JPH08261292A - Ｖリブドベルト - Google Patents
ＶリブドベルトInfo
- Publication number
- JPH08261292A JPH08261292A JP9145595A JP9145595A JPH08261292A JP H08261292 A JPH08261292 A JP H08261292A JP 9145595 A JP9145595 A JP 9145595A JP 9145595 A JP9145595 A JP 9145595A JP H08261292 A JPH08261292 A JP H08261292A
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- Japan
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- straight line
- belt
- ribbed belt
- arc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ｖリブドベルトのリブ底形状を従来のリブ底
に比べて大きくすることにより、ベルト駆動時に発生す
る粘着発音を防止し、あわせて注水時の水はけ性も改良
されて、ベルト張力を維持し、効率的な動力伝達力を保
持しうるＶリブドベルトを提供する。 【構成】 接着ゴム層２内に抗張体ロープ３をスパイラ
ル状に埋設した抗張体層の下面側に、ベルト長手方向に
延出する複数のＶ形リブ６を一体的に配置してなるＶリ
ブドベルトにおいて、Ｖ形リブ６のリブ底１０には１つ
の半円弧１１と、その半円弧に接し且つＶリブ側面の傾
斜直線１３と交わる垂直直線１２を有するＶリブドベル
ト。
に比べて大きくすることにより、ベルト駆動時に発生す
る粘着発音を防止し、あわせて注水時の水はけ性も改良
されて、ベルト張力を維持し、効率的な動力伝達力を保
持しうるＶリブドベルトを提供する。 【構成】 接着ゴム層２内に抗張体ロープ３をスパイラ
ル状に埋設した抗張体層の下面側に、ベルト長手方向に
延出する複数のＶ形リブ６を一体的に配置してなるＶリ
ブドベルトにおいて、Ｖ形リブ６のリブ底１０には１つ
の半円弧１１と、その半円弧に接し且つＶリブ側面の傾
斜直線１３と交わる垂直直線１２を有するＶリブドベル
ト。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は動力伝動用ベルトの一
つである平ベルト本体の下面に、ベルト長手方向に延出
する複数本のＶ形リブを平ベルト本体と一体に形成した
Ｖリブドベルトに関する。
つである平ベルト本体の下面に、ベルト長手方向に延出
する複数本のＶ形リブを平ベルト本体と一体に形成した
Ｖリブドベルトに関する。
【０００２】
【従来の技術】Ｖリブドベルトは動力伝動用Ｖベルトに
比べ、Ｖ形リブの存在によるプーリとの接触面の拡大分
だけ動力伝達力は増大する。しかし、Ｖ形リブ群の存在
は、ベルトをプーリに巻掛け走行せしめた折、特に小径
プーリにこのベルトを巻掛けた折、ベルトのＶ形リブの
リブ角度は小さくなり、ベルトリブ部自体は細身とな
り、これが原因で、ベルトリブ部はプーリとの関係で部
分接触となり従動プーリの負荷が上昇し、接触角度が小
さくなるためスリップによる発音が生じ易い。また、こ
れに伴いベルト張力の低下、ひいては動力伝達能力の低
下などＶリブドベルト特有の解決すべき問題点を発生せ
しめる。
比べ、Ｖ形リブの存在によるプーリとの接触面の拡大分
だけ動力伝達力は増大する。しかし、Ｖ形リブ群の存在
は、ベルトをプーリに巻掛け走行せしめた折、特に小径
プーリにこのベルトを巻掛けた折、ベルトのＶ形リブの
リブ角度は小さくなり、ベルトリブ部自体は細身とな
り、これが原因で、ベルトリブ部はプーリとの関係で部
分接触となり従動プーリの負荷が上昇し、接触角度が小
さくなるためスリップによる発音が生じ易い。また、こ
れに伴いベルト張力の低下、ひいては動力伝達能力の低
下などＶリブドベルト特有の解決すべき問題点を発生せ
しめる。
【０００３】これらのＶリブドベルトに派生する問題点
を解決する一手段として、ベルトの各リブ底部及び各リ
ブ先端部にそれぞれ円弧（アール）を設けて、これら両
部におけるアール部分をこれらに接する直線で結び、リ
ブ部の側面部分を形成したＶリブドベルトが提案されて
いる。また上記Ｖリブドベルトはベルト仕様によっては
短繊維をリブ表面に露出させる為に、グライディングホ
