JPH08269887A - カレンダロール - Google Patents

カレンダロール

Info

Publication number
JPH08269887A
JPH08269887A JP8073638A JP7363896A JPH08269887A JP H08269887 A JPH08269887 A JP H08269887A JP 8073638 A JP8073638 A JP 8073638A JP 7363896 A JP7363896 A JP 7363896A JP H08269887 A JPH08269887 A JP H08269887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support structure
roll according
calendar roll
cell
calendar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8073638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2665214B2 (ja
Inventor
Christian Wimmar Schmitz
ヴィマー シュミッツ クリスチャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Voith Sulzer Finishing GmbH
Original Assignee
Voith Sulzer Finishing GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19533823A external-priority patent/DE19533823C2/de
Application filed by Voith Sulzer Finishing GmbH filed Critical Voith Sulzer Finishing GmbH
Publication of JPH08269887A publication Critical patent/JPH08269887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2665214B2 publication Critical patent/JP2665214B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/003Bowed or curved rolls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形基体(2)と弾性材料からなる被膜(3)
と、末端に押え部材を有するカレンダロールにおいて、
繊維材料被膜又は合成樹脂被膜を選択的に装備可能とす
ること。 【解決手段】 合成樹脂被膜(3)の内径を基体(2)の外径
との差をかなり大きくし、この空隙内に配置した支持構
造(5)を介して被膜(3)に働く負荷力を基体(2)へと伝達
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性被膜を有する
円筒形基体と、特に基体の末端に配置される押え部材を
有するカレンダロールに関する。
【0002】
【従来の技術】数10年来使用されているこの種のカレン
ダロールは、例えば”フィベルン(Fiberun)"の名称で市
販されている繊維材料からなる比較的厚い層で外被が形
成されている。その製造のために、繊維材料から打ち抜
かれた多数の環状円形素材が基体に被着される。この円
形素材の重ね合わせ体は、押え部材によって軸方向に強
く圧縮された状態で保持される。最後に外被の周面が正
確に円筒形に旋削される。しかし、この外被材料は傷つ
きやすいため、このロールは時々分解し、旋削して平滑
な円筒形表面を生成し、再び組込まれねばならない。そ
の都度ロール径が減少する。
【0003】近年、弾性合成樹脂からなる外被が公知で
ある。それらは傷つき難い比較的薄い壁厚の外被からな
る。この外被は適宜に寸法設計された基体に挿着、また
は収縮嵌めによって固着される。これは繊維材料被覆ロ
ールに比べて基体の直径が大きいため押え部材を必要と
しない。
【0004】上記の2つの型式のロールは全体構造がき
わめて異なっている。それ故、繊維材料被膜を有するロ
ールと合成樹脂被膜を有するロールとを操業時に使用す
る場合には、2種類の予備ロールが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、同じ
カレンダロールに、繊維材料被膜又は合成樹脂被膜を選
択的に装備可能として、前記のような2種類の予備ロー
ルを必要としない、改良されたカレンダロールを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、冒頭に述
べたカレンダロールを前提とする本発明によれば、請求
項1に記載のとおり、被膜が合成樹脂からなり、且つ基
体の外径よりもかなり大きな内径を有し、基体と被膜と
の間の空隙内に支持構造が配置され、この支持構造を介
して負荷力を被膜から基体へと伝達することによって解
決される。
【0007】中空円筒形の支持構造は、弾性合成樹脂被
膜に、基体より大きな直径の支持面を提供する。それ
故、従来の繊維材料被膜に比べてかなり厚さの薄い合成
樹脂皮膜を使用することができ、しかもほぼ同じ外径の
ロールが得られる。押え部材は支持構造を所定位置で保
持するのに利用する。外被状の合成樹脂被膜は、支持構
造をカレンダロールに組込む前、又は組込み後に支持構
造に被着する。支持構造の外径が押え部材の外径よりも
多少大きいため、組込み後の被着も可能である。1つの
工場内で繊維材料被膜を有するロールと合成樹脂被膜を
有するロールとが使用される場合にも、1種類の予備ロ
ールで間に合うため、従来の繊維材料被膜を備えていた
ロールに比べて大きな費用支出を要することなく、最新
の合成樹脂被膜を備えることができる。
【0008】請求項2に記載のとおり、支持構造の半径
