JPH08268692A - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JPH08268692A
JPH08268692A JP7100739A JP10073995A JPH08268692A JP H08268692 A JPH08268692 A JP H08268692A JP 7100739 A JP7100739 A JP 7100739A JP 10073995 A JP10073995 A JP 10073995A JP H08268692 A JPH08268692 A JP H08268692A
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JP
Japan
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pressure
valve
lift cylinder
supply
air
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JP7100739A
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English (en)
Inventor
Hideaki Murai
秀彰 村井
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽い操作力で吊り荷の移動を行うことができ
るようにするとともに吊り荷の重量が変化してもそのま
ま対応可能とする。 【構成】 リフトシリンダ11にエアーを供給するエア
ー供給回路は、ワークを吊り下げ保持した状態でのリフ
トシリンダ11内圧を記憶することができる重量記憶管
路76を備えるとともに、リフトシリンダ11に対して
給排動作を行うオペレートバルブ21、リフトシリンダ
11における摺動抵抗に相当する圧力を供給する加算圧
供給回路91及び減算圧供給回路92等を備えている。
そして、吊り下げられたワークを上げ・下げすると、リ
フトシリンダ11内圧は変化するが、その変化に対して
オペレートバルブ21が摺動抵抗を考慮しつつ常にリフ
トシリンダ11内圧をワークとバランスする圧力とする
ように給排動作を行うから、ワークは軽い操作力で上げ
・下げされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吊り上げられた重量
物を軽い操作力によって移動させるためのリフト装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるRV車両のスペアタイヤはバッ
クドアに装着されるのが通常であるが、スペアタイヤ自
体が相当な重量であり、しかも装着位置が高いことか
ら、現場での装着作業は困難を極める。そこで、スペア
タイヤの持ち上げを補助する装置が望まれ、既存のリフ
ト装置の適用が検討されてきた。従来より、重量物を吊
り上げるための荷役装置には種々の方式のものがあり、
例えば工場設備に適するものとしては次のようなものが
よく知られている。
【0003】ー電気ホイスト方式ー 電動機を用い、ドラムを減速回転させてワイヤを巻き上
げたり、繰り出したりすることによって荷を吊り上げ・
吊り下げする方式のものである。電動機の操作は多くは
操作ボックスの押しボタン操作によって行われる。
【0004】ーバランサー方式ー ワイヤを巻き上げ・繰り出し可能なリールを有し、この
リール内にワイヤを巻き取る方向に付勢するばねを組み
込むことで、荷の昇降操作を補助する方式である。
【0005】ークレーン方式ー 旋回とホイスト動作が可能な吊り荷用のハンドを有し、
かつエアー源に接続されて操作ボックスの押しボタン操
作によって駆動がなされる方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
はいずれも以下の理由によって工場設備としての適用が
困難であった。スペアタイヤの装着はバックドアに取り
付けられたブラケットに確実に位置決めした状態でボル
ト締めするものであるが、電気ホイスト方式の場合、押
しボタン操作によって微調整を行うことになるため、ボ
タン操作による調整はきわめて煩わしいものである。こ
のことは、クレーン方式も同様である。クレーン方式の
欠点としては、吊り荷の移動範囲がハンドの動作範囲内
に限定され、作業範囲が狭いということも指摘される。
【0007】その点、バランサー方式では荷の重量をば
ね力をもって補助するため、作業者は軽い力で荷の移動
を行うことができ、位置決めのための操作は容易であ
る。しかし、この方式ではラインを流れる車種が変更に
なって搭載すべきスペアタイヤの重量が変化した場合
に、ばね力を新たに調整し直さねばならず、段取り替え
