JPH0761448A - 段ボール紙管およびこれを用いたパレット - Google Patents

段ボール紙管およびこれを用いたパレット

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JPH0761448A
JPH0761448A JP14383394A JP14383394A JPH0761448A JP H0761448 A JPH0761448 A JP H0761448A JP 14383394 A JP14383394 A JP 14383394A JP 14383394 A JP14383394 A JP 14383394A JP H0761448 A JPH0761448 A JP H0761448A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量でありながら、強度が高く、生産性およ
びリサイクル性にも優れた段ボール紙管とこれを用いた
パレットを提供する。 【構成】 波形板2aの片面にライナ2bを固着した長
尺の片面段ボール2を螺旋状に巻回して円筒形の片面段
ボール層3n を形成し、前記片面段ボール層3nを、径
方向に複数層互いに固着して積層して段ボール紙管1A
を構成する。この段ボール紙管1Aを、円筒形の軸線方
向Sに荷重を受ける荷重受部材として用いる。また、前
記段ボール紙管1Aの両端面を上板6aおよび下板6b
に接着してパレット6を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、片面段ボールを素材
として利用した段ボール紙管、およびこの段ボール紙管
を荷重受部材(桁材)として利用したパレットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】段ボールは、軽量である割には強度が大
きく、また、衝撃力を吸収する特長を備えている。その
ため、従来より、段ボールは、箱の他に、荷物が載置さ
れるパレットの一部や全部を構成する素材として用いら
れている(例えば、米国特許第2,728,545号、
同第3,683,822号、同第4,831,938
号、同第4,792,325号、同第4,867,07
4号明細書参照)。また、段ボールは、厚紙などと異な
り、再生が極めて容易であり、リサイクル性が優れてい
るという利点を有する。
【0003】図12は、段ボールを構成素材としてパレ
ットの上板71、下板72および桁材である荷重受部材
73をそれぞれ構成したパレット70の一例を示す。す
なわち、前記パレット70の上板71、下板72および
荷重受部材73はそれぞれ、波形板2aの両面にライナ
(平坦な紙材)2bを接着剤で固定した両面段ボールま
たは複両面段ボールからなる段ボール2Mを複数枚重ね
合わせて、それらの重合面を互いに接着剤で固定した構
成になっている。この荷重受部材73は、その上下方向
Aの両端面が上板71および下板72にそれぞれ接着剤
で接合されており、上板72上に載置される荷物(図示
せず)の荷重を上下方向Aに受ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のパレッ
ト70の桁材として用いられている荷重受部材73は、
構成素材としての段ボール2の機械的性質や被加工性を
十分に利用しているとはいえず、今一つ大きな強度が得
られなかったり、或いは、生産性が低いなどの欠点を有
している。
【0005】つまり、図12の荷重受部材73は、曲が
っていない平板状の複数枚の段ボール2Mを互いに重合
して接着しただけの構成で、かつ、複数枚の段ボール2
Mの重合面を上下方向Aに向けてその上下端面を上板7
1および下板72に固定されている。そのため、荷重を
受ける上下方向Aの圧縮強度、断面2次モーメントおよ
び曲げ剛性がいずれも小さい欠点がある。しかも、荷重
受部材73の生産に際しては、複数枚の長方形の段ボー
ルを一枚ずつ重ね合わせて接着しなければならず、荷重
受部材73の生産性が低いという問題点がある。
【0006】また、このようなパレット70の使用時に
おいて、荷重受部材73は、図12に2点鎖線で示すよ
うに、フォークリフトの昇降爪80が側方から当たった
り、或いはロープ90を巻き掛けて側方に引っ張られた