方向厚さが基体の半径の30〜100 %であることが望まし
い。これからわかるように、支持構造はかなりの厚さを
有している。その下部領域では、通常繊維材料被膜を備
えたロールの直径よりも小さな直径のロールが使用可能
となり、それに応じてロール重量が軽減される。その上
部領域では、薄肉の弾性合成樹脂被膜が使用され、被膜
と基体との間の間隔全体を支持構造によって橋絡するこ
とができる。
【0009】請求項3に記載のとおり、支持構造の比重
が基体の比重よりもかなり小さいことが望ましい。大抵
は比重約7.8 kg/dm3の鋼が基体として使用されるが、請
求項4に記載のとおり、支持構造の平均比重を3.5 kg/d
m3以下とすることが望ましい。特に1.5 kg/dm3以下とす
ることができる。それ故、ロール重量を繊維材料外被を
有するカレンダロールと同程度か又はそれ以下とするこ
とができる。ロール重量は、積重ね体を有するカレンダ
において特に重要である。なぜなら、上から下にかけて
仕事間隙内の線荷重が、それぞれその上にあるロールの
重量だけ増加するからである。それ故ロールが軽ければ
軽いほど、下側のロール間隙内で限界負荷を越えること
なく、上側のロール間隙において高い線荷重で作業する
ことが可能となる。
【0010】請求項5に記載のとおり、支持構造が薄肉
セル材料で構成されているのが望ましい。かかるセル材
料はきわめて軽量で尚且つきわめて堅牢な支持構造をも
たらす。特に、完全又は殆ど閉じたセルが使用される場
合、きわめて薄い壁厚でも大きな強度が得られる。それ
故このカレンダロールは、重量を繊維材料外被よりも小
さくすることができる。
【0011】請求項6に記載のとおり、セルを形成する
壁の少なくとも一部が半径方向に延びていることが望ま
しい。これにより支持構造は、カレンダロールの操業中
に発生する各種の力を吸収することができる。これは特
に壁から伝達される半径方向力に対して有効である。
【0012】支持構造が薄肉セル材料で構成されている
ことも有利である。請求項7に記載のとおり、蓋壁はセ
ル材料を補強するのにかなり寄与する。
【0013】請求項8に記載のとおり、支持構造がセル
材料で形成された多数の個別要素を互いに接合して構成
することが特に好ましい。個別要素に分割することで、
セルを形成する側壁の方向を支持構造の内部で変更する
ことができ、各種の力に対して良好に適合させることが
できる。別の利点として、セルを一層小さくし、それ故
一層堅牢なセルを形成することができる。
【0014】分割による好ましい可能としては、請求項
9に記載のとおり、個別要素が中央に穴を備えた円形素
材であり、横断面上を延びる2つの正面壁の間にそれぞ
れセルが配置されていることにある。この場合、セル又
はその側壁によって離間保持される正面壁はカレンダロ
ールに作用する半径方向力を吸収する。ロールのたわみ
により軸方向に働く引張力及び圧縮力は、周壁、及び場
合によってはこれと同軸で延びる別の壁と、軸方向に延
びるセル側壁成分とによって吸収することができる。
【0015】望ましい可能性としては、請求項10に記載
のとおり、個別要素のセルが正面壁と平行に延び、相隣
接する円形素材が相互に角度をずらして配置されている
点にある。この場合、セルの側壁も半径方向の力を吸収
するのに寄与する。更に、この角度のずれによってロー
ルの全周面にわたり、力を吸収するための条件がほぼ均
一となる。
【0016】1選択案として、請求項11に記載のとお
り、個別要素のセルを形成する側壁が正面壁に対して垂
直に延びている。これによりセルの側壁から離間保持さ
れる円形素材正面壁の補強が特に良好となる。
【0017】別の好ましい1実施形態としては、請求項
12に記載のとおり、支持構造が、セルの側壁をそれぞれ
ほぼ半径方向に立てた個別要素を周方向にずらして構成
される少なくとも1つの円柱層によって形成されてい
る。この構造ではセル又はその側壁がカレンダロールの
全半径方向荷重を吸収する。これが可能であるのは、個
別要素が分割されており、側壁の向きを各周面範囲に適
合させることができるからである。軸方向に働く圧縮力
及び引張力も、周壁によって、場合によってはこれと同
軸な別の壁と、軸方向に延びるセルの側壁成分によって
吸収することができる。
【0018】好ましくは更に、請求項13に記載のとお
り、周方向に相隣接する個別要素が軸方向に相互にずら
して配置されている。これにより、本来個別要素の相互
突接によって生じ得るような障害箇所が殆ど生じない。
【0019】好ましくは特に、請求項14に記載のとお
り、支持構造が、円筒状に成形されたハニカム材料ウェ
ブからなる少なくとも1つの層によって形成されている
ことである。かかるハニカム材料では、互いに接着され
て堅牢なセル二重壁とセル単層壁とが交互に存在する。
後者は或る程度の変位が可能であるため、最初は平らな
ハニカム材料ウェブを、円筒形又は部分円筒形に変形さ
せることができる。きわめて多数の密に隣接したセル壁
が得られ、これらのセルは半径方向に直立し、そのうち
多くは互いに接着された二重壁であり高い剛性を有す
る。
【0020】請求項15に記載のとおり、円筒状に成形さ
れたハニカム材料ウェブが、少なくとも片面に円筒形蓋
層を備えていることが有利である。これらの蓋壁はハニ
カムの剛性を著しく高める。成形前の平らなハニカム材
料ウェブにかかる蓋壁が既に接着されていると、円筒形
に変形したとき個々のハニカムの外面が固定される。
【0021】請求項16に記載のとおり、セル材料が六角
ハニカム構造である場合に、特に良好な結果が得られ
る。この場合セルの横断面が六角形であり、隣接セル及
びセル末端の蓋壁と合わせてきわめて堅牢な形成物をも
たらす。かかる”ハニカム”材料は、隣接する一方のウ
ェブと他方のウェブとが交互に接合してウェブが構成さ
れるため製造が容易である。
【0022】請求項17に記載のとおり、矩形ハニカム構
造のセル材料でも同様の効果が得られる。矩形ハニカム
の場合、堅牢な二重壁の間の間隔が多少広げられ、堅牢
さの劣る個別壁の間の間隔が狭められる。それ故、全体
として、周方向及び軸方向に支持特性がほぼ同様に分布
した支持構造が得られる。かかる矩形ハニカムは、六角