に時間を要する。また、この方式ではスペアタイヤを搭
載した直後に、作業者は解放されたばね力を受承するこ
とになり、これが大きな負担となる。
【0008】本発明は上記した事情に鑑みて開発工夫さ
れたものであり、その目的とするところは軽い操作力で
吊り荷の移動を行うことができるようにし、また吊り荷
の重量が変化してもそのまま対応可能なリフト装置を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のリフト装置は、ワークを吊り下げて昇降させ
るリフトシリンダと、そのリフトシリンダに対する作動
用流体の給排を行う給排用回路とを備えてなるリフト装
置において、その回路にはリフトシリンダに作用する荷
重に相当する圧力を閉じ込める重量記憶部と、リフトシ
リンダの摺動抵抗に相当する加算圧を供給する加算圧供
給手段と、リフトシリンダの摺動抵抗に相当する減算圧
を供給する減算圧供給手段と、リフトシリンダに対する
作動用流体の給排動作を制御するバルブ装置を備えると
ともに、そのバルブ装置は、重量記憶部が接続され重量
記憶部内に封じ込められた重量記憶圧が常に作用する設
定圧入力部と、加算圧供給手段或いは減算圧供給手段が
接続されワークの昇降時に加算圧或いは減算圧が作用す
る加算圧入力部及び減算圧入力部とを有し、かつ、設定
圧入力部に作用する重量記憶圧とリフトシリンダ内の圧
力とを比較して重量記憶圧の方が低くければリフトシリ
ンダ内の作動用流体を排出させる排出動作部と、重量記
憶圧の方が高ければリフトシリンダ内に作動用流体を供
給する供給動作部とを有する圧力制御手段と、加算圧入
力部に作用する加算圧とリフトシリンダ内の圧力とがバ
ランスするまで供給動作部に強制的に供給動作を行わせ
る加圧手段と、減算圧入力部に作用する減算圧とリフト
シリンダ内の圧力とがバランスするまで排出動作部に強
制的に排出動作を行わせる減圧手段とを備えていること
に特徴を有する。
【0010】
【作用】本発明においては、ワークを吊り下げるとリフ
トシリンダの内圧は支持荷重にほぼ等しい圧力となって
おり、そして、この圧力は重量記憶部に記憶される。そ
して、作業者が吊り下げられたワークを所定位置に移動
させるためにワークを上げ・下げすると、リフトシリン
ダ内の圧力は変化するが、重量記憶部に記憶された圧力
がバルブ装置の設定圧入力部に作用しているため、この
変化に対して圧力制御手段の供給動作部或いは排出動作
部が作動して設定圧入力部に作用する圧力とリフトシリ
ンダ内の圧力とが等しくなるようにリフトシリンダに対
して作動用流体の給排を行う。即ち、ワークを上げ・下
げしても、圧力制御手段によりリフトシリンダ内の圧力
は常に支持荷重に等しい圧力とされるため理論的には負
荷なし状態でワークを移動することができることにな
る。
【0011】しかし、リフトシリンダのピストンを動か
すには、支持荷重の他にピストン自体の摺動抵抗も加わ
るため、作業者はこの摺動抵抗分に相当する力も負担し
なければならないことになる。本発明では、この摺動抵
抗に相当する圧力を重量記憶部に記憶された支持荷重に
等しい圧力に対してバルブ装置を用いて加減圧すること
ができるから、ワークを移動させるときには摺動抵抗分
を考慮せずにほとんど負荷なし状態で移動させることが
できる。
【0012】具体的には、ワークを持ち上げる際には、
シリンダ内の圧力は支持荷重に相当する圧力に摺動抵抗
分の圧力が加圧されることになり、ワークを下降させる
際には支持荷重に相当する圧力から摺動抵抗分の圧力が
減圧されることになる。
【0013】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、ワーク
の移動に伴うリフトシリンダ内の圧力変化に対して、常
にリフトシリンダ内の圧力を支持荷重から摺動抵抗分を
考慮した圧力とすることができるから、ワークをほとん
ど負荷なし状態で移動させることができるとともに、重
量記憶部を設けここに実際に移動させるワークの支持荷
重を記憶させることができるから、ワークの種類に拘ら
ず有効に機能させることができる効果を奏する。
【0014】
【実施例】以下、本発明のリフト装置を具体化した一実
施例を図面にしたがって詳細に説明する。本実施例のリ
フト装置は、ワークを吊り下げるためのリフトシリンダ
(エアーシリンダ)とこのリフトシリンダを駆動させる
ためのエアー供給回路(給排回路)を備えて構成され
る。
【0015】<リフトシリンダ>リフトシリンダ11
は、図1に示すように、シリンダチューブ12内にワー
クを吊り下げ可能なロッド13を摺動可能に備えて構成
されており、そのシリンダチューブ12のヘッド室側に
はエアー出入口12aが設けられている。そして、エア
ー出入口12aにエアーが供給されるとロッド13はワ
ークを吊り下げて上昇し、エアー出入口12aからリフ
