JP2001063939A - 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ - Google Patents

可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ

Info

Publication number
JP2001063939A
JP2001063939A JP24420699A JP24420699A JP2001063939A JP 2001063939 A JP2001063939 A JP 2001063939A JP 24420699 A JP24420699 A JP 24420699A JP 24420699 A JP24420699 A JP 24420699A JP 2001063939 A JP2001063939 A JP 2001063939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder chamber
port
oil
piston
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24420699A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuminori Hasegawa
文典 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oil Drive Kogyo Ltd
Original Assignee
Oil Drive Kogyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oil Drive Kogyo Ltd filed Critical Oil Drive Kogyo Ltd
Priority to JP24420699A priority Critical patent/JP2001063939A/ja
Publication of JP2001063939A publication Critical patent/JP2001063939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧エレベータに使用するシリンダ装置の重量
を軽減してコストを削減すること。 【解決手段】ピストン(3)の上面に中空の上部ピスト
ンロッド(1)の下端を固定してその近傍に該中空部に
連通する上側内部ポート(10)を設け、該上部ピスト
ンロッドの上端を固定点としてその近傍に該中空部に連
通する上側外部ポート(11)を設け、該ピストンの下
面に中空の下部ピストンロッド(2)の上端を固定して
その近傍に該中空部に連通する下側内部ポート(12)
を設け、該下部ピストンロッドの下端を固定点としてそ
の近傍に該中空部に連通する下側外部ポート(13)を
設け、さらに内周面が該ピストン外周面に内接しながら
上下に摺動可能なシリンダチューブ(5)内に該ピスト
ンより上側の上部シリンダ室(6)と該ピストンより下
側の下部シリンダ室(7)を設けた可動シリンダ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンダチューブ側
が可動する可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ
に関し、特に安価に製造できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来油圧エレベータとしては、固定され
たシリンダチューブ内を上下に摺動する可動ピストンに
一体に取付けたピストンロッドの上端に直接運搬ケージ
を設けた単独型の油圧エレベータ、又はこのような単独
型油圧エレベータのシリンダチューブと、ピストンロッ
ドの先端にバランスウェイトを固定したシリンダチュー
ブとを連通したバランス型油圧エレベータとからなる省
エネルギー型油圧エレベータなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来型油圧エ
レベータにおいては、運搬ケージの荷重は常時ピストン
ロッドが支えていることになる。しかも荷重の方向は下
向きであるため該ピストンロッドには常時圧縮荷重が作
用しており、これに対抗するためピストンロッドの太さ
はかなり大きくしなければならなかった。このため従来
の油圧エレベータは重量が重くコストも高いものであっ
た。本発明の目的はコストを低減させた軽量の油圧エレ
ベータであって、しかも制御方式として高価なインバー