ハニカムよりも、円筒状に成形される層用に一層適して
いる。
【0023】1選択案としては、請求項18に記載のとお
り、セル材料が段ボール状構造である。この材料も十分
な剛性を有し安価に製造することができる。
【0024】特に有利には、請求項19に記載のとおり、
セル材料が実質的に繊維強化合成樹脂で構成される。特
に炭素繊維を使用すると、ごく軽量できわめて高い剛性
が得られる。
【0025】さらに望ましい1選択案としては、請求項
20に記載のとおり、セル材料が、実質的にアラミドから
なる繊維材料である。しかし実際には、その他の、紙、
厚紙又は金属板、例えばアルミニウム板等の材料も使用
可能である。壁相互の接合、及び壁と蓋壁、正面壁及び
周壁との接合は使用材料に応じて決まる。特に接着が好
ましい。しかしそれと並んで溶接、はんだ付等も可能で
ある。
【0026】支持構造に厳しい条件が要求される場合、
請求項21に記載のとおり、セルに硬化した充填材が充填
されているのが望ましい。これによって支持構造の圧縮
強さが著しく向上する。この場合、操業可能に仕上げら
れたロールの充填材を含む重量が繊維材料被膜を有する
ロールの重量以下であるように、比較的軽い充填材で間
に合う。
【0027】請求項22に記載のとおり、充填材が硬化型
合成樹脂であることが特に好ましい。これは手軽にセル
空洞に注入してその場で硬化させることができる。スー
パカレンダに必要とされる20 N/mm2を超える圧縮応力に
対する強度が達成される。スーパカレンダよりも間隙数
の少ないカレンダでは43 N/mm2を超える圧縮応力に対す
る強度を持つことが好ましい。このために例えばエポキ
シ樹脂が考えられる。かかる支持構造は80 N/mm2までの
圧縮応力に対して安定している。
【0028】別の実施形態として、請求項23に記載のと
おり、支持構造を少なくとも部分的に軽金属で構成する
こともできる。これには主にアルミニウムとマグネシウ
ムの合金が使用できる。十分に良好な支持と軽量さとを
融合することができる。
【0029】さらに望ましい別の実施形態では、請求項
24に記載のとおり、支持構造が少なくとも部分的に木材
からなる。安定し尚且つ軽量の木材種があり、それらか
ら選択することができる。
【0030】特に、請求項25に記載のとおり、支持構造
を少なくとも部分的にバルサ材で構成することができ
る。
【0031】別の1選択案としては、請求項26に記載の
とおり、支持構造が少なくとも部分的に繊維材料からな
る。
【0032】いずれの場合にも、請求項27に記載のとお
り、支持構造が、木材及び/又は軽金属及び/又は繊維
材料及び/又はセル材料からなる円形素材によって形成
されているのが望ましい。円形素材は製造が容易で、押
え部材によって締付固定することができる。
【0033】有利には、請求項28に記載のとおり、異な
る材料からなる円形素材が交互に基体上に配置されてい
る。例えば木材からなる円形素材と軽金属からなる円形
素材とを交互に配置することができる。
【0034】特に望ましくは、請求項29に記載のとお
り、アルミニウムからなる円形素材とセル材料からなる
円形素材を交互に配置する。アルミニウム円形素材が半
径方向の力を吸収する。セル材料の主に軸方向に延びる
壁はアルミニウム円形素材が膨らむのを防止する。
【0035】木材からなる円形素材の場合、請求項30に
記載のとおり、繊維を半径方向に向けたセグメントで構
成されているのが望ましい。これによってカレンダロー
ルの表面が圧搾間隙を通過するとき現れる不規則さが防
止される。
【0036】更に、請求項31に記載のとおり、木材から
なる円形素材が少なくとも2つのリングからなり、これ
らのリングが繊維を半径方向に向けたセグメントで構成
されているのが望ましい。こうして特に安定した実施形
態が得られる。
【0037】特に、請求項32に記載のとおり、支持構造
は少なくとも部分的に旋削加工した繊維材料被膜で構成
することができる。これは、繊維材料被膜を有する従来
のロールを、合成樹脂被膜を有するロールにきわめて簡
単に変更することができる。
【0038】請求項33に記載のとおり、支持構造が外側
に薄肉の無継目管を有すると、あらゆる場合に有利であ
る。無継目管は周面に接合部を有しないため、平滑な円
筒形表面が得られる。更に、支持構造を初期応力を加え
て周壁に組込むことができ、これによって剛性が高ま
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した好ましい実施
例に基づいて本発明を詳しく説明する。
【0040】図1に示されたカレンダロール1は、基体
2と弾性合成樹脂、例えばシリコーンゴム又はエポキシ
樹脂からなる被膜3とを有する。皮膜3の内径と基体2
の外径との間がかなり大きく開いている。その空隙に周
壁4を有する支持構造5が設置される。この支持構造5
は、弾性被膜3を確実に担持すると共に、カレンダロー
ル1に加わるすべての力を基体2に伝達する剛性を備え
ている。支持構造5は環状の円形素材に形成された多数
の個別要素6からなり、各個別要素6は中央に基体2を
受容するための大きな中心穴7を有する。基体2の末端
にはジャーナル8、9と押え部材10がある。各押え部材
10はそれぞれ1つの加圧板11とナット12とからなり、ナ
ット12によってロールの中央方向に向けて締付け調整す
ることができる。これらの押え部材10は、図示の実施形
態では、支持構造5を保持するだけでよい。なお、支持
構造5と弾性被膜3は繊維材料からなる厚い被膜であっ
てもよい。その場合は、加圧板11で繊維材料円形素材の
重ね合せ体を高い軸方向圧縮力で保持することができ
る。周壁4は支持構造5に接着される円筒管となる。押
え部材10を使用する場合には、支持構造5と基体2との
間の接着が不要となる。
【0041】図2〜図4を概観して明らかとなるよう
に、各円形素材6は2つの正面壁13、14を有し、セル
(空室)16を形成する側壁15が正面壁の間にあり、これ
らのセルは図2に示唆されたように、すべて同一方向に
延びている。セル16の末端17は、この実施形態では、周
壁4によって形成される蓋壁18に接着されている。周壁