トシリンダ11内のエアーが排気されるとロッド13は
ワークを吊り下げて下降するようになっている。
【0016】<エアー供給回路>図1に基づいて、リフ
トシリンダ11に対するエアーの供給回路について説明
すると、図示しない工場エアー源に接続されたエアー配
管にはフィルタ61と回路全体のエアー圧を規制するリ
リーフバルブ62が接続されている。また、このリリー
フバルブ62には本例では2つの手動操作式の切り換え
バルブ63,64が並列に接続されている。各切り換え
バルブ63,64は、それぞれ押しボタン操作によって
ポートの切り換えが可能であり、各押しボタンは本例で
は作業者が容易に操作できる範囲として図示しない作業
現場の隅に設けられた支柱に取り付けられている。ここ
で、図中上側が上昇用バルブ63であり、下側が下降用
バルブ64である。
【0017】これら各切り換えバルブ63,64と並列
にリリーフバルブ62には、リフトシリンダ11へのエ
アーの給排を行うための昇降用開閉バルブ65が、上昇
速度制御用の流量制御弁66、チェックバルブ67を介
して接続されている。そして、この昇降用開閉バルブ6
5には上記した上昇用バルブ63および下降用バルブ6
4の押しボタン操作に伴い工場エアーがパイロット圧力
として作用するようになっている。すなわち、通常時に
はリフトシリンダ11に対するポートは閉じているが、
上昇用バルブ63がオン操作されると、給気用の流路が
開放し、また下降用バルブ64がオン操作されると排気
用の流路が開放するように、それぞれの流路の切り換え
がなされる。さらに、排気用のポートには下降速度制御
用の流量制御弁68、チェックバルブ69、さらには消
音器70が接続されて大気に連通している。
【0018】また、上昇用バルブ63および下降用バル
ブ64にはシャトルバルブ71を介してメイン開口バル
ブ72、第1切り換えバルブ73が接続され、さらにこ
の第1切り換えバルブ73に対するパイロット圧を切換
用管路74内から抜き取るためのパージバルブ75、さ
らには重量記憶管路76内のエアーを抜き取るためのリ
セットバルブ77、およびタイマー部78を介してタン
ク給排バルブ79が接続されている。重量記憶管路76
は、オペレートバルブ21、昇圧用シリンダ82、リセ
ットバルブ77およびゲートバルブ83とによって囲ま
れる管路であって、リフトシリンダ11に作用する荷重
に見合うリフトシリンダ11内圧を記憶するためのもの
であり、これが本発明にいう重量記憶部に相当する。
【0019】メイン開口バルブ72の上流側には後述す
るオペレートバルブ21が配置されており、メイン開口
バルブ72はオペレートバルブ21によるリフトシリン
ダ11に対するエアーの給排動作を可能にするためのも
のである。また、このバルブ72は自動復帰型ではなく
上昇用バルブ63・下降用バルブ64のオン操作、およ
び後述する第2切り換えバルブ81の切り換え動作がな
されたときに開閉位置が切り換えられるようになってい
る。即ち、第2切り換えバルブ81が切り換えられた時
にオペレートバルブ21によるリフトシリンダ11に対
する給排動作が可能になり、上昇用バルブ63・下降用
バルブ64がオン操作された時にはオペレートバルブ2
1による給排動作は行われない。
【0020】リセットバルブ77は重量記憶管路76内
に記憶された圧力をゼロリセットするためのものであ
り、通常時は閉止状態にあるが上昇用バルブ63及び下
降用バルブ64のオン操作によって開放状態に切り換え
られ、重量記憶管路76内のエアーを大気に開放する。
ゲートバルブ83は、この重量記憶管路76の入り口で
あり、リフトシリンダ11内圧を重量記憶管路76内へ
導入あるいは封止するためのものである。第1切り換え
バルブ73はゲートバルブ83の開閉動作を制御するも
のであり、前記メイン開口バルブ72と同様に自動復帰
型のバルブではなく、給気タンク85からのエアーをゲ
ートバルブ83に導入する位置と、第2、第3の蓄圧タ
ンク86、87からのパイロット圧を受けてそのパイロ
ット圧自体を抜き取る開放位置の二位置が設定されてい
る。即ち、給気タンク85からのエアーによってゲート
バルブ83が開けられて重量記憶管路76内にリフトシ
リンダ11内圧が導入された後、所定時間経過後にゲー
トバルブ83が閉じられてその圧力が重量記憶管路76
内に封じ込められることになる。
【0021】昇圧用シリンダ82はこの重量記憶管路7
6内のエアー圧を所定圧まで上昇させるものであり、ス
トローク調整が可能としてある。また、昇圧用シリンダ
82のロッド側にはこのシリンダ82に対する昇圧用シ
リンダ給排バルブ84が接続されており、所定時期にお
いて工場エアーの供給あるいは抜き取りがなされる。
【0022】タイマー部78について説明すると、タイ
マー部78はシャトルバルブ71の下流側に配置されて