りして、側方への荷重、つまり横荷重Fを受ける。この
とき、横荷重Fが集中する荷重受部材73の端面と、上
板71および下板72の各々の最内方側の段ボール2M
のライナ2bとは、接着剤により強固に接合されている
ため、このライナ2b内において、荷重受部材73に接
着された上層部(表層部)とその下層部との間が破れ
て、上層部が下層部から剥がれる、いわゆる層間剥離B
が生じる問題点がある。
【0007】この発明は前記問題点を解決して、軽量で
ありながら、圧縮強度、断面2次モーメントおよび曲げ
剛性に優れた、かつ、生産性の高い段ボール紙管および
これを用いたパレットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、この発明の一構成に係る段ボール紙管
は、主として荷重受部材として用いられるもので、波形
板の片面にライナを固着した長尺の片面段ボールが、波
形板の稜線に直交する方向に沿って曲がりながら螺旋状
に巻回されて円筒形の段ボール層が形成され、前記片面
段ボール層が径方向に複数層互いに固着されて積層され
ている。
【0009】上記構成によれば、長尺の片面段ボール
を、波形板の稜線に直交する方向に沿って曲げながら、
螺旋状に巻回して、いずれも円筒形に形成するととも
に、円筒形の径方向の複数の片面段ボール層または片面
段ボールの重合面を互いに接合して段ボール紙管が形成
されている。そのため、円筒形の軸線方向に荷物の荷重
を受ける荷重受部材として用いることにより、荷重受部
材としての圧縮強度および断面2次モーメントや曲げ剛
性が格段に大きくなる。従って、軽量で且つ強度の大き
な荷重受部材を得ることができる。
【0010】つまり、紙材は、一般的特性として、曲げ
ることにより強度が大きくなるのであり、段ボールは、
その波形板が波形状に曲がっているために、波形板の稜
線に沿った方向の圧縮荷重に対しては、元来、相当高い
強度を持っている。しかし、ライナは曲がっていないた
めに強度が低い。本発明の構成によれば、段ボールを複
数積層し、かつ曲げて互いに固着して円筒形とすること
により、ライナも曲がるので、極めて圧縮強度の高い荷
重受部材が得られる。この紙材からなる荷重受部材は、
段ボールの持つ潜在的な強度を最大限に利用したもので
あり、従来のいかなる紙製品よりも格段に高い圧縮強度
をもっており、この点で画期的な部材である。
【0011】また、前記荷重受部材として用いることが
できる段ボール紙管は、片面段ボールの波形板の頂部に
接着剤を塗布しながら片面段ボールを円筒形に巻回して
いくことで製作できるので、極めて加工性が良く、生産
性が高くなる。
【0012】さらに、紙管が段ボールで形成されている
ので、リサイクル性に優れている。つまり、段ボール紙
管を水のような溶剤に浸漬して溶かして、段ボールの原
料として再利用する場合、溶剤が段ボールの波形板で形
成された孔の中に入り込む。従って、段ボールの素材と
溶剤との接触面積が大きくなるので、段ボール紙管が溶
け易い。
【0013】この発明の好ましい実施態様によれば、長
尺の片面段ボールを螺旋状に巻回した段ボール紙管にお
いて、各段ボール層における長尺の片面段ボールの長手
方向に沿った側縁が互いに重ならず、かつ、互いに離れ
ていないほぼ接した状態になっている。この構成によれ
ば、厚い片面段ボールを螺旋状に巻回するに際して、各
片面段ボール層における長尺の片面段ボールの長手方向
に沿った端縁がほぼ接した状態で巻回することにより、
各片面段ボール層を重なった部分による径方向外方への
大きな膨らみのない、正確な円筒形に設定することがで
きる。そのため、より一層強度が大きくなる。また、片
面段ボールは、一方の面にのみライナを有し、他方の面
にライナがないから、波形板の稜線に直行する方向に沿
って曲げ易いので、加工性が良い。
【0014】片面段ボールを、その波形板が径方向の内
側になるように巻回すると、波形板の内側の頂部の周方
向に沿った間隔が小さくなるように波形板が変形するの
で、波形の密度が高くなるから、軸方向の圧縮強度が一
層高くなる。
【0015】さらに、最も内側の片面段ボール層の内側
表面と、最も外側の片面段ボール層の外側表面の少くと
も一方に、補強材を固着すれば、段ボール紙管の剛性が
さらに増大する。
【0016】また、前記片面段ボール層の稜線が前記円