ィールにて研磨する製造方法が採られており、研磨時の
研磨屑がリブ底に挟まったり露出繊維に絡まり、この研
磨屑が走行初期の高張力により粘着し発音の原因となる
ので、この研磨屑を除去してやらなければならない。
又、図６に示す如くＶ形リブ側面の傾斜直線１３延長上
にリブ底Ｒ’の接点を有する形状では、リブ底の円弧径
Ｒ’が大きくなるとプーリ先端がリブ底１０’に当た
り、リブ研磨時の研磨屑がリブ底に溜まって、みかけ上
リブ底Ｒ’が大きくなっていた。
を解決する一手段として、ベルトの各リブ底部及び各リ
ブ先端部にそれぞれ円弧（アール）を設けて、これら両
部におけるアール部分をこれらに接する直線で結び、リ
ブ部の側面部分を形成したＶリブドベルトが提案されて
いる。また上記Ｖリブドベルトはベルト仕様によっては
短繊維をリブ表面に露出させる為に、グライディングホ
ィールにて研磨する製造方法が採られており、研磨時の
研磨屑がリブ底に挟まったり露出繊維に絡まり、この研
磨屑が走行初期の高張力により粘着し発音の原因となる
ので、この研磨屑を除去してやらなければならない。
又、図６に示す如くＶ形リブ側面の傾斜直線１３延長上
にリブ底Ｒ’の接点を有する形状では、リブ底の円弧径
Ｒ’が大きくなるとプーリ先端がリブ底１０’に当た
り、リブ研磨時の研磨屑がリブ底に溜まって、みかけ上
リブ底Ｒ’が大きくなっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】前記Ｖリブドベルト
は、ベルトのリブ先端部分の変形は大きく緩和されて
も、リブ側面部の変形は依然として大きく、ベルトとプ
ーリとがスムーズに嵌合しない。又、リブ先端近くの研
磨屑は容易に除去できるがリブ底１０’近傍の露出繊維
に絡った研磨屑は、完全な除去が困難であり、プーリ先
端がリブ底に当たって摩耗を起こさせたり、リブ底に溜
まった研磨屑が粘着発音の原因となったりする問題点が
ある。
は、ベルトのリブ先端部分の変形は大きく緩和されて
も、リブ側面部の変形は依然として大きく、ベルトとプ
ーリとがスムーズに嵌合しない。又、リブ先端近くの研
磨屑は容易に除去できるがリブ底１０’近傍の露出繊維
に絡った研磨屑は、完全な除去が困難であり、プーリ先
端がリブ底に当たって摩耗を起こさせたり、リブ底に溜
まった研磨屑が粘着発音の原因となったりする問題点が
ある。
【０００５】この発明は、前記Ｖリブドベルトに内在す
る問題点を改善すべく鋭意検討した結果提案されたもの
で、Ｖリブドベルトのリブ底形状を従来のリブ底に比べ
て大きくすることにより、ベルト駆動時に発生する粘着
発音を防止し、あわせて注水時の水はけ性も改良され
て、ベルト張力を維持し、効率的な動力伝達力を保持し
うるＶリブドベルトを提供することを目的とする。
る問題点を改善すべく鋭意検討した結果提案されたもの
で、Ｖリブドベルトのリブ底形状を従来のリブ底に比べ
て大きくすることにより、ベルト駆動時に発生する粘着
発音を防止し、あわせて注水時の水はけ性も改良され
て、ベルト張力を維持し、効率的な動力伝達力を保持し
うるＶリブドベルトを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るＶリブドベルトは以下のような構成
を採用している。即ち、接着ゴム層内に抗張体ロープを
スパイラル状に埋設した抗張体層の下面側に、ベルト長
手方向に延出する複数のＶ形リブを一体的に配置してな
るＶリブドベルトにおいて、該Ｖ形リブのリブ底には１
つの半円弧と、その半円弧の両端にてその半円弧に接し
且つＶ形リブ側面の傾斜直線と交わる所定長さの垂直直
線とを有することを第１の特徴とするＶリブドベルト。
更に、接着ゴム層内に抗張体ロープをスパイラル状に埋
設した抗張体層の下面側に、ベルト長手方向に延出する
複数のＶ形リブを一体的に配置してなるＶリブドベルト
において、該Ｖ形リブのリブ底には左右両側に四分の一
円弧を有し、その間を水平直線又は大円弧で結んだもの
と、該円弧の他端にてその円弧に接し且つＶ形リブ側面
の傾斜直線と交わる所定長さの垂直直線とを有すること
を第２の特徴とするＶリブドベルト。そして、リブ底の
円弧の半径Ｒは０．１〜１．０ｍｍで、リブ底の垂直直
線の長さはリブ高さの５〜３０％の範囲になるように設
定されているＶリブドベルトである。
に、この発明に係るＶリブドベルトは以下のような構成
を採用している。即ち、接着ゴム層内に抗張体ロープを
スパイラル状に埋設した抗張体層の下面側に、ベルト長
手方向に延出する複数のＶ形リブを一体的に配置してな