おり、絞り部88及びチェックバルブ89を介して第1
蓄圧タンク90が配されている。第1蓄圧タンク90は
上昇用バルブ63或いは下降用バルブ64のオン操作に
よって瞬時に蓄圧可能であるが、各バルブ63,64の
オフ操作によって所定のタイマー時間後にタンク給排バ
ルブ79に対するパイロット圧が消失するようになって
いる。即ち、上昇用バルブ63或いは下降用バルブ64
をオン操作すると給気タンク85にエアーが貯えられ、
上昇用バルブ63或いは下降用バルブ64をオフ操作す
ると所定のタイマー時間後に給気タンク85に溜められ
たエアーが排気されることになる。ここで設定されたタ
イマー時間は、上昇用バルブ63或いは下降用バルブを
オフ操作することにより停止状態にあるリフトシリンダ
11の内圧の安定時間以上の時間が設定されている。
【0023】さらに、リリーフバルブ62には加算圧供
給回路91と減算圧供給回路92が接続されている。加
算圧供給回路91は、リリーフバルブ62で一定圧とさ
れた圧力をさらに、所定圧に変換するためのリリーフバ
ルブ93を備え、所定圧とされた圧力は加算圧供給バル
ブ94を介してオペレートバルブ21の加算圧入力口4
5aに作用するように構成されている。また、加算圧供
給バルブ94にパイロット圧を供給するための加圧用バ
ルブ95が設けられており、この加圧用バルブ95は押
しボタン操作によって切り換えられるようになってい
る。即ち、加圧用バルブ95の押しボタンをオン操作し
た時に、オペレートバルブ21の加算圧入力口45aに
所定圧が作用する。ここで、リリーフバルブ93によっ
て変換される所定圧は、ピストンとシリンダチューブ1
2との摺動抵抗力に相当する圧力であり、以下、加算圧
という。
【0024】減算圧供給回路92も、上記加算圧供給回
路91同様、リリーフバルブ62で一定圧とされた圧力
をさらに、所定圧に変換するためのリリーフバルブ96
を備え、所定圧とされた圧力は減算圧供給バルブ97を
介してオペレートバルブ21の減算圧入力口48aに作
用するように構成されている。また、上記加算圧供給回
路91同様に、減算圧供給バルブ97にパイロット圧を
供給する減圧用バルブ98が設けられており、この減圧
用バルブ98は押しボタン操作によって切り換えられる
ようになっている。即ち、減圧用バルブ98の押しボタ
ンをオン操作した時に、オペレートバルブ21の減算圧
入力口48aに所定圧が作用する。ここで、リリーフバ
ルブ96によって変換される所定圧は、ロッド13とシ
リンダチューブ12との摺動抵抗力に相当する圧力であ
り、以下、減算圧という。
【0025】<オペレートバルブ(バルブ装置)>次
に、本発明にいうバルブ装置に相当するオペレートバル
ブを図2に基づいて説明する。オペレートバルブ21
は、ほぼ中央に箱形に形成された圧力制御部22を備え
るとともに、その上下両側に筒形に形成された加算圧供
給部23と減算圧供給部24とを同軸上に連接して構成
される。
【0026】圧力制御部22の左右両側面には、チェッ
クバルブ80を介して上記リリーフバルブ62に接続さ
れる入力ポート25と上記メイン開口バルブ72に接続
される出力ポート26とが対向して設けられており、そ
の入力ポート25と出力ポート26とは、連絡路27を
介して連絡されるようになっている。その連絡路27に
は上下にスライド可能な給気弁28が設けられており、
この給気弁28によって連絡路27は開閉可能とされ
る。また、給気弁28はバネ31によって常に連絡路2
7を閉じる状態に付勢されている。
【0027】さらに、給気弁28の軸心には、上下に貫
通する貫通孔28aが形成されており、入力ポート25
の下方に設けられている排気口29と上記出力ポート2
6とがこの貫通孔28aを介して連絡されるようになっ
ている。この貫通孔28aには全体が棒状をなす排気弁
30が上下にスライド可能に挿入されている。また、排
気弁30は貫通孔28aの上側部分より径大となってお
り、これにより貫通孔28aが開閉可能とされる。そし
て、排気弁30が下方にスライドすると貫通孔28aを
閉じたまま給気弁28を押し下げて連絡路27を開放さ
せ、排気弁30が上方にスライドすると給気弁28がバ
ネ31によってもとの状態に戻って連絡路27を閉じる
が貫通孔28aを開放させる。
【0028】排気弁30の上方には第一弁室32が形成
されており、その内部はダイヤフラム33によって上下
に区画されている。そして、排気弁30の上端部がこの
第一弁室32に延び、ダイヤフラム33の中心に連結し
ている。従って、ダイヤフラム33が上下に変位すると
排気弁30が上下にスライドすることになる。また、第
一弁室32の下側の室と出力ポート26とは帰還通路3
4を介して連通されており、出力ポート26に作用する
圧力が、この帰還通路34を介してダイヤフラム33に
