JPH08272497A - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JPH08272497A
JPH08272497A JP8006509A JP650996A JPH08272497A JP H08272497 A JPH08272497 A JP H08272497A JP 8006509 A JP8006509 A JP 8006509A JP 650996 A JP650996 A JP 650996A JP H08272497 A JPH08272497 A JP H08272497A
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JP
Japan
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power supply
state
key
circuit
power
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Application number
JP8006509A
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English (en)
Inventor
Jean-Jacques Simon
シモン・ジャン・ジャック
Francois Loison
ロアソン・フランコ
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Filing date
Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3215Monitoring of peripheral devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/81Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer by operating on the power supply, e.g. enabling or disabling power-on, sleep or resume operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力消費を一層節約するとともに、電力節約に
関するキー操作に起因するアプリケーションの誤動作を
回避できる機能を有するキーボードを提供する。 【解決手段】キーの押し下げに連動する各々のキー・ス
イッチを備える複数のキーを持つキー・マトリックス、
およびキー・マトリックスを走査してキー・スイッチの
動作に応答して当該キーを識別するキーコードを生成す
る走査手段を備えるキーボードが、更に、1つの上記キ
ー(例えばスペース・バー・キー)の押し下げによって
動作する追加スイッチ、および上記走査手段と独立して
上記追加スイッチの動作の検出を行う手段を備える。こ
の構成によって、走査手段に電力が供給されていない時
でも、上記追加スイッチに連係するキー(例えばスペー
ス・バー)に対するユーザの操作を検出し、電力供給状
態を主電源供給状態に移行させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・キ
ーボードのキーによるデスクトップ・コンピュータなど
のコンピュータにおける電力供給システムの制御に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許公開公報第0,567,957A号
には、電源に接続しているとき、十分に電力が供給され
る走行モード、または、コンピュータの一部にだけ(た
だしこの一部にマイクロプロセッサは含まれない)電力
が供給される待機モードのいずれかのモードにコンピュ
ータをおくことができる電源制御装置を持つコンピュー
タが記述されている。電源制御装置は、キーボードのキ
ーが所定の時間押されない場合、または、ユーザによっ
て所定のキーが押された場合のいずれかの場合に、走行
モードから待機モードへ自動的に移行する。電源制御装
置が待機モードにあるとき、キーボード・キーのどれか
が押されると、電源制御装置は走行モードに移行する。
しかし、そのキーが連続的に押されていることを検出す
ると、それを、意図しないキー操作を示すものと解釈
し、電源制御装置は、待機モードに戻る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の構成において、
いずれかのキーが押されたことを検出するため、待機モ
ードにあっても、キーボード・コントローラに電力が連
続して供給されなければならない点は理解されるであろ
う。上述のような意図しないコンピュータの電力供給開
始の問題は、どのようなキーの操作も電力供給開始の原
因となることで増幅される。仮に、ただ1つのキーの操
作だけが、コンピュータの電力供給を開始させることが
できるとすれば、意図しないコンピュータの電力供給開
始の危険は減少するであろう。しかしながら、その場
合、キーボード・コントローラがキーコード出力を解釈
することが必要となり、そのことが、また、新たな電力
消費回路を必要とする。上述された従来技術の短所の少
くともいくつかを克服することが、本発明の目的であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、主電源と共に
小規模の待機電源を含む電力供給システムを備えるコン
ピュータを使用する形態で、以下に説明される。従来技
術において既知のとおり、待機電源は、コンピュータの
主電源と同様に、外部電源から電力を供給されるように
設計されるが、電力リード線が外部電源に接続されてい
るとき、ユーザの使用に供されているコンピュータのオ
ン/オフ・スイッチのオン/オフの状態に関係なく待機