4が円形素材6を円筒形に取り囲むので、その末端17で
はセル16の小さな開口端面が覆われるのに対して、末端
17aではセルが傾斜しているために大きな開口端面が覆
われる。円形素材6の内部をセル16が相互に、及び正面
壁13、14に対して、平行に延びている。相隣接する円形
素材6、6aが相互に或る角度だけずらして配置されてお
り、セル16の方向も相互に異なる。図2から認められる
ように、均一な角度のずれによって、セルの方向の違い
による影響が均一に配分される。個々の円形素材の相隣
接する正面壁は互いに接着される。
【0042】操業時の全半径方向荷重は正面壁13とセル
16の側壁15とによって吸収される。軸方向に働く圧縮力
又は引張力は側壁15のうち軸方向に延びる成分によって
捕捉される。
【0043】図4が概略示すように、側壁15が台形に成
形されたウェブで製造され、これらのウェブの隣接壁に
当接する部分にそれぞれ接着部19又は19aを形成してい
る。図4は六角ハニカム状セル材料を示し、図5は段ボ
ール状セル材料を示している。該当する部品には同じ符
号に100を加えた符号を使用する。主な相違点として、
台形に成形された側壁15の代わりに、波形に成形された
側壁115 が使用され、場合によっては正面壁に平行な側
壁115aが、正面壁113, 114の間に配置される。セルの横
断面形状はさまざまに変更可能である。例えばセルの横
断面を正方形とすることもできる。
【0044】図6に示す別の実施例では該当する部品に
は同じ符号に200を加えた符号を使用する。この図に一
部示す円形素材206は、2つの正面213、214の間に、正
面壁に垂直に立てた側壁215 を有する。これらが六角形
セル216を形成し、これらのセルは両端217が正面壁213、
214に接着されている。この場合にも正面壁は、加えら
れる半径方向力を吸収する。軸方向に働く圧縮力及び引
張力は、側壁215と図示しない周壁とによって吸収す
る。
【0045】図7、図8の実施形態では、該当する部品
には同じ符号に300を加えた符号を使用し、基体302と周
壁4との間に構成される支持構造305は、4層で上下に
配置される個別要素306からなり、そのうち図7には3
層だけが図示されている。各個別要素306はロール軸の
方向に延びる長さが約50〜100 cmであり、周方向では10
〜20°の角度にわたって延びている。各個別要素306
は、例えば図6に示したような成層形状を有し、個々の
セル316の側壁315はほぼ半径方向に延び、セルの末端は
内側蓋壁318と外側蓋壁318aとによって覆われている。
これらの蓋壁はその上又は下にある層の隣接蓋壁に強固
に接着されている。周方向に相隣接する個別要素306、3
06aは軸方向で相互にずらして配置されている(図8参
照)。
【0046】最後に指摘した種類の1実施形態では、カ
レンダロールは基体2の外径が500mm、弾性被膜3の内
径が700 mmである。その間に層厚D=25mmの4層があ
り、層の外側半径は外側から内側に向かって順に、 R1=350 mm R2=325 mm R3=300 mm R4=275 mmとなっている。蓋壁318、318aは勿論これら
の半径に合わせて湾曲させておく。
【0047】図9〜図11の実施例では、3層405a、405
b、405cで構成される支持構造405が基体402の周りに配
置されている。各層は円筒形に形成されるハニカム材料
ウェブ420からなり、このウェブは外面に蓋層418 を備
えている。ハニカム即ちセル416は横断面が矩形であ
り、図9が示すように繊維材料の条片421, 422を重ねて
形成する。これらの条片は蛇行状に曲折し、相隣接する
壁が接着されて、そこに二重壁423を形成する。
【0048】製造のために、繊維材料条片421, 422の相
互にずれた条片に接着剤が塗布され、次に重ねられる。
接着剤の固化後、繊維材料条片を引き離すことにより、
図9の形態が自動的に生じる。こうして得られるハニカ
ム材料ウェブ420が蓋層418に接着される。次にこのハニ
カム材料ウェブ420は基体402、又は既に被着された支持
構造405の層の周りに巻くことができる。外径の長さは
蓋層418によって決まる。個々のセル壁424の変形がごく
小さいため、円筒形への変形は基体402又はその下にあ
る層の周面湾曲によって決まる。最後の層は接着によっ
てその下にある構造要素に固定される。図10に示唆した
ようにハニカム416は硬化型合成樹脂425、例えば2成分
硬化型合成樹脂が充填されており、液状で注入された合
成樹脂がその場で硬化する。これは、それぞれ次の層が
セルを外側から覆う前に行うことができる。すべてのハ
ニカムにこの充填材が充填されると、きわめて堅い支持
構造405が得られる。かかる充填はその他の実施形態で
行うこともできる。
【0049】層405a、405b、405cを予め作製して充填材
を充填した後、これらを上下に嵌め合わせて支持構造40
5 を形成することも勿論可能である。
【0050】好ましい1実施形態では、例えば繊維65
%、合成樹脂35%の割合で混合した、ガラス繊維又は好
ましくは炭素繊維によって強化されたエポキシ樹脂等の
合成樹脂がセル材料用として使用される。好ましい1選
択案では、実質的にアラミドからなる繊維材料がセル材
料として使用される。これらはデュポン社からパラアミ
ドの形で”ケブラー”の名称で、またメタアラミドの形
で”ノメックス”の名称で市販されている。出発材料と
して使用される板材は好ましくは87〜99%のアラミド繊
維で構成することができる。これらの材料は合成樹脂と
してきわめて高い耐熱性を有する。それ故、負荷がきわ
めて大きい場合でもそれらの物理的性質が維持される。
【0051】図12〜図14の実施形態では、その基体502
が図1の基体に相当するカレンダロール501が示されて
いる。薄肉の合成樹脂被膜4は支持構造505に直接被着
されている。この支持構造はアルミニウム等の軽金属か
らなる円形素材526と木材、つまりバルサ材からなる円
形素材527とを交互に配置して構成される。これらの円
形素材は押え部材510によって保持されている。木材円
形素材527は、矢印529によって示唆されるように、繊維