筒状の段ボール紙管の軸線に対して傾斜している。この
構成によれば、波形板の稜線が円筒形の軸線に対して傾
斜している段ボール紙管に、上記円筒形の径方向からの
荷重が加わった場合、稜線に直交する方向の第1の応力
と、稜線方向の第2の応力とで、荷重に対抗する。従っ
て、稜線に直交する第1の応力が小さくなり得るので、
円筒形の径方向からの外力に対する剛性が向上し、より
一層強度が大きくなる。
【0017】また、この発明に係るパレットは、前記構
成の段ボール紙管の軸線方向の両端部をパレットの上板
および下板に固着し、前記紙管を上板と下板の間に桁材
として介装した構成になっている。この構成によれば、
パレットに負荷された荷重が段ボール紙管(荷重受部
材)に対してその軸方向に作用する。従って、強度の高
いパレットが得られる。しかも、軽い片面段ボールから
なる紙管を使用しているので、パレット全体が軽量にな
る。上記上板および下板を段ボールで形成すれば、パレ
ット全体がさらに軽量になる。
【0018】さらに、紙管は片面段ボールが複数層に積
層されているので、径方向の厚みが大きくなり、従っ
て、その端面の面積も大きくなる。しかも、段ボール紙
管の両端面は、波形板によって、ハニカム構造のように
孔が多数あいている。従って、例えば紙管の両端面をパ
レットの上板および下板に接着する場合、接着剤が波形
板によって形成された孔に入り込んで、波形板の側面に
粘着するので、接着強度が向上する。
【0019】
【実施例】この発明の一実施例に係る段ボール紙管1A
は荷重受部材として使用されるもので、図2に示すよう
に、長尺の片面段ボール2が螺旋状に巻回されて全体が
円筒形になっている。円筒形に形成された段ボール層3
n は、例えば、図1Bに示すように、6層形成され、こ
の6層の片面段ボール層3n (n=1〜6)が径方向に
互いに固着されて積層されている。その一番内側の片面
段ボール層31 の内側表面および外側表面に補強材4,
5が固着されている。この補強材4,5は紙材を複数回
巻き付けて形成したものである。
【0020】前記各長尺の段ボール2は、図1Cに示す
ように、波形板2aの片面にライナ(平坦な紙材)2b
が接着剤で固着された一般的な片面段ボールであり、図
3の片面段ボール原反20から、二点鎖線で示す切断線
2cに沿って切り取られたものである。この長尺の片面
段ボール2は、波形板2aの稜線2dに直交する方向R
に長手方向が設定されており、図2のように、前記稜線
2dに直交する方向Rに沿って、波形板2aが径方向の
内側に、ライナ2bが径方向の外側にそれぞれ位置する
ように、曲がりながら螺旋状に巻回されている。
【0021】片面段ボール2は、その稜線2dに直交す
る断面は波形であるから断面2次モーメントが大きいの
で、稜線2dの方向に沿って曲げるのは困難であるが、
稜線2dに沿った断面の2次モーメントは小さいので、
稜線2dに直交する方向Rに沿って曲げるのは容易であ
る。特に、この実施例で用いた片面段ボールは、後述す
る両面段ボールと比べて曲げ易い利点がある。
【0022】前記片面段ボール2における長手方向Rに
沿った側縁2eは、図2に示すように、互いに接触して
いる。つまり、各片面段ボール層3n における片面段ボ
ール2の側縁2eは、互いに重ならず、かつ、互いに離
れていないほぼ接した状態になっている。これにより、
各片面段ボール層3n が正確な円筒形に形成されてい
る。内側の補強材4は、紙材からなるシートを複数回巻
いたもので、片面段ボール2の場合と同様に、その側縁
4e同士がほぼ接した状態になっている。これに対し
て、外側の補強材5は、やはり紙材からなるシートを複
数回巻いたものであり、その側部5a同士が若干重なり
合っている。なお、この補強材5も、内側の補強材4と
同様に、その側縁5e同士をほぼ接した状態で巻き付け
てもよい。
【0023】一方、片面段ボール2の前記側縁2eは、
径方向に隣接する片面段ボール層3n および3n
1 (n=1〜5)において、互いに重ならないよう巻回
されており、隣接する片面段ボール層3n および3n
1 のライナ2bと波形板2aの波形の頂部21とが、互
いに接着剤で固着されている。それによって、各片面段
ボール層3n ,3n 1 が円筒形の形状を保形してい
る。例えば、最外周の長尺の片面段ボール2の側縁2e
と、その内側の長尺の片面段ボール2の破線で示す側縁
