JPH08268334A - 車両の骨格結合構造 - Google Patents

車両の骨格結合構造

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JPH08268334A
JPH08268334A JP7596495A JP7596495A JPH08268334A JP H08268334 A JPH08268334 A JP H08268334A JP 7596495 A JP7596495 A JP 7596495A JP 7596495 A JP7596495 A JP 7596495A JP H08268334 A JPH08268334 A JP H08268334A
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JP
Japan
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pillar
ribs
adhesive
bracket
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JP7596495A
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Hiroshi Yamamoto
寛 山本
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種金属を素材とする骨格部材の結合の際に
電食腐食が生じることのない接着を用いた結合構造にお
いて、高い結合強度が得られ、しかも、結合部分に不要
な出っ張りが生じることのないようにすること。 【構成】 ルーフサイドレール2の下壁2cにピラー挿
入口2gを穿設し、このピラー挿入口2gの縁部に2枚
のリブ2d,2eをルーフサイドレール2の長手方向に
立設する一方、リブ2d,2eの間にブラケット8を設
けてリブ2d,2eに直交する向きの縦壁8aをピラー
挿入口2gの縁部に立設して、ピラー挿入口2gの周縁
に2枚のリブ2d,2eならびに2枚の縦壁8a,8a
を立設し、これらリブ2d,2eならびに縦壁8a,8
aにピラー3の外周を接着材で接着した結合構造とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の骨格結合構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の骨格結合構造として、例え
ば、実開平1−132481号公報に記載のものが知ら
れている。
【0003】この従来の車両の骨格結合構造は、ピラー
を構成する第1の角パイプとルーフサイドレールを構成
する第2の角パイプとが、両角パイプが直角に突き当て
られる部位において、そのコーナ部に位置するように第
1の角パイプにボルト・ナットで固定したリテーナに、
第2の角パイプをやはりボルト・ナットで固定して結合
させた結合構造となっている。
【0004】あるいは、両角パイプをスポット溶接やC
2 溶接により結合させる技術が周知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の車両の骨格結合構造にあっては、結合させる骨格
部材の一方にアルミニウムが用いられ、アルミニウムと
鉄といった異種金属材の結合であったり、あるいはアル
ミニウムどうしの結合に適用した場合以下に述べるよう
な問題があった。
【0006】すなわち、周知の溶接による結合の場合、
アルミニウムので熱伝導率が高いことから、溶接むらが
できやすく安定した結合強度が得られない。
【0007】また、上記公報のボルト・ナットを用いた
結合構造では、異種金属どうしの結合あるいはアルミニ
ウムどうしでもボルト・ナットに鉄を用いた場合には、
電食腐食が生じる。また、角パイプどうしが突き当てら
れるコーナ部に略三角形状の大型のリテーナが存在する
ことから、結合後にこのリテーナを覆い隠す部材を設け
る必要があり、作業の手間ならびにコストが増すととも
に、開口部が狭められる。
【0008】そこで、アルミニウムを素材とする骨格部
材の結合の場合のように電食腐食が生じるおそれのある
結合には、接着材を用いれば金属どうしが直接接触する
