対向している。プロペラ18Cの下部は、天板本体51の下面51bよりも下方に配置されている。プロペラ18Cは、回転軸部18ABとともに、回転軸Oを中心に回転する。
軸流ファン19は、モータ19Aと、一対のモータブラケット19Bと、プロペラ19Cと、を有する。モータ19Aは、開口部51Aの下方に配置されている。モータ19Aは、上方に延びる回転軸部19ABを有する。
一対のモータブラケット19Bは、U字形状とされており、Y方向に配置されている。一対のモータブラケット19Bの両端は、天板本体51の下面51b側に固定されている。一対のモータブラケット19Bは、X方向に延びる中間部において、モータ19Aを支持している。
プロペラ19Cは、回転軸部19ABに挿入された状態で固定されている。プロペラ19Cは、Z方向において開口部51B,54Aと対向している。プロペラ19Cの下部は、天板本体51の下面51bよりも下方に配置されている。プロペラ19Cは、回転軸部19ABとともに、回転軸Oを中心に回転する。
上記構成とされた軸流ファン18,19は、開口部51A,51B,53A,54Aを介して、冷媒との熱交換に寄与した外気を外部に吹き出させる。
遮蔽板23は、ヘッダ部42よりも内側に配置されており、第2の分断部47の両端(第1の熱交換部45の端と第2の熱交換部46の端)を接続している。遮蔽板23は、第1の熱交換部45の内面45bと第2の熱交換部46の内面46bとに固定されている。
遮蔽板23の上端は、天板本体51の下面51bと接続されている。遮蔽板23は、天板本体51の下面51bから下方に延びている。
遮蔽板23は、内面23aと、第2の分断部47の上端部と対向する外面23bと、を有する。
このように、ヘッダ部42よりも内側に配置され、第2の分断部47の両端(第1の熱交換部45の端と第2の熱交換部46の端)を接続するとともに、天板本体51の下面51bから下方に延びる遮蔽板23を有することで、カバー部34の横方向に位置する外気流通部27から流入し、ヘッダ部42内を上方に向かって流れた後、天板本体51の下面51bに案内されてプロペラ18Cに向かう方向(プロペラ18Cの半径方向)に流れる流速の速い外気をプロペラ18Cの前段で遮断することが可能となる。
これにより、プロペラ18Cの径方向外側からプロペラ18Cの中心に向かって流れ込む外気の流速に差が生じることを抑制することが可能となるので、NZ音の発生を抑制することができる。
遮蔽板23の内面23a及び外面23bの形状は、例えば、プロペラ18Cの回転軸Oを中心とする円(仮想円)に沿う湾曲形状してもよい。
このように、遮蔽板23の内面23a及び外面23bの形状をプロペラ18Cの回転軸Oを中心とする円(仮想円)に沿う湾曲形状とすることが好ましい。
また、遮蔽板23の内面23aは、Z方向に対して直交する方向においてプロペラ18Cの下部と対向している。
このように、Z方向に対して直交する方向においてプロペラ18Cの下部と遮蔽板23とが対向することで、プロペラ18Cの下部に向かって流れる流速の速い外気を遮蔽板23により遮断することができる。
遮蔽板23の高さHは、第1の熱交換部45の端から第2の熱交換部46の端に向かう方向において一定の高さとされている。
遮蔽板23の高さHは、室外機ユニット10の構成要素の寸法等に応じて適宜設定することが可能であるが、例えば、50mmとすることが可能である。
図5及び図6では、遮蔽板23の高さHの一例として、遮蔽板23の外面23bと第2の分断部47の上端部とが対向する程度の高さにした場合を例に挙げて図示したが、遮蔽板23の高さHは、これよりも高く(Z方向に長く)設定してもよい。
第1の実施形態の室外機ユニット10によれば、ヘッダ部42よりも内側に配置され、第2の分断部47の両端(第1の熱交換部45の端と第2の熱交換部46の端)を接続するとともに、天板本体51の下面51bから下方に延びる遮蔽板23を有することで、カバー部34の横方向(特に、カバー部34の下端部の横方向)に位置する外気流通部27から流入し、ヘッダ部42内を上方に向かって流れた後、天板本体51の下面51bに案内されてプロペラ18Cに向かう方向(プロペラ18Cの半径方向)に流れる流速の速い外気をプロペラ18Cの前段で遮断することが可能となる。
これにより、プロペラ18Cの径方向外側からプロペラ18Cの中心に向かって流れ込む外気の流速に差が生じることを抑制することが可能となるので、NZ音の発生を抑制することができる。
なお、第1の実施形態では、遮蔽板の一例として、内面23a及び外面23bが湾曲面とされた遮蔽板23を例に挙げて説明したが、遮蔽板23に替えて、内面及び外面が仮想直線に対して直交する平面とされた遮蔽板を用いてもよい。
このような構成とされた遮蔽板を用いた場合もNZ音の発生を抑制することができる。
また、第1の実施形態では、一例として、第1及び第2の分断部27B,47を角部に配置させた場合を例に挙げて説明したが、第1及び第2の分断部27B,47を配置させる位置は、角部以外の位置でもよい。
次に、図7を参照して、第1の実施形態の変形例に係る室外機ユニット60について説明する。図7において、図6に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
室外機ユニット60は、第1の実施形態の室外機ユニット10を構成する遮蔽板23に替えて、遮蔽板61を有すること以外は、室外機ユニット10と同様な構成とされている。
遮蔽板61は、第1の熱交換部45の端から第2の熱交換部46の端に向かう方向において高さが高い部分と低い部分とが存在すること以外は、遮蔽板23と同様な構成とされている。
遮蔽板61は、プロペラ18Cに向かう方向に流れる外気のうち、NZ音の発生に大きく寄与する外気が流れる部分の高さを高くし、NZ音の発生にあまり寄与しない外気が流れる部分の高さを低くなるように構成されている。