2eとは、互いに重ならない位置に設定されており、最
外周の片面段ボール層36 の波形板2aの頂部21と、
その内側の片面段ボール層35 のライナ2bとが互いに
接着剤で固着されていることにより、両段ボール層35,
6 が円筒形の形状を保形している。
【0024】前記荷重受部材1Aは、例えば、図4A、
図4Bに示すように、円筒形の軸線方向の両端部1e,
1fがパレット6の上板6aおよび下板6bに接着され
て、パレット6の桁材として利用される。前記パレット
6の上板6aおよび下板6bは、例えば、図4(C)に
示す複両面段ボール2Aまたは図4(D)に示す両面段
ボール2Bで構成されている。従って、上板6a、下板
6bおよび荷重受部材1Aを含むパレット6全体が軽い
段ボールで形成されているので、パレット全体が極めて
軽量になる。ただし、上板6aまたは下板6bは、木製
としてもよい。
【0025】さらに、前記荷重受部材1Aは、片面段ボ
ール2が複数層に積層されたものであるから、径方向の
厚みが大きくなり、従って、その端面の面積も大きくな
る。しかも、荷重受部材1Aの両端面は、波形板2aに
よって、ハニカム構造のように孔22(図1C参照)が
多数あいているから、図4Eに示すように、これらの孔
22に接着剤46の一部が入り込んで、波形板2aの側
面23に粘着する。従って、その分だけ接着面積が大き
くなるから、接着強度が向上する。なお、上記パレット
6の上板6aおよび下板6bや、荷重受部材1Aの外表
面には、必要に応じて耐水紙を巻いたりして、防水処理
を施す。
【0026】前記パレット6における荷重受部材1A
は、図示しない荷物の荷重を軸線方向Sに受ける。荷重
受部材1Aは、長尺の片面段ボール2を螺旋状に巻回す
るとともに、円筒形の片面段ボール層3n を互いに固着
して積層しているので、この荷重受部材1Aは、円筒形
の軸線方向Sにおける圧縮強度および断面2次モーメン
トや曲げ剛性が従来よりも格段に大きくなっている。こ
のように、片面段ボールの機械的性質を有効に利用して
いるので、前記パレット6における荷重受部材1Aは、
軽量で且つ強度の大きなものになっている。
【0027】つまり、紙材は、一般的特性として、曲げ
ることにより強度が大きくなる。段ボールは、その波形
板が波形状に曲がっているために、波形板の稜線に沿っ
た方向の圧縮荷重に対しては、元来、相当高い強度を持
っている。しかし、ライナは曲がっていないために強度
が低い。これに対し、本発明では、図2に示したよう
に、片面段ボール2を複数積層し、かつ、曲げて互いに
固着して円筒形とすることにより、ライナ2bも曲がる
ので、波形板2aの圧縮強度を損うことなく、ライナ2
bの圧縮強度が増大する。従って、極めて圧縮強度の高
い荷重受部材が得られる。この紙材からなる荷重受部材
1Aは、片面段ボール2の持つ潜在的な強度を最大限に
利用したものであり、従来のいかなる紙製品よりも格段
に高い圧縮強度をもっており、この点で画期的な部材で
ある。
【0028】さらに、この実施例では、片面段ボール2
がその波形板2aを径方向の内側に位置させるように曲
げて巻回されているので、波形板2aの内側の頂部21
の周方向に沿った間隔が小さくなるように波形板2aが
変形するので、波形の密度が高くなる結果、荷重受部材
1Aの圧縮強度が一層向上する。
【0029】また、特に、前記荷重受部材1Aは、各片
面段ボール層3n における側縁2e同士が互いに接触し
ているので、一般の紙よりも厚い片面段ボール2であっ
ても、各片面段ボール層3n を正確な円筒形にすること
ができるから、荷重受部材1Aの強度がより一層大きく
なっている。
【0030】さらに、片面段ボール2は水のような溶剤
に容易に溶けて、再び段ボールの原料となるから、リサ
イクル性が高い。つまり、段ボール紙管を溶剤に浸漬し
て溶かす際に、溶剤が段ボールの波形板で形成された孔
22の中に入り込む。従って、片面段ボール2の素材と
溶剤との接触面積が大きくなるので、荷重受部材1A、
つまり段ボール紙管が溶け易い。
【0031】また、第1層目の片面段ボール層31 の内
側表面および最外層の片面段ボール層34 の外側表面に
補強材4,5を固着させているので、荷重受部材1Aの
剛性が更に向上して、強度が一層大きくなっている。こ