がそれぞれ半径方向内方を向いた8つのセグメント528
で構成されている。
【0052】図15の変形例では、円形素材527aが2つの
リング530、 531からなり、これらのリングが継目532に
沿って互いに接着されている。この場合にも個々のリン
グは繊維529が半径方向内方を向いたくさび状セグメン
ト533からなる。
【0053】図16に示された実施形態のカレンダロール
601は、やはり図1と同じ基体602を有する。合成樹脂被
膜603は平滑な外管634に被着して接着されている。管63
4が支持構造605の外周面を形成し、支持構造のその他の
箇所は繊維材料被膜635からなる。この繊維材料被膜は
繊維材料からなる多数の成層された円形素材によって形
成されており、円形素材は押え部材610によって軸方向
で圧縮される。この被膜635は押え部材610 から僅かに
突出するだけであり、このロールの総外径は通常の紙ロ
ールの場合ほど大きくなく、従って旋削余裕の末端付近
にまで縮小された繊維材料被膜を基体602上に残し、表
面を旋削し、次に管634を既に被着された被膜604と一緒
に又はそれなしで所定の場所に挿入することができる。
図示した実施形態は、本発明の基本的考えから逸脱す
ることなくさまざまな点で変更することができる。例え
ば図12において円形素材を一貫して同じ材料、つまり単
にアルミニウム又は木材で構成することもできる。紙製
の円形素材とアルミニウム製円形素材又は木製円形素材
を交互に配置することも可能である。合成樹脂被膜は支
持構造505又は605に直接貼り付け又は収縮嵌めによって
被覆される。荷重の分布を向上させるために中間層(支
持層)を設けることもできる。押え部材は支持構造を基
体に係止するのに役立つが、別の仕方、例えばプレス又
は接着によって係止が行われる場合は押え部材が不要と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカレンダロールの部分断面図で
ある。
【図2】 支持構造を構成する円形素材を示す。
【図3】 図1の支持構造の立体図である。
【図4】 円形素材の断面図である。
【図5】 別の円形素材の断面図である。
【図6】 構造の異なる円形素材の部分図である。
【図7】 別の実施態様による支持構造の一部を示す断
面斜視図である。
【図8】 図7の支持構造の周面部分の展開図である。
【図9】 矩形ハニカム構造の基本図である。
【図10】 片側を施蓋された矩形ハニカム材料ウェブを
示す。
【図11】 図10の矩形ハニカム材料ウェブからなる3層
を有する基体を示す。
【図12】 別の実施例によるカレンダロールの部分断面
図である。
【図13】 図12のカレンダロールで使用される円形素材
を示す。
【図14】 図12のカレンダロールで使用される別の円形
素材を示す。
【図15】 図14の円形素材の変形態様を示す。
【図16】 本発明によるカレンダロールの別の実施例の
部分断面図である。
【符号の説明】
1・・・カレンダロール 2・・・基体 3・・・被膜 4・・・周壁 5・・・支持構造 6・・・個別要素 10・・・押え部材 13、14・・・正面壁 15・・・セル側壁 16・・・セル 18・・・蓋壁 425・・・充填剤

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形基体と弾性材料からなる被膜と、
    特に基体の末端に配置される押付け部材とを有するカレ
    ンダロールにおいて、被膜(3; 503; 603)が合成樹脂か
    らなり、且つ基体(2; 502; 602)の外径よりもかなり大
    きな内径を有し、基体と被膜との間の空隙内に支持構造
    (5; 505; 605)が配置され、この支持構造を介して負荷
    力が被膜から基体へと伝達されることを特徴とするカレ
    ンダロール。
  2. 【請求項2】 前記支持構造(5; 505; 605)の半径方向
    厚さが基体(2; 502;602)の半径の30〜100 %であること
    を特徴とする請求項1記載のカレンダロール。
  3. 【請求項3】 前記支持構造(5; 505; 605)の比重が、
    基体(2; 502; 602)の比重よりもかなり小さいことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のカレンダロール。
  4. 【請求項4】 前記支持構造(5; 505; 605)の比重が3.5
    kg/dm3以下であることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載のカレンダロール。
  5. 【請求項5】 前記支持構造(5)が薄肉セル材料で構成
    されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のカレンダロール。
  6. 【請求項6】 セル(16; 116; 216; 316; 416)を形成す
    る壁(13, 14; 113,114; 213, 214; 315; 423, 424)の少
    なくとも一部が半径方向に延びていることを特徴とする
    請求項5記載のカレンダロール。
  7. 【請求項7】 前記セル(16; 116; 216; 316; 416)の片
    側又は両側が蓋壁(18; 118; 213; 214; 318, 318a; 41
    8)によって密閉されていることを特徴とする請求項6記
    載のカレンダロール。
  8. 【請求項8】 前記支持構造(5; 305)が、セル材料で形
    成された多数の個別要素(6; 206; 306)を互いに接合し
    て構成されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか
    1項に記載のカレンダロール。
  9. 【請求項9】 前記個別要素(6; 206)が中央に穴(7)を
    有する円形素材であり、横断面上に延びる2つの正面壁
    (13, 14; 113, 114)の間でそれぞれセル(16;116)が形成