作用するようになっている。
【0029】さらに、第一弁室32の上方には、第二弁
室35が形成されており、3枚のダイヤフラム36,3
7,38が上下方向に所定間隔で配され、第二弁室35
内を上下に計4室に区画している。そして、各ダイヤフ
ラム36,37,38を取り付けている可動体39は上
下両側方からバネ40,41によって付勢されており、
常には第二弁室35内に中立の状態で保持されている。
また、第二弁室35内に取り付けられたダイヤフラム3
6,37,38のうち、上側のダイヤフラム36と中央
のダイヤフラム37とにより形成される設定圧供給室4
2には右側面に上記重量記憶管路76が接続される設定
圧入力口42aが形成されている。さらに、第一弁室3
2の上部から第二弁室35の下部に掛けてノズル孔43
が形成されている。そのノズル孔43の上端部は僅かに
径大に開口し、ここはフラッパ44によって開閉可能と
なっている。即ち、設定圧入力口42aに重量記憶管路
76に封じ込められた圧力(以下、記憶圧)が作用する
と、可動体39が下方にスライドしてフラッパ44を押
し下げるためノズル孔43がフラッパ44によって塞が
れる。
【0030】一方、加算圧供給部23は、加算圧供給室
45を備えており、その上面には上記加算圧供給回路9
1が接続される加算圧入力口45aが形成されるととも
に、内部はダイヤフラム46によって区画されている。
このダイヤフラム46には下方に延びる作動杆47が一
体に連結されており、その作動杆47の下端部は可動体
39に連結されている。即ち、加算圧入力口45aに加
算圧が作用してダイヤフラム46が下方に変位すると可
動体39が下方にスライドするようになっている。従っ
て、可動体39は、設定圧入力口42aに作用する設定
圧の他に、加算圧入力口45aに作用する加算圧によっ
ても下方にスライドされることになる。
【0031】また、減算圧供給部24は、減算圧供給室
48を備えており、その下面には上記減算圧供給回路9
2が接続される減算圧入力口48aが形成されるととも
に、内部はダイヤフラム49によって区画されている。
このダイヤフラム49には上方に延びる作動杆50が連
結されており、その上端部は貫通孔28aを貫通して排
気弁30の下端部に一体に連結されている。即ち、減算
圧入力口48aに作用する減算圧によりダイヤフラム4
9が上方に変位すると排気弁30が上方に押し上げられ
るようになっている。従って、減算圧入力口48aに減
算圧が作用すると出力ポート26と排気口29とが連通
される。
【0032】次に、本実施例の作用について述べる。
【0033】<上昇動作>リフトシリンダ11が伸長し
て、下降位置にある状態でワークをロッド13にセット
する。そして、上昇用バルブ63をオン操作すると、工
場エアーがシャトルバルブ71を通して第1切り換えバ
ルブ73、パージバルブ75にそれぞれパイロット圧と
して作用する。これにより、第1切り換えバルブ73は
給気タンク85からのエアーをゲートバルブ83へ通過
可能な位置に切り換えられ、パージバルブ75は大気開
放ポートが開くため、前回の作業によって第1切り換え
バルブ73の切り換え動作に関与する部分(切換用管路
74)に残っている残エアーが完全に抜き取られる。ま
た、同時にリセットバルブ77も大気開放ポートが開放
するため、前回記憶された重量記憶管路76内のエアー
が大気に開放されて重量の記憶状態がリセットされる。
【0034】一方、上昇用バルブ63がオン操作される
と、昇降用開閉バルブ65が開放状態に切り換えられる
ため、リフトシリンダ11に対する給気が緩速でなさ
れ、ワークがゆっくりと持ち上げられる。この場合、シ
ャトルバルブ71を通して工場エアーがメイン開口バル
ブ72にパイロット圧として作用しているため、メイン
開口バルブ72は閉止状態にある。したがって、上記し
たしように重量記憶管路76内のエアーが抜き取られた
状態にあってはオペレートバルブ21によるリフトシリ
ンダ11に対する給排動作は許容されない。
【0035】さらに、上昇用バルブ63のオン操作によ
ってタイマー部78の第1蓄圧タンク90内は瞬時に蓄
圧されるため、直ちにタンク給排バルブ79の切り換え
がなされて、給気タンク85内に工場エアーが供給され
る。
【0036】<記憶動作>そして、上昇用バルブ63が
オン操作を停止してオフの状態になると、昇降用開閉バ
ルブ65が閉じてリフトシリンダ11に対するエアの供
給が停止し、ワークがその高さ位置に保持される。同時
に、パージバルブ75およびリセットバルブ77が共に
閉止状態に復帰する。一方、タンク給排バルブ79はタ
イマー部78によって所定時間の遅れ(リフトシリンダ
11の内圧が安定するまでの時間)をもって切り換え動
作がなされ、つまり上記したパージバルブ75、リセッ
トバルブ77の復帰動作が完了した後に給気タンク85