るＶリブドベルトにおいて、該Ｖ形リブのリブ底には１
つの半円弧と、その半円弧の両端にてその半円弧に接し
且つＶ形リブ側面の傾斜直線と交わる所定長さの垂直直
線とを有することを第１の特徴とするＶリブドベルト。
更に、接着ゴム層内に抗張体ロープをスパイラル状に埋
設した抗張体層の下面側に、ベルト長手方向に延出する
複数のＶ形リブを一体的に配置してなるＶリブドベルト
において、該Ｖ形リブのリブ底には左右両側に四分の一
円弧を有し、その間を水平直線又は大円弧で結んだもの
と、該円弧の他端にてその円弧に接し且つＶ形リブ側面
の傾斜直線と交わる所定長さの垂直直線とを有すること
を第２の特徴とするＶリブドベルト。そして、リブ底の
円弧の半径Ｒは０．１〜１．０ｍｍで、リブ底の垂直直
線の長さはリブ高さの５〜３０％の範囲になるように設
定されているＶリブドベルトである。
【０００７】
【作用】この発明に係るＶリブドベルトは、該ベルトを
Ｖ形リブプーリに巻掛け走行せしめるにあたり、ベルト
のＶ形リブ部はプーリに巻掛けられるとプーリの先端と
リブ底までの空間が大きくなっていることにより、注水
時の水はけ性がよくなり摩擦係数の低下が少なくなると
共に、研磨時に推積され易い研磨屑の付着がないため熱
発散によって粘着発音防止および屈曲性が改善されて伝
達性能の向上とベルト寿命が大巾に向上する。
Ｖ形リブプーリに巻掛け走行せしめるにあたり、ベルト
のＶ形リブ部はプーリに巻掛けられるとプーリの先端と
リブ底までの空間が大きくなっていることにより、注水
時の水はけ性がよくなり摩擦係数の低下が少なくなると
共に、研磨時に推積され易い研磨屑の付着がないため熱
発散によって粘着発音防止および屈曲性が改善されて伝
達性能の向上とベルト寿命が大巾に向上する。
【０００８】
【実施例】次に、本発明に係るＶリブドベルトについ
て、添付図面に基づき具体的に説明する。先ず、本発明
のＶリブドベルトに関し、図１は本発明に係るＶリブド
ベルトの一部を示す斜視図、図２は図１の巾方向断面図
である。
て、添付図面に基づき具体的に説明する。先ず、本発明
のＶリブドベルトに関し、図１は本発明に係るＶリブド
ベルトの一部を示す斜視図、図２は図１の巾方向断面図
である。
【０００９】Ｖリブドベルト１はクロロプレンゴム（Ｃ
Ｒ）、水素化ニトリルゴム（ＨＮＢＲ）、ＣＳＭゴム、
天然ゴム（ＮＲ）、スチレンブタジエンゴム（ＳＢ
Ｒ）、ブダジエンゴム（ＢＲ）などからなる接着ゴム層
２内にベルト長手方向に沿ってポリエステル、ナイロ
ン、アラミド繊維等の低伸度高強力の抗張体ロープ３が
埋設され、該接着ゴム層２の上面には経緯綿糸または綿
糸と合成繊維糸との混紡糸で織成された伸縮性を有する
ゴム付帆布４をその伸縮方向をベルト長手方向に一致せ
しめて１〜複数枚被覆されている。
Ｒ）、水素化ニトリルゴム（ＨＮＢＲ）、ＣＳＭゴム、
天然ゴム（ＮＲ）、スチレンブタジエンゴム（ＳＢ
Ｒ）、ブダジエンゴム（ＢＲ）などからなる接着ゴム層
２内にベルト長手方向に沿ってポリエステル、ナイロ
ン、アラミド繊維等の低伸度高強力の抗張体ロープ３が
埋設され、該接着ゴム層２の上面には経緯綿糸または綿
糸と合成繊維糸との混紡糸で織成された伸縮性を有する
ゴム付帆布４をその伸縮方向をベルト長手方向に一致せ
しめて１〜複数枚被覆されている。
【００１０】一方、接着ゴム層２の下面には、該接着ゴ
ムと同材質のゴムからなる圧縮ゴム層５、具体的にはベ
ルト長手方向にのびる複数本の摩擦伝動部たるＶ形リブ
６が一体に形成されている。
ムと同材質のゴムからなる圧縮ゴム層５、具体的にはベ
ルト長手方向にのびる複数本の摩擦伝動部たるＶ形リブ
６が一体に形成されている。
【００１１】このＶ形リブ６内には、必要に応じて天然
繊維、合成繊維等からなる短繊維７が所定量の割合でベ
ルト巾方向に配向混入されている。
繊維、合成繊維等からなる短繊維７が所定量の割合でベ
ルト巾方向に配向混入されている。
【００１２】このＶ形リブ６には、本発明の要部が存在
し、詳しくは一例として図２及び図４に示す如く、Ｖ形
リブ６のリブ底１０形状は、半径Ｒの半円弧１１と、そ
の半円弧１１の両端にて半円弧に接し且つリブ側面の傾
斜直線１３と交わるリブピッチ方向と垂直な長さＸの垂
直直線１２とから形成されており、リブ底形状が従来の
一個の円弧だけではなく、一個の半円弧１１と所定長さ
の垂直直線１２との複合形状で形成されている。
し、詳しくは一例として図２及び図４に示す如く、Ｖ形
リブ６のリブ底１０形状は、半径Ｒの半円弧１１と、そ
の半円弧１１の両端にて半円弧に接し且つリブ側面の傾