電源には常に電力が供給される点が主電源と相違する。
電力リード線が外部電源のプラグに差し込まれている限
り、この待機電源は、コンピュータのリアルタイム・ク
ロックに電源を供給し、それによって、主電源がオフに
されている間このクロックを駆動するために通常備えら
れる内部電池の電力流出を減少させる。この待機電源を
使用して、外部電源から主電源への電力供給を制御する
電子スイッチへ電力を供給し、それによって、ユーザが
直接オン/オフ・スイッチを操作して外部電源を切り替
えねばならない必要性を排除している構成もまた既知で
ある。
【0005】本発明に従って、各々がそのキーの押し下
げによって動作するキー・スイッチを備える複数のキー
を持つキー・マトリックス、および上記キー・スイッチ
の動作を検出し、その検出に応じて当該キーを識別する
キーコードを生成するためキー・マトリックスを走査す
る走査手段を備えるキーボードが提供される。該キーボ
ードは、更に、1つの上記キーの押し下げによって動作
する「追加スイッチ」、および上記走査手段と独立し
て、上記追加スイッチの動作の検出を可能にする手段を
備える。このようなキーボードを使用することによっ
て、走査手段に電力が供給されていない時でさえ、上記
追加スイッチが備わっているキー(例えばスペース・バ
ー)の操作を検出することができる。また、このような
構成においては、上述のような走査手段からの独立を達
成するため特別のキーを付加的に備える必要性が回避さ
れる。
【0006】本発明によるキーボードは、主回路、待機
回路、および上記主回路ならびに待機回路に電力を供給
するための電力供給システム(Power Provisioning Sys
temの頭文字をとって以下PPSと呼称することもあ
る)を有するコンピュータの一部として使われる。上記
電力供給システムは、上記主回路に電力を供給する第1
の状態、および上記待機回路に電力を供給するが上記主
回路には電力を供給しない第2の状態のいずれか1つの
状態を選択して、システムをその選択した状態に置く制
御手段を備え、更に、上記制御手段は、上記追加スイッ
チ、および該追加スイッチの動作の検出を可能にさせる
手段を含む。上記制御手段は、電力供給システムが第2
の状態にある時上記追加スイッチの動作に応答して、該
システムを第1の状態に置き、一方、電力供給システム
が第1の状態にある時上記追加スイッチが作動しても、
該システムはその第1の状態にとどまる。この構成によ
って、ユーザは、キーボード上の所定のキー(例えばス
ペース・バー)を押す操作によって上記追加スイッチを
作動させることによって、コンピュータの主回路に電力
が供給されていることを確認することができる。このプ
ロセスに走査手段が巻き込まれないので、制御手段は、
走査手段によって生成されるキーコードを解読するよう
に待機している必要がない。従って、電力供給システム
が第2の状態にあるとき電力供給が停止される主回路に
走査手段を含めることができる。
【0007】上記追加スイッチは、好ましくは、便利に
配列されている標準キーに関係づけられる(「標準キ
ー」とは、英数字キー、スペース・バー、Enter、
Shift、Ctrl、Alt、Escなどの特殊キー
の1つ、たは、矢印キーや機能キーのようにキーボード
上に標準的に備わっているキーを意味する)。追加スイ
ッチがスペース・バーに関係づけられることが本発明に
とって好ましい。なぜなら、なにかのキーが押されたと
き既にコンピュータに完全な電力が供給されているため
アプリケーション・プログラムの特定の機能が起動され
てしまう危険をスペース・バー使用の場合最小限にとど
めるからである。
【0008】本発明の1つの好ましい実施例において、
電力供給システムは、主電力供給回路(すなわち、主電
源)と待機電力供給回路(即ち待機電源)を備える。電
力供給システムがその第1の状態にあるとき、主電源
は、外部電源から電力供給を受け、主回路に電力を供給
する。電力供給システムがその第2の状態にあるとき、
待機電源は、上記外部電源から電力供給を受け、上記待
機電源に電力を供給するが、主電源は作動せず、従って
主回路に電力は供給されない。制御手段は、上記2つの
状態の間で電力供給システムを移行させるための移行手
段を含む。移行手段は、追加スイッチに加えて、電力供
給システムの現在の状態を上記第1および第2の状態以
外の状態に変えることができるユーザ操作可能スイッチ
の操作を含む。
【0009】制御手段は、SET状態およびRESET
状態を有するメモリ手段、および上記メモリ手段の状態
に応答して、該メモリ手段がSET状態にあるときは電
力供給システムを第1の状態に、該メモリ手段がRES
ET状態にあるときは電力供給システムを第2の状態に
それぞれ置く手段を含む。メモリ手段は、SET状態に
セットするためのSET入力、およびメモリ入力の2つ
の状態の間を切り換える連続クロック入力を有し、上記
ユーザ操作可能スイッチおよび上記追加スイッチは、そ
れぞれ、メモリ手段のクロック入力およびSET入力へ
の入力を提供する。好ましくは、メモリ手段は、RES
ET状態にセットするRESET入力を持ち、主回路
は、プログラム制御の下でソフト・オフ信号を生成する
ためのマイクロプロセッサを含む。このソフト・オフ信
号はメモリ手段のRESET入力に供給され、メモリ手
段をRESET状態に置き、それによって、電力供給シ
ステムがその第2の状態に置かれる。
【0010】
【発明の実施の形態】全体構成 図1は、デスクトップ・コンピュータを示すブロック図
であって、その右側に、コンピュータの電子/電気シス
テム10が示され、左側には、電子/電気システム10
に電力を供給するための3つの可能な供給電圧源が示さ
れている。それら3つ可能な電源は、次の通りである。 (1)プラグとソケットのような切断可能な接続器具13
を通して(AC主電源のような)外部電源から電力供給