側のポートが開放し、給気タンク85内のエアーが排気
される。給気タンク85から排気されたエアーは、まず
第1切り換えバルブ73を通してゲートバルブ83にパ
イロット圧として作用するため、ゲートバルブ83は開
放状態に切り替わる。この結果、リフトシリンダ11内
のエアーがゲートバルブ83を通って重量記憶管路76
内に導入される。このときには、給気タンク85からの
エアーによって昇圧用シリンダ給排バルブ84が大気開
放状態に切り換えられているため、昇圧用シリンダ82
のピストンが押し下げられる。さらに、給気タンク85
内のエアーが徐々に第2蓄圧タンク86内に溜められて
ゆくため、所定時間経過後に第2切り換えバルブ81の
切り換えがなされる。これによって、工場エアーが第2
切り換えバルブ81を通してメイン開口バルブ72へ作
用する。但し、このときにはワークを上げ・下げしない
限り、リフトシリンダ11内圧と重量記憶管路76内の
圧力は等しいため、後述オペレートバルブ21の作用に
よりオペレートバルブ21を通じて工場エアーがリフト
シリンダ11に対して給排されることはない。
【0037】一方、第2蓄圧タンク86内からのエアー
は第2切り換えバルブ81の切り換えを行うと同時に徐
々に第3の蓄圧タンク87へも導入される。したがっ
て、第1の切り換えバルブ73は第3蓄圧タンク87に
よって設定されるタイマー時間後に切り換えがなされ、
ゲートバルブ83に作用しているエアーが大気に開放さ
れる。このため、ゲートバルブ83が閉止して重量記憶
管路76が封止され、したがってこれ以後ワークの上げ
・下げによってリフトシリンダ11の内圧が変化しても
一定の記憶圧が重量記憶管路76内に保持される。ま
た、上記したようにして第1切り換えバルブ73の大気
ポートが開放すると、第2蓄圧タンク86、第3蓄圧タ
ンク87等のエアーも第1切り換えバルブ73を通して
大気開放される。これにより、第2切り換えバルブ81
の大気ポートも開放し、メイン開口バルブ72に対する
パイロット圧が抜き取られて、メイン開口バルブ72は
リフトシリンダ11に対するオペレートバルブ21の給
排動作を許容する状態に保持される。一方、昇圧用シリ
ンダ給排バルブ84には、パイロット圧が作用しなくな
るから、昇圧用シリンダ給排バルブ84を通して昇圧用
シリンダ82に対する工場エアーの供給がなされ、ピス
トンが持ち上げられる。したがって、重量記憶管路76
内が所定圧まで昇圧される。ここで昇圧を行うのは、重
力記憶管路76に記憶された圧力は、ワークが吊り下げ
保持された時のリフトシリンダ11内圧に等しい圧力で
あるが、この圧力は支持荷重(ワークの重量とロッド1
3の重量)から静止状態における摺動抵抗を引いた圧力
となるため、この静止状態における摺動抵抗分を補正し
て支持荷重に等しくするためである。これにより、ワー
クを上げ・下げする際の補正圧である加算圧及び減算圧
をほぼ摺動抵抗に等しい圧力とすることができる。
【0038】<運搬>作業者がワークを所定の位置に装
着するには、加圧用バルブ95或いは減圧用バルブ98
の押しボタンを操作しながら微調整のための位置合わせ
動作がなされる。ここで、ワークを持ち上げ操作するに
は、加圧用バルブ95の押しボタンをオン操作させなが
ら行う。すると、重量記憶管路76内の記憶圧がオペレ
ートバルブ21の設定圧入力口42aに作用することに
加えて加算圧供給回路91から摺動抵抗に相当する圧力
である加算圧がオペレートバルブ21の加算圧入力口4
5aに作用する。これにより、ワークを持ち上げること
によってリフトシリンダ11内の圧力が変化しても、後
述するようにオペレートバルブ21がリフトシリンダ1
1にエアーの給気を行うため、リフトシリンダ11内は
吊り下げ荷重に摺動抵抗分を加えた負荷荷重とほぼバラ
ンスするエアー圧が得られる。したがって、作業者はほ
とんど負荷なし状態でワークを持ち上げることができ
る。
【0039】また、ワークの位置を下げる場合には、減
圧用バルブ98の押しボタンをオン操作させながら行
う。すると、重量記憶管路76内の記憶圧がオペレート
バルブ21の設定圧入力口42aに作用することに加え
て減算圧供給回路92から摺動抵抗に相当する圧力であ
る減算圧がオペレートバルブ21の減算圧入力口48a
に作用する。これにより、ワークを下方に押すことによ
ってリフトシリンダ11内の圧力が変化しても、後述す
るようにオペレートバルブ21がリフトシリンダ11か
らエアーの排気を行うため、リフトシリンダ11内は吊
り下げ荷重から摺動抵抗分を引いた負荷荷重とほぼバラ
ンスするエアー圧が得られる。したがって、作業者はほ
とんど負荷なし状態でワークを下げることができる。
【0040】<下降動作>ワークが所定の位置に装着さ
れたら、リフト装置全体を装着場所に保持したまま下降
用バルブ64をオン操作する。すると、メイン開口バル