    されていることを特徴とする請求項8記載のカレンダロ
    ール。
  10. 【請求項10】 前記個別要素(6)のセル(16)が正面壁
    (13, 14)と平行に延び、相隣接する円形素材(個別要素
    6、6a)が相互に角度をずらして配置されていることを
    特徴とする請求項9記載のカレンダロール。
  11. 【請求項11】 前記個別要素(106)のセル(116)を形成
    する側壁(115)が正面壁(113, 114)に対して垂直に延び
    ていることを特徴とする請求項9記載のカレンダロー
    ル。
  12. 【請求項12】 前記支持構造(305)が、セル(316)の側
    壁(315)をそれぞれほぼ半径方向に立てた個別要素(306)
    を周方向でずらして構成される少なくとも1つの円柱層
    によって形成されていることを特徴とする請求項6又は
    7に記載のカレンダロール。
  13. 【請求項13】 周方向に相隣接する個別要素(306)
    が、軸方向に相互にずらして配置されていることを特徴
    とする請求項11に記載のカレンダロール。
  14. 【請求項14】 前記支持構造(405)が、円筒状に成形
    されたハニカム材料ウェブ(420)からなる少なくとも1
    つの層(405a, 405b, 405c)によって形成されていること
    を特徴とする請求項6又は7に記載のカレンダロール。
  15. 【請求項15】 円筒状に成形されたハニカム材料ウェ
    ブ(420)が、少なくとも片面に円筒形蓋層(418)を備えて
    いることを特徴とする請求項14に記載のカレンダロー
    ル。
  16. 【請求項16】 セル材料が、六角ハニカム構造である
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の
    カレンダロール(図4)。
  17. 【請求項17】 セル材料が、矩形ハニカム構造である
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の
    カレンダロール(図9〜図11)。
  18. 【請求項18】 セル材料が、段ボール状構造であるこ
    とを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のカ
    レンダロール(図5)。
  19. 【請求項19】 セル材料が、実質的に繊維強化合成樹
    脂で構成されることを特徴とする請求項1〜18のいずれ
    か1項に記載のカレンダロール。
  20. 【請求項20】 セル材料が、実質的にアラミドからな
    る繊維材料であることを特徴とする請求項1〜19のいず
    れか1項に記載のカレンダロール。
  21. 【請求項21】 セル(416)に硬化した充填材(425)が充
    填されていることを特徴とする請求項1〜20のいずれか
    1項に記載のカレンダロール。
  22. 【請求項22】 前記充填材(425)が硬化型合成樹脂で
    あることを特徴とする請求項21に記載のカレンダロー
    ル。
  23. 【請求項23】 前記支持構造(505)が、少なくとも部
    分的に軽金属からなることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のカレンダロール。
  24. 【請求項24】 前記支持構造(505)が、少なくとも部
    分的に木材からなることを特徴とする請求項1〜4、23
    のいずれか1項に記載のカレンダロール。
  25. 【請求項25】 前記支持構造(505)が、少なくとも部
    分的にバルサ材からなることを特徴とする請求項24に記
    載のカレンダロール。
  26. 【請求項26】 前記支持構造(605)が、少なくとも部
    分的に繊維材料皮膜(635)によって形成されていること
    を特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載のカレ
    ンダロール。
  27. 【請求項27】 前記支持構造(505)が、木材及び/又
    は軽金属及び/又は繊維材料及び/又はセル材料からな
    る円形素材(6; 526, 527)によって形成されていること
    を特徴とする請求項23〜26のいずれか1項に記載のカレ
    ンダロール。
  28. 【請求項28】 異なる材料からなる円形素材(526, 52
    7)が交互に基体(502)上に配置されていることを特徴と
    する請求項1〜27のいずれか1項に記載のカレンダロー
    ル。
  29. 【請求項29】 アルミニウムからなる円形素材(526)
    とセル材料からなる円形素材(527)が交互に配置されて
    いることを特徴とする請求項28に記載のカレンダロー
    ル。
  30. 【請求項30】 前記の木材からなる円形素材(527)
    が、繊維を半径方向に向けたセグメント(528)から構成
    されていることを特徴とする請求項24、27に記載のカレ
    ンダロール。
  31. 【請求項31】 前記の木材からなる円形素材(527a)
    が、少なくとも2つのリング(530, 531)からなり、これ
    らのリングが繊維を半径方向に向けたセグメント(533)
    で構成されていることを特徴とする請求項30に記載のカ
    レンダロール。
  32. 【請求項32】 前記支持構造(605)が、少なくとも部
    分的に旋削加工した繊維材料皮膜(635)からなることを
    特徴とする請求項26に記載のカレンダロール。
  33. 【請求項33】 前記支持構造(605)が、外側に薄肉の
    無継目管(634)を有することを特徴とする請求項1〜32
    のいずれか1項に記載のカレンダロール。
JP8073638A 1995-03-29 1996-03-28 カレンダロール Expired - Lifetime JP2665214B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19511481.7 1995-03-29