斜直線１３と交わるリブピッチ方向と垂直な長さＸの垂
直直線１２とから形成されており、リブ底形状が従来の
一個の円弧だけではなく、一個の半円弧１１と所定長さ
の垂直直線１２との複合形状で形成されている。
【００１３】またＶ形リブ６の他の実施例として、図３
及び図５に示す如く、Ｖ形リブ６のリブ底２０形状は、
左右両側に半径Ｒの円弧２２、２２を有し、その間を水
平直線２１又は大円弧で結んだものと、該円弧２２の他
端にてその円弧２２に接し且つリブ側面の傾斜直線１３
と交わるピッチ方向と垂直な長さＸの垂直直線１２とか
ら形成されており、リブ底形状が従来の水平直線２１の
両端の円弧２２だけでなく、水平直線２１とその両端の
円弧２２及び所定長さの垂直直線１２との複合形状で形
成されている。
及び図５に示す如く、Ｖ形リブ６のリブ底２０形状は、
左右両側に半径Ｒの円弧２２、２２を有し、その間を水
平直線２１又は大円弧で結んだものと、該円弧２２の他
端にてその円弧２２に接し且つリブ側面の傾斜直線１３
と交わるピッチ方向と垂直な長さＸの垂直直線１２とか
ら形成されており、リブ底形状が従来の水平直線２１の
両端の円弧２２だけでなく、水平直線２１とその両端の
円弧２２及び所定長さの垂直直線１２との複合形状で形
成されている。
【００１４】この円弧の半径Ｒは０．１ｍｍ〜１．０ｍ
ｍの範囲にあり、又リブピッチ方向に対し垂直な直線部
分の長さＸは、リブ高さＨの５〜３０％の範囲にあるこ
とが望ましい。ここで円弧の半径Ｒが０．１ｍｍ未満で
は、実質的にリブ底形状を設ける事が困難となり、一
方、Ｒが１．０ｍｍ以上では、リブ側面の傾斜直線部が
短く鳴りすぎてリブプーリとの接触面積が不足する。
ｍの範囲にあり、又リブピッチ方向に対し垂直な直線部
分の長さＸは、リブ高さＨの５〜３０％の範囲にあるこ
とが望ましい。ここで円弧の半径Ｒが０．１ｍｍ未満で
は、実質的にリブ底形状を設ける事が困難となり、一
方、Ｒが１．０ｍｍ以上では、リブ側面の傾斜直線部が
短く鳴りすぎてリブプーリとの接触面積が不足する。
【００１５】又、リブ底の垂直直線分の長さＸがリブ高
さＨの５％未満では、実質的にリブ底形状が小さすぎて
効果が乏しくなり、一方、Ｘが３０％以上では、ベルト
厚さが必要以上に大きくなり、屈曲性が損なわれる等の
不具合がある。
さＨの５％未満では、実質的にリブ底形状が小さすぎて
効果が乏しくなり、一方、Ｘが３０％以上では、ベルト
厚さが必要以上に大きくなり、屈曲性が損なわれる等の
不具合がある。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係るＶリブドベルトは、ベルト
のリブ底形状を一個の半円弧とその半円弧に接し且つＶ
形リブ側面の傾斜直線と交わる垂直直線との複合形状、
或いは左右両側に四分の一円弧を有し、その間を水平直
線又は大円弧で結び、該円弧の他端にてその円弧に接し
且つＶ形リブ側面の傾斜直線と交わる垂直直線との複合
形状とすることにより、リブ底形状が大きくなり研磨屑
の完全除去が可能となり、たとえ研磨屑がリブ底にたま
ってもプーリ先端がリブ底に達しないため研磨屑に起因
する粘着発音を防止できる。更に、リブ底形状が大きく
なることにより屈曲性および注水時の水はけ性が改善さ
れ、ベルト張力を維持し効率的な動力伝達力を保持しう
るＶリブドベルトが得られる。
のリブ底形状を一個の半円弧とその半円弧に接し且つＶ
形リブ側面の傾斜直線と交わる垂直直線との複合形状、
或いは左右両側に四分の一円弧を有し、その間を水平直
線又は大円弧で結び、該円弧の他端にてその円弧に接し
且つＶ形リブ側面の傾斜直線と交わる垂直直線との複合
形状とすることにより、リブ底形状が大きくなり研磨屑
の完全除去が可能となり、たとえ研磨屑がリブ底にたま
ってもプーリ先端がリブ底に達しないため研磨屑に起因
する粘着発音を防止できる。更に、リブ底形状が大きく
なることにより屈曲性および注水時の水はけ性が改善さ
れ、ベルト張力を維持し効率的な動力伝達力を保持しう
るＶリブドベルトが得られる。
【図１】本発明に係るＶリブドベルトの部分斜視図であ
る。
る。
【図２】図１のＸ−Ｘ方向の切断断面図てある。
【図３】本発明に係るＶリブドベルトの変形実施例の図
２相当図である。
２相当図である。
【図４】図２の一点斜線部内のリブ底拡大断面図であ
る。
る。
【図５】図３の一点斜線部内のリブ底拡大断面図であ
る。
る。
【図６】従来のＶリブドベルトの図４相当図である。