タ制御を使用しないものを得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に対し
て種々検討してなされたもので、ピストンロッドに常に
引張り荷重が作用する新規な可動シリンダ装置を用いる
ことにより解決したものである。
【0005】即ち本発明の可動シリンダ装置は、ピスト
ンの上面に中空の上部ピストンロッドの下端を固定して
その近傍に該中空部に連通する上側内部ポートを設け、
該上部ピストンロッドの上端を固定点としてその近傍に
該中空部に連通する上側外部ポートを設け、該ピストン
の下面に中空の下部ピストンロッドの上端を固定してそ
の近傍に該中空部に連通する下側内部ポートを設け、該
下部ピストンロッドの下端を固定点としてその近傍に該
中空部に連通する下側外部ポートを設け、さらに内周面
が該ピストン外周面に内接しながら上下に摺動可能なシ
リンダチューブ内に、該ピストンより上側の上部シリン
ダ室と該ピストンより下側の下部シリンダ室を設けてな
り、上側外部ポートから作動油を送り込んで上側内部ポ
ートを通して上部シリンダ室内に供給し、同時に下部シ
リンダ室内の作動油を排出させることによりシリンダチ
ューブを上昇させ、また下側外部ポートから作動油を送
り込んで下側内部ポートを通して下部シリンダ室内に供
給し、同時に上部シリンダ室内の作動油を排出させるこ
とによりシリンダチューブを下降させることを特徴とす
る可動シリンダ装置である。
【0006】また本発明の油圧エレベータは、上記の可
動シリンダ装置のシリンダチューブもしくはこれにウェ
イトを一体結合したシリンダチューブを、先端に運搬ケ
ージを吊下げたロープの他端部に係合させ、該可動シリ
ンダ装置の上側外部ポートに上部シリンダ室排出油用逆
止弁及び上部シリンダ室排出油用電磁制御弁を連結し、
且つ該逆止弁を介して2方向吐出型油圧ポンプの一方の
吐出ポート、油吸入用逆止弁、上部シリンダ室給油用電
磁制御弁及び上部シリンダ室給油用リリーフ弁を連結
し、さらに下側外部ポートに下部シリンダ室排出油用逆
止弁及び下部シリンダ室排出油用電磁制御弁を連結し、
且つ該逆止弁を介して2方向吐出型油圧ポンプの他方の
吐出ポート、油吸入用逆止弁、下部シリンダ室給油用電
磁制御弁及び下部シリンダ室給油用リリーフ弁を連結
し、さらに上側外部ポートと下側外部ポートのいずれか
一方又は双方に圧力スイッチを取付けたことを特徴とす
る油圧エレベータであり、この際作動油補給用油圧ポン
プの吐出ポートにリリーフ弁を連結し、さらに該吐出ポ
ートを分岐してそれぞれ逆止弁を介して上側外部ポート
及び下側外部ポートに連結するのは良好である。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0008】(実施例1)本発明の可動シリンダ装置の
一例を図1に示す。上端が建物などの天井部に固定され
た中空の上部ピストンロッド(1)の下端と、下端が建
物などの床部に固定された中空の下部ピストンロッド
(2)の上端との間に固定ピストン(3)を固定した。
そして該固定ピストン(3)の外周面にはリング状シー
ル部材(4)を取付け、さらに該外周面と液密状態を保
ちながら上下に摺動する内周面を有する円筒状シリンダ
チューブ(5)を、その上端面を塞ぐ上面板及びその下
端面を塞ぐ下面板をそれぞれ該上部ピストンロッド
(1)の外周面及び下部ピストンロッド(2)の外周面
に液密状態に密接摺動するように設けた。従って該シリ
ンダチューブ(5)内の固定ピストン(3)より上側に
は上部シリンダ室(6)が形成され、同時に該固定ピス
トン(3)の下側には下部シリンダ室(7)を形成され
る。また上部ピストンロッド(1)の中空部は、上部シ
リンダ室(6)内に開口した上側内部ポート(10)を
通して該上部シリンダ室(6)内に連通し、且つ上端部
に開口した上側外部ポート(11)を通して外部の油圧
回路に連通している。さらに下部ピストンロッド(2)
の中空部は、下部シリンダ室(7)内に開口した下側内
部ポート(12)を通して該下部シリンダ室(7)内に
連通し、且つ下端部に開口した下側外部ポート(13)
を通して外部の油圧回路に連通している。
【0009】このような可動シリンダ装置の動きを説明
すると、外部の油圧回路から上側外部ポート(11)に
作動油を供給し上側内部ポート(10)を通して上部シ
リンダ室(6)内に送り込むことにより、シリンダチュ
ーブ(5)は上昇することになる。この時は同時に下部
シリンダ室(7)内の作動油は下側外部ポート(13)
を通して排出される。他方下側外部ポート(13)に作
動油を供給し下側内部ポート(12)を通して下部シリ
ンダ室(7)内に送り込むことによりシリンダチューブ
(5)は下降することになり、同時に上側外部ポート
