JP4350767B2 - 医療装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の冷却ファンを備えた、特に、超音波内視鏡と併用される医療装置に関する。
近年では、体腔内に超音波を照射し、そのエコー信号から体内の状態を画像化して診断する超音波診断法が広く普及している。このような超音波診断法に用いられる医療装置には、例えば、体表から体内の状態を画像化できる超音波エコー装置、先端部に超音波を送受信する超音波振動部を備え、体腔内に挿入して体内の状態を画像化できる超音波内視鏡などがある。
超音波内視鏡は、エコー信号を画像化するための医療機器である超音波観測装置と接続される。この超音波観測装置は、接続されるモニタに超音波内視鏡が受信した体腔内の超音波画像を表示させる電気信号を出力する。
このような超音波観測装置は、周知の如く、箱状の外装筐体内に複数の電子部品、CPUなどが内蔵されている。これら電子部品、CPUなどは、外部からの電力を受けて駆動する際、電力による配線抵抗、駆動抵抗などによって、発熱体となって高温になる。そのため、超音波観測装置に限らず、多くの電子機器には、冷却ファンが設けられている。
このような冷却ファンが設けられた電子機器は、冷却効率を向上させるため、種々の提案がなされている。例えば、特許文献1のロッカー型筐体の冷却装置は、複数のユニットに設けられた冷却ファンの干渉を抑制して、効率よく冷却する技術が開示されている。
特開2006−156871号公報
しかしながら、特許文献1に記載の冷却装置は、ユニット単体での冷却効率ではなく、複数のユニットを重畳させた状態での冷却効率を向上させる技術である。また、1つのユニット内には、限られたスペース内に電子部品などの複数の発熱体を配列するため、これら発熱体の配置位置によっては、最適な冷却が行えないという問題がある。
さらに、医療現場では、限られた施術室スペースでの患者、及び術者に対する距離的な使用位置条件下に関係して、施術室内に配置する医療装置の位置が制約される場合がある。このような医療装置の使用条件下では、冷却ファンからの排気量が少ないほうが良く、できる限り、冷却ファンからの排気方向を患者、及び術者に向けないように配置しなければならない。
そこで、本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、内部の冷却効率が向上すると共に、患者、及び術者が受ける冷却ファンからの排気による不快感を低減する医療装置を実現することにある。
上記目的を達成すべく、本発明の医療装置は、第1の発熱部が設けられた第1の発熱領域と、該第1の発熱領域と重畳して配置され、第2の発熱部が設けられた第2の発熱領域と、上記第1の発熱領域を冷却する第1の冷却ファンと、該第1の冷却ファンの気流方向に対して、略直交する気流方向を有し、上記第2の発熱領域を冷却する第2の冷却ファンと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、内部の冷却効率が向上すると共に、患者、及び術者が受ける冷却ファンからの排気による不快感を低減する医療装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、本実施の形態では、超音波医療装置である超音波内視鏡装置、特に超音波観測装置を例に挙げて説明する。
図1から図11は、本発明の一実施の形態を示し、図1は超音波内視鏡の概略構成を説明する図、図2は超音波観測装置の正面図、図3は超音波観測装置の背面図、図4は超音波観測装置の右側面図、図5は超音波観測装置の左側面図、図6は超音波観測装置の下面図、図7は超音波観測装置の内部を示す斜視図、図8は各冷却ファンによる超音波観測装置内の気流を説明するための斜視図、図9は第1の領域を冷却する各冷却ファンによる超音波観測装置内の気流を説明するための部分断面図、図10は第1変形を示し、右側面に遮蔽板が設けられた超音波観測装置の斜視図、図11は第2変形例を示し、断面L字状の遮蔽板を右側面、或いは背面に設けられた超音波観測装置の斜視図である。