ブ72が閉止状態となり、また昇降用開閉バルブ65が
切り換えられるため、リフトシリンダ11内のエアーが
大気開放される。これにより、ロッド13は緩速で下降
するため、ワークから離れ、これによってリフトシリン
ダ11はワークの荷重分から解放され、ロッド13の重
量分のみが作用することになる。
【0041】その一方で第1切り換えバルブ73は給気
タンク85からのエアーをゲートバルブ83へ通過可能
な位置に切り換えられ、またパージバルブ75が大気開
放し、さらにはリセットバルブ77が開放して重量記憶
管路76内のエアーが抜き取られるため、前回記憶され
ていた重量(ワークを含む重量)に相当する圧力がリセ
ットされる。さらに、下降用バルブ64のオン操作によ
って直ちに給気タンク85への給気がなされる。
【0042】そして、リフトシリンダ11がストローク
エンドに至らない段階で下降用バルブ64をオフ操作す
ると、昇降用開閉バルブ65が閉じるとともに、パージ
バルブ75、リセットバルブ77が閉じる。これらの閉
じ動作の後に、給気タンク85からのエアーによってゲ
ートバルブ83が開放するため、重量記憶管路76内に
リフトシリンダ11からのエアーが導入される。このと
き導入されるエアー圧はロッド13の単体重量に見合う
ものとなっている。なお、この間は昇圧用シリンダ給排
バルブ84が大気開放状態にあるため、重量記憶管路7
6内へのエアーの導入によって昇圧用シリンダ82のピ
ストンは押し下げられている。また、所定時間経過後に
第2切り換えバルブ81の切り換えがなされるため、メ
イン開口バルブ72は開放状態となる。さらに、前述し
たようにして所定の時間遅れをもって第1切り換えバル
ブ73の切り換えがなされ、ゲートバルブ83が閉じら
れるため、重量記憶管路76は封止状態となる。以後は
前述と同様の動作を経ることにより、作業者がロッド1
3をほとんど負荷なし状態で上下に移動させることがで
きる。
【0043】<オペレートバルブの動作>設定圧入力口
42aに重量記憶管路76から所定の記憶圧が作用する
と、ダイヤフラム37とともに可動体39が押し下げら
れる。すると、ノズル孔43がフラッパ44によって塞
がれるから、そのノズル孔43からの背圧によりダイヤ
フラム33が押し下げられる。これにより、排気弁30
は下方にスライドし、出力ポート26と排気口29とを
連絡する貫通孔28aが閉じられるとともに、給気弁2
8が押し下げられて入力ポート25と出力ポート26と
が連絡路27を介して連絡される。従って、リリーフバ
ルブ62から供給されるエアーは、入力ポート25から
出力ポート26に供給され、リフトシリンダ11内の圧
力が高められる。
【0044】一方、入力ポート25から出力ポート26
に供給されたエアーは、帰還通路34を介して第一弁室
32にも供給されてダイヤフラム33を押し上げるよう
に作用する。この際、設定圧入力口42aに作用する記
憶圧より出力ポート26における圧力(リフトシリンダ
11内圧)が高くなった場合には、ダイヤフラム33は
ノズル孔43が塞がれることによる背圧に反して上方に
押し上げられる。そして、これによりバネ31が給気弁
28を押し上げて連絡路27が閉じられるとともに、貫
通孔28aが開口して出力ポート26のエアーが排気口
29より排気され、出力ポート26の圧力(リフトシリ
ンダ11内圧)は低下する。従って、ダイヤフラム33
はノズル孔43の背圧と出力ポート26に作用する圧力
とによって常に平衡状態とされ、結局リフトシリンダ1
1内圧は記憶圧に等しい圧力に保たれる。
【0045】上記の状態で、加算圧入力口45aに加算
圧を作用させる。すると、ダイヤフラム46が押し下げ
られるとともに可動体39も押し下げられるから、ノズ
ル孔43の開口がフラッパ44によって塞がれる。これ
により、平衡状態にあるダイヤフラム33がノズル孔4
3の背圧により下方に押し下げられて連絡路27が開き
エアーが出力ポート26に供給される。そして、上記同
様にそのエアーはダイヤフラム33を押し上げるように
作用し、結局記憶圧加算圧を加えた圧力に対するノズル
孔43の背圧とその場合の出力ポート26に作用するリ
フトシリンダ11内圧とによってダイヤフラム33は平
衡状態とされる。従って、リフトシリンダ11内の圧力
は、記憶圧に加算圧を加えた圧力に保たれることにな
る。
【0046】また、設定圧入力口42aに記憶圧を作用
させた上記状態で、減算圧入力口48aに減算圧を作用
させる。すると、ダイヤフラム49が上方に押し上げら
れるとともに、排気弁30が押し上げられるから、貫通
孔28aが開口して出力ポート26のエアーが排気口2
9から排気される。これにより、出力ポート26に作用
するリフトシリンダ11内圧は記憶圧より下がり、ダイ
ヤフラム33は記憶圧に対するノズル孔43の背圧と、