を受けるように設計された主電力供給回路(すなわち主
電源)11、 (2)切断可能接続器具13を通して外部電源12から電
力供給を受けるように同様に設計され、主電力供給回路
11より低い定格電力の待機電力供給回路(すなわち待
機電源)14、 (3)内部電源15(図では電池として表示されているが
大きいコンデンサのGoldcapでも可能である)。 主電力供給回路11は、該主電力供給回路の出力を切断
し、それによって電子/電気システム10への主電源電
力供給を非作動状態にするように制御する電子スイッチ
19を含む。
【0011】主電力供給回路11、待機電力供給回路1
4および電池15はすべてコンピュータの電力供給シス
テムの一部であり、このシステムは、また、(図1で点
線ボックス16内に「PPS制御」というラベルで示さ
れている)制御回路、および、電力供給回路11、14
および電池15の出力を、電力供給線I、IIおよびIIIに
接続するように配置されるダイオード17を含む。全体
の構成は以下の通りである。 *外部電源12が(例えば、切断可能接続器具13の操
作によって)切断されるとき、線Iは電池15から電力
供給を受けるが、線II、IIIは電力供給されない。 *外部電源12が接続されているが、電子スイッチ19
の手段によって主電力供給回路11が非作動状態にされ
ているとき、線IおよびIIは、待機電力供給回路14か
ら電力供給を受け、一方、線IIIは電力供給されない。 *外部電源12が接続され、主電力供給回路11が作動
状態にあるときは、線IおよびIIIは、主電力供給回路か
ら電力供給を受け、線IIは待機電力供給回路14から供
給を受ける。
【0012】コンピュータの電子/電気システム10
は、それぞれが線I、II、IIIの対応する線を通して電力
を供給される3つのゾーンA、B、Cに区分される(実
際には、線I、II、IIIの各々は、特定のゾーンのエレメ
ントに電力を供給するために複数の供給電圧が必要とさ
れる場合に備えて1組の複線であろうが、本明細書で
は、簡略化のため、線I、II、IIIは単線であると仮定す
る)。
【0013】線Iによって接続されるゾーンAは、外部
電源12が切断されるときでも電力供給が継続される必
要があるエレメントを含む。ゾーンBは、コンピュータ
の主エレメントに電力を供給しなければならないことを
示す何らかのトリガ事象を監視し待機する待機機能を提
供するエレメントを含む。ゾーンBのエレメントは、外
部電源12が接続さているが主供給回路11が非作動状
態にされているとき、線IIを通して待機供給回路14か
ら電力供給を受ける。ゾーンCは、マイクロプロセッサ
20、(RAM、ROM、ディスク・ドライブのよう
な)標準サブシステム21、拡張バス22などのような
コンピュータの主要エレメントを含む。コンピュータの
効率的動作が、ゾーンCのエレメントへの電力供給を必
要とし、これは、主電力供給回路11が作動可能とされ
ているとき線IIIを通して実行される。
【0014】作動状態 電力供給システムは、図2の状態移行図に示されている
4つの主な作動状態を持つものとみすことができる。そ
れら4つの状態は次の通りである。全電力切断(UNPOWERED) −これは、外部電源1
2が切断され、内部電源12が存在しないかあるいは内
部電源が完全に放電しているときにシステムがおかれる
状態である。この状態では、線I、II、IIIのいずれも電
力を供給していない。微弱電力(SUSTAIN) −外部電源が切断されている
が内部電源が作動しているときシステムはこの状態に置
かれる。この状態では、線Iが電源15(電池)から電
力の供給を受け、それによって、ゾーンAに電力が与え
られる。待機(STANDBY) −これは、外部電力源が接続され
ているが、主電力供給回路が作動状態でないときにシス
テムが置かれる状態である。この状態では、線I、IIが
待機電力供給回路14から電力の供給を受け、それによ
って、ゾーンAおよびゾーンBに電力が与えられる。オン(ON) −外部電源12が接続されていて、主電力供
給回路11が作動状態にあるときシステムはこの状態に
ある。この状態では、線I、II、IIIが電力供給を受け、
それによって、ゾーンA、B、Cすべてに電力が与えら
れる。
【0015】電力供給システムがON状態にあるとき、
コンピュータの特定の構成要素が所定の時間間隔使用さ
れない場合、コンピュータは、それらへの電力供給を停
止する電力管理プロセスを実行することがある。この場
合、再び必要になった場合直ちに電力供給は再開され
る。この減じられた電力モードは、コンピュータの通常
の"活動"モードに対して、"スリープ・モード"と呼ばれ
る。これらのモードの間の移行は、プログラム制御の下
マイクロプロセッサ20によって制御される。マイクロ
プロセッサ20は両モードにおいて常に電力供給を受け
る。プログラム制御の下実行されるこの電力管理プロセ
スは、電源を現在時の状態に合致するように変更する電
力供給システムによって提供される機能とは異なる性質
のものである。
【0016】図2に示されている状態の間の移行は、
(i)接続(CONNECT)および切断(DISCONNE
C)事象、すなわち、外部電源12の接続および切断、
(ii)電池状態(良好な電池状態をBAT、放電または装
着されてない場合をDISBATと表記する)、(iii)
外部電源12が接続されているとき待機(STANDB
Y)とオン(ON)の間で状態を移行させる"ON"および"
OFF"トリガー、および、(iV)外部電源12が切断さ
れる時点における直前の(STANDBYまたはONい
ずれかの)状態(直前状態ONをPCSOと表記し、直
前状態STANDBYをPCSSと表記する)、に依存
する。
【0017】STANDBY状態から開始するとして、
ONトリガーが受け取られると、電力供給システムはO
N状態へ移行し、同様にシステムがON状態のときOF
Fトリガーを受け取ると、電力供給システムはSTAN