図1に示すように本実施形態の超音波医療装置である超音波内視鏡装置1は、超音波内視鏡2と、超音波観測装置3と、カメラコントロールユニット(以下、CCUと略記する)4と、光源装置5と、によって、主に構成されている。尚、超音波観測装置3、及びCCU4は、超音波内視鏡2によって画像化された超音波観察画像、及び内視鏡画像を表示するための、図示しないモニタと接続される。
超音波内視鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部8と、この挿入部8の基端に位置する操作部7と、この操作部7の側部から延出するユニバーサルコード10とで主に構成されている。
ユニバーサルコード10の基端部には、光源装置5に接続される内視鏡コネクタ9が設けられている。この内視鏡コネクタ9からは、CCU4に電気コネクタ12を介して着脱自在に接続される電気ケーブル11、及び超音波観測装置3に超音波コネクタ部14を介して着脱自在に接続される超音波ケーブル13が延出している。
超音波内視鏡2の挿入部8は、先端側から順に硬質な樹脂部材で形成した先端硬性部21、この先端硬性部21の後端に位置する湾曲自在な湾曲部19、この湾曲部19の後端に位置して操作部7の先端部に至る細径、且つ長尺で可撓性を有する可撓管部18を連設して構成されている。そして、先端硬性部21の先端側には、超音波を送受する複数の電子走査型の超音波トランスデューサを配列した超音波振動子部22が設けられている。
また、超音波内視鏡2の操作部7には、湾曲部19を所望の方向に湾曲制御するアングルノブ16、送気、送水、吸引操作などを行うための各種ボタン15、体腔内に導入する処置具の入り口となる処置具挿入口17等が設けられている。
また、超音波振動子部22が設けられた先端硬性部21の先端面には、図示しないが照明光学系を構成する照明用レンズカバー、観察光学系を構成する観察用レンズカバー、吸引口を兼ねる鉗子口、及び送気送水ノズルが配置されている。また、この先端硬性部21は、観察用レンズカバーから導光される撮影光を集光して光電変換するCCD、CMOS等のイメージセンサである、図示しない撮像手段が内蔵されている。
次に、図2から図7を用いて、上述した超音波内視鏡2が接続される超音波観測装置3の構成について説明する。
図2に示すように、超音波観測装置3は、前面のフロントパネル51に配設された電源スイッチ52と、このフロントパネル51に形成された装置側コネクタ配置面55に並設された2つの異なるタイプの装置側超音波コネクタ部53,54と、を有している。
この装置側コネクタ配置面55において、紙面に向かって見た左側に配置される、本実施の形態の第1の装置側超音波コネクタ部53は、上述した超音波内視鏡2の超音波コネクタ部14と対を構成する96芯タイプのプラグコネクタである。
一方、装置側コネクタ配置面55において、紙面に向かって見た右側に配置される、本実施の形態の第2の装置側超音波コネクタ部54は、他の超音波内視鏡などの超音波医療機器の超音波コネクタと対を構成する260芯タイプのプラグコネクタである。
この超音波観測装置3の背面部32には、複数の通信ケーブルなどが接続される接続端子類31、電源ケーブルが接続される電源コネクタ35、及び複数、本実施の形態では4つの第1の冷却ファン33が設けられている。
複数の接続端子類31は、背面部32の上部側に夫々配設されている。また、電源コネクタ35は、背面部32の右下方に、4つの第1の冷却ファン33は背面部32の下部側に横一列に並設されている。
図4に示すように、超音波観測装置3の右側面部36には、吸気口を構成する板状のフィルタ部37と、持運びの際にユーザが把持するハンドル部39と、が設けられている。
フィルタ部37は、集塵フィルタ38を挟むように、右側面部36の上部側に形成された図示しない吸気用の開口部を覆うように、着脱自在に配設されている。また、このフィルタ部37は、金属外装体である右側面部36と対向する面にマグネットを有し、右側面部36に対してマグネットの磁力により保持されている。すなわち、ユーザは、集塵フィルタ38を交換、洗浄などするとき、フィルタ部37を容易に右側面部36に対して着脱することができる。
一方、超音波観測装置3の左側面部41には、複数の長孔が並列された排気口群42と、持運びの際にユーザが把持するハンドル部43と、が設けられている。
排気口群42は、左側面部41の上方であって、上述したフィルタ部37が吸着固定される右側面部36に形成される吸気口(不図示)と略対向した位置に形成されている。