の補強材4,5は内側または外側の一方のみとしても、
それ相当の補強効果がある。
【0032】さらに、前記荷重受部材1Aは、軸線方向
Sに対して、波形板2aの稜線2dが傾斜しているの
で、図1に示すように、径方向からの荷重Fが加わった
場合に、稜線2d(図3)に直交する方向の第1の応力
σ1と、稜線方向の第2の応力σ2とで荷重Fに対抗す
る。従って、第1の応力σ1が小さくなり得るので、径
方向からの外力、つまり図17において説明した横荷重
に対する剛性が向上し、より一層強度が増大する。
【0033】図5は前記荷重受部材1Aの製造手段を示
す。すなわち、固定軸7と接着剤塗布装置8は、固定軸
7の軸方向に相対移動可能に設置されている。荷重受部
材1Aを製造するには、まず、ベルト(図示せず)を回
転駆動させて、糊付けしないで内側の補強材4を固定軸
7に螺旋状に巻き付ける。この補強材4は、例えばライ
ナ2bと同種の紙材からなるシートを複数枚重ねたもの
である。
【0034】つづいて、補強材4の巻ピッチPと半ピッ
チ(1/2)Pだけずらした状態で、長尺の段ボール2
を螺旋状に巻き付ける。この際、片面段ボール2には、
接着剤塗布装置8により、波形板2aの表面に接着剤を
塗布する。第1層目の片面段ボール層31 を巻き付けた
後、図2に示した第2層目以後の片面段ボール層32
6 を巻き付け、さらに、最外層の片面段ボール層36
の外周に補強材5を螺旋状に巻き付ける。この外側の補
強材5も、紙材からなるシートを複数回巻き付けたもの
である。その後、一点鎖線Xのように横断面に沿って、
適当な長さに切断すると、図1A、図1Bに示した荷重
受部材1Aが得られる。なお、補強材4,5は、螺旋状
に巻き付けるのではなく、荷重受部材1Aの軸方向長さ
に等しい幅の紙材を渦巻状に巻き付けて形成してもよ
い。
【0035】前記荷重受部材1Aは、長尺の片面段ボー
ル2を螺旋状に巻回して、円筒形の片面段ボール層3n
が形成されているから、図5に示した接着剤塗布装置8
により、連続的に接着剤を塗布しながら巻回して製作で
きる。従って、生産性が向上する。また、前記荷重受部
材1Aは、片面段ボール2を素材としているから、波形
板2aの両面にライナ2bを取り付けた両面段ボール2
B(図4(D)参照)に比較して、素材が柔軟であるの
で、図3に示した波形板2aの稜線2dに直交する方向
Rに沿って容易に曲げて巻回することができ、加工性が
良い。
【0036】図6は前記荷重受部材1Aの他の製造手段
を示す。つまり、この図において、内周側の補強材4、
複数の長尺の片面段ボール2nおよび外周側の補強材5
は、予め一部重合して(例えば上記半ピッチ(1/2)
Pずらせて)用意されており、これが固定軸7に互いに
平行に巻回される。従って、各片面段ボール層3n にお
ける側縁2eの傾角θは、互いに同一である。なお、補
強材4,5は片面段ボール2とは別工程で螺旋状または
渦巻状に巻き付けてもよいことは、図5の製造方法の場
合と同様である。
【0037】ここで、各片面段ボール層3n のライナ2
bの直径をφn 、段ボール幅をPnとすると、各段ボー
ル層3n における側縁2e同士が互いに接触するために
は、下記の(1) 式が成り立つ。 πφn ・sin θ=Pn …(1)
【0038】各片面段ボール層3n の直径φn は、外側
へ行くほど径が徐々に大きくなるので、段ボール幅Pn
も外側へ行くほど徐々に大きくなっている。つまり、P
6 >P5 >P4 >P3 >P2 >P1 になっている。この
ように、Pn 1 >Pn に設定された荷重受部材1A
は、複数の段ボール層3n を同時に巻回し得るので、よ
り一層製造性に優れている。
【0039】図3の片面段ボール原反20は、ロール状
に巻取りしたものを必要なだけ順次継ぎ足すことによ
り、R方向に所望の長さのものが得られるので、前記荷
重受部材1Aを軸線方向に所望の長さに形成することが
できる。このように段ボール紙管を軸心方向に所望の長
さに形成して、図7に示すように、フィルム9などを巻
き付けるための芯管1Bとして用いることもできる。こ
のとき、芯管1Bは径方向(横方向)からの荷重に対す
る強度も高いので、フィルム9の巻締め圧力によっても
変形しない。
【0040】また、前記荷重受部材1Aは、図8に示す
ように、道路または床に道路標識、ガイドレール、機械