DBY状態へ戻る。もしも、電池15が良好(BAT)
であれば、外部電源12の切断(DISCONNEC
T)は、その現在の接続状態(ONまたはSTANDB
Y)からシステムをSUSTAIN(微弱電力)状態へ
移行させる。再接続(CONNECT)の際、システム
は、SUSTAIN状態から、直前状態がPCSOまた
はPCSSかに応じてSTANDBYまたはON状態へ
移行する。切断事象(DISCONNECT)が発生す
ると、電池15が放電(DISBAT)状態であれば、
システムは、全電力切断(UNPOWERED)状態へ移
行する。再接続の際、実際には、システムがそのUNP
OWERED状態にあった間に電力が供給されなくなっ
た時点の直前状態を記憶することは簡単ではないので、
システムを直前状態に戻すことは不可能である。従っ
て、システムは、省略時解釈として、再接続の際STA
NDBY状態に移るように設定される。再接続の前に電
池15が取り替えられる場合も同様であって、システム
は、先ずUNPOWERED状態からSUSTAIN状
態へ、次に、STANDBY状態へ移行する。
【0018】次にON、OFFトリガーの形態を考察す
ると次のようになる。 ONトリガー (i)線IIから電力供給を受ける状態パネル・ボタン25
のユーザ操作、(ii)やはり線IIから電力供給を受けるス
タート・キー26のユーザ操作、(iii)拡張カード28
によって提供される監視回路27による外部開始信号E
XTSTARTの生成。 OFFトリガー (i)状態パネル・ボタン25の操作、(ii)プログラム制
御の下の信号OFFBIOSの生成。これらトリガーの
動作の詳細は後述するが、PPS制御16が図2の状態
図を実施するために動作する形態を先ず概説する。実際
には、PPS制御は、切断状態への移行または切断状態
間の移行は、図1に示されるアーキテクチャを所与とす
れば基本的には自動的い行われるので、接続状態(ST
ANDBYおよびON)への移行、あるいはそれらの間
の移行にのみPPS制御は関与する。
【0019】PPS制御 PPS制御16は、3つの主要な機能を持つ、それら
は、電力供給システムを初期設定してその現在の接続状
態に対応する出力を提供すること、接続状態の間でシス
テムを移行させること、および外部電源の切断の際に直
前の接続状態を記憶することである。これら3つの機能
すべては、1つのフリップフロップ回路30を使用して
うまく実施することができる。該フリップフロップ回路
の"SET"および"RESET"状態が、ONとSTAN
DBY状態をそれぞれ表す。フリップフロップ30は、
そのSET状態にあるとき、出力線31上に(PCSO
に対応する)論理値"1"を生成し、この値を条件設定回
路32が処理して、電子スイッチ19が主電力供給源回
路11を作動状態にさせる。フリップフロップ30は、
そのRESET状態にあるとき、出力線31上に(PC
SSに対応する)論理値"0"を生成し、電子スイッチ1
9が、主電源供給回路を非作動状態におくようにセット
される。
【0020】フリップフロップ30は、SET入力S、
RESET入力Rおよびクロック入力33を持つ。クロ
ック入力は、各入力ごとにフリップフロップ回路の状態
を切り換える役目を果たし、SET入力およびRESE
T入力は、それぞれ、フリップフロップ回路をSET状
態およびRESET状態にセットする。状況パネル・ボ
タン25は、クロック入力33に接続していて、そのた
め、外部電源が接続されている間におけるこのボタンの
各操作が、電力供給システムの現在の状態を2つの接続
状態STANDBYおよびON以外のものに変えるのに
役立つ。
【0021】スタート・キーおよびEXTSTART信
号を搬送する線は、フリップフロップ回路30のSET
入力に接続していて、これにより、電力供給システムが
そのSTANDBY状態からON状態に移行することを
可能にする。スタート・キー26および拡張カード28
上のEXTSTART信号発生源は、絶縁ダイオード3
5によって互いに隔離される。EXTSTART信号発
生源に関係するダイオード35は、対応するカード上に
配置されるため、単一線によって、カードからのEXT
START信号を搬送することができる。
【0022】OFFBIOS信号が、フリップフロップ
30のRESET入力に供給され、それにより、電力供
給システムがそのON状態からSTANDBY状態に移
行することを可能にする。フリップフロップ30は線I
から電力供給されるので、電池15が良好であれば、フ
リップフロップ30は、外部電力源12の切断時の状態
を保持する。その状態は、切断時の接続状態、すなわ
ち、ONまたSTANDBYに対応する。対照的に、す
べてのONおよびOFFトリガーを生成するためには、
外部電源12が接続されていなければならない。その結
果、システムがSUSTAIN(微弱電力)状態にある
間、フリップフロップ30の状態は変更されない。
【0023】外部電力供給源12が再接続され次第、電
力供給システムは、フリップフロップ30の現在状態、
すなわち、外部電源切断直前のシステム状態に基づい
て、STANDBYまたはON状態に置かれる。
【0024】状況パネル・ボタン 状況パネル・ボタン25は、コンピュータの標準的ON
/OFFボタンの働きをし、コンピュータのプロセッサ
・ボックスの前面の一部を形成するように構成される。
上述のとおり、外部電源が接続されている場合、ボタン
25の連続した操作によって、そのSTANDBYとO
N状態の間で電力供給システムを切り換えることができ
る。
【0025】スタート・キー ユーザが状況パネル・ボタンを操作してコンピュータを
ONにするのは必ずしも便利でない。例えば、ボタン2
5を装着しているプロセッサ・ボックスが机の下に格納
されている場合がある。スタート・キー26が装備され
るのはこのためである。このキーは、ユーザが常時容易
にアクセスできるようにコンピュータのキーボード上に