また、図6に示すように、超音波観測装置3の下面部44には、複数の長孔が並設して構成された吸気口群45が前面側のフロントパネル51近傍に設けられている。
尚、超音波観測装置3は、上述したフロントパネル51、背面部32、両側面部36,41、下面部44、及び上面部46(図7参照)により、箱状の外形形状が形成されている。尚、超音波観測装置3は、両側面部36,41、及び上面部46によって形成される略コの字状の外装カバー体58が着脱自在であり、このカバー体を取り外すことで、製造、メンテナンスなどの際に内蔵物にアクセスできるようになっている。
また、図7に示すように、超音波観測装置3の内部には、図示しないが、電力を受けて発熱する発熱体となる電源ユニット、或いはコンデンサ、AC/DC変換、レギュレータ、CPUなどの電子部品が配列された基板が設置された2つの第1、及び第2の発熱領域61,62を有している。
具体的には、第1の発熱領域61は、第1の発熱体を構成している、図示しない電源ユニット、及び電子部品が内蔵される下部側に位置する上部側が開口した略箱状の第1のパーツ設置フレーム部63の内部領域である。
さらに、詳しく説明すると、第1の発熱領域61は、第1のパーツ設置フレーム部63の上部開口を塞ぐ板体65によって、この第1のパーツ設置フレーム部63の内部空間を略閉塞して形成された領域である。また、第1のパーツ設置フレーム部63には、超音波観測装置3の背面部32と対向する一面に、内部に形成された第1の発熱領域61と連通するように、上述した4つの第1の冷却ファン33が固定されている。
さらに、第1のパーツ設置フレーム部63は、底面部が上述した超音波観測装置3の下面部44を構成しており、上述した吸気口群45が第1の発熱領域61の下部側の開口部を構成している。尚、この第1の発熱領域61は、4つの第1の冷却ファン33、及び吸気口群45を除いた部分が完全に密閉された状態が好ましい。
しかし、第1のパーツ設置フレーム部63には、内部の電源ユニットに供給された電力、及び各種電子部品の通信信号を第2の発熱領域62内に設けられる電子部品と授受するための通信ケーブルが挿通するための孔部が設けられている。そのため、本実施の形態では、第1の発熱領域61は、4つの第1の冷却ファン33、及び吸気口群45を除いた部分が完全に密閉された状態ではない。尚、第1のパーツ設置フレーム部63、或いは板体65にコネクタを設け、このコネクタに第2の発熱領域62内に設けられる電子部品が電気的に接続されたケーブルを接続するような構成として、第1の発熱領域61を4つの第1の冷却ファン33、及び吸気口群45を除いた部分が完全に密閉する状態としても良い。
一方で、第2の発熱領域62は、本実施の形態において、第1の発熱領域61の上方に重畳し、図示しない第2の発熱体を構成する、主に伝送系の電子部品が配置される非密閉された略箱状の第2のパーツ設置フレーム部64が内包される板体56、フロントパネル51、外装カバー体58、及び背面部32によって囲まれた領域である。
第2のパーツ設置フレーム部64には、第1のパーツ設置フレーム部63に設けられた4つの第1の冷却ファン33の排気方向と略直交する方向に排気する3つの第2の冷却ファン71が設けられている。これら3つの第2の冷却ファン71は、外装カバー体58の左側面部41の排気口群42に対向して配置されている。また、これら3つの第2の冷却ファン71は、外装カバー体58の左側面部41の内面と対向する面が接触して、確実に排気口群42から第2の発熱領域62内の熱を排出するためのスポンジ72が外周部に夫々設けられている。
次に、以上に説明したように構成された、本実施の形態の超音波観測装置3の作用について、図8、及び図9を用いて説明する。
図8に示すように、本実施の形態の超音波観測装置3には、背面部32に設けられた、4つの第1の冷却ファン33が第1の発熱領域61内の熱を外部に吸引排気するため駆動され、2点鎖線で示す矢印CA1方向(図中のy軸方向)への気流が第1の発熱領域61内で発生する。尚、この第1の発熱領域61を冷却する排気流は、図9に示すように、4つの第1の冷却ファン33の駆動によって、フロントパネル51近傍の第1のパーツ設置フレーム部63の下面部44に形成された吸気口群45から外部のエアーが第1の発熱領域61の内部へ吸気され、背面部32から矢印CA1方向への外部へ排気される排気経路となる。
