JPH05102688A - 電子機器装置 - Google Patents

電子機器装置

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JPH05102688A
JPH05102688A JP4090858A JP9085892A JPH05102688A JP H05102688 A JPH05102688 A JP H05102688A JP 4090858 A JP4090858 A JP 4090858A JP 9085892 A JP9085892 A JP 9085892A JP H05102688 A JPH05102688 A JP H05102688A
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JP
Japan
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board
temperature air
high temperature
fan
printed circuit
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Application number
JP4090858A
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English (en)
Inventor
Akimitsu Omori
章光 大森
Morishige Kaneshiro
守茂 金城
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH05102688A publication Critical patent/JPH05102688A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20536Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for racks or cabinets of standardised dimensions, e.g. electronic racks for aircraft or telecommunication equipment
    • H05K7/20554Forced ventilation of a gaseous coolant
    • H05K7/20572Forced ventilation of a gaseous coolant within cabinets for removing heat from sub-racks, e.g. plenum

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、筐体内に収納される高密度・
高積層化された基板集合体が効果的に冷却され得る電子
機器装置を提供することにある。 【構成】フレーム内には、少なくともマザーボードと複
数のプリント基板とからなる基板集合体が収納される。
マザーボードは、複数の基板挿入用コネクタ及びファン
を分離して配置してなる。また複数のプリント基板は、
マザーボードに積層配置される。さらにフレーム内に
は、基板集合体を貫通して第1,第2の給排機構が構成
される。第1の給排機構は、前記積層配置された複数の
プリント基板の層間に沿い且つ前記積層した複数のプリ
ント基板の積層方向に直交する第1の方向に空気を通流
させる。第2の給排機構は、前記積層した複数のプリン
ト基板における端のプリント基板の外側に沿い且つ前記
積層した複数のプリント基板の積層方向に直交し且つ前
記ファンを通過する第2の方向に空気を通流させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプリント基板等
を筐体に収納してなる電子機器装置に関し、特に前記複
数のプリント基板等を効果的に冷却し得るようにした電
子機器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器装置とりわけコンピュータシス
テムのCPUをなしている本体部は、筐体と、この筐体
に収納された複数のプリント基板等から構成されてい
る。
【0003】一般に、高密度・高積層化が望まれている
この種の電子機器装置においては、多数の基板挿入用コ
ネクタが取付けられたマザーボードを有しており、当該
マザーボードのコネクタそれぞれにプリント基板が挿入
されている。この構成は、構造的には、マザーボードの
面に対し多数のプリント基板が植設された形式にて積層
化を実現し、電気的には、プリント基板の集合体はCP
U、メモリ、インターフェース等の各種の電気回路の高
密度化を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような電子機器装