１ Ｖリブドベルト ２ 接着ゴム層 ３ 抗張体ロープ ５ 圧縮ゴム層 ６ Ｖ形リブ １０ リブ底 １１ 半円弧 １２ リブ底垂直直線 １３ リブ側面傾斜直線 ２０ リブ底 ２１ リブ底水平直線 ２２ 円弧 Ｈ リブ高さ Ｘ リブ底垂直直線長さ Ｒ 円弧径
Claims (4)
- 【請求項１】 接着ゴム層内に抗張体ロープをスパイラ
ル状に埋設した抗張体層の下面側に、ベルト長手方向に
延出する複数のＶ形リブを一体的に配置してなるＶリブ
ドベルトにおいて、該Ｖ形リブのリブ底には１つの半円
弧と、その半円弧の両端にてその半円弧に接し且つＶ形
リブ側面の傾斜直線と交わる所定長さの垂直直線とを有
することを特徴とするＶリブドベルト。 - 【請求項２】 接着ゴム層内に抗張体ロープをスパイラ
ル状に埋設した抗張体層の下面側に、ベルト長手方向に
延出する複数のＶ形リブを一体的に配置してなるＶリブ
ドベルトにおいて、該Ｖ形リブのリブ底には左右両側に
四分の一円弧を有し、その間を水平直線又は大円弧で結
んだものと、該円弧の他端にてその円弧に接し且つＶ形
リブ側面の傾斜直線と交わる所定長さの垂直直線とを有
することを特徴とするＶリブドベルト。 - 【請求項３】 リブ底の円弧の半径Ｒは、０．１〜１．
０ｍｍの範囲にある請求項１又は２のいずれかに記載の
Ｖリブドベルト。 - 【請求項４】 リブ底の垂直直線の長さは、リブ高さの
５〜３０％の範囲にある請求項１又は２のいずれかに記
載のＶリブドベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9145595A JPH08261292A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | Ｖリブドベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9145595A JPH08261292A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | Ｖリブドベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08261292A true JPH08261292A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14026849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9145595A Pending JPH08261292A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | Ｖリブドベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08261292A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046392A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Honda Motor Co Ltd | Ｖリブドベルト、プーリおよびベルト式動力伝達装置 |
| CN109974363A (zh) * | 2017-12-27 | 2019-07-05 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷式冰箱 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP9145595A patent/JPH08261292A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046392A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Honda Motor Co Ltd | Ｖリブドベルト、プーリおよびベルト式動力伝達装置 |
| CN109974363A (zh) * | 2017-12-27 | 2019-07-05 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷式冰箱 |
| CN109974363B (zh) * | 2017-12-27 | 2024-04-19 | 海尔智家股份有限公司 | 风冷式冰箱 |
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