JPH08277811A - エアーシリンダ - Google Patents

エアーシリンダ

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Publication number
JPH08277811A
JPH08277811A JP7785895A JP7785895A JPH08277811A JP H08277811 A JPH08277811 A JP H08277811A JP 7785895 A JP7785895 A JP 7785895A JP 7785895 A JP7785895 A JP 7785895A JP H08277811 A JPH08277811 A JP H08277811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
rod
air
piston rod
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7785895A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Matsui
明男 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PABOTSUTO GIKEN KK
Original Assignee
PABOTSUTO GIKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by PABOTSUTO GIKEN KK filed Critical PABOTSUTO GIKEN KK
Priority to JP7785895A priority Critical patent/JPH08277811A/ja
Publication of JPH08277811A publication Critical patent/JPH08277811A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1423Component parts; Constructional details
    • F15B15/1466Hollow piston sliding over a stationary rod inside the cylinder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】下向きに設置して使用され、懸吊された重量物
を小さい推力で安全に下降させることができる簡単な構
造のエアーシリンダを提供する。 【構成】エアーシリンダは、端部にヘッドカバー2とロ
ッドカバー3を取付けたシリンダチューブ1と、シリン
ダチューブ1内に嵌挿されたピストン5と、ピストンに
元部を固定され先端部をロッドカバーから突出させたピ
ストンロッド7とを有し、ピストンロッド7を下向きし
て設置され、ピストンロッド7に下向き鉛直荷重をかけ
て使用する。シリンダチューブ1内の軸中心位置に、先
端を開口し元部をヘッドカバーに固定したパイプ4が配
設され、ピストン5の中央に孔が穿設されると共に、ピ
ストンロッド7内にはその孔と連通するロッド内空気室
8が形成され、パイプ4がピストンの孔からピストンロ
ッド7のロッド内空気室8に摺動可能に挿入され、パイ
プ4に圧力空気を供給するためのポート2bがヘッドカ
バーに設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンロッドに重量
物を懸吊させ、下向き鉛直荷重をかけた場合の安全を確
保することができるエアーシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エアーシリンダを下向きに設置
し、そのピストンロッドに下向き鉛直荷重をかける場
合、4方弁にてシリンダ内のロッド側圧力を排気し、そ
のヘッド側に圧力を供給してピストンロッドを下向きに
動作させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大形の重量物
をピストンロッドの先端に懸吊させた場合、相当大きな
鉛直荷重がピストンにかかり、ピストンロッドを押出し
動作させた際に、重量物がその荷重を含む大きな推力で
下降するため、作業者等に危険が及ぶ問題があった。
【0004】このため、エアーシリンダのヘッド側に接
続される管路とロッド側に接続される管路の両側に電子
式減圧弁を取付け、この電子式減圧弁によって、シリダ
内のヘッド側及びロッド側の圧力を正確に調整し、ピス
トンロッドを下方に押出し作動させる際には、充分小さ
い力により重量物を下降させて、重量物を安全に下降さ
せることが行われている。
【0005】しかし、電子式減圧弁をロッド側とヘッド
側の管路に接続し、荷重方向への推力を充分に小さくし
て荷重バランスをとるようにし、重量物を下降させれ
ば、重量物を安全に下降させることができるが、これに
は高価な電子式減圧弁を使用する必要があるため、設備
費が非常に高くなる問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、下向きに設置して使用され、懸吊された重量物を小
さい推力で安全に下降させることができる簡単な構造の
エアーシリンダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のエアーシリンダは、端部にヘッドカバー
とロッドカバーを取付けたシリンダチューブと、シリン
ダチューブ内に嵌挿されたピストンと、ピストンに元部
を固定され先端部をロッドカバーから突出させたピスト
ンロッドとを有し、ピストンロッドを下向きして設置さ
れ、ピストンロッドに下向き鉛直荷重をかけて使用する
エアーシリンダにおいて、シリンダチューブ内の軸中心
位置に、先端を開口し元部をヘッドカバーに固定したパ
イプが配設され、ピストンの中央に孔が穿設されると共
に、ピストンロッド内にはその孔と連通するロッド内空
気室が形成され、パイプがピストンの孔からピストンロ
ッドのロッド内空気室に摺動可能に挿入され、パイプに
圧力空気を供給するためのポートがヘッドカバーに設け
られていることを特徴とする。
【0008】
【作用・効果】このような構成のエアーシリンダでは、
重量物等を懸吊したピストンロッドを上昇させる場合、
シリンダ内ロッド側に圧力空気を供給しロッド側内の空
気圧を、重量物等の荷重に対応した圧力より高めて、ピ
ストンを上昇移動させて行なう。一方、重量物等を懸吊
したピストンロッドを下降させる場合、シリンダ内ロッ
ド側に印加した空気圧はそのままの状態で、ヘッドカバ
ーのポート、及びパイプを通して、ピストンロッドのロ
ッド内空気室に圧力空気を供給し、ロッド内空気室の下
面に圧力を加えて下向きの力を生じさせ、ピストンロッ
ドを下降させる。
【0009】したがって、懸吊された重量物等による下
向きの力とシリンダ内ロッド側に供給する圧力空気によ
る力のバランスをとりながら、ロッド内空気室に供給す
る圧力空気の力により下向きの力を生じさせて、ピスト
ン、ピストンロッドを含む重量物を下降させるが、ロッ
ド内空気室はシリンダチューブよりも大幅に受圧面積が
小さく、下向きの比較的弱い力をかけることができ、電
子式減圧弁を使用せずに、安価な減圧弁を使用してエア
ーシリンダを安全に動作させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1はエアーシリンダの縦断面図を示し、
図2はその横断面図を示している。1はシリンダチュー
ブで、シリンダチューブ1の両側にはヘッドカバー2と
ロッドカバー3がリシンダ内を閉鎖するように取付けら
れる。
【0012】シリンダチューブ1内にはその軸中心位置
にパイプ4が配設され、パイプ4の元部はヘッドカバー
2の内側中央に固定され、パイプ4の先端は、後述のピ
ストンロッド内に開口する。パイプ4の元部の内部は、
ヘッドカバー2内に形成された空気通路2aと連通し、
空気通路2aはポート2bに接続される。
【0013】シリンダチューブ1内にはピストン5が摺
動可能に嵌挿される。このピストン5の中央には孔が穿
設され、上記パイプ4がこの孔に摺動可能に挿通され
る。孔の内周部にはシール材6が嵌着され、パイプ4と
の間をシールする。
【0014】さらに、ピストン5にはピストンロッド7
が固定され、そのピストンロッド7内には端部を閉鎖し
たロッド内空気室8が軸方向に沿って形成され、上記パ
イプ4はこのロッド内空気室8内に挿入されている。こ
のロッド内空気室8の直径はシリンダチューブ1内径の
1/5程度であり、容積は小さい。そして、ピストンロ
ッド7の先端は、ロッドカバー3の中央に設けられた軸
受孔から外部に突出し摺動可能である。
【0015】ヘッドカバー2にはポート2cがシリンダ
チューブ1内のヘッド側と連通して設けられ、ロッドカ
バー3にはポート3aがシリンダチューブ1内のロッド
側と連通して設けられる。
【0016】ポート2cは大気に開放され、ポート3a
には、リリーフ付き減圧弁10と電磁切換弁11(例え
ば3ポート2位置切換弁)を介して、圧力空気源が管路
により接続される。リリーフ付き減圧弁10は、エアー
シリンダのピストンロッド7に懸吊される物体の重量に
応じて設定圧力が設定され、その設定圧力を越えてシリ
ンダ側から圧力がかかった場合、リリーフ弁から圧力を
大気に放出する。
【0017】一方、ポート2bには減圧弁12と電磁切
換弁13(例えば3ポート2位置切換弁)を介して圧力
空気源が管路により接続される。
【0018】上記構成のエアーシリンダは、図1に示す
ように、ピストンロッド7を下方に向けて下向きに設置
され、ピストンロッド7の先端には例えば重量物が懸吊
される。リリーフ付き減圧弁10の設定圧力は、その重
量物、ピストン、及びピストンロッドを上昇させ得る力
に対応した値、つまり、重量物等の重量より少し大きい
重量に対応した力を出すための圧力に設定される。
【0019】例えば、ある重量の重量物を懸吊した際、
ピストン5に100kgfの下向きの力がかかる場合、
それより少し大きい115kgfの力がピストン5に上
向きにかかるように、つまりシリンダ内のロッド側にそ
の力がかかるように、115kgfに対応した圧力が減
圧弁10にセットされる。
【0020】また、ピストンロッド7のロッド内空気室
8内に圧力を供給する側の減圧弁12には、シリンダ内
のロッド側に供給された圧力により上昇しようとするピ
ストン5を、低速で下降させ得る力に対応した圧力が設
定圧力として設定される。例えば、ピストンロッド7に
上記のような重量物を懸吊し、リリーフ付き減圧弁10
の圧力を上記のように設定した場合、例えば30kgf
の力をピストンロッド7に対し下向きにかけるように、
その力に対応した圧力が減圧弁12に設定される。
【0021】このようなエアーシリンダは、通常、電磁
切換弁11を図1のような状態とし、シリンダ内のロッ
ド側に常時所定の圧力を供給した状態で使用される。
【0022】そして、懸吊した重量物を上昇させる場
合、電磁切換弁13を切り換えてポート2bに供給する
圧力を停止させ、ポート2bを大気に開放する。このと
き、シリンダ内のロッド側には、リリーフ付き減圧弁1
0を通して所定の圧力空気が供給されており、ピストン
5に115kgfの力が上向きに生じているため、その
力によりピストン5が上昇し、重量物(100kgfの
力を下向きに生じさせている)が持上げられる。
【0023】一方、懸吊した重量物を下降させる場合、
電磁切換弁13を図1の状態に切り換える。すると、減
圧弁12を通して所定の空気圧がポート2bから空気通
路2a、パイプ4内を経てピストンロッド7のロッド内
空気室8内に供給され、この空気圧によって、例えば3
0kgfの力がロッド内空気室8の先端面に作用し、ピ
ストンロッド7に下向きの力を作用させる。
【0024】このとき、ピストン5のロッド側にはリリ
ーフ付き減圧弁10を通して115kgfの上向きの力
が作用しているが、下向きの力として、重量物の100
kgfの力とロッド内空気室8内の30kgfの力を加
えた130kgfが作用するため、下向きに15kgf
の力が生じ、シリンダ内ロッド側の空気は減圧弁10か
らリリーフされることにより、ピストン5、ピストンロ
ッド7は下降する。
【0025】したがって、重量物は15kgfの比較的
弱い力で下降することになり、重量物が下降途中で作業
者等に当った場合でも、15kgf程度の力であれば、
人はそれを手等で支えることができるため、危険を回避
することができる。
【0026】また、上記のように、エアーシリンダの構
成は比較的簡単であり、接続する空気圧供給用の管路も
少なく、電子式減圧弁を使用せずに、簡単な構成の減圧
弁を使用して作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエアーシリンダの縦断
面図である。
【図2】同エアーシリンダの横断面図である。
【符号の説明】
1−シリンダ、 2−ヘッドカバー、 3−ロッドカバー、 4−パイプ、 5−ピストン、 7−ピストンロッド、 8−ロッド内空気室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にヘッドカバーとロッドカバーを取
    付けたシリンダチューブと、該シリンダチューブ内に嵌
    挿されたピストンと、該ピストンに元部を固定され先端
    部をロッドカバーから突出させたピストンロッドとを有
    し、該ピストンロッドを下向きして設置され、該ピスト
    ンロッドに下向き鉛直荷重をかけて使用するエアーシリ
    ンダにおいて、 該シリンダチューブ内の軸中心位置に、先端を開口し元
    部をヘッドカバーに固定したパイプが配設され、該ピス
    トンの中央に孔が穿設されると共に、該ピストンロッド
    内には該孔と連通するロッド内空気室が形成され、該パ
    イプが該ピストンの孔から該ピストンロッドのロッド内
    空気室に摺動可能に挿入され、該パイプに圧力空気を供
    給するためのポートが該ヘッドカバーに設けられている
    ことを特徴とするエアーシリンダ。
JP7785895A 1995-04-03 1995-04-03 エアーシリンダ Withdrawn JPH08277811A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7785895A JPH08277811A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 エアーシリンダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP7785895A JPH08277811A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 エアーシリンダ

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JPH08277811A true JPH08277811A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13645767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7785895A Withdrawn JPH08277811A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 エアーシリンダ

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JP (1) JPH08277811A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505356A (ja) * 2008-10-10 2012-03-01 ノルルハイドロ・オサケユキテュア デジタル油圧システム
JP2012092981A (ja) * 2006-05-10 2012-05-17 Tuenkers Maschinenbau Gmbh ピストンシリンダユニット
WO2018156536A1 (en) * 2017-02-21 2018-08-30 Parker-Hannifin Corporation Pneumatic cylinder
KR102400447B1 (ko) * 2021-05-13 2022-05-19 신용팔 세라믹 그린시트 압착용 프레스장치

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WO2018156536A1 (en) * 2017-02-21 2018-08-30 Parker-Hannifin Corporation Pneumatic cylinder
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604