置にあって、高密度・高積層化されたプリント基板の集
合体(以下「基板集合体」と称する。)により構成され
た電気回路を、仕様通りの特性にて動作させるために
は、適切な冷却手段が装備されなければならない。かか
る冷却手段として、従来は、筐体のパネルに空気吸入部
を設けると共に筐体上部にはファンを設け、筐体内に強
制的に空気流を発生させ、当該空気流で筐体内に設置さ
れた基板集合体を冷却する構成や、ファンを筐体の下部
又は上部又は両方に設け、このファンで取入れた空気を
直接に筐体内の基板集合体に吹き付ける構成等が採用さ
れていた。
【0005】上述した従来の冷却手段は、均一な発熱特
性を有するプリント基板それぞれを均一に冷却する場合
等には好適であるが、近時の大型長方形のプリント基板
が採用されている構成や、特定のプリント基板のみが高
密度・高発熱するような構成にあっては適切でない場合
が生じてきている。
【0006】以下、上述した不具合を詳細に説明する。
すなわち、一般に、基板集合体はマザーボードを含む。
マザーボードは、各プリント基板の信号配線及び電源配
線を集合するものとして使用されている。ここに、プリ
ント基板間の信号数は、各プリント基板の機能向上から
増加傾向にあり、同様にプリント基板とマザーボードと
を接続する基板挿入用コネクタの極数も増加傾向にあ
る。
【0007】従って、基板集合体をなしている個々のプ
リント基板は、マザーボートや他のプリント基板との接
続信号数が多くなるにつれて、マザーボードと接する辺
が他の辺よりも長い大型長方形の形状のものになってき
ている。
【0008】一方、回路集積技術の発達と小形化の要請
から、小さい素子に多くの回路を構成する傾向にある。
この場合、多くの回路を小さな素子内で高速動作するよ
うな素子は、高発熱素子となり、これを搭載したプリン
ト基板は高発熱基板となる。CPU基板は、上述した傾
向が最も顕著であり、各プリント基板のうちで最も発熱
量が大きいものであり、他の基板はCPU基板よりも発
熱量は小さい。
【0009】一方、従来の冷却手段としては、筐体のパ
ネルに、空気吸入部を設けると共に筐体上部にはファン
を設け、筐体内に強制的に空気流を発生させ、当該空気
流で筐体内の基板集合体を冷却する構成や、筐体の下部
にファンを設け、このファンで取入れた空気を直接に筐
体内の基板集合体に吹き付ける構成等がある。
【0010】このような従来の冷却手段を、大型長方形
のプリント基板が採用された構成や特定のプリント基板
のみが高密度・高発熱するような構成を有する電子機器
装置に適用した場合、冷却効率が低いものとなったり、
局部的な蓄熱現象が生じることになる。
【0011】すなわち、ファンは、限られた空間を仕切
る筐体内に配置されるもの故、電子機器装置に設置し得
るファンの大きさ(能力)には自ずと限界がある。従っ
て、特に冷却が必要な部分と特に冷却が必要でない部分
とが存在する一般的な基板集合体にあって、特に冷却が
必要でない部分も本来冷却が必要な部分と同様に冷却が
行われてしまい、一定能力のファンを使用しているから
には、本来冷却が必要な部分については十分に冷却が行
われない、という問題があった。
【0012】また、空冷冷却方式は、プリント基板から
発する熱を、プリント基板上を流れる空気流により吸収
し且つ運び去る方式であるから、プリント基板の上流側
(風上)からは多くの熱を吸収し且つ運び去ることが可
能である。
【0013】しかし、空気流は暖められるので、プリン
ト基板の下流側(風下)からは少しの熱だけしか吸収し
且つ運び去ることができるにすぎない。特に、大型長方
形のプリント基板の長尺方向に空気を流す場合は、プリ
ント基板の下流側(風下)での累積熱の影響が大きく現
れることになる。
【0014】このような不具合を解消する手段として、
プリント基板の長尺方向の端部において、その短尺方向
にも空気を流す構成が考えられる。しかし、この構成
は、マザーボードが存在しているために前記短尺方向へ
の通風は困難であり、実現が困難であった。
【0015】結局のところ、プリント基板の下流側(風
下)での累積熱の影響を小さくするためには、やはり大
容量のファンを設けることになる。この場合も、上述し
たように、ファンの大きさ(能力)は、これが筐体に設
けられるものであるところから、自ずと限界があり、実
用的でない。そこで本発明の目的は、筐体内に収納され
る高密度・高積層化された基板集合体が効果的に冷却さ
れ得る電子機器装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し且つ目
的を達成するために請求項1に係る本発明は、筐体と、
この筐体内に収納されるものであって、複数の基板挿
入用コネクタ及びファンを分離して配置してなるマザー
ボードと、積層配置されべく前記マザーボードの前記複
数の基板挿入用コネクタに挿入される複数のプリント基
板と、
【0017】前記積層配置された複数のプリント基板の
層間に沿い且つ前記積層した複数のプリント基板の積層