ことがないので電食腐食が生じないことが知られている
が、接着材による結合強度は剥離方向に弱く、例えば、
従来技術においてリテーナと角パイプとの結合をボルト
・ナットに代えて接着材で行った場合には、十分な結合
強度が得られない。
【0009】ちなみに、アルミニウムどうしを結合する
場合、上述の従来技術においてリテーナならびにボルト
・ナットにアルミニウムを素材とするものを用いれば電
食腐食のおそれはなくなるが、リテーナならびにボルト
・ナットが非常に高価になるとともに十分な強度が得難
い。
【0010】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、異種金属を素材とする骨格部材の結合
の際に電食腐食が生じることのない接着を用いた結合構
造において、高い結合強度が得られ、しかも、結合部分
に不要な出っ張りが生じることのないようにすることを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、押出成形により形成されて車体の前後
あるいは左右に延在された中空の第1骨格部材と、押出
成形により形成されて車体に立設された第2骨格部材と
の結合構造であって、前記第1骨格部材の壁面に骨格部
材挿入口が穿設され、前記第1骨格部材の内部には、2
枚のリブが前記骨格部材挿入口を挟むようにその縁部を
通って第1骨格部材の長手方向に延在され、かつ、この
2枚のリブの間には、これらリブに直交して前記骨格部
材挿入口を挟む位置に立設された2枚の縦壁と、前記第
1骨格部材の長手方向に延在された接着面で前記壁面に
接着された接着片とを有したブラケットが設けられ、前
記第2骨格部材の先端外周が前記骨格部材挿入口から第
1骨格部材の内部に挿入されて、その外周面を前記リブ
と前記ブラケットの縦壁とに接着されて結合されている
構造とした。
【0012】請求項2記載の発明では、前記第1骨格部
材が車両のルーフ骨格部材であり、前記第2骨格部材が
略四角筒形状のピラーであり、前記ピラーの上端部に
は、前記ルーフ骨格部材の延在方向で対向するピラーの
内周の2面に当接可能な2枚の縦壁片と、この縦壁片の
上端に設けられてピラーの上端に係止可能な係止爪と、
前記縦壁片を結合させる連結片とを備えたリテーナが差
し込まれ、このリテーナの縦壁片にウエルドナットが設
けられているとともに、リテーナ差込状態でウエルドナ
ットに符合する位置のピラーに貫通穴が形成され、前記
ブラケットの接着片にウエルドナットが設けられている
とともに、ブラケット接着状態でこのウエルドナットと
符合する位置のルーフ骨格部材の壁面に貫通穴が設けら
れている結合構造とした。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、第1骨格部材と第2
骨格部材とを結合させる場合、まず、接着片に接着材を
塗布したブラケットを骨格部材挿入口から第1骨格部材
の内部に挿入し、ブラケットの2枚の縦壁がリブに直交
する向きで骨格部材挿入口の縁部に立設させるように配
置させて、接着片を第1骨格部材の壁面に接着させる。
【0014】次に、第2骨格部材の先端部の外周の全周
に接着材を塗布して、骨格部材挿入口から第1骨格部材
の内部に挿入させ、外周を、2枚のリブならびに2枚の
縦壁に接着させる。
【0015】この結合構造では、第1骨格部材と第2骨
格部材との間で、前後左右方向に作用する力は、2枚の
リブの壁面、あるいはブラケットの2枚の縦壁のいずれ
かで接着面を圧縮する方向に受け止められ、接着面を剥
離する方向に作用することがない。また、ブラケットの
縦壁に作用した力は、ブラケットの接着片ではその延在
方向に作用し、この場合も、剥離方向に作用しない。
【0016】請求項2記載の発明では、結合作業時に、
第2骨格部材の接着を行った後に、2枚の取付片を略L
字形状に有し、各取付片に貫通穴が穿設されてL字ブラ
ケットを用い、このL字ブラケットをピラーとルーフ骨
格部材で形成されるコーナ部に当接させ、L字ブラケッ
トの各取付片の貫通穴をピラーの貫通穴ならびにルーフ
骨格部材の壁面の貫通穴と符合させた後、L字ブラケッ
ト側から貫通穴にボルトを挿通させて、ルーフ骨格部材
内のブラケット、ならびにリテーナのウエルドナットと
締結させる。
【0017】これにより、接着材が硬化するまでの間の