配置される。アクセスを容易にするため、状況パネル・
ボタン25をキーボード上に配備するのは許容できる解
決策ではない点に注意する必要がある。なぜなら、その
ようにすれば、ユーザが不注意で電源を切断して、ST
ANDBY状態にコンピュータを移行させてしまうこと
があまりにも簡単に発生してしまうからである。
【0026】図3は、コンピュータのキーボード装置2
1を示す。この装置は、主電源が非作動状態にあるとき
電力供給が停止される標準サブシステムに含まれる。詳
細に述べれば、キーボード装置は、各々に関連キースイ
ッチ62が備わった複数のキー61(一部のみ図示)を
持つキー・マトリックス60を含む。キースイッチ61
は、動作の際、列および行の線63、64のそれぞれの
ペアに接続するように配置される。線63および64
は、標準的形態でこれら線を走査することによってキー
押し下げを検出するキーボード・コントローラ65に接
続する(従って、行の線の各々が走査される間、列の各
線は、順次論理レベル"1"で印可され、特定の行におけ
る論理レベル"1"の検出が、当該行と印可された列との
交点のキーが押されたことを識別する)。キーの押し下
げ毎に、キーボード・コントローラは、押されたキーを
識別するキーコードを生成し、次に、このキーコード
は、線70を通しキーボード・コネクタ69を経由して
マイクロプロセッサ70へ出力される(この出力プロセ
スはキーボード・コントローラによって生成される割り
込みによって起動される)。キーボード・コントローラ
65はゾーンC回路の一部を形成し、主電力供給回路が
作動状態で、電力供給システムがON状態にあるときの
み、線70を通して電力供給を受ける。
【0027】スタート・キーは、キーボードのスペース
・バー66に連動した追加接点の形式をとる。この追加
接点は、スペース・バー66が押されるときスペース・
バーのキースイッチ62SBと連動して動作するスイッ
チの役目を果たす。しかしながら、キースイッチ62S
Bがキーボード・コントローラ65によって走査される
マトリックス60の一部を形成するのに対して、スイッ
チ26は、キーボード・コントローラ65の機能と独立
してその操作が検出されることができるように、線6
7、68によってコネクタ69に直接接続される。線6
7は、待機電圧線40に接続し、線68は、フリップフ
ロップ回路30のSET入力に接続している。その結
果、電力供給システムがそのSTANDBY状態にある
ときでも(このときキーボード・コントローラには電力
が供給されていない)、スペース・バーの押し下げによ
って、フリップフロップのセット入力へ渡される信号が
生成され、電力供給システムはON状態にセットされ
る。
【0028】かくして、コンピュータに戻ったユーザが
電力供給システムがON状態にあることを確かめるため
には、(外部電源12が接続されていると仮定して)単
にスペース・バーを押すだけでよい。システムがONま
たはSTANDBYのいずれの状態にあろうと、スペー
ス・バーが押された後はシステムはON状態に置かれる
ので、ユーザは、スペース・バーを押す直前に、システ
ム20の現在状態に関心を抱く必要がない。スペース・
バーが押されると、電力供給システムが実際にON状態
にあるとすれば、"スペース"の入力がマイクロプロセッ
サ20によって処理されるという主張は一般的に筋違い
である。なぜなら、アプリケーション・ソフトウェアに
おける所定の機能を始動させるため、通常の場合、"ス
ペース"入力は使用されないからである。
【0029】上述のキーボードは、コンピュータのメイ
ン・プロセッサ・ボックスとは物理的に分離しているタ
イプのものであるが、スタート・キーは、プロセッサ・
ボックスと一体となっているキーボード上に装備するこ
ともできる点は認められるであろう(ポータブル・コン
ピュータが一般的にこのような場合である)。
【0030】OFFBIOS信号 OFFBIOS信号によって構成されるOFFトリガー
は、例えば、画面表示される"OFF"アイコンをユーザ
がクリックすることによって始動されるようなソフトウ
ェア生成のトリガーである。ハードウェア・レベルで
は、プログラム制御の下で動作するマイクロプロセッサ
20が、電力供給システムがSTANDBY状態にセッ
トされなければならないと判断すると、条件設定回路3
6へ適切な出力を行って、フリップフロップのRESE
T入力へ渡すOFFBIOS信号を生成させる。
【0031】EXTSTARTおよび監視回路 次に、EXTSTARTO(外部スタート)トリガーの
生成の説明を行う。これは、拡張カード28上に装備さ
れる監視回路27によって生成される。拡張カード28
の例は、それぞれLANおよび電話線に接続されるLA
Nカード28Aおよびファックス・カード28Bであ
る。カード28A、28Bのそれぞれは、拡張バスの標
準拡張スロット(コネクタ29)に挿入される。拡張ス
ロットは、典型的には、ISA、EISAまたはPCI
バス規格に準拠し、線IIIを通して電力を供給される1
組の電源線を含む。カード28AはLANとインターフ
ェースし、28Bはファックスを送受信するためそれぞ
れ通常の回路を含む。この回路は、コネクタ29を経由
して拡張バス22の電源線から電力を供給される。この
結果、電力供給システムがON状態にあるときのみ、上
記通常カード回路は電力供給を受ける。
【0032】対照的に、監視回路27は、線IIから印可
される電源線40を経由して電力の供給を受けるため、
外部電源12が接続されている限り常に活動的である。
特に、電力供給システムがSTANDBY状態で通常カ
ード回路28A、28Bに電力が供給されていないと
き、監視回路27は待機電源14から電力を供給され
る。アース線41が線40と連係し、監視回路27に接
続される。LANカード28Aの監視回路27は、関係
LAN上のトラヒックを監視し、コンピュータに割り当