等の支柱を挿入するための孔を形成する孔形成材として
用いることもできる。すなわち、図8Aにおいて、道路
または床のような地盤31をコンクリートで形成する場
合に、荷重受部材1Aをビニールの袋32に包んで所定
箇所に設置したのち、コンクリートを打設する。コンク
リートが固化したのち、袋32の中に水のような溶剤を
注入して、荷重受部材1Aを軟化ないし溶解させる。こ
の状態で、図8Bに示すように、袋32を上方へ引き抜
くと、孔33が地盤31に形成される。このとき、荷重
受部材1Aは径方向(横方向)からの荷重に対する強度
も高いので、コンクリートの圧力によっても変形しない
から、所望の形状の孔33が得られる。
【0041】このように段ボールからなる荷重受部材1
Aを用いると、紙を多重に巻いた孔形成材を用いる場合
と比較して、溶剤によって孔形成材を容易に軟化させる
ことができるので、引き抜き作業が容易になる。
【0042】また、図9に示すように、長く形成した段
ボール紙管1Cをその軸線を含む分割面において、例え
ば2つに分割して、横断面が円弧状の分割体1Chとし
て用いることもできる。この場合、2つに分割された分
割体1Ch,1Chからなる段ボール紙管1Cは、例え
ば、金属製のシャフト14を外部から覆って保護する保
護管に用いることができる。
【0043】なお、前記荷重受部材1Aは、波形板2a
を内側にし、ライナ2bを外側にして長尺の片面段ボー
ル2を巻いたが、波形板2aを外側にし、ライナ2bを
内側にして長尺の片面段ボール2を巻回してもよい。こ
の場合、最も外周の片面段ボール層の波形板2bが露出
するので、その表面に外側の厚い補強材5を接着するの
が好ましいが、内側の補強材4は省略することも可能で
ある。
【0044】また、上記実施例では、片面段ボール層3
n を6層としたが、7層以上設けてもよいし、2層ない
し5層であってもよい。
【0045】また、上記実施例の荷重受部材1Aを用い
て構成した図4Aおよび図4Bのパレット6を廃棄する
とき、パレット6を形成する上板6a、下板6bおよび
荷重受部材1A、1Bをハンマーで殴打することによ
り、三者を容易に分離することができる。従って、廃棄
物が嵩張らない。
【0046】ところで、このパレット6は、荷重受部材
1Aの軸線方向Sの両端部をパレット6の上板6aおよ
び下板6bに強固に接着しただけの構成であるため、横
荷重を受けたときに、図12で示したような層間剥離B
が生じることがある。この問題を解決したのが図10お
よび図11に示す実施例のパレット6Aである。
【0047】図10および図11において、このパレッ
ト6Aは、図1Aで示した実施例の荷重受部材1Aを用
いており、この荷重受部材1Aの上下方向の両端面1
e,1fが上板6aおよび下板6bに接着されており、
この構成については図4Aおよび図4Bに示したものと
同様である。
【0048】図10の上板6aおよび下板6bは、波形
板2aの両面にライナ2bを貼り付けた両面段ボールが
2枚重ねられた複両面段ボール2Aを2枚重ねて、段ボ
ール層を計4層に積層した構成になっている。図10に
は、上板6aおよび下板6bを、円筒形の荷重受部材1
Aの中心線に沿って切断した状態を示している。
【0049】この上板6aおよび下板6bには、荷重受
部材1Aの接着面から内方へ侵入する補強孔43が、図
11に示すように、環状に例えば8個形成されている。
この補強孔43内には接着充填剤44が充填されてい
る。この接着充填剤44として、樹脂系接着剤の一種で
ある酢酸ビニル系接着剤に、これとなじみが良く、かつ
乾き易い充填材、例えば、細かく粉砕された紙片、おが
くずまたは木材の小片などを混入してやや固めに練り合
わせたものが好ましく使用される。なお、補強孔43
は、接着充填剤44を内部に保持できるように貫通しな
い形状とするのが好ましいが、その横断面積および深さ
は任意でよく、状況に応じて適宜決めればよい。
【0050】荷重受部材1Aは、図1A、図1Bおよび
図2で示したと同一の構成を備えており、従って、この
荷重受部材1Aは、円筒形の軸方向に荷物の荷重を受け
るときの圧縮強度および断面二次モーメントや曲げ剛性
が格段に大きい。
【0051】図10の荷重受部材1Aの両端面1e,1
fは、上板6aおよび下板6bに固着されている。この
固着は、補強孔43に前述の接着充填剤44を充填した