これにより、第1の発熱領域61は、内部に設けられた第1の発熱体を構成する電子部品の熱により高熱となることなく、最適な温度に冷却される。その結果、これら電子部品は、正常に駆動する温度環境が維持される。
また、超音波観測装置3は、図7に戻って、左側面部41の内面に対向配置された3つの第2の冷却ファン71が第2の発熱領域62内の熱を外部に吸引排気するため駆動され、2点鎖線で示す矢印CA2方向(図中のz軸方向)への気流が第2の発熱領域62内で発生する。尚、この第2の発熱領域62を冷却する排気流は、3つの第2の冷却ファン71の駆動によって、右側面部36のフィルタ部37から外部のエアーが第2の発熱領域62の内部へ吸気され、左側面部41の排気口群42から矢印CA2方向への外部へ排気される排気経路となる。
これにより、第2の発熱領域62は、内部に設けられた第2の発熱体を構成する電子部品の熱により高熱となることなく、最適な温度に冷却される。その結果、これら電子部品は、正常に駆動する温度環境が維持される。
また、これらの各気流(矢印CA1、及び矢印CA2方向の気流)は、第1の発熱領域61と第2の発熱領域62を仕切る板体65によって、区切られた排気経路が形成されるため、お互いが反作用となる気流の影響を受けることが防止される。その結果、本実施の形態の超音波観測装置3は、効率よく、第1、及び第2の発熱領域61,62を冷却することができる。尚、各冷却ファン33,71は、夫々が対応する発熱領域61,62の電子部品の熱量を冷却するのに必要な排気量が設定される。
さらに、本実施の形態の超音波観測装置3は、第1の発熱領域61内の熱を排気する4つの第1の冷却ファン33の排気方向(矢印CA1方向であるy軸方向)と、第2の発熱領域62内の熱を排気する3つの第2の冷却ファン71の排気方向(矢印CA2方向であるz軸方向)とが、異なる方向、ここでは略直交する方向となっている。つまり、各第1の冷却ファン33,71は、夫々の排気する熱が同一方向となっていない。
以上ことから、本実施の形態の超音波観測装置3は、各冷却ファン33,71の風量が低減されると共に、排気方向が異なるため、患者、及び術者に直接、或いは間接的に作用する熱風などによる不快感を与えることが防止される。
また、本実施の形態の超音波観測装置3は、図8に示したように、第1の冷却ファン33が4つ背面部32に設けられ、第2の冷却ファン71が左側面部41の内面側に設けられている。また、超音波観測装置3は、第1の発熱領域61に連通する吸気口群45が下面部44のフロントパネル51の近傍に設けられ、第2の発熱領域62に連通する吸気口のフィルタ部37が右側面部36に設けられている。
これら各冷却ファン33,71、及び各吸気口(吸気口群45,フィルタ部37)の配置関係により、超音波観測装置3は、第1の発熱領域61内において、左側面部41側に最も発熱量の多い電子部品が設けられ、第2の発熱領域62内において、背面部32側に最も発熱量の多い電子部品が設けられている。すなわち、超音波観測装置3は、各発熱領域61,62に設けられた最も発熱量の多い電子部品を冷却排気する冷却ファン33,71の位置が各発熱領域61,62の吸気口に最も遠い位置となるように配置する。換言すると、超音波観測装置3は、高熱の排気側と吸引側とが最も遠い位置に設定されている。
これにより、各発熱領域61,62は、高温となって排気されたエアーが吸気口に還流することが防止される。そのため、超音波観測装置3は、最も高温な排気側と吸気側の配置とが考慮されることで内部の冷却効率が向上する。
また、図10に示すように、第1の冷却ファン33からの排気を遮蔽する、実線で示す単なる板体である遮蔽板75をフィルタ部37の近傍の右側面部36の背面部32側に設けたり、この遮蔽板75を破線で示す第1の冷却ファン33の近傍の右側面部36に設けたり、背面部32に設けたりしても良い。また、上記遮蔽板75は、フィルタ部37と一体的に構成しても良い。
さらに、図11に示すように、第1の冷却ファン33からの排気を遮蔽する、実線で示すL字状の遮蔽板76をフィルタ部37の近傍の右側面部36の背面部41側に設けたり、この遮蔽板76を破線で示す右側面部36近傍の背面部41に設けたりしても良い。