てられた特別の起動メッセージを検出次第、線42上に
EXTSTART信号を出力する。また、ファックス・
カード28Bの監視回路27は、到来ファックスに応答
して線42上にEXTSTART信号を出力する。他の
拡張カード上に他の監視回路を装備することも可能であ
ろう。
【0033】既に特記したとおり、EXTSTART信
号が、"SET"状態にフリップフロップ30をセットす
ることによって、電力供給システムがON状態へ移行す
る。この結果、カード28A、28B上の残りの回路お
よびマイクロプロセッサ20を含めて、ゾーンCにある
主コンピュータ回路に電力が供給される。一旦、主コン
ピュータ回路に電力が供給されると、該回路は、プログ
ラム制御の下、EXTSTART信号の生成の引き金と
なった(起動メッセージ/到来ファックスなどの)外部
事象に応答する。しかしながら、すべての場合におい
て、マイクロプロセッサ20は、BIOS制御の下、線
43を介して監視回路27へ戻される肯定応答信号AC
Kを生成するように設計されることが好ましい。この様
な実施形態によって、EXTSTART信号を生成した
監視回路が、その信号によって主回路にうまく電力が供
給されたことを迅速に確認することができる。所定の時
間の後、ACKを受け取らなければ、監視回路は、EX
TSTART信号を消去するように設計される。そのよ
うにしないと、EXTSTART信号が存在し続け、コ
ンピュータの電源切断を妨げることになる。1つの実施
形態において、EXTSTART信号を出力する各監視
回路の出力は、"SET"状態に置かれるフリップフロッ
プを通して提供され、監視回路が外部トリガー事象を検
出次第、このフリップフロップは、ACK信号によって
その後リセットされ、それによってEXTSTART信
号が取り除かれる。
【0034】拡張カード28上の監視回路27およびそ
の他の回路が別々の電力供給線によって電力を供給され
ているとはいえ、電力供給システムがON状態にあっ
て、カードが充分に電力を供給されているとき、監視回
路27は、カード上のその他の回路および拡張バス信号
線(データ、アドレスおよび制御バス線)と交信するこ
とができる点に注意する必要がある。この結果、ON状
態からSTANDBY状態に移行するとき、所定の状態
に監視回路を初期化することが可能である。これは、論
理値"0"に変えるシステム管理割込みSMIを線31上
に条件設定回路32に生成させることによって実行され
る。この割り込みは、マイクロプロセッサ30によって
通常の形態で処理され、その結果、初期化ルーチンが、
拡張カード28上の監視回路を初期化するように実行さ
れる。当然、これを行うためには、マイクロプロセッサ
には電力が供給されていなければならず、従って、主電
力供給回路11を作動禁止にするスイッチ19の操作は
遅延されなければならない。これは、割り込み生成の後
一定時間スイッチの操作を遅延させるように回路32に
単純な固定的遅延機能を導入するか、あるいは、マイク
ロプロセッサ自体によって制御される電源供給を禁止さ
せるスイッチ19の操作を、初期化ルーチンの実行が完
了した後にのみ作動するようにすることによって、達成
できる。
【0035】電力供給システムがON状態にあるとき、
監視回路と信号をやりとりするため拡張バス信号線を使
うことができるが、監視回路は、電力供給システムがそ
の他の状態にあるときは拡張バス・ライン上に信号を置
くことを避けなければならない。なぜならば、そのよう
な状態では、マイクロプロセッサ20とその関連回路は
電力供給されてなく、バス22上の信号によって被害を
蒙る可能性があるからである。
【0036】監視回路27へ電力を供給し、EXTST
ARTおよびACK信号を一緒に搬送する線40ないし
43は、標準拡張バス22に加えて、バス50を効果的
に構成する。この追加バス50(ここでは"スタート・
バス"と呼ばれる)はカード28にコネクタ45を通し
て接続される。スタート・バス50は、数多くの異なる
形態で実施されることができる。例えば、あるコネクタ
45から次のコネクタへジャンプする連鎖として、各拡
張カード28への各々別々のリード線コネクタとして、
または、同一のリボン・ケーブルによって提供される複
数のコネクタとして、バス50を実施することができよ
う。スタート・バス50およびコネクタ45が、拡張バ
ス22およびコネクタ29から物理的に分離しているよ
うに図示されているが、2つのバスおよびコネクタを統
合することは可能であろう。しかし、実際問題として、
これは望ましくないかもしれない。なぜならば、拡張バ
ス22およびコネクタ29は一般的に、ISA、EIS
AまたはPCIとして標準化されていて、コンピュータ
のこのような標準部品を変更することは現実的ではない
からである。
【0037】拡張カード28は、また、外部事象に応答
してマイクロプロセッサの制御の下で動作する電力管理
方式の一部として「スリープ」モードからコンピュータ
を目覚めさせる回路を備えることもできる。この目覚ま
し回路は、その機能性の多くが監視回路と同様であるの
で一般的には監視回路と密接に連係する。目覚まし回路
は、電力供給システムがON状態にあるがコンピュータ
がスリープ・モードのとき、所定の外部事象に応答して
システム管理割込みを線44上に生成する上で効果的で
ある。この割込みは、マイクロプロセッサ20に供給さ
れ、マイクロプロセッサがコンピュータを活動モードに
変更する。割込み処理ルーチンによる割り込み生成源の
迅速な検出を容易にするため、(複数の)カード28を
(切断ダイオードによって)共通の線44に割当てるの
ではなく、それぞれ異なる目覚まし割り込みに対して別
々の線44を備え持つ方が望ましい。この場合、各カー
ドは、目覚まし割込み線44を選択するために適切なジ
ャンパを有する。単一の線または複数の線44は、スタ
ート・バス50の一部として装備されることが好まし
い。