(11)から上部シリンダ室(6)内の作動油は排出さ
れる。
【0010】以上の可動シリンダ装置によれば、シリン
ダチューブや固定ピストンなどの部材の重量、該シリン
ダチューブに作用する荷重及びシリンダチューブ内の作
動油の重量等の大部分を上部ピストンロッドが引張り力
で支えることになるので、該ピストンロッドの太さはそ
れ程大きくならない。従って装置全体の重量も小さくな
り、省スペースとなる。
【0011】(実施例2)次にこのような可動シリンダ
装置を用いた油圧エレベータについて説明する。先ず上
記可動シリンダを駆動する油圧回路について説明する。
図1に併記したように上側外部ポート(11)に連通す
る配管に上部圧力スイッチ(20)及び上部シリンダ室
排出油用電磁制御弁(21)を設け、さらに上部シリン
ダ室排出油用逆止弁(22)を介して、2方向吐出型油
圧ポンプ(23)の一方の吐出ポート(24)、上部シ
リンダ室給油用電磁制御弁(25)及び上部シリンダ室
給油用リリーフ弁(26)を連結し、さらに該一方の吐
出ポート(24)には油吸入用逆止弁(27)を設け
た。なお上記上部シリンダ室排出油用電磁制御弁(2
1)及び上部シリンダ室給油用電磁制御弁(25)の他
方のポートは油タンク(30)に連通した。
【0012】また下側外部ポート(13)に連通する配
管に下部圧力スイッチ(37)及び下部シリンダ室排出
油用電磁制御弁(31)を設け、さらに下部シリンダ室
排出油用逆止弁(32)を介して、2方向吐出型油圧ポ
ンプ(23)の他方の吐出ポート(33)、下部シリン
ダ室給油用電磁制御弁(34)及び下部シリンダ室給油
用リリーフ弁(35)を連結し、さらに該他方の吐出ポ
ート(33)には油吸入用逆止弁(36)を設けた。な
お上記下部シリンダ室排出油用電磁制御弁(31)及び
下部シリンダ室給油用電磁制御弁(34)の他方のポー
トは油タンク(30)に連通した。
【0013】さらに上記シリンダチューブ(5)内に作
動油を補充するために、以下の回路を追加した。即ち作
動油補給用油圧ポンプ(15)の吐出ポートに補給回路
用リリーフ弁(16)を連結し、さらに該吐出ポートを
2つに分岐して、いずれも補給回路用逆止弁(17)
(18)を介して一方は上側外部ポート(11)に連結
し、他方は下側外部ポート(13)に連結した。
【0014】またこのような可動シリンダ装置を油圧エ
レベータとして使用するには、例えば図2に示すように
上記シリンダチューブ(5)と一体にバランスウェイト
(40)を固定し、該バランスウェイト(40)にシリ
ンダ側プーリー(41)を取付け、さらに建物側に第1
プーリー(42)と第2プーリー(43)を取付けて一
端を建物の天井部に固定したロープ(44)を、該シリ
ンダ側プーリー(41)、第1プーリー(42)及び第
2プーリー(43)に掛けて他端に運搬ケージ(45)
を取付けた構成を採る。あるいは図3に示すように他端
に運搬ケージ(45)を採りつけたロープ(44)を上
記と同様の第1及び第2プーリー(42)(43)に掛
けてその他端をシリンダチューブ(5)もしくはバラン
スウェイト(40)に固定した構成を採用する。上記い
ずれの油圧エレベータにおいても、シリンダチューブ
(5)を上昇させたときには運搬ケージ(45)は下降
し、該シリンダチューブ(5)を下降させたときには該
運搬ケージ(45)は上昇するものである。なおこのよ
うな油圧エレベータの運転時において、停電などの非常
停止の際に上記シリンダチューブを手動で上下動させる
ために、本出願人の既出願(特願平11―226203
号)で開示した手動ポンプと手動切換弁からなる装置を
図1の上側外部ポート(11)と下側外部ポート(1
3)との間に設置することができる。
【0015】このような油圧エレベータは図1に示す油
圧回路で制御されるものであり、通常は運搬ケージ(4
5)の上昇時、即ちシリンダチューブ(5)の下降時は
油圧ポンプ(23)の吐出ポート(33)より作動油を
下部シリンダ室(7)に送り込み、上部シリンダ室
(6)から排出される作動油を上部シリンダ室排出油用
電磁制御弁(21)により制御するメーターアウト制御
方式である。同じく運搬ケージ(45)の下降時の制御
も、下部シリンダ室(7)から排出される作動油を下部
シリンダ室排出油用電磁制御弁(31)により制御する
メーターアウト制御方式である。
【0016】なお上部シリンダ室(6)または下部シリ
ンダ室(7)の圧力が低いときに、運搬ケージ内に人あ
るいは荷物を載せると、該運搬ケージは油の圧縮により
わずかに下降する。このような運搬ケージの下降を防止
するため、作動油補給用油圧ポンプ(15)を運転して
該上部下部シリンダ室の圧力をリリーフ弁(16)の設