第1の実施形態の変形例に係る室外機ユニット60によれば、上述したような高さの異なる部分を有する遮蔽板61を備えることで、第1の実施形態の室外機ユニット10と同様な効果を得ることができる。
なお、遮蔽板61の高い部分と低い部分との位置や形状は、適宜選択することが可能であり、図7に示す構造に限定されない。
(第2の実施形態)
図8及び図9を参照して、第2の実施形態の室外機ユニット70について説明する。図8において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図9において、図4及び図8に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
室外機ユニット70は、第1の実施形態の室外機ユニット10を構成する天板16に替えて、天板71を有するとともに、天板本体51に対するプロペラ18C,19Cの高さ方向の位置を変えたこと以外は、室外機ユニット10と同様な構成とされている。つまり、室外機ユニット70は、図2、図5、及び図6に示す遮蔽板23を有する。
天板71は、第1の実施形態で説明した天板16を構成する筒状突出部53に替えて筒状突出部73を有するとともに、筒状突出部54に替えて筒状突出部74を有すること以外は、天板16と同様な構成とされている。
筒状突出部73は、天板本体51の上面51aを基準とした際のZ方向に対する突出量(高さ)が筒状突出部53よりも大きく(高く)なるように構成されている。
筒状突出部73は、内側にプロペラ18C全体を収容可能な大きさとされた開口部73Aを有する。
筒状突出部74は、天板本体51の上面51aを基準とした際のZ方向に対する突出量(高さ)が筒状突出部54よりも大きく(高く)なるように構成されている。
筒状突出部74は、内側にプロペラ19C全体を収容可能な大きさとされた開口部74Aを有する。
上述したように、プロペラ18C,19Cは、開口部73A,74Aに収容されているため、天板本体51の下面51bよりも下側には突出して配置されていない。
第2の実施形態の室外機ユニット70によれば、遮蔽板23を有することで、プロペラ18C,19Cの下端外周側から流速の速い外気が流入することを抑制可能となるので、NZ音の発生を抑制することができる。
なお、第2の実施形態において、遮蔽板23に替えて、図7に示す遮蔽板61を用いてもよい。この場合、第2の実施形態の室外機ユニット70と同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、第1及び第2の実施形態では、一例として、2つの軸流ファン18,19を有する室外機ユニット10,60,70を例に挙げて説明したが、上述した遮蔽板23,61は、軸流ファンを1つ以上有する室外機ユニットに適用可能である。
10,60,70…室外機ユニット
11…筐体
14…熱交換器
16,71…天板
18,19…軸流ファン
18A,19A…モータ
18AB,19AB…回転軸部
18B,19B…モータブラケット
18C,19C…プロペラ
23,61…遮蔽板
23a,45b,46b…内面
23b…外面
25…筐体本体
27…外気流通部
27A…外気流通部本体
27Aa…内周面
27Ab…外周面
27Ac,34a,36a,37a,45a,46a…上端面
27B…第1の分断部
27C…中空部
31…機器収容部
31a,51a…上面
33…脚部
34…カバー部
36,37…枠部材
38,39…支持部材
41…熱交換部
42…ヘッダ部
42A…第1の配管
42B…第2の配管
45…第1の熱交換部
46…第2の熱交換部
47…第2の分断部
51…天板本体
51A,51B,53A,54A,73A,74A…開口部
51b…下面
53,54,73,74…筒状突出部
…高さ
,O…回転軸

Claims (5)

  1. 内側に中空部を形成し、鉛直方向に延びる筒状とされ、外気を流通可能な外気流通部本体、及び前記鉛直方向に延びて前記外気流通部本体に形成され、該外気流通部本体を分断する第1の分断部を含む外気流通部と、前記第1の分断部を塞ぐカバー部と、を有する筐体と、
    前記外気流通部の内周面と接触して配置され、前記外気と冷媒とを熱交換させるとともに、前記第1の分断部と対向する位置に前記鉛直方向に延びる第2の分断部を含む熱交換部と、前記第2の分断部に前記鉛直方向に延びて配置され、前記熱交換部に前記冷媒を供給、並びに前記熱交換部から前記冷媒を回収するヘッダ部と、を有する熱交換器と、
    前記外気流通部の上端、及び前記熱交換部の上端に配置され、前記外気流通部から取り込んだ前記外気を外部に導出させる開口部が形成された天板と、
    前記鉛直方向において前記開口部と対向するプロペラを有するとともに、前記開口部を介して、前記冷媒と熱交換した前記外気を外部に吹き出させる軸流ファンと、
    前記ヘッダ部よりも内側に配置され、前記第2の分断部の両端を接続するとともに、前記天板の下面から下方に延びる遮蔽板と、
    を備える室外機ユニット。
  2. 前記遮蔽板の内面及び外面の形状は、前記プロペラの回転軸を中心とする円に沿う湾曲形状である請求項1記載の室外機ユニット。
  3. 前記熱交換器は、前記熱交換部として第1及び第2の熱交換部を有しており、
    前記ヘッダ部は、前記第1及び第2の熱交換部に対して共通のヘッダ部である請求項1または2記載の室外機ユニット。
  4. 前記プロペラの下部は、前記天板の下面よりも下方配置されており、
    前記遮蔽板は、前記鉛直方向に対して直交する方向において前記プロペラの下部と対向する請求項1から3のうち、いずれか一項記載の室外機ユニット。
  5. 前記プロペラの下端は、前記天板の下面よりも上方に配置されている請求項1から3のうち、いずれか一項記載の室外機ユニット。
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