【0038】バリエーション 上述のシステムに対して多くのバリエーションが可能で
ある点は理解されるであろう。例えば、主および待機電
源供給回路11および14は、図1では完全に分離した
形態で示されているが、一次およびコア電源として共通
の変圧器を共有することできるであろう。また、主電力
供給回路11を制御する電子スイッチ19に関しては、
線IIIへの電力供給を非作動にする効果を持つ限りは、
主電力供給回路に関連したどの場所にそれを配置しても
よい。
【0039】電力供給システムの作動状態に関しては、
特に特定の安全保護機能が必要とされる場合一層複雑な
状態マシンを実施することができよう。例えば、最初の
起動時にあるいはキーボードまたはマウスに応答しない
ようにユーザがコンピュータを施錠した後、ユーザは、
キーボードを動作可能にする前にパスワードを入力しな
ければならないように構成することができる。この場
合、システム安全保護を損なわないようにするため、ユ
ーザは、ON状態のときコンピュータを使用する前に必
ず正しいパスワードを入力しなければならない。ONト
リガーがユーザによって生成される場合、パスワード入
力の後ネットワーク接続型でないコンピュータは起動さ
れ、一方、ONトリガーがEXSTART信号であれ
ば、好ましくは、コンピュータは、EXSTART信号
生成源の外部事象に応答してネットワーク経由で起動さ
れ、キーボードおよびマウスはユーザが正しいパスワー
ドを入力するまで非作動状態にされる。そのような形態
を実施するためには、マクロON状態のうちのすべての
副次的状態を追加する必要がある。
【0040】本発明には、例として次のような実施様態
が含まれる。 (1)各々がキーの押し下げによって動作するキー・ス
イッチを有する複数のキーを持つキー・マトリックス、
および上記キー・スイッチの動作を検出し、その検出に
応じて当該キーを識別するキーコードを生成するため上
記キー・マトリックスを走査する走査手段を備えるキー
ボードであって、1つの上記キーの押し下げによって動
作する追加スイッチと、上記走査手段と独立して、上記
追加スイッチの動作の検出を可能にする手段と、を備え
るキーボード装置。 (2)キーボードをデータ処理システムへ接続する電気
コネクタを更に備え、上記追加スイッチの動作の検出を
可能にする上記手段が、上記電気コネクタに接続し、か
つ、上記追加スイッチと電気的に接続するように配置さ
れる第1および第2の電気的線を含む、上記(1)に記
載のキーボード装置。 (3)上記追加スイッチを動作させる上記1つのキーが
スペース・バー・キーである、上記(1)に記載のキー
ボード装置。 (4)主回路、待機回路、および上記主回路ならびに待
機回路に電力を供給するための電力供給システムを有
し、上記(1)または(3)に記載のキーボード装置を
備えるコンピュータであって、上記電力供給システム
が、上記主回路に電力を供給する第1の状態、および上
記待機回路に電力を供給するが上記主回路には電力を供
給しない第2の状態のいずれか1つの状態を選択して、
システムをその選択した状態に置く制御手段を持ち、更
に、上記制御手段が、上記追加スイッチ、および該追加
スイッチの操作の検出を可能とさせる上記手段を含み、
電力供給システムが第2の状態にある時上記追加スイッ
チの操作に応答して、該システムを第1の状態に置き、
一方、電力供給システムが第1の状態にある時上記追加
スイッチの操作に対し該システムをその第1の状態にと
どめる、コンピュータ。 (5)上記キーボード走査手段が上記主回路の一部を形
成する、上記(4)に記載のコンピュータ。
【0041】(6)主回路、待機回路、および外部電源
に接続可能な電力供給システムを有し、上記(1)また
は(3)に記載のキーボード装置を備えるコンピュータ
であって、上記電力供給システムが、主電源回路と、待
機電源回路と、上記主電源回路が上記外部電源から上記
主回路に電力を供給する第1の状態、および上記待機回
路に上記外部電源から電力が供給されるが上記主電源回
路は非作動状態にされ上記主回路に電力が供給されない
第2の状態のいずれか1つの状態を選択して、上記電力
供給システムをその選択した状態に置くように制御する
制御手段と、を持ち、上記制御手段が、上記電力供給シ
ステムを上記状態の間で移行させる移行手段を含み、上
記移行手段が、電力供給システムの現在の状態を上記第
1および第2の状態以外の状態に変えることができるユ
ーザ操作可能スイッチの操作、および上記追加スイッ
チ、および該追加スイッチの操作の検出を可能とさせる
手段を含み、電力供給システムが第2の状態にある時上
記追加スイッチの操作に応答して、該システムを第1の
状態に置き、一方、電力供給システムが第1の状態にあ
る時上記追加スイッチの操作に対し該システムをその第
1の状態にとどめる、コンピュータ。 (7)上記キーボード走査手段が上記主回路の一部を形
成する、上記(6)に記載のコンピュータ。 (8)上記制御手段が、SET状態およびRESET状
態を有するメモリ手段、および上記メモリ手段の状態に
応答して、該メモリ手段がSET状態にあるときは電力
供給システムを第1の状態に、該メモリ手段がRESE
T状態にあるときは電力供給システムを第2の状態にそ
れぞれ置く手段を含み、上記メモリ手段が、SET状態
にセットするためのSET入力、およびメモリ入力の2
つの状態の間を切り換える連続クロック入力を有し、上
記ユーザ操作可能スイッチおよび上記追加スイッチが、
それぞれ、メモリ手段のクロック入力およびSET入力
への入力を提供する、上記(6)に記載のコンピュー
タ。 (9)上記メモリ手段が、RESET状態にセットする
RESET入力を持ち、上記主回路が、メモリ手段のR
ESET入力に供給されてメモリ手段をRESET状態
に置き、それによって、電力供給システムをその第2の
状態に置くソフト・オフ信号をプログラム制御の下で生
成するためのマイクロプロセッサを含む、上記(8)に