後に、酢酸ビニル系接着剤のみからなる接着剤46を、
荷重受部材1Aの端面1e,1fbの接着面積よりも若
干広く、つまり端面1e,1fの径よりも若干大きな径
の広さに、且つ薄く塗布し、その塗布した接着剤46に
荷重受部材1Aの端面1e,1fを押し付けて接着する
ことによりなされる。
【0052】補強孔43に充填する接着充填剤44とし
て、前述のように、酢酸ビニル系接着剤に充填材を混入
したものを用いているのは、接着剤のみであると、収縮
して荷重受部材1Aの接着面よりも凹んでしまい、荷重
受部材1Aの端面1e,1fの接着剤46と一体的に連
結されなくなる場合があるうえに、乾きも悪いためであ
る。
【0053】ここで、充填材として用いられる紙片は、
片面段ボール2を切断したうえで溶剤に溶かして再び段
ボールの原料とするリサイクル処理時に、片面段ボール
2と一緒に溶剤に溶ける。また、充填材として用いられ
るおがくずや木材の小片は溶剤の表面に浮遊するので、
容易に排除できる。従って、段ボールのリサイクルに優
れた特長を損なわない。
【0054】上記接着充填剤44に使用される接着剤と
して、酢酸ビニル系接着剤以外の樹脂系接着剤または非
樹脂系接着剤など、段ボールの接合力に優れた接着剤を
適宜選択して用いることができるが、荷重受部材1Aの
端面1e,1fと上板6a、下板6bとの接着に用いた
接着剤46と同種のもの(例えば、両接着剤44,46
がともに酢酸ビニル系)を使用すると、この接着剤46
と強固に一体化されるので、好ましい。また、接着充填
剤44として、接着剤に上記充填材を混入しないで、接
着剤単独で用いてもよい。
【0055】この実施例のパレット6Aは、補強孔43
内で固化した接着充填剤44が荷重受部材1Aの端面1
e,1fの接着剤46と一体的に連結されているため、
この荷重受部材1Aの円筒形の径方向に側方から大きな
横荷重を受けても、上記接着充填剤44が横荷重に抗し
てこの横荷重による層間剥離を阻止するよう作用すると
ともに、横荷重によるこじり力が、接着充填剤44を介
して上板6aおよび下板6bで分散して受けられる。そ
のため、上板6aおよび下板6bにおける荷重受部材1
Aの端面1e,1fに接合する箇所に横荷重を集中的に
受けないので、上板6aおよび下板6bにおける端面1
e,1fに接合するライナ2b内で層間剥離が発生する
のが防止される。実際、層間剥離が発生する横荷重は、
上記補強孔43に接着充填剤44を充填した構造を備え
ないものと比較して、5倍にも達した。
【0056】しかも、この実施例では、荷重受部材1A
の端面1e,1fを接着するための接着剤46が、端面
1e,1fの径よりも大きめに塗布されているため、こ
の接着剤46に端面1e,1fが押し付けられたとき
に、接着剤46が端面1e,1f近傍の外周縁面に、図
10に示すように、盛り上がるように付着する。これに
より、荷重受部材1Aと上板6aおよび下板6bとの接
合強度が大幅に向上した。また、荷重受部材1Aの外周
に厚い紙を巻付けて形成された補強材5を接着すること
により、フォークリフトの昇降爪等による側方からの衝
撃に対し、荷重受部材1が損傷を受けるのを防止でき
る。
【0057】なお、上記実施例の荷重受部材1A,1B
は、パレット以外のもの、例えば、簡易的な椅子や収納
箱脚などにも使用できる。その場合、荷重受部材1A,
1Bは、その円筒形の軸線方向に圧縮荷重を受けるよう
に用いる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、軽量で、かつ、軸方向の圧縮荷重に対する強度、断
面2次モーメントおよび曲げ剛性に優れ、しかも生産性
が高く、リサイクル性にも優れた段ボール紙管とこれを
用いたパレットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例に係る段ボール紙
管を示す側面図、(B)は同段ボール紙管を示す平面
図、(C)は同段ボール紙管の素材である片面段ボール
を示す断面図である。
【図2】同段ボール紙管を一部破断して示す斜視図であ
る。
【図3】同段ボール紙管に使用する片面段ボールの素材
を一部破断して示す平面図である。
【図4】(A)は同段ボール紙管を使用したパレットを
示す側面図、(B)は上板が除去された同パレットを示
す平面断面図、(C)は同パレットの上板および下板の