定圧力まで増加させ、タイマーなどにより停止させるよ
うにする。これにより運搬ケージのわずかな沈みは極め
て小さくなり実用上ほとんど問題がなくなり良好な乗り
心地が得られる。ここでリリーフ弁(16)の設定圧力
は、作動圧力以下で通常約1/2程度で用いる。
【0017】なおこのような可動シリンダ装置では運搬
ケージの積載量の変化がシリンダの内圧に大きな変化を
与えることになる。即ちシリンダチューブ側が運搬ケー
ジより重い場合には上側外部ポート(11)(以下Dポ
ートと記す)側が高圧になり、逆に運搬ケージ側が重い
場合は下側外部ポート(13)(以下Uポートと記す)
側が高圧になる。そしてDポート側が高圧のときは、そ
の負荷圧力と抵抗分の作動圧力で該シリンダチューブを
上昇させることができる。しかしながらシリンダチュー
ブを下降させようとする場合は、通常はUポートに圧力
油を供給するが、このようにDポート側が高圧のときは
シリンダチューブの耐圧上からUポートはできるだけ低
圧の作動油を供給するようにしなければならない。
【0018】そこで可動シリンダのDポート側の圧力
は、運搬ケージの全積載量の約1/2を分岐点として、
積載量ゼロの時Dポート圧力は最大となり、該分岐点で
Uポートとほぼ同圧になり、該分岐点以上全負荷のとき
はUポート側が高圧になる。従って運搬ケージの積載量
がゼロ〜全積載量の1/2の場合、シリンダチューブ
(5)を下降させようとするときにはDポートが高圧と
なるので上部圧力スイッチ(20)の信号により、Uポ
ート側の下部シリンダ室給油用電磁制御弁(34)をO
FFのままでバイパス時の圧力だけをUポートに与える
ブリードオフ制御を行うようにする。なおこの圧力は該
制御弁(34)のバイパス圧力調整ネジで調整する。そ
してこの場合、シリンダチューブ(5)を上昇させよう
とするときには上部圧力スイッチ(20)の信号によ
り、上部シリンダ室給油用電磁制御弁(25)をONに
して上部シリンダ室給油用リリーフ弁(26)の設定圧
力までの圧油をDポートに加えるようにする。
【0019】また運搬ケージの積載量が全積載量の1/
2以下、即ち負荷が1/2〜全負荷になるとDポートの
圧力は下がってUポート側が高圧になる。従ってシリン
ダチューブ(5)を下降させようとする時には、下部圧
力スイッチ(37)の信号により下部シリンダ室給油用
電磁制御弁(34)をONに切換えることにより、下部
シリンダ室給油用リリーフ弁(35)の設定圧力まで昇
圧できるのでスムーズな上昇と停止ができる。なおこの
時速度制御はメーターアウト制御であるから上部シリン
ダ室排出油用電磁制御弁(21)にて行う。また同様に
Uポート側が高圧の場合であって、シリンダチューブ
(5)を上昇させようとするときには下部圧力スイッチ
(37)の信号により、上部シリンダ室給油用電磁制御
弁(25)をOFFのままでバイパス圧力をDポートに
与えるブリードオフ制御を行う。なお本実施例では圧力
スイッチを上側外部ポート(11)及び下側外部ポート
(13)の両方に設けたが、いずれか一方のポートに設
けてその信号により上記制御を行うこともできる。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によれば、より径の細
いピストンロッドを用いた可動シリンダ装置であるの
で、軽量でコストの低い油圧エレベータが得られる。ま
た従来は上昇下降時に各々メーターアウト制御をする場
合油圧ポンプが2台必要であったが、本発明によれば1
台で済む効果がある。さらにインバータ制御を採用せず
にインダクションモータでの制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す可動シリンダ装置の説
明図である。
【図2】本発明油圧エレベータの一例である。
【図3】本発明油圧エレベータの他の例である。
【符号の説明】
1 上部ピストンロッド 2 下部ピストンロッド 3 固定ピストン 4 リング状パッキン 5 シリンダチューブ 6 上部シリンダ室 7 下部シリンダ室 10 上側内部ポート 11 上側外部ポート 12 下側内部ポート 13 下側外部ポート 15 作動油補給用油圧ポンプ 16 補給回路用リリーフ弁 17、18 補給回路用逆止弁 20 上部圧力スイッチ 21 上部シリンダ室排出油用電磁制御弁 22 上部シリンダ室排出油用逆止弁 23 2方向吐出型油圧ポンプ 24 一方の吐出ポート 25 上部シリンダ室給油用電磁制御弁 26 上部シリンダ室給油用リリーフ弁 27 油吸入用逆止弁 30 油タンク 31 下部シリンダ室排出油用電磁制御弁 32 下部シリンダ室排出油用逆止弁 33 他方の吐出ポート 34 下部シリンダ室給油用電磁制御弁 35 下部シリンダ室給油用リリーフ弁 36 油吸入用逆止弁 37 下部圧力スイッチ 40 バランスウェイト 41 シリンダ側プーリー 42 第1プーリー 43 第2プーリー 44 ロープ 45 運搬ケージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンの上面に中空の上部ピストンロッ