方向に直交する第1の方向に、空気を通流させるための
第1の給排機構と、
【0018】前記積層した複数のプリント基板における
端のプリント基板の外側に沿い且つ前記積層した複数の
プリント基板の積層方向に直交し且つ前記ファンを通過
する第2の方向に、空気を通流させるための第2の給排
機構と、を具備したことを特徴とする電子機器装置、で
ある。
【0019】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記マザーボードに配置してなるフ
ァンを、前記筐体内における略中央部に配置したことを
特徴としている。さらに、請求項3に係る発明は、請求
項1に係る発明において、前記第2の給排機構における
前記ファンより下流側に吸音材を設けたこと特徴として
いる。
【0020】
【作用】請求項1に係る発明によると、前記積層した複
数のプリント基板の層間と前記積層した複数のプリント
基板における端のプリント基板の外側とを、別個の空気
流にて冷却することができ、しかもプリント基板の外側
は前記ファンにより、効果的に冷却することができる。
【0021】また、請求項2に係る発明によると、騒音
発生源たるファンは筐体内における略中央部に配置され
ているので、筐体外までの音響伝搬距離が長くなり、消
音特性が効果的に作用し、低騒音化を実現する。さら
に、請求項3に係る発明によると、騒音発生源たるファ
ン下流側に吸音材を設けたので、やはり消音特性が効果
的に作用し、低騒音化を実現する。
【0022】
【実施例】以下本発明に係る電子機器装置の一実施例を
図面を参照して説明する。すなわち、図1に示すよう
に、筐体10は、内部に6面体空間を形成するべく、6
面体フレーム12の各面に、正面パネル14と、背面パ
ネル16と、右側面パネル18と左側面パネル20と、
下面パネル22と、上面パネル24とを設けて構成され
ている。正面パネル14はヒンジ26を介してフレーム
12に取付けられ、開閉自在になっている。背面パネル
16と側面パネル18,20と下面パネル22とは、図
示しないビスによりフレーム12に固着されている。
【0023】上記において、フレーム12の下部には、
電源装置30が配置され、中間部には、高温空気通流部
及び非高温空気通流部を有する基板集合体40が配置さ
れ、上部には、キースイッチやフロッピーディスクドラ
イブ装置を含む操作部60が配置される。これら電源装
置30と基板集合体40と操作部60とは相互に隣合う
ことなく、空気を通すための空間が形成されている。
【0024】また、正面パネル14の中間部には基板集
合体40に対して冷却風を供給するための吸気窓14A
が形成され、下部には電源装置30等のために冷却風を
供給するための吸気窓14Bが形成されている。
【0025】一方、図2に示すように、背面パネル16
の中間部には、基板集合体40の高温空気通流部から排
気された高温空気を外部に排気するための高温空気排気
窓16Aが形成されると共に、上部には、基板集合体4
0の非高温空気通流部から排気された非高温空気及び電
源装置30等から排気された非高温空気を外部に排気す
るための非高温空気排気窓16Bも形成されている。
【0026】また、基板集合体40と高温空気排気窓1
6Aとの間には、基板集合体40から排気された高温空
気を漏れなく高温空気排気窓16Aに導くための排気ダ
クト16Cが設けられている。
【0027】なお、基板集合体40の高温空気通流部
は、右側面パネル18に沿い且つ略水平にて形成され、
非高温空気通流部は、正面パネル14から上面パネル2
2に向かう略L字形状にて形成されている。高温空気通
流部の始まりと非高温空気通流部の始まりとは高温空気
排気窓16Aにおいて略一致している。
【0028】以上によると、吸気窓14Aと高温空気排
気窓16A及び非高温空気排気窓16Bとの間には、基
板集合体40の高温空気通流部を含む高温空気通流系
と、基板集合体40の非高温空気通流部を含む非高温空
気通流系とが形成される。
【0029】また、基板集合体40の高温空気通流部を
含む高温空気通流系中には、基板集合体40に備わった
ファン48,50により陰圧が形成される。この陰圧に
より、吸気窓14Aからは空気が吸入され、当該吸入空
気は、基板集合体40の高温空気通流部を含む高温空気
通流系を通って高温空気排気窓16Aから排気されると
共に、また当該吸入空気は基板集合体40の非高温空気
通流部を含む非高温空気通流系を通って非高温空気排気
窓16Bからも排気されることになる。
【0030】次に、基板集合体40の詳細を図3及び図
4を参照して説明する。すなわち、図3に示すように、
基板集合体40は、マザーボード42と、複数の低発熱
基板44と、一つの高発熱基板46と、複数の高温空気
用ファン48と、複数の非高温空気用ファン50と、こ
れら各要素を組込むための基板集合体フレーム52とか
らなる。
【0031】ここで、マザーボード42は、その面が背