素材の一例である複両面段ボールを示す断面図、(D)
は同パレットの上板および下板の素材の一例である両面
段ボールを示す断面図、(E)は同パレットの接着部を
示す縦断面図である。
【図5】同段ボール紙管の製造方法の一例を示す平面図
である。
【図6】同段ボール紙管の他の製造方法を示す平面図で
ある。
【図7】この発明の段ボール紙管の使用例を示す斜視図
である。
【図8】(A)は同段ボール紙管の他の使用例を示す縦
断面図、(B)は同使用例における作業工程を示す縦断
面図である。
【図9】同段ボール紙管の更に他の使用例を示す斜視図
である。
【図10】層間剥離を防止したこの発明の実施例に係る
パレットを示す一部切断した側面図である。
【図11】図10のXI−XI線断面図である。
【図12】段ボールを使用した従来のパレットを示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C…段ボール紙管、2…片面段ボール、
2a…波形板、2b…ライナ、3n …片面段ボール層、
4,5…補強材、6…パレット、6a…上板、6b…下
板。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形板の片面にライナを固着した長尺の
    片面段ボールが、波形板の稜線に直交する方向に沿って
    曲がりながら螺旋状に巻回されて円筒形の片面段ボール
    層が形成され、 前記片面段ボール層は、径方向に複数層互いに固着され
    て積層されている段ボール紙管。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各片面段ボール層に
    おける長尺の片面段ボールの長手方向に沿った側縁は、
    互いに重ならず、かつ、互いに離れていないほぼ接した
    状態になっている段ボール紙管。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記長尺の
    片面段ボールは、波形板が径方向の内側に、ライナが径
    方向の外側にそれぞれ位置するように巻回されている段
    ボール紙管。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、最も
    内側の片面段ボール層の内側表面と最も外側の片面段ボ
    ール層の外側表面の少くとも一方に、補強材が固着され
    ている段ボール紙管。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記補強材は、紙材
    からなるシートを複数回巻き付けてなるものである段ボ
    ール紙管。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記
    片面段ボール層の波形板の稜線が前記円筒状の紙管の軸
    線に対して傾斜している段ボール紙管。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載された段
    ボール紙管の円筒形の軸線方向の両端部がパレットの上
    板および下板に固着されて、前記段ボール紙管が上板と
    下板の間に介装されているパレット。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記上板および下板
    は段ボールにより形成されているパレット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008018983A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Sharp Corp パレット一体型包装箱
JP2008018984A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Sharp Corp パレット一体型包装箱
JP2016215229A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 株式会社ヒラノ パイプおよびパイプの製造方法

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