DE19511481 1995-03-29
DE19533823.5 1995-09-13
DE19533823A DE19533823C2 (de) 1995-03-29 1995-09-13 Kalanderwalze

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08269887A true JPH08269887A (ja) 1996-10-15
JP2665214B2 JP2665214B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=26013852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8073638A Expired - Lifetime JP2665214B2 (ja) 1995-03-29 1996-03-28 カレンダロール

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5759141A (ja)
EP (1) EP0735288B1 (ja)
JP (1) JP2665214B2 (ja)
AT (1) ATE224017T1 (ja)
CA (1) CA2171361C (ja)
EA (1) EA000066B1 (ja)
NO (1) NO961254L (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6073548A (en) * 1997-03-14 2000-06-13 Voith Sulzer Finishing Gmbh Roll machine, roll, and process of forming roll machine

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3237549B2 (ja) * 1996-11-25 2001-12-10 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の高圧燃料供給装置
JP4101908B2 (ja) * 1997-07-10 2008-06-18 株式会社アスクテクニカ 断熱ロール
FI103210B1 (fi) 1997-10-14 1999-05-14 Valmet Corp Menetelmä elastisella pinnoitteella varustetun kalanteritelan valmistamiseksi ja menetelmän mukaisesti valmistettu kalanteritela
DE29721509U1 (de) * 1997-12-05 1998-01-29 Kuesters Eduard Maschf Elastische Walze für eine Kalanderanordnung
US6250114B1 (en) * 1999-05-19 2001-06-26 Sipra Patententwicklungs- U. Beteiligungsgesellschaft Mbh Roller for guiding knitwear produced on a knitting machine and device constructed therewith
DE19928753A1 (de) * 1999-06-23 2000-12-28 Voith Sulzer Papiertech Patent Elastische Walze und Verfahren zum Herstellen einer solchen
US6716147B1 (en) * 2003-06-16 2004-04-06 Pyrotek, Inc. Insulated sleeved roll
US20080060385A1 (en) * 2006-09-12 2008-03-13 Glasstech, Inc. Wheel and roll assembly for hot glass sheet conveyance
JP5303396B2 (ja) * 2009-08-12 2013-10-02 株式会社日立製作所 複合材ローラ
JP2013507307A (ja) 2009-10-13 2013-03-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 接触ニップロール
LU91741B1 (de) 2010-09-24 2012-03-26 Euro Composites Mehrschichtige expandierbare Hülse für einen Druckmaschinenzylinder insbesondere für Flexodruck

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223897U (ja) * 1985-07-26 1987-02-13
JPH0262637A (ja) * 1988-08-30 1990-03-02 Nec Corp パツケージ版検出方式

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL109349C (ja) * 1957-06-03
DE1280035B (de) * 1959-10-09 1968-10-10 Kuesters Eduard Walze zur Druckbehandlung von Warenbahnen, insbesondere Papierbahnen
US3590453A (en) * 1968-06-19 1971-07-06 Metal Tech Inc Honeycomb roll
DE2112389A1 (de) * 1971-03-15 1972-09-21 Jakob Messner Walze fuer Kalander,Walzwerke od.dgl.