面パネル16に対向するように配置されている。マザー
ボード42は、複数の低発熱基板挿入用コネクタ42A
と、一つの高発熱基板挿入用コネクタ42Bと、複数の
高温空気用ファン48とを分離して配置してなる。
【0032】複数の低発熱基板挿入用コネクタ42A
は、マザーボード42の一側(左側面パネル20側)に
まとめられ且つその長尺方向がフレーム12の上下方向
に沿うように配置されている。
【0033】また、複数の高温空気用ファン48は、マ
ザーボード42の他側(右側面パネル18側)に配置さ
れている。従って、高温空気用ファン48は、筐体10
の奥行き方向の中間部に位置することになる。
【0034】さらに一つの高発熱基板挿入用コネクタ4
2Bは、複数の低発熱基板挿入用コネクタ42Aにおけ
る高温空気用ファン48に近接する位置にして、その長
尺方向がフレーム12の上下方向に沿うように配置され
ている。
【0035】そして、複数の低発熱基板44は複数の低
発熱基板挿入用コネクタ42Aに挿入され、また一つの
高発熱基板46は高発熱基板挿入用コネクタ42Bに挿
入されることにより、これら複数の低発熱基板44と一
つの高発熱基板46とは、側面パネル18及び20に、
その面同志が対向するように配置される。
【0036】上記における複数の低発熱基板44は、例
えば、半導体記憶素子等を実装したものである。また一
つの高発熱基板46は、例えば、CPU素子からなる高
発熱半導体素子46Aを実装したものであり、当該高発
熱半導体素子46Aを冷却するためのヒートシンク46
Bが設けられている。ヒートシンク46Bは、熱導電性
の良い金属板を、例えば複数層に形成したものであり、
当該金属板の面同志が対向し、且つ上面パネル24にも
対向するようにして配置されている。
【0037】なお、排気ダクト16Cは、その内部に略
L字形状の高温空気通流部が形成され、当該高温空気通
流部の内壁には吸音材16Dが設けられている。そし
て、排気ダクト16Cの高温空気通流部の一の開口部
は、高温空気用ファン48に臨むように配置され、他の
開口部は、高温空気排気窓16Aに臨むように配置され
ている。
【0038】また、複数の非高温空気用ファン50は、
基板集合体フレーム52の上部に配置され、複数の低発
熱基板44を冷却するための空気が流れる非高温空気通
流部における陰圧を発生させるものとして機能する。
【0039】このような構成を有する本実施例によれ
ば、基板集合体40内に配置された低発熱基板44と高
発熱基板46とを、基板集合体40内を流れる別系統の
空気流により冷却することができる。図3,図4におい
て、符号100は、吸気窓14Aから吸入される空気流
を示し、符号110は、高温空気通流系の空気流を示
し、符号120は、非高温空気通流系の空気流を示して
いる。
【0040】すなわち、基板集合体40の高温空気通流
部を含む高温空気通流系中には、基板集合体40に備わ
ったファン48,50により陰圧が形成される。この陰
圧により、吸気窓14Aからは空気が吸入され、当該吸
入空気は、基板集合体40の高温空気通流部を含む高温
空気通流系を通って高温空気排気窓16Aから排気され
る。同じく当該吸入空気は基板集合体40の非高温空気
通流部を含む非高温空気通流系を通って非高温空気排気
窓16Bからも排気されることになる。
【0041】そして、基板集合体40の高温空気通流部
は、略横流として高発熱基板46の側面の空間に形成さ
れるから、ヒートシンク46Bを付設した高発熱半導体
素子46Aを実装した高発熱基板46は、高温空気通流
系の空気流で効果的に冷却することができる。
【0042】また、基板集合体40の非高温空気通流部
は、略縦流として複数の低発熱基板44の板間の空間に
形成されるから、半導体記憶素子を実装した複数の低発
熱基板44は、基板集合体40内にて高温空気通流系と
は別個に形成された非高温空気通流系の空気流で効果的
に冷却することができる。
【0043】さらに、高温空気通流系の空気流は高温空
気用ファン48の能力により規定され、非高温空気通流
系の空気流は非高温空気用ファン50の能力により規定
されて、それぞれ別個に規定し得る。従って、低発熱基
板44及び高発熱基板46それぞれが必要とする冷却能
力応じたファン48,50を採用することができ、冷却
の適正化が図られる。
【0044】また、排気ダクト16Cは、その内部に略
L字形状の高温空気通流部が形成されているので、非高
温空気用ファン50よりは大きい騒音を発生するだろう
高温空気用ファン48の騒音は、音響伝搬距離が長こと
から、消音特性が効果的に作用し、低騒音の電子機器装
置を提供することができる。しかも、高温空気通流部の
内壁には吸音材16Dが設けられているので、いっそう
騒音の低減化を実現することができる。上記における低
発熱基板44や高発熱基板46の設置数は任意であり、
排気ダクト16Cの形状や内部に形成される高温空気通
