JPH08270235A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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Publication number
JPH08270235A
JPH08270235A JP7630595A JP7630595A JPH08270235A JP H08270235 A JPH08270235 A JP H08270235A JP 7630595 A JP7630595 A JP 7630595A JP 7630595 A JP7630595 A JP 7630595A JP H08270235 A JPH08270235 A JP H08270235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
open
court
open court
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP7630595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunichika Kawamoto
邦親 川元
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴中に簡単に涼みや日光浴を行うことがで
きる住宅を提供することを目的としている。 【構成】 浴室18に隣接してオープンコート20を設ける
ことにより、入浴中にそのままオープンコート20に出て
日光浴や涼みを楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室に隣接してオープン
コートが設けられた住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅に設けられる浴室は、脱衣
場を兼ねた洗面室に隣接しており、浴室への出入りは、
洗面室から行うように設計されている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入浴は身体
を洗う他、身体的、精神的な疲れを癒す手段とされる場
合がある。この場合、気候のよい季節においては、入浴
中に身体を外気に晒して涼んだり、また、日光浴を簡単
に行いたいという要望がある。ところが、従来の住宅で
は、上述したように浴室への出入りは洗面室から行うよ
うになっているので、入浴中に身体を外気に晒すには、
浴室に設けられた窓を開けるしかないが、この場合、浴
室内は湯気等がたちこめているので、涼むとは言い難
く、しかも開放感を得ることはでないし、さらに、日光
浴はほとんど不可能である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、入浴中に簡単に涼みや日光浴を行うことができる住
宅を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅は、浴室に隣接して、当該
浴室から直接出入り可能でかつ天井部が開放されたオー
プンコートを設けたものである。
【0006】請求項2の住宅は請求項1において、前記
オープンコートの一部を、建物の外壁によって囲んだも
のである。
【0007】請求項3の住宅は、請求項2において、前
記オープンコートの、建物の外壁によって囲まれた一部
以外の部分に、目隠し塀を設けたものである。
【0008】
【作用】請求項1の住宅にあっては、浴室に隣接してオ
ープンコートが設けられているので、入浴中にそのまま
オープンコートに出て日光浴や涼みを楽しむことができ
る。また、オープンコート側に面する浴室の扉を開放し
ておくことで、浴室内の湯気、湿気を簡単に除去するこ
とができる。さらに、住宅の外側での作業によって、身
体、服等が非常に汚れた際には、住宅内を通ることな
く、直接、オープンコートに行き、そこで服を脱いで、
浴室に入って入浴することができる。
【0009】請求項2の住宅にあっては、オープンコー
トの一部を、建物の外壁によって囲むことにより、オー
プンスペースでありながら、外部から直接覗かれること
のないプライベートな場所とすることができる。
【0010】請求項3の住宅にあっては、目隠し塀を設
けることにより、オープンコートをその前面側から覗か
れることがない。また、目隠し塀を、内側からは透光性
を有し、かつ外側からは透光性を有しないマジックガラ
ス等にすれば、オープンコートから外側の景色を観賞す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の住宅の一実施
例を説明する。図1は本実施例の住宅の1階部分を示す
平面図であり、図中符号1は、玄関ホールを示す。この
玄関ホール1の西側には、二間続きの和室2,3が設け
られており、これら和室2,3は引き違い式の襖4で開
閉自在とされている。和室2の南側には縁側5が設けら
れ、和室3の北側には納戸6が設けられている。なお、
この納戸6には、ミニキッチンセット7が設置されてお
り、和室2,3への簡単な飲食サービスを行えるように
なっている。
【0012】また、前記玄関ホールの1の東側には、居
間8と食堂9が連続して設けられており、この食堂9の
南側にはテラス10が設けられている。さらに前記食堂
9の北側にはキッチン11が設けられており、このキッ
チン11の北側にはユーティリティ12が設けられてい
る。キッチン11には調理台11aが設置されており、
この調理台11aの前方(南側)には、カウンターテー
ブル13が設けられ、調理台11aから直接飲食等のサ
ービスを受けられるようになっている。
【0013】前記玄関ホールの北側には階段14が設け
られており、この階段14の東側にはトイレ15が設け
られている。また、玄関ホール14には、東側に延出す
る通路部16が接続されており、この通路部16の突き
当たりには、脱衣場を兼ねた洗面室17が設けられてい
る。なお、この洗面室17の東側に前記キッチン11が
設けられている。
【0014】前記洗面室17の北側には、浴室18が設
けられており、この浴室18の東側にはオープンコート
20が設けられている。前記浴室18は建物の外壁側に
設けられたもので、該浴室18の西側の壁を構成する外
壁には引き違い式の窓21が設けられている。また、浴
室18の北側の壁を構成する建物外壁22は、前記ユー
ティリティ12の北側の壁を構成する建物外壁23と面
一に形成されており、浴室18の東側の壁を構成する建
物外壁24と、ユーティリティ12の西側の壁を構成す
る建物外壁25とは平行に形成され、さらに、建物外壁
24,25との間には建物外壁26が形成されている。
したがって、前記オープンコート20は、建物外壁2
4,25,26によって囲まれた部分に位置しており、
よって、オープンスペースでありながら、外部から直接
覗かれることのないプライベートな場所とすることがで
きる。また、前記建物外壁24には、浴室18とオープ
ンコート20との間を行き来するための扉27と、浴室
18内にオープンコート側から光を採り入れるためのは