    ドの下端を固定してその近傍に該中空部に連通する上側
    内部ポートを設け、該上部ピストンロッドの上端を固定
    点としてその近傍に該中空部に連通する上側外部ポート
    を設け、該ピストンの下面に中空の下部ピストンロッド
    の上端を固定してその近傍に該中空部に連通する下側内
    部ポートを設け、該下部ピストンロッドの下端を固定点
    としてその近傍に該中空部に連通する下側外部ポートを
    設け、さらに内周面が該ピストン外周面に内接しながら
    上下に摺動可能なシリンダチューブ内に、該ピストンよ
    り上側の上部シリンダ室と該ピストンより下側の下部シ
    リンダ室を設けてなり、上側外部ポートから作動油を送
    り込んで上側内部ポートを通して上部シリンダ室内に供
    給し、同時に下部シリンダ室内の作動油を排出させるこ
    とによりシリンダチューブを上昇させ、また下側外部ポ
    ートから作動油を送り込んで下側内部ポートを通して下
    部シリンダ室内に供給し、同時に上部シリンダ室内の作
    動油を排出させることによりシリンダチューブを下降さ
    せることを特徴とする可動シリンダ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の可動シリンダ装置のシリン
    ダチューブもしくはこれにウェイトを一体結合したシリ
    ンダチューブを、先端に運搬ケージを吊下げたロープの
    他端部に係合させ、該可動シリンダ装置の上側外部ポー
    トに上部シリンダ室排出油用逆止弁及び上部シリンダ室
    排出油用電磁制御弁を連結し、且つ該逆止弁を介して2
    方向吐出型油圧ポンプの一方の吐出ポート、油吸入用逆
    止弁、上部シリンダ室給油用電磁制御弁及び上部シリン
    ダ室給油用リリーフ弁を連結し、さらに下側外部ポート
    に下部シリンダ室排出油用逆止弁及び下部シリンダ室排
    出油用電磁制御弁を連結し、且つ該逆止弁を介して2方
    向吐出型油圧ポンプの他方の吐出ポート、油吸入用逆止
    弁、下部シリンダ室給油用電磁制御弁及び下部シリンダ
    室給油用リリーフ弁を連結し、さらに上側外部ポートと
    下側外部ポートのいずれか一方又は双方に圧力スイッチ
    を取付けたことを特徴とする油圧エレベータ。
  3. 【請求項3】作動油補給用油圧ポンプの吐出ポートにリ
    リーフ弁を連結し、さらに該吐出ポートを分岐してそれ
    ぞれ逆止弁を介して上側外部ポート及び下側外部ポート
    に連結した請求項2記載の油圧エレベータ。
JP24420699A 1999-08-31 1999-08-31 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ Pending JP2001063939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24420699A JP2001063939A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24420699A JP2001063939A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001063939A true JP2001063939A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17115354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24420699A Pending JP2001063939A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001063939A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793471B2 (en) * 2002-05-09 2004-09-21 Sergei Latyshev Fluid machine