このように、超音波観測装置3は、遮蔽版75,76を設けることで、排気が吸気側に還流することを容易に防止することができる。
尚、図10、及び図11では、第1の冷却ファン33の排気がフィルタ部37へ還流しないようにするための遮蔽版75,76を図示しているが、勿論、この遮蔽板75,76の構成は、第2の冷却ファン71側にも適用することができる。
さらに、本実施の形態では、超音波内視鏡装置1を例に挙げたが、上述した実施の形態は、勿論、その他の医療装置にも適用することができる。
以上の実施の形態に記載した発明は、その実施の形態、及び変形例に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施の形態に係る、超音波内視鏡の概略構成を説明する図 同、超音波観測装置の正面図 同、超音波観測装置の背面図 同、超音波観測装置の右側面図 同、超音波観測装置の左側面図 同、超音波観測装置の下面図 同、超音波観測装置の内部を示す斜視図 同、各冷却ファンによる超音波観測装置内の気流を説明するための斜視図、 同、第1の領域を冷却する各冷却ファンによる超音波観測装置内の気流を説明するための部分断面図 同、第1変形を示し、右側面に遮蔽板が設けられた超音波観測装置の斜視図 同、第2変形例を示し、断面L字状の遮蔽板を右側面、或いは背面に設けられた超音波観測装置の斜視図
符号の説明
1・・・超音波内視鏡装置
2・・・超音波内視鏡
3・・・超音波観測装置
4・・・カメラコントロールユニット
5・・・光源装置
32・・・背面部
31・・・接続端子類
35・・・電源コネクタ
33・・・第1の冷却ファン
36・・・右側面部
37・・・フィルタ部
39・・・ハンドル部
41・・・左側面部
42・・・排気口群
44・・・下面部
45・・・吸気口群
46・・・上面部
51・・・フロントパネル
53・・・装置側超音波コネクタ部
54・・・装置側超音波コネクタ部
56・・・板体
58・・・外装カバー体
61・・・第1の発熱領域
62・・・第2の発熱領域
63・・・第1のパーツ設置フレーム部
64・・・第2のパーツ設置フレーム部
65・・・板体
71・・・第2の冷却ファン

Claims (6)

  1. 第1の発熱部が設けられた第1の発熱領域と、
    該第1の発熱領域と重畳して配置され、第2の発熱部が設けられた第2の発熱領域と、
    上記第1の発熱領域を冷却する第1の冷却ファンと、
    該第1の冷却ファンの気流方向に対して、略直交する気流方向を有し、上記第2の発熱領域を冷却する第2の冷却ファンと、
    を具備することを特徴とする医療装置。
  2. 上記第1の発熱領域と上記第2の発熱領域との間には、上記第1の冷却ファンと上記第2の冷却ファンとの気流を遮蔽する板体が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  3. 上記第1の冷却ファンの排気部と上記第2の冷却ファンの吸気側との間には、該第1の冷却ファンによる排気を上記第2の冷却ファンが吸気しないように、遮蔽板が設けられていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の医療装置。
  4. 上記遮蔽板は、上記第1の冷却ファン、或いは上記第2の冷却ファンの排気部側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の医療装置。
  5. 上記第1の冷却ファンを複数有し、
    該複数の第1の冷却ファンが上記第2の冷却ファンとの重畳方向に対して、直交する方向に並設されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の医療装置。
  6. 上記第2の冷却ファンを複数有し、
    該複数の第2の冷却ファンが上記第1の冷却ファンとの重畳方向に対して、直交する方向に並設されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の医療装置。
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