め殺し式の窓28が設けられている。
【0015】前記オープンコート20の前方には、前記
建物外壁22,23より若干外側位置において目隠し塀
30が設けられており、これによって、オープンコート
20はその前面側から覗かれることがない。目隠し塀3
0は、内側からは透光性を有し、かつ外側からは透光性
を有しないマジックガラスで構成されており、これによ
って、オープンコート20から外側の景色を観賞するこ
とができるようになっている。また、目隠し塀30とし
ては、前記マジックガラスの他に、例えば、厚さ方向に
多数の開口が形成された樹脂板で構成し、外側からの視
線が直接的にオープンコート20内に届かない程度の透
光性を有したものとしてもよい。このようにすれば、オ
ープンコート20には目隠し塀30から光と風を採るこ
とができる。さらに、目隠し塀27と前記建物外壁2
2,23との間には、人が通れる程度の隙間が設けられ
ており、この隙間からオープンコート20内に外側から
も入れるようになっている。なお、オープンコート20
内に外側から入れるようにするには、前記隙間を設ける
ことなく、目隠し塀30にドアを設けてもよい。
【0016】上記のように、本実施例の住宅では、浴室
18にオープンコート20が隣接して設けられているの
で、入浴中にそのまま扉27からオープンコート20に
出て日光浴や涼みを楽しむことができる。また、浴室1
8の扉27を開放しておくことで、浴室内の湯気、湿気
を簡単に除去することができる。さらに、住宅の外側で
の作業によって、身体、服等が非常に汚れた際には、住
宅内を通ることなく、外側を通って、目隠し塀30と建
物外壁22,23との間の隙間から直接オープンコート
20に入り、そこで服を脱いで、浴室18に入って入浴
することができる。
【0017】図2は、本実施例の住宅の2階部分を示す
平面図である。この図に示すように階段14の登り口に
はホール31が設けられている。このホール31は、1
階の玄関土間から2階天井まで吹き抜ける吹き抜け空間
32と、1階の居間8から2階の天井まで吹き抜ける吹
き抜け空間33とに面しており、よって、ホール31か
ら1階の玄関土間と居間8の様子を伺えるようになって
いる。
【0018】また、前記ホール31の西側には、寝室3
4,35が隣接して設けられている。さらに、ホール3
1には東側に延出する通路部36が接続されており、こ
の通路部36の北側には、トイレ37、洗面室38が設
けられている。また、通路部36の突き当たりには、寝
室39が設けられており、この寝室39の北側には化粧
室40と書斎41が連続して設けられている。なお、寝
室39は前記吹き抜け空間33に面しており、寝室39
から1階の居間8の様子を伺えるようになっている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅によれば、浴室に隣接してオープンコートを設け
たので、入浴中にそのままオープンコートに出て日光浴
や涼みを楽しむことができる。また、オープンコート側
に面する浴室の扉を開放しておくことで、浴室内の湯
気、湿気を簡単に除去することができる。さらに、住宅
の外側での作業によって、身体、服等が非常に汚れた際
には、住宅内を通ることなく、直接、オープンコートに
行き、そこで服を脱いで、浴室に入って入浴することが
できる。
【0020】請求項2の住宅によれば、オープンコート
の一部を、建物の外壁によって囲んだので、該オープン
コートを、オープンスペースでありながら、外部から直
接覗かれることのないプライベートな場所とすることが
できる。
【0021】請求項3の住宅によれば、オープンコート
に目隠し塀を設けたので、オープンコートをその前面側
から覗かれることがない。また、目隠し塀を、内側から
は透光性を有し、かつ外側からは透光性を有しないマジ
ックガラス等にすれば、オープンコートから外側の景色
を観賞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅の一実施例を示すもので、1階部
分の平面図である。
【図2】同、2階部分の平面図である。
【符号の説明】
18 浴室 20 オープンコート 24,25,26 オープンコートを囲む建物外壁 30 目隠し塀

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室に隣接して、当該浴室から直接出入
    り可能でかつ天井部が開放されたオープンコートが設け
    られていることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、前記オー
    プンコートは、建物の外壁によってその一部が囲まれて
    いることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の住宅において、前記オー
    プンコートの、前記建物の外壁によって囲まれた一部以
    外の部分には、目隠し塀が設けられていることを特徴と
    する住宅。
JP7630595A 1995-03-31 1995-03-31 住 宅 Pending JPH08270235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7630595A JPH08270235A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 住 宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7630595A JPH08270235A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 住 宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08270235A true JPH08270235A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13601669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7630595A Pending JPH08270235A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 住 宅

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JP (1) JPH08270235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077529A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Misawa Homes Co Ltd 建物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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