WO2005082766A2 (de) * 2004-02-24 2005-09-09 Anna Widmann Hydraulischer antrieb mit feststehendem kolben für aufzüge
ITGE20080106A1 (it) * 2008-12-19 2010-06-20 Filippo Rolla S R L Ascensore idraulico
US7810458B2 (en) 2003-11-26 2010-10-12 Graydon Aubrey Shepherd Reciprocating sleeve engine
FR3110154A1 (fr) * 2020-05-14 2021-11-19 Jean Ferras Dispositif pour déplacer verticalement une charge

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793471B2 (en) * 2002-05-09 2004-09-21 Sergei Latyshev Fluid machine
US7810458B2 (en) 2003-11-26 2010-10-12 Graydon Aubrey Shepherd Reciprocating sleeve engine
US7980208B2 (en) 2003-11-26 2011-07-19 Graydon Aubrey Shepherd Reciprocating engine
WO2005082766A2 (de) * 2004-02-24 2005-09-09 Anna Widmann Hydraulischer antrieb mit feststehendem kolben für aufzüge
WO2005082766A3 (de) * 2004-02-24 2006-06-22 Anna Widmann Hydraulischer antrieb mit feststehendem kolben für aufzüge
ITGE20080106A1 (it) * 2008-12-19 2010-06-20 Filippo Rolla S R L Ascensore idraulico
EP2199244A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-23 Filippo Rolla S.r.l. Hydraulic lift
FR3110154A1 (fr) * 2020-05-14 2021-11-19 Jean Ferras Dispositif pour déplacer verticalement une charge

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206872378U (zh) 一种具有空载保护的高空作业平台液压节能系统
JP2000346012A (ja) 油圧シリンダとこれを用いた油圧装置
KR960010228B1 (ko) 유압엘리베이터용 제어밸브장치
CN104310271A (zh) 一种液压举升控制方法
JP2001063939A (ja) 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ
JPH11349288A (ja) 省エネルギ型油圧昇降装置の制御方法
JP2001063940A (ja) 可動シリンダを用いた油圧エレベータ
CN111927837B (zh) 一种油气悬架升降液压系统及升降方法
CN209890194U (zh) 一种叉车升降液压控制系统及叉车
CN110862047A (zh) 一种升降机用防爆同步回路的液压控制装置及方法
JPH11255443A (ja) ロープ式エレベータのケージの位置調整装置
JP2791851B2 (ja) 省エネルギ型油圧エレベータ
JP2001048446A (ja) 非常停止時の移動機能を有する油圧エレベータ
JP2003002559A (ja) 油圧式エレベータの油圧ジャッキ及びそれを用いた油圧回路
JPH0249362Y2 (ja)
CN218817294U (zh) 升降机液压系统及剪叉升降机
JP3148681B2 (ja) 油圧式エレベータ
CN216407315U (zh) 一种用于储料仓的液压驱动系统及储料仓
JP2575625Y2 (ja) 大型油圧プレス機用油圧回路装置
JP2000007292A (ja) 昇降装置
JPS6139739Y2 (ja)
JPH0249363Y2 (ja)
JPS6123921Y2 (ja)
RU1781156C (ru) Гидравлический лифт
CN107738967A (zh) 基于多级液压缸的升降装置及其控制方法