その場合の出力ポート26に作用する圧力に減算圧を加
えた圧力とにより平衡状態とされる。従って、リフトシ
リンダ11内の圧力は記憶圧から減算圧を減圧した圧力
に保たれることになる。
【0047】このように本実施例では、ワークを軽い操
作力で昇降させることができるため、作業負担を著しく
軽減することができ、もって位置合わせ作業が容易とな
る等、作業効率が高められる。また、リフトシリンダ1
1のボア径が大きい場合には、ワークの吊り荷重の他に
大きな摺動抵抗がリフトシリンダ11に作用することに
なるが、本例ではオペレートバルブ21を用いて摺動抵
抗に相当する圧力を記憶圧に対して加減圧させることが
できるため、それによる作業者の負担はほとんどなくな
り、本発明はこのように摺動抵抗が大きい場合に特に有
効である。さらに、重量記憶動作によって吊り荷重量が
変化してもその都度記憶動作が行われるため、吊り荷の
種類を問わずその効果を享受することができる。
【0048】なお、いずれの実施例でも本発明をワーク
の昇降装置に適用した場合を図示し説明したが、本発明
はその他種々のリフト装置に適用可能であり、例えばリ
フトテーブル等に使用してもよい。また、リフトシリン
ダに対する駆動源はエアーに限らず、油圧式にすること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアー供給回路図である。
【図2】オペレートバルブを示す断面図である。
【符号の説明】
11…リフトシリンダ 21…オペレートバルブ(バルブ装置) 22…圧力制御部(圧力制御手段) 23…加算圧供給部(加圧手段) 24…減算圧供給部(減圧手段) 28…給気弁(供給動作部) 30…排気弁(排出動作部) 42a…設定圧入力口(設定圧入力部) 45a…加算圧入力口(加算圧入力部) 48a…減算圧入力口(減算圧入力部) 76…重量記憶管路(重量記憶部) 91…加算圧供給回路(加算圧供給手段) 92…減算圧供給回路(減算圧供給手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを吊り下げて昇降させるリフトシ
    リンダと、そのリフトシリンダに対する作動用流体の給
    排を行う給排用回路とを備えてなるリフト装置におい
    て、 前記回路にはリフトシリンダに作用する荷重に相当する
    圧力を閉じ込める重量記憶部と、 前記リフトシリンダの摺動抵抗に相当する加算圧を供給
    する加算圧供給手段と、 前記リフトシリンダの摺動抵抗に相当する減算圧を供給
    する減算圧供給手段と、 前記リフトシリンダに対する作動用流体の給排動作を制
    御するバルブ装置を備えるとともに、 そのバルブ装置は、前記重量記憶部が接続され前記重量
    記憶部内に封じ込められた重量記憶圧が常に作用する設
    定圧入力部と、 前記加算圧供給手段或いは前記減算圧供給手段が接続さ
    れ前記ワークの昇降時に加算圧或いは減算圧が作用する
    加算圧入力部及び減算圧入力部とを有し、 かつ、前記設定圧入力部に作用する重量記憶圧と前記リ
    フトシリンダ内の圧力とを比較して前記重量記憶圧の方
    が低くければ前記リフトシリンダ内の作動用流体を排出
    させる排出動作部と、前記重量記憶圧の方が高ければ前
    記リフトシリンダ内に作動用流体を供給する供給動作部
    とを有する圧力制御手段と、 前記加算圧入力部に作用する加算圧と前記リフトシリン
    ダ内の圧力とがバランスするまで前記供給動作部に強制
    的に供給動作を行わせる加圧手段と、 前記減算圧入力部に作用する減算圧と前記リフトシリン
    ダ内の圧力とがバランスするまで前記排出動作部に強制
    的に排出動作を行わせる減圧手段とを備えていることを
    特徴とするリフト装置。
JP7100739A 1995-03-31 1995-03-31 リフト装置 Pending JPH08268692A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452269B1 (ko) * 2002-03-11 2004-10-12 바이텍산업(주) 에어밸런스 시스템
KR100668147B1 (ko) * 2005-04-18 2007-01-11 주식회사 동성산기 무조정 밸런싱 에어 호이스트 시스템
JP5244383B2 (ja) * 2005-03-31 2013-07-24 独立行政法人科学技術振興機構 流体シリンダを用いたアクチュエータ及びその制御方法
CN112158762A (zh) * 2020-10-16 2021-01-01 衢州职业技术学院 一种豆腐干生产线阀门用支座

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