記載のコンピュータ。
【0042】(10)主回路、待機回路、複数の標準キ
ーを持つキーボード、および外部電源に接続可能な電力
供給システムを備えるコンピュータであって、上記電力
供給システムが、主電源回路と、待機電源回路と、上記
電力供給システムが上記外部電源に接続しているとき、
上記主電源回路が上記外部電源から上記主回路に電力を
供給する第1の状態、および上記待機回路に上記外部電
源から電力が供給されるが上記主電源回路は非作動状態
にされ上記主回路に電力が供給されない第2の状態のい
ずれか1つの状態を選択して、上記電力供給システムを
その選択した状態に置くように制御する制御手段と、を
持ち、上記制御手段が、上記電力供給システムを上記第
1および第2の状態の間で移行させる移行手段を持ち、
上記移行手段が、上記電力供給システムを上記第1およ
び第2の状態以外の状態に変えるための第1のユーザ操
作可能スイッチの操作を含み、上記移行手段が、更に、
上記キーボードの上記標準キーと連動する特定のスイッ
チ接点ペアの形態の第2のユーザ操作可能スイッチを含
み、上記第2のスイッチの操作によって、上記制御手段
が、電力供給システムが第2の状態にある時該システム
を第1の状態に置き、電力供給システムが第1の状態に
ある時該システムをその第1の状態にとどめる、コンピ
ュータ。 (11)上記特定のスイッチ接点ペアが連動する上記標
準キーがキーボードのスペース・バーである、上記(1
0)に記載のコンピュータ。 (12)上記キーボードが、上記主回路の一部を形成し
て、キーボードのキーを操作して上記キーのいずれの押
し下げをも検出する走査手段を含む、上記(10)に記
載のコンピュータ。 (13)上記制御手段が、SET状態およびRESET
状態を有するメモリ手段、および上記メモリ手段の状態
に応答して、該メモリ手段がSET状態にあるときは電
力供給システムを第1の状態に、該メモリ手段がRES
ET状態にあるときは電力供給システムを第2の状態に
それぞれ置く手段を含み、上記メモリ手段が、SET状
態にセットするためのSET入力、およびメモリ入力の
2つの状態の間を切り換える連続クロック入力を有し、
上記第1および第2のユーザ操作可能スイッチが、それ
ぞれ、メモリ手段のクロック入力およびSET入力への
入力を提供する、上記(10)に記載のコンピュータ。 (14)上記メモリ手段が、RESET状態にセットす
るRESET入力を持ち、上記主回路が、メモリ手段の
RESET入力に供給されてメモリ手段をRESET状
態に置き、それによって、電力供給システムをその第2
の状態に置くソフト・オフ信号をプログラム制御の下で
生成するためのマイクロプロセッサを含む、上記(1
3)に記載のコンピュータ。
【0043】
【発明の効果】本発明に従って提供される「追加スイッ
チ」の操作によって、ユーザは、通常のキー走査手段と
独立して作動する制御手段を起動し、コンピュータの電
力供給システムの状態を、主電源回路が外部電源から電
力を供給される状態に移行させることができる。これに
より、電力消費の一層の節約を達成するとともに、電力
供給システムに関するキー操作に起因するアプリケーシ
ョン・プログラムの誤動作の可能性を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータの異なるゾーンに供給される電力
の供給源を制御する電力供給システムを示すブロック図
である。
【図2】図1の電力供給システムの主要動作状態を示す
ブロック図である。
【図3】図1のコンピュータのキーボード装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 電気/電子システム 11 主電力供給回路 12 外部電源 13 接続器具 14 待機電力供給回路 15 内部電源(電池) 16 PPS(電力供給システム)制御回路 19 電子スイッチ 20 マイクロプロセッサ 21 キーボードなどの標準サブシステム 22 拡張バス 25 状態パネル・ボタン 26 スタート・キー 27 監視回路 28 拡張カード 28A LANカード 28B ファックスカード 29 コネクタ 30 フリップフラップ回路 31 出力線 32 条件設定回路 33 クロック入力 40 待機電源 50 スタート・バス 61 キー 60 キー・マトリックス 62 キー・スイッチ 63 列の線 64 行の線 65 キーボード・コントローラ 69 キーボード・コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々がキーの押し下げによって動作するキ
    ー・スイッチを有する複数のキーを持つキー・マトリッ
    クス、および上記キー・スイッチの動作を検出し、その
    検出に応じて当該キーを識別するキーコードを生成する
    ため上記キー・マトリックスを走査する走査手段を備え
    るキーボードであって、 1つの上記キーの押し下げによって動作する追加スイッ
    チと、 上記走査手段と独立して、上記追加スイッチの動作の検
    出を可能にする手段と、 を備えるキーボード装置。
JP8006509A 1995-01-24 1996-01-18 キーボード装置 Pending JPH08272497A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP95410003 1995-01-24
EP95410127A EP0725330A3 (en) 1995-01-24 1995-11-10 Computer keyboard with power switch control key
FR95410127.5 1995-11-10
FR95410003.8 1995-11-10

Publications (1)

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