流部の形状も任意である。この他、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できるものである。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る本発明は、
筐体と、この筐体内に収納されるものであって、複数の
基板挿入用コネクタ及びファンを分離して配置してなる
マザーボードと、積層配置されべく前記マザーボードの
前記複数の基板挿入用コネクタに挿入される複数のプリ
ント基板と、
【0046】前記積層配置された複数のプリント基板の
層間に沿い且つ前記積層した複数のプリント基板の積層
方向に直交する第1の方向に、空気を通流させるための
第1の給排機構と、
【0047】前記積層した複数のプリント基板における
端のプリント基板の外側に沿い且つ前記積層した複数の
プリント基板の積層方向に直交し且つ前記ファンを通過
する第2の方向に、空気を通流させるための第2の給排
機構と、を具備したことを特徴とする電子機器装置、で
ある。
【0048】請求項1に係る発明によると、前記積層し
た複数のプリント基板の層間と前記積層した複数のプリ
ント基板における端のプリント基板の外側とを、別個の
空気流にて冷却することができ、しかもプリント基板の
外側は前記ファンにより、効果的に冷却することができ
る。
【0049】また、請求項2に係る発明によると、騒音
発生源たるファンは筐体内における略中央部に配置され
ているので、筐体外までの音響伝搬距離が長くなり、消
音特性が効果的に作用し、低騒音化を実現する。さら
に、請求項3に係る発明によると、騒音発生源たるファ
ン下流側に吸音材を設けたので、やはり消音特性が効果
的に作用し、低騒音化を実現する。よって、本発明によ
れば、筐体内に収納される高密度・高積層化された基板
集合体を効果的に冷却し得る電子機器装置を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器装置の一実施例の正面方
向から見た斜視図。
【図2】同実施例の背面方向から見た斜視図。
【図3】同実施例に収納される基板集合体の斜視図。
【図4】図3における − に沿う断面図。
【符号の説明】
10…筐体、12…フレーム、14…正面パネル、14
A…吸気窓、14…吸気窓、16…背面パネル、16A
…高温空気排気窓、16B…非高温空気排気窓、16C
…排気ダクト、16D…吸音材、排気ダクト、…18…
右側面パネル、20…左側面パネル、22…下面パネ
ル、24…上面パネル、26…ヒンジ、30…電源装
置、40…基板集合体、42…マザーボード、42A…
低発熱基板挿入用コネクタ、42B…高発熱基板挿入用
コネクタ、44…低発熱基板、46…高発熱基板、46
A…高発熱素子、46B…ヒートシンク、48…高温空
気用ファン、50…非高温空気用ファン、60…操作
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 この筐体内に収納されるものであって、複数の基板挿入
    用コネクタ及びファンを分離して配置してなるマザーボ
    ードと、 所定空間を存して積層配置されるべく、前記マザーボー
    ドの前記複数の基板挿入用コネクタに挿入される複数の
    プリント基板と、 前記積層配置された複数のプリント基板の層間に沿い且
    つ前記積層した複数のプリント基板の積層方向に直交す
    る第1の方向に、空気を通流させるための第1の給排機
    構と、 前記積層した複数のプリント基板における端のプリント
    基板の外側に沿い且つ前記積層した複数のプリント基板
    の積層方向に直交し且つ前記ファンを通過する第2の方
    向に、空気を通流させるための第2の給排機構と、 を具備したことを特徴とする電子機器装置。
  2. 【請求項2】 前記マザーボードに配置してなるファ
    ンは、前記筐体内における略中央部に配置されてなる請
    求項1に記載の電子機器装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の給排機構における前記ファ
    ンより下流側には吸音材が設けられている請求項1に記
    載の電子機器装置。
JP4090858A 1991-06-21 1992-04-10 電子機器装置 Pending JPH05102688A (ja)

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JP4090858A JPH05102688A (ja) 1991-06-21 1992-04-10 電子機器装置
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JP15008091 1991-06-21
JP3-150080 1991-06-21
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