US3711913A (en) * 1971-03-24 1973-01-23 V Galeone Method of making a composite roll
US3781957A (en) * 1972-09-15 1974-01-01 Improved Machinery Inc Drum including annular grid structure
CH558290A (de) * 1973-04-24 1975-01-31 Schweiter Ag Maschf Rohling fuer einen aufspannkoerperteil eines aufspannkoerpers zum aufspannen einer spulenhuelse.
US3995354A (en) * 1975-05-30 1976-12-07 Clupak, Inc. Nip roll for treating web materials and method of manufacturing same
FI58527C (fi) * 1978-12-29 1981-02-10 Waertsilae Oy Ab Foerfarande foer framstaellning av fibervals
GB2061455B (en) * 1979-10-12 1983-01-26 British United Shoe Machinery Method of making a cement applicator roll
JPS6056127B2 (ja) * 1980-08-06 1985-12-09 松山石油化学株式会社 酢酸の回収法
DE3228607A1 (de) * 1982-07-30 1984-02-02 Rudolf Dipl.-Ing. 8036 Herrsching Dietl Walze, insbesondere papiermaschinenwalze
JPS6223897A (ja) * 1985-07-24 1987-01-31 Tokyo Keiki Co Ltd 操船装置
DE3820050A1 (de) * 1987-06-24 1989-01-05 Wanke Wilhelm Dipl Ing Fh Verfahren zum aufbringen eines nichtmetallischen walzenbezuges
FR2617211B1 (fr) * 1987-06-25 1989-11-24 Callec Paul Rouleau pour le traitement par pression de materiaux en bande
US5097596A (en) * 1989-11-07 1992-03-24 Consolidated Papers, Inc. Supercalender roll and method of making same
DE4018890A1 (de) * 1990-06-13 1991-12-19 Emil Holz Walze fuer papiermaschinen
DE4219989C2 (de) * 1992-06-19 1995-11-30 Kleinewefers Gmbh Verfahren zum Herstellen einer Walze mit elastischem Bezug
US5387451A (en) * 1993-07-13 1995-02-07 United Technologies Corporation Flywheel containment device
DE4426007A1 (de) * 1994-07-22 1996-01-25 Kuesters Eduard Maschf Verfahren zur Steuerung einer Walze

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223897U (ja) * 1985-07-26 1987-02-13
JPH0262637A (ja) * 1988-08-30 1990-03-02 Nec Corp パツケージ版検出方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6073548A (en) * 1997-03-14 2000-06-13 Voith Sulzer Finishing Gmbh Roll machine, roll, and process of forming roll machine

Also Published As

Publication number Publication date
EA000066B1 (ru) 1998-04-30
EA199600015A2 (ru) 1996-10-01
CA2171361C (en) 1999-03-30
CA2171361A1 (en) 1996-09-30
EA199600015A3 (ru) 1996-12-30
EP0735288B1 (de) 2002-09-11
JP2665214B2 (ja) 1997-10-22
NO961254D0 (no) 1996-03-28
ATE224017T1 (de) 2002-09-15
NO961254L (no) 1996-09-30
US5759141A (en) 1998-06-02
EP0735288A1 (de) 1996-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2665214B2 (ja) カレンダロール
JPS5952307B2 (ja) はずみ車
US4272971A (en) Reinforced tubular structure
US5469619A (en) Tubular core assembly having inside-diameter reducing end members secured by mechanical interlocking member
JP2795633B2 (ja) 円筒形基体を有するカレンダロール
GB2112700A (en) Method of manufacturing continous fiber reinforced plastic rims
EP2198152A2 (en) A root end joint for a wind turbine blade
KR0174146B1 (ko) 칼렌더 롤러
JP2015521973A (ja) 側面一体構成自転車車輪
JP2013540617A (ja) 特にフレキソグラフィック印刷に適した印刷用プレスシリンダのための多層内径可変スリーブ
JPS6245412B2 (ja)
CN113911393A (zh) 一种锥-棱柱过渡式蜂窝夹层承力筒结构
KR20070008814A (ko) 복합재료와 금속으로 이루어진 경량 붐 어셈블리
RU2103198C1 (ru) Несущая труба-оболочка, панель из композиционных материалов и узел соединения панелей
EP2943260A1 (en) Cardboard made wheel
JPH01313660A (ja) フィンを統合した複合材料製ロケットモーターとその製造方法
EP2874867B1 (en) Structural element comprising cardboard
US20130017385A1 (en) Packing of prepreg rolls
NZ545114A (en) Multi-layer tube of improved physical properties
US5667204A (en) Slit-tube replicated in-place constrained layer damper and method
JPS6146695B2 (ja)
JPS5951903B2 (ja) 2層プリプレグシ−ト
CN210761800U (zh) 一种纸箱
US20100285294A1 (en) Sandwich panel end effectors
JP2021532024A (ja) 車輪円板および製造機械