ルーフ骨格部材とピラーとの仮止めが成される。そし
て、接着材が硬化したら、必要であればボルトならびに
ブラケットを取り外す。
【0018】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】図3は、本発明実施例の車両の骨格結合構
造を適用した車両(小型バス)を示す斜視図であり、本
実施例構造は図においてAで示す部位、すなわち、車体
のルーフ1の側部に略全長に亘り前後方向に延在された
ルーフサイドレール(第1骨格部材=ルーフ骨格部材)
2と、車体に立設されたピラー(第2骨格部材)3との
結合に適用されている。
【0020】図4は図3のS4−S4断面図であって、
前記ピラー3は、下端をボディサイドパネル4に支持さ
れている。また、ボディサイドパネル4と前記ルーフサ
イドレール2との間には、上下に固定ガラス5とスライ
ドガラス6,6が支持されている。
【0021】次に、図1,2により前記ルーフサイドレ
ール2とピラー3との結合構造について詳細に説明す
る。
【0022】前記ルーフサイドレール2は、アルミニウ
ムを押し出し成形して一定断面形状に形成されており、
図1,2に示すように内部空間2aを上下に分割して設
けられた中間壁2bと下壁2c(壁面)との間に2条の
リブ2d,2eが立設されて長手方向に全長に亘って設
けられ、これらリブ2d,2eの間に挿入空間部2fが
形成されている。なお、このリブ2d,2eの間隔は、
ピラー3の厚み寸法よりも僅かに長い(1.00〜2.00mm程
度)寸法に形成されている。
【0023】そして、ルーフサイドレール2の下壁2c
には、ピラー3が立設される位置に対応して一定間隔で
ピラー挿入口(骨格部材挿入口)2gが開口されてい
る。なお、このピラー挿入口2gは、ピラー3を挿入可
能にピラー3の外形寸法よりも僅かに大きな寸法に形成
されている。また、下壁2cの前記ピラー挿入口2gの
前後位置には、ボルト7,7を挿通させるための貫通穴
2h,2hが形成されている。
【0024】さらに、前記ピラー挿入口2gの近傍の前
記挿入空間2f内には、鉄を素材としてハット断面形状
に形成されたブラケット8が、縦壁8aを前後に配置す
るとともに上板8bを中間壁2bの下面に当接させ、さ
らに、鉄製のウエルドナット8cが設けられている接着
フランジ8dを、ルーフサイドレール2の下壁2cの上
面に接着材により接着して固定されている。なお、この
ブラケット8をアルミニウムで形成した場合には、ウエ
ルドナット8cに相当するナットを接着フランジ8dに
接着する。
【0025】以上の構成により、ルーフサイドレール2
の挿入空間2fの内部には、ピラー挿入口2gの周囲
に、リブ2d,2eとブラケット8の縦壁8a,8aに
より、前後左右に壁面が形成されている。
【0026】次に、前記ピラー3は、アルミニウムの押
し出し成形により断面が略長方形の筒状に形成されてい
る。そして、前記ピラー3の上端部には、鉄を素材とし
てハット断面形状に形成されたリテーナ9が挿入されて
いる(図2では図示を省略している)。すなわち、この
リテーナ9は、ピラー3の内周にウエルドナット9aを
支持するためのもので、上端部に前記ピラー3の上縁に
係止可能な係止爪9bが設けられた縦壁片9c,9c
と、この縦壁片9c,9cを連結する連結片9dを有
し、各縦壁片9cの内側に鉄製のウエルドナット9aが
溶接されている。また、ピラー3の上端部の前後におい
て前記ウエルドナット9a,9aと符合する位置に貫通
穴3a,3aが形成されている。
【0027】次に、実施例の結合構造による結合作業の
手順を説明する。
【0028】まず、ブラケット8を、その接着フランジ
8dに接着材を塗布した後、ルーフサイドレール2のピ
ラー挿入口2gから挿入空間2fの内部に挿入し、接着
フランジ8dのウエルドナット8cの位置とルーフサイ
ドレール2の貫通穴2hとが符合するように配置して、
接着フランジ8dを下壁2cに接着する。
【0029】一方、ピラー3に当接する部分に接着材を
塗布したリテーナ9を、ピラー3の上端から挿入させ、
係止爪9bをピラー3の上端に係止させて貫通穴3aの
位置とウエルドナット9aの位置を符合させる。
【0030】その後、ピラー3の上端部の外表面に全周
に亘って接着材を塗布して、図2に示すように、ルーフ
サイドレール2のピラー挿入口2gから挿入空間2f内
に挿入させ、ピラー3の前後面をブラケット8の縦壁8
aと接着させるとともに、ピラー3の左右面をルーフサ
イドレール2のリブ2d,2eに接着させる。
【0031】そして、この接着材が硬化する前に、ピラ
ー3の前後面とルーフサイドレール2の下壁2cとで形
成されるコーナ部に、図1に示すL型に取付片10a,
10aを有したL字ブラケット10を当接させ、各取付
片10aに形成された貫通穴10bに下方から差し込ん
だ鉄製のボルト7を、ルーフサイドレール2の下壁2c
の貫通穴2hを挿通させてブラケット8のウエルドナッ
ト8cと締結させ、L字ブラケット10の貫通穴10b
に前後から差し込んだボルト11は、ピラー3の貫通穴
3aを貫通させてリテーナ9のウエルドナット9aと締
結させ、接着材が硬化するまでの間の仮止めを行う。
【0032】その後、接着材が硬化したら各ボルト7,
11を緩めてL字ブラケット10を取り外す。なお、こ
のL字ブラケット10およびボルト7,11は、取り付
けたままにしてもよく、その場合、L字ブラケット10
とルーフサイドレール2ならびにピラー3との間には、
接着材を介在させて電食腐食を防止する。
【0033】以上のようにして結合させた本実施例の結
合構造では、アルミニウムを素材としたルーフサイドレ
ール2ならびにピラー3と、鉄を素材としたブラケット
8ならびにリテーナ9との間には、接着材を介在させて
いるため、電食腐食が生じることはない。
【0034】また、この接着材によるルーフサイドレー
ル2とピラー3との接着面は、前後左右の4方向に形成
されているため、両者の間で作用する力を接着面の剥離
方向のみで受け止めることがなく、高い結合強度が得ら
れる。
【0035】また、ルーフサイドレール2とピラー3と
のコーナ部は、L字ブラケット10を残したとしても外
側に出っ張る部分はボルト7,11の頭部だけであり、
L字ブラケット10を取り外した場合には出っ張りが全
く無くなることになり、これらを隠すための処理が不要
であるとともに、固定ガラス5が設けられている部分の
開口面積が狭まることがない。
【0036】すなわち、本実施例構造では、アルミニウ
ムを素材とした骨格部材どうしを結合させる構造におい
て、接着材を用いる結合構造として電食腐食が生じない
ようにしながら、高い結合強度が得られるという効果を
奏するとともに、高い結合強度を得るにあたり、骨格部
材どうしのコーナ部に出っ張りが生じることもないとい
う効果を奏する。
【0037】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発
明に含まれる。
【0038】例えば、実施例では、第1骨格部材として
ルーフサイドレールを示したが、ルーフの車幅方向に横
架される骨格部材や、床に前後方向やあるいは車幅方向
に横架される部材にも適用できる。
【0039】また、実施例では、骨格部材をアルミニウ
ムで形成した例を示したが、骨格部材の素材としては、
アルミニウムに限定されるものではなく、ジュラルミン
などの他の金属や、あるいは硬質の樹脂を用いることも
できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の車両の
骨格結合構造にあっては、第1骨格部材の壁面に骨格部
材挿入口を穿設し、この骨格部材挿入口の縁部に2枚の
リブを第1骨格部材の長手方向に立設する一方、リブの
間にブラケットを設けてリブに直交する向きの縦壁を骨
格部材挿入口の縁部に立設して、骨格部材挿入口の周縁
に2枚のリブならびに2枚の縦壁を立設させ、これらリ
ブならびに縦壁に第2骨格部材の外周を接着材で接着す
る結合構造としたため、第1骨格部材と第2骨格部材と
の間で、前後左右方向に作用する力は、2枚のリブの壁
面、あるいはブラケットの2枚の縦壁のいずれかで接着
面を圧縮する方向に受け止められ、接着面を剥離する方
向に作用することがなく、また、ブラケットの縦壁に作
用した力も接着片で剥離方向に作用しないから、高い結
合強度が得られ、加えて、両骨格部材の外部に他の部材
を用いることが不要である。したがって、アルミニウム
どうしあるいはアルミニウムと異種金属との結合などの
ように電食腐食が生じるおそれのある結合に適用するこ
とができる接着を用いた結合構造において、高い結合強
度が得られ、しかも、結合部分に不要な出っ張りが生じ
ることのないようにすることができるという効果が得ら
れる。
【0041】請求項2記載の発明では、第2骨格部材と
してのピラーの上端部にリテーナを差し込み、このリテ
ーナにピラーの貫通穴と符合する位置にウエルドナット
を設け、一方、第1骨格部材としてのルーフ骨格部材の
壁面に設けた貫通穴と符合する位置のブラケットの接着
片にウエルドナットを設け、ルーフ骨格部材とピラーと
のコーナ部にL字ブラケットを当接させて各ウエルドナ
ットにボルトを締結させれば、ルーフ骨格部材とピラー
との仮止めができるため、簡単な構成により容易に仮止
めが可能となるという効果が得られるとともに、この構
造では、仮止めの後には、ボルトならびにL字ブラケッ
トを取り外すことが可能で、結合部に不要な出っ張りが
生じることがないという効果が得られる。また、このよ
うなブラケットとボルトは、取り付けたままであって
も、従来と比較すれば、結合部に不要な出っ張りが生じ
ることがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の車両の骨格結合構造を示す分解
斜視図である。
【図2】実施例結合構造による結合部を下方から見上げ
た斜視図である。
【図3】実施例結合構造を適用した車両の斜視図であ
る。
【図4】図3のS4−S4断面図である。
【符号の説明】
2 ルーフサイドレール(第1骨格部材) 2a 内部空間 2c 下壁(壁面) 2d リブ 2e リブ 2g ピラー挿入口(骨格部材挿入口) 2h 貫通穴 3 ピラー(第2骨格部材) 3a 貫通穴 8 ブラケット 8a 縦壁 8c ウエルドナット 8d 接着フランジ(接着片) 9 リテーナ 9a ウエルドナット 9b 係止爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形により形成されて車体の前後あ
    るいは左右に延在された中空の第1骨格部材と、押出成
    形により形成されて車体に立設された第2骨格部材との
    結合構造であって、 前記第1骨格部材の壁面に骨格部材挿入口が穿設され、 前記第1骨格部材の内部には、2枚のリブが前記骨格部
    材挿入口を挟むようにその縁部を通って第1骨格部材の
    長手方向に延在され、かつ、この2枚のリブの間には、
    これらリブに直交して前記骨格部材挿入口を挟む位置に
    立設された2枚の縦壁と、前記第1骨格部材の長手方向
    に延在された接着面で前記壁面に接着された接着片とを
    有したブラケットが設けられ、 前記第2骨格部材の先端外周が前記骨格部材挿入口から
    第1骨格部材の内部に挿入されて、その外周面を前記リ
    ブと前記ブラケットの縦壁とに接着されて結合されてい
    ることを特徴とする車両の骨格結合構造。
  2. 【請求項2】 前記第1骨格部材が車両のルーフ骨格部
    材であり、 前記第2骨格部材が略四角筒形状のピラーであり、 前記ピラーの上端部には、前記ルーフ骨格部材の延在方
    向で対向するピラーの内周の2面に当接可能な2枚の縦
    壁片と、この縦壁片の上端に設けられてピラーの上端に
    係止可能な係止爪と、前記縦壁片を結合させる連結片と
    を備えたリテーナが差し込まれ、 このリテーナの縦壁片にウエルドナットが設けられてい
    るとともに、リテーナ差込状態でウエルドナットに符合
    する位置のピラーに貫通穴が形成され、 前記ブラケットの接着片にウエルドナットが設けられて
    いるとともに、ブラケット接着状態でこのウエルドナッ
    トと符合する位置のルーフ骨格部材の壁面に貫通穴が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の骨
    格結合構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109018025A (zh) * 2018-09-30 2018-12-18 安徽安凯汽车股份有限公司 一种客车顶